JPH08303546A - 回転運動を軸方向運動に変換する装置 - Google Patents
回転運動を軸方向運動に変換する装置Info
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- JPH08303546A JPH08303546A JP8137430A JP13743096A JPH08303546A JP H08303546 A JPH08303546 A JP H08303546A JP 8137430 A JP8137430 A JP 8137430A JP 13743096 A JP13743096 A JP 13743096A JP H08303546 A JPH08303546 A JP H08303546A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2247—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
- F16H25/2266—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers arranged substantially in parallel to the screw shaft axis
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19698—Spiral
- Y10T74/19702—Screw and nut
- Y10T74/19744—Rolling element engaging thread
- Y10T74/19781—Non-recirculating rolling elements
-
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- Y10T74/19795—Parallel to shaft
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 過負荷保護として使用できる回転運動を軸方
向運動に変換する装置又は軸方向運動を回転運動に変換
する装置を得る。 【解決手段】 ネジ付きスピンドル１のネジは、単条ま
たは多条ネジ１０であり、該スピンドル１を包囲するナ
ット２の輪郭は比較的粗い溝２０を有し、前記ネジ込み
スピンドル１とナット２との間に遊星状に多数のローラ
またはローラ体３ａ−３ｆが配置され、これらのローラ
体は、異なる２つの輪郭を有し、一方の輪郭３１はスピ
ンドルのネジ１０に適合し、他方の輪郭３２は溝２０に
適合する。力伝達要素であるスピンドル１、ナット２及
び／又はローラおよびローラ体３ａ−３ｆを変形可能ま
たは弾性変形可能な材料により構成してある。
向運動に変換する装置又は軸方向運動を回転運動に変換
する装置を得る。 【解決手段】 ネジ付きスピンドル１のネジは、単条ま
たは多条ネジ１０であり、該スピンドル１を包囲するナ
ット２の輪郭は比較的粗い溝２０を有し、前記ネジ込み
スピンドル１とナット２との間に遊星状に多数のローラ
またはローラ体３ａ−３ｆが配置され、これらのローラ
体は、異なる２つの輪郭を有し、一方の輪郭３１はスピ
ンドルのネジ１０に適合し、他方の輪郭３２は溝２０に
適合する。力伝達要素であるスピンドル１、ナット２及
び／又はローラおよびローラ体３ａ−３ｆを変形可能ま
たは弾性変形可能な材料により構成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動を軸方向運動
に又は軸方向運動を回転運動に変換する装置の応用に関
する。
に又は軸方向運動を回転運動に変換する装置の応用に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、回転運動を軸方向運動に変換する
装置として、たとえば本発明者が提供した日本特許１７
９０４０９号（特公平４−８１６５４号）に記載された
ものが知られている。
装置として、たとえば本発明者が提供した日本特許１７
９０４０９号（特公平４−８１６５４号）に記載された
