JPH08307919A - 無線選択呼出受信機及びその制御方法 - Google Patents

無線選択呼出受信機及びその制御方法

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JPH08307919A
JPH08307919A JP7137541A JP13754195A JPH08307919A JP H08307919 A JPH08307919 A JP H08307919A JP 7137541 A JP7137541 A JP 7137541A JP 13754195 A JP13754195 A JP 13754195A JP H08307919 A JPH08307919 A JP H08307919A
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JP7137541A
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Inventor
Hideyuki Yanagiya
秀之 柳谷
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のメッセージを、送信側からの操作で定
型文として登録することができ、入力操作を簡単にし
て、利便性を向上させることができる無線選択呼出受信
機びその制御方法を提供する。 【構成】 任意のメッセージとそれに対応する登録番号
とを記憶する定型文登録エリア53を設け、送信側か
ら、任意のメッセージに定型文登録コードと登録番号を
付加して送信することにより、無線選択呼出受信機にお
いて当該メッセージと登録番号を定型文登録エリア53
に記憶しておき、定型文コードと登録番号を受信した場
合に、定型文登録エリア53を参照して、登録番号に対
応するメッセージを表示させる無線選択呼出受信機及び
その制御方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線選択呼出受信機に
係り、特に送信者の入力作業を軽減して利便性を向上さ
せることができる無線選択呼出受信機及びその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】無線選択呼出受信機(ポケットベル)
は、公衆回線を利用して個人を呼び出すページングシス
テムの携帯用受信機として広く用いられており、最近で
は選択呼出信号にメッセージ信号を付加してメッセージ
を伝達するサービスも行われている。
【0003】まず、従来の無線選択呼出受信機について
図5を用いて説明する。図5は、従来の無線選択呼出受
信機の構成ブロック図である。図5に示すように、従来
の無線選択呼出受信機は、信号を受信するアンテナ1
と、受信した信号を増幅・復調する受信部2と、受信信
号中の呼出信号と自己のIDとを比較するデコーダ3
と、処理及び制御を行う制御部4′と、対応テーブル等
を備えた記憶部5′と、表示部6と、制御部4′からの
信号を増幅してスピーカ8に出力する増幅部7と、呼出
音を出力するスピーカ8と、スイッチ部9とから構成さ
れている。
【0004】また、制御部4′には、受信データや解読
したメッセージ等を記憶するRAM41が設けられ、記
憶部5′には、定型文対応テーブル51と、カナ変換テ
ーブル52が設けられ、デコーダ3には自己の選択呼出
番号(ID)を記憶するPROM(Programmable Read-
Only Memory,図示せず)が接続されている。
【0005】上記構成における無線選択呼出受信機の基
本的な動作について図5を用いて簡単に説明する。アン
テナ1で受信された信号は、受信部2で増幅・復調され
て、デコーダ3に送出され、デコーダ3は、PROM内
の自己のIDと受信信号中の呼出信号とを比較する。そ
して、両者が一致した場合には、デコーダ3は、制御部
4′を介して増幅部7に鳴音信号を出力し、スピーカ8
から呼出音を出力させると共に、制御部4′に呼出信号
に続くメッセージデータ(データ)を送出する。制御部
4′は、デコーダ3から受信したデータを解読し、デー
タの終了を判断すると、解読したメッセージをRAM4
1に記憶し、表示部6を駆動して、メッセージを表示す
る。無線選択呼出受信機の基本的な動作はこのようにし
て行われるものである。
【0006】次に、上記構成の従来の無線選択呼出受信
機におけるメッセージデータ変換方法について説明す
る。従来の無線選択呼出受信機が表示するメッセージと
しては、数字とカナ文字(アルファベットを含む)の2
種類がある。数字のメッセージデータを受信した場合、
