JPH08309853A - プラスチックラミネート装置 - Google Patents

プラスチックラミネート装置

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JPH08309853A
JPH08309853A JP11964095A JP11964095A JPH08309853A JP H08309853 A JPH08309853 A JP H08309853A JP 11964095 A JP11964095 A JP 11964095A JP 11964095 A JP11964095 A JP 11964095A JP H08309853 A JPH08309853 A JP H08309853A
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JP
Japan
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roller
laminated
heating
plate cam
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP11964095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Takeda
秀之 竹田
Takaaki Endo
高明 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIPURA KK
Fujipla Inc
Original Assignee
FUJIPURA KK
Fujipla Inc
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Publication date
Application filed by FUJIPURA KK, Fujipla Inc filed Critical FUJIPURA KK
Priority to JP11964095A priority Critical patent/JPH08309853A/ja
Publication of JPH08309853A publication Critical patent/JPH08309853A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラスチックラミネート装置に関するものであ
り、薄いプラスチックフィルムにでも、厚さの厚い台板
にでもプラスチックプレートをラミネートすることがで
きるようにする改良である。 【構成】上下一対の加熱・加圧ローラー1と、加熱・加
圧ローラー1の下流に設置されている上下一対のプルロ
ーラー2とを有するプラスチックラミネート装置におい
て、被ラミネート材の移動方向に移動可能であり、加熱
・加圧ローラー1からプルローラー2までの軸間距離だ
け離隔した場所のそれぞれにおいて上下方向に階段状と
され、階段状部分のそれぞれにおいて、加熱・加圧ロー
ラー1の上下軸の軸受け11それぞれとプルローラー2
の上下軸の軸受け21それぞれとを離隔・支持する板カ
ム3を有するプラスチックラミネート装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックラミネー
ト装置の改良に関する。特に、薄いプラスチックフィル
ムにでも、厚さのある台板にでも、プラスチックプレー
トをラミネートすることができるようにする改良に関す
る。
【0002】
【従来技術】身分証明書などでは、基板に記載されてい
る身分証明のための諸事項を汚れや水滴などから保護す
るために、透明なプラスチック膜を表面に貼付すること
が有効であり、よく行われている。そして、プラスチッ
ク膜を貼付するためには、プラスチックラミネート装置
が使用される。
【0003】図3参照 図3は従来技術に係るプラスチックラミネート装置の側
面図である。図3において、1は加熱・加圧ローラーで
あり、2はプルローラーであり、それぞれ、上下一対と
して構成されている。11は加熱・加圧ローラーの軸受
けであり、21はプルローラーの軸受けであり、それぞ
れの上下の軸受け同士は図示していないスプリングによ
って上下のローラー同士が押圧するようにされている。
加熱・加圧ローラー1は矢印方向に回転されるが、内部
または外部にヒーターを有している。上下の加熱・加圧
ローラー1間に、複数層からなる被ラミネート材5が矢
印方向に挿入されると、被ラミネート材5を加熱・加圧
する。加熱・加圧されることにより、透明なプラスチッ
ク膜と基板との間に貼着されているポリエチレン等の接
着剤よりなる中間層が溶融し、プラスチック膜と基板と
を溶着する。そして、被ラミネート材5は一般に薄く、
加熱により形崩れが起きやすいので、加熱・加圧ローラ
ー1の後段に設置されているプルローラー2によって、
溶着された被ラミネート材5を挾持・引張ることにより
形状の崩れを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被ラミネー
ト材5の厚さは、従来、200μm〜800μm程度で
あったが、近年にいたって、カラーコピーやカラープリ
ントが広く実用化されるようになり、ラミネート加工物
の用途が多様になってきたゝめ、その厚さが厚くなる傾
向がある。すなわち、装飾用建材や宣伝用の看板などに
も及んできており、これらの新しい用途における被ラミ
ネート材は厚さが一般に厚く、専用のプラスチックラミ
ネート装置が開発されて使用されている。しかし、従来
一般的であって薄いプラスチックフィルムの製造にも、
近時必要になってきた厚さのある台板の製造にも、使用
することができるプラスチックラミネート装置の開発が
必要になってきた。
【0005】本発明の目的は、この要請に応えることに
あり、従来から使用されている厚さの薄いラミネート材
のラミネートにも、また、新用途の厚さの厚いラミネー
ト材のラミネートにも使用することのできるプラスチッ
クラミネート装置を低価格で提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、上下一対
