JPH0829752B2 - 潜水用半閉式スクーバ - Google Patents
潜水用半閉式スクーバInfo
- Publication number
- JPH0829752B2 JPH0829752B2 JP3270442A JP27044291A JPH0829752B2 JP H0829752 B2 JPH0829752 B2 JP H0829752B2 JP 3270442 A JP3270442 A JP 3270442A JP 27044291 A JP27044291 A JP 27044291A JP H0829752 B2 JPH0829752 B2 JP H0829752B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- breathing
- diving
- scuba
- closed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は潜水用半閉式スクーバ、
特に水分による劣化を防止できる潜水用半閉式スクーバ
に関するものである。
特に水分による劣化を防止できる潜水用半閉式スクーバ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の潜水用半閉式スクーバの説
明図であって１は呼吸ガスを供給するボンベ、２はレギ
ュレータ、３は流量調整機構、４は伸縮自在な呼吸バッ
グ、５は排気弁、６は炭酸ガス吸着器、７はマウスピー
ス、８は吸気ホース、９は呼気ホースを示す。
明図であって１は呼吸ガスを供給するボンベ、２はレギ
ュレータ、３は流量調整機構、４は伸縮自在な呼吸バッ
グ、５は排気弁、６は炭酸ガス吸着器、７はマウスピー
ス、８は吸気ホース、９は呼気ホースを示す。
【０００３】この潜水用半閉式スクーバではガスボンベ
１からの一定量の呼吸ガスがレギュレータ２を通って呼
吸バッグ４に注入され、この新鮮なガスと、炭酸ガス吸
収器６で炭酸ガスが除去された呼吸ガスが呼吸バッグ４
内で混合されて、ダイバーに吸入される。マウスピース
７には逆止弁が付いていて、呼気は吸気側には流れず呼
気ホース９に送られる。呼気ガスは排気ホース９から炭
酸ガス吸着器６を通過し、ここで炭酸ガスが除去されて
呼吸バック４へ送られ、以下このサイクルが繰り返され
る。
１からの一定量の呼吸ガスがレギュレータ２を通って呼
吸バッグ４に注入され、この新鮮なガスと、炭酸ガス吸
収器６で炭酸ガスが除去された呼吸ガスが呼吸バッグ４
内で混合されて、ダイバーに吸入される。マウスピース
７には逆止弁が付いていて、呼気は吸気側には流れず呼
気ホース９に送られる。呼気ガスは排気ホース９から炭
酸ガス吸着器６を通過し、ここで炭酸ガスが除去されて
呼吸バック４へ送られ、以下このサイクルが繰り返され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイバ
ーの呼気内には水分が含まれており、またダイバーが呼
吸した際若干ながら呼気ホース内に外部から水分が入り
込むことが多い。従来の潜水用半閉式スクーバではこれ
ら水分が炭酸ガス吸着器６に導かれて炭酸ガス吸着器６
の機能を劣化せしめると共に、呼吸バッグ４内に溜ま
り、潜水中の傾斜により吸気ホース８内に入り込む等の
おそれがあった。
ーの呼気内には水分が含まれており、またダイバーが呼
吸した際若干ながら呼気ホース内に外部から水分が入り
込むことが多い。従来の潜水用半閉式スクーバではこれ
ら水分が炭酸ガス吸着器６に導かれて炭酸ガス吸着器６
の機能を劣化せしめると共に、呼吸バッグ４内に溜ま
り、潜水中の傾斜により吸気ホース８内に入り込む等の
おそれがあった。
【０００５】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の潜水用半閉式ス
クーバは、呼吸ガスが供給される伸縮自在な呼吸バッグ
と、この呼吸バッグとマウスピースの吸気側及び呼気側
間をそれぞれ連通する吸気ホースおよび呼気ホースと、
前記吸気ホースに介挿した炭酸ガス吸着機構と、前記呼
吸バッグの伸縮によって当該呼吸バッグ内の水分を吸収
して排出する水分除去機構とを有する構成を採用してい
る。また、本発明は上記構成に加えて、前記炭酸ガス吸
着機構よりも前記マウスピース側の前記吸気ホースの部
分に介挿された伸縮自在な補助バッグと、この補助バッ
グが所定量以上圧縮されたときに、この補助バッグ内に
呼吸ガスを供給する機構とを備えた構成を採用してい
る。
クーバは、呼吸ガスが供給される伸縮自在な呼吸バッグ
と、この呼吸バッグとマウスピースの吸気側及び呼気側
間をそれぞれ連通する吸気ホースおよび呼気ホースと、
前記吸気ホースに介挿した炭酸ガス吸着機構と、前記呼
吸バッグの伸縮によって当該呼吸バッグ内の水分を吸収
して排出する水分除去機構とを有する構成を採用してい
る。また、本発明は上記構成に加えて、前記炭酸ガス吸
着機構よりも前記マウスピース側の前記吸気ホースの部
分に介挿された伸縮自在な補助バッグと、この補助バッ
グが所定量以上圧縮されたときに、この補助バッグ内に
呼吸ガスを供給する機構とを備えた構成を採用してい
