JPH0829814B2 - ロ−ラコンベヤ - Google Patents
ロ−ラコンベヤInfo
- Publication number
- JPH0829814B2 JPH0829814B2 JP61137718A JP13771886A JPH0829814B2 JP H0829814 B2 JPH0829814 B2 JP H0829814B2 JP 61137718 A JP61137718 A JP 61137718A JP 13771886 A JP13771886 A JP 13771886A JP H0829814 B2 JPH0829814 B2 JP H0829814B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- roller
- rollers
- conveyed
- transported
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G39/00—Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/52—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
- B65G47/53—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices between conveyors which cross one another
- B65G47/54—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices between conveyors which cross one another at least one of which is a roller-way
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G13/00—Roller-ways
- B65G13/11—Roller frames
- B65G13/12—Roller frames adjustable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ローラコンベヤに関する。
［発明の概要］ この発明は、被運搬物を搬送するローラコンベヤにお
いて、カーブした運搬通路に複数個のローラを、その被
運搬物との接触部に接線方向に作用する推力が前記カー
ブした運搬通路の内側に偏向するように水平方向に所定
角傾斜して回転自在に配置したことにより、前記カーブ
した運搬通路の曲率を可及的に小さくでき、しかも被運
搬物をスムーズに搬送することができるようにしたもの
である。
いて、カーブした運搬通路に複数個のローラを、その被
運搬物との接触部に接線方向に作用する推力が前記カー
ブした運搬通路の内側に偏向するように水平方向に所定
角傾斜して回転自在に配置したことにより、前記カーブ
した運搬通路の曲率を可及的に小さくでき、しかも被運
搬物をスムーズに搬送することができるようにしたもの
である。
［従来の技術］ 被運搬物を搬送する手段としてローラコンベヤ，ベル
トコンベヤ等のコンベヤが知られている。そして、該被
運搬物を連続搬送によりその搬送方向を適宜可変する場
合には、第７図に示すように、直線状の搬入側コンベヤ
Ａ及び排出側コンベヤＢと、半円周状にカーブしたコン
ベヤＣとをＵ字形に組み合わせたり、或いは、第８図に
示すように、搬入側コンベヤＡ及び排出側コンベヤＢと
カーブしたコンベヤＣとを略Ｌ字形に組み合わせること
により行つていた。
トコンベヤ等のコンベヤが知られている。そして、該被
運搬物を連続搬送によりその搬送方向を適宜可変する場
合には、第７図に示すように、直線状の搬入側コンベヤ
Ａ及び排出側コンベヤＢと、半円周状にカーブしたコン
ベヤＣとをＵ字形に組み合わせたり、或いは、第８図に
示すように、搬入側コンベヤＡ及び排出側コンベヤＢと
カーブしたコンベヤＣとを略Ｌ字形に組み合わせること
により行つていた。
しかし、上述の搬送手段では、被運搬物の大きさに比
例して前記カーブしたコンベヤＣの曲率半径Ｒが大きく
なるため、その設置場所が限られてしまい、特に、Ｕ字
