JPH08300955A

JPH08300955A - 電動車用パワーユニット

Info

Publication number: JPH08300955A
Application number: JP7114866A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Sueshige; 洋末繁
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1995-05-12
Filing date: 1995-05-12
Publication date: 1996-11-19

Abstract

(57)【要約】【目的】走行用モータ、バッテリを車輪等のコンポー
ネントの内部に収納して、スペースを有効に利用したコ
ンパクトなシステムを形成するとともに、外から見えな
いようにして機能美を最大限に発揮した電動車用パワー
ユニットを提供する。【構成】連結部材１４の両端部に２つの車輪１１，１
２を回転可能に取付け、２つの車輪１１，１２の少なく
とも一方のホイール１５（又は１５，１６）内に走行用
モータ１３を収納した。【効果】モータは外部に露出せず、外観性に優れる。
また、外部にモータを設置するスペースが不要であり、
ホイール内スペースの有効利用が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電動車用パワーユニット
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の電動パワーユニットには、電動三
輪車形式のゴルフカートとして、例えば米国特許第４５
３８６９５号明細書「バッテリ・ドリブン・ゴルフ・カ
ート」がある。上記明細書の図１〜図３に基づく平面構
成の概要を、便宜的に図１４に再掲して説明する。な
お、符号は振り直してある。

【０００３】図１４は従来の電動ゴルフカートの平面図
（模式図）であり、電動ゴルフカート１００は、フレー
ム１０１に１個の前輪１０２と２個の後輪１０３，１０
３と、２個のモータ１０４，１０４と、２個のバッテリ
１０５，１０５とを備え、２個の後輪１０３，１０３を
各モータ１０４，１０４で減速機構１０６，１０６を介
して個別に駆動する構成である。

【０００４】電動ゴルフカート１００は、フレーム１０
１の前部にＵ字状のバッグ受け部１０７，１０７を備
え、これらのバッグ受け部１０７，１０７にゴルフバッ
グ１０８，１０８を載せ、且つステップ１０９にプレー
ヤを載せて移動する。なお、ステップ１０９はフレーム
１０１の上部に張られている。１１１はステアリングホ
ィール、１１２はモータ１０４，１０４から後輪１０
３，１０３への動力の伝達を切換えるコントロールレバ
ー（クラッチレバー）である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、フ
レーム１０１にモータ１０４，１０４、バッテリ１０
５，１０５を取付けた構成であり、パワーユニットが大
きなスペースを占有する。これらモータ１０４，１０
４、バッテリ１０５，１０５は、外部に露出しているた
め、外観性に劣る。また、２つの車輪の連結部材は真直
な棒又はパイプ状であり、この連結部材付近のスペース
は特に利用されていない。

【０００６】本発明の目的は、走行用モータ、バッテ
リを車輪等のコンポーネントの内部に収納して、スペー
スを有効に利用したコンパクトなシステムを形成すると
ともに、外から見えないようにして機能美を最大限に発
揮した電動車用パワーユニットを提供すること、車輪
間の連結部材部のスペース有効利用を図ること、連結
部材を折畳んで、保管又は搬送できるようにすること、
にある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、連結部材の両端部に２つの車輪を回転可能
に取付け、前記２つの車輪の少なくとも一方のホイール
内に走行用モータを収納した。

【０００８】連結部材の両端部に２つの車輪を回転可能
に取付け、前記２つの車輪のうちの一方のホイール内に
車輪を駆動するモータを収納し、他方のホイール内にバ
ッテリを収納した。

【０００９】連結部材は概ね棒状部材であり、上部にス
テップを備える。

【００１０】又は、連結部材は平面視略Ｙ字状部材とす
る。

【００１１】更にまた、連結部材は正面視逆Ｕ字状部材
であり、上部にシートを備える。

【００１２】連結部材は、ヒンジ部にて折畳み可能に構
成する。

【００１３】

【作用】２つの車輪の少なくとも一方のホイール内に走
行用モータを収納することにより、モータは外部に露出
しない。また、モータを設置するスペースが不要にな
る。

【００１４】２つの車輪の一方のホイール内に車輪を駆
動するモータを収納し、他方のホイール内にバッテリを
収納することにより、モータ、バッテリは外部に露出せ
ず、また、モータ、バッテリを設置するスペースは要ら
ない。

