JPH08291526A - 地下構築物の構築方法 - Google Patents
地下構築物の構築方法Info
- Publication number
- JPH08291526A JPH08291526A JP7097011A JP9701195A JPH08291526A JP H08291526 A JPH08291526 A JP H08291526A JP 7097011 A JP7097011 A JP 7097011A JP 9701195 A JP9701195 A JP 9701195A JP H08291526 A JPH08291526 A JP H08291526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- hollow
- pile
- foundation
- underground structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆打ち工法を採用し、構成部材としてＰＣ部
材を採用し、作業性を向上し、工期の短縮を図り、建設
現場周辺の環境を損うことのない地下構築物の構築方法
を提供する。 【構成】 地下構築物Ｂの構築される地下外周地盤Ｄに
山留壁１を築造し、現場打ちコンクリート杭３を造成
し、同杭に地下構築物を支持する中間杭４を設置して地
下の一次掘削を行い、次いで前記中間杭に中空ＰＣ柱ａ
を立設し、同柱ａ間にＰＣ梁Ｇを架設したのち、同梁間
に型枠兼用床材ｄを架設し、同床材に補強鉄筋を配筋し
て前記中空ＰＣ柱ａの中空部ａ2 と一体に床コンクリー
トを打設するとともに基礎地盤まで掘削して基礎を構築
し、同基礎と前記ＰＣ柱を支持する下部柱９を構築す
る。
材を採用し、作業性を向上し、工期の短縮を図り、建設
現場周辺の環境を損うことのない地下構築物の構築方法
を提供する。 【構成】 地下構築物Ｂの構築される地下外周地盤Ｄに
山留壁１を築造し、現場打ちコンクリート杭３を造成
し、同杭に地下構築物を支持する中間杭４を設置して地
下の一次掘削を行い、次いで前記中間杭に中空ＰＣ柱ａ
を立設し、同柱ａ間にＰＣ梁Ｇを架設したのち、同梁間
に型枠兼用床材ｄを架設し、同床材に補強鉄筋を配筋し
て前記中空ＰＣ柱ａの中空部ａ2 と一体に床コンクリー
トを打設するとともに基礎地盤まで掘削して基礎を構築
し、同基礎と前記ＰＣ柱を支持する下部柱９を構築す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は地下構築物の構築方法に
係るものである。
係るものである。
【０００２】
【従来の技術】地下構造部を有する構築物の構築に際し
ては、地下構造部の地下周辺地盤の崩壊や沈下を防止す
るため、同周辺地盤に山留めを行い、軟弱地盤に対して
は杭地業を行い、地上部から一次掘削を行って前記山留
壁に腹起しと切梁を使用した水平支保工で支承して所定
の基礎地盤まで掘削し、基礎工事を行って上部へと躯体
を構築し、さらに地上部へと構築していく。
ては、地下構造部の地下周辺地盤の崩壊や沈下を防止す
るため、同周辺地盤に山留めを行い、軟弱地盤に対して
は杭地業を行い、地上部から一次掘削を行って前記山留
壁に腹起しと切梁を使用した水平支保工で支承して所定
の基礎地盤まで掘削し、基礎工事を行って上部へと躯体
を構築し、さらに地上部へと構築していく。
【０００３】前記の構築方法の他に、地下工事と地上躯
体工事を同時に行っていく逆打工法がある。この逆打工
法は周辺地盤に山留めを行い、軟弱地盤に対しては杭地
業を行った後、山留めに対する腹起しと切梁を使用した
水平支保工を省略し、地上部に施工されたトップスラブ
から順次下層部へと構築し、最後に基礎を構築するもの
である。
体工事を同時に行っていく逆打工法がある。この逆打工
法は周辺地盤に山留めを行い、軟弱地盤に対しては杭地
業を行った後、山留めに対する腹起しと切梁を使用した
水平支保工を省略し、地上部に施工されたトップスラブ
から順次下層部へと構築し、最後に基礎を構築するもの
である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】地下構築物の建設工事
に際しては、建設する規模や立地条件によってその施工
法を検討し、最適な施工法によって行うが、特に立地条
件の悪い市街地や、工期に余裕がない場合など、前記型
枠の組立、鉄筋の加工組立と殆どが現場において夫々の
専門職によって施工されるため、多くの作業時間を要
し、且つ建設資材の搬出入等に伴う騒音や振動で建設現
