JPH08313630A - 水中探知装置および傾き検知装置 - Google Patents

水中探知装置および傾き検知装置

Info

Publication number
JPH08313630A
JPH08313630A JP14955395A JP14955395A JPH08313630A JP H08313630 A JPH08313630 A JP H08313630A JP 14955395 A JP14955395 A JP 14955395A JP 14955395 A JP14955395 A JP 14955395A JP H08313630 A JPH08313630 A JP H08313630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transducer
tilt angle
inclination angle
angle
measuring means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14955395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Fujimoto
博康 藤本
Yoshinari Yoshida
善成 吉田
Tokihiko Hamada
時彦 浜田
Yoshiki Tominaga
義樹 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP14955395A priority Critical patent/JPH08313630A/ja
Publication of JPH08313630A publication Critical patent/JPH08313630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置関係を高い信頼性でもって高精度に補正
する。 【構成】 船底に取り付けられた送受波器1と、送受波
器1の基準面に対する任意のチルト角で送受波された超
音波を用いて送受波器を中心とした所定領域の水平距離
および深度からなる位置関係を求め、この位置関係を垂
直断面画ビデオメモリ9aやPPI画ビデオメモリ16
を介して表示する表示器19等と、送受波器1のロール
方向およびピッチ方向の傾斜角を求め、この傾斜角を基
にして位置関係を補正する表示系制御部12とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受波器の傾斜角を求
めて補正しながら水中を探知する水中探知装置および船
底に設置される送受波器等の傾斜角を求める傾き検知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキャニングソナー等の水中探知装置
は、超音波を基準面に対して任意のチルト角で送受波可
能な送受波器を有している。この送受波器は、基準面が
水面に平行となるように船底に取り付けられており、水
中探知装置は、所定のチルト角で超音波を送受波したと
きの検出距離を基に、送受波器からの水平距離と、この
水平距離における深度とを求め、船体を中心とした所定
領域の水底や魚群の位置関係を表示するようになってい
る。
【0003】ところで、水中探知装置は、上記の位置関
係を高精度に検出できることが望ましいが、例えば積載
物の偏りにより船体が傾斜すると、船体と共に送受波器
が傾斜するため、送受波器の基準面と水面との平行度が
崩れ、基準面のチルト角では水面を基準とした水平距離
および深度からなる位置関係を高精度に求めることがで
きなくなる。従って、従来は、ロール方向およびピッチ
方向に対する船体の傾斜角が船員の目測により求めら
れ、この傾斜角が水中探知装置に入力されることによっ
て、上記の位置関係が補正されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように船体の傾斜角を船員の目測により求めて手動
で入力すると、船員の体調や個人差により大きな測定誤
差が傾斜角に含まれたり、傾斜角の入力ミスが発生する
ことがあるため、位置関係を高い信頼性でもって高精度
に補正することができないという問題がある。
【0005】従って、本発明においては、位置関係を高
い信頼性でもって高精度に補正することができる水中探
知装置を提供することを第1の目的とし、船体の傾斜角
を正確に求めることができる傾き検知装置を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1の発明は、船底に取り付けられた送受波器
と、上記送受波器で送受波された超音波を用いて送受波
器を中心とした所定領域の水平距離および深度からなる
位置関係を求めて表示する領域表示手段と、上記送受波
器の基準面に対するロール方向およびピッチ方向の傾斜
角を求める傾斜角測定手段と、上記傾斜角を基にして上
記位置関係を補正する補正手段とを有していることを特
徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の上記傾斜角
測定手段が、水底が平坦であるときに、上記領域表示手
段で得られる水平距離および深度を用いてロール方向お
よびピッチ方向における2点間の検査距離と深度差とを
求め、これら検査距離と深度差とを基にして上記傾斜角
を求めるようになっていることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の上記傾斜角
