JPH08310175A - ファイル - Google Patents

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JPH08310175A
JPH08310175A JP14256195A JP14256195A JPH08310175A JP H08310175 A JPH08310175 A JP H08310175A JP 14256195 A JP14256195 A JP 14256195A JP 14256195 A JP14256195 A JP 14256195A JP H08310175 A JPH08310175 A JP H08310175A
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JP
Japan
Prior art keywords
file
cover
binding margin
binding
margin
Prior art date
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Pending
Application number
JP14256195A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Koike
誠一 小池
Hiromi Waki
寛美 脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP14256195A priority Critical patent/JPH08310175A/ja
Publication of JPH08310175A publication Critical patent/JPH08310175A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルに穴を形成することなく見出し片を
形成すること。 【構成】 シート材Sの略中央部を部分的に重合して綴
じ代13を形成し、この綴じ代13の左右両側が表表紙
11、裏表紙12とされている。綴じ代13を形成する
前のシート状態における綴じ代13の領域内には、切り
込み25が設けられて裏表紙12に連なる見出し片15
が形成される。シート材Sを所定位置で折り曲げたとき
に、見出し片13が裏表紙12の反自由端側から突出す
ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイルに係り、更に詳
しくは、表紙の端縁に見出し片を備えたファイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、綴じ代を挟む両側に開閉可能
な一対の表紙を備えたファイルが広く市販されている。
この種のファイルは、所定のキャビネットや、近時普及
しているボックスファイルに複数単位毎に収納できるよ
うになっている。一般的なファイルには、表紙間の略中
央に綴じ代と背幅部が形成されており、この背幅部に綴
じ込んだ書類の内容を記入しておくことにより、収納さ
れたファイルの中から必要なファイルを取り出す際に参
照して所望のファイル取り出しが行えるようになってい
る。従って、背幅部は、見やすい表示位置を確保するた
めに、表紙の面と略直交する方向に向けられた折り曲げ
姿勢を保有することが好ましい。
【0003】しかしながら、ファイルへの書類綴じ込み
量が少ない状態等においては、ファイル全体が比較的に
フラットな形態を取り易く、前記キャビネットやボック
スファイル内に複数のファイルを連続的に収納した時
に、背幅部が表紙と同一面となる位置に倒れる傾向があ
り、背幅部に記載された表示内容が隣設するファイルに
よって隠されてしまう不都合があった。そのため、必要
なファイルを瞬時に見付けることができなくなり、ファ
イル検索に無駄な時間を消費してオフィス等における作
業効率の低下原因となっていた。
【0004】そこで、最近では、表紙の面と同一平面上
に位置して当該表紙の端縁から外側に突出する見出し片
を備えたファイルが提案されるに至っている。例えば、
実開昭62−119276号公報及び実開平3−451
80号公報には、表裏一対の表紙における一方の表紙の
自由端側を内側に折り返し、この折り返された領域の一
部分を切り起こして見出し片としたファイルが開示され
ている。かかる見出し片を備えたファイルによれば、見
出し片が表紙の外側に突出した位置を保有するため、前
述の不都合を解消することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
62−119276号公報及び実開平3−45180号
公報に記載されたファイルは、表紙の自由端側に設けら
れた折り返し部分を切り起こして見出し片とするもので
あるため、当該見出し片に対応した穴が必然的に折り返
し部分に残り、この穴の存在が外観上に表れてファイル
全体としての体裁を損なうというデザイン上の不都合が
あった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる既提案の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、普及タイプの
ファイルに僅かな設計変更を行うことで見出し片を設け
ることができ、且つ、見出し片の形成によっても穴が目
立って表出することのないファイルを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、シート材の一部を重合して形成される綴
じ代の両側に表裏一対の表紙を備えたファイルにおい
て、前記綴じ代を形成する領域内に切り込みを設けて一
方の表紙と同一平面上に突出する見出し片を設ける、と
いう構成を採っている。
【0008】また、本発明は、シート材の一部を重合し
て形成される綴じ代と、この綴じ代に連なる背幅部を介