【００１５】概ね棒状部材の連結部材の上部にステップ
を備えることにより、人を乗せたり、物を載せることが
でき、且つ、ステップの剛性が高くなる。

【００１６】連結部材が平面視略Ｙ字状部材であること
により、２つの車輪間にスペースができる。

【００１７】連結部材が正面視逆Ｕ字状部材であり、連
結部材下部にスペースができ、また、上部にシートを備
えていることにより、乗員の便宜を図る。

【００１８】連結部材はヒンジ部にて折畳み可能に構成
されたことにより、折畳んで保管、搬送できる。

【００１９】

【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
１は本発明に係る電動車用パワーユニットの第１実施例
図（正面断面図）であり、電動三輪車１（図４参照）等
に搭載される電動車用パワーユニット１０は、走行用の
２つの車輪１１，１２と、一方の車輪１１に収納された
走行用モータ１３と、両端に車輪１１，１２を回転可能
に取付ける連結部材１４とからなる。

【００２０】一方の車輪１１は、連結部材１４のフラン
ジ１４ａにボルト固定された走行用モータ１３の出力軸
１３ｅに固定されたホイール１５と、このホイール１５
の外周に装着されたタイヤ１７とからなり、連結部材１
４、走行用モータ１３及びホイール１５は同一心上にあ
る。他方の車輪１２は、連結部材１４の端部の固定軸１
４ｂに軸受で回転可能に取付けられたホイール１６と、
このホイール１６の外周に装着されたタイヤ１８とから
なる。連結部材１４は、軽量化の点から鋼管などの中空
材がよい。

【００２１】この第１実施例では、走行モータ１３がホ
イール１５内に収められているので、走行用モータ１３
は、外部に露出せず、外観性に優れ、走行用モータ１３
を外部に設置するスペースが不要であり、且つ、ホイー
ル内のスペースが有効に利用できる。

【００２２】図２は本発明に係る走行用モータを収納し
た車輪の断面図であり、走行用モータ１３は、フランジ
１４ａにボルト固定されたケース１３ａと、このケース
１３ａ内に取付けられた環状のステータ１３ｂと、この
ステータ１３ｂ内に配置され、ケース１３ａに回転可能
に支持されたロータ１３ｃと、このロータ１３ｃの回転
を減速する減速機構１３ｄと、この減速機構１３ｄから
の動力を出力する出力軸１３ｅと、ロータ１３ｃの回転
数を制御する制御回路部１３ｆとからなる。

【００２３】なお、１３ｇは電線であり、図５に示され
る右側のグリップ（速度制御グリップ）６２及びスター
タスイッチ６３から制御回路部１３ｆに信号を伝送する
信号ラインと、バッテリ６８から電力を供給する電力ラ
インとを有する。ホイール１５は、走行用モータ１３の
出力軸１３ｅに溶接等で固定されている。

【００２４】図３は本発明に係る他方の車輪の断面図で
あり、ホイール１６は、連結部材１４の端部の固定軸１
４ｂに軸受で回転可能に取付けられ、連結部材１４とホ
イール１６は同一心上にある。

【００２５】図４は本発明に係る電動車用パワーユニッ
トの搭載例を示す側面図であり、電動三輪車（ゴルフカ
ート）の例を示す。電動三輪車１は、ゴルフ場内でゴル
フクラブ及びプレーヤを運ぶものであって、車体フレー
ム２に１個の前輪（単輪）３と左右２個の後輪４，５と
からなる。

【００２６】車体フレーム２は、前部のヘッドパイプ
（ステアリングヘッド）３１と、このヘッドパイプ３１
に回転可能に取付けられた上部のハンドルポスト３２及
び下部のフロントフォーク３３と、ハンドルポスト３２
の上部にハンドルラッグ３４で取付けられたハンドルバ
ー３５と、ヘッドパイプ３１の後部に折畳み機構４０で
取付けられ後方へ斜めに下降した形状のセンターフレー
ム３６とからなる。

【００２７】上部のハンドルポスト３２と下部のフロン
トフォーク３３とは互いに連結され、フロントフォーク
３３の下部には前輪３が回転可能に取付けられる。ハン
ドルラッグ３４は、つまみ付きボルト３８を締付けるこ
とによりハンドルポスト３２の上部にハンドルバー３５
の中央部を固定し、つまみ付きボルト３８を緩めること
でハンドルバー３５を揺動可能とするものである。丸パ
イプ製のセンターフレーム３６の後部３６ｂは電動車用
パワーユニット１０の前端部に挿入され、且つボルト３
９で固定されている。