る。
【０００７】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】本発明においては図１に示すように炭酸ガ
ス吸着器６を吸気ホース８の径路に介挿せしめると共
に、この炭酸ガス吸着器６とマウスピース７間に伸縮自
在な補助バッグ１０を介挿せしめ、この補助バッグ１０
内にはボンベ１から上記補助バッグ１０が所定量以上に
圧縮されたときに開く開閉弁１１を介して呼吸ガスを供
給せしめるようにすると共に、呼吸バッグ４内に水分を
除去するための水分除去機構１２を設ける。
ス吸着器６を吸気ホース８の径路に介挿せしめると共
に、この炭酸ガス吸着器６とマウスピース７間に伸縮自
在な補助バッグ１０を介挿せしめ、この補助バッグ１０
内にはボンベ１から上記補助バッグ１０が所定量以上に
圧縮されたときに開く開閉弁１１を介して呼吸ガスを供
給せしめるようにすると共に、呼吸バッグ４内に水分を
除去するための水分除去機構１２を設ける。
【０００９】図２は補助バッグ１０と水分除去機構１２
の詳細を示し、１３はその上下端を上記呼吸バッグ４の
上下プレート１４，１５に夫々固定した上記水分除去機
構１２の伸縮自在なベローズ、１６はこのベローズ１３
に下端部に形成した水分吸入用のスリット、１７は上記
ベローズ１３内を外部に連通するため上記呼吸バッグ４
の下プレート１５に貫通して設けた排水口、１８は上記
ベローズ１３内が負圧になったとき上記排水口１７を塞
ぐ逆止弁、１９は呼吸バッグ４と炭酸ガス吸着器６間を
連通するための吸気ホース８部分として設けた通気ガイ
ドベローズである。
の詳細を示し、１３はその上下端を上記呼吸バッグ４の
上下プレート１４，１５に夫々固定した上記水分除去機
構１２の伸縮自在なベローズ、１６はこのベローズ１３
に下端部に形成した水分吸入用のスリット、１７は上記
ベローズ１３内を外部に連通するため上記呼吸バッグ４
の下プレート１５に貫通して設けた排水口、１８は上記
ベローズ１３内が負圧になったとき上記排水口１７を塞
ぐ逆止弁、１９は呼吸バッグ４と炭酸ガス吸着器６間を
連通するための吸気ホース８部分として設けた通気ガイ
ドベローズである。
【００１０】本発明の潜水用半閉式スクーバは上記のよ
うな構成であるからマウスピース７の呼気側からの呼気
は呼気ホース９を介して直接呼吸バッグ４に導かれるた
め呼気内の水分やマウスピース７を介して外部から入り
込む水分が直接炭酸ガス吸着器６に加わることはない。
うな構成であるからマウスピース７の呼気側からの呼気
は呼気ホース９を介して直接呼吸バッグ４に導かれるた
め呼気内の水分やマウスピース７を介して外部から入り
込む水分が直接炭酸ガス吸着器６に加わることはない。
【００１１】また、吸気側に炭酸ガス吸着器６を介挿し
たことによる吸気の困難性は補助バッグ１０の作用によ
り簡単に解消される。
たことによる吸気の困難性は補助バッグ１０の作用によ
り簡単に解消される。
【００１２】すなわち補助バッグ１０内のガスが減少し
て補助バッグ１０が所望量以上圧縮されるようになった
場合、開閉弁１１が開いてボンベ１より呼吸ガスが直接
補助バッグ１０内に供給されるため吸気の困難性が解消
される。
て補助バッグ１０が所望量以上圧縮されるようになった
場合、開閉弁１１が開いてボンベ１より呼吸ガスが直接
補助バッグ１０内に供給されるため吸気の困難性が解消
される。
【００１３】さらに、呼吸バッグ４内に水分が溜まった
場合でも、呼吸バッグ４が伸張されたとき同時に水分除
去機構１２のベローズ１３が伸張され、このとき逆止弁
１８が閉じるためこれによって水分除去バッグ１２のベ
ローズ１３内が負圧となり、従って呼吸バッグ４内の水
分がスリット１６を通してベローズ１３内に吸引され、
ベローズ１３内に吸引されたこの水分は呼吸バッグ４が
圧縮されて同時に水分除去機構１２のベローズ１３が圧
縮されたとき逆止弁１８を介して外部に排出されるよう
になる。
場合でも、呼吸バッグ４が伸張されたとき同時に水分除
去機構１２のベローズ１３が伸張され、このとき逆止弁
１８が閉じるためこれによって水分除去バッグ１２のベ
ローズ１３内が負圧となり、従って呼吸バッグ４内の水
分がスリット１６を通してベローズ１３内に吸引され、
ベローズ１３内に吸引されたこの水分は呼吸バッグ４が
圧縮されて同時に水分除去機構１２のベローズ１３が圧
縮されたとき逆止弁１８を介して外部に排出されるよう
になる。
【００１４】
【発明の効果】本発明の潜水用半閉式スクーバによれば
水分による炭酸ガス吸着器６の劣化を少なくし、また呼
吸バッグ４内に溜まった水分を自動的に除去できる大き
な利益がある。
水分による炭酸ガス吸着器６の劣化を少なくし、また呼
吸バッグ４内に溜まった水分を自動的に除去できる大き
な利益がある。
【図１】本発明の潜水用半閉式スクーバの説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の潜水用半閉式スクーバの要部の断面図
である。
である。
【図３】従来の潜水用半閉式スクーバの説明図である。