ものが知られている。
【０００３】該装置を、本発明の実施形態を示す図１
（ａ）と図１（ｂ）を用いて説明すれば、該装置は、ス
ピンドル１を有し、該スピンドルは、例えば駆動モータ
のスピンドルとして具体化される軸の端部であり、該ス
ピンドル１には、好ましくは、ピッチＳが０．３から
０．２５mmあるいはそれ以下である単条微ねじ１０が形
成されている。
（ａ）と図１（ｂ）を用いて説明すれば、該装置は、ス
ピンドル１を有し、該スピンドルは、例えば駆動モータ
のスピンドルとして具体化される軸の端部であり、該ス
ピンドル１には、好ましくは、ピッチＳが０．３から
０．２５mmあるいはそれ以下である単条微ねじ１０が形
成されている。
【０００４】また、図１（ａ）及び図１（ｂ）で示すよ
うに、たとえば、６つのローラまたはローラ体３ａ−３
ｆが、スピンドル１とナット２の間に遊星状にスピンド
ルの取り付け状態で配設されている。これらのローラま
たはローラ体３ａ−３ｆの表面には、互いに一定の間隔
を有して平行に延びている微細な溝を有する溝輪郭３１
が、所定の個所に設けられる。この一定の溝間隔と溝深
さによって、スピンドル１上の小ピッチのねじ１０との
確実な係合が確保される。
うに、たとえば、６つのローラまたはローラ体３ａ−３
ｆが、スピンドル１とナット２の間に遊星状にスピンド
ルの取り付け状態で配設されている。これらのローラま
たはローラ体３ａ−３ｆの表面には、互いに一定の間隔
を有して平行に延びている微細な溝を有する溝輪郭３１
が、所定の個所に設けられる。この一定の溝間隔と溝深
さによって、スピンドル１上の小ピッチのねじ１０との
確実な係合が確保される。
【０００５】また、個々のローラまたはローラ体３ａ−
３ｆは、スピンドル１に向けて溝輪郭３１（以下でスピ
ンドル側溝輪郭と呼ぶ）が形成された部分間に、Ｖ−形
断面の粗い案内溝３２（以下でナット側輪郭と呼ぶ）も
形成されている。案内溝３２の間隔は、スピンドルナッ
ト２に形成されている逆のＶ形断面を有する案内溝２０
の間隔と全く同じである。
３ｆは、スピンドル１に向けて溝輪郭３１（以下でスピ
ンドル側溝輪郭と呼ぶ）が形成された部分間に、Ｖ−形
断面の粗い案内溝３２（以下でナット側輪郭と呼ぶ）も
形成されている。案内溝３２の間隔は、スピンドルナッ
ト２に形成されている逆のＶ形断面を有する案内溝２０
の間隔と全く同じである。
【０００６】すべてのローラまたはローラ体３は、ナッ
ト２の内部の一定間隔のナット側の案内溝と小さいねじ
ピッチのスピンドル１の両方に確実に係合するために、
各遊星ローラのスピンドル側溝輪郭３１は、ローラから
ローラヘ一定で、且つ全体として総ピッチの機能が得ら
れるような、特定のピッチオフセットでもって配置され
ている。
ト２の内部の一定間隔のナット側の案内溝と小さいねじ
ピッチのスピンドル１の両方に確実に係合するために、
各遊星ローラのスピンドル側溝輪郭３１は、ローラから
ローラヘ一定で、且つ全体として総ピッチの機能が得ら
れるような、特定のピッチオフセットでもって配置され
ている。
【０００７】これは、ローラまたはローラ体３ａ−３ｆ
の各々は、該ローラ体の所定の中間部分に形成される微
細な溝輪郭３１が、異なるピッチオフセット量を有する
ように形成することによって達成される。そのため、異
なるピッチオフセットを持つローラ３をきわめて特定な
順序で配設されねばならないので、各ローラを識別する
ために適当な識別用表示が個々のローラ３に、例えば、
面端に設けられている。
の各々は、該ローラ体の所定の中間部分に形成される微
細な溝輪郭３１が、異なるピッチオフセット量を有する
ように形成することによって達成される。そのため、異
なるピッチオフセットを持つローラ３をきわめて特定な
順序で配設されねばならないので、各ローラを識別する
ために適当な識別用表示が個々のローラ３に、例えば、
面端に設けられている。
【０００８】スピンドル１の微ネジのピッチが、たとえ
ば、０．３mmであるとすれば、隣接するローラ間におけ
る微細な溝輪郭が、一方のローラから他方への０．０５
mmのピッチオフセット又は変位が必要であることを意味
し、各ローラ間の中心角度は各６０度で表される。他の