場周辺の環境を損い、また地下における狭隘な場所での
作業は重労働を伴い、施工性に悪影響を及ぼすという問
題があった。
に際しては、建設する規模や立地条件によってその施工
法を検討し、最適な施工法によって行うが、特に立地条
件の悪い市街地や、工期に余裕がない場合など、前記型
枠の組立、鉄筋の加工組立と殆どが現場において夫々の
専門職によって施工されるため、多くの作業時間を要
し、且つ建設資材の搬出入等に伴う騒音や振動で建設現
場周辺の環境を損い、また地下における狭隘な場所での
作業は重労働を伴い、施工性に悪影響を及ぼすという問
題があった。
【０００５】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とするところは、逆打
ち工法を採用し、構成部材として工業化製品を採用し、
作業性を向上し、工期の短縮を図り、建設現場周辺の環
境を損うことのない地下構築物の構築方法を提供する点
にある。
みて提案されたもので、その目的とするところは、逆打
ち工法を採用し、構成部材として工業化製品を採用し、
作業性を向上し、工期の短縮を図り、建設現場周辺の環
境を損うことのない地下構築物の構築方法を提供する点
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る地下構築物の構築方法によれば、地下
構築物が構築されるべき地下外周地盤に山留壁を築造
し、現場打ちコンクリート杭を造成するとともに、同杭
に地下構築物を支持する中間杭を設置して地下の一次掘
削を行い、次いで前記中間杭に中空プレキャストコンク
リート柱を立設し、同プレキャストコンクリート柱間に
プレキャストコンクリート梁を架設したのち、同プレキ
ャストコンクリート梁間に型枠兼用床材を架設し、同型
枠兼用床材に補強鉄筋を配筋して前記中空プレキャスト
コンクリート柱の中空部と一体に床コンクリートを打設
するとともに基礎地盤まで掘削して基礎を構築し、同基
礎と前記中空プレキャストコンクリート柱を支持する下
部柱を構築するものである。
め、本発明に係る地下構築物の構築方法によれば、地下
構築物が構築されるべき地下外周地盤に山留壁を築造
し、現場打ちコンクリート杭を造成するとともに、同杭
に地下構築物を支持する中間杭を設置して地下の一次掘
削を行い、次いで前記中間杭に中空プレキャストコンク
リート柱を立設し、同プレキャストコンクリート柱間に
プレキャストコンクリート梁を架設したのち、同プレキ
ャストコンクリート梁間に型枠兼用床材を架設し、同型
枠兼用床材に補強鉄筋を配筋して前記中空プレキャスト
コンクリート柱の中空部と一体に床コンクリートを打設
するとともに基礎地盤まで掘削して基礎を構築し、同基
礎と前記中空プレキャストコンクリート柱を支持する下
部柱を構築するものである。
【０００７】請求項２の発明によれば前記中空プレキャ
ストコンクリート柱は一階層に相当する柱高さより梁成
を短くし、柱頂部においては上部躯体と接合する柱筋を
伸長し、柱下端部においては下部躯体と接合する柱筋を
伸長してなり、柱断面における中心部に設けた空洞部を
介して前記中間杭と一体にコンクリートを打設するもの
である。
ストコンクリート柱は一階層に相当する柱高さより梁成
を短くし、柱頂部においては上部躯体と接合する柱筋を
伸長し、柱下端部においては下部躯体と接合する柱筋を
伸長してなり、柱断面における中心部に設けた空洞部を
介して前記中間杭と一体にコンクリートを打設するもの
である。
【０００８】
【作用】本発明によれば前記したように、地下構築物が
構築されるべき地下外周地盤に山留壁を築造して周辺地
盤の崩壊を防止し、場所打ちコンクリート杭を造成する
とともに、地下構築物を支持する中間杭を前記現場打ち
コンクリート杭に設置して、地下の一次掘削を行ったの
ち、前記中間杭に中空プレキャストコンクリート柱を立
設し、同中空プレキャストコンクリート柱間に亘ってプ
レキャストコンクリート梁を架設し、このように地下階
の柱梁を構築したのち、前記プレキャストコンクリート
梁間に型枠兼用床材を架設し、同型枠兼用床材に補強鉄
筋を配筋して、床コンクリートを前記中空プレキャスト
コンクリート柱の中空部と一体に打設することによって
地下構築物の殆んどの構築作業を工場生産された部材に
よる現場での組立作業のみで行い、基礎地盤までの掘削
工程と、掘削後の基礎構築工程と、同基礎と前記中空プ
レキャストコンクリート柱を支持する下部柱を構築する
工程によって、地下構築物を能率よく構築するものであ
る。