測定手段が、送受波器を中心として左右位置にそれぞれ
存在する位置を上記2点とするようになっていることを
特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項2の上記傾斜角
測定手段が、送受波器を中心として左右それぞれ所定角
度のチルト角で超音波を送受波したときの位置を上記2
点とするようになっていることを特徴としている。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の上記傾斜角
測定手段が、上記送受波器に対して水平方向に超音波を
送受波することにより上記傾斜角を求めるようになって
いることを特徴としている。
【0011】請求項6の発明は、請求項1の上記傾斜角
測定手段が、角速度センサからなる角度検知手段を有し
ており、該角速度センサからの角速度信号を基にして上
記傾斜角を求めるようになっていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項7の発明は、請求項1の上記傾斜角
測定手段が、電解液に浸漬された電極からなる角度検知
手段を有しており、該電極の静電容量を基にして上記傾
斜角を求めるようになっていることを特徴としている。
【0013】請求項8の発明は、請求項1の上記傾斜角
測定手段が、中間部が回動自在に支持され、下端に重錘
が設けられた支持部材と、該支持部材の上端が接続さ
れ、該支持部材の回動量に応じた抵抗値に変化する摺動
抵抗器とを備えた角度検知手段を有しており、上記摺動
抵抗器の抵抗値を基にして上記傾斜角を求めるようにな
っていることを特徴としている。
【0014】請求項9の発明は、請求項6、7、または
8の上記角度検知手段が上記送受波器内に設けられてい
ることを特徴としている。
【0015】請求項10の発明は、船底に取り付けられ
た送受波器と、水底が平坦であるときに、上記送受波器
より任意のチルト角で送受波された超音波を用いてロー
ル方向およびピッチ方向における2点間の検査距離と深
度差とを求め、これら検査距離と深度差とを基にして上
記送受波器のロール方向およびピッチ方向の傾斜角を求
める傾斜角測定手段とを有していることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】請求項1ないし請求項9の構成によれば、傾斜
角測定手段がロール方向およびピッチ方向の傾斜角を測
定し、この傾斜角に基づいて補正手段が送受波器を中心
とした所定領域の水平距離および深度からなる位置関係
を補正するようになっているため、従来のように傾斜角
を船員の目測により求めて手動で入力していた場合のよ
うに、船員の体調や個人差による大きな測定誤差や入力
ミスが発生することがなく、位置関係を高い信頼性でも
って高精度に補正することができる。
【0017】また、請求項2ないし請求項5の構成によ
れば、送受波器で送受波される超音波により傾斜角を求
めており、請求項9の構成によれば、送受波器内に傾斜
角測定手段が設けられている。従って、これらの請求項
2〜5、9の構成によれば、送受波器の傾斜角が直接的
に測定されることになるため、送受波器が船体に対して
設計通りに取り付けられていない場合でも、送受波器の
ロール方向およびピッチ方向の傾斜角を正確に求めるこ
とができ、位置関係を一層高精度に補正することができ
る。
【0018】また、請求項5ないし請求項9の構成によ
れば、傾斜角測定手段が水面を基準として傾斜角を求め
ることになるため、水底の状態に拘らず常に傾斜角を求
めて補正することができる。
【0019】また、請求項10の構成によれば、傾斜角
測定手段により傾斜角を求めることができるため、従来
のように船員の目測により傾斜角が求められていた場合
のように、船員の体調や個人差による大きな測定誤差が
生じることがなく、傾斜角を高い信頼性でもって高精度
に得ることができる。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1ないし図7を用い
て説明する。本実施例に係る水中探知装置は、図1に示
すように、船底に取り付けられた送受波器1を有してい
る。送受波器1は、超音波の送波および受波を行う複数
の振動子をアレイ状に有しており、各振動子の受波信号
に対して隣接する振動子間で一定の遅延量または移相量
を付与し、特定方向からのエコー信号に対して各振動子
の受波信号を揃わせることによって、特定方向の受波ビ
ームを形成するようになっている。これにより、送受波
器1は、振動子の配設面を基準面とした任意のチルト角
で超音波を送受波できるようになっており、水中探知装
置は、スキャニングソナーとしての機能を有するように
なっている。
【0021】上記の送受波器1は、送受波器旋回機構部
2に旋回可能に取り付けられている。送受波器旋回機構
部2は、後述の表示系制御部12により送受波器駆動部
2aを介して制御されることによって、送受波器1の旋
回角度を制御するようになっている。また、送受波器1
は、送信部3および受信部4に接続されており、送信部
3は、送受波器1に対して超音波送信用の駆動信号を供
給するようになっている。一方、受信部4は、送受波器
1で受信された受波信号を増幅・検波すると共に、各検
波信号に所定の遅延量を付与するようになっている。
【0022】上記の受信部4は、受波信号をアナログ値
