JPH08312461A - スターリンエンジン用燃焼器 - Google Patents
スターリンエンジン用燃焼器Info
- Publication number
- JPH08312461A JPH08312461A JP7115802A JP11580295A JPH08312461A JP H08312461 A JPH08312461 A JP H08312461A JP 7115802 A JP7115802 A JP 7115802A JP 11580295 A JP11580295 A JP 11580295A JP H08312461 A JPH08312461 A JP H08312461A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- heating tube
- heat pipe
- heat
- combustor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G1/00—Hot gas positive-displacement engine plants
- F02G1/04—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
- F02G1/043—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
- F02G1/053—Component parts or details
- F02G1/055—Heaters or coolers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G1/00—Hot gas positive-displacement engine plants
- F02G1/04—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
- F02G1/043—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gas Burners (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はスターリンエンジン用燃焼器に関
し、加熱用チューブの熱伝達を促進させると共に、加熱
用チューブの腐食防止を可能にしたスターリンエンジン
用燃焼器を実現することを目的とする。 【構成】 空気流入路2と燃料ノズル4を通じて流入さ
れる空気と燃料との混合気体を形成する燃焼室6と、そ
の燃焼室6で形成された混合気体に着火する点火器10
と、排気ガスを外部に排出する排気ガス路14と、燃焼
時に発生する高温の熱を吸収してスターリンエンジン1
2に伝達する熱交換用の加熱用チューブ16と、燃焼室
6とスターリンエンジン12のヘッド部12aとの間に
設けられて高温の燃焼ガスを燃焼ガス路18aを通じて
上記加熱用チューブ16へ熱を伝達することで熱伝達率
を高めると共に加熱用チューブの腐食をも防止する熱管
18から構成される。
し、加熱用チューブの熱伝達を促進させると共に、加熱
用チューブの腐食防止を可能にしたスターリンエンジン
用燃焼器を実現することを目的とする。 【構成】 空気流入路2と燃料ノズル4を通じて流入さ
れる空気と燃料との混合気体を形成する燃焼室6と、そ
の燃焼室6で形成された混合気体に着火する点火器10
と、排気ガスを外部に排出する排気ガス路14と、燃焼
時に発生する高温の熱を吸収してスターリンエンジン1
2に伝達する熱交換用の加熱用チューブ16と、燃焼室
6とスターリンエンジン12のヘッド部12aとの間に
設けられて高温の燃焼ガスを燃焼ガス路18aを通じて
上記加熱用チューブ16へ熱を伝達することで熱伝達率
を高めると共に加熱用チューブの腐食をも防止する熱管
18から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリンエンジン用
燃焼器に関する。詳しくは、特に加熱用チューブの熱伝
達を促進させると共に、加熱用チューブの腐食を防ぐこ
とのできるようにしたスターリンエンジン用燃焼器に関
する。
燃焼器に関する。詳しくは、特に加熱用チューブの熱伝
達を促進させると共に、加熱用チューブの腐食を防ぐこ
とのできるようにしたスターリンエンジン用燃焼器に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に従来のスターリンエンジン用燃焼
器は、図3に示すように空気流入路2と、燃料ノズル4
を介して流入された空気と、燃料の混合気体を形成する
燃焼室6と、その燃焼室6に形成された混合気体に着火
させて火炎8を形成する点火器10と、排気ガスを外部
に排出させる排気ガス路14と、混合気体の燃焼により
生じる高温の熱を吸収し、スターリンエンジン12に伝
達する熱交換用の加熱チューブ16とで構成される。
器は、図3に示すように空気流入路2と、燃料ノズル4
を介して流入された空気と、燃料の混合気体を形成する
燃焼室6と、その燃焼室6に形成された混合気体に着火
させて火炎8を形成する点火器10と、排気ガスを外部
に排出させる排気ガス路14と、混合気体の燃焼により
生じる高温の熱を吸収し、スターリンエンジン12に伝
達する熱交換用の加熱チューブ16とで構成される。
【0003】上記の如く構成された従来のスターリンエ
