JPH08293421A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
- Publication number
- JPH08293421A JPH08293421A JP7098812A JP9881295A JPH08293421A JP H08293421 A JPH08293421 A JP H08293421A JP 7098812 A JP7098812 A JP 7098812A JP 9881295 A JP9881295 A JP 9881295A JP H08293421 A JPH08293421 A JP H08293421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power switch
- internal combustion
- combustion engine
- coil
- ignition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
- F02P3/055—Layout of circuits with protective means to prevent damage to the circuit, e.g. semiconductor devices or the ignition coil
- F02P3/0552—Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
- H01F27/363—Electric or magnetic shields or screens made of electrically conductive material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 イグニションコイルの高圧部で発生する電磁
波でパワースイッチ等が誤動作するのを防止することの
できる内燃機関用点火装置を得る。 【構成】 この発明の内燃機関用点火装置は、イグニシ
ョンコイルの一次電流を断続通電するパワースイッチ2
0と、イグニションンコイルの一次コイル5と二次コイ
ル6とが絶縁ケース1内に内蔵され、かつこの絶縁ケー
ス1内に注入された絶縁樹脂材15により、パワースイ
ッチ20、一次コイル5および二次コイル6が固定化さ
れた内燃機関用点火装置において、二次コイル6とパワ
ースイッチ20との間にパワースイッチ20に対する電
磁波を遮るシールドプレート23を設けた。
波でパワースイッチ等が誤動作するのを防止することの
できる内燃機関用点火装置を得る。 【構成】 この発明の内燃機関用点火装置は、イグニシ
ョンコイルの一次電流を断続通電するパワースイッチ2
0と、イグニションンコイルの一次コイル5と二次コイ
ル6とが絶縁ケース1内に内蔵され、かつこの絶縁ケー
ス1内に注入された絶縁樹脂材15により、パワースイ
ッチ20、一次コイル5および二次コイル6が固定化さ
れた内燃機関用点火装置において、二次コイル6とパワ
ースイッチ20との間にパワースイッチ20に対する電
磁波を遮るシールドプレート23を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イグニションコイル
の一次電流を断続通電するパワースイッチと、イグニシ
ョンコイルの一次コイルと二次コイルとが絶縁ケース内
に内蔵され、かつこの絶縁ケース内に注入された絶縁樹
脂材によりパワースイッチ、一次コイルおよび二次コイ
ルが固定化された内燃機関用点火装置に関するものであ
る。
の一次電流を断続通電するパワースイッチと、イグニシ
ョンコイルの一次コイルと二次コイルとが絶縁ケース内
に内蔵され、かつこの絶縁ケース内に注入された絶縁樹
脂材によりパワースイッチ、一次コイルおよび二次コイ
ルが固定化された内燃機関用点火装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は実開平4−77220号公報に示
された従来の内燃機関用点火装置の全体斜視図、図6は
図5の縦断面図、図7は図5の絶縁ケースの斜視図、図
8は内燃機関用点火装置の電気回路図であり、合成樹脂
製の絶縁ケース1の収納部1aの底中央部には孔1bが
形成されている。この孔1bにはイグニションコイルの
第1のE形鉄芯2の中央部が貫通している。この第1の
E形鉄芯2にはイグニションコイルの第2のE形鉄芯3
が間隔をおいて対向して配設されている。第1のE形鉄
芯2の中央部と間隔をおいて対向した第2のE形鉄芯3
の中央部とにはボビン4を介して一次コイル5が巻回さ
れている。イグニションコイルの一次コイル5の外周に
はイグニションコイルの二次コイル6が巻回されてい
る。
された従来の内燃機関用点火装置の全体斜視図、図6は
図5の縦断面図、図7は図5の絶縁ケースの斜視図、図
8は内燃機関用点火装置の電気回路図であり、合成樹脂
製の絶縁ケース1の収納部1aの底中央部には孔1bが
形成されている。この孔1bにはイグニションコイルの
第1のE形鉄芯2の中央部が貫通している。この第1の
E形鉄芯2にはイグニションコイルの第2のE形鉄芯3
が間隔をおいて対向して配設されている。第1のE形鉄
芯2の中央部と間隔をおいて対向した第2のE形鉄芯3