形の場合には、搬入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢと
の間の間隔Ｔが大きくなり、それらの間のスペースがデ
ツドスペースとなつて有効に利用できない欠点があつ
た。また、前記曲率半径Ｒを無理に小さくすると、コン
ベヤと被運搬物との間にスリツプが発生して被運搬物を
スムーズに連続搬送することができない不具合があっ
た。
例して前記カーブしたコンベヤＣの曲率半径Ｒが大きく
なるため、その設置場所が限られてしまい、特に、Ｕ字
形の場合には、搬入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢと
の間の間隔Ｔが大きくなり、それらの間のスペースがデ
ツドスペースとなつて有効に利用できない欠点があつ
た。また、前記曲率半径Ｒを無理に小さくすると、コン
ベヤと被運搬物との間にスリツプが発生して被運搬物を
スムーズに連続搬送することができない不具合があっ
た。
これに対処するに、本出願人は、特願昭60−232020号
に示す方向変換搬送装置を出願した。この搬送装置は、
垂直方向に延設され、可変手段によりその傾きを同時に
可変できる複数の軸と、これら軸の上端に取付けられた
円板状のローラと、ローラを軸の下端に取付けられたプ
ーリ，ベルト等を介して回転させるモータ等を備えてお
り、例えば、Ｌ字形に組み合わされた搬入側コンベヤと
排出側コンベヤとの間に配置される。そして、搬入側コ
ンベヤから複数のローラの上面側に被運搬物が搬送され
て来たことをセンサにより検知し、このセンサの検出出
力でモータを制御し、各ローラの軸の傾きを一斉に変え
て複数のローラと被運搬物との接触部に作用する接線方
向の推力を排出側コンベヤ側に変えることにより、上記
被運搬物の搬送方向を90度方向転換して被運搬物を排出
側コンベヤに間欠的に搬送するようになつている。
に示す方向変換搬送装置を出願した。この搬送装置は、
垂直方向に延設され、可変手段によりその傾きを同時に
可変できる複数の軸と、これら軸の上端に取付けられた
円板状のローラと、ローラを軸の下端に取付けられたプ
ーリ，ベルト等を介して回転させるモータ等を備えてお
り、例えば、Ｌ字形に組み合わされた搬入側コンベヤと
排出側コンベヤとの間に配置される。そして、搬入側コ
ンベヤから複数のローラの上面側に被運搬物が搬送され
て来たことをセンサにより検知し、このセンサの検出出
力でモータを制御し、各ローラの軸の傾きを一斉に変え
て複数のローラと被運搬物との接触部に作用する接線方
向の推力を排出側コンベヤ側に変えることにより、上記
被運搬物の搬送方向を90度方向転換して被運搬物を排出
側コンベヤに間欠的に搬送するようになつている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかし、前記搬送装置では、被運搬物の進行状態を検
知，制御するセンサ等の手段が必要となるため、装置の
機構が複雑になると共に、コストが高くなる不利点があ
つた。また、被運搬物は搬入側コンベヤから排出側コン
ベヤに１個ずつ間欠的に搬送されるため、多量の被運搬
物を短時間に連続的に方向転換して搬送することができ
ない不具合があった。
知，制御するセンサ等の手段が必要となるため、装置の
機構が複雑になると共に、コストが高くなる不利点があ
つた。また、被運搬物は搬入側コンベヤから排出側コン
ベヤに１個ずつ間欠的に搬送されるため、多量の被運搬
物を短時間に連続的に方向転換して搬送することができ
ない不具合があった。
そこで、この発明は、簡単な構造であり、しかも被運
搬物の搬送方向の転換を確実かつ容易に連続的にスムー
ズに行うことができるローラコンベヤを提供するもので
ある。
搬物の搬送方向の転換を確実かつ容易に連続的にスムー
ズに行うことができるローラコンベヤを提供するもので
ある。
［問題点を解決するための手段］ この発明のローラコンベヤは、カーブした運搬通路に
複数個のローラを、垂直方向に対して所定角傾斜した各
軸を介して回転自在にそれぞれ配置すると共に、該各ロ
ーラの上面を、その周縁部の一部と被運搬物の下面とが
点接触し且つ該点接触の接触部の接線方向に作用する推
力が前記カーブした運搬通路の内側に偏向するように水
平方向に対して所定角傾斜させてある。
複数個のローラを、垂直方向に対して所定角傾斜した各
