JPH0830396B2 - 油圧式ショベル系掘削機用削孔装置 - Google Patents

油圧式ショベル系掘削機用削孔装置

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JPH0830396B2
JPH0830396B2 JP4304727A JP30472792A JPH0830396B2 JP H0830396 B2 JPH0830396 B2 JP H0830396B2 JP 4304727 A JP4304727 A JP 4304727A JP 30472792 A JP30472792 A JP 30472792A JP H0830396 B2 JPH0830396 B2 JP H0830396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式ショベル系掘削
機、例えばバックホーのアームに取り付けて使用する削
孔装置に係り、特に掘削機本体を旋回できるようにする
と共に油圧式セリヤを収容した油圧式セリヤ運搬台を備
えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械のうち、油圧式ショベル系掘削
機、例えばバックホーは、アームの先端に各種の作業機
を取りつけることによって様々な作業に対応できる。削
孔装置もその一つである。本発明者は、実開平1−93
284号において、バックホーのアームに取り付けて使
用する削孔装置に関して、1.搬送時や保管時など削孔
装置を使用しないときには嵩ばらないように削孔装置自
体を小さくすることができること、2.セントライザー
と削孔装置取付部からの距離の調整を可能にして岩など
の障害物がある場所でも削孔装置の削孔箇所への設定が
迅速にできること、等を可能にした削孔装置を提案して
きた。この削孔装置は、上記目的を達成するのには十分
に有効であった。
【0003】けれども、地盤に斜めに削孔したり、法面
に削孔するときには、上記削孔装置では削孔箇所まで削
孔装置を移動する場合に、削孔装置の位置の微調整がで
きず十分に対応できない場合があった。また、法面に削
孔して岩盤を油圧式セリヤで破砕する場合、作業者は重
量物である油圧式セリヤを担いで法面に上らなければな
らなかった。この作業は重労働であり、転倒や転落の心
配があり危険であった。
【0004】特開昭62−117985号公報及び実願
昭56−29111号(実開昭57−142087号)
のマイクロフィルムには削孔装置本体を旋回させる旋回
装置を備えた削孔装置が開示してある。これらの装置に
よれば、削孔装置の位置の微調整は可能となる。しか
し、作業者が油圧式セリヤを担いで法面に上らなければ
ならないという課題は解決できない。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、地盤に斜めに削
孔したり、法面に削孔することが容易にできると共に、
法面に削孔した岩盤を油圧式セリヤで破砕する場合の油
圧式セリヤの運搬を容易にして作業者の肉体的負担を軽
減し、かつ安全性を向上させることができる、油圧式シ
ョベル系掘削機用削孔装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記課題点を解決し、目的
を達成するために講じた本発明の構成は次の通りであ
る。すなわち、本発明は、油圧式ショベル系掘削機に取
付けて使用する削孔装置であって、当該削孔装置は、削
孔装置本体と、当該削孔装置本体を旋回させる旋回装置
と、油圧式セリヤが着脱可能に収容してある油圧式セリ
ヤ運搬台と、を備えており、上記削孔装置本体は、基体
と、当該基体に進退自在に取り付けてある延長体と、当
該延長体に昇降自在に取り付けてある昇降体と、当該昇
降体に昇降自在に取り付けられ、上記昇降体または延長
体と連動して昇降する削岩ユニットと、上記基体と延長
体の間に介在して設けてある延長シリンダと、上記延長
体と昇降体の間に介在して設けてある駆動シリンダと、
を備えており、上記油圧式セリヤ運搬台は上記基体の下