の加熱・加圧ローラー(1)と、この加熱・加圧ローラ
ー(1)の下流に設置されている上下一対のプルローラ
ー(2)とを有するプラスチックラミネート装置におい
て、被ラミネート材の移動方向に移動可能であり、前記
の加熱・加圧ローラー(1)から前記のプルローラー
(2)までの軸間距離だけ離隔した場所のそれぞれにお
いて上下方向に階段状とされ、この階段状部分のそれぞ
れにおいて、前記の加熱・加圧ローラー(1)の上下軸
の軸受け(11)のそれぞれと前記のプルローラー
(2)の上下軸の軸受け(21)のそれぞれとを離隔・
支持する板カム(3)を有するプラスチックラミネート
装置によって達成される。
【0007】そして、前記の板カム(3)の階段状形状
は、前記の加熱・加圧ローラー(1)の上下軸間距離と
前記のプルローラー(2)の上下軸間距離とを同一寸法
で離隔・支持していると、薄い被ラミネート材をラミネ
ートするとき、プルローラー(2)によって被ラミネー
ト材を挾持・引張ることができるので都合がよい。
【0008】また、前記の板カム(3)の階段状形状
は、前記の板カム(3)を被ラミネート材の移動方向に
移動させ、前記の加熱・加圧ローラー(1)の上下軸間
距離を最小寸法より離隔させたとき、前記のプルローラ
ー(2)が遊ぶように離隔・支持していると、厚い被ラ
ミネート材をラミネートするとき、プルローラー(2)
は無駄な力を浪費することなく都合がよい。
【0009】さらに、前記の板カム(3)を中央位置か
ら被ラミネート材の移動方向のいずれの方向に移動させ
ても、前記の板カム(3)がローラーの上下軸間距離を
離隔させることゝなる(厚くなる)形状を有しているよ
うにされていると、ラミネートする頻度が多い薄い被ラ
ミネート材をラミネートする場合は中央位置を使用し、
ラミネートする頻度が少ない薄い被ラミネート材をラミ
ネートする場合は被ラミネート材の移動方向のいずれか
の位置を使用するようにできるので、操作上使い勝手の
よい装置とすることができ都合がよい。
【0010】
【作用】本発明に係るプラスチックラミネート装置は被
ラミネート材の移動方向に移動可能とされた板カム3を
有し、板カム3のカム形状は、加熱・加圧ローラー1と
プルローラー2との軸間距離だけ離隔した2か所に階段
状凹凸を有する形状とされている。上下一対の加熱・加
圧ローラー1の上下にある軸の軸受け11は、板カム3
の一方の階段状凹凸により支持され、加熱・加圧ローラ
ー1の後方に設置されているプルローラー2の上下にあ
る軸の軸受け21は、板カム3の他方の階段状凹凸によ
り支持されている。そこで、板カム3を前後に移動させ
ると、加熱・加圧ローラー1の上軸とプルローラー2の
上軸とはそれぞれの下軸に対して板カム3の2か所の階
段状凹凸に対応して上下する。このため、被ラミネート
材の厚さに対応してローラーの上下離隔距離を決定して
おけば、板カム3の階段状凹凸の数と同じ数の厚さの異
なる被ラミネート材に対応することができ、従来使用さ
れている厚さの被ラミネート材であっても、新用途の厚
い被ラミネート材であってもラミネートすることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の1実施例に
係るプラスチックラミネート装置についてさらに詳細に
説明する。
【0012】図1参照 図1は本発明の1実施例に係るプラスチックラミネート
装置の側面図である。図1において、1は加熱・加圧ロ
ーラーであり、2はプルローラーであり、それぞれ上下
一対として構成されている。11は加熱・加圧ローラー
1の軸受けであり、21はプルローラー11の軸受けで
ある。加熱・加圧ローラー1の下軸の軸受け11とプル
ローラー11の下軸の軸受け21とは架台(図示せ
ず。)に固定されている。3は板カムであり、上下の加
熱・加圧ローラーの軸受け11の間と上下のプルローラ
ーの軸受け21の間とをそれぞれ離隔するように設置さ
れている。
【0013】板カム3は、2か所に階段状にカムが切ら
れており、2つの階段状カム間の距離は加熱・加圧ロー
ラー1とプルローラー2との軸間距離と同一とされてい
る。上下の加熱・加圧ローラーの軸受け11同士と上下
のプルローラーの軸受け21同士とは、それぞれ、図示
していないスプリングなどの弾性手段によって引き合う
ようにされているので、加熱・加圧ローラー1の上軸の
軸受け11とプルローラー11の上軸の軸受け21とは
板カム3を介して架台(図示せず。)に固定されている
ことになる。
【0014】4はレバーであり、支持軸41を中心とし
て矢印方向に回転しうるようにされている。レバー4を
回転させると、板カム3のピン31がレバー4に設けら
れている長穴42にガイドされて、板カム3は矢印をも
って示すように被ラミネート材の移動方向にスライドす
る。板カム3が被ラミネート材の移動方向に移動する
と、加熱・加圧ローラー1とプルローラー2とは、板カ
ム3の階段状カムの形状に対応して、上下の軸間距離が
調整される。
【0015】そこで、ラミネートしようとする被ラミネ
ート材(図示せず。)の厚さに対応して、上下の軸間距
離を調整すれば、加熱・加圧ローラー1によって、ラミ
ネートに必要な熱エネルギーを加え、ラミネートに必要
な押圧力を印加し、プルローラー2によって、形崩れ防
止に必要な張力を与えることができる。
【0016】また、図1に示すように、階段状カムの中
央位置に最もラミネートされる頻度の高い薄い厚さに対
応する段を配置し、図においてその左右には(被ラミネ
ート材の移動する方向には)、厚い厚さに対応する段を
配置しておけば、実用上使い勝手が優れたものとするこ
とができる。
【0017】図2参照 図2は図1と異なる階段状形状を有する板カム3を用い
たプラスチックラミネート装置の側面図である。図2に
おいて、上下の軸間距離が最短のときは、加熱・加圧ロ
ーラー1もプルローラー2も共に図1と同様に動作し、
200μm〜800μm程度の厚さの被ラミネート材
(図示せず。)をラミネートする。板カム3を、図にお
いてその左右(被ラミネート材の移動する方向)に移動