軸を介して回転自在にそれぞれ配置すると共に、該各ロ
ーラの上面を、その周縁部の一部と被運搬物の下面とが
点接触し且つ該点接触の接触部の接線方向に作用する推
力が前記カーブした運搬通路の内側に偏向するように水
平方向に対して所定角傾斜させてある。
［作用］ ローラコンベヤのカーブした運搬通路まで搬送されて
来た被運搬物は、複数個のローラの上面の周縁部の一部
に点接触してその各点接触の接触部に作用する接線方向
の推力により前記カーブした運搬通路の内側に沿つてス
ムーズに搬送されて方向転換される。
来た被運搬物は、複数個のローラの上面の周縁部の一部
に点接触してその各点接触の接触部に作用する接線方向
の推力により前記カーブした運搬通路の内側に沿つてス
ムーズに搬送されて方向転換される。
［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面と共に詳述する。
第１図において、符号１はローラコンベヤであり、搬
入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢとでＵ字形に組み合
わされ、被運搬物Ｄをユーターンさせて連続的に搬送さ
せるものである。このローラコンベヤ１の基板２は舌片
状に形成してあり、その上面2aの円弧状に湾曲した外周
縁に沿つてＵ字形の外ガイド３を立設してある。この外
ガイド３の内側には、外ガイド３の内壁3aから等距離隔
てて内ガイド４を配設してある。この内ガイド４は、舌
片状に形成してある一方、上記外ガイド３の上端と略同
じ高さになるように支柱５を介して基板２上に固定して
ある。これら基板２の上面2aと外ガイド３の内壁3aと内
ガイド４の外周面4aとで前記被運搬物Ｄを搬送する運搬
通路６が構成されている。この運搬通路６はＵ字形にな
つており、前記搬入側コンベヤＡに接続される搬入部6a
側と、前記排出側コンベヤＢに接続される排出部6b側と
を除いて半円周状にカーブしている。
入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢとでＵ字形に組み合
わされ、被運搬物Ｄをユーターンさせて連続的に搬送さ
せるものである。このローラコンベヤ１の基板２は舌片
状に形成してあり、その上面2aの円弧状に湾曲した外周
縁に沿つてＵ字形の外ガイド３を立設してある。この外
ガイド３の内側には、外ガイド３の内壁3aから等距離隔
てて内ガイド４を配設してある。この内ガイド４は、舌
片状に形成してある一方、上記外ガイド３の上端と略同
じ高さになるように支柱５を介して基板２上に固定して
ある。これら基板２の上面2aと外ガイド３の内壁3aと内
ガイド４の外周面4aとで前記被運搬物Ｄを搬送する運搬
通路６が構成されている。この運搬通路６はＵ字形にな
つており、前記搬入側コンベヤＡに接続される搬入部6a
側と、前記排出側コンベヤＢに接続される排出部6b側と
を除いて半円周状にカーブしている。
前記運搬通路６内の基板２の上面2aには、ベース７を
介してローラ８を回転自在に複数個ずつ２列に並べて配
置してある。即ち、第３図に示すように、各ベース７の
上面7aは水平方向に所定角傾斜している。この上面7aの
中央部には、上面7aに対して略直角に上方に突出した軸
９の下部9aを螺着してある。この軸９の中央のフランジ
部9bと上部9cに係止された止め部材10との間に前記ロー
ラ８を回転自在に支持してある。尚、第４図に示すよう
に、ローラ８と軸９の上部9cとの間にボールベアリング
11を介装してローラ８を回転させるようにしても良い。
介してローラ８を回転自在に複数個ずつ２列に並べて配
置してある。即ち、第３図に示すように、各ベース７の
上面7aは水平方向に所定角傾斜している。この上面7aの
中央部には、上面7aに対して略直角に上方に突出した軸
９の下部9aを螺着してある。この軸９の中央のフランジ
部9bと上部9cに係止された止め部材10との間に前記ロー
ラ８を回転自在に支持してある。尚、第４図に示すよう
に、ローラ８と軸９の上部9cとの間にボールベアリング
11を介装してローラ８を回転させるようにしても良い。
而して、前記軸９は、水平方向に所定角傾斜したベー
ス７の上面7aに対して略直角に上方に突出しているた
め、垂直方向に対して所定角傾斜している。これによ
