JPH08294726A - 整形装置 - Google Patents
整形装置Info
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- JPH08294726A JPH08294726A JP9814895A JP9814895A JPH08294726A JP H08294726 A JPH08294726 A JP H08294726A JP 9814895 A JP9814895 A JP 9814895A JP 9814895 A JP9814895 A JP 9814895A JP H08294726 A JPH08294726 A JP H08294726A
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Abstract
先端側を基端側に螺着して長さ調整可能とし、また、両
方の駒をそれぞれ保持する一対のホルダーの間に係止具
を介設して駒を円周方向に連動させるようにした調整装
置に関する。 【構成】 軸方向に二分割され、かつ半径方向■拡縮可
能に周方向に複数個に分割された整形用の駒と、この軸
方向に二分割された両方の駒にわたって挿入可能なコッ
ターとからなる整形装置であって、コッターが先端に向
かって縮径するテーパコーンを有しており、該テーパー
コーンが、下端で開口する嵌合穴を有する基部と、上記
嵌合穴に嵌合可能な軸部を有する先端部とからなってネ
ジで螺合しており、先端部の旋回により長さを調整して
駒の半径方向外側への変位を調整することができる。ま
た、軸方向に隣接する駒と駒とをキーで係止して円周方
向に拘束すればズレを防止することができる。
Description
製造過程で使用される整形装置の改良に関する。
に、特開平1−166831号の整形装置において、軸
方向に二分割され、かつ半径方向に拡縮可能に周方向に
複数個に分割された整形用の駒と、この軸方向に二分割
された両方の駒にわたって挿入可能な単一のコッターと
を設けた縦型の整形装置を提案し、相応の成果を挙げて
いる。本出願人は更に鋭意研究の結果、1本のコッター
の長さを調整可能とすれば駒の拡縮量を調整することが
でき、また、軸方向に二分割された駒を係止すれば周方
向に連動させることができることを知り本発明を完成す
るに至った。
は、コッターを軸方向に二分割して先端側を基端側に螺
着して長さ調整可能とし、また、両方の駒をそれぞれ保
持する一対のホルダーの間に係止具を介設して駒を円周
方向に連動させるようにした調整装置を提供することに
ある。
決するため、請求項1の発明では、軸方向に二分割さ
れ、かつ半径方向に拡縮可能に周方向に複数個に分割さ
れた整形用の駒と、この軸方向に二分割された両方の駒
にわたって挿入可能なコッターとを具備してなる自動車
用車輪のリム製造過程で使用される整形装置において、
コッターが、軸方向に二分割される、分割されたコッタ
ーの先端側が基端側に対して軸方向に進退可能に螺着さ
れてなる、という技術的手段を講じている。また、請求
項2の発明では、コッターが、先端に向かって縮径する
テーパコーンを有しており、該テーパーコーンが、コー
ン中途位置で上下に二分割されており、テーパーコーン
の基部にその下端で開口する嵌合穴を設け、テーパーコ
ーンの先端部の上端には上記嵌合穴に嵌合可能な軸部を
突設し、該軸部を前記嵌合穴に嵌合した状態で螺合する
雌ネジと雄ネジをそれぞれに設けて上記先端部を螺進退
自在に基部に取り付けてなる、という技術的手段を講じ
ている。また、請求項3の発明では、軸方向に二分割さ
れた両方の駒をそれぞれ保持する一対のホルダーの間
に、円周方向の動きを拘束するキー等の係止具キーを介
設してなる、という技術的手段を講じている。
側を螺進退させてコッターの長さを伸ばしたり縮めたり
することができるので、駒の拡縮量を最適に調整するこ
とができる。また、軸方向に二分割された一対のホルダ
ーの間にキー等の係止具を介設するので、両方の駒の円
周方向の動きを拘束しズレを防止することができる。
図面を参照しつつ説明する。図1は、この実施例の縦型
の整形装置の概略を示すもので、図の左半分はホイール
リムからなる製品17が整形される前の状態を示し、右
半分は整形中または整形完了時の状態を示している。
(B)4の上方に、上下動可能に配置されており、駒取
付基板(B)4から上方に延びるガイドポスト2に案内
されて図示省略のシリンダによって昇降される。上記駒
取付基盤(A)3は、駒取付基盤(B)4の上方で且つ
