JPH0829552B2 - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH0829552B2
JPH0829552B2 JP23742686A JP23742686A JPH0829552B2 JP H0829552 B2 JPH0829552 B2 JP H0829552B2 JP 23742686 A JP23742686 A JP 23742686A JP 23742686 A JP23742686 A JP 23742686A JP H0829552 B2 JPH0829552 B2 JP H0829552B2
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molds
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憲男 風間
洋一 石沢
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Nissan Motor Co Ltd
Kodama Chemical Industry Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
Kodama Chemical Industry Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、樹脂成形品の射出成形装置に関し、特に
表面に織布あるいは不織物等の布類を部分的に貼着した
射出成形品を製造するのに適した射出成形装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、車両の艤装部品の外装部分に織布あるいは不織
布等の布類を貼着して加飾することにより見栄えの向上
を図ると共に高級感を与える要求が高まりつつある。
そのため、例えば「日産ローレル・カタログNo.4101A
KK」(昭和59年10月 日産自動車(株)発行)にも見ら
れるようにフロントピラーの芯材に植毛したり、射出成
形品に布類を全体的に貼着せず、部分的に貼着して色柄
を異ならせて外観を豪華にしたりすることなどが試みら
れている。
このように布類を部分的に貼着した成形品(以下「部
分布貼成形品」という)を製造するために使用される従
来の成形装置としては、例えば特開昭60−48324号公報
に見られるように第10図に示すようなものがある。
これは真空成形による成形装置の場合であり、真空成
形型1の所望位置に薄壁2を設け、その薄壁2で区分さ
れた所定領域3に真空成形面1aを形成し、真空成形型1
内に真空ポンプに連通する排気パイプ6,排気キヤビテイ
7及び多数の排気孔8等を設けている。
そして、真空成形面1aの上部に布4を敷設すると共
に、薄壁2の内面に沿つてその布4の両端部4aを立上が
らせて薄壁2に固定した後、布4の上部にそれに対向す
る面に接着剤等を塗布した樹脂板5を仮想線で示すよう
に配置し、真空ポンプにより吸気することにより、樹脂
板5を真空成形面1aに沿つて成形すると共にその表面に
布4を部分的に貼着するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の部分布貼成形品の製
造が可能な成形装置にあつては、その製造工程が多くな
るため生産コストが高くなるという問題点があつた。
そこで、射出成形用金型の型面の樹脂成形品に布類を
貼着しようとする部位に対応する部分に、予め用意した
加飾用の布類を両面テープ又はマグネツト等により仮付
けし、その後に溶融樹脂を型内に射出することにより部
分布貼成形品を安価に製造する方法も考えられるが、樹
脂の射出時にその射出圧により布地が位置ずれを生ずる
懸念があるため、その対策に苦慮していた。
この発明は、このような従来の問題点を解決すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、射出成形品の
外面を分割して型取る開閉可能な第1,第2金型及び射出
成形品の内面全体を型取るコアを有する第3金型からな
り、これらの第1,第2,第3金型を順に配置し、全て閉じ
た場合に前記第1,第2金型と前記第3金型との間に樹脂
を射出する成形空間を形成するようにした金型群を有す
る射出成形装置であって、前記第1又は第2金型のいず
れか一方の金型に他方の金型方向に伸延する規制ロッド
を植設し、当該規制ロッドの先端近傍に突出部を設ける
と共に、当該突出部が当接されることにより前記第1及
び第2金型の相互の離反移動を規制するための当接部を