からデジタル値に変換するA/D変換部6を介してバッ
ファメモリ7に接続されている。バッファメモリ7は、
デジタル値に変換された受波信号を極座標系データとし
て格納するようになっており、極座標系データを座標変
換部8(領域表示手段)、垂直断面画ビデオメモリ9a
(領域表示手段)、および垂直断面画メモリ9(領域表
示手段)に対して出力するようになっている。また、座
標変換部8は、極座標系データを直交座標系データに変
換するようになっており、変換後の直交座標系データを
垂直断面画ビデオメモリ9aおよび垂直断面画メモリ9
に対して出力するようになっている。
【0023】上記の垂直断面画ビデオメモリ9aは、後
述の表示系制御部12からの補正値により直交座標系デ
ータが補正されるようになっており、補正された直交座
標系データをビデオ信号変換部18(領域表示手段)に
出力するようになっている。そして、ビデオ信号変換部
18は、補正された直交座標系データに基づいて色分け
した垂直断面画を表示器19(領域表示手段)に表示さ
せるようになっている。一方、垂直断面画メモリ9は、
1垂直断面分の直交座標系データが深度方向(2次元配
列のデータ群の上下方向)の1ライン毎にサンプリング
回路10(領域表示手段)により読み出されるようにな
っており、サンプリング回路10は、1ライン中の直交
座標系データの最大値を検出し、最大値を示す直交座標
系データのアドレス値を水底データメモリ11(領域表
示手段)に深度データとして出力するようになってい
る。
【0024】上記の水底データメモリ11は、表示系制
御部12(領域表示手段、傾斜角測定手段)に接続され
ている。表示系制御部12は、操作部13で設定入力さ
れた各種データや水底データメモリ11からの深度デー
タ等を格納するメモリ12aを有しており、メモリ12
a内の旋回範囲や深度等の設定データを送受信系制御部
5に対して出力するようになっている。そして、送受信
系制御部5は、設定データに基づいて送信部3および受
信部4を制御すると共に、A/D変換部6、バッファメ
モリ7、および座標変換部8を同期させるようにクロッ
ク信号を出力するようになっている。
【0025】また、表示系制御部12は、傾斜角測定ル
ーチンを実行することよって、1垂直断面の深度データ
中の2点間の距離と深度差とを用いてロール方向および
ピッチ方向の傾斜角を求めるようになっており、これら
の傾斜角に基づいた補正値をメモリ12aの深度データ
に付加して補正するようになっている。これにより、水
中探知装置は、表示系制御部12が傾斜角測定ルーチン
を実行することによって、送受波器1や船体の傾きを検
知する傾き検知装置としての機能も有するようになって
いる。さらに、表示系制御部12は、補正値を上述の垂
直断面画ビデオメモリ9aに出力することによって、垂
直断面画ビデオメモリ9a内の直交座標系データも補正
するようになっている。
【0026】尚、ロール方向およびピッチ方向の傾斜角
に基づく補正値は、船員が操作部13を介して指令した
ときに更新されるようになっていても良いし、ロール方
向またはピッチ方向の1垂直断面の深度データが得られ
たときに、これらの深度データから水底が平坦であると
判断された場合に更新されるようになっていても良い。
【0027】上記の表示系制御部12は、補正された深
度データをPPI画描画部14(領域表示手段)に出力
するようになっていると共に、文字データや記号データ
を文字・記号描画部15に出力するようになっている。
これらのPPI画描画部14および文字・記号描画部1
5は、PPI画ビデオメモリ16(領域表示手段)およ
び文字・記号画ビデオメモリ17にそれぞれ接続されて
いる。これらのビデオメモリ16・17は、上述のビデ
オ信号変換部18を介して表示器19に接続されてお
り、表示器19に対して色分けされたPPI画を表示さ
せるようになっていると共に、文字や記号を表示させる
ようになっている。そして、これらのPPI画ビデオメ
モリ16および文字・記号画ビデオメモリ17には、ビ
デオクロック部20からのクロック信号が供給されるよ
うになっており、ビデオクロック部20は、上述の垂直
断面画メモリ9、サンプリング回路10、および表示器
19にもクロック信号を供給するようになっている。
【0028】上記の構成において、水中探知装置の動作
について説明する。平坦な水底の上方に船が位置する
と、操作部13からの指令や表示系制御部12の判断に
よって、垂直断面画ビデオメモリ9aの直交座標系デー
タおよびメモリ12aの深度データに対する補正値を更
新するように、ロール方向およびピッチ方向の傾斜角が
求められることになる。具体的には、表示系制御部12
により図2の傾斜角測定ルーチンが実行されることにな
り、超音波がロール方向に送受波されるように、送受波
器1が所定の旋回角に固定された後(S1)、傾斜角算
出サブルーチンが実行されることになる(S2)。
【0029】即ち、図3に示すように、送受波器1の基
準面に対するチルト角が検出されながら、超音波が送受
波されることになる(S10)。送受波器1で受波され
た超音波は、受信部4を介してA/D変換部6に入力さ
れ、A/D変換部6でデジタル値に変換された後、極座
標系データとしてバッファメモリ7を介して座標変換部
8に出力されることになる。そして、この極座標系デー
タは、座標変換部8で直交座標系データに変換された
後、垂直断面画ビデオメモリ9aおよび垂直断面画メモ
リ9に出力されることになる。
【0030】垂直断面画メモリ9において1垂直断面分
