JPH08294431A - 床板装置 - Google Patents
床板装置Info
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- JPH08294431A JPH08294431A JP10120795A JP10120795A JPH08294431A JP H08294431 A JPH08294431 A JP H08294431A JP 10120795 A JP10120795 A JP 10120795A JP 10120795 A JP10120795 A JP 10120795A JP H08294431 A JPH08294431 A JP H08294431A
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- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は床フレ−ムに対する床板部材と取
り付けを簡単かつ確実に行えるようにした床板装置を提
供することにある。 【構成】 ベッドフレ−ム3に設けられ上面にマットレ
スが載置される床板装置において、上記床板装置は、パ
イプ材によって形成された床フレ−ム5と、この床フレ
−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材21とからな
り、上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイプ材
が圧入結合される圧入部22が一体成形されてなること
を特徴とする。
り付けを簡単かつ確実に行えるようにした床板装置を提
供することにある。 【構成】 ベッドフレ−ム3に設けられ上面にマットレ
スが載置される床板装置において、上記床板装置は、パ
イプ材によって形成された床フレ−ム5と、この床フレ
−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材21とからな
り、上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイプ材
が圧入結合される圧入部22が一体成形されてなること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は起床式ベッドに用いら
れる床板装置に関する。
れる床板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベッド装置には種々のタイプのものがあ
り、その1つにマットレス上に仰臥した利用者の上半身
を起こすことができるようにした起床式ベッドがあるこ
とが知られている。
り、その1つにマットレス上に仰臥した利用者の上半身
を起こすことができるようにした起床式ベッドがあるこ
とが知られている。
【0003】上記起床式ベッドはベッドフレ−ムを備え
ている。このベッドフレ−ムには上記マットレスを載置
するための床板装置が設けられている。この床板装置は
複数の床板部を回動自在に連結してなり、その一部、つ
まりマットレス上に仰臥した利用者の上半身に対応する
部分は起伏自在な背上げ床部に形成されている。上記ベ
ッドフレ−ムには駆動機構が設けられ、この駆動機構に
よって上記背上げ床部が起伏駆動されるようになってい
る。
ている。このベッドフレ−ムには上記マットレスを載置
するための床板装置が設けられている。この床板装置は
複数の床板部を回動自在に連結してなり、その一部、つ
まりマットレス上に仰臥した利用者の上半身に対応する
部分は起伏自在な背上げ床部に形成されている。上記ベ
ッドフレ−ムには駆動機構が設けられ、この駆動機構に
よって上記背上げ床部が起伏駆動されるようになってい
る。
【0004】従来、上記床板装置の各床部は、パイプ材
によって形成された床フレ−ムと、この床フレ−ムの上
面側に取り付けられた床板部材とから構成されている。
上記床フレ−ムに対して上記床板部材を取り付ける場
合、床板部材の下面側に上記床フレ−ムのパイプ材が入
り込む溝を形成し、この溝に上記床フレ−ムのパイプ材
を挿入し、そのパイプ材をU字状のバンド金具で覆い、
そのバンド金具の両端部を上記床板部材にねじ止め固定
することで、上記床板部材に上記床フレ−ムを取り付け
固定するようにしている。
によって形成された床フレ−ムと、この床フレ−ムの上
面側に取り付けられた床板部材とから構成されている。
上記床フレ−ムに対して上記床板部材を取り付ける場
合、床板部材の下面側に上記床フレ−ムのパイプ材が入
り込む溝を形成し、この溝に上記床フレ−ムのパイプ材
を挿入し、そのパイプ材をU字状のバンド金具で覆い、
そのバンド金具の両端部を上記床板部材にねじ止め固定
することで、上記床板部材に上記床フレ−ムを取り付け
固定するようにしている。