方法で表すと、各ローラ毎のピッチオフセット量は、特
定のローラから数え始めると、（対象とするローラの数
−１）×３６０°／（ローラの全数）の積に相当する。
ば、０．３mmであるとすれば、隣接するローラ間におけ
る微細な溝輪郭が、一方のローラから他方への０．０５
mmのピッチオフセット又は変位が必要であることを意味
し、各ローラ間の中心角度は各６０度で表される。他の
方法で表すと、各ローラ毎のピッチオフセット量は、特
定のローラから数え始めると、（対象とするローラの数
−１）×３６０°／（ローラの全数）の積に相当する。
【０００９】本質的に同じ構成の他の実施例において
は、上記実施例とは別に、遊星ローラは正または負のピ
ッチの微細ねじを備え、スピンドルは同様に環状溝を備
えている。ローラのナット側案内溝とナットに対応案内
溝は前記実施例のままである。しかし、その場合、遊星
ローラを互いに角度的に間隔を保つケージが必要であ
る。
は、上記実施例とは別に、遊星ローラは正または負のピ
ッチの微細ねじを備え、スピンドルは同様に環状溝を備
えている。ローラのナット側案内溝とナットに対応案内
溝は前記実施例のままである。しかし、その場合、遊星
ローラを互いに角度的に間隔を保つケージが必要であ
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な回転運動を軸方向運動に変換する装置又は軸方向運動
を回転運動に変換する装置を、負荷に従属してシステム
ピッチが変化できるようにして、過負荷に対する保護を
行うことができる回転運動を軸方向運動に変換する装置
又は軸方向運動を回転運動に変換する装置を提供するこ
とを目的とするものである。
な回転運動を軸方向運動に変換する装置又は軸方向運動
を回転運動に変換する装置を、負荷に従属してシステム
ピッチが変化できるようにして、過負荷に対する保護を
行うことができる回転運動を軸方向運動に変換する装置
又は軸方向運動を回転運動に変換する装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、単状又は多条
のネジ１０を有するネジ切りされたスピンドル１と、該
スピンドル１を囲繞する比較的粗い溝２０を有するナッ
ト２と、前記ネジ切りされたスピンドル１と前記ナット
２との間に配設され、前記スピンドルのネジと係合する
一方の輪郭３１と前記ナット２の溝と係合する他方の輪
郭３２とを有する複数のローラ又はローラ体３ａ〜３ｆ
とを具備し、前記ネジ付きスピンドル１、前記ナット２
及び／又はローラ又はローラ体３ａ〜３ｆからなる力伝
達要素が、変形可能または弾性変形可能な材料により形
成されていることを特徴とする過負荷保護用として使用
される回転運動を軸方向運動又はその逆に変換する装置
によって上記課題を解決したものである。
のネジ１０を有するネジ切りされたスピンドル１と、該
スピンドル１を囲繞する比較的粗い溝２０を有するナッ
ト２と、前記ネジ切りされたスピンドル１と前記ナット
２との間に配設され、前記スピンドルのネジと係合する
一方の輪郭３１と前記ナット２の溝と係合する他方の輪
郭３２とを有する複数のローラ又はローラ体３ａ〜３ｆ
とを具備し、前記ネジ付きスピンドル１、前記ナット２
及び／又はローラ又はローラ体３ａ〜３ｆからなる力伝
達要素が、変形可能または弾性変形可能な材料により形
成されていることを特徴とする過負荷保護用として使用
される回転運動を軸方向運動又はその逆に変換する装置
によって上記課題を解決したものである。
【００１２】即ち、上記構成の本発明によれば、回転運
動を軸方向運動又はその逆に変換する装置が、過負荷保
護用に使用される。
動を軸方向運動又はその逆に変換する装置が、過負荷保
護用に使用される。
【００１３】本発明は発明の有利な他の特徴によれば、
回転運動を軸方向運動に変換するため使用される装置
は、さらに、力伝達要素、すなわちネジ付きスピンド
ル、種々の輪郭を有するナット及び／又はローラまたは
ローラ体が、変形可能好ましくは弾性変形可能材により
形成されている。力伝達要素の弾性変形可能な材料は、
ポリマー材または適当な変形可能、好ましくは弾性変形