り、前記各ローラ８の上面8aは水平方向に対して所定角
傾斜しており、前記被運搬物Ｄの下面に点接触する（こ
の点接触する部分を第３図中符号12で示す）ようにして
ある。この点接触の接触部12の接線方向に作用する推力
Ｆにより、前記被運搬物Ｄを所定方向に搬送できるよう
にしてある。また、前記各ベース７は基板２の下面2bよ
りねじ込まれるネジ13により前記運搬通路６内の基板２
の上面2aにそれぞれ固定されるようになつているが、カ
ーブした運搬通路６内に固定される各ベース７は、第１
図に示すように、前記各ローラ８に作用する推力Ｆが内
ガイド４側に偏向するようにそれぞれ偏位している。こ
の結果、運搬通路６内の搬入部6a及び外ガイド３側に沿
つて位置する各ローラ８の上面8aは、内ガイド４側が下
がるように傾斜しており、残りの内ガイド４側に沿つて
位置する各ローラ８の上面8aは、内ガイド４側が上がる
ように傾斜している。
ス７の上面7aに対して略直角に上方に突出しているた
め、垂直方向に対して所定角傾斜している。これによ
り、前記各ローラ８の上面8aは水平方向に対して所定角
傾斜しており、前記被運搬物Ｄの下面に点接触する（こ
の点接触する部分を第３図中符号12で示す）ようにして
ある。この点接触の接触部12の接線方向に作用する推力
Ｆにより、前記被運搬物Ｄを所定方向に搬送できるよう
にしてある。また、前記各ベース７は基板２の下面2bよ
りねじ込まれるネジ13により前記運搬通路６内の基板２
の上面2aにそれぞれ固定されるようになつているが、カ
ーブした運搬通路６内に固定される各ベース７は、第１
図に示すように、前記各ローラ８に作用する推力Ｆが内
ガイド４側に偏向するようにそれぞれ偏位している。こ
の結果、運搬通路６内の搬入部6a及び外ガイド３側に沿
つて位置する各ローラ８の上面8aは、内ガイド４側が下
がるように傾斜しており、残りの内ガイド４側に沿つて
位置する各ローラ８の上面8aは、内ガイド４側が上がる
ように傾斜している。
さらに、前記各ローラ８の外周面下部には、環状のＶ
溝8bを形成してある。また、内ガイド４の真下の基板２
の上面2aには、モータ14を配設してある。このモータ14
の回転軸15には、環状のＶ溝16bを有したプーリ16を取
り付けてある。これらプーリ16及び各ローラ８のＶ溝8
a,16a間には第１図に示すように、１本のベルト17を架
設してある。
溝8bを形成してある。また、内ガイド４の真下の基板２
の上面2aには、モータ14を配設してある。このモータ14
の回転軸15には、環状のＶ溝16bを有したプーリ16を取
り付けてある。これらプーリ16及び各ローラ８のＶ溝8
a,16a間には第１図に示すように、１本のベルト17を架
設してある。
以上の実施例構造のローラコンベヤ１によれば、モー
タ14を駆動してプーリ16を第１図中矢印の方向に回転す
ると、運搬通路６内の搬入部6a及び外ガイド３側に沿つ
て位置する各ローラ８は時計方向に回転し、残りの内ガ
イド４側に沿つて位置する各ローラ８は反時計方向に回
転する。この状態で搬入側コンベヤＡから搬送されて来
た被運搬物Ｄをローラコンベヤ１の搬入部6aに連続して
供給すると、各ローラ８の上面8aの周縁部の一部と前記
被運搬物Ｄの下面とが点接触し、この点接触の接触部12
の接続方向に作用する推力Ｆにより、該被運搬物Ｄは内
ガイド４の外周面4aに沿つて搬送されてスムーズに方向
転換される。これにより、該被運搬物Ｄは排出部6bから
排出側コンベヤＢに連続的に転送される。
タ14を駆動してプーリ16を第１図中矢印の方向に回転す
ると、運搬通路６内の搬入部6a及び外ガイド３側に沿つ
て位置する各ローラ８は時計方向に回転し、残りの内ガ
イド４側に沿つて位置する各ローラ８は反時計方向に回
転する。この状態で搬入側コンベヤＡから搬送されて来
た被運搬物Ｄをローラコンベヤ１の搬入部6aに連続して
供給すると、各ローラ８の上面8aの周縁部の一部と前記
被運搬物Ｄの下面とが点接触し、この点接触の接触部12
の接続方向に作用する推力Ｆにより、該被運搬物Ｄは内
ガイド４の外周面4aに沿つて搬送されてスムーズに方向
転換される。これにより、該被運搬物Ｄは排出部6bから
排出側コンベヤＢに連続的に転送される。
前記運搬通路６内の搬入部6a及び外ガイド３側に沿つ
て位置する各ローラ８と、残りの内ガイド４側に沿つて