【0005】しかしながら、このようにして上記床フレ
−ムに床板部材を結合する構造によると、たくさんのバ
ンド金具を必要とするということがあるから、部品点数
の増大によるコスト上昇を招くということがあるばかり
か、たくさんのバンド金具をそれぞれ床板部材にねじ止
め固定しなければならないから、その取り付け作業に多
くの手間が掛かるということもあった。
−ムに床板部材を結合する構造によると、たくさんのバ
ンド金具を必要とするということがあるから、部品点数
の増大によるコスト上昇を招くということがあるばかり
か、たくさんのバンド金具をそれぞれ床板部材にねじ止
め固定しなければならないから、その取り付け作業に多
くの手間が掛かるということもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の床
板装置は床フレ−ムに床板部材を取り付けるために、床
板部材の下面側に形成された溝に上記床フレ−ムのパイ
プ材を挿入し、そのパイプ材をU字状の金属バンドで上
記床板部材に結合固定しなければならなかったので、金
属バンドを用いることによる部品点数の増大を招くこと
になり、また上記金属バンドをねじ止め固定しなければ
ならないために多くの手間が掛かるということがあっ
た。
板装置は床フレ−ムに床板部材を取り付けるために、床
板部材の下面側に形成された溝に上記床フレ−ムのパイ
プ材を挿入し、そのパイプ材をU字状の金属バンドで上
記床板部材に結合固定しなければならなかったので、金
属バンドを用いることによる部品点数の増大を招くこと
になり、また上記金属バンドをねじ止め固定しなければ
ならないために多くの手間が掛かるということがあっ
た。
【0007】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、床フレ−ムと床板部材と
の結合固定を部品点数の増大を招くことなく簡単かつ迅
速に行えるようにした床板装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、床フレ−ムと床板部材と
の結合固定を部品点数の増大を招くことなく簡単かつ迅
速に行えるようにした床板装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ベッドフレ−ムに設けられ上面にマット
レスが載置される床板装置において、上記床板装置は、
パイプ材によって形成された床フレ−ムと、この床フレ
−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材とからなり、
上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイプ材が圧
入結合される圧入部が一体成形されてなることを特徴と
する。
にこの発明は、ベッドフレ−ムに設けられ上面にマット
レスが載置される床板装置において、上記床板装置は、
パイプ材によって形成された床フレ−ムと、この床フレ
−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材とからなり、
上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイプ材が圧
入結合される圧入部が一体成形されてなることを特徴と
する。
【0009】
【作用】上記構成によれば、床フレ−ムのパイプ材を床
板部材の圧入部に圧入することで、これら両者が結合さ
れるから、結合のための金具を用いる必要がなくなる。
板部材の圧入部に圧入することで、これら両者が結合さ
れるから、結合のための金具を用いる必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図5と図6はこの発明の床板装置1が用いら
れている起床式ベッド2を示し、この起床式ベッド2は
ベッドフレ−ム3を有する。このベッドフレ−ム3はほ
ぼ矩形枠状に形成されていて、その下面四隅部にはスト
ッパ付きのキャスタ4が垂設されている。
説明する。図5と図6はこの発明の床板装置1が用いら
れている起床式ベッド2を示し、この起床式ベッド2は
ベッドフレ−ム3を有する。このベッドフレ−ム3はほ
ぼ矩形枠状に形成されていて、その下面四隅部にはスト
ッパ付きのキャスタ4が垂設されている。
【0011】上記ベッドフレ−ム3上には上記床板装置
1を構成する床フレ−ム5が設けられている。この床フ
レ−ム5は上記ベッドフレ−ム3の長手方向中途部に設
けられた固定部6に固定された固定フレ−ム部5aを有
する。この固定フレ−ム部5aの一端側には背上げフレ
−ム部5bが枢着され、他端には第1の脚フレ−ム部5
cと第2の脚フレ−ム部5dが順次回動自在に連結され
ている。各フレ−ム部はパイプ材によって形成されてい
る。
1を構成する床フレ−ム5が設けられている。この床フ