可能材であることが望ましい。
回転運動を軸方向運動に変換するため使用される装置
は、さらに、力伝達要素、すなわちネジ付きスピンド
ル、種々の輪郭を有するナット及び／又はローラまたは
ローラ体が、変形可能好ましくは弾性変形可能材により
形成されている。力伝達要素の弾性変形可能な材料は、
ポリマー材または適当な変形可能、好ましくは弾性変形
可能材であることが望ましい。
【００１４】従って、公知の回転運動を軸方向運動に変
換する装置において、特に異なる輪郭を有するローラま
たはローラ体が、ポリマー等変形可能、または弾性変形
可能な材料材により製造されれば、過負荷保護として使
用される負荷によるシステムピッチ変化が得られる。こ
のようなシステムピッチ変化はまた負荷の関数としてだ
けでなく回転数とスピンドルシステムのプレストレスを
介し設定することができる。これはまた、低回転数にお
いて大きなプレストレスがあれば、大きな力伝達とな
り、過負荷に対する大きな保護をもたらすことを意味す
る。
換する装置において、特に異なる輪郭を有するローラま
たはローラ体が、ポリマー等変形可能、または弾性変形
可能な材料材により製造されれば、過負荷保護として使
用される負荷によるシステムピッチ変化が得られる。こ
のようなシステムピッチ変化はまた負荷の関数としてだ
けでなく回転数とスピンドルシステムのプレストレスを
介し設定することができる。これはまた、低回転数にお
いて大きなプレストレスがあれば、大きな力伝達とな
り、過負荷に対する大きな保護をもたらすことを意味す
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面をもと
に説明する。図１に示す回転運動を軸方向に変換する装
置において、スピンドル１がナット２と反対に回転すれ
ば、ねじ１０はローラ３ａのねじの内側に沿って回転
し、ローラの案内溝３２はナット２のランドに沿って回
転する。スピンドルとローラの輪郭形成により前推力を
創成するが、前進力の大きさは、ローラスピンドル駆動
の特性幾何学的データによって決まる。
に説明する。図１に示す回転運動を軸方向に変換する装
置において、スピンドル１がナット２と反対に回転すれ
ば、ねじ１０はローラ３ａのねじの内側に沿って回転
し、ローラの案内溝３２はナット２のランドに沿って回
転する。スピンドルとローラの輪郭形成により前推力を
創成するが、前進力の大きさは、ローラスピンドル駆動
の特性幾何学的データによって決まる。
【００１６】ここで、過負荷保護として装置が使用でき
るようにするため、弾性伝達要素を使用すると、負荷指
示弾性変形のため、スピンドル１、ローラ３及び／又は
ナット２の回転幾何学が変化する。あとで詳述する図２
のピッチ変化から明らかのように、このように変化した
幾何学的データはローラスピンドル駆動の総ピッチに直
接影響する。
るようにするため、弾性伝達要素を使用すると、負荷指
示弾性変形のため、スピンドル１、ローラ３及び／又は
ナット２の回転幾何学が変化する。あとで詳述する図２
のピッチ変化から明らかのように、このように変化した
幾何学的データはローラスピンドル駆動の総ピッチに直
接影響する。
【００１７】スピンドル１の周囲に遊星型に配設される
ローラまたはローラ体３のスピンドル側輪郭３１は、ネ
ジピッチ（Ｓｐ＝Ｓｓ；Ｓｐ＝−Ｓｓ）形式または溝輪
郭（Ｓｐ＝０、ピッチなし）のいずれかで具体化され
る。ここでＳｓはスピンドルピッチ、Ｓｐは遊星ローラ
体のピッチである。
ローラまたはローラ体３のスピンドル側輪郭３１は、ネ
ジピッチ（Ｓｐ＝Ｓｓ；Ｓｐ＝−Ｓｓ）形式または溝輪
郭（Ｓｐ＝０、ピッチなし）のいずれかで具体化され
る。ここでＳｓはスピンドルピッチ、Ｓｐは遊星ローラ
体のピッチである。
【００１８】変換装置の総ピッチＳgesは、ナット２の
回転径ＤMとスピンドルＳの回転径Ｄｓ、ローラまたは
ローラ体のスピンドル側回転径Ｄps、ローラまたはロー
ラ体のナット側回転径ＤｐM、およびピッチＳｓとＳｐ
により定まり、次のように表される。
回転径ＤMとスピンドルＳの回転径Ｄｓ、ローラまたは
ローラ体のスピンドル側回転径Ｄps、ローラまたはロー