させたとき、加熱・加圧ローラー1の上下の軸間距離は
被ラミネート材(図示せず。)の厚さに対応して離隔さ
れるが、プルローラー2の上下の軸間距離は大きく離隔
され、プルローラー2は被ラミネート材(図示せず。)
に力を及ぼさず、遊んでいる状態に置かれる。この位置
は、ベニヤ板やタイルなど厚さが厚くて形崩れのない基
板を有する被ラミネート材(図示せず。)をラミネート
するに好適である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプラ
スチックラミネート装置によれば、2か所に階段状カム
とされた板カムを有し、上下一対になった加熱・加圧ロ
ーラーとプルローラーとが、それぞれ、上下の軸間距離
を2か所の階段状カム部のそれぞれで離隔・支持されて
いるので、被ラミネート材の厚さに対応して必要な段数
の階段状カムを切っておけば、薄い被ラミネート材から
厚い被ラミネート材までラミネートすることができる。
また、被ラミネート材の材質に対応してプルローラーを
遊ばせ無駄な張力をかけずに済ますこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るプラスチックラミネー
ト装置の側面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るプラスチックラミネ
ート装置のである。
【図3】従来技術に係るプラスチックラミネート装置の
側面図である。
【符号の説明】
1 加熱・加圧ローラー 2 プルローラー 3 板カム 4 レバー 5 被ラミネート材 11 加熱・加圧ローラーの軸受け 21 プルローラーの軸受け 31 ピン 41 支持軸 42 長穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の加熱・加圧ローラー(1)
    と、該加熱・加圧ローラー(1)の下流に設置されてい
    る上下一対のプルローラー(2)とを有するプラスチッ
    クラミネート装置において、 被ラミネート材の移動方向に移動可能であり、前記加熱
    ・加圧ローラー(1)から前記プルローラー(2)まで
    の軸間距離だけ離隔した場所のそれぞれにおいて上下方
    向に階段状とされ、該階段状部分のそれぞれにおいて、
    前記加熱・加圧ローラー(1)の上下軸の軸受け(1
    1)のそれぞれと前記プルローラー(2)の上下軸の軸
    受け(21)のそれぞれとを離隔・支持する板カム
    (3)を有することを特徴とするプラスチックラミネー
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記板カム(3)は、前記加熱・加圧ロ
    ーラー(1)の上下軸間距離と前記プルローラー(2)
    の上下軸間距離とを同一寸法で離隔・支持していること
    を特徴とする請求項1記載のプラスチックラミネート装
    置。
  3. 【請求項3】 前記板カム(3)の階段状形状は、前記
    板カム(3)を被ラミネート材の移動方向に移動させ、
    前記加熱・加圧ローラー(1)の上下軸間距離を最小寸
    法より離隔させたとき、前記プルローラー(2)が遊ぶ
    ように離隔・支持していることを特徴とする請求項1記
    載のプラスチックラミネート装置。
  4. 【請求項4】 前記板カム(3)を中央位置から被ラミ
    ネート材の移動方向のいずれの方向に移動させても、前
    記板カム(3)はローラーの上下軸間距離を離隔させる
    ことゝなる形状を有していることを特徴とする請求項1
    記載のプラスチックラミネート装置。
JP11964095A 1995-05-18 1995-05-18 プラスチックラミネート装置 Pending JPH08309853A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11964095A JPH08309853A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 プラスチックラミネート装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11964095A JPH08309853A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 プラスチックラミネート装置

Publications (1)

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JPH08309853A true JPH08309853A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14766459

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JP11964095A Pending JPH08309853A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 プラスチックラミネート装置

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JP (1) JPH08309853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381715B1 (ko) * 2000-08-29 2003-04-26 주식회사 성서 라미네이터 롤러의 구동방식
CN1321799C (zh) * 2004-10-15 2007-06-20 宇东电浆科技股份有限公司 应用于护贝机的可调整齿轮装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381715B1 (ko) * 2000-08-29 2003-04-26 주식회사 성서 라미네이터 롤러의 구동방식
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