部に取り外し可能に装着してある、油圧式ショベル系掘
削機用削孔装置である。
【0007】
【作用】油圧式ショベル系掘削機のアームを操作して、
岩盤の傾斜面などにおける削孔位置を決め、各シリンダ
ーと削岩ユニットを作動させて所要深さに削孔する。油
圧式セリヤは油圧式セリヤ運搬台にあらかじめ収容して
あるので、削孔作業時には、すでに削孔現場まで運搬さ
れていることになり、作業者が運搬する手間がかから
ず、運搬時の転倒、転落などの心配もない。
【0008】作業者は現場まで徒歩で移動し、油圧式セ
リヤ運搬台から油圧式セリヤを取り外す。そして、これ
を使用して岩盤の破砕を行なう。なお、上記したように
油圧セリヤはすでに削孔箇所の近くにあるので、ライン
チューブを引き回す必要がなく、作業が容易にできる。
【0009】更に、油圧式セリヤ運搬台は、削孔装置本
体の基体下部に設けてあるので、掘削機のアーム操作に
よって接地させやすく、作業者は油圧式セリヤの着脱作
業やオイルラインの接続作業など各作業がしやすい。ま
た、削孔現場までの経路が険しく危険であったり、現場
斜面が急勾配であったり、岩肌が露出して滑りやすいな
ど、作業に危険が伴う場合には、油圧式セリヤ運搬台に
作業者を乗せて移動させたり、乗せたまま破砕作業をさ
せることもできる。
【0010】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は削孔装置の延長体を伸ばした状態
を示す斜視図、図2は油圧式セリヤ運搬台の取付け構造
を示す分解斜視図、図3は旋回部の構造を示す要部断面
図、図4は削孔装置要部の平面図である。
【0011】Aは削孔装置で、削孔装置本体1と旋回装
置100を備えている。旋回装置100にはバックホー
BのアームB1先端に取り付けるための基台101を備
えている。基台101の上部には、所定の間隔をおいて
取付体102,102aが立設してある。取付体10
2,102aには、それぞれ取付孔121,122及び
取付孔121a,122aが設けてある。取付孔12
1,121aはバックホーのアーム先端に、また取付孔
122,122aはチルトシャフトに回動自在に取り付
けられる。
【0012】基台101の下部には旋回体103が旋回
自在に取り付けてある。基台101と旋回体103の取
り付け構造は、バックホーの走行部と旋回部の取り付け
構造である旋回サークル等と略同様の構造である。図3
を参照する。図に示すように、基台101の下面には内
輪110が突設してある。旋回体103の上面に外輪1
30が突設してある。そして内輪110の外周面及び外
輪130の内周面に溝110a,及び130aを設けて
軌道面を形成し、この軌道面に鋼球などの転動体90を
介在させた構造である。また外輪130の外周面にはギ
ヤ131が刻設してある。
【0013】基台101には油圧モータMが設けてあ
る。油圧モータMの駆動軸にはギヤ104が取り付けて
ある。ギヤ104は、前記ギヤ131とかみ合ってい
る。したがって旋回体103は、油圧モータMを作動す
ることによって旋回される。なお、旋回装置100はス
イベルジョイント(図示省略)を備え、揺動シリンダS
1へ配管できるようにしている。そして、旋回体103
には取付部材11が設けてある。取付部材11の先端部
には、揺動シリンダS1の元部がピンP2によって取付
けられ、ロッドヘッドはピンP3を介して基体2に取付
けてある。なお取付部材11の元端部は、ピンP1によ
って基体2に取付けてある。
【0014】図2を参照する。ピンP1及びピンP3の
先端は取付部材11の側面から突出している。ピンP1
及びピンP3には油圧式セリヤ運搬台80が取付けてあ
る。油圧式セリヤ運搬台80は側面にピンP1及びピン
P3を嵌着する嵌着穴81,82を設けた嵌着部材8
3,84を有している。また、油圧式セリヤ運搬台80
の側面には収容部86が設けてあり、収容部86には削
孔装置Aによって削孔された穴に挿入して拡開し、拡開
力によって岩盤を破砕する油圧式セリヤ85が取り外し
可能に装着してある。
【0015】なお、路面部分の破砕作業には油圧式セリ