ラ体のナット側回転径ＤｐM、およびピッチＳｓとＳｐ
により定まり、次のように表される。
【数１】
【００１９】特に、スピンドルおよびローラまたはロー
ラ体のピッチが同じ、すなわち、Ｓｓ＝Ｓｐである実施
例では、図２の線図から見られるように、過負荷保護は
顕著になり、もしＤps／Ｄｓ＝１であれば、回転運動を
軸方向運動に変換する装置の総ピッチは０である。しか
しながら、これは、任意の総ピッチで回転運動を軸方向
運動に変換する他の３つの可能な実施例すべてにも適用
する。
ラ体のピッチが同じ、すなわち、Ｓｓ＝Ｓｐである実施
例では、図２の線図から見られるように、過負荷保護は
顕著になり、もしＤps／Ｄｓ＝１であれば、回転運動を
軸方向運動に変換する装置の総ピッチは０である。しか
しながら、これは、任意の総ピッチで回転運動を軸方向
運動に変換する他の３つの可能な実施例すべてにも適用
する。
【００２０】図２の線図において、総ピッチＳgesは縦
軸のピッチＳｓに描かれ、回転サークル径ＤpsとＤｓの
比、即ち、Ｄps／Ｄｓは横軸に描かれている。ゼロ線も
縦軸において０．００で記した地点で太い実線で示され
ている。定間隔で記入された矩形で表示され、ほぼ４．
００の縦座標値で始まるグラフは、Ｓｐ＝Ｓｓの場合の
ピッチ比Ｓges／Ｓｓを示す。定間隔で記入され三角形
で表示され、１．００の縦座標値の下で始まるグラフ
は、遊星ローラまたはローラ体３のピッチＳｐが０、換
言すればＳｐ＝０でのピッチ比Ｓges／Ｓｓに当てはま
る。
軸のピッチＳｓに描かれ、回転サークル径ＤpsとＤｓの
比、即ち、Ｄps／Ｄｓは横軸に描かれている。ゼロ線も
縦軸において０．００で記した地点で太い実線で示され
ている。定間隔で記入された矩形で表示され、ほぼ４．
００の縦座標値で始まるグラフは、Ｓｐ＝Ｓｓの場合の
ピッチ比Ｓges／Ｓｓを示す。定間隔で記入され三角形
で表示され、１．００の縦座標値の下で始まるグラフ
は、遊星ローラまたはローラ体３のピッチＳｐが０、換
言すればＳｐ＝０でのピッチ比Ｓges／Ｓｓに当てはま
る。
【００２１】定間隔で記入された菱形で示され、−３．
００の上の縦座標値で始まるグラフは、スピンドルピッ
チ−Ｓｓが、遊星ローラピッチＳｐに等しい、すなわ
ち、Ｓｐ＝−Ｓｓでのピッチ比に当てはまる。
００の上の縦座標値で始まるグラフは、スピンドルピッ
チ−Ｓｓが、遊星ローラピッチＳｐに等しい、すなわ
ち、Ｓｐ＝−Ｓｓでのピッチ比に当てはまる。
【００２２】図２の線図において、負駆動で始まってい
る（即ち、縦座標値−３．００で始まっている）定間隔
でプロットした菱形を有する下方グラフは、１個の横座
標値で縦座標のゼロ線と交差し正駆動に切り替わるの
で、定間隔で記入した菱形を有する上記グラフは、可変
負荷従属システムピッチ変化を示している。
る（即ち、縦座標値−３．００で始まっている）定間隔
でプロットした菱形を有する下方グラフは、１個の横座
標値で縦座標のゼロ線と交差し正駆動に切り替わるの
で、定間隔で記入した菱形を有する上記グラフは、可変
負荷従属システムピッチ変化を示している。
【００２３】比較的重負荷の下では、この可変負荷従属
システムピッチ変化は、ゼロピッチ（すなわち、駆動の
面で静止）を意味し、その後方向が逆になる。
システムピッチ変化は、ゼロピッチ（すなわち、駆動の
面で静止）を意味し、その後方向が逆になる。
【００２４】したがって、もし２つの回転径が負荷の極
端な増大の結果、同じ大きさ（Ｄps／Ｄｓ＝１）であれ
ば、スピンドルシステムのピッチは、ゼロである。この
作動原理は過負荷保護としての適用に選定される。
端な増大の結果、同じ大きさ（Ｄps／Ｄｓ＝１）であれ
ば、スピンドルシステムのピッチは、ゼロである。この
作動原理は過負荷保護としての適用に選定される。
【００２５】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係る過
負荷保護用として使用される回転運動を軸方向運動又は
その逆に変換する装置は、ネジ付きスピンドル、ナット
２及び／又はローラ又はローラ体からなる力伝達要素
が、変形可能または弾性変形可能な材料により形成され