前記他方の金型に設け、前記第2又は第3金型のいずれ
か一方の金型に他方の金型方向に突出する嵌合部材を設
けると共に、当該嵌合部材が嵌入されることにより前記
第2及び第3金型を一体に保持するための受け部を前記
他方の金型に設け、前記第1金型及び第2金型の間に挿
入される布類を張装する布セット装置を配設し、射出成
形後の型開き動作時に、前記第2及び第3金型が前記嵌
合部材が前記受け部に嵌入された状態で一体に移動して
前記第1金型と前記第2金型との間が開いてから、前記
規制ロッドの突出部が前記当接部に当接されて前記第2
金型の移動が止まることにより前記嵌合部材が前記受け
部から離脱して前記第2金型と前記第3金型との間が開
くように、前記第1金型を固定して設置すると共に前記
第3金型を前記第1金型に対して近接離反移動させ得る
移動手段を設けたことを特徴とする射出成形装置を提供
するものである。
また、前記布セット装置は、前記第2金型及び第3金
型の間に挿入される布類を張装するように配設してもよ
い。
〔作用〕
このように構成した射出成形装置によれば、布セット
装置により第1金型及び第2金型の間に挿入される布類
を張装する場合にあっては、第1,第2,第3金型を開き、
第1金型と第2金型との間に加飾用の布類を挿入し、布
セット装置により当該布類を張装する。この後これらの
金型を互いに閉じると、布類は第3金型のコア形状に沿
つて第1金型と第2金型の間に形成される成形空間内に
すべり込んでいき、成形空間外の布類は第1金型と第2
金型間によつて圧接挟持されると共に、第1,第2金型と
第3金型のコアとの間に射出成形品全体を型取る成形空
間が形成される。
ここで、この成形空間に樹脂を射出すれば、第1金型
の射出成形品の外面を型取る部分に挿入された布類が射
出成形品のその部分の外面に貼着した部分布貼成形品が
成形される。
そして、射出成形後の型開き動作により、第2,第3金
型が一体に保持されたまま先ず第1金型と第2金型が開
くので、成形品の布が貼着された部分の外面が型抜きさ
れ、その後第2金型と第3金型が開くことにより、貼着
された布がはがれることなく成形品からの型抜きがスム
ーズに行なわれる。
なお、第2金型と第3金型のコアとの間に布類を挿入
すれば、射出成形品全体に布類を貼着した全面布貼成形
品を造ることもでき、さらに、金型内へ布類を挿入しな
ければ全く布貼りしない射出成形品も造ることができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示す射出成
形装置の型開き時及び型閉じ時の状態をそれぞれ示す断
面図である。
まず、その構成を説明すると、この射出成形装置は第
7図乃至第9図に示すような射出成形品の外面を高さ方
向に2分割して型取る開閉可能な第1金型10と第2金型
20及び射出成形品の内面全体を型取るコア31を有する第
3の金型30とからなる金型群を有する。
第1金型10は固定側の金型であり、溶融樹脂を注入路
11aから型内に導くためのスプルブツシユ11を内部に嵌
入した固定側取付板12に、射出成形品の外面の一部を型
取る型面13aを形成した固定側型板13を固設している。
第2金型20は、第1金型10と第3金型30との間に位置
する金型であり、内部に第1金型10と型合せした時に射
出成形品の外面の残部を型取る型面20aが形成されてい
る。
さらに、この第2金型20には、スプルブツシユ11の注
入路11aと連通する緩やかな広がりをもつた中継路20b
と、第3金型30に連結するために後述するストツパピン
36が嵌入するテーパ孔20c(受け部に相当する)とが形
成されている。
また、第2金型20の端部(第1図で下方)にストッパ
ピン21(規制ロッドに相当する)を植設し、それを固定
側型板13の対向する位置に設けたスライド孔13bに挿通
して、固定側取付板12の段付孔12b内に突出させてお
り、ストツパピン21の先端に固設したストッパ21a(突
出部に相当する)と位置規制用の段付孔12bの底部12c
(当接部に相当する)とによつて、その動きが第1図の
矢印A方向の所定範囲内に規制されるようになつてい
る。
第3金型30は可動側の金型であり、可動側取付板32に
固設した可動側型板33と、その略中央に固設したコア31
と、コア31を略中央部に貫通させ、可動側取付板32との
間に系着したスプリング34によつて常に可動側型板33か
ら離れる方向に付勢力が与えられている可動板35とから
なる。
この可動板35には、第2金型20に設けられた中経路20
bに連通するサブマリンゲート35aが形成されている。