１ ボンベ ２ レギュレータ ３ 流量調整機構 ４ 呼吸バッグ ５ 排気弁 ６ 炭酸ガス吸着器 ７ マウスピース ８ 吸気ホース ９ 呼気ホース １０ 補助バッグ １１ 開閉弁 １２ 水分除去機構 １３ ベローズ １４ 上プレート １５ 下プレート １６ スリット １７ 排水口 １８ 逆止弁 １９ 通気ガイドベローズ
Claims (2)
- 【請求項１】 呼吸ガスが供給される伸縮自在な呼吸バ
ッグと、この呼吸バッグとマウスピースの吸気側及び呼
気側間をそれぞれ連通する吸気ホースおよび呼気ホース
と、前記吸気ホースに介挿した炭酸ガス吸着機構と、前
記呼吸バッグの伸縮によって当該呼吸バッグ内の水分を
吸収して排出する水分除去機構とを有することを特徴と
する潜水用半閉式スクーバ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記炭酸ガス吸着機
構よりも前記マウスピース側の前記吸気ホースの部分に
介挿された伸縮自在な補助バッグと、この補助バッグが
所定量以上圧縮されたときに、この補助バッグ内に呼吸
ガスを供給する機構とを有していることを特徴とする潜
水用半閉式スクーバ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270442A JPH0829752B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 潜水用半閉式スクーバ |
| US08/276,875 US5619987A (en) | 1991-09-24 | 1994-07-18 | Semi-closed rebreathing apparatus with water removing pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270442A JPH0829752B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 潜水用半閉式スクーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585474A JPH0585474A (ja) | 1993-04-06 |
| JPH0829752B2 true JPH0829752B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17486344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3270442A Expired - Lifetime JPH0829752B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 潜水用半閉式スクーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829752B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05162685A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-29 | Tadashi Sakuma | 潜水用呼吸装置におけるエアーバッグの排水装置 |
| JPH05162686A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-29 | Tadashi Sakuma | 潜水用呼吸装置におけるエアーバッグ |
| WO2006011834A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | FRÅNBERG, Fredrik | Breathing apparatus |
| CN110576952B (zh) * | 2019-09-25 | 2023-09-29 | 安徽工程大学 | 一种水下呼吸装置及其控制方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5085097A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-09 | ||
| DE3229240C2 (de) * | 1982-08-05 | 1986-09-18 | Interspiro GmbH, 7529 Forst | Für Überdruckbetrieb geeignetes Atemschutzgerät |
| JPH0734794Y2 (ja) * | 1988-03-10 | 1995-08-09 | 日本酸素株式会社 | 呼吸器 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3270442A patent/JPH0829752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0585474A (ja) | 1993-04-06 |
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