位置する各ローラ８の回転方向は互いに逆方向である
が、各ローラ８の水平方向の傾きを反対にすることによ
り各ローラ８と被運搬物Ｄとの接触部12に作用する推力
Ｆの方向を一致させることができるため、被運搬物Ｄは
一方向（時計方向）に搬送できる。
て位置する各ローラ８と、残りの内ガイド４側に沿つて
位置する各ローラ８の回転方向は互いに逆方向である
が、各ローラ８の水平方向の傾きを反対にすることによ
り各ローラ８と被運搬物Ｄとの接触部12に作用する推力
Ｆの方向を一致させることができるため、被運搬物Ｄは
一方向（時計方向）に搬送できる。
また、各ローラ８を軸９を介して回転自在に支持する
ベース７が、各ローラ８の推力８を内ガイド４の外周面
4aに偏向するようにそれぞれ偏位して設けられているた
め、被運搬物Ｄがカーブした運搬通路６に来ると、内ガ
イド４の外周面4aに沿つて巻き込まれるように搬送され
る。したがつて、カーブした運搬通路６の曲率半径を可
及的に小さくしてもスムーズに方向転換することができ
る。これにより、搬入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢ
との間の間隔Ｔを小さくすることができるため、デツト
スペースを減らすことができると共に、設置場所のスペ
ースを小さくすることができる。
ベース７が、各ローラ８の推力８を内ガイド４の外周面
4aに偏向するようにそれぞれ偏位して設けられているた
め、被運搬物Ｄがカーブした運搬通路６に来ると、内ガ
イド４の外周面4aに沿つて巻き込まれるように搬送され
る。したがつて、カーブした運搬通路６の曲率半径を可
及的に小さくしてもスムーズに方向転換することができ
る。これにより、搬入側コンベヤＡと排出側コンベヤＢ
との間の間隔Ｔを小さくすることができるため、デツト
スペースを減らすことができると共に、設置場所のスペ
ースを小さくすることができる。
また、各ベース７の向きを変えるだけの簡単な構造で
あり、しかも、１個のモータ14と１本のベルト17で各ロ
ーラ８を回転させることができるため、ローラコンベヤ
１を低コストで製造することができる。
あり、しかも、１個のモータ14と１本のベルト17で各ロ
ーラ８を回転させることができるため、ローラコンベヤ
１を低コストで製造することができる。
第５図，第６図は、他の実施例を示すものであり、搬
入側コンベヤＡから搬送されて来た被運搬物Ｄの搬送方
向を90度転換して排出側コンベヤＢに搬送し得るように
したものである。これら搬入側コンベヤＡと排出側コン
ベヤＢとの間に組み合わされてＬ字形に形成されるロー
ラコンベヤ1Aも前記実施例のローラコンベヤ１と同様
に、基板２上と外ガイド３とＬ字形の内ガイド４とで構
成される運搬通路６に、ベース７を介してローラ８を回
転自在に複数個ずつ２列に並べて配置してあり、各ベー
ス７は、ローラ８に作用する接続方向の推力Ｆが内ガイ
ド４側に偏向するようにそれぞれ偏位している。そし
て、モータ14の駆動によりプーリ16を回転すると、ベル
ト17を介して各ローラ８が所定方向に回転し、被運搬物
Ｄは内ガイド４に沿つてスムーズ搬送される。これによ
り、被運搬物Ｄは略直角に方向転換される。
入側コンベヤＡから搬送されて来た被運搬物Ｄの搬送方
向を90度転換して排出側コンベヤＢに搬送し得るように
したものである。これら搬入側コンベヤＡと排出側コン
ベヤＢとの間に組み合わされてＬ字形に形成されるロー
ラコンベヤ1Aも前記実施例のローラコンベヤ１と同様
に、基板２上と外ガイド３とＬ字形の内ガイド４とで構
成される運搬通路６に、ベース７を介してローラ８を回
転自在に複数個ずつ２列に並べて配置してあり、各ベー
ス７は、ローラ８に作用する接続方向の推力Ｆが内ガイ
ド４側に偏向するようにそれぞれ偏位している。そし
て、モータ14の駆動によりプーリ16を回転すると、ベル
ト17を介して各ローラ８が所定方向に回転し、被運搬物
Ｄは内ガイド４に沿つてスムーズ搬送される。これによ
り、被運搬物Ｄは略直角に方向転換される。
［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、カーブした運搬通
路に複数個のローラを、垂直方向に対して所定角傾斜し
た各軸を介して回転自在にそれぞれ配置すると共に、該