の直交座標系データが2次元配列のデータ群として格納
されると、これらのデータ群の上下方向に1ライン分の
直交座標系データがサンプリング回路10により読み出
され、1ライン中の最大値を示す直交座標系データのア
ドレス値が水底データメモリ11に深度データとして格
納されることになる。
【0031】上記の深度データは、表示系制御部12に
より読み出されてメモリ12aに格納された後、図4の
論理イメージから図5のエコーイメージに展開されるこ
とになる(S11)。そして、送受波器1を中心Oとし
て左右対象位置を求めるように、水平距離OP(w1
・OQ(w2 )が等しくなる検査位置P・Qが求められ
た後、これらの検査位置P・Qで示される2点間の検査
距離PQ(w1 +w2)と2点の深度PP’(d1 )・
QQ’(d2 )とが求められることになる(S12)。
この後、2点間の深度差(Δd=d1 −d2 )が求めら
れ(S13)、S2〜S5までの実行がN回繰り返され
た後(S14)、深度差(Δd)の平均値(Δdmean
が求められることになる(S15)。そして、平均値
(Δdmean)と検査距離(w1 +w2 )とを基に、ロー
ル方向の傾斜角θr=tan-1(Δdmean/(w1 +w
2 ))が求められることになる(S16)。
【0032】S16の実行により傾斜角算出サブルーチ
ンが終了すると、図2に示すように、ピッチ方向に超音
波が送受波されるように、送受波器1が90°旋回され
ることになる(S3)。この後、上述の傾斜角算出サブ
ルーチンが再実行されることによって、ピッチ方向の傾
斜角θp=tan-1(Δdmean/(w1 +w2 ))が求
められることになる(S4)。
【0033】上記のようにしてロール方向の傾斜角θr
およびピッチ方向の傾斜角θpが求められると、これら
の傾斜角θr・θpを用いて水平方向の各位置における
補正値が求められ、これらの補正値によりメモリ12a
の深度データおよび垂直断面画ビデオメモリ9aの直交
座標系データが補正されることになる。これにより、表
示器19は、ロール方向およびピッチ方向に補正された
PPI画および/または垂直断面画を表示することにな
る。
【0034】尚、本実施例においては、送受波器1から
検査位置P・Qまでの水平距離OP(w1 )・OQ(w
2 )が等しい地点(左右対象位置)における深度PP’
(d1 )・QQ’(d2 )を基にして傾斜角θが求めら
れるようになっているが、これに限定されることはな
く、任意の検査位置P・Q(左右方向の他、左方向およ
び右方向の何れか一方向のみであっても良い)における
2点間の水平距離OP(w1 )・OQ(w2 )と深度P
P’(d1 )・QQ’(d2 )とを用いて傾斜角θが求
められるようになっていれば良い。
【0035】さらに、本実施例においては、検査位置P
・Qを基準として傾斜角θが求められるようになってい
るが、これに限定されることもなく、送受波器1の基準
面に対する超音波のチルト角を基準として傾斜角θが求
められるようになっていても良い。
【0036】即ち、図6に示すように、送受波器1の基
準面に対する垂線を中心として左右等角度のチルト角
(90°±α°)を設定した場合、チルト角(90°+
α°)においては、深度がQQ’=OT’=OQ’co
sαで示され、水平距離がOQ=T’Q’=OQ’si
nαで示される一方、チルト角(90°−α°)におい
ては、深度がPP’=OT =OP’cosαで示さ
れ、水平距離がOP=TP’=OP’sinαで示され
ることから、これらの水平距離および深度を用いて
(1)式のように傾斜角θを求めるようになっていても
良い。
【0037】 θ = tan-1SP’/SQ’ = tan-1(QQ’−PP’)/(P’Ttan-1+T’Q’) = tan-1(OQ’cosα − OP’cosα) /(OP’sinα + OP’sinα) … (1)
【0038】さらに、本実施例においては、送受波器1
の基準面に対して水平方向に超音波を送受波することに
よって、傾斜角θが求められるようになっていても良
い。即ち、送受波器1から水平方向に超音波を送受波し
たときに、図7に示すように、船体が水面に対して傾斜
していると、海面反射を捕らえることができることに着
目し、(2)式のように傾斜角θを求めるようになって
いても良い。
【0039】 θ = tan-1PP’/OP’ = tan-1QQ’/OQ’ = tan-1QT/PT = tan-1(PP’+QQ’)/(OP’+OQ’) … (2)
【0040】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図8な
いし図13を用いて説明する。尚、実施例1と同一の部
材には、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0041】本実施例に係る水中探知装置は、図8に示
すように、ロール方向およびピッチ方向に配設されたロ
ール用角度センサ22(角度検知手段)およびピッチ用
角度センサ23(角度検知手段)と、これらの角度セン
サ22・23に接続され、ロール方向およびピッチ方向
の傾斜角θr・θpを求める傾斜角算出器30とを有し
ている。ロール用角度センサ22およびピッチ用角度セ
ンサ23は、図9に示すように、振動子21に固設され
た加速度センサ22a・23a(角速度センサ)からな
っており、送受波器1がロール方向およびピッチ方向に