作動コッター取付盤1の下方に配置され、吊ボルト5に
よって作動コッター取付盤1から吊られ、かつスプリン
グ6によって作動コッター取付盤1に対して下向きに付
勢されながら、相対動が可能とされている。前記ガイド
ポスト2は駒取付基盤(A)3を慴動自在に貫通してい
る。
り、基端側が作動コッター取付盤1に取付けられ下方に
延びている。上記作動コッター7は、下方に向かって縮
径する截頭円錐状のテーパコーン18を有している。こ
のテーパーコーン18は、コーン中途位置で上下に二分
割されており、分割されたテーパーコーン18の先端部
18aが基部18bに対して軸方向に進退可能に螺着さ
れてなる。
ン18の螺着構成としては、テーパーコーンの基部18
bにその下端で開口する嵌合溝28を設け、該嵌合溝2
8の周面に雌ネジを刻設し、一方、テーパーコーン18
の先端部18aの上端には上記嵌合溝28に嵌め込まれ
る嵌合突部38を突設して周面に雄ネジを刻設し、両者
を螺合してなるものである。従って、テーパーコーン1
8の先端部18aを旋回し螺進退させることによって、
先端部18aを上下に変位させてテーパーコーン18の
長さを調整可能に伸縮させることができる。
対応させて、駒ホルダー(A)8と駒ホルダー(B)1
1が配設されており、駒ホルダー(A)8は、駒ホルダ
ー(B)11の上方にある。駒ホルダー(A)8および
駒ホルダー(B)11はそれぞれ周方向に複数個に分割
されていてバネ14、13によって各々半径方向内側に
向かって付勢されている。
に水平方向にスライド自在に支持され、駒ホルダー
(B)11は駒取付基盤(B)4に水平方向にスライド
自在に支持されている。駒ホルダー(A)8および駒ホ
ルダー(B)11は、それぞれ下方に向かって縮径する
テーパ面を有しており、これらテーパ面は、前記作動コ
ッター7のテーパコーン18に慴動自在に接触される。
駒ホルダー(A)8には駒(A)9が、駒ホルダー
(B)11には駒(B)10が保持される。なお、本実
施例では、上記駒ホルダー(A)8および駒ホルダー
(B)11にはそれぞれの内周面に前記テーパーコーン
18の摺動を円滑にするための潤滑部(A)8cおよび
潤滑部(B)11cがそれぞれ取り付けられている。
分割された駒(A)9と駒(B)10からなり、駒
(A)9、駒(B)10は、周方向にもそれぞれ複数個
の構成片に分割されている。軸方向分割は、製品17の
搬送・搬出を容易または可能にするためであり、周方向
の分割は整形時の拡縮を可能にするためである。これら
軸方向に分割された駒(A)9、駒(B)10はコッタ
ー7によって拡縮される。また、作動コッター7の下端
には受穴を設け、駒取付基盤(B)4の下端部分には上
記受穴に対向する位置にセンターガイド(図示せず)を
設ければ作動コッターは剛性を向上されると共に振れを
抑制されることができて好ましい。
8及び駒ホルダー(B)11には、それぞれ上下に整合
する位置にキー溝(A)20、キー溝(B)21が形成
されている。該キー溝(A)20及びキー溝(B)21
には、位置決め用のキー22が嵌合されており、上記駒
ホルダー(A)8と駒ホルダー(B)11を介して駒
(A)9と駒(B)10が円周方向にずれるのを防止し
ている。
ス装置の上部の定盤(A)15に取り付けられ、駒取付
基盤(B)4はプレス装置のシリンダ(図示省略)によ
って定盤(B)16に対して昇降されることにより、作
動コッター取付盤1が駒取付基盤(B)4に対して昇降
する。
ムの整形について説明する。定盤(A)15およびこれ
に連動して作動コッター取付盤1、駒取付基盤(A)
3、作動コッター7、駒ホルダー(A)8、駒(A)9
が上方に持ち上げられた状態で、製品17を搬入して駒
(B)10にセットする。プレス装置のシリンダを作動
させて定盤(A)15を下降させ、作動コッター取付盤
1をガイドポスト2に係合させ、更に下降させていく
と、作動コッターのテーパコーン18が駒ホルダー
(A)8の潤滑部(A)8cおよび駒ホルダー(B)1
1の潤滑部(B)11cのテーパ面に接触し、テーパー
係合を利用して駒ホルダー(A)8および駒ホルダー
(B)11を、それぞれのバネ14、13の付勢力に抗
して半径方向外側に拡げ、これによって駒(A)9およ
び駒(B)10を拡げ、製品17を整形する。この際に
上下の駒(A)9と駒(B)10とはキー22により円
周方向に拘束されている。これにより駒(A)9、駒
(B)10間に芯ずれが生じず、傾きも生じない。