各ローラの上面を、その周縁部の一部と被運搬物の下面
とが点接触し且つ該点接触の接触部の接線方向に作用す
る推力が前記カーブした運搬通路の内側に偏向するよう
に水平方向に対して所定角傾斜させたことにより、前記
カーブした運搬通路の曲率を可及的に小さくしても被運
搬物をスムーズに搬送でき、しかも搬送方向を所望する
方向に自在に転換することができる。その結果、ローラ
コンベヤの設置場所の設定が容易になると共に、設置場
所のスペースが比較的少なくて済む利点がある。
路に複数個のローラを、垂直方向に対して所定角傾斜し
た各軸を介して回転自在にそれぞれ配置すると共に、該
各ローラの上面を、その周縁部の一部と被運搬物の下面
とが点接触し且つ該点接触の接触部の接線方向に作用す
る推力が前記カーブした運搬通路の内側に偏向するよう
に水平方向に対して所定角傾斜させたことにより、前記
カーブした運搬通路の曲率を可及的に小さくしても被運
搬物をスムーズに搬送でき、しかも搬送方向を所望する
方向に自在に転換することができる。その結果、ローラ
コンベヤの設置場所の設定が容易になると共に、設置場
所のスペースが比較的少なくて済む利点がある。
また、複数個のローラの回転方向を変えるだけで、被
運搬物の搬送方向を自在に転換できるため、全体の構造
が簡素化でき、安価なローラコンベヤを提供することが
できる。
運搬物の搬送方向を自在に転換できるため、全体の構造
が簡素化でき、安価なローラコンベヤを提供することが
できる。
第１図から第４図まではこの発明の実施例を示すもので
あり、第１図はローラコンベヤの平面図、第２図は第１
図中II−II線に沿う断面図、第３図はローラの断面図、
第４図は他の態様のローラの断面図、第５図は他の実施
例の第１図相当図、第６図は同側面図、第７図，第８図
は従来のコンベヤの概略平面図である。 1,1A……ローラコンベヤ、６……運搬通路、８……ロー
ラ、8a……上面、９……軸、12……接触部（点接触）、
Ｄ……被運搬物、Ｆ……推力。
あり、第１図はローラコンベヤの平面図、第２図は第１
図中II−II線に沿う断面図、第３図はローラの断面図、
第４図は他の態様のローラの断面図、第５図は他の実施
例の第１図相当図、第６図は同側面図、第７図，第８図
は従来のコンベヤの概略平面図である。 1,1A……ローラコンベヤ、６……運搬通路、８……ロー
ラ、8a……上面、９……軸、12……接触部（点接触）、
Ｄ……被運搬物、Ｆ……推力。
Claims (1)
- 【請求項１】カーブした運搬通路に複数個のローラを、
垂直方向に対して所定角傾斜した各軸を介して回転自在
にそれぞれ配置すると共に、該各ローラの上面を、その
周縁部の一部と被運搬物の下面とが点接触し且つ該点接
触の接触部の接線方向に作用する推力が前記カーブした
運搬通路の内側に偏向するように水平方向に対して所定
角傾斜させたことを特徴とするローラコンベヤ。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61137718A JPH0829814B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | ロ−ラコンベヤ |
| AU70911/87A AU601722B2 (en) | 1986-06-13 | 1987-03-31 | Transporting direction controlling device in conveyer system |
| CA000534502A CA1325400C (en) | 1986-06-13 | 1987-04-13 | Transporting direction controlling device in conveyer system |
| KR1019870005321A KR960008267B1 (ko) | 1986-06-13 | 1987-05-28 | 롤러 콘베이어 |
| MYPI87000749A MY101240A (en) | 1986-06-13 | 1987-06-01 | Transporting direction controlling devices for conveyor systems. |
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