船体と共にそれぞれ傾斜したときに、傾斜に伴う角速度
を示す角速度信号を出力するようになっている。
【0042】上記のロール用角度センサ22およびピッ
チ用角度センサ23は、図8に示すように、A/D変換
回路24a・24aを介してCPU回路25に接続され
ている。A/D変換回路24a・24aは、角度センサ
22・23からの角速度信号をデジタル値に変換して角
速度データとしてCPU回路25に出力するようになっ
ている。CPU回路25は、内部設定スイッチ26の指
示信号を基にして動作を実行するようになっており、例
えばテストモード、ロール方向およびピッチ方向の傾斜
角θr・θpを算出して出力する運転モードを実行する
ようになっている。即ち、運転モードを実行した場合に
は、ロール方向およびピッチ方向の角速度データをA/
D変換回路24a・24aから取得し、これらの角速度
データを積分することによりロール方向およびピッチ方
向の傾斜角θr・θpを算出して出力するようになって
いる。
【0043】上記のCPU回路25は、傾斜角θr・θ
pの出力データをそれぞれ出力するように、2系統の信
号出力系28・29を有している。各出力系28・29
は、傾斜角θr・θpをデジタル値の状態で出力するデ
ジタル信号系28b・29bと、D/A変換器27によ
りアナログ信号の状態で出力するアナログ信号系28a
・29aとからなっており、デジタル信号系28b・2
9bは、図10に示すように、表示系制御部12に接続
され、表示系制御部12に対して傾斜角θr・θpの出
力データを出力するようになっている。そして、表示系
制御部12は、入力された傾斜角θr・θpを用いて各
位置における補正値を求め、これらの補正値によりメモ
リ12aの深度データおよび垂直断面画ビデオメモリ9
aの直交座標系データを補正するようになっている。そ
の他の構成は、実施例1と同一である。
【0044】上記の構成において、水中探知装置の動作
について説明する。図11に示すように、送受波器1が
船体と共に傾斜すると、図8に示すように、ロール用角
度センサ22およびピッチ用角度センサ23は、ロール
方向およびピッチ方向の傾斜に伴う角速度を示す角速度
信号を出力することになる。これらの角速度信号は、A
/D変換回路24a・24aを介してCPU回路25に
入力され、CPU回路25においてロール方向およびピ
ッチ方向の傾斜角θr・θpの算出に用いられることに
なる。そして、算出された傾斜角θr・θpは、図10
に示すように、表示系制御部12に出力されることにな
り、表示系制御部12は、これらの傾斜角θr・θpを
用いて各位置における補正値を求め、これらの補正値に
よりメモリ12aの深度データおよび垂直断面画ビデオ
メモリ9aの直交座標系データを補正することになる。
その他の動作は、実施例1と同一である。
【0045】尚、本実施例におけるロール用角度センサ
22およびピッチ用角度センサ23は、振動子21に固
設された加速度センサ22a・23aからなっている
が、これに限定されることはなく、図12(a)・
(b)に示すように、電解液31に浸漬された一対の電
極32・32からなっていても良い。この構成によれ
ば、送受波器1が船体と共に傾斜すると、図13に示す
ように、電極32と電解液31との接触面積が変化する
ため、接触面積の変化に伴う静電容量の変化をロール方
向およびピッチ方向の傾斜角θr・θpに対応させて得
ることが可能になる。
【0046】〔実施例3〕本発明の他の実施例を図14
を用いて説明する。尚、実施例2と同一の部材には、同
一の符号を付記してその説明を省略する。
【0047】本実施例に係る水中探知装置は、図14に
示すように、ロール方向およびピッチ方向の傾斜角θr
・θpをそれぞれ検出するように送受波器1内に設けら
れた角度検知器40・40(角度検知手段)を有してい
る。これらの角度検知器40は、中間部が回動自在に支
持され、下端に重錘41が設けられた導電性の支持部材
42と、支持部材42の上端が接続され、支持部材42
の回動量に応じた抵抗値に変化する摺動抵抗器43とを
有している。摺動抵抗器43は、一端部が接地されてい
る一方、他端部が電源44に接続されており、支持部材
42は、抵抗値と共に変化する電気量(電圧、電流)を
検出するようになっている。そして、支持部材42は、
実施例2の同一構成の傾斜角算出器30に接続されてお
り、傾斜角算出器30は、電気量を基にしてロール方向
およびピッチ方向の傾斜角θr・θpを求めて出力する
ようになっている。その他の構成は、実施例2と同一で
ある。
【0048】上記の構成において、水中探知装置の動作
について説明する。送受波器1が傾斜すると、摺動抵抗
器43が送受波器1と共に傾斜する一方、重錘41が鉛
直方向を維持するため、支持部材42が摺動抵抗器43
に対して回動して摺動抵抗器43の抵抗値を変化させる
ことになる。この抵抗値の変化は、電気量(電圧、電
流)の変化として支持部材42を介して傾斜角算出器3
0に伝達されることになり、傾斜角算出器30は、電気
量を基にしてロール方向およびピッチ方向の傾斜角θr
・θpを算出することになる。その他の動作は、実施例
2と同一である。
【0049】尚、本実施例3の角度検知器40および上
述の実施例2の角度センサ22・23は、送受波器1の
傾斜角を直接的に測定できるように送受波器1内に設け
られていることが望ましいが、船体に取り付けられてい
ても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、以上のように、船底