レ−ム5は上記ベッドフレ−ム3の長手方向中途部に設
けられた固定部6に固定された固定フレ−ム部5aを有
する。この固定フレ−ム部5aの一端側には背上げフレ
−ム部5bが枢着され、他端には第1の脚フレ−ム部5
cと第2の脚フレ−ム部5dが順次回動自在に連結され
ている。各フレ−ム部はパイプ材によって形成されてい
る。
【0012】上記ベッドフレ−ム3の長手方向一端側
(第2の脚フレ−ム部5d側)の下面には第1の駆動機
構7と第2の駆動機構8とが設けられている。各駆動機
構7、8は筒体7a、8aと、この筒体の一端側から進
退駆動される駆動軸b8bと、この駆動軸を進退駆動さ
せるために上記筒体7a、8aの他端側に設けられたハ
ンドル7c、8cとからなり、上記筒体の他端側が上記
ベッドフレ−ム3に揺動自在に取り付けられている。
(第2の脚フレ−ム部5d側)の下面には第1の駆動機
構7と第2の駆動機構8とが設けられている。各駆動機
構7、8は筒体7a、8aと、この筒体の一端側から進
退駆動される駆動軸b8bと、この駆動軸を進退駆動さ
せるために上記筒体7a、8aの他端側に設けられたハ
ンドル7c、8cとからなり、上記筒体の他端側が上記
ベッドフレ−ム3に揺動自在に取り付けられている。
【0013】第1の駆動機構7の駆動軸7bの先端は、
上記背上げフレ−ム部5bの下面側に幅方向に沿って架
設された第1の連結軸11に第1のア−ム12を介して
枢着されている。上記第2の駆動機構8の駆動軸8bの
先端は、上記第1の脚フレ−ム部5cの下面側に幅方向
に沿って架設された第2の連結軸13に上記第1のア−
ム12と逆方向に傾斜した第2のア−ム14を介して枢
着されている。
上記背上げフレ−ム部5bの下面側に幅方向に沿って架
設された第1の連結軸11に第1のア−ム12を介して
枢着されている。上記第2の駆動機構8の駆動軸8bの
先端は、上記第1の脚フレ−ム部5cの下面側に幅方向
に沿って架設された第2の連結軸13に上記第1のア−
ム12と逆方向に傾斜した第2のア−ム14を介して枢
着されている。
【0014】したがって、上記第1の駆動機構7の駆動
軸7bが前進方向に駆動されると、上記第1のア−ム1
2が図6に矢印で示す方向へ回動するから、上記背上げ
フレ−ム部5bが起上方向に回動する。また、第2の駆
動機構8の駆動軸8bが後退方向に駆動されると、第2
のア−ム14が矢印方向に回動するから、その動きに第
1の脚フレ−ム部5cが連動して起立方向に回動する。
軸7bが前進方向に駆動されると、上記第1のア−ム1
2が図6に矢印で示す方向へ回動するから、上記背上げ
フレ−ム部5bが起上方向に回動する。また、第2の駆
動機構8の駆動軸8bが後退方向に駆動されると、第2
のア−ム14が矢印方向に回動するから、その動きに第
1の脚フレ−ム部5cが連動して起立方向に回動する。
【0015】第1の脚フレ−ム部5cが回動すれば、こ
の第1の脚フレ−ム部5cに一端が枢着された第2の脚
フレ−ム部5dが連動する。第2の脚フレ−ム部5bの
他端両端部には図5に示すようにそれぞれ支持リンク1
5の一端が枢着されている。
の第1の脚フレ−ム部5cに一端が枢着された第2の脚
フレ−ム部5dが連動する。第2の脚フレ−ム部5bの
他端両端部には図5に示すようにそれぞれ支持リンク1
5の一端が枢着されている。
【0016】一対の支持リンク15の他端には連結ロッ
ド16の両端部が連結されている。この連結ロッド16
の中途部は上記ベッドフレ−ム3の長手方向に沿って架
設された一対の保持板17の突起18に係合保持されて
いる。それによって、上記第2の脚フレ−ム部5cが起
立方向に起上され、その動きに第2の脚フレ−ム部5d
が連動すると、上記支持リンク15も起立方向に回動す
るから第2の脚フレ−ム部5cは上記支持リンク15に
よってほぼ水平に上昇した状態で保持される。つまり、
第1の脚フレ−ム部5cと第2の脚フレ−ム部5dとは
山形状をなして起上することになる。
ド16の両端部が連結されている。この連結ロッド16
の中途部は上記ベッドフレ−ム3の長手方向に沿って架
設された一対の保持板17の突起18に係合保持されて
いる。それによって、上記第2の脚フレ−ム部5cが起
立方向に起上され、その動きに第2の脚フレ−ム部5d
が連動すると、上記支持リンク15も起立方向に回動す
るから第2の脚フレ−ム部5cは上記支持リンク15に
よってほぼ水平に上昇した状態で保持される。つまり、
第1の脚フレ−ム部5cと第2の脚フレ−ム部5dとは
山形状をなして起上することになる。
【0017】なお、上記保持部材17には突起18が複
数設けられ、上記連結ロッド16をベッドフレ−ム1の
一端寄りの突起18に係合させれば、第2の脚フレ−ム
部5dを、第2の駆動機構8を作動に係わりなく傾斜さ
せておくことができるようになっている。
