JPH0828888A - 温水暖房機の室内機 - Google Patents

温水暖房機の室内機

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Publication number
JPH0828888A
JPH0828888A JP16833494A JP16833494A JPH0828888A JP H0828888 A JPH0828888 A JP H0828888A JP 16833494 A JP16833494 A JP 16833494A JP 16833494 A JP16833494 A JP 16833494A JP H0828888 A JPH0828888 A JP H0828888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
blower
floor heating
way valve
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16833494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ota
隆行 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンコンベクタによる温風暖房と、ファン
コンベクタの温水を利用した床暖房とを交互に行うこと
により、快適性の向上を図る。 【構成】 温水暖房機はファンコンベクタと呼ばれる室
内機1と、温水を生成する室外機2とからなる。室内機
1側には温水を熱源とする熱交換器7と、温風を室内に
送出する送風機8と、この送風機8を制御する制御部12
等がある。室外機1と室内機2間は温水の往き管9と戻
り管10で繋がれている。この戻り管10に温水の流れを切
り替える三方弁11と床暖房パネル3とを設ける。温風暖
房運転時に送風機8が停止したら三方弁11の水路を床暖
房パネル3側に切り替えて床暖房を行う。送風機8の運
転が再開されたら三方弁11の水路を室外機1側に戻して
温風暖房運転を行う。このように温風暖房と床暖房を交
互に行うことにより、床面とその近傍の温度を安定化す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコンベクタと呼ば
れる温水暖房機の室内機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】温水暖房機には例えば図4に示すような
ファンコンベクタと呼ばれる室内機21と、油だき温水ボ
イラと呼ばれ、前記室内機21の熱源機として利用される
室外機22とからなるものがある。室内機21は室外機22か
らの温水を熱源とする熱交換器23と、この熱交換器23で
暖められた空気を室内へ送出する送風機24等で構成さ
れ、一方の室外機22は温水を生成するボイラ25と、温水
を蓄えるシスタンク26と、温水を循環させるポンプ27等
で構成され、室外機22と室内機21間は温水の往き管28と
戻り管29とで結ばれている。また、室内機21側には送風
機24等を制御する制御部30を備えた運転操作部31と、室
温検出用の温度センサ32が有り、室外機22側にはボイラ
25,ポンプ27等を制御する制御部33が有り、両制御部3
0,33間は図示されてない信号線で結ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に構成された温水暖房機の室内機21では例えば室温が設
定値まで上昇すると送風機24の運転が停止されるように
なっているため、同送風機24が運転されている時と停止
されている時とでは体感温度が異なり、特に暖められた
空気は天井へと上昇するため運転時と運転停止時とでは
足下(床面付近)の温度差が大きく感じられることがあ
る。この点を解決するには床暖房との兼用が有効である
と考えられるが、室外機22から室内機21に循環する温水
の温度は約80℃と高く、一方、床暖房には80℃〜6
0℃の温水を利用するハードパネルと、60℃〜40℃
の温水を利用するソフトパネルとがあり、対応が困難視
されていた。したがって、本発明においては、これらの
問題点を解決し、熱交換器に流通させる温水を床暖房に
利用できるようにした温水暖房機の室内機を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、後方上部に室内空気
の吸込口を設け、前方下部に室内への吹出口を設けた筐
体の内側に、温水を熱源とする熱交換器と、同熱交換器
で暖められた空気を室内に送出する送風機と、同送風機
等を制御する制御部とを備えたものにおいて、前記温水
を生成し循環させる熱源機と前記熱交換器とを結ぶ温水
経路の戻り管に温水の流れを切り替える三方弁を設ける
とともに、同三方弁と戻り管との間に床暖房パネルを結
合させ、温風暖房運転時に前記送風機の運転が停止され
たら同送風機の運転が開始されるまで前記三方弁の水路
を床暖房パネル側に切り替えるようにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、一つの熱源機からの温水
で室内機(ファンベクタ)による温風暖房と床暖房パネ
ルによる床暖房とを交互に行うことができ、室内機の送
風停止に伴う体感温度の変化を少なくすることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1は温水暖房機の概略構成と床暖房の関