に取り付けられた送受波器と、上記送受波器で送受波さ
れた超音波を用いて送受波器を中心とした所定領域の水
平距離および深度からなる位置関係を求めて表示する領
域表示手段と、上記送受波器の基準面に対するロール方
向およびピッチ方向の傾斜角を求める傾斜角測定手段
と、上記傾斜角を基にして上記位置関係を補正する補正
手段とを有している構成である。
【0051】これにより、傾斜角測定手段がロール方向
およびピッチ方向の傾斜角を測定し、この傾斜角に基づ
いて補正手段が送受波器を中心とした所定領域の水平距
離および深度からなる位置関係を補正するようになって
いるため、従来のように傾斜角を船員の目測により求め
て手動で入力していた場合のように、船員の体調や個人
差による大きな測定誤差や入力ミスが発生することがな
く、位置関係を高い信頼性でもって高精度に補正するこ
とができるという効果を奏する。
【0052】請求項2の発明は、以上のように、請求項
1の上記傾斜角測定手段が、水底が平坦であるときに、
上記領域表示手段で得られる水平距離および深度を用い
てロール方向およびピッチ方向における2点間の検査距
離と深度差とを求め、これら検査距離と深度差とを基に
して上記傾斜角を求めるようになっている構成である。
【0053】これにより、請求項1の効果に加えて、送
受波器の傾斜角を直接的に測定することになるため、送
受波器が船体に対して設計通りに取り付けられていない
場合でも、送受波器のロール方向およびピッチ方向の傾
斜角を正確に求めることができ、位置関係を一層高精度
に補正することができるという効果を奏する。
【0054】請求項3の発明は、以上のように、請求項
2の上記傾斜角測定手段が、送受波器を中心として左右
位置にそれぞれ存在する位置を上記2点とするようにな
っている構成である。これにより、請求項2の効果と同
様に、送受波器のロール方向およびピッチ方向の傾斜角
を正確に求めることができ、位置関係を一層高精度に補
正することができるという効果を奏する。
【0055】請求項4の発明は、以上のように、請求項
2の上記傾斜角測定手段が、送受波器を中心として左右
それぞれ所定角度のチルト角で超音波を送受波したとき
の位置を上記2点とするようになっている構成である。
これにより、請求項2の効果と同様に、送受波器のロー
ル方向およびピッチ方向の傾斜角を正確に求めることが
でき、位置関係を一層高精度に補正することができると
いう効果を奏する。
【0056】請求項5の発明は、以上のように、請求項
1の上記傾斜角測定手段が、上記送受波器に対して水平
方向に超音波を送受波することにより上記傾斜角を求め
るようになっている構成である。
【0057】これにより、請求項1の効果に加えて、送
受波器の傾斜角を直接的に測定することになるため、送
受波器が船体に対して設計通りに取り付けられていない
場合でも、送受波器のロール方向およびピッチ方向の傾
斜角を正確に求めることができ、位置関係を一層高精度
に補正することができる。さらに、傾斜角測定手段が水
面を基準として傾斜角を求めるようになっているため、
水底の状態に拘らず常に傾斜角を求めて補正することが
できるという効果を奏する。
【0058】請求項6の発明は、以上のように、請求項
1の上記傾斜角測定手段が、角速度センサからなる角度
検知手段を有しており、該角速度センサからの角速度信
号を基にして上記傾斜角を求めるようになっている構成
である。
【0059】これにより、請求項1の効果に加えて、角
度検知手段が角速度センサからなっているため、角度検
知手段を小型化して送受波器内に容易に収容させること
ができるという効果を奏する。
【0060】請求項7の発明は、以上のように、請求項
1の上記傾斜角測定手段が、電解液に浸漬された電極か
らなる角度検知手段を有しており、該電極の静電容量を
基にして上記傾斜角を求めるようになっている構成であ
る。
【0061】これにより、請求項1の効果に加えて、角
度検知手段が電解液に浸漬された電極からなっているた
め、角度検知手段を小型化して送受波器内に容易に収容
させることができるという効果を奏する。
【0062】請求項8の発明は、以上のように、請求項
1の上記傾斜角測定手段が、中間部が回動自在に支持さ
れ、下端に重錘が設けられた支持部材と、該支持部材の
上端が接続され、該支持部材の回動量に応じた抵抗値に
変化する摺動抵抗器とを備えた角度検知手段を有してお
り、上記摺動抵抗器の抵抗値を基にして上記傾斜角を求
めるようになっている構成である。
【0063】これにより、請求項1の効果と同様に、船
員の体調や個人差による大きな測定誤差や入力ミスが発
生することがなく、位置関係を高い信頼性でもって高精
度に補正することができるという効果を奏する。
【0064】請求項9の発明は、以上のように、請求項
6、7、または8の上記角度検知手段が送受波器内に設
けられている構成である。
【0065】これにより、請求項1の効果に加えて、送
受波器の傾斜角を直接的に測定することになるため、送
受波器が船体に対して設計通りに取り付けられていない
場合でも、送受波器のロール方向およびピッチ方向の傾
斜角を正確に求めることができ、位置関係を一層高精度
に補正することができる。さらに、傾斜角測定手段が水
面を基準として傾斜角を求めるようになっているため、
水底の状態に拘らず常に傾斜角を求めて補正することが
できるという効果を奏する。
【0066】請求項10の発明は、以上のように、船底