ていることにより、負荷に従属してシステムピッチが変
化し、過負荷を有効に吸収して過負荷に対する保護を行
うことができる。
負荷保護用として使用される回転運動を軸方向運動又は
その逆に変換する装置は、ネジ付きスピンドル、ナット
２及び／又はローラ又はローラ体からなる力伝達要素
が、変形可能または弾性変形可能な材料により形成され
ていることにより、負荷に従属してシステムピッチが変
化し、過負荷を有効に吸収して過負荷に対する保護を行
うことができる。
【図１】本発明の実施形態に係る回転運動を軸方向運動
に変換する装置を示し、（ａ）は主要要素の断面図、
（ｂ）は（ａ）に示す同じ要素の部分平面図および部分
断面図である。
に変換する装置を示し、（ａ）は主要要素の断面図、
（ｂ）は（ａ）に示す同じ要素の部分平面図および部分
断面図である。
【図２】ローラの種々ネジピッチのピッチ変化を示す線
図である。
図である。
１ スピンドル ２ ナット ３ａ〜３ｆ ローラ １０ ネジ ２０ 溝 ３１、３２ 輪郭
Claims (4)
- 【請求項１】 単状又は多条のネジ１０を有するネジ切
りされたスピンドル１と、該スピンドル１を囲繞する比
較的粗い溝２０を有するナット２と、前記ネジ切りされ
たスピンドル１と前記ナット２との間に配設され、前記
スピンドルのネジと係合する一方の輪郭３１と前記ナッ
ト２の溝と係合する他方の輪郭３２とを有する複数のロ
ーラ又はローラ体３ａ〜３ｆとを具備し、前記ネジ付き
スピンドル１、前記ナット２及び／又はローラ又はロー
ラ体３ａ〜３ｆからなる力伝達要素が、変形可能または
弾性変形可能な材料により形成されていることを特徴と
する過負荷保護用として使用される回転運動を軸方向運
動又はその逆に変換する装置。 - 【請求項２】 弾性変形可能な材料よりなる力伝達要素
（１，２，３ａ−３ｆ）を設けることにより、所定のシ
ステムピッチ変化が回転数を媒介し及びスピンドルシス
テムをプレストレスすることにより設定できることを特
徴とする請求項１記載の過負荷保護用として使用される
回転運動を軸方向運動又はその逆に変換する装置。 - 【請求項３】 力伝達要素（１，２，３ａ−３ｆ）の弾
性変形可能な材料がポリマー材である請求項１または２
記載の装置。 - 【請求項４】 弾性変形可能な材料よりなる力伝達要素
（１，２，３ａ−３ｆ）により、負荷従属システムピッ
チ変化が達成される請求項１〜３何れか記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19516199.8 | 1995-05-08 | ||
| DE19516199A DE19516199C2 (de) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | Verwendung einer Vorrichtung zur Umwandlung einer Dreh- in eine Axialbewegung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303546A true JPH08303546A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=7760958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8137430A Pending JPH08303546A (ja) | 1995-05-08 | 1996-05-08 | 回転運動を軸方向運動に変換する装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6370978B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08303546A (ja) |
| DE (1) | DE19516199C2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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