数設けられ、上記連結ロッド16をベッドフレ−ム1の
一端寄りの突起18に係合させれば、第2の脚フレ−ム
部5dを、第2の駆動機構8を作動に係わりなく傾斜さ
せておくことができるようになっている。
【0018】図5に示すように上記床フレ−ム5上には
床板部材21が設けられている。この床板部材21は上
記固定フレ−ム部5aに固定された固定床部21aと、
背上げフレ−ム部5bに固定された背上げ床部21b
と、上記第1の脚フレ−ム部5cおよび第2の脚フレ−
ム部5dにそれぞれ固定された第1、第2の脚床部21
c、21dとからなる。
床板部材21が設けられている。この床板部材21は上
記固定フレ−ム部5aに固定された固定床部21aと、
背上げフレ−ム部5bに固定された背上げ床部21b
と、上記第1の脚フレ−ム部5cおよび第2の脚フレ−
ム部5dにそれぞれ固定された第1、第2の脚床部21
c、21dとからなる。
【0019】上記床板部材21の各床部は合成樹脂によ
って矩形板状に成形されていて、上記床フレ−ム5の幅
方向両側に接合する下面には、各床部を上記床フレ−ム
5に結合固定するための圧入部22が一体成形されてい
る。
って矩形板状に成形されていて、上記床フレ−ム5の幅
方向両側に接合する下面には、各床部を上記床フレ−ム
5に結合固定するための圧入部22が一体成形されてい
る。
【0020】上記圧入部22は、図1乃至図3(a)に
示すように床部の下面から所定の間隔で離間対向して垂
設された一対の帯状の弾性片23を有する。一対の弾性
片23の間隔は上記床フレ−ム部5の幅方向に架設され
たパイプ材10の外径寸法とほぼ同じ間隔で離間してお
り、下端部は上記パイプ材10の外径寸法よりも小さく
なるよう内方に向かって湾曲した湾曲部24に形成され
ている。
示すように床部の下面から所定の間隔で離間対向して垂
設された一対の帯状の弾性片23を有する。一対の弾性
片23の間隔は上記床フレ−ム部5の幅方向に架設され
たパイプ材10の外径寸法とほぼ同じ間隔で離間してお
り、下端部は上記パイプ材10の外径寸法よりも小さく
なるよう内方に向かって湾曲した湾曲部24に形成され
ている。
【0021】上記弾性片23の背面側の湾曲部24を除
く部分には補強リブ25が一体成形され、さらに床部の
板面の上記一対の弾性片23の間の部分には開口26が
形成されている。そして、床フレ−ム5の各床部5a〜
5dは、それぞれの圧入部22の一対の弾性片23間に
各フレ−ム部5a〜5dを形成するパイプ材10を圧入
することで結合されている。
く部分には補強リブ25が一体成形され、さらに床部の
板面の上記一対の弾性片23の間の部分には開口26が
形成されている。そして、床フレ−ム5の各床部5a〜
5dは、それぞれの圧入部22の一対の弾性片23間に
各フレ−ム部5a〜5dを形成するパイプ材10を圧入
することで結合されている。
【0022】上記圧入部22に各フレ−ム部5a〜5d
のパイプ材10を圧入するに際し、パイプ材10と床部
の下面との間にはゴム製の滑り止め部材27が保持され
る。この滑り止め部材27は、周辺部が上記床板部材2
1の各床部の下面に係合し、中央部分が上記開口26か
ら床部の上面側に所定寸法突出させている。したがっ
て、床板部材21上に図6に鎖線で示すマットレスMを
載置すると、このマットレスMは上記滑り止め部材21
に接合して滑りにくくなる。
のパイプ材10を圧入するに際し、パイプ材10と床部
の下面との間にはゴム製の滑り止め部材27が保持され
る。この滑り止め部材27は、周辺部が上記床板部材2
1の各床部の下面に係合し、中央部分が上記開口26か
ら床部の上面側に所定寸法突出させている。したがっ
て、床板部材21上に図6に鎖線で示すマットレスMを
載置すると、このマットレスMは上記滑り止め部材21
に接合して滑りにくくなる。
【0023】さらに、第2の脚床部21dの長手方向端
部の幅方向両端部には図4に示すように取付部31(一
方のみ図示)が形成され、そこには係止バ−32が両端
部を着脱自在に係合させて設けられている。
部の幅方向両端部には図4に示すように取付部31(一
方のみ図示)が形成され、そこには係止バ−32が両端
部を着脱自在に係合させて設けられている。
【0024】つまり、取付部31は第2の脚床部21d
の長手方向に沿って形成された保持溝31aを有する。
この保持溝31aの一端は上記第2の脚床部21dの末
端に開放させ、他端は亜上記末端近傍に形成された係合
孔31bに連通させている。
の長手方向に沿って形成された保持溝31aを有する。
この保持溝31aの一端は上記第2の脚床部21dの末
端に開放させ、他端は亜上記末端近傍に形成された係合
孔31bに連通させている。
【0025】上記係止バ−32は全体形状がほぼコ字状
をなしていて、その両端部はクランク状に曲成された係
合部32aとなっている。そして、上記係止バ−32は