ヤ運搬台80はなくても良いが、高所や急勾配の斜面に
おける岩盤の破砕作業の場合は、油圧式セリヤ運搬台8
0をP1及びピンP3に嵌着して、油圧式セリヤ85を
運搬できるようにしている。また、ピンP1及びピンP
3と嵌着部材83,84の間には、抜け止め用のボルト
B0などを挿入して油圧式セリヤ運搬台80がピンP1
及びピンP3から取り外れないようにしている。旋回体
103には基体2がピンP1を中心として揺動できるよ
うに取り付けてあり、削孔装置Aは、ピンP1を中心と
して揺動できる。
【0016】前記削孔装置本体1は基体2を備えてい
る。基体2は、断面「コ」状に形成され、所要長さを有
している。基体2の開口部側には、ブラケットの端縁部
を「L」状に折曲して抱持部23,23aが設けてあり
(図4参照)、この抱持部23,23aには、延長体3
の端部両側に形成された案内突条31,31aが摺動で
きる程度に緩く嵌合している。延長体3は断面「コ」状
で、基体2より長く形成してある。開口側及び閉鎖側の
両側面には、ほぼ全長にわたって案内突条31,31a
及び案内突条32,32aが設けてある。
【0017】延長体3の下端には、基台33が設けてあ
る。基台33には、削岩ロッド6を通す基準孔34aを
穿設したセントライザー34が設けてある。基台33の
基体2側には、シリンダ受け35が設けてある。シリン
ダ受け35には、基体2の内空間に出入可能な延長シリ
ンダS2がロッドヘッドを上にして立設されている。延
長シリンダS2のロッドヘッドは、基体2の上端部に貫
設された固定ピン25に固着されている。したがって昇
降体3は、延長シリンダS2のロッドS2aの伸縮によ
り基体2上を摺動する。また、基台33には延長体3を
挟んで駆動シリングS3が同じくロッドヘッドを上にし
て立設されている。
【0018】延長体3の案内突条32,32aには、抱
持部41,41aを嵌装して昇降体4が進退自在に取り
付けられている。昇降体4は、断面「コ」状で延長体3
とほぼ同じ長さに形成してある。開口側を延長体3の開
口側と向かい合わせ、間に内空間40が形成してある。
昇降体4の開口側両側面には、抱持部41,41aが下
端から全長の2/3程度の高さ迄設けてある。また、閉
鎖側両側面に案内突条42,42aがほぼ全長にわたっ
て設けてある。
【0019】内空間40内であって昇降体4の上端部か
らやや下方には固定部材45が設けてある。固定部材4
5には駆動シリンダS3のロッドヘッドが固定されてい
る。これにより、昇降体4は駆動シリンダS3のロッド
S3aの伸縮により延長体3に沿って昇降できる。昇降
体4の案内突条42,42aには、削岩ロッド6を装着
する削岩ユニット5が、抱持部51,51aを嵌装して
昇降可能に取り付けられている。削岩ユニット5は、打
撃装置、チャック(共に図示省略)等を備えている。
【0020】延長体3の一方の側面上部には、削岩ユニ
ット5側へほぼ直角に折曲した「L」状の取付片36が
固着してある。取付片36の先端部は後述するスプロケ
ット38,39の案内溝に対応する位置まで突出してあ
り(図3参照)、先端部にはフック37が取り付けてあ
る。昇降体4の削岩ユニット5取付面の上端部及び下端
部にはスプロケット38,39が取り付けてある。駆動
チェーンW1は、一端部をフック37に掛止し、スプロ
ケット39に掛けて他端部を削岩ユニット5の下部に取
り付けられている。削岩ユニット5の上部には駆動チェ
ーンW2の一端部が取り付けられ、スプロケット38に
掛けられて他端部は、取付片36に取り付けてある。
【0021】この構造によれば、削岩ユニット5を装着
している昇降体4が延長体3に沿って昇降すると、削岩
ユニット5は昇降体4を昇降する。したがって削岩ユニ
ット5は、延長体3上のみを昇降する場合に比べ、昇降
体4が延長体3を昇降する分だけ余分に長く移動でき
る。
【0022】(作 用) 図5ないし図8は基体に取り付けられた延長体、昇降体
及び削岩ユニットの動きを示す概略説明図、図9は使用
状態を示す概略説明図である。これらの図を参照して本
実施例の作用を説明する。 1. 削孔装置Aの旋回装置100をバックホーBのア