ンジン用燃焼器は、燃焼室6において空気流入路2を通
って流入した空気と、燃料ノズル4を介して流入した燃
料との混合気体を形成し、更にこの混合気体を燃焼室6
に装着してある点火器10により着火させて火炎8を形
成する。
ンジン用燃焼器は、燃焼室6において空気流入路2を通
って流入した空気と、燃料ノズル4を介して流入した燃
料との混合気体を形成し、更にこの混合気体を燃焼室6
に装着してある点火器10により着火させて火炎8を形
成する。
【0004】この時、混合気体の燃焼により生じる高温
の燃焼ガスはスターリンエンジン12の加熱用チューブ
16を通過する間、スターリンエンジン12の内部へ熱
を伝達し、排気ガス路14を通って外部に排出される。
この際、空気流入路2と排気ガス路14は隔壁を挟んで
形成されているので、その隔壁を通じた熱伝達、即ち、
排気ガスの熱によって流入される空気が予熱されること
になる。
の燃焼ガスはスターリンエンジン12の加熱用チューブ
16を通過する間、スターリンエンジン12の内部へ熱
を伝達し、排気ガス路14を通って外部に排出される。
この際、空気流入路2と排気ガス路14は隔壁を挟んで
形成されているので、その隔壁を通じた熱伝達、即ち、
排気ガスの熱によって流入される空気が予熱されること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなスターリン
エンジン用燃焼器の火炎8は通常1,000℃以上の高
温であるので、若し、加熱チューブ16に火炎8が直接
接するような場合には加熱用チューブ16が熱により溶
ける恐れがある。尚、スターリンエンジン12は作動原
理上、高圧が保持されながらも脈動圧力が存在するので
加熱用チューブ16は内部圧力による繰返し応力と、温
度とによる熱応力、又は、排気ガス等により腐食され易
い。それで、腐食防止のために、加熱用チューブ16を
耐食性の優れた高温耐食性合金(ハステロイ、インコネ
ル等)を用いる場合、原価が高くつく。
エンジン用燃焼器の火炎8は通常1,000℃以上の高
温であるので、若し、加熱チューブ16に火炎8が直接
接するような場合には加熱用チューブ16が熱により溶
ける恐れがある。尚、スターリンエンジン12は作動原
理上、高圧が保持されながらも脈動圧力が存在するので
加熱用チューブ16は内部圧力による繰返し応力と、温
度とによる熱応力、又は、排気ガス等により腐食され易
い。それで、腐食防止のために、加熱用チューブ16を
耐食性の優れた高温耐食性合金(ハステロイ、インコネ
ル等)を用いる場合、原価が高くつく。
【0006】又、従来の構造では、上記のような不都合
な点を最大限度抑えるために、火炎8が加熱用チューブ
16に直接触れないように燃焼室6の高さLを高くした
ので、スターリンエンジンシステムの全体的な大きさが
大きくなるという不都合が生じ、又、これにより加熱用
チューブ16と火炎8との間隔が離れ過ぎて排気ガスが
加熱用チューブ16の全体に亘って排出されるようにす
ると言うことは無理なことである。又、火炎8から加熱
用チューブ16への輻射(radiation)熱量も
減少するので、スターリンエンジン12の効率が低下さ
れると言う問題点もあった。
な点を最大限度抑えるために、火炎8が加熱用チューブ
16に直接触れないように燃焼室6の高さLを高くした
ので、スターリンエンジンシステムの全体的な大きさが
大きくなるという不都合が生じ、又、これにより加熱用
チューブ16と火炎8との間隔が離れ過ぎて排気ガスが
加熱用チューブ16の全体に亘って排出されるようにす
ると言うことは無理なことである。又、火炎8から加熱
用チューブ16への輻射(radiation)熱量も
減少するので、スターリンエンジン12の効率が低下さ
れると言う問題点もあった。
【0007】本発明の目的とするところは、上記のよう
な従来の不都合な点を解消するために、燃焼室とスター
リンエンジンのヘッド部との間に熱管を設けて高温の燃
焼ガスを上記熱管を通じて加熱用チューブに熱を伝える
ことにより熱伝達率を高めると共に、加熱用チューブの
腐食をも防ぐことのできるスターリンエンジン用燃焼器
の提供にある。
な従来の不都合な点を解消するために、燃焼室とスター
リンエンジンのヘッド部との間に熱管を設けて高温の燃
焼ガスを上記熱管を通じて加熱用チューブに熱を伝える
ことにより熱伝達率を高めると共に、加熱用チューブの
腐食をも防ぐことのできるスターリンエンジン用燃焼器
の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスターリンエン
ジン用燃焼器は、空気流入路と燃料ノズルを介して吸入
された空気と燃料との混合気体を形成する燃焼室と、上
記燃焼室に形成された混合気体を着火させる点火器と、
排気ガスを外部へ排出する排気ガス路と、燃焼時に発生
する高温の熱を吸収してスターリンエンジンに伝達する
熱交換用の加熱用チューブと、上記燃焼室とスターリン
エンジンのヘッド部との間に設けられて燃焼ガス路を介
して高温の熱を上記の加熱用チューブに伝達する熱管と
で構成される。
ジン用燃焼器は、空気流入路と燃料ノズルを介して吸入
された空気と燃料との混合気体を形成する燃焼室と、上
記燃焼室に形成された混合気体を着火させる点火器と、
排気ガスを外部へ排出する排気ガス路と、燃焼時に発生
する高温の熱を吸収してスターリンエンジンに伝達する