構築されるべき地下外周地盤に山留壁を築造して周辺地
盤の崩壊を防止し、場所打ちコンクリート杭を造成する
とともに、地下構築物を支持する中間杭を前記現場打ち
コンクリート杭に設置して、地下の一次掘削を行ったの
ち、前記中間杭に中空プレキャストコンクリート柱を立
設し、同中空プレキャストコンクリート柱間に亘ってプ
レキャストコンクリート梁を架設し、このように地下階
の柱梁を構築したのち、前記プレキャストコンクリート
梁間に型枠兼用床材を架設し、同型枠兼用床材に補強鉄
筋を配筋して、床コンクリートを前記中空プレキャスト
コンクリート柱の中空部と一体に打設することによって
地下構築物の殆んどの構築作業を工場生産された部材に
よる現場での組立作業のみで行い、基礎地盤までの掘削
工程と、掘削後の基礎構築工程と、同基礎と前記中空プ
レキャストコンクリート柱を支持する下部柱を構築する
工程によって、地下構築物を能率よく構築するものであ
る。
【０００９】請求項２の発明によれば、前記中空プレキ
ャストコンクリート柱は一階層に相当する高さより梁成
を短くし、柱頂部より柱筋が伸長しているため、後から
構築される上部躯体に接合でき、下部も同様に柱筋を伸
長し、下部躯体と接合できる。而して前記中空部にコン
クリートを打設することにより柱としての構造性能が得
られ、さらに中空部におけるコンクリートと中間杭とが
付着摩擦により上部構造体を支持する。
ャストコンクリート柱は一階層に相当する高さより梁成
を短くし、柱頂部より柱筋が伸長しているため、後から
構築される上部躯体に接合でき、下部も同様に柱筋を伸
長し、下部躯体と接合できる。而して前記中空部にコン
クリートを打設することにより柱としての構造性能が得
られ、さらに中空部におけるコンクリートと中間杭とが
付着摩擦により上部構造体を支持する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。図１は本発明の方法によって構築される建築構築物
Ａで、同建築構築物Ａは地下構築物Ｂを有し、同地下構
築物Ｂは基礎Ｋ，柱Ｃ，梁Ｇ，床Ｓ，外壁Ｗより構成さ
れている。
る。図１は本発明の方法によって構築される建築構築物
Ａで、同建築構築物Ａは地下構築物Ｂを有し、同地下構
築物Ｂは基礎Ｋ，柱Ｃ，梁Ｇ，床Ｓ，外壁Ｗより構成さ
れている。
【００１１】図２（イ）は工業化された建築部材によっ
て構築された地下建築物Ｂを示し、中空プレキャストコ
ンクリート柱（以下中空ＰＣ柱と称す）ａ、プレキャス
トコンクリート梁（以下ＰＣ梁と称す）ｂ、プレキャス
トコンクリート小梁（以下ＰＣ小梁）ｃ、床材ｄ、より
構成されている。図２（ロ）は中空ＰＣ柱で、一階層に
相当する柱高さより梁成を短くし、柱頂部より上部床上
から定着長さ伸長した柱筋ａ1 と、下部現場打ちの柱と
接合される柱筋ａ1 が伸長し、柱断面の中心部が中空部
ａ2 となっている。
て構築された地下建築物Ｂを示し、中空プレキャストコ
ンクリート柱（以下中空ＰＣ柱と称す）ａ、プレキャス
トコンクリート梁（以下ＰＣ梁と称す）ｂ、プレキャス
トコンクリート小梁（以下ＰＣ小梁）ｃ、床材ｄ、より
構成されている。図２（ロ）は中空ＰＣ柱で、一階層に
相当する柱高さより梁成を短くし、柱頂部より上部床上
から定着長さ伸長した柱筋ａ1 と、下部現場打ちの柱と
接合される柱筋ａ1 が伸長し、柱断面の中心部が中空部
ａ2 となっている。
【００１２】前記地下構築物Ｂを施工するに当り、同地
下構築物を構築する外周地盤Ｄに山留壁１を築造して地
上地盤Ｄより現場打ちコンクリート杭３を造成し、同杭
３に上部構造物を支持する中間杭４を設置し、地下の一
次掘削を行う、図中５は一次掘削の根切底である。（図
３（イ）参照） 次いで一次掘削の根切底５に中空ＰＣ柱ａを仮支持する
捨コンクリート６を設け、前記中間杭４を貫入して同中
間杭４に前記中空ＰＣ柱ａを立設し、同中空ＰＣ柱ａ間
にＰＣ梁ｂを架設し、同ＰＣ梁ｂ間にＰＣ小梁ｃを架設
するとともに型枠兼用床材ｄを架設し、同型枠に補強鉄
筋を配筋して、同床材と前記中空ＰＣ柱ａの中空部ａ2
に亘って一体にコンクリートを打設し、トップスラブ７
を構築する。（図４参照） 更に基礎地盤まで掘削し、現場打コンクリート杭３上に
基礎Ｋを構築し、同基礎Ｋと前記杭３に前記中空ＰＣ柱
ａを支持する下部柱９を構築して地下構築物を構築す
る。（図５参照） 図３（ロ）は本発明の他の実施例を示し、第１次掘削の
際に柱脚部を基礎上部まで掘削し、掘削部５′に捨コン
クリートを打設し、以後は前記実施例と同じ工程とする
こともできる。