ームB1先端部に取り付け、バックホーBの油圧系統と
削孔装置の油圧系統(オイルライン)を連結しておく。
まず、延長シリンダS2と駆動シリンダS3のロッドS
2a,S3aを共に縮めておく(図5参照)。次にセン
トライザー34の基準孔34aを挿通して削岩ユニット
5のチャック部に削岩ロッド6を装着し、駆動シリンダ
S3のロッドS3aを伸ばしていく。これによって昇降
体4が延長体3上を上昇するが、取付片36は移動しな
いので、スプロケット38,39を回転させながら、削
岩ユニット5は昇降体4上を上昇する。これらの動きに
よって削岩ロッド6はセントライザー34の基準孔34
aを通って引込まれる。そして、セントライザー34下
方に削岩ロッド6の先端が若干残る状態で駆動シリンダ
S3のロッドは停止する(図6参照)。従って昇降体4
よりも長い削岩ロッド6を装着することができる。
【0023】2. アームB1及び旋回装置100、揺
動シリンダS1を操作して、削孔装置Aを所定の角度で
削孔箇所に据えつける。 3. 駆動シリンダS3のロッドS3aを縮め、昇降体
4を下降させながら、削岩ユニット5の打撃装置を作動
させる。削岩ユニット5は、1.の場合とは反対に作動
して下降し、打撃装置で削岩ロッド6を振動させて岩な
どに削孔する。 4. 削岩ロッド6を抜くときは、駆動シリンダS3の
ロッドS3aを上方へ伸ばせば削岩ロッド6は上昇して
抜ける。通常の作用は上記の通りであるが、削孔する箇
所が岩等に挟まれて、アーム101先端に装着してある
旋回装置100及び削孔装置Aの下部が入らないくらい
に狭い場合、或は岩石等の障害物があって上記状態では
削孔装置Aの先端部を削孔箇所まで下ろすことができな
い場合などは、次のように作用させる。
【0024】5. 図7の状態からアーム101先端部
を削孔箇所の上方に停止させたまま、延長シリンダS2
のロッドS2aと駆動シリンダS3のロッドS3aを伸
ばして延長体3を下降させる(図7参照)。延長体3が
下降すると取付片36も下降し、これによって駆動チェ
ーンW2が削岩ユニット5を引っ張り、昇降体4上を上
昇する。これらの動きによって削岩ロッド6はセントラ
イザー34の基準孔34aを通って引込まれる。延長体
3が下降するとセントライザー34と旋回装置100と
の距離は長くなる(図1参照)。従って削孔する箇所が
岩等に挟まれて旋回装置100及び削孔装置Aの下部が
入らないくらいに狭い場合、或いはアーム101の下方
に障害物があっても削孔装置Aの先端部を削孔箇所まで
下ろすことができる。 6. 延長体3の基台33が削孔箇所に到達したら延長
シリンダS2のロッドS2aの下降を停止し、上記2.
〜4.と略同様の操作を行う(図8参照)。搬送時や保
管時には削岩ロッド6を外して図5の状態に縮小してお
けば削孔装置Aの長さは短くなり嵩ばらない。
【0025】7. 削孔する箇所が法面の岩盤などの場
合は、旋回体103を必要なだけ旋回して削孔する箇所
に削岩ロッド6で削孔する。その場合アームB1及び旋
回装置100の動きを組み合わせることによってバック
ホーBを停止したまま微調整を行うことができる。 8. 必要箇所に削孔したら、作業者は現場まで徒歩で
移動し、油圧式セリヤ運搬台80から油圧式セリヤ85
を取り外す。そして、これを使用して岩盤の破砕を行な
う。なお、このとき、油圧セリヤ85はすでに削孔箇所
の近くにあるので、ラインチューブを引き回す必要がな
く、作業が容易にできる。
【0026】更には、油圧式セリヤ運搬台80は、削孔
装置本体1の基体2の下部に設けてあるので、バックホ
ーBのアームB1の操作によって接地させやすく、油圧
式セリヤ85の着脱作業やオイルラインの接続作業など
各作業がしやすい。また、削孔現場までの経路が険しく
危険であったり、現場斜面が急勾配であったり、岩肌が
露出して滑りやすいなど、作業に危険が伴う場合には、
その後油圧式セリヤ運搬台80に作業者が乗って現場ま
で移動し、必要に応じて作業者は乗ったまま油圧式セリ
ヤ85を使用して岩盤を破砕することができる。本発明