して連設された表表紙と、前記綴じ代に連設された裏表
紙とを備えたファイルにおいて、前記綴じ代を形成する
領域内に切り込みを設けて裏表紙と同一平面上に突出す
る見出し片を設ける、という構成が好ましくは採用さ
れ、これにより前述の目的をよりよく達成しようとした
ものである。
【0009】
【作用】前記綴じ代は、シート材の一部を重合して表紙
間に挟まれる位置で二枚厚とされる。この二枚厚となる
綴じ代の一部をなす一枚厚部分が所定の見出し片形状を
呈するように切り込まれており、シート材を所定位置で
折り曲げてファイル形状に組み立てる時に、切り込みに
よって表紙と同一平面上に残される部分が見出し片とな
る。従って、綴じ代には見出し片の形状に略対応した領
域に一枚厚の部分が残されることとなり、穴が表出され
ることはない。
【0010】本発明におけるファイルを形成するための
材料は、比較的硬質の紙を用いて形成できる他、樹脂製
のシート材によっても形成することができる。樹脂製の
シート材を用いる場合には、軽量化を図る上で発泡樹脂
成形体が特に好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0012】図1には本実施例に係るファイルの全体斜
視図が示されている。また、図2には図1のA−A線矢
視概略断面図が示され、図3にはファイルの内側平面図
が示されている。これらの図において、ファイル10
は、相互に略同一平面形状を備えた表表紙11及び裏表
紙12と、裏表紙12の一端側すなわち反自由端側に連
設されて各表紙11,12間に位置する綴じ代13と、
この綴じ代13及び表表紙11との間に設けられた背幅
部14と、この背幅部14の面から外側に向かって突出
する見出し片15とを備えて構成されている。
【0013】前記ファイル10は、図3に示されるよう
に、合成樹脂製の横長のシート材Sを用いて形成されて
いる。このシート材Sにおける左右両側は表表紙11及
び裏表紙12として形成され、これらの各表紙11,1
2間の一定領域が綴じ代13及び背幅部14として形成
される。ここで、シート材Sの中央部周辺には、図3中
上下方向に沿う四条の折り曲げ線20〜23が形成され
ている。本実施例では、折り曲げ線22の位置を山折り
する一方、その他の折り曲げ線20,21及び23の各
位置で谷折りしてファイル10としての外形が付与され
る。
【0014】前記折り曲げ線22及び23の間には、図
3に示されるように、略コ字状をなす切り込み25が形
成されている。この切り込み25は、折り曲げ線22と
同一線上の中央部に一定長さを備えた切り込み25A
と、この切り込み25Aの上下両端から折り曲げ線23
に向かって延びる一対の切り込み25Bとにより構成さ
れている。そして、これらの切り込み25A,25Bで
囲まれる領域が見出し片15として形成される。
【0015】また、綴じ代13内には、図3ないし図5
に示されるように、綴じ具26を装着するための穴13
Aが上下二箇所に二個ずつ穿設されている。この綴じ具
26は、本実施例では周知のものが採用されている。具
体的には、前記穴13Aに挿通されて当該穴13Aに保
持される可撓性を備えた綴じ足部材27と、この綴じ足
部材27が挿通される綴じ板28と、当該綴じ板28に
沿ってスライド可能な駒29とからなり、これらの駒2
9を互いに離間する方向にスライドさせた時に、綴じ足
部材27を折り曲げた状態に締付固定できるようになっ
ている。
【0016】次に、本実施例に係るファイルの製造方法
並びに使用方法について説明する。
【0017】ファイル10を形成する前の段階では、図
3に示されるように、プレス等によって打ち抜き形成さ
れたシート材Sに折り曲げ線20〜23と、切り込み2
5並びに綴じ具26を装着するための穴13Aが同時に
形成される。
【0018】前記シート材Sは、図5に示されるよう
に、前記折り曲げ線22位置が頂点となるように山折り
され、当該折り曲げ線22を中心とした左右両側の折り
曲げ線21,23までの相対面が相互に重合される。こ
の際、相対面に適宜な接着剤が塗布され、重合状態を継
続的に維持して綴じ代13がシート材Sの二枚厚となる
ように形成される。この時、前記見出し片15は、切り
込み25A,25Bによって折り曲げられることはな
く、裏表紙12と同一平面上に位置することとなる。
【0019】綴じ代13が形成された後は、前記綴じ具
26の綴じ足部材27を穴13Aに挿通し、これらの綴
じ足部材27が綴じ板28の図示しない穴に挿通され
る。そして、一対の駒29を互いに離間する方向にスラ
イドさせたときに、綴じ足部材27を綴じ板28の上面
に接する態様で締付固定することができる。
【0020】綴じ具26の装着に前後して、前記折り曲
げ線20,21及び23をそれぞれ谷折りすることによ
って、図1に示される形態を備えたファイル10を完成
することができる。この状態では、見出し片15が背幅
部14の面と略直交する方向に突出することとなる。
【0021】以上のようにして形成されたファイル10
の背幅部14には、その外側面に綴じ込みの対象に応じ
たファイル名等を記入する他、同様に見出し片15にも
所定の記入を行うことができる。なお、本実施例のファ
イル10は、表表紙11及び裏表紙12の自由端側を奥
行方向としてキャビネット又はボックスファイル等に収
納される。
【0022】従って、このような実施例によれば、綴じ
代13を形成するための領域内に切り込み25A,25
Bを設けて見出し片15を形成し、前述の重合を行う際
に見出し片15が裏表紙12と同一平面上に残されるた
め、図2に示されるように、見出し片15に対応する部
分のみが一枚厚となった綴じ代13を形成することがで
き、外観上には穴を表出させることのないファイル10
を形成できるという効果がある。
【0023】しかも、見出し片15を裏表紙12に連続
する位置に形成していることから、綴じ代13の一枚厚
となった部分はファイル10を開いた時でも見えない位