下構築物を構築する外周地盤Ｄに山留壁１を築造して地
上地盤Ｄより現場打ちコンクリート杭３を造成し、同杭
３に上部構造物を支持する中間杭４を設置し、地下の一
次掘削を行う、図中５は一次掘削の根切底である。（図
３（イ）参照） 次いで一次掘削の根切底５に中空ＰＣ柱ａを仮支持する
捨コンクリート６を設け、前記中間杭４を貫入して同中
間杭４に前記中空ＰＣ柱ａを立設し、同中空ＰＣ柱ａ間
にＰＣ梁ｂを架設し、同ＰＣ梁ｂ間にＰＣ小梁ｃを架設
するとともに型枠兼用床材ｄを架設し、同型枠に補強鉄
筋を配筋して、同床材と前記中空ＰＣ柱ａの中空部ａ2
に亘って一体にコンクリートを打設し、トップスラブ７
を構築する。（図４参照） 更に基礎地盤まで掘削し、現場打コンクリート杭３上に
基礎Ｋを構築し、同基礎Ｋと前記杭３に前記中空ＰＣ柱
ａを支持する下部柱９を構築して地下構築物を構築す
る。（図５参照） 図３（ロ）は本発明の他の実施例を示し、第１次掘削の
際に柱脚部を基礎上部まで掘削し、掘削部５′に捨コン
クリートを打設し、以後は前記実施例と同じ工程とする
こともできる。
【００１３】この場合は基礎部と中空ＰＣ柱との下部柱
９を省略することができ、現場作業が更に軽減され、作
業効率が向上する。なお図６は下部構造の詳細を示し、
１０は前記杭３上に施工された基礎フーチング、１２は
中空ＰＣ柱ａの中空部コンクリートである。なお一階の
床には型枠兼用の床材ｄが用いられているが、例えば半
ＰＣ板に現場打コンクリートを打設する床工法やＰＣ板
を用いてもよい。図中Ｆ2 は地下階床である。
９を省略することができ、現場作業が更に軽減され、作
業効率が向上する。なお図６は下部構造の詳細を示し、
１０は前記杭３上に施工された基礎フーチング、１２は
中空ＰＣ柱ａの中空部コンクリートである。なお一階の
床には型枠兼用の床材ｄが用いられているが、例えば半
ＰＣ板に現場打コンクリートを打設する床工法やＰＣ板
を用いてもよい。図中Ｆ2 は地下階床である。
【００１４】このように地下構築部は中空ＰＣ柱ａとＰ
Ｃ梁ｂとＰＣ小梁ｃと型枠兼用の床を用いることによっ
て工業化部材を用いて構築することができるので、専門
職の作業員を要せず、また地下の狭隘な場所での作業が
なくなる。
Ｃ梁ｂとＰＣ小梁ｃと型枠兼用の床を用いることによっ
て工業化部材を用いて構築することができるので、専門
職の作業員を要せず、また地下の狭隘な場所での作業が
なくなる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば前記したように山留壁内
周下底部に施工した現場打コンクリート杭に地下構造物
を支持する中間杭を設置して一次掘削を行い、同中間杭
に中空ＰＣ柱の中空部を利用して立設し、同中空ＰＣ柱
間にＰＣ梁を架設して、ＰＣ梁間に架設した型枠兼用床
材に補強鉄筋を配筋して床コンクリートを打設し、同打
設コンクリートを前記中空ＰＣ柱にその中空部を介して
一体化し、柱、床の一体化を図るものである。
周下底部に施工した現場打コンクリート杭に地下構造物
を支持する中間杭を設置して一次掘削を行い、同中間杭
に中空ＰＣ柱の中空部を利用して立設し、同中空ＰＣ柱
間にＰＣ梁を架設して、ＰＣ梁間に架設した型枠兼用床
材に補強鉄筋を配筋して床コンクリートを打設し、同打
設コンクリートを前記中空ＰＣ柱にその中空部を介して
一体化し、柱、床の一体化を図るものである。
【００１６】更に本発明によれば柱，梁，小梁，型枠兼
用床材が工場生産のＰＣ部材より構成され、現場に搬入
され、建方機械によって構築されるので型枠の組立，解
体，鉄筋の加工組立がなく作業が省力化され、作業性が
向上され、建設騒音により近隣に及ぼす建設公害が除去
されるものである。請求項２の発明は、前記中空ＰＣ柱
は一階層に相当する柱高さより梁成を短くし、柱頂部及
び柱下端部に柱筋を伸長して、上部躯体及び下部躯体と
を確実に接合することができ、また中空部に設けた空洞
部を介して地下構築物を支持する中間杭と剛強に接合し
うるものである。
用床材が工場生産のＰＣ部材より構成され、現場に搬入
され、建方機械によって構築されるので型枠の組立，解
体，鉄筋の加工組立がなく作業が省力化され、作業性が
向上され、建設騒音により近隣に及ぼす建設公害が除去
されるものである。請求項２の発明は、前記中空ＰＣ柱
は一階層に相当する柱高さより梁成を短くし、柱頂部及
び柱下端部に柱筋を伸長して、上部躯体及び下部躯体と
を確実に接合することができ、また中空部に設けた空洞
部を介して地下構築物を支持する中間杭と剛強に接合し