の中央部とにはボビン4を介して一次コイル5が巻回さ
れている。イグニションコイルの一次コイル5の外周に
はイグニションコイルの二次コイル6が巻回されてい
る。
【0003】収納部1aから突出した形状の補助収納部
1cにはパワースイッチ7が収納されている。パワース
イッチ7は、皿形をした銅製のヒートシンク8と、この
ヒートシンク8内に収納されたパワートランジスタ9
と、パワートランジスタ9を駆動、制御する混成集積回
路(ハイブリッドIC)10と、ヒートシンク8の内部
に充填されパワートランジスタ9および混成集積回路1
0を保護するためのシリコンゲル11と、ヒートシンク
8内を密閉する蓋12とを備えている。
1cにはパワースイッチ7が収納されている。パワース
イッチ7は、皿形をした銅製のヒートシンク8と、この
ヒートシンク8内に収納されたパワートランジスタ9
と、パワートランジスタ9を駆動、制御する混成集積回
路(ハイブリッドIC)10と、ヒートシンク8の内部
に充填されパワートランジスタ9および混成集積回路1
0を保護するためのシリコンゲル11と、ヒートシンク
8内を密閉する蓋12とを備えている。
【0004】また、絶縁ケース1はイグニションコイル
の高圧部である高圧端子13の保持部1dおよび低圧端
子14の保持部1eを有している。低圧端子14は、一
次コイル5を自動車の電池に接続するVB端子14a
と、コントロールユニット(図示せず)からの点火信号
をパワースイッチ7に印加する点火信号入力端子14b
と、アース端子14cとを有している。なお、絶縁ケー
ス1の収納部1aおよび補助収納部1cの内部には、硬
化したエポキシ樹脂からなる絶縁樹脂材15が充填され
ている。
の高圧部である高圧端子13の保持部1dおよび低圧端
子14の保持部1eを有している。低圧端子14は、一
次コイル5を自動車の電池に接続するVB端子14a
と、コントロールユニット(図示せず)からの点火信号
をパワースイッチ7に印加する点火信号入力端子14b
と、アース端子14cとを有している。なお、絶縁ケー
ス1の収納部1aおよび補助収納部1cの内部には、硬
化したエポキシ樹脂からなる絶縁樹脂材15が充填され
ている。
【0005】上記のように構成された内燃機関用点火装
置では、点火信号入力端子14bから入力されるコント
ロールユニットからの点火信号はパワースイッチ7を通
じてイグニションコイルの一次コイル5に流れる一次電
流を制御する。イグニションコイルの二次コイル6には
一次コイル5に流れる一次電流に応じて高電圧が発生す
る。この例の場合、パワースイッチ7の放熱性を確保す
るため、ヒートシンク8を用いており、パワースイッチ
7からの発熱をヒートシンク8全体に一様に拡散させ、
その熱を絶縁樹脂材15、絶縁ケース1を通じて外気に
放出する。
置では、点火信号入力端子14bから入力されるコント
ロールユニットからの点火信号はパワースイッチ7を通
じてイグニションコイルの一次コイル5に流れる一次電
流を制御する。イグニションコイルの二次コイル6には
一次コイル5に流れる一次電流に応じて高電圧が発生す
る。この例の場合、パワースイッチ7の放熱性を確保す
るため、ヒートシンク8を用いており、パワースイッチ
7からの発熱をヒートシンク8全体に一様に拡散させ、
その熱を絶縁樹脂材15、絶縁ケース1を通じて外気に
放出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用点火
装置では、パワートランジスタ9のコレクタがヒートシ
ンク8に直付けされているため、二次コイル6で発生し
た高電圧がヒートシンク8に電圧を誘起させ、パワート
ランジスタ9を誤動作させたり、ヒートシンク8に誘起
した高電圧がパワートランジスタ9のコレクタとベース
との間の容量Cを通じて点火信号入力ラインにノイズが
重畳しラインノイズとなって他機器を誤動作させるとい
う課題があった。
装置では、パワートランジスタ9のコレクタがヒートシ
ンク8に直付けされているため、二次コイル6で発生し
た高電圧がヒートシンク8に電圧を誘起させ、パワート
ランジスタ9を誤動作させたり、ヒートシンク8に誘起
した高電圧がパワートランジスタ9のコレクタとベース
との間の容量Cを通じて点火信号入力ラインにノイズが
重畳しラインノイズとなって他機器を誤動作させるとい
う課題があった。
【0007】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、イグニションコイルの高圧部で発生す
る電磁波でパワースイッチ等が誤動作するのを防止でき
る内燃機関用点火装置を得ることを目的とする。
なされたもので、イグニションコイルの高圧部で発生す
る電磁波でパワースイッチ等が誤動作するのを防止でき
る内燃機関用点火装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の内
燃機関用点火装置は、イグニションコイルの高圧部とパ
ワースイッチとの間にパワースイッチに対する電磁波を
遮るシールド体を設けたものである。
燃機関用点火装置は、イグニションコイルの高圧部とパ
ワースイッチとの間にパワースイッチに対する電磁波を
遮るシールド体を設けたものである。
【0009】この発明の請求項2の内燃機関用点火装置
では、請求項1のシールド体としてシールドプレートを
用いたものである。