制御部4′は、そのまま表示部6に出力して数字を表示
させ、カナ文字のメッセージデータを受信した場合、制
御部4′は、受信したデータをカナ文字に変換して、表
示させるものである。更に、カナ文字のデータには、無
線選択呼出受信機内に予め記憶されているメッセージパ
ターンである定型文と、自由に文字を組み合わせた自由
文とがある。
【0007】そのため、送信されるデータのヘッダ部に
は、数字のデータであるか、カナ文字定型文(定型文)
のデータであるか、カナ文字自由文(自由文)のデータ
であるかを識別する制御コードが付与されており、無線
選択呼出受信機においてデータを受信すると、制御部
4′では、制御コードを読み取って、制御コードに対応
してデータを変換し、表示部6において表示させるよう
になっている。
【0008】ここで、従来の無線選択呼出受信機におけ
るカナ文字のメッセージデータ変換方式について図6及
び図7を用いて説明する。図6は、従来の無線選択呼出
受信機における定型文のメッセージデータ変換方式を示
す説明図であり、図7は、自由文のメッセージデータ変
換方式を示す説明図である。まず、定型文について図6
を用いて説明する。図6に示すように、定型文コード
(Ca)がヘッダ部に付与された定型文のメッセージデ
ータを受信した場合、制御部4′は、受信データを一旦
RAM41に記憶しておき、記憶部5′内の定型文対応
テーブル51を用いて変換する。定型文対応テーブル5
1は、記憶部5′内に予め記憶されており、図6に示す
ように、2桁の数字から成る番号(登録番号)と、定型
文とが対応しているものである。
【0009】そして、制御部4′は、受信データの定型
文コードに続く2桁の番号(登録番号)を読み取って、
記憶部5′内の定型文対応テーブル51に基づいて、登
録番号に対応する定型文を読み取り、表示部6に出力す
る。例えば、受信データとして「Can1n2」を受信し
た場合、制御部4′は、定型文対応テーブル51から
「n1n2」に対応する定型文として「サヨウナラ」を読
み取り、表示部6に出力するようになっている。
【0010】次に、自由文について図7を用いて説明す
る。図7に示すように、自由文のメッセージデータは、
ヘッダ部の自由文コード(カナ変換開始コード、Cb)
と、それに続く一連のカナ変換コードと、カナ変換終了
コード(Cc)から構成されている。自由文のデータを
受信した場合、制御部4′は、受信データを一旦RAM
41に記憶しておき、記憶部5′内のカナ変換テーブル
52を用いて変換する。カナ変換テーブル52は、図7
に示すように、2桁の数字から成る番号(カナ変換コー
ド)とカナ文字又はアルファベット1文字を対応させる
ものである。
【0011】すなわち、制御部4′は、カナ変換開始コ
ードにCb続く変換コードを読み取って、カナ変換テー
ブル52に基づいて1文字ずつカナ文字に変換し、RA
M41に記憶しておく。そして、カナ変換終了コードを
読み取ると、一連のメッセージをRAM41から読み取
って表示部6に出力するようになっている。例えば、
「Cbn3n4n5n6n7n8n9n10Cc 」のデータを受
信した場合、制御部4′は、まず、カナ変換テーブル5
1から「n3n4」に対応するカナとして「オ」を読み取
ってRAM41に格納し、順次、「n5n6」「n7n8」
「n9n10 」に対応するカナを読み取る。そして、カナ
変換終了コードCcを読み取ると、それまでに変換した
カナを一連のメッセージとして表示するものである。
【0012】次に、従来のメッセージ変換方法について
図8を用いて説明する。図8は、制御部4′におけるメ
ッセージ変換方法を示すフローチャート図である。図8
に示すように、メッセージデータを受信すると(20
0)、制御部4′は、ヘッダ部の制御コードを読み取
り、制御コードが「数字」「定型文」「自由文」の何れ
であるかを判断する(202)。制御コードが「数字」
である場合には、制御コードに続く一連の数字を読み取
って、表示部6に出力して表示させ(220)、処理を
終わる。
【0013】また、処理202で制御コードが「定型
文」であった場合には、制御部4′は、定型文対応テー
ブル51に基づいて、受信データの登録番号に対応する
定型文に変換し(204)、表示部6に表示させる(2
20)。
【0014】また、処理202で制御コードが「自由
文」であった場合には、2桁ずつ数字を読み取って、カ
ナ変換テーブル52を用いてカナ文字に変換し(20
6)、RAM41に記憶し(208)、カナ変換終了コ
ードを読み取ったかどうかを判断し(210)、カナ変
換終了コードを読み取るまで206、208の処理を繰