熱交換用の加熱用チューブと、上記燃焼室とスターリン
エンジンのヘッド部との間に設けられて燃焼ガス路を介
して高温の熱を上記の加熱用チューブに伝達する熱管と
で構成される。
【0009】
【作用】燃焼室6に空気流入路2を通って流入した空気
と、燃料ノズル4を通って流入した燃料は該燃焼室6内
で混合気体となり、点火器10により着火されて火炎と
なる。この火炎は熱管18にだけ存在し、該熱管18を
加熱するが加熱用チューブ16には直接触れることはな
い。加熱用チューブ16は熱管18からの輻射熱により
加熱されると共に、熱管18に形成された燃焼ガス路1
8aを通って排出された燃焼ガスにより下部から上部へ
くまなく加熱される。加熱用チューブ16を加熱したガ
スは排気ガス路14を通って外部に排出される。その
際、空気流入路2との隔壁を通じて吸入空気を加熱す
る。このようにして効率の良い熱伝達が行われる。
と、燃料ノズル4を通って流入した燃料は該燃焼室6内
で混合気体となり、点火器10により着火されて火炎と
なる。この火炎は熱管18にだけ存在し、該熱管18を
加熱するが加熱用チューブ16には直接触れることはな
い。加熱用チューブ16は熱管18からの輻射熱により
加熱されると共に、熱管18に形成された燃焼ガス路1
8aを通って排出された燃焼ガスにより下部から上部へ
くまなく加熱される。加熱用チューブ16を加熱したガ
スは排気ガス路14を通って外部に排出される。その
際、空気流入路2との隔壁を通じて吸入空気を加熱す
る。このようにして効率の良い熱伝達が行われる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に従い本発明の技術的な構
成について詳しく説明すると次の通りである。図1に示
されるように本発明のスターリンエンジン用燃焼器は、
空気流入路2と、燃料ノズル4とを介して流入された空
気と燃料との混合気体を形成する燃焼室6と、燃焼室6
で形成された混合気体に着火する点火器10と、排気ガ
スを外部に排出する排気ガス路14と、燃焼時に発生す
る高温の熱を吸込んでスターリンエンジン12へ伝達す
る熱交換用の加熱用チューブ16と、燃焼室6とスター
リンエンジン12のヘッド部12aとの間に設けられて
燃焼ガス路18aを通じて高温の熱を上記加熱用チュー
ブ16に伝達することによって、熱伝達率を高めると共
に腐食を防止する熱管18とで構成される。
成について詳しく説明すると次の通りである。図1に示
されるように本発明のスターリンエンジン用燃焼器は、
空気流入路2と、燃料ノズル4とを介して流入された空
気と燃料との混合気体を形成する燃焼室6と、燃焼室6
で形成された混合気体に着火する点火器10と、排気ガ
スを外部に排出する排気ガス路14と、燃焼時に発生す
る高温の熱を吸込んでスターリンエンジン12へ伝達す
る熱交換用の加熱用チューブ16と、燃焼室6とスター
リンエンジン12のヘッド部12aとの間に設けられて
燃焼ガス路18aを通じて高温の熱を上記加熱用チュー
ブ16に伝達することによって、熱伝達率を高めると共
に腐食を防止する熱管18とで構成される。
【0011】上記熱管18は耐熱性の優れた金属又は、
セラミックを円筒形に形成して、燃焼室6とスターリン
エンジン12のヘッド12aとの間に装着し、熱管18
の下部には、スターリンエンジン12のヘッド部12a
を保護するための断熱板20を設置する。この時の断熱
板20は、耐熱性金属かセラミック又は、難熱性断熱板
を用いるがこのような断熱板20は高温の火炎からスタ
ーリンエンジン12のヘッド部12aを保護するための
ものである。
セラミックを円筒形に形成して、燃焼室6とスターリン
エンジン12のヘッド12aとの間に装着し、熱管18
の下部には、スターリンエンジン12のヘッド部12a
を保護するための断熱板20を設置する。この時の断熱
板20は、耐熱性金属かセラミック又は、難熱性断熱板
を用いるがこのような断熱板20は高温の火炎からスタ
ーリンエンジン12のヘッド部12aを保護するための
ものである。
【0012】図2の(a)(b)(c)は熱管18の実
施例を示す斜視図であって、熱管18の燃焼ガス路18
aは(a)に示すように熱管18の下端部を所定の間隔
に切り取って形成した空間であり、必要によっては、
(b)のように燃焼ガス路18aは、熱管18の周の下
部に穿孔した多数の孔に代えることもできる。一方、図
2の(c)のように熱管18は、多孔質フォームに作成
することもできるが、この時の多孔質フォームはセラミ
ック材を用いるのが好ましい。
施例を示す斜視図であって、熱管18の燃焼ガス路18
aは(a)に示すように熱管18の下端部を所定の間隔
に切り取って形成した空間であり、必要によっては、
(b)のように燃焼ガス路18aは、熱管18の周の下
部に穿孔した多数の孔に代えることもできる。一方、図
2の(c)のように熱管18は、多孔質フォームに作成
することもできるが、この時の多孔質フォームはセラミ
ック材を用いるのが好ましい。
【0013】上記のように構成された本発明の全体的な
作動について詳しく説明すると次の通りである。図1の
場合と同じく、空気流入路2を通じて流入された空気は
燃料ノズル4を通って流入された燃料と、燃焼室6で空
気と燃料との混合気体を形成し、この混合気体は、燃焼
室6に設けてある点火器10により着火されて火炎が形
成される。この時の火炎は熱管18内にだけ存在するよ
うになっているので加熱用チューブ16には直接触れる