そしてこの可動板35と可動側取付板32及び可動側型板
33はストツパピン36によつて連結されている。
このストツパピン36は、可動側取付板32に形成した底
部32bを有する段付孔32aに頭部36aを収納し、可動側型
板33に形成したスプリング34を収納する孔33aを貫通し
て、可動板35に固設され、その小径部36bを第2金型20
側に突出させている。
その小径部36bには、第2金型20のテーパ孔20cに嵌脱
可能な例えば硬質ウレタンゴムにより外面を太鼓状に形
成した弾性部材37(嵌合部材に相当する)が螺着等によ
り外部負荷が加わつても容易に脱落しないように固着さ
れている。
そして、これらの第1金型10,第2金型20及び第3金
型30からなる金型群は、各端部の所要の位置に設けられ
たガイドピンブツシユ12d,20e,35bの中を摺動するガイ
ドピン38によつて案内され、図示しない移動手段として
の油圧シリンダ等によつて第1図に示す型開き状態と第
2図に示す型閉じ状態とに移動できるようになつてい
る。
また、上述の第1金型10と第2金型20の間に設けられ
たストッパピン21と固定側取付板12の位置規制用段付孔
12b、ならびに第2金型20を第3金型30に結合可能に設
けられたストツパピン36及びそのストツパピン36を固設
した可動板35等によつて、射出成形後の型開き動作時の
型開き順序を規制する手段を構成している。
さらに、布4を第7図に示すように射出成形品に部分
的に貼着したり、第8図に示すように外面全体に貼着す
るには、例えば第6図に最もよく示すような布セツト装
置を用いると便利である。
この布セツト装置は、高価な加飾用の布4のトリミン
グロスをなるべく少くするようにした例であり、外周を
複数のスプリング41によつて所要の張力を与えて張装
し、中央に開口部42aを有する保持布42を設け、貼着す
べき布4をその開口部42a内に配置して、複数のフアス
ナ(この例では8個)43で着脱可能に保持する。
保持布42は縦,横の両方向に伸縮自在な薄手の布であ
り、布4を常にそのスプリング効果により張つて、しわ
の発生を防止する。
なお、布4にはそれを第1金型10と第2金型20の間、
あるいは第2金型20と第3金型30との間に挿入した時
に、注入路11aからの溶融樹脂の流れが布4によつて阻
止されないようにするために透孔4aが設けられており、
第1金型10,第2金型20及び第3金型30には、第1図に
示すようにフアスナ43との干渉を避けるための溝13c,20
d,35cがそれぞれ形成されている。
次に上記のように構成したこの実施例の射出成形装置
を使用して、第7図に示すような部分布貼成形品Pを形
成する手順及び作用を説明する。
第1図に示すように、この装置の射出成形用金型群の
型開き状態で、布セツト装置のスプリング41,保持布42
を介してフアスナ43で布4の外周を保持し、その布4を
第1金型10と第2金型20の間に張装する。
次に、第3金型30を第1図の矢印B方向に移動させて
型を閉じると、布4はコア31の形状に沿つて固定側型板
13の型面13aとコア31の型面31aとの間に形成される成形
空間S1(第2図)にすべり込んでいき、第1金型10,第
2金型20及び第3金型30が密着すると、第2図に示すよ
うに布4の射出成形品に貼付しない部分は、第1金型10
の固定側型板13と第2金型20とによつて圧接挟持され
る。
また、溶融樹脂の通路となるスプルブツシユ11の注入
路11aと中継路20bとサブマリンゲート35aとが連通す
る。
さらに、可動板35に固設されたストツパピン36の小径
部36bに固着された弾性部材37が第2金型20のテーパ孔2
0cに嵌入し、第3金型30の可動板35と第2金型20とが結
合される。この時、スプリング34は圧縮状態になり、ス
トツパピン36は後退(第1図で右方へ移動)して頭部36
aが可動側取付板32の段付孔32aの底部32bから離れる。
第2図に示すように型閉じ完了後、スプルブツシユ11
内の注入路11aに図示しない溶融樹脂注入装置のノズル
から溶融樹脂を注入すると、その溶融樹脂はサブマリン
ゲート35aから第2金型20とコア31とによつて形成され
る布4が存在しない成形空間S2及び第1の金型10との間
の布4が存在する成形空間S1へ流入し、成形空間S1へ流
入した溶融樹脂がその表面に布4をアンカー効果により
接着させて成形され、成形空間S2に流入した溶融樹脂は
布を貼着せずに成形される。
溶融樹脂の冷却硬化後、第1段階の型開き動作をする
と、第2金型20のテーパ孔20cには可動板35に固設され
たストツパピン36に固着された弾性部材37が嵌入してお