び駒(B)10を拡げる量を調整する必要があるが、そ
の場合には、テーパーコーン18の先端部18aを旋回
して上下に螺進退させることによって、テーパーコーン
18の長さを調整し、駒ホルダーを介して駒(A)9お
よび駒(B)10の外周を拡大または縮小させることが
でき、製品17に最適の駒の変位を行うことができる。
端の長さをネジの螺進退によって細かく調整可能に伸縮
させることができるので、駒が半径方向外側に拡げられ
る変位量を調整することができ、芯ずれや、傾きが生じ
ない信頼性の高い自動車用車輪のリムを整形することが
できる。また、軸方向に分離する一方の駒と他方の駒と
の間にはキー等の係止具を介設したので、円周方向の動
きを拘束しあい、正解な位置決めを行うことができと共
に円周方向にずれが生じないようにすることもできる。
Claims (3)
- 【請求項1】 軸方向に二分割され、かつ半径方向に拡
縮可能に周方向に複数個に分割された整形用の駒と、こ
の軸方向に二分割された両方の駒にわたって挿入可能な
コッターとを具備してなる自動車用車輪のリム製造過程
で使用される整形装置において、 コッターが、軸方向に二分割されると共に分割されたコ
ッターの先端側が基端側に対して軸方向に進退可能に螺
着されてなることを特徴とする整形装置。 - 【請求項2】 コッターが、先端に向かって縮径するテ
ーパコーンを有しており、該テーパーコーンが、コーン
中途位置で上下に二分割されており、テーパーコーンの
基部にその下端で開口する嵌合穴を設け、テーパーコー
ンの先端部の上端には上記嵌合穴に嵌合可能な軸部を突
設し、該軸部を前記嵌合穴に嵌合した状態で螺合する雌
ネジと雄ネジをそれぞれに設けて上記先端部を螺進退自
在に基部に取り付けてなることを特徴とする請求項1に
記載の整形装置。 - 【請求項3】 軸方向に二分割された両方の駒をそれぞ
れ保持する一対のホルダーの間に、円周方向の動きを拘
束するキー等の係止具を介設してなることを特徴とする
請求項1または2に記載の整形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09814895A JP3682086B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 整形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09814895A JP3682086B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 整形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08294726A true JPH08294726A (ja) | 1996-11-12 |
JP3682086B2 JP3682086B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=14212105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09814895A Expired - Fee Related JP3682086B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 整形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3682086B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105834304A (zh) * | 2016-05-12 | 2016-08-10 | 昆山安泰美科金属材料有限公司 | 一种手机接口整形模具 |
CN106345856A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-01-25 | 苏州市瑞晟制冷设备有限公司 | 一种用于小内经厚壁钢管的扩管整形装置 |
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-
1995
- 1995-03-30 JP JP09814895A patent/JP3682086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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