では、請求項1のシールド体としてシールドプレートを
用いたものである。
【0010】この発明の請求項3の内燃機関用点火装置
では、請求項1のシールド体としてパワースイッチに絶
縁部を介して取り付けられたヒートシンクを用いたもの
である。
では、請求項1のシールド体としてパワースイッチに絶
縁部を介して取り付けられたヒートシンクを用いたもの
である。
【0011】この発明の請求項4の内燃機関用点火装置
では、請求項1のシールド体として外部との電気的接続
に用いるターミナルのアース端子を用いたものである。
では、請求項1のシールド体として外部との電気的接続
に用いるターミナルのアース端子を用いたものである。
【0012】
【作用】この発明の請求項1の内燃機関用点火装置にお
いては、イグニションコイルの高圧部からパワースイッ
チに向かって放出された電磁波はシールド体で遮られ、
パワースイッチには及ばない。
いては、イグニションコイルの高圧部からパワースイッ
チに向かって放出された電磁波はシールド体で遮られ、
パワースイッチには及ばない。
【0013】この発明の請求項2の内燃機関用点火装置
においては、パワースイッチに対する電磁波はシールド
プレートで遮られる。
においては、パワースイッチに対する電磁波はシールド
プレートで遮られる。
【0014】この発明の請求項3の内燃機関用点火装置
においては、パワースイッチに対する電磁波はヒートシ
ンクで遮られるとともに、パワースイッチから発生した
熱はヒートシンクで拡散され、外部に放出される。
においては、パワースイッチに対する電磁波はヒートシ
ンクで遮られるとともに、パワースイッチから発生した
熱はヒートシンクで拡散され、外部に放出される。
【0015】この発明の請求項4の内燃機関用点火装置
においては、アース端子がシールド体を兼用している。
においては、アース端子がシールド体を兼用している。
【0016】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す内燃機関用点火装
置の正断面図、図2は図1の左側面図であり、図5ない
し図8と同一または相当部分は同一符号を付し、その説
明は省略する。
る。図1はこの発明の一実施例を示す内燃機関用点火装
置の正断面図、図2は図1の左側面図であり、図5ない
し図8と同一または相当部分は同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0017】この実施例の場合、パワースイッチ20
は、パワートランジスタ9と、パワートランジスタ9を
駆動、制御する混成集積回路(ハイブリッドIC)10
とがインサート成形により樹脂で固体封止されて形成さ
れている。第1のC形鉄芯21と第2のC形鉄芯22と
で構成された鉄芯には一次コイル5および二次コイル6
が巻回されている。パワースイッチ20と二次コイル6
との間には電磁波を遮るシールド体としての銅製のシー
ルドプレート23が配設されている。平板状のこのシー
ルドプレート23はアース端子14cに接続されてい
る。
は、パワートランジスタ9と、パワートランジスタ9を
駆動、制御する混成集積回路(ハイブリッドIC)10
とがインサート成形により樹脂で固体封止されて形成さ
れている。第1のC形鉄芯21と第2のC形鉄芯22と
で構成された鉄芯には一次コイル5および二次コイル6
が巻回されている。パワースイッチ20と二次コイル6
との間には電磁波を遮るシールド体としての銅製のシー
ルドプレート23が配設されている。平板状のこのシー
ルドプレート23はアース端子14cに接続されてい
る。
【0018】この内燃機関用点火装置では、イグニショ
ンコイルの高圧部である二次コイル6で発生した高電圧
による電磁波は、外部に向かって放出され、その一部は
パワースイッチ20に向かっても放出される。しかしな
がら、パワースイッチ20に対する電磁波はシールドプ
レート23で遮られており、パワースイッチ20には及
ばず、したがって電磁波の影響でパワースイッチ20が
誤動作したり、点火信号ラインにノイズが重畳しライン
ノイズとなって他機器を誤動作させるようなことはな
い。また、高圧部である高圧端子13で発生し、パワー
スイッチ20に向かって放出された電磁波に対しても、
シールドプレート23により遮られ、パワースイッチ2
0には及ばない。
ンコイルの高圧部である二次コイル6で発生した高電圧
による電磁波は、外部に向かって放出され、その一部は
パワースイッチ20に向かっても放出される。しかしな
がら、パワースイッチ20に対する電磁波はシールドプ
レート23で遮られており、パワースイッチ20には及
ばず、したがって電磁波の影響でパワースイッチ20が
誤動作したり、点火信号ラインにノイズが重畳しライン
ノイズとなって他機器を誤動作させるようなことはな
い。また、高圧部である高圧端子13で発生し、パワー
スイッチ20に向かって放出された電磁波に対しても、
シールドプレート23により遮られ、パワースイッチ2
0には及ばない。
【0019】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示す内燃機関用点火装置の正断面図であり、パワースイ
ッチ20には絶縁部である絶縁シート24を介してシー
ルド体であるヒートシンク25が取り付けられている。