に取り付けられた送受波器と、水底が平坦であるとき
に、上記送受波器より任意のチルト角で送受波された超
音波を用いてロール方向およびピッチ方向における2点
間の検査距離と深度差とを求め、これら検査距離と深度
差とを基にして上記送受波器のロール方向およびピッチ
方向の傾斜角を求める傾斜角測定手段とを有している構
成である。
【0067】これにより、傾斜角測定手段により傾斜角
を求めることができるため、従来のように傾斜角を船員
の目測により求めていた場合のように、船員の体調や個
人差による大きな測定誤差が生じることがなく、傾斜角
を高い信頼性でもって高精度に得ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水中探知装置のブロック図である。
【図2】傾斜角測定ルーチンのフローチャートである。
【図3】傾斜角算出サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】論理イメージを示す説明図である。
【図5】エコーイメージを示す説明図である。
【図6】エコーイメージを示す説明図である。
【図7】論理イメージを示す説明図である。
【図8】傾斜角算出器のブロック図である。
【図9】角度センサの斜視図である。
【図10】水中探知装置のブロック図である。
【図11】船体が傾斜した状態を示す説明図である。
【図12】角度センサを示すものであり、(a)は平面
図、(b)は(a)のX−X線矢視断面図である。
【図13】角度センサが傾斜した状態を示す説明図であ
る。
【図14】角度センサの概略構成図である。
【符号の説明】
1 送受波器 2 送受波器旋回機構部 3 送信部 4 受信部 5 送受信系制御部 9 垂直断面画メモリ 12 表示系制御部 19 表示器 22 ロール用角度センサ 22a 加速度センサ 23a 加速度センサ 30 傾斜角算出器 31 電解液 32 電極 40 傾斜角測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨永 義樹 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船底に取り付けられた送受波器と、 上記送受波器で送受波された超音波を用いて送受波器を
    中心とした所定領域の水平距離および深度からなる位置
    関係を求めて表示する領域表示手段と、 上記送受波器の基準面に対するロール方向およびピッチ
    方向の傾斜角を求める傾斜角測定手段と、 上記傾斜角を基にして上記位置関係を補正する補正手段
    とを有していることを特徴とする水中探知装置。
  2. 【請求項2】 上記傾斜角測定手段は、 水底が平坦であるときに、上記領域表示手段で得られる
    水平距離および深度を用いてロール方向およびピッチ方
    向における2点間の検査距離と深度差とを求め、これら
    検査距離と深度差とを基にして上記傾斜角を求めるよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の水中探知
    装置。
  3. 【請求項3】 上記傾斜角測定手段は、 送受波器を中心として左右位置にそれぞれ存在する位置
    を上記2点とするようになっていることを特徴とする請
    求項2記載の水中探知装置。
  4. 【請求項4】 上記傾斜角測定手段は、 送受波器を中心として左右それぞれ所定角度のチルト角
    で超音波を送受波したときの位置を上記2点とするよう
    になっていることを特徴とする請求項2記載の水中探知
    装置。
  5. 【請求項5】 上記傾斜角測定手段は、 上記送受波器に対して水平方向に超音波を送受波するこ
    とにより上記傾斜角を求めるようになっていることを特
    徴とする請求項1記載の水中探知装置。
  6. 【請求項6】 上記傾斜角測定手段は、 角速度センサからなる角度検知手段を有しており、該角
    速度センサからの角速度信号を基にして上記傾斜角を求
    めるようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    水中探知装置。
  7. 【請求項7】 上記傾斜角測定手段は、 電解液に浸漬された電極からなる角度検知手段を有して
    おり、該電極の静電容量を基にして上記傾斜角を求める
    ようになっていることを特徴とする請求項1記載の水中
    探知装置。
  8. 【請求項8】 上記傾斜角測定手段は、 中間部が回動自在に支持され、下端に重錘が設けられた
    支持部材と、該支持部材の上端が接続され、該支持部材
    の回動量に応じた抵抗値に変化する摺動抵抗器とを備え
    た角度検知手段を有しており、上記摺動抵抗器の抵抗値
    を基にして上記傾斜角を求めるようになっていることを
    特徴とする請求項1記載の水中探知装置。
  9. 【請求項9】 上記角度検知手段が上記送受波器内に設
    けられていることを特徴とする請求項6、7、または8
    記載の水中探知装置。
  10. 【請求項10】 船底に取り付けられた送受波器と、 水底が平坦であるときに、上記送受波器より任意のチル
    ト角で送受波された超音波を用いてロール方向およびピ
    ッチ方向における2点間の検査距離と深度差とを求め、
    これら検査距離と深度差とを基にして上記送受波器のロ
    ール方向およびピッチ方向の傾斜角を求める傾斜角測定