係合部32aを上記保持溝31aに挿入させ、末端部を
係合孔31bに挿入することで、上記第2の脚床部21
dの上面に幅方向に沿って設けられている。
をなしていて、その両端部はクランク状に曲成された係
合部32aとなっている。そして、上記係止バ−32は
係合部32aを上記保持溝31aに挿入させ、末端部を
係合孔31bに挿入することで、上記第2の脚床部21
dの上面に幅方向に沿って設けられている。
【0026】したがって、床板部材21の上面に載置さ
れるマットレスMは上記係止バ−32によって第2の脚
床部21dの方向へずれ動くのが阻止されている。上記
構成の床板装置1によれば、床フレ−ム5の各フレ−ム
部5a〜5dに対して床板部材21の各床板部21a〜
21dは、各床板部21a〜21dに形成された圧入部
22を各フレ−ム部5a〜5dのパイプ材に圧入するこ
とで取り付けることができる。
れるマットレスMは上記係止バ−32によって第2の脚
床部21dの方向へずれ動くのが阻止されている。上記
構成の床板装置1によれば、床フレ−ム5の各フレ−ム
部5a〜5dに対して床板部材21の各床板部21a〜
21dは、各床板部21a〜21dに形成された圧入部
22を各フレ−ム部5a〜5dのパイプ材に圧入するこ
とで取り付けることができる。
【0027】つまり、圧入部22を形成する一対の弾性
片23間を、フレ−ム部5a〜5dのパイプ材10に対
向させて床部を押圧することで、上記弾性片23が弾性
変形してパイプ材10が弾性片23間に圧入され、これ
らフレ−ム部5a〜5dと床板部21a〜21dとが結
合される。
片23間を、フレ−ム部5a〜5dのパイプ材10に対
向させて床部を押圧することで、上記弾性片23が弾性
変形してパイプ材10が弾性片23間に圧入され、これ
らフレ−ム部5a〜5dと床板部21a〜21dとが結
合される。
【0028】したがって、フレ−ム部5a〜5dと床板
部21a〜21dとを結合するのに、従来のようにバン
ド金具を用いずにすむから、その結合作業を簡単かつ迅
速に行うことができる。しかも、各床板部21a〜21
dに圧入部22を一体成形しているので、フレ−ム部5
a〜5dと床板部21a〜21dとを結合するための専
用の部品を用いずにすむ。
部21a〜21dとを結合するのに、従来のようにバン
ド金具を用いずにすむから、その結合作業を簡単かつ迅
速に行うことができる。しかも、各床板部21a〜21
dに圧入部22を一体成形しているので、フレ−ム部5
a〜5dと床板部21a〜21dとを結合するための専
用の部品を用いずにすむ。
【0029】また、各床板部21a〜21dの圧入部2
2には開口26を形成し、そこから滑り止め部材27を
各床部の上面側に突出させたから、これら滑り止め部材
27によって床板部材21上に載置されたマットレスM
が滑り動くのを防止することができる。
2には開口26を形成し、そこから滑り止め部材27を
各床部の上面側に突出させたから、これら滑り止め部材
27によって床板部材21上に載置されたマットレスM
が滑り動くのを防止することができる。
【0030】さらに、第2の脚床部21dの末端に係止
バ−32を設け、マットレスMの端部に係合させたの
で、マットレスMが上記第2の脚床部21dの方向へず
れ動くのを阻止することができる。とくに、床板部材2
1の背上げフレ−ム部5bを起立方向に回動させること
で、床板部材21上のマットレスMが屈曲されたとき、
そのマットレスMが第2の脚部材21dの方向へずれ動
くのが上記係止バ−32によって確実に防止される。
バ−32を設け、マットレスMの端部に係合させたの
で、マットレスMが上記第2の脚床部21dの方向へず
れ動くのを阻止することができる。とくに、床板部材2
1の背上げフレ−ム部5bを起立方向に回動させること
で、床板部材21上のマットレスMが屈曲されたとき、
そのマットレスMが第2の脚部材21dの方向へずれ動
くのが上記係止バ−32によって確実に防止される。
【0031】なお、この発明は上記一実施例に限定され
ず、種々変形可能である。たとえば、上記一実施例では
床板装置を起床式ベッドに適用した場合について説明し
たが、起床式ベッド以外のベッドであっても、床フレ−
ムに床板部材が取り付けられる構造の床板装置であれ
ば、適用することができる。
ず、種々変形可能である。たとえば、上記一実施例では
床板装置を起床式ベッドに適用した場合について説明し
たが、起床式ベッド以外のベッドであっても、床フレ−
ムに床板部材が取り付けられる構造の床板装置であれ
ば、適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、ベッドフ
レ−ムに設けられ上面にマットレスが載置される床板装
置を、パイプ材によって形成された床フレ−ムと、この