アルミニウム製の平板状のヒートシンク25はアース端
子14cに接続されている。
示す内燃機関用点火装置の正断面図であり、パワースイ
ッチ20には絶縁部である絶縁シート24を介してシー
ルド体であるヒートシンク25が取り付けられている。
アルミニウム製の平板状のヒートシンク25はアース端
子14cに接続されている。
【0020】この内燃機器用点火装置では、パワースイ
ッチ20は、ヒートシンク25で電磁波に対して遮られ
ており、高圧部である二次コイル6、高圧端子13で発
生した電磁波の影響を受けない。また、パワースイッチ
20には熱伝導性の高いヒートシンク25が取り付けら
れているので、パワースイッチ20の駆動で生じた熱は
ヒートシンク25の全体に一様に拡散され、その熱は絶
縁樹脂材15、絶縁ケース1を通じて外気に放出され
る。
ッチ20は、ヒートシンク25で電磁波に対して遮られ
ており、高圧部である二次コイル6、高圧端子13で発
生した電磁波の影響を受けない。また、パワースイッチ
20には熱伝導性の高いヒートシンク25が取り付けら
れているので、パワースイッチ20の駆動で生じた熱は
ヒートシンク25の全体に一様に拡散され、その熱は絶
縁樹脂材15、絶縁ケース1を通じて外気に放出され
る。
【0021】実施例3.図4はこの発明のさらに他の実
施例を示す内燃機関用点火装置の正断面図であり、先端
部26aが低圧端子の保持部1eから露出した断面コ字
状のアース端子26の基端部26bはパワースイッチ2
0と二次コイル6との間まで延びている。アース端子2
6の基端部26bは平面状に形成されている。
施例を示す内燃機関用点火装置の正断面図であり、先端
部26aが低圧端子の保持部1eから露出した断面コ字
状のアース端子26の基端部26bはパワースイッチ2
0と二次コイル6との間まで延びている。アース端子2
6の基端部26bは平面状に形成されている。
【0022】この内燃機関用点火装置では、高圧部であ
る二次コイル6、高圧端子13で発生したパワースイッ
チ20に対する電磁波はアース端子26の基端部26b
で遮られ、パワースイッチ20は電磁波の影響を受けな
い。このように、アース端子26はシールド体としての
働きを兼ねており、シールド体専用の部材を必要としな
い。
る二次コイル6、高圧端子13で発生したパワースイッ
チ20に対する電磁波はアース端子26の基端部26b
で遮られ、パワースイッチ20は電磁波の影響を受けな
い。このように、アース端子26はシールド体としての
働きを兼ねており、シールド体専用の部材を必要としな
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1記載の内燃機関用点火装置によれば、イグニションコ
イルの高圧部とパワースイッチとの間にパワースイッチ
に対する電磁波を遮るシールド体を設けたので、イグニ
ションコイルの高圧からパワースイッチに向かって放出
された電磁波はシールド体で遮られ、電磁波の影響を受
けてパワースイッチ等が誤動作するようなことは防止さ
れる。
1記載の内燃機関用点火装置によれば、イグニションコ
イルの高圧部とパワースイッチとの間にパワースイッチ
に対する電磁波を遮るシールド体を設けたので、イグニ
ションコイルの高圧からパワースイッチに向かって放出
された電磁波はシールド体で遮られ、電磁波の影響を受
けてパワースイッチ等が誤動作するようなことは防止さ
れる。
【0024】この発明の請求項2記載の内燃機関用点火
装置によれば、請求項1のシールド体としてシールドプ
レートを用いたので、イグニションコイルの高圧からパ
ワースイッチに向かって放出された電磁波はシールドプ
レートで遮られ、電磁波の影響を受けてパワースイッチ
等が誤動作するようなことは防止される
装置によれば、請求項1のシールド体としてシールドプ
レートを用いたので、イグニションコイルの高圧からパ
ワースイッチに向かって放出された電磁波はシールドプ
レートで遮られ、電磁波の影響を受けてパワースイッチ
等が誤動作するようなことは防止される
【0025】この発明の請求項3記載の内燃機関用点火
装置によれば、請求項1のシールド体としてパワースイ
ッチに絶縁部を介してヒートシンクを取り付けたので、
ヒートシンクはパワースイッチに対する電磁波を遮ると
ともに、パワースイッチから発生する熱を拡散し、外気
に放出することができ、シールド体専用の部材を必要と
せず、部材点数を増加させなくてよい。
装置によれば、請求項1のシールド体としてパワースイ
ッチに絶縁部を介してヒートシンクを取り付けたので、
ヒートシンクはパワースイッチに対する電磁波を遮ると
ともに、パワースイッチから発生する熱を拡散し、外気
に放出することができ、シールド体専用の部材を必要と
せず、部材点数を増加させなくてよい。
【0026】この発明の請求項4記載の内燃機関用点火
装置によれば、請求項1のシールド体として外部との電
気的接続に用いるターミナルのアース端子を用いたの
で、アース端子はパワースイッチに対する電磁波を遮る
こともでき、シールド体専用の部材を必要とせず、部材
点数を増加させなくてよい。
装置によれば、請求項1のシールド体として外部との電
気的接続に用いるターミナルのアース端子を用いたの
で、アース端子はパワースイッチに対する電磁波を遮る
こともでき、シールド体専用の部材を必要とせず、部材
点数を増加させなくてよい。