【００２８】センターフレーム３６は、前部に折畳み機
構４０の一部を兼ねた前部受け部５１、後部に後部受け
部５７を備えており、前部・後部受け部５１，５７はこ
の図の想像線にて示すゴルフバッグ５８を受けている。
すなわち、前部受け部５１は側面視Ｌ字状であり、上端
にバッグ受け部５２を備えている。また、後部受け部５
７はゴルフバッグ５８の底部コーナーを受けるように、
側面視逆Ｌ字状に形成される。

【００２９】図５は本発明に係る電動車用パワーユニッ
トの搭載例を示す電動三輪車（ゴルフカート）の背面図
であり、電動三輪車１は電動車用パワーユニット１０の
上部に左右のステップ６６，６６を取付け、これら左右
のステップ６６，６６の内端部をボックス状のバッテリ
収納部６７で繋ぎ、このバッテリ収納部６７の内方をバ
ッテリ収納スペースとし、このバッテリ収納スペース内
にバッテリ６８を収納したものである。

【００３０】前部受け部５１のバッグ受け部５２は、図
４に示すゴルフバッグ５８を載せるために上開放の円弧
状を呈し、更に、左右の端部にゴルフバッグ５８のベル
ト等を掛けるための長孔５２ａ，５２ａが開けられてい
る。なお、６９，６９は後輪用カバーであり、左右のス
テップ６６，６６に取付けられている。

【００３１】図６は本発明に係る電動車用パワーユニッ
トの第２実施例図（正面断面図）であり、２つの車輪１
１，１２Ａのホイール１５，１６Ａ内に走行用モータ１
３，１３を収納したことを特徴とする。車輪１１の構成
は図２で説明済みであり、また、車輪１２Ａは勝手反対
の構成であるから、詳細の説明は省略する。

【００３２】この実施例では、２つの走行用モータ１
３，１３が外部に露出しないため、外観性に優れ、走行
用モータ１３を外部に設置するスペースが不要であり、
且つ、ホイール内のスペースの有効利用が図れる。ま
た、パワーユニット１０の重心が低く、重心の位置が２
つの車輪１１，１２Ａ間の中心にあり、しかも、２つの
車輪の重量バランスも良いので、電動三輪車等に搭載し
た場合には、走行安定性に優れる。更に、走行用モータ
１３が１台のときよりも走行用モータ１３の出力が大き
くできるし、小型化も可能である。

【００３３】図７は本発明に係る電動車用パワーユニッ
トの第３実施例図（正面断面図）であり、２つの車輪１
１，１２Ｂの一方のホイール１５内に走行用モータ１３
を収納し、他方のホイール１６Ｂ内にバッテリ７４を収
納したものである。車輪１１は図２で説明済みであり、
車輪１２Ｂは次の図８で説明する。この実施例では、走
行用モータ１３、バッテリ７４が外部に露出しないの
で、外観性に優れ、ホイール内スペースの有効利用、左
右車輪の重量バランス向上が図れる。

【００３４】図８（ａ），（ｂ）は本発明に係る図７の
右の車輪の断面図であり、（ａ）は軸方向断面図、
（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ断面図（要部）である。（ａ）
において、車輪１２Ｂは、電動車用パワーユニット１０
の連結部材１４端部の固定軸１４ｂに回転可能に取付け
られたホイール１６Ｂと、このホイール１６Ｂの外周に
装着されたタイヤ１８と、ホイール１６Ｂのハブ１６ａ
の内側に開口された凹部７３と、この凹部７３に水平方
向に着脱可能に収納されたバッテリ７４とからなる。

【００３５】なお、７５は連結部材１４にバッテリ７４
を取付けるためのブラケットである。また、バッテリ７
４は（ｂ）の想像線にて示されるようにブラケット７５
に吊下げたり、図示していないが、連結部材１４の下方
のホイール１６Ｂ内に前記と同様なブラケットを介して
バッテリを取付けたりする構成でもよい。

【００３６】図９（ａ），（ｂ）は本発明に係る電動車
用パワーユニットの第４実施例図（斜視図）であり、
（ｂ）は（ａ）の変形例である。（ａ）において、連結
部材１４は、角パイプに代表される棒状部材であり、連
結部材１４の上部に板状のステップ８１を備えている。
この様なステップ８１を備えることで、人が乗れるし、
物も載せられる。