うるものである。
【図１】本発明の方法によって構築された地下構築物の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】（イ）は本発明の方法によって構築された地下
構築物の斜視図、（ロ）は中空ＰＣ柱の斜視図である。
構築物の斜視図、（ロ）は中空ＰＣ柱の斜視図である。
【図３】（イ）（ロ）は本発明の方法において山留壁及
び中間杭の設置及び掘削工程の各実施例を示す縦断面図
である。
び中間杭の設置及び掘削工程の各実施例を示す縦断面図
である。
【図４】地下構築物の中空ＰＣ柱設置工程を示す縦断面
図である。
図である。
【図５】地下構築物の基礎及び構格の施工状況を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図６】地下構築物の部分拡大縦断面図である。
Ａ 建築構築物 Ｂ 地下構築物 Ｃ 柱 Ｄ 地盤 Ｆ1 一階床 Ｆ2 二階床 Ｇ 梁 Ｋ 基礎 Ｗ 外壁 ａ 中空ＰＣ柱 ａ1 柱筋 ａ2 中空部 ｂ ＰＣ梁 ｃ ＰＣ小梁 ｄ 床材 １ 山留壁 ２ 根切底 ３ 現場打ちコンクリート杭 ４ 中間杭 ５ 一次掘削根切底 ５′ 掘削部 ６ 捨コンクリート ７ トップスラブ ９ 下部柱
Claims (2)
- 【請求項１】 地下構築物が構築されるべき地下外周地
盤に山留壁を築造し、現場打ちコンクリート杭を造成す
るとともに、同杭に地下構築物を支持する中間杭を設置
して地下の一次掘削を行い、次いで前記中間杭に中空プ
レキャストコンクリート柱を立設し、同プレキャストコ
ンクリート柱間にプレキャストコンクリート梁を架設し
たのち、同プレキャストコンクリート梁間に型枠兼用床
材を架設し、同型枠兼用床材に補強鉄筋を配筋して前記
中空プレキャストコンクリート柱の中空部と一体に床コ
ンクリートを打設するとともに基礎地盤まで掘削して基
礎を構築し、同基礎と前記中空プレキャストコンクリー
ト柱を支持する下部柱を構築することを特徴とする地下
構築物の構築方法。 - 【請求項２】 前記中空プレキャストコンクリート柱は
一階層に相当する柱高さより梁成を短くし、柱頂部にお
いては上部躯体と接合する柱筋を伸長し、柱下端部にお
いては下部躯体と接合する柱筋を伸長してなり、柱断面
における中心部に設けた空洞部を介して前記中間杭と一
体にコンクリートを打設する請求項１記載の地下構築物
の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097011A JPH08291526A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 地下構築物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097011A JPH08291526A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 地下構築物の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291526A true JPH08291526A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14180391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7097011A Pending JPH08291526A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 地下構築物の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08291526A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11336095A (ja) * | 1998-05-26 | 1999-12-07 | Kajima Corp | 免震建物の施工方法 |
| KR101255610B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-04-16 | 주식회사 포스코건설 | 구조물의 구축방법 및 이를 이용한 구조물 |
| CN113529694A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-10-22 | 北京华城工程管理咨询有限公司 | 地下逆作法与地上结构顺作同步实施的工法 |