【図1】 この発明の一実施例を示す内燃機関用点火装
置の正断面図である。
置の正断面図である。
【図2】 図1の左側面図である。
【図3】 この発明の他の実施例を示す内燃機関用点火
装置の正断面図である。
装置の正断面図である。
【図4】 この発明のさらに他の実施例を示す内燃機関
用点火装置の正断面図である。
用点火装置の正断面図である。
【図5】 従来の内燃機関用点火装置の一例を示す全体
斜視図である。
斜視図である。
【図6】 図5の縦断面図である。
【図7】 図5の絶縁ケースの斜視図である。
【図8】 内燃機関用点火装置の電気回路図である。
1 絶縁ケース、6 二次コイル、9 パワートランジ
スタ、20 パワースイッチ、23 シールドプレー
ト、24 絶縁シート、25 ヒートシンク、26 ア
ース端子。
スタ、20 パワースイッチ、23 シールドプレー
ト、24 絶縁シート、25 ヒートシンク、26 ア
ース端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9375−5E H01F 31/00 501L
Claims (4)
- 【請求項1】 イグニションコイルの一次電流を断続通
電するパワースイッチと、イグニションコイルの一次コ
イルと二次コイルとが絶縁ケース内に内蔵され、かつこ
の絶縁ケース内に注入された絶縁樹脂材により、前記パ
ワースイッチ、前記一次コイルおよび前記二次コイルが
固定化された内燃機関用点火装置において、前記イグニ
ションコイルの高圧部と前記パワースイッチとの間にパ
ワースイッチに対する電磁波を遮るシールド体を設けた
ことを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 【請求項2】 シールド体は、シールドプレートである
請求項1記載の内燃機関用点火装置。 - 【請求項3】 シールド体は、パワースイッチに絶縁部
を介して取り付けられたヒートシンクである請求項1記
載の内燃機関用点火装置。 - 【請求項4】 シールド体は、外部との電気的接続に用
いるターミナルのアース端子である請求項1記載の内燃
機関用点火装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098812A JPH08293421A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 内燃機関用点火装置 |
US08/625,115 US5615659A (en) | 1995-04-24 | 1996-04-01 | Ignition apparatus for internal combustion engine |
DE19615673A DE19615673C2 (de) | 1995-04-24 | 1996-04-19 | Zündvorrichtung für einen Verbrennungsmotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098812A JPH08293421A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293421A true JPH08293421A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14229747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7098812A Pending JPH08293421A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5615659A (ja) |
JP (1) | JPH08293421A (ja) |
DE (1) | DE19615673C2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008182109A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Denso Corp | 点火コイル |
JP2009182171A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
JP2015065422A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-09 | 株式会社デンソー | 点火コイル装置 |
WO2017141541A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社デンソー | 点火装置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6135099A (en) * | 1999-02-26 | 2000-10-24 | Thomas C. Marrs | Ignition system for an internal combustion engine |
US6112730A (en) * | 1999-02-26 | 2000-09-05 | Thomas C. Marrs | Ignition system with clamping circuit for use in an internal combustion engine |