り返す。カナ変換終了コードを読み取ると、RAM41
内のメッセージを表示部6に表示させる(220)。こ
のようにして、従来の無線選択呼出受信機におけるメッ
セージ変換方法が行われるようになっていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線選択呼出受信機及びその制御方法では、定型文
対応テーブルに予め記憶されていないメッセージは、自
由文として送信するようになっているため、同じメッセ
ージを何度も繰り返して送信する場合でも、その都度カ
ナ変換コードによって1文字ずつ入力しなければなら
ず、入力操作が煩雑で不便であるという問題点があっ
た。
【0016】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、定型文として記憶されていないメッセージでも、送
信側からの操作で定型文として登録することができ、送
信者の入力操作を簡単にして、利便性を向上させること
ができる無線選択呼出受信機びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信信号を受信す
る受信部と、前記受信信号に含まれる選択呼出番号と自
機の選択呼出番号を比較し、一致すると当該受信信号の
受信データを取り込むデコーダと、前記受信データに定
型文を示す情報が含まれる受信データの登録番号と定型
文とを対応付けて記憶する定型文対応テーブルと、前記
受信データに自由文を示す情報が含まれる受信データの
自由文コードを特定の単位で文字に変換する変換テーブ
ルと、前記受信データに定型文を示す情報が含まれる時
に前記定型文対応テーブルを用いて登録番号を定型文に
変換し、前記受信データに自由文を示す情報が含まれる
時に前記変換テーブルを用いて自由文コードを特定の単
位で自由文に変換する制御部とを有する無線選択呼出受
信機において、前記受信データに自由文を示す情報が含
まれ、定型文として登録する旨の情報と登録番号が含ま
れる受信データの登録番号と自由文とを対応付けて記憶
する定型文登録エリアを設け、前記制御部が、自由文を
示す情報が含まれ、定型文として登録する旨の情報と登
録番号が含まれる受信データを入力すると、前記変換テ
ーブルを用いて自由文コードを自由文に変換し、当該自
由文を定型文として前記登録番号に対応させて前記定型
文登録エリアに登録し、入力された受信データに定型文
を示す情報が含まれる受信データの登録番号から前記定
型文対応テーブルと前記定型文登録エリアを参照して対
応する定型文を読み取る制御部であることを特徴として
いる。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の無線選択呼出受信機
の制御方法において、制御部が、自由文を示す情報が含
まれ、定型文として登録する旨の情報と登録番号が含ま
れる受信データを入力すると、変換テーブルを用いて自
由文コードを自由文に変換し、当該自由文を定型文とし
て前記登録番号に対応させて定型文登録エリアに登録す
ることを特徴としている。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載の無線選択呼出受信機
の制御方法において、制御部が、受信データが入力され
ると、入力された受信データに定型文を示す情報が含ま
れる受信データの登録番号から定型文対応テーブルと定
型文登録エリアを参照して対応する定型文を読み取るこ
とを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1,2記載の発明によれば、自由文の受
信データに定型文として登録する旨の情報と登録番号が
含まれる時に、変換テーブルを用いて自由文コードを自
由文に変換し、当該自由文を定型文として登録番号に対
応させて定型文登録エリアに登録する無線選択呼出受信
機及びその制御方法としているので、自由文を定型文と
して無線選択呼出受信機に登録でき、以後、定型文の受
信データと同様な処理によりメッセージを送受信できる
ため、送信者の入力操作を軽減できる。
【0021】請求項1,3記載の発明によれば、定型文
の受信データの登録番号から定型文対応テーブルと定型
文登録エリアを参照して対応する定型文を読み取る無線
選択呼出受信機及びその制御方法としているので、以前
自由文を定型文として定型文登録エリアに登録した場合
に、その登録番号から定型文登録エリアを参照して対応
する定型文を読み取って出力できるために、送信者の入
力操作を軽減できる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本発明の一実施例に係る無線選択呼出受信