係を表したもので、1は温水暖房機の室内機(ファンコ
ンベクタ)、2は温水暖房機の室外機(熱源機)、3は
室内機1からの戻りの温水(80℃〜60℃)をそのま
ま利用する床暖房パネル(ハードパネル)である。4は
室内機1の筐体で、この筐体4の後方上部には室内空気
の吸込口5が、前方下部には室内への吹出口6が有り、
内部には室外機2からの温水を熱源とする熱交換器7
と、この熱交換器7で暖められた空気を室内へ送出する
送風機8とが配置されている。一方の室外機2側には図
示は省略されているが、従来例で説明したような温水を
生成するボイラと、温水を蓄えるシスタンクと、温水を
循環させるポンプ等が配置されている。室外機2と室内
機1間は温水の往き管9と戻り管10で結合され、戻り管
10には送風機8の運転停止時に温水の流れを床暖房パネ
ル3へ切り替えることのできる三方弁11が設けられてい
る。また、室内機1側には送風機8および三方弁11等を
制御する制御部12を備えた運転操作部13と、室温検出用
の温度センサ14が有り、室外機2側には図示されてない
ボイラやポンプ等を制御する制御部(図示せず)が有
り、両制御部間は図示されてない信号線で結ばれてい
る。
【0007】図2は温風暖房時と床暖房時の送風機8と
三方弁11の関係を表したもので、温風暖房では送風機8
がONされ、熱交換器7からの戻りの温水は三方弁11を
通って室外機2に流入する。温風暖房により室温が設定
値まで上昇すると送風機8は制御部12からの指令でOF
Fされ、三方弁11の出口が戻り管10側から床暖房パネル
3との接続管15側に切り替えられ、床暖房が開始され
る。床暖房パネル3からの戻りの温水は接続管16および
戻り管10を通して室外機2に戻される。また、室温が所
定値以下になると元の温風暖房に切り替わる。このよう
に温風暖房と床暖房を交互に実行させることで足下の温
度変化を抑えることができる。図3は定格温水温度が6
0℃〜40℃の床暖房パネル3(ソフトパネル)を使用
する場合を表したものである。このように定格温水温度
が低いものでは熱交換器7からの温水を、そのまま利用
できないので接続管16aに流量調節弁17と、温水温度の
検出手段18とを設け、戻りの温水温度が所定値以下にな
るまで流量調節弁17を制御するようになっている。この
ように温水の流れを制限すれば送風機8が停止中であっ
てもソフトパネル3に適した温水にすることができるか
らである。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したような温水暖房機である
ならば、温風暖房と床暖房とが交互に行われるので上体
だけでなく足下からも暖をとることができ、体感温度の
ムラが抑えられ、快適性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温水暖房機の概略構成
図である。
【図2】本発明に係わる三方弁等の動作説明図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例を示す温水暖房機の
概略構成図である。
【図4】従来例を示す温水暖房機の概略構成図である。
【符号の説明】
1 室内機(ファンコンベクタ) 2 室外機(油だき温水ボイラ) 3 床暖房パネル 4 筐体 7 熱交換器 8 送風機 11 三方弁 12 制御部 13 運転操作部 14 温度センサ 15 接続管 16 接続管 16a 接続管 17 流量調節弁 18 温水温度の検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方上部に室内空気の吸込口を設け、前
    方下部に室内への吹出口を設けた筐体の内側に、温水を
    熱源とする熱交換器と、同熱交換器で暖められた空気を
    室内に送出する送風機と、同送風機等を制御する制御部
    とを備えたものにおいて、前記温水を生成し循環させる
    熱源機と前記熱交換器とを結ぶ温水経路の戻り管に温水
    の流れを切り替える三方弁を設けるとともに、同三方弁
    と戻り管との間に床暖房パネルを結合させ、温風暖房運
    転時に前記送風機の運転が停止されたら同送風機の運転
    が開始されるまで前記三方弁の水路を床暖房パネル側に
    切り替えるようにしてなることを特徴とする温水暖房機
    の室内機。
  2. 【請求項2】 前記床暖房パネルの定格温水温度が所定
    値以下のものでは、同床暖房パネルの接続管に流量調節
    弁と、温水温度の検出手段とを設け、温水温度が所定値
    以下になるように流量調節を行うようにしてなる請求項
    1記載の温水暖房機の室内機。
JP16833494A 1994-07-20 1994-07-20 温水暖房機の室内機 Pending JPH0828888A (ja)

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JP16833494A JPH0828888A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 温水暖房機の室内機

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JPH0828888A true JPH0828888A (ja) 1996-02-02

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