ことはなく、燃焼ガスは熱管18に形成された燃焼ガス
路18aを通って排出されながら加熱用チューブ16を
下部から上部へくまなく加熱しながら排気ガス路14を
通って外部へ排出される。
作動について詳しく説明すると次の通りである。図1の
場合と同じく、空気流入路2を通じて流入された空気は
燃料ノズル4を通って流入された燃料と、燃焼室6で空
気と燃料との混合気体を形成し、この混合気体は、燃焼
室6に設けてある点火器10により着火されて火炎が形
成される。この時の火炎は熱管18内にだけ存在するよ
うになっているので加熱用チューブ16には直接触れる
ことはなく、燃焼ガスは熱管18に形成された燃焼ガス
路18aを通って排出されながら加熱用チューブ16を
下部から上部へくまなく加熱しながら排気ガス路14を
通って外部へ排出される。
【0014】更に、本発明は、空気流入路2と、排気ガ
ス14は隔壁を間に挟んで形成されているのでその隔壁
を通じた熱伝達、即ち、排気ガスの熱伝達により流入さ
れる空気も予熱されることになる。
ス14は隔壁を間に挟んで形成されているのでその隔壁
を通じた熱伝達、即ち、排気ガスの熱伝達により流入さ
れる空気も予熱されることになる。
【0015】よって、本発明によると火炎が直接加熱用
チューブ16に触れることはなくなる。従って、燃焼室
6の高さL′を低くすることができるのでスターリンエ
ンジンシステムの全体的な大きさを縮小できると共に火
炎が熱管18内にだけ存在することにより加熱用チュー
ブ16の腐食を防止することによって加熱用チューブ1
6の寿命の延長を図ることができる。又、熱管18にお
いては燃焼の進行中には略900℃に加熱されて、隣接
の加熱用チューブ16への輻射熱伝達がなされるので熱
伝達率は一層増加されることになる。更に本発明はアフ
ターサービスの面においても加熱用チューブ16の交換
の代わりに熱管18だけを単に交換するだけでいいので
時間と手数を省くこともできる。
チューブ16に触れることはなくなる。従って、燃焼室
6の高さL′を低くすることができるのでスターリンエ
ンジンシステムの全体的な大きさを縮小できると共に火
炎が熱管18内にだけ存在することにより加熱用チュー
ブ16の腐食を防止することによって加熱用チューブ1
6の寿命の延長を図ることができる。又、熱管18にお
いては燃焼の進行中には略900℃に加熱されて、隣接
の加熱用チューブ16への輻射熱伝達がなされるので熱
伝達率は一層増加されることになる。更に本発明はアフ
ターサービスの面においても加熱用チューブ16の交換
の代わりに熱管18だけを単に交換するだけでいいので
時間と手数を省くこともできる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明のように本発明は燃焼室とス
ターリンエンジンのヘッド部との間に熱管を設け、高温
の燃焼ガスを上記熱管の燃焼ガス路を通じて加熱用チュ
ーブに熱を伝達することによって熱伝達率を高めると共
に加熱用チューブの腐食を防止することのできる極めて
有効な発明である。
ターリンエンジンのヘッド部との間に熱管を設け、高温
の燃焼ガスを上記熱管の燃焼ガス路を通じて加熱用チュ
ーブに熱を伝達することによって熱伝達率を高めると共
に加熱用チューブの腐食を防止することのできる極めて
有効な発明である。
【図1】本発明のスターリンエンジン用燃焼器の断面図
である。
である。
【図2】本発明のスターリンエンジン用燃焼器における
熱管の実施例を示す斜視図である。
熱管の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来のスターリンエンジン用燃焼器の断面図で
ある。
ある。
2…空気流入路 4…燃料ノズル 6…燃焼室 10…点火器 12…スターリンエンジン 12a…ヘッド部 14…排気ガス路 16…加熱用チューブ 18…熱管 18a…燃焼ガス路 20…断熱板
Claims (6)
- 【請求項1】 空気流入路と燃料ノズルを通って吸込ま
れた空気と燃料との混合気体を形成する燃焼室と、上記
燃焼室で形成された混合気体に着火する点火器と、排気
ガスを外部へ排出する排気ガス路と、燃焼により生じる
高温の熱を吸収してスターリンエンジンに伝達する熱交
換用の加熱用チューブと、上記燃焼室とスターリンエン
ジンのヘッド部との間に設けられて燃焼ガスを燃焼ガス
路を通じて上記加熱用チューブへ熱を伝達する熱管とで
構成されることを特徴とするスターリンエンジン用燃焼
器。 - 【請求項2】 上記熱管の下部にはスターリンエンジン
のヘッド部を保護するための断熱板を設けることを特徴
とする請求項1に記載のスターリンエンジン用燃焼器。 - 【請求項3】 上記燃焼ガス路は、上記熱管の下端部を
所定の間隔に切り取って形成した空間からなることを特
徴とする請求項1に記載のスターリンエンジン用燃焼
器。 - 【請求項4】 上記燃焼ガス路は、上記熱管の周りの下
部に穿孔した多数の孔からなることを特徴とする請求項
1に記載のスターリンエンジン用燃焼器。 - 【請求項5】 上記熱管は、多孔質フォームから構成さ
れることを特徴とする請求項1に記載のスターリンエン
ジン用燃焼器。 - 【請求項6】 上記多孔質フォームは、セラミック材で
あることを特徴とする請求項5に記載のスターリンエン