置に存在することとなり、デザイン的にも優れたファイ
ル10を提供することができる。
【0024】また、前記見出し片15は、ファイル10
が収納された位置から取り出すときの摘み片としての利
用も図ることができ、特に、ファイルボックス等に多数
のファイルが隙間なく収納されて各ファイル間に指を差
し込むことができない場合に有用となる。
【0025】更に、ファイル10は、前記背幅部14が
手前側位置となるようにファイルボックス等に収納され
るため、穴の表出がないことと相俟って、収納された状
態における手前側の面を面一にでき、全体としてすっき
りした収納状態を維持することができる。
【0026】なお、前記実施例では、綴じ代13を形成
するシート材Sの部分を重合して接着する場合を説明し
たが、必要に応じてステイプラーの針を打ち込んで補強
することができる。また、単に、針を連結面の複数箇所
に打ち込んで連結してもよく、シート材Sが樹脂製であ
る場合には、溶着等を採用してもよい。
【0027】また、前記表表紙11及び裏表紙12は、
図示形状に限られず、それらの自由端側端縁に連なって
折り畳み可能となる付加的な表紙を連設し、これらの付
加的な表紙が各表紙11,12間に折り畳みできるよう
にしたファイルも含まれる。加えて、本発明は、表表紙
11及び裏表紙12が左右方向に開閉可能なタイプの
他、上下方向に開閉可能なタイプにも適用することがで
きる。
【0028】更に、綴じ具26は本発明を何等限定する
ものはなく、例えば、綴じ具26に代えて、単なる紐を
綴じ代13の穴13Aに挿通して書類の綴じ込みが可能
となる綴じ具や、折り曲げ可能な板状プレート片からな
る綴じ具等も利用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、且つ、
作用するので、これによると、普及タイプのファイルに
僅かな設計変更を行うことで見出し片を設けることがで
きるとともに、見出し片の形成によっても穴が表出する
ことがなく、且つ、組み立ても極めて容易に行うことが
できる、という従来にない優れた効果を奏するファイル
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイルの斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視拡大断面図である。
【図3】ファイル形成用シート材の平面図である。
【図4】ファイルを開いた状態を示す斜視図である。
【図5】ファイル形成時の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ファイル 11 表表紙 12 裏表紙 13 綴じ代 14 背幅部 15 見出し片 S シート材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の一部を重合して形成される綴
    じ代の両側に表裏一対の表紙を備えたファイルにおい
    て、前記綴じ代を形成する領域内に切り込みを設けて一
    方の表紙と同一平面上に突出する見出し片を設けたこと
    を特徴とするファイル。
  2. 【請求項2】 シート材の一部を重合して形成される綴
    じ代と、この綴じ代に連なる背幅部を介して連設された
    表表紙と、前記綴じ代に連設された裏表紙とを備えたフ
    ァイルにおいて、前記綴じ代を形成する領域内に切り込
    みを設けて裏表紙と同一平面上に突出する見出し片を設
    けたことを特徴とするファイル。
JP14256195A 1995-05-17 1995-05-17 ファイル Pending JPH08310175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14256195A JPH08310175A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 ファイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14256195A JPH08310175A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 ファイル

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JPH08310175A true JPH08310175A (ja) 1996-11-26

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ID=15318204

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JP14256195A Pending JPH08310175A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 ファイル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100364786C (zh) * 2003-08-27 2008-01-30 国誉株式会社 文件夹
KR200448038Y1 (ko) * 2009-05-07 2010-03-11 이강희 문서보호용 파일
JP2013123866A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Mino Shokai:Kk 取り出しガイド付きファイル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667072B2 (ja) * 1986-12-10 1994-08-24 日新電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971209