JPH08308130A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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Publication number
JPH08308130A
JPH08308130A JP10927395A JP10927395A JPH08308130A JP H08308130 A JPH08308130 A JP H08308130A JP 10927395 A JP10927395 A JP 10927395A JP 10927395 A JP10927395 A JP 10927395A JP H08308130 A JPH08308130 A JP H08308130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
temperature
battery
secondary battery
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10927395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Okamura
良誠 岡村
Atsushi Nomura
篤志 野村
Hiroki Fujiwara
弘樹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10927395A priority Critical patent/JPH08308130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次電池の広い温度範囲に対して、常に最適
な充電が行われる充電装置。 【構成】 リチウムイオン二次電池18の充電中に、そ
の電池電圧が4.1Vになるまでは、定電流手段10に
より、充電電流値が200mmになるように一定に制御
され、電池電圧が4.1Vになると、定電圧手段11に
より、充電電圧値が4.1Vを維持すように制御されて
リチウムイオン二次電池18に対する充電が行われる。
そして、電流検出手段12により、充電電流値が、予め
設定した80mmA以下になったことが検出されると、
制御手段17により、リチウムイオン二次電池18の温
度を検出する温度検出手段13の検出温度に基づいて、
温度が10℃以上ではタイマ手段14に2時間が設定さ
れ、温度が10℃以下ではタイマ手段14に3時間が設
定され、計数を終了するまで、リチウムイオン二次電池
18に対する充電が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウムイオン二次電
池などの二次電池を充電する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池を充電する従来の充電装置で
は、二次電池の電圧が所定値に達するまでは、一定の電
流により定電流充電を行い、電圧が所定値に達したら、
一定の電圧による定電圧充電に切り換え、充電電流が予
め設定した所定値以下になってから、所定時間後に充電
を停止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二次電池の
電圧が所定値に達するまでの所要時間は、二次電池の温
度が低い場合には短くなるが、その後の定電圧充電で満
充電に達するまでの所要時間は、二次電池の温度が低い
と長くなる傾向がある。このために、従来の充電装置に
よる充電では、二次電池の温度が低いと、二次電池が充
電されにくく、低温時には十分に充電できないことがあ
った。
【0004】本発明は、前述したような二次電池の従来
の充電の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、二次電池の温度に基づいて、適確な充電時間が設定
され、二次電池の広い温度範囲に対して、常に最適な充
電が行われる充電装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、二次電池の充電中に、該二次電池の電池
電圧が設定値になるまでは、充電電流値を一定に保持す
る定電流手段と、前記電池電圧が設定値になると、充電
電圧値を一定に保持する定電圧手段と、前記充電電流値
を検出する電流検出手段と、前記二次電池の温度を検出
する温度検出手段と、充電の終了時間が設定されるタイ
マ手段と、前記電流検出手段によって、前記充電電流が
所定値以下になったことが検出されると、前記温度検出
手段が検出する温度に基づいて、前記タイマ手段に充電
の終了時間を設定し、前記タイマ手段が計数を終了する
まで、前記二次電池に対する充電を行う制御手段とを有
することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、二次電池の充電中に、該二次電池
の電池電圧が設定値になるまでは、定電流手段によっ
て、充電電流値が一定になるように制御され、電池電圧
が設定値になると、定電圧手段によって、充電電圧値が
一定になるように制御されて二次電池に対する充電が行
われる。
【0007】そして、電流検出手段によって、充電電流
値が、予め設定した所定値以下になったことが検出され
ると、制御手段によって、二次電池の温度を検出する温
度検出手段の検出温度に基づいて、タイマ手段に充電の
終了時間が設定され、タイマ手段が計数を終了するま
で、二次電池に対する充電が行われる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2を参照して
説明する。
【0009】図1は本実施例の構成を示すブロック図、
図2は本実施例の電池温度に対する充電電流の特性を示
す特性図である。
【0010】図1において1は移動局であり、本実施例
は移動局1に充電装置が設置された場合で、充電装置に
は充電動作を制御する制御手段17が設けられ、この制
御手段17には、電池電圧が設定値に達すると、電池電
圧を該設定値に保持する定電圧手段11が接続され、定
電圧手段11には電池電圧が該設定値になるまで、充電
電流を一定に保持する定電流手段10が接続されてい
る。
【0011】また、制御手段17には、充電電流を検出
する電流検出手段12が接続され、電流検出手段12に