は図示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲の記載内において数々の変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、次の効果を有
する。 (a)削孔装置は、削孔装置本体と、この削孔装置本体
を旋回させる旋回装置とを備えているので、油圧式ショ
ベル系掘削機に装着して目的の箇所へ削孔をする場合、
油圧式ショベル系掘削機は大まかな箇所まで移動させれ
ば、後は油圧式ショベル系掘削機を動かさなくても削孔
装置の動きの微調整ができ、削孔装置を削孔箇所へ迅速
に設置できる。
【0028】(b)油圧式セリヤは油圧式セリヤ運搬台
にあらかじめ収容してあるので、削孔作業時には、すで
に削孔現場まで運搬されていることになり、作業者が運
搬する手間がかからず、運搬時の転倒、転落などの心配
もない。また、作業者が現場まで移動して油圧式セリヤ
運搬台から油圧式セリヤを取り外して使用するときに
は、上記したように油圧セリヤはすでに削孔箇所の近く
にあるので、ラインチューブを引き回す必要がなく、作
業が容易にできる。
【0029】(c)油圧式セリヤ運搬台は、削孔装置本
体の基体下部に設けてあるので、掘削機のアーム操作に
よって接地させやすく、作業者は油圧式セリヤの着脱作
業やオイルラインの接続作業など各作業がしやすい。
【0030】(d)削孔現場までの経路が険しく危険で
あったり、現場斜面が急勾配であったり、岩肌が露出し
て滑りやすいなど、作業に危険が伴う場合には、油圧式
セリヤ運搬台に作業者を乗せて移動させたり、乗せたま
ま破砕作業をさせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】削孔装置の延長体を伸ばした状態を示す斜視
図。
【図2】油圧式セリヤ運搬台の取付け構造を示す分解斜
視図。
【図3】旋回部の構造を示す要部断面図。
【図4】削孔装置要部の平面図。
【図5】基体に取り付けられた延長体、昇降体及び削岩
ユニットの動きを示す概略説明図。
【図6】基体に取り付けられた延長体、昇降体及び削岩
ユニットの動きを示す概略説明図。
【図7】基体に取り付けられた延長体、昇降体及び削岩
ユニットの動きを示す概略説明図。
【図8】基体に取り付けられた延長体、昇降体及び削岩
ユニットの動きを示す概略説明図。
【図9】使用状態を示す概略説明図。
【符号の説明】
A 削孔装置 1 削孔装置本体 100 旋回装置 80 油圧式セリヤ運搬台 85 油圧式セリヤ 2 基体 3 延長体 4 昇降体 5 削岩ユニット S2 延長シリンダ S3 駆動シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式ショベル系掘削機に取付けて使用
    する削孔装置であって、当該削孔装置は、 削孔装置本体(1)と、 当該削孔装置本体(1)を旋回させる旋回装置(10
    0)と、 油圧式セリヤ(85)が着脱可能に収容してある油圧式
    セリヤ運搬台(80)と、を備えており、 上記削孔装置本体(1)は、 基体(2)と、 当該基体(2)に進退自在に取り付けてある延長体
    (3)と、 当該延長体(3)に昇降自在に取り付けてある昇降体
    (4)と、 当該昇降体(4)に昇降自在に取り付けられ、上記昇降
    体(4)または延長体(3)と連動して昇降する削岩ユ
    ニツト(5)と、 上記基体(2)と延長体(3)の間に介在して設けてあ
    る延長シリンダ(S2)と、 上記延長体(3)と昇降体(4)の間に介在して設けて
    ある駆動シリンダ(S3)と、を備えており、 上記油圧式セリヤ運搬台(80)は上記基体(2)の下
    部に取り外し可能に装着してあることを特徴とする、 油圧式ショベル系掘削機用削孔装置。
JP4304727A 1992-10-15 1992-10-15 油圧式ショベル系掘削機用削孔装置 Expired - Lifetime JPH0830396B2 (ja)

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