り、可動板35はコア31に被着している成形品Pの後端に
係合しているので、第3図に示すように第2金型20,可
動板35,可動側型板33とそのコア31及び可動側取付板32
とが一体に、コア31上に成形後の部分布貼成形品を被着
したまま図で右方へ後退し、ストツパピン21のストツパ
21aが固定側取付板12の段付孔12bの底部12cに当接する
まで移動する。
その後、第2段階の型開き動作により、第3金型30の
可動側型板33を固設した可動側取付板32を若干後退させ
ると、第2金型20がストツパピン21によつて係止されて
おり、可動板35も第2金型20と結合しているため移動で
きず、コア31が成形品Pとの被着力に抗して成形品Pを
離型させる。
それによつて、第2金型20と可動板35とがスプリング
34による付勢力によつて成形品Pを伴なつて図で左方へ
移動し、第4図に示すようにストツパピン36の頭部36a
が段付孔32の底部32bに当接した位置で停止する。
その後、第3段階の型開き動作によつて可動側取付板
32をさらに後退させると、第2金型20はストツパピン21
に係止されたままで、ストツパピン36が図で右方へ移動
するため、弾性部材37が第2金型のテーパ孔20cから離
脱し、第3金型30が第5図に示す位置まで移動して、コ
ア31が部分布貼成形品Pから完全に離型する。このよう
なスムーズな型抜きが行われることにより、この成形品
Pの布部分に損傷を及ぼすことなく、第2金型20から容
易に取り出すことができる。
最後に、取り出した成形品に付着している布4の不要
部分を切り落とせば、第7図に示すような目的とする部
分布貼成形品Pを得ることができる。
なお、この実施例ではゲートにサブマリンゲートを使
用したが、溶融樹脂が成形空間内の部分に十分いきわた
り、成形品にひけやクラツクを発生させないものであれ
ば他のゲートを使用してもよい。
また、射出成形品に貼着する布類は布目の細かいもの
の場合には布表面に樹脂が浸透してこないが、樹脂が浸
透しやすい布の場合には、布の裏面に例えばラテツク
ス,接着剤,テープ,不織布,ウレタン系あるいはアク
リル系フイルム等のバツキング材を予め裏打ちしておく
ようにすれば、射出成形品に貼着した布の表面に樹脂が
浸透してくるようなことがなくなる。
さらに、第8図に示すような全面布貼成形品P′を成
形しようとする場合には、第1図に2点鎖線で示すよう
に、第2金型20と第3金型30の間に布4を挿入し、前述
の場合と同様な工程で成形すれば、容易にそれを造るこ
とができる。
また、金型群内へ全く布を挿入せずに成形すれば、第
9図に示すような布貼りを全くしない射出成形品P″を
造ることもできる。
〔発明の効果〕 以上説明してきたように、この発明による射出成形装
置を使用すれば、布セット装置により第1金型及び第2
金型の間に挿入される布類を張装する場合にあっては、
射出成形品の外面を分割して型取る開閉可能な第1金型
と第2金型の間に加飾用の布類を挿入し、布セット装置
により当該布類を張装する。この後、それらの型と射出
成形品の内面全体を型取るコアを有する第3の金型とを
全て閉じて、その型間に形成される成形空間に溶融樹脂
を射出して、第1の金型が成形する射出成形品の外面部
分にのみ布類を貼着させて射出成形し、その後の型開き
動作で布を損傷したりはがしたりすることなくスムーズ
に離型でき、少い製造工程で容易に部分布貼成形品を製
造することができるので、その生産コストを下げること
ができる。
また、布類を第2金型と第3金型との間に挿入すれ
ば、全面布貼成形品を造ることもでき、布類を金型間に
挿入しなければ布貼りを全くしない射出成形品をも容易
に造ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す射出成形装置の型開
き状態を示す断面図、 第2図は同じくその型閉じ状態を示す断面図、 第3図乃至第5図は同じくそのそれぞれ異なる型開き段
階を示す第2図と同様な断面図、 第6図は同じくその布セツト装置の一例を示す平面図 第7図乃至第9図はこの実施例の射出成形装置を用いて
成形したそれぞれ異る射出成形品の例を示す斜視図、 第10図は従来の部分布貼成形品を造るための成形装置の
例を示す断面図である。 4……布、10……第1金型 12……固定側取付板、13……固定側型板 20……第2金型、21……ストツパピン 30……第3金型、31……コア 32……可動側取付板、33……可動側型板 35……可動板、36……ストツパピン P……部分布貼成形品、P′……全面布貼成形品 P″……布貼を全くしない射出成形品 S1,S2,……成形空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形品の外面を分割して型取る開閉可