床フレ−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材とから
形成し、上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイ
プ材が圧入結合される圧入部をが一体成形した。
レ−ムに設けられ上面にマットレスが載置される床板装
置を、パイプ材によって形成された床フレ−ムと、この
床フレ−ムに取付けられる合成樹脂製の床板部材とから
形成し、上記床板部材の下面には上記床フレ−ムのパイ
プ材が圧入結合される圧入部をが一体成形した。
【0033】そのため、床フレ−ムに床板部材を結合す
るのに、従来のようにバンド金具を用いず、床フレ−ム
のパイプ材を圧入部に圧入するという作業だけで行える
から、その作業を簡単かつ迅速に行うことが可能とな
る。しかも、床フレ−ムと床板部材とを結合するのに専
用の部品を必要としないから、部品点数の増大によるコ
スト高を招くようなことがない。
るのに、従来のようにバンド金具を用いず、床フレ−ム
のパイプ材を圧入部に圧入するという作業だけで行える
から、その作業を簡単かつ迅速に行うことが可能とな
る。しかも、床フレ−ムと床板部材とを結合するのに専
用の部品を必要としないから、部品点数の増大によるコ
スト高を招くようなことがない。
【図1】この発明の一実施例の床板部材の一部を示す平
面図。
面図。
【図2】同じく上記床板部材に形成された圧入部の部分
の拡大断面図。
の拡大断面図。
【図3】(a)は同じく上記圧入部に床フレ−ムのパイ
プ材を圧入した状態の断面図、(b)は同じく上記圧入
部に床フレ−ムのパイプ材を圧入した状態の平面図。
プ材を圧入した状態の断面図、(b)は同じく上記圧入
部に床フレ−ムのパイプ材を圧入した状態の平面図。
【図4】同じく第2の脚床部に係止バ−を取り付けた状
態の断面図。
態の断面図。
【図5】同じく起床式ベッドの床板部材を一部除去した
平面図。
平面図。
【図6】同じく起床式ベッドの側面図。
3…ベッドフレ−ム、5…床フレ−ム、10…パイプ
材、21…床板部材、22…圧入部。
材、21…床板部材、22…圧入部。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベッドフレ−ムに設けられ上面にマット
レスが載置される床板装置において、 上記床板装置は、パイプ材によって形成された床フレ−
ムと、この床フレ−ムに取付けられる合成樹脂製の床板
部材とからなり、上記床板部材の下面には上記床フレ−
ムのパイプ材が圧入結合される圧入部が一体成形されて
なることを特徴とする床板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120795A JPH08294431A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 床板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120795A JPH08294431A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 床板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08294431A true JPH08294431A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14294485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10120795A Pending JPH08294431A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 床板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08294431A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009501589A (ja) * | 2005-07-20 | 2009-01-22 | ハントリー テクノロジー リミテッド | ベッド組立品 |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP10120795A patent/JPH08294431A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009501589A (ja) * | 2005-07-20 | 2009-01-22 | ハントリー テクノロジー リミテッド | ベッド組立品 |
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