機及びその制御方法は、自由文のメッセージを定型文と
して登録することを指示する情報(制御コード)を、任
意の自由文のメッセージに付加して送信することによ
り、無線選択呼出受信機の記憶部に定型文として登録
し、以後、通常の定型文と同様の入力操作で送受信する
ことができるようにしたものである。
【0023】本発明の一実施例に係る無線選択呼出受信
機を図1を使って説明する。図1は、本発明の一実施例
に係る無線選択呼出受信機の構成ブロック図である。図
1に示すように、本実施例の無線選択呼出受信機の基本
的な構成は、図5に示した従来の無線選択呼出受信機と
ほぼ同様であり、アンテナ1と、受信部2と、デコーダ
3と、制御部4と、記憶部5と、表示部6と、増幅部7
と、スピーカ8と、スイッチ部9とから構成され、本実
施例の特徴として、記憶部5内に、定型文対応テーブル
51、カナ変換テーブル52に加えて定型文登録エリア
53が設けられている。
【0024】ここで、定型文登録エリア53について図
2を用いて説明する。図2は、定型文登録エリア53の
概念説明図である。図2に示すように、定型文登録エリ
ア53は、自由文のメッセージに付加された番号(登録
番号)と、当該自由文のメッセージとを対応させて記憶
するものである。そして、定型文登録エリア53に記憶
されているメッセージは、従来の定型文対応テーブル5
1に記憶されているメッセージと同様に、登録番号で送
受信を行うことができ、送信側の入力操作を大幅に簡略
化することができるものである。定型文登録エリア53
への登録方法及び定型文登録エリア53の参照方法につ
いては後で詳細に説明する。
【0025】次に、本実施例の無線選択呼出受信機の動
作について説明する。本実施例の無線選択呼出受信機の
基本的な動作は従来の無線選択呼出受信機とほぼ同様で
あり、メッセージデータを受信した場合、ヘッダに付与
されている制御コード(情報)を読みとり、制御コード
が「数字」であれば受信データの数字をそのまま表示部
6に出力して表示させ、制御コードが「定型文」であれ
ば、記憶部5内の定型文対応テーブル51を用いて定型
文に変換して表示させ、また、制御コードが「自由文」
であれば、カナ変換テーブル52を用いてカナ文字に変
換し、表示させるものである。
【0026】ここで、本実施例の特徴である定型文登録
エリア53への登録方法及び定型文登録エリア53の参
照方法について図2及び図3を用いて説明する。図3
は、任意のメッセージを定型文登録エリア53に登録す
るためのデータの模式説明図である。
【0027】任意のメッセージを新たに定型文として登
録するには、従来の自由文のデータに続いて、定型文登
録コード(定型文として登録する旨の情報)と、登録番
号を送信する。定型文登録コードは、本実施例の特徴部
分であり、送信側から無線選択呼出受信機の制御部4に
対して、定型文登録コードが付加されたメッセージを定
型文として登録することを指示するものである。
【0028】つまり、制御部4が、自由文のメッセージ
に続いて定型文登録コードを受信し、更に、定型文登録
コードに続いてn桁の数字(登録番号)を受信した場
合、制御部4は、図2に示した記憶部5内の定型文登録
エリア53に、当該メッセージと当該登録番号とを対応
させて記憶するようになっている。
【0029】具体的には、定型文登録エリア53へ登録
するためのデータは、図3に示すように、自由文コード
(カナ変換開始コード、Cb)と、それに続く一連のカ
ナ変換コード(n3 〜n10)と、カナ変換終了コード
(Cc)と、定型文登録コード(Cd)と、登録番号
(ninj)とから構成されている。
【0030】そして、制御部4は、図3に示したフォー
マットのデータを受信すると、受信データを一旦RAM
41に格納しておき、図7に示した従来の自由文の変換
と同様に、カナ変換テーブル52を用いて1文字ずつカ
ナに変換し、カナ変換終了コード(Cc)を読み取る
と、変換された文字をつなげたメッセージ「オハヨウ」
をRAM41に格納する。
【0031】更に、カナ変換終了コード(Cc)の後に
定型文登録コード(Cd)と登録番号「ninj」を読
み取ると、制御部4は、図2に示した記憶部5の定型文
登録エリア53に登録番号「ninj」と、メッセージ
「オハヨウ」とを対応させて登録する。これにより、送
信側からの簡単な操作で、無線選択呼出受信機の定型文
登録エリア53に任意のメッセージを定型文として登録
することができるものである。
【0032】次に、メッセージを表示させる際の制御部
4の動作について説明する。定型文コード(Ca)に続
いて登録番号を受信した場合には、制御部4は、従来の