    手段とを有していることを特徴とする傾き検知装置。
JP14955395A 1995-05-23 1995-05-23 水中探知装置および傾き検知装置 Pending JPH08313630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14955395A JPH08313630A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 水中探知装置および傾き検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14955395A JPH08313630A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 水中探知装置および傾き検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08313630A true JPH08313630A (ja) 1996-11-29

Family

ID=15477685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14955395A Pending JPH08313630A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 水中探知装置および傾き検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08313630A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102183756A (zh) * 2011-01-25 2011-09-14 中国船舶重工集团公司第七一五研究所 基于底跟踪的saa和dpca联合运动补偿方法
CN110595436A (zh) * 2019-10-17 2019-12-20 珠海格力电器股份有限公司 电器设备及其倾斜角度检测装置
WO2020105285A1 (ja) * 2018-11-19 2020-05-28 古野電気株式会社 水中探知装置および画像信号生成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102183756A (zh) * 2011-01-25 2011-09-14 中国船舶重工集团公司第七一五研究所 基于底跟踪的saa和dpca联合运动补偿方法
WO2020105285A1 (ja) * 2018-11-19 2020-05-28 古野電気株式会社 水中探知装置および画像信号生成方法
CN110595436A (zh) * 2019-10-17 2019-12-20 珠海格力电器股份有限公司 电器设备及其倾斜角度检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7369459B2 (en) Forward-looking sonar and underwater image display system
AU760693B2 (en) Method for producing a 3D image
US4815045A (en) Seabed surveying apparatus for superimposed mapping of topographic and contour-line data
US6285628B1 (en) Swept transit beam bathymetric sonar
CN111238382B (zh) 船舶高度测量方法和船舶高度测量装置
EP0624253A1 (en) Feature location and display apparatus
JPH10325871A (ja) ナローマルチビーム深浅測量システム
US4052693A (en) Depth sounder
Godin The calibration of shallow water multibeam echo-sounding systems
EP0685076A1 (en) Signal processing system and method for use in multi beam sensing systems
JPH10123247A (ja) リアルタイム水中施工管理方法
JPH08313630A (ja) 水中探知装置および傾き検知装置
US3978726A (en) Fluid current meter
JP2001356015A (ja) 波浪計測システム
CN211147588U (zh) 船舶高度测量装置
US3827022A (en) Induced doppler sonar
JPH04357487A (ja) サイドルッキングソナー
JP6420676B2 (ja) 超音波診断装置
JP4211218B2 (ja) 目標判別方法
JP2931881B2 (ja) 表示装置
JPH0375580A (ja) 海底地形図作成装置
JP3399758B2 (ja) 航法支援装置
US4524615A (en) Method and system for measuring the speed of a ship
USRE30900E (en) Fluid current meter
JP6994808B2 (ja) 船体速度測定装置及び船体速度測定プログラム