    能な第1,第2金型及び前記射出成形品の内面全体を型取
    るコアを有する第3金型からなり、これらの第1,第2,第
    3金型を順に配置し、全て閉じた場合に前記第1,第2金
    型と前記第3金型との間に樹脂を射出する成形空間を形
    成するようにした金型群を有する射出成形装置であっ
    て、 前記第1又は第2金型のいずれか一方の金型に他方の金
    型方向に伸延する規制ロッドを植設し、当該規制ロッド
    の先端近傍に突出部を設けると共に、当該突出部が当接
    されることにより前記第1及び第2金型の相互の離反移
    動を規制するための当接部を前記他方の金型に設け、 前記第2又は第3金型のいずれか一方の金型に他方の金
    型方向に突出する嵌合部材を設けると共に、当該嵌合部
    材が嵌入されることにより前記第2及び第3金型を一体
    に保持するための受け部を前記他方の金型に設け、 前記第1金型及び第2金型の間に挿入される布類を張装
    する布セット装置を配設し、 射出成形後の型開き動作時に、前記第2及び第3金型が
    前記嵌合部材が前記受け部に嵌入された状態で一体に移
    動して前記第1金型と前記第2金型との間が開いてか
    ら、前記規制ロッドの突出部が前記当接部に当接されて
    前記第2金型の移動が止まることにより前記嵌合部材が
    前記受け部から離脱して前記第2金型と前記第3金型と
    の間が開くように、前記第1金型を固定して設置すると
    共に前記第3金型を前記第1金型に対して近接離反移動
    させ得る移動手段を設けたことを特徴とする射出成形装
    置。
  2. 【請求項2】射出成形品の外面を分割して型取る開閉可
    能な第1,第2金型及び前記射出成形品の内面全体を型取
    るコアを有する第3金型からなり、これらの第1,第2,第
    3金型を順に配置し、全て閉じた場合に前記第1,第2金
    型と前記第3金型との間に樹脂を射出する成形空間を形
    成するようにした金型群を有する射出成形装置であっ
    て、 前記第1又は第2金型のいずれか一方の金型に他方の金
    型方向に伸延する規制ロッドを植設し、当該規制ロッド
    の先端近傍に突出部を設けると共に、当該突出部が当接
    されることにより前記第1及び第2金型の相互の離反移
    動を規制するための当接部を前記他方の金型に設け、 前記第2又は第3金型のいずれか一方の金型に他方の金
    型方向に突出する嵌合部材を設けると共に、当該嵌合部
    材が嵌入されることにより前記第2及び第3金型を一体
    に保持するための受け部を前記他方の金型に設け、 前記第2金型及び第3金型の間に挿入される布類を張装
    する布セット装置を配設し、 射出成形後の型開き動作時に、前記第2及び第3金型が
    前記嵌合部材が前記受け部に嵌入された状態で一体に移
    動して前記第1金型と前記第2金型との間が開いてか
    ら、前記規制ロッドの突出部が前記当接部に当接されて
    前記第2金型の移動が止まることにより前記嵌合部材が
    前記受け部から離脱して前記第2金型と前記第3金型と
    の間が開くように、前記第1金型を固定して設置すると
    共に前記第3金型を前記第1金型に対して近接離反移動
    させ得る移動手段を設けたことを特徴とする射出成形装
    置。
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JPS6391213A JPS6391213A (ja) 1988-04-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708899B1 (ko) * 2005-05-25 2007-04-18 김현태 성형 및 접착 금형

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100708899B1 (ko) * 2005-05-25 2007-04-18 김현태 성형 및 접착 금형

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JPS6391213A (ja) 1988-04-21

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