定型文対応テーブル51に加えて、定型文登録エリア5
3を参照して、受信した登録番号に対応するメッセージ
の表示データを表示部6に出力するものである。
【0033】このように、定型文登録エリア53に登録
されたメッセージは、通常の定型文と同様に、「定型文
コード(Ca)+登録番号」を送信することにより無線
選択呼出受信機の表示部にメッセージを表示させること
ができるものである。図2の例では、「Caninj」
と入力して送信すれば、無線選択呼出受信機においてメ
ッセージ「オハヨウ」を表示させることができる。特
に、同じメッセージを何度も送信する場合、従来、1文
字ずつカナ変換コードを入力していたのが登録番号のみ
ですむことになり、大変便利になる。
【0034】次に、受信時の制御部4の処理について図
4を用いて説明する。図4は、制御部4における処理を
示すフローチャート図である。図4に示すように、制御
部4がメッセージデータを受信する(100)と、ま
ず、制御コードが何であるかを判断し(102)、制御
コードが「数字」の場合、データを読み取って、表示部
6に出力して表示させる(130)。
【0035】また、制御コードが「定型文」である場
合、制御部4は、定型文対応テーブル51又は定型文登
録エリア53を参照して登録番号に対応するメッセージ
に変換し(104)、表示部6に出力して(130)、
処理を終了する。
【0036】また、処理102で制御コードが「自由
文」であった場合には、制御部4は、図8に示した従来
の処理と同様に変換処理を行い(110〜114)、メ
ッセージを記憶する(116)。そして、本実施例の特
徴として、定型文登録コードを受信したかどうかを判断
し(118)、定型文登録コードを受信していない場合
には、処理130に移行して、処理116で記憶したメ
ッセージを表示部6に出力し、処理を終了する。
【0037】また、処理118で定型文登録コードを受
信した場合には、定型文登録コードに続いて受信した登
録番号と、処理116でRAM41に記憶したメッセー
ジとを対応させて定型文登録エリア53に書き込む(1
20)。そして、処理130に移行してメッセージを表
示させ、処理を終了する。このようにして、本実施例の
無線選択呼出受信機における処理が行われるものであ
る。
【0038】本実施例の無線選択呼出受信機びその制御
方法によれば、任意のメッセージとそれに対応する登録
番号とを記憶する定型文登録エリア53を設け、送信側
から、任意のメッセージに定型文登録コードと登録番号
を付加して送信することにより、無線選択呼出受信機に
おいて当該メッセージと登録番号を定型文登録エリア5
3に記憶し、定型文コードと登録番号を受信した場合
に、定型文登録エリア53を参照して、登録番号に対応
するメッセージを表示させるようにしているため、従
来、自由文として送信していたメッセージでも、送信側
からの操作で登録することにより、定型文として送受信
することができ、送信時の入力操作を大幅に簡略化し
て、利便性を向上させることができる効果がある。
【0039】また、送信データ量を少なくすることによ
り、チャネルの占有時間を短縮することができ、チャネ
ルを有効に利用することができる効果がある。
【0040】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、自由
文の受信データに定型文として登録する旨の情報と登録
番号が含まれる時に、変換テーブルを用いて自由文コー
ドを自由文に変換し、当該自由文を定型文として登録番
号に対応させて定型文登録エリアに登録する無線選択呼
出受信機及びその制御方法としているので、自由文を定
型文として無線選択呼出受信機に登録でき、以後、定型
文の受信データと同様な処理によりメッセージを送受信
できるため、送信者の入力操作を軽減でき、無線選択呼
出受信機の利便性を向上させることができる効果があ
る。
【0041】請求項1,3記載の発明によれば、定型文
の受信データの登録番号から定型文対応テーブルと定型
文登録エリアを参照して対応する定型文を読み取る無線
選択呼出受信機及びその制御方法としているので、以前
自由文を定型文として定型文登録エリアに登録した場合
に、その登録番号から定型文登録エリアを参照して対応
する定型文を読み取って出力できるために、送信者の入
力操作を軽減でき、無線選択呼出受信機の利便性を向上
させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無線選択呼出受信機の
構成ブロック図である。
【図2】定型文登録エリア53の概念説明図である。
【図3】任意のメッセージを定型文登録エリア53に登