ジン用燃焼器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/436,605 US5590526A (en) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | Burner for stirling engines |
JP7115802A JPH08312461A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-15 | スターリンエンジン用燃焼器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/436,605 US5590526A (en) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | Burner for stirling engines |
JP7115802A JPH08312461A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-15 | スターリンエンジン用燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312461A true JPH08312461A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=26454237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7115802A Pending JPH08312461A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-15 | スターリンエンジン用燃焼器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5590526A (ja) |
JP (1) | JPH08312461A (ja) |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19516499A1 (de) * | 1995-05-05 | 1996-12-05 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Abgaswärmenutzung bei Wärme- und Kältemaschinen |
ZA99867B (en) | 1998-02-05 | 1999-08-05 | Whisper Tech Ltd | Improvements in a Stirling engine burner. |
US7111460B2 (en) | 2000-03-02 | 2006-09-26 | New Power Concepts Llc | Metering fuel pump |
US6945043B2 (en) * | 2000-12-13 | 2005-09-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Stirling engine, and stirling refrigerator |
US6701708B2 (en) | 2001-05-03 | 2004-03-09 | Pasadena Power | Moveable regenerator for stirling engines |
US7308787B2 (en) * | 2001-06-15 | 2007-12-18 | New Power Concepts Llc | Thermal improvements for an external combustion engine |
US6971235B2 (en) * | 2002-03-19 | 2005-12-06 | New Power Concepts Llc | Evaporative burner |
US6708481B2 (en) | 2002-03-19 | 2004-03-23 | New Power Concepts Llc | Fuel injector for a liquid fuel burner |
US7810317B2 (en) * | 2002-03-27 | 2010-10-12 | Precision Combustion, Inc. | Catalytic burner utilizing electrosprayed fuels |
US8069676B2 (en) | 2002-11-13 | 2011-12-06 | Deka Products Limited Partnership | Water vapor distillation apparatus, method and system |
US8511105B2 (en) | 2002-11-13 | 2013-08-20 | Deka Products Limited Partnership | Water vending apparatus |
KR101299747B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2013-08-23 | 데카 프로덕츠 리미티드 파트너쉽 | 가압 증기 사이클 액체 증류 |
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