| CN115789340A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-03-14 | 中铁十八局集团有限公司 | 一种管线迁改数字化施工的原位保护结构及施工方法 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP7097011A patent/JPH08291526A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11336095A (ja) * | 1998-05-26 | 1999-12-07 | Kajima Corp | 免震建物の施工方法 |
| KR101255610B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-04-16 | 주식회사 포스코건설 | 구조물의 구축방법 및 이를 이용한 구조물 |
| CN113529694A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-10-22 | 北京华城工程管理咨询有限公司 | 地下逆作法与地上结构顺作同步实施的工法 |
| CN113529694B (zh) * | 2021-06-29 | 2022-06-28 | 北京华城工程管理咨询有限公司 | 地下逆作法与地上结构顺作同步实施的工法 |
| CN115789340A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-03-14 | 中铁十八局集团有限公司 | 一种管线迁改数字化施工的原位保护结构及施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08253946A (ja) | 路面下における地下構築物の逆打工法 | |
| JPH09242067A (ja) | 場所打ちコンクリート杭の構築方法 | |
| KR102286225B1 (ko) | 무지주 탑다운 지하구조물 pc복합화 시공공법 | |
| RU2220258C1 (ru) | Способ возведения многоэтажного подземного сооружения (варианты) | |
| JP3760304B2 (ja) | 建物の基礎施工方法 | |
| JPH11172710A (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート建築物の地下部分の施工方法 | |
| JP6855296B2 (ja) | 建物基礎部構造及びその施工方法 | |
| JPH08291526A (ja) | 地下構築物の構築方法 | |
| JPH0684690B2 (ja) | 建造物の地下階増築方法 | |
| KR101077242B1 (ko) | 흙막이 벽체와 철골 기둥을 이용한 지하 구조물 시공 방법 | |
| JP2769937B2 (ja) | 地下逆打工法における鋼管コンクリート柱 | |
| JP3109038B2 (ja) | 地下躯体構造およびその施工方法 | |
| KR102583537B1 (ko) | 불균등지반에서의 탑다운 공법 | |
| JPH10299003A (ja) | プレキャストコンクリート部材を用いた基礎工法 | |
| JP3809340B2 (ja) | 逆打ち工法 | |
| KR100694762B1 (ko) | 테두리보가 생략된 지하층의 슬래브-외벽 동시 타설구축방법 | |
| JPS6217233A (ja) | 構真柱 | |
| JPH07103583B2 (ja) | 大スパン地下構造物の構築工法 | |
| JPH04366229A (ja) | 逆打工法に使用する仮設対応支柱 | |
| JP4045623B2 (ja) | 鉄筋コンクリート地下階の施工方法及びこの方法で施工された地下構造 | |
| JPH0748848A (ja) | 逆打ち工法による地下躯体の構築工法 | |
| JP2023108327A (ja) | 地下構造部を有する建物の建て替え方法 | |
| JPH06193084A (ja) | 地下構築物の築造方法 | |
| JP3238510B2 (ja) | 先行スラブ床面の構築方法 | |
| JPH08105122A (ja) | 構築物の地下地上同時施工方法 |