録するためのデータの模式説明図である。
【図4】本実施例の制御部4における処理を示すフロー
チャート図である。
【図5】従来の無線選択呼出受信機の構成ブロック図で
ある。
【図6】従来の無線選択呼出受信機における定型文のメ
ッセージデータ変換方式を示す説明図である。
【図7】自由文のメッセージデータ変換方式を示す説明
図である。
【図8】従来の制御部4におけるメッセージ変換方法を
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、 2…受信部、 3…デコーダ、 4…
制御部、 5…記憶部、 6…表示部、 7…増幅部、
8…スピーカ、 9…スイッチ部、 41…RAM、
51…定型文対応テーブル、 52…カナ変換テーブ
ル、 53…定型文登録エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を受信する受信部と、前記受信
    信号に含まれる選択呼出番号と自機の選択呼出番号を比
    較し、一致すると当該受信信号の受信データを取り込む
    デコーダと、前記受信データに定型文を示す情報が含ま
    れる受信データの登録番号と定型文とを対応付けて記憶
    する定型文対応テーブルと、前記受信データに自由文を
    示す情報が含まれる受信データの自由文コードを特定の
    単位で文字に変換する変換テーブルと、前記受信データ
    に定型文を示す情報が含まれる時に前記定型文対応テー
    ブルを用いて登録番号を定型文に変換し、前記受信デー
    タに自由文を示す情報が含まれる時に前記変換テーブル
    を用いて自由文コードを特定の単位で自由文に変換する
    制御部とを有する無線選択呼出受信機において、前記受
    信データに自由文を示す情報が含まれ、定型文として登
    録する旨の情報と登録番号が含まれる受信データの登録
    番号と自由文とを対応付けて記憶する定型文登録エリア
    を設け、前記制御部が、自由文を示す情報が含まれ、定
    型文として登録する旨の情報と登録番号が含まれる受信
    データを入力すると、前記変換テーブルを用いて自由文
    コードを自由文に変換し、当該自由文を定型文として前
    記登録番号に対応させて前記定型文登録エリアに登録
    し、入力された受信データに定型文を示す情報が含まれ
    る受信データの登録番号から前記定型文対応テーブルと
    前記定型文登録エリアを参照して対応する定型文を読み
    取る制御部であることを特徴とする無線選択呼出受信
    機。
  2. 【請求項2】 制御部が、自由文を示す情報が含まれ、
    定型文として登録する旨の情報と登録番号が含まれる受
    信データを入力すると、変換テーブルを用いて自由文コ
    ードを自由文に変換し、当該自由文を定型文として前記
    登録番号に対応させて定型文登録エリアに登録すること
    を特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機の制御
    方法。
  3. 【請求項3】 制御部が、受信データが入力されると、
    入力された受信データに定型文を示す情報が含まれる受
    信データの登録番号から定型文対応テーブルと定型文登
    録エリアを参照して対応する定型文を読み取ることを特
    徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機の制御方
    法。
JP7137541A 1995-05-12 1995-05-12 無線選択呼出受信機及びその制御方法 Pending JPH08307919A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639941B1 (en) 1998-12-04 2003-10-28 Nec Corporation Radio-signal transceiver
US6714792B2 (en) 1998-03-18 2004-03-30 Nec Corporation Selective radio paging receiver with display function
JP2009003535A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Sanyo Electric Co Ltd 診療情報入力装置

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