【００３７】（ｂ）は、ステップ８２，８２を左右に離
間して設けたものである。これらステップ８２，８２間
のスペースを利用できる。

【００３８】図１０（ａ），（ｂ）は本発明に係る電動
車用パワーユニットの第５実施例図（平面図）であり、
（ｂ）は（ａ）の変形例である。（ａ）において、連結
部材１４Ａは、２つの車輪１１Ｃ，１２Ｃの内側近傍で
前方（又は後方）の内側へ延びて、両方が交わり、図示
しないメインフレームに接続する平面視略Ｙ字形部材で
ある。この実施例では、２つの車輪１１Ｃ，１２Ｃ間
に、利用可能なスペースができる。ゴルフカートであれ
ば、このスペースにゴルフバッグを縦に収納可能であ
る。

【００３９】（ｂ）の連結部材１４Ｂは、２つの車輪１
１Ｃ，１２Ｃの内側近傍で前方（又は後方）へコ字形に
延び、図示しないメインフレームに接続する形状をして
いる。この実施例では、（ａ）の実施例に対し、利用可
能なスペースが更に増えている。

【００４０】図１１（ａ），（ｂ）は本発明に係る電動
車用パワーユニットの第６実施例図（正面図）であり、
（ｂ）は（ａ）の変形例である。（ａ）において、連結
部材１４Ｃは、２つの車輪１１Ｃ，１２Ｃの内側近傍か
ら上方へ逆Ｕ字形をなす正面視逆Ｕ字状部材であり、こ
の上方にシート８３を備える。このシート８３を設けた
ことにより、乗員は座ることができる。また、２つの車
輪１１Ｃ，１２Ｃ間にスペースができ、利用可能とな
る。

【００４１】（ｂ）では、連結部材１４Ｄは、正面視逆
Ｔ字状部材であり、この上方にシート８４を備える。こ
の連結部材１４Ｄは、形状がシンプルであり、製作が容
易である。

【００４２】図１２は本発明に係る電動車用パワーユニ
ットの第７実施例図（正面図）であり、（ｂ）は折畳ん
だ状態を示す。（ａ）に示すように、電動車用パワーユ
ニット９０は、２つの車輪１１Ｃ，１２Ｃと、これらの
車輪１１Ｃ，１２Ｃを両端に回転可能に取付ける連結部
材９１とからなる。

【００４３】連結部材９１は、直接車輪を取付ける端部
９１ａ，９１ｂと、中央の基部９１ｃと、基部９１ｃ及
び端部９１ａ，９１ｂを揺動可能に接続するヒンジ９１
ｄ，９１ｄと、基部９１ｃ及び端部９１ａ，９１ｂの揺
動をロックする固定手段９１ｅ，９１ｅとからなる。

【００４４】上記構成の電動車用パワーユニットの折畳
み方法を以下に説明する。（ａ）において、連結部材９
１の基部９１ｃと端部９１ａ，９１ｂとは、固定手段９
１ｅにて、揺動しないようにロックされた状態となって
いる。（ｂ）において、電動車用パワーユニット９０を
折畳む場合は、固定手段９１ｅを解除する。この例で
は、ヒンジ９１ｄは連結部材９１の上方に取付けられて
いるので、車輪は上方に折畳まれる。ヒンジ９１ｄを連
結部材９１の下方に取付けて、車輪を下方に折畳んでも
差し支えない。

【００４５】図１３（ａ），（ｂ）は本発明に係る連結
部材の折畳み機構を示す変形例図（平面図）であり、
（ｂ）は折畳んだ状態を示す。電動車用パワーユニット
９５の構成部品は、基本的には第７実施例に同一であ
る。折畳む場合は、固定手段９２ｅを解除する。ヒンジ
９２ｄは連結部材９２の前方に取付けられているので、
車輪１１Ｃ，１２Ｃは前方のセンターフレーム３６の側
方に折畳まれる。

【００４６】ヒンジ９２ｄを連結部材９２の後方に取付
けて、車輪１１Ｃ，１２Ｃを後方に折畳んでも差し支え
ない。折畳んだとき、車輪がふらつかないように連結部
材９２に仮固定手段を設けることが望ましい。尚、本発
明の電動車用パワーユニットの用途は、実施例のゴルフ
カートに限るものではなく、運搬車、作業車、各種カー
ト等に採用できる。

【００４７】

【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項１の電動車用パワーユニットは、連結部材
の両端部に２つの車輪を回転可能に取付け、前記２つの
車輪の少なくとも一方のホイール内に走行用モータを収
納したので、モータは外部に露出せず、外観性に優れ
る。また、外部にモータを設置するスペースが不要であ
り、ホイール内スペースの有効利用が図れる。