は、充電装置に装着されるリチウムイオン二次電池18
と、定電流手段10とが接続されている。さらに、制御
手段17には、二次電池の温度を検出する温度検出手段
13が接続され、温度検出手段13にはリチウムイオン
二次電池18が接続されている。
【0012】ところで、制御手段17は、充電制御を行
う充電制御手段16に、充電時間が設定されるタイマ手
段14が接続され、タイマ手段14にタイマの設定時間
を切り替えるタイマ切替手段15が接続された構成にな
っており、制御手段17は、温度検出手段13によっ
て、リチウムイオン二次電池18の温度が4℃〜45℃
の温度範囲内において充電動作を行い、この温度範囲外
では充電動作を停止する機能を有している。
【0013】このような構成の本実施例の動作を説明す
る。充電装置にリチウムイオン二次電池18が装着され
ると、温度検出手段13によって、リチウムイオン二次
電池18の温度が検出され、制御手段17に温度信号が
入力される。この温度信号の入力によって、制御手段1
7は、充電装置にリチウムイオン二次電池18が装着さ
れたことを検知し、充電制御手段16が起動して充電動
作が開始される。
【0014】充電が開始されると、定電流手段10によ
って、リチウムイオン二次電池18の電池電圧が4.1
Vになるまでは、ほぼ200mmAの充電電流で充電が
行われ、電池電圧が4.1Vに達すると、定電圧手段1
1によつて、電池電圧が4.1Vを維持するように定電
圧制御が行われ、定電圧で充電が行われる。
【0015】この定電圧充電によつて、リチウムイオン
二次電池18が満充電状態に近付くと共に、充電電流は
次第に低下して行き、電流検出手段12によって、充電
電流が80mmA以下になったことが検出されると、タ
イマ切替手段15が、温度検出手段13が検出した温度
信号に基づいて、タイマ手段14の設定を行う。この場
合、リチウムイオン二次電池18の温度が10℃以上で
あれば、タイマ値は2時間に、10℃未満であればタイ
マ値は3時間に設定され、タイマ手段14のタイムオー
バで、リチウムイオン二次電池18が満充電状態に達し
たと判定し、制御手段17の指令によって充電動作は停
止される。
【0016】図2(a)は電池温度が25℃の場合の充
電電流の特性を示し、充電が開始されると、ほぼ200
mmAの定電流充電が行われ、充電開始から時間taが
経過すると、リチウムイオン二次電池18の電圧が4.
1Vに達するので、定電圧充電に切り替えられ、充電電
流は次第に低下して行く。充電電流がほぼ80mmAに
なった時、この場合はリチウムイオン二次電池18の温
度が25℃なので、タイマ切替手段15により、タイマ
手段14にタイマ値2時間が設定され、タイマ手段14
が計数を開始する。タイマ手段15の起動時には、リチ
ウムイオン二次電池18の充電容量はほぼ70%になっ
ており、2時間が経過して充電が終了した時点で充電容
量ははほぼ100%になる。
【0017】また、図2(b)は電池温度が5℃の場合
の充電電流の特性を示し、充電が開始されると、ほぼ2
00mmAの定電流充電が行われ、充電開始から時間t
bが経過すると、リチウムイオン二次電池18の電圧が
4.1Vに達するので、定電圧充電に切り替えられ、充
電電流は次第に低下して行く。充電電流がほぼ80mm
Aになった時、この場合はリチウムイオン二次電池18
の温度が5℃なので、タイマ切替手段14により、タイ
マ手段14にタイマ値3時間が設定され、タイマ手段1
4が計数を開始する。タイマ手段15の起動時には、リ
チウムイオン二次電池18の充電容量はほぼ70%にな
っており、3時間が経過して充電が終了した時点で充電
容量ははほぼ100%になる。
【0018】なお、リチウムイオン二次電池18の電圧
が4.1Vに達するまでの時間ta、tbは、充電開始
時の充電容量によって変動するが、充電容量が同一の場
合には、リチウムイオン二次電池18の温度が低いほど
短くなり、定電圧充電を開始してから満充電に達するま
での時間は、リチウムイオン二次電池18の温度が低い
ほど長くなる。これに対して、本実施例では、リチウム
イオン二次電池18の温度に対応して、タイマ手段14
のタイマ値が設定されるので、リチウムイオン二次電池
18の温度に関係なく満充電が実現される。
【0019】このように、本実施例によると、電流検出
手段12によって、充電電流値が、予め設定した所定値
80mmA以下になったことが検出されると、制御手段
17によって、リチウムイオン二次電池18の温度を検
出する温度検出手段13の検出温度が10℃以上なら、
タイマ手段14に2時間が設定され、検出温度が10℃
未満ならタイマ手段14に3時間が設定され、タイマ手
段14のカウントアップまでリチウムイオン二次電池1
8に対する充電が行われるので、広い温度領域にわたっ
て完全な充電を行なうことが可能になる。
【0020】なお、本実施例では、タイマ手段に設定さ
れるタイマ値が2時間と3時間の2パタンで切り替えら
れる場合を説明したが、本発明は実施例に限定されるも
のでなく、タイマ値を3パタン以上に設定可能にし、或
いはタイマ値を連続可変設定可能にすることも可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によると、二次電池の充電中に
は、該二次電池の電池電圧が設定値になるまでは、定電
流手段によって、充電電流値が一定になるように制御さ
れ、電池電圧が設定値になると、定電圧手段によって、
充電電圧値が一定になるように制御されて二次電池に対
する充電が行われ、電流検出手段によって、充電電流値
が、予め設定した所定値以下になったことが検出される
と、制御手段によって、二次電池の温度を検出する温度
検出手段の検出温度に基づいて、タイマ手段に充電の終
了時間が設定され、タイマ手段が計数を終了するまで、
二次電池に対する充電が行われるので、特に低温度時の
不完全充電が補償され、広い温度領域にわたって完全な
充電を行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】同実施例の電池温度に対する充電電流の特性を
示す特性図
【符号の説明】
1 移動局 10 定電流手段 11 定電圧手段 12 電流検出手段 13 温度検出手段 14 タイマ手段 15 タイマ切替手段 16 充電制御手段 17 制御手段 18 リチウムイオン二次電池