JP3513063B2 (ja) * | 1999-12-01 | 2004-03-31 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関用点火装置 |
US6328025B1 (en) | 2000-06-19 | 2001-12-11 | Thomas C. Marrs | Ignition coil with driver |
FR2822583B1 (fr) * | 2001-03-21 | 2003-06-20 | Sagem | Bobine d'allumage a rayonnement electromagnetiques reduit |
FR2822584B1 (fr) * | 2001-03-21 | 2003-06-20 | Sagem | Bobine d'allumage a rayonnement electromagnetique reduit |
ATE377706T1 (de) * | 2003-03-14 | 2007-11-15 | Delphi Tech Inc | Zündspulenanordnung |
US20060049383A1 (en) * | 2004-09-08 | 2006-03-09 | Omniseal, Inc. | Complex mixtures of ions and processes for deposition |
US8089334B2 (en) * | 2009-02-05 | 2012-01-03 | General Electric Company | Cast-coil inductor |
DE102011050792A1 (de) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | Pulse Electronics Gmbh | Stecker zum Anschluss eines Zündtransformators an ein Steuergerät einer Brennkraftmaschine |
US10050418B2 (en) | 2015-09-11 | 2018-08-14 | Marshall Electric Corp. | Ignition coil for passing alternating current to a spark plug |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55141841A (en) * | 1979-04-23 | 1980-11-06 | Nissan Motor Co Ltd | Noise suppression unit |
JPS5825580A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Nippon Denso Co Ltd | 点火コイル一体型点火配電器を有する点火装置 |
US4691667A (en) * | 1986-03-19 | 1987-09-08 | Hale Fire Pump Company | Gasoline engine EMI suppression system |
KR900006664A (ko) * | 1988-10-07 | 1990-05-08 | 시끼 모리야 | 내연기관 점화 코일장치 |
US5271373A (en) * | 1990-05-15 | 1993-12-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ignition coil device for an internal combustion engine |
US5186154A (en) * | 1990-05-15 | 1993-02-16 | Mitsubishi Denki K.K. | Ignition coil device for an internal combustion engine |
JPH0443620A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関点火コイル装置 |
KR920006638A (ko) * | 1990-09-28 | 1992-04-27 | 시키 모리야 | 내연기관용 점화장치 |
JPH0462359U (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-28 | ||
JPH0627939Y2 (ja) * | 1990-11-20 | 1994-07-27 | 阪神エレクトリック株式会社 | 内燃機関の点火コイル |
KR970006966B1 (ko) * | 1992-06-05 | 1997-05-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 내연기관용 점화장치 |
JP2851491B2 (ja) * | 1992-08-13 | 1999-01-27 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