【００４８】請求項２の電動車用パワーユニットは、連
結部材の両端部に２つの車輪を回転可能に取付け、前記
２つの車輪のうちの一方のホイール内に車輪を駆動する
モータを収納し、他方のホイール内にバッテリを収納し
たので、モータ、バッテリは外部に露出しなくなり、外
観性に優れる。また、外部にモータ、バッテリを設置す
るスペースが不要であり、２つのホイール内スペースの
有効利用が図れる。更に、パワーユニットの重心位置が
低くなり、且つ、２つの車輪の重量バランスが向上し
て、電動三輪車等での走行安定性が増す。

【００４９】請求項３の電動車用パワーユニットは、そ
の連結部材が概ね棒状部材であり、上部にステップを備
えたので、人を乗せたり、物を載せることが可能にな
る。

【００５０】請求項４の電動車用パワーユニットは、そ
の連結部材が平面視略Ｙ字状部材なので、２つの車輪間
にスペースができ、利用可能となる。

【００５１】請求項５の電動車用パワーユニットは、そ
の連結部材が正面視逆Ｕ字状部材であり、上部にシート
を備えたので、乗員の便宜が図れ、電動三輪車等での移
動が楽になる。また、連結部材下部のスペースが利用可
能となる。

【００５２】請求項６の電動車用パワーユニットは、そ
の連結部材が、ヒンジ部にて折畳み可能に構成されたの
で、折畳んで保管したり、自家用車で搬送したりするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る電動車用パワーユニットの第１実
施例図（正面断面図）

【図２】本発明に係る走行用モータを収納した車輪の断
面図

【図３】本発明に係る他方の車輪の断面図

【図４】本発明に係る電動車用パワーユニットの搭載例
を示す側面図

【図５】本発明に係る電動車用パワーユニットの搭載例
を示す電動三輪車（ゴルフカート）の背面図

【図６】本発明に係る電動車用パワーユニットの第２実
施例図（正面断面図）

【図７】本発明に係る電動車用パワーユニットの第３実
施例図（正面断面図）

【図８】本発明に係る図７の右の車輪の断面図

【図９】本発明に係る電動車用パワーユニットの第４実
施例図（斜視図）

【図１０】本発明に係る電動車用パワーユニットの第５
実施例図（平面図）

【図１１】本発明に係る電動車用パワーユニットの第６
実施例図（正面図）

【図１２】本発明に係る電動車用パワーユニットの第７
実施例図（正面図）

【図１３】本発明に係る連結部材の折畳み機構を示す変
形例図（平面図）

【図１４】従来の電動ゴルフカートの平面図（模式図）

【符号の説明】

１０，９０，９５…電動車用パワーユニット、１１，１
１Ｃ，１２，１２Ａ，１２Ｂ，１２Ｃ…車輪、１３…走
行用モータ、１４，１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｃ，１４Ｄ，
９１…連結部材、１５，１６，１６Ａ，１６Ｂ…ホイー
ル、６６，８１，８２…ステップ、７４…バッテリ、８
３，８４…シート、９１ｄ…ヒンジ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】連結部材の両端部に２つの車輪を回転可
能に取付け、前記２つの車輪の少なくとも一方のホイー
ル内に走行用モータを収納したことを特徴とする電動車
用パワーユニット。
【請求項２】連結部材の両端部に２つの車輪を回転可
能に取付け、前記２つの車輪のうちの一方のホイール内
に車輪を駆動するモータを収納し、他方のホイール内に
バッテリを収納したことを特徴とする電動車用パワーユ
ニット。
【請求項３】前記連結部材は概ね棒状部材であり、上
部にステップを備えたことを特徴とする請求項１又は請
求項２記載の電動車用パワーユニット。
【請求項４】前記連結部材は平面視略Ｙ字状部材であ
ることを特徴とする請求項１又は請求項２記載の電動車
用パワーユニット。
【請求項５】前記連結部材は正面視逆Ｕ字状部材であ
り、上部にシートを備えたことを特徴とする請求項１又
は請求項２記載の電動車用パワーユニット。
【請求項６】前記連結部材は、ヒンジ部にて折畳み可
能に構成したことを特徴とする請求項１、請求項２、請
求項３、請求項４又は請求項５記載の電動車用パワーユ
ニット。