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の充電中に、該二次電池の電池
    電圧が設定値になるまでは、充電電流値を一定に保持す
    る定電流手段と、前記電池電圧が設定値になると、充電
    電圧値を一定に保持する定電圧手段と、前記充電電流値
    を検出する電流検出手段と、前記二次電池の温度を検出
    する温度検出手段と、充電の終了時間が設定されるタイ
    マ手段と、前記電流検出手段によって、前記充電電流が
    所定値以下になったことが検出されると、前記温度検出
    手段が検出する温度に基づいて、前記タイマ手段に充電
    の終了時間を設定し、前記タイマ手段が計数を終了する
    まで、前記二次電池に対する充電を行う制御手段とを有
    することを特徴とする充電装置。
JP10927395A 1995-05-08 1995-05-08 充電装置 Pending JPH08308130A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10927395A JPH08308130A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 充電装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10927395A JPH08308130A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 充電装置

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JPH08308130A true JPH08308130A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14505996

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10927395A Pending JPH08308130A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 充電装置

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JP (1) JPH08308130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336909B1 (ko) * 1999-10-12 2002-05-16 최좌진 리튬이온 전지의 충전장치
JP2010136555A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Sanyo Electric Co Ltd 二次電池の充電制御方法および充電制御装置

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KR100336909B1 (ko) * 1999-10-12 2002-05-16 최좌진 리튬이온 전지의 충전장치
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