JP3412194B2 (ja) * | 1993-07-09 | 2003-06-03 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
JP3126864B2 (ja) * | 1994-02-25 | 2001-01-22 | 三菱電機株式会社 | 点火コイル |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP7098812A patent/JPH08293421A/ja active Pending
-
1996
- 1996-04-01 US US08/625,115 patent/US5615659A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-19 DE DE19615673A patent/DE19615673C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008182109A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Denso Corp | 点火コイル |
JP2009182171A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
JP2015065422A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-09 | 株式会社デンソー | 点火コイル装置 |
WO2017141541A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社デンソー | 点火装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19615673A1 (de) | 1996-10-31 |
US5615659A (en) | 1997-04-01 |
DE19615673C2 (de) | 1999-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08293421A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
US5172302A (en) | Ignition coil unit for an internal combustion engine | |
US5150046A (en) | Noise-shielded transformer | |
US5003959A (en) | Ignition coil unit for an internal combustion engine | |
US5044328A (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
US6700357B2 (en) | Electromagnetic wave noise entry inhibiting connector for vehicular AC generator control device | |
US4951641A (en) | Ignition coil assembly structure for an internal combustion engine | |
JPH0587034A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JPH07272941A (ja) | ノイズフィルタ | |
JPH0537519Y2 (ja) | ||
JPH0328802B2 (ja) | ||
JP3207076B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP3264791B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP3613620B2 (ja) | 内燃機関の点火装置 | |
US5438971A (en) | Ignition coil device for an internal combustion engine | |
JPH0627939Y2 (ja) | 内燃機関の点火コイル | |
JPH07272942A (ja) | ノイズフィルタ | |
JP3828596B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JPH05321807A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JPS5821164Y2 (ja) | 内燃機関点火装置用ユニット | |
JP2542745Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP2525896Y2 (ja) | 内燃機関の点火コイル | |
JPH07101655B2 (ja) | 内燃機関点火コイル装置 | |
JPH025282B2 (ja) | ||
JP2542746Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 |