JPH0828771A - 配管継手装置 - Google Patents

配管継手装置

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Publication number
JPH0828771A
JPH0828771A JP19103094A JP19103094A JPH0828771A JP H0828771 A JPH0828771 A JP H0828771A JP 19103094 A JP19103094 A JP 19103094A JP 19103094 A JP19103094 A JP 19103094A JP H0828771 A JPH0828771 A JP H0828771A
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JP
Japan
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pipe
ring
connecting pipe
split
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP19103094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Asada
和雄 浅田
Motonori Ooi
元徳 大熨
Zenshi Kimura
善嗣 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication of JPH0828771A publication Critical patent/JPH0828771A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手本体の筒部に対する接続管の接続を、不
快な金属音や接続管の支持部材に悪影響を及ぼすような
衝撃を発生させることなく静かに、しかも、狭いスペー
スであっても難なく行える配管継手装置を提供する。 【構成】 接続管の差し込み筒部4における直径方向両
側面部に透孔5,5が形成された継手本体3と、一端側
が互いに枢支連結され且つ他端側の接近に伴って前記透
孔5,5を通して接続管2を圧縮変形させる一対の割り
リング7,7と、この接続管2の圧縮変形下において前
記割りリング7,7の他端側を互いに連結するリング連
結手段8とを設けて、配管継手装置を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管継手装置の改良技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14に示すように、接続管21の差し
込み筒部22における直径方向両側面部に透孔23が形
成された継手本体24と、略コの字形のキー金具25と
を備え、前記筒部22に接続管21を差し込んで後に、
前記透孔23にキー金具25を打ち込んで、前記接続管
21を局部的に圧縮変形させることにより、この接続管
21を継手本体24に固定するように構成された配管継
手装置は、例えば実開平5−6291号公報等によって
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の配管継手装
置によれば、継手本体24の筒部22に対する管21の
接続が、単なるキー金具25の打ち込みによって簡易に
達成されるのであるが、キー金具25を打ち込む際、不
快な金属音が発する上、キー金具25に対する打ち込み
衝撃が接続管21の支持部材に悪影響を及ぼすという点
で問題があった。
【0004】また、キー金具25を打ち込むためには、
管まわりにハンマーを振るための広いスペースを必要と
することから、配管スペースが狭い場合や配管が輻輳す
るような場合には、管の接続作業が非常に困難であり、
適用不能になるケースもあった。
【0005】特に、キー金具25の打ち込みに際して
は、キー金具25を直線状に打ち込んで、上下のキー部
分25a,25bによって接続管21を均等に圧縮変形
させ、キー金具25を接続管21の変形部分に圧着保持
させることが極めて重要であるが、キー金具25の打ち
所を誤って、例えばキー金具25の上端角部を打ち叩い
たような場合には、下部側のキー部分25bが透孔から
逃げるようになって、上部側のキー部分25aだけが接
続管21を圧縮変形させるようになり、これではキー金
具25が接続管21に片当たりする状態になって、一寸
した振動でキー金具25が抜け落ちてしまい、接続管2
1が抜け出すという致命的な事故に繋がる危険性があっ
た。
【0006】本発明は、かゝるキー接続タイプの継手装
置における利点を活かしながらも、これが持つ上記のよ
うな問題点を悉く解消できるようにした配管継手装置を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は、次のとおりである。
即ち、本発明による配管継手装置は、接続管の差し込み
筒部における直径方向両側面部に透孔が形成された継手
本体と、一端側が互いに枢支連結され且つ他端側の接近
に伴って前記透孔を通して接続管を圧縮変形させる一対
の割りリングと、この接続管の圧縮変形下において前記
割りリングの他端側を互いに連結するリング連結手段と
から成る点に特徴がある。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、接続管を継手本体の筒部
に差し込んだ状態で、その筒部の透孔に一対の割りリン
グを臨ませて、この割りリングの他端側を接近させるこ
とによって、接続管が圧縮変形される。この状態で、割
りリングの他端側を互いに連結して、接続管の圧縮変形
状態を保つことで、継手本体の筒部に対する接続管の接
続が達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の一実施例にかゝる配管継手
装置1を示し、例えば硬質塩化ビニルなどの合成樹脂管
や薄肉鋼管などの比較的硬質の管2を接続対象にしてい
る。
【0010】図において、は金属製の継手本体で、その
両側の管差し込み筒部4,4の内面部には、差し込み接
続管2に対するシール用のOリングaを嵌着保持する凹
溝bが形成され、かつ、この凹溝b,b間には、当接に
よって接続管2の挿入位置を規定するための位置規定部
3aが連設されている。
【0011】そして、各筒部4,4の凹溝bよりも筒端
部側には、直径方向両側面部に、つまり、筒軸中心を挟
んだ両側の面部で且つ筒軸中心と直交する面内の対称箇
所に、割円状の切り溝による透孔5,5が形成されてい
る。
【0012】尚、前記接続管2の筒部4に対する所定量
の差し込みは、その端部を位置規定部3aに当接または
近接させることで遂行されるが、この差し込みの把握は
感覚的なものであり、差し込み量の正確さを期する上か
らは、図2に示すように、筒部4に対する接続管2の所
定の差し込み寸法を勘案して、接続管2の外面の所定箇
所にカラー塗装等によるマーキング6を施し、接続管2
の筒部4に対する所定量の差し込みを視覚的に確認でき
るようにすることが望ましい。
【0013】7,7は一端側が互いにピンeによって枢
支連結された一対の割りリングである。各リング7,7
は、直線状部分7aの両側に円弧状部分7bを連設させ
たやゝ開き勝手のコの字形状を呈し、かつ、一方の割り
リング7の一端側はクランク状に屈曲されていて、上記
のピンeによる連結下において、各リング7,7の側面
部が同一面となるように構成されている。
【0014】各割りリング7,7の厚みは、前記筒部4
に形成した透孔5の幅よりもやゝ幅狭であって、リング
7,7の他端側を互いに当接させた状態では、図5に示
すように、前記円弧状部分7bと筒部4との間に若干の
隙間を形成する状態で、前記直線部分7aが透孔5の湾
曲底部に当接するように形状設定されており、更に、各
リング7,7の他端側の円弧状部分7bには、それぞれ
円弧方向に所定の間隔を隔てて2個のピン孔f,hが形
成されている。
【0015】8はリング連結手段で、前記一対の割りリ
ング7,7の他端側を互いに当接させた状態で、それの
他端側の両ピン孔h,hに係入する2本のピンi,i
を、連結板部9に連設して成り、かつ、各ピンi,iの
先端部には、割りピン10の挿通孔j,jが同芯状に形
成されている。
【0016】11は一対の割りリング7,7の他端側を
互いに接近させるためのリング締め付け工具である。こ
のリング締め付け工具11は、先端側にフック状の板部
12を連設した一対のレバー部材13,13を交差させ
て、その交差部において両レバー部材13,13をピン
14によって枢支連結し、かつ、各フック状板部12の
それぞれ側面部に、前記割りリング7,7のピン孔f,
fに係入するピン体n,nを連設して構成されている。
【0017】尚、前記ピン体n,nの互いに相対峙する
周面部には、それぞれ先端部を除く範囲に割円状の切除
部rを形成してあって、ピン孔fに係入させたピン体n
が抜け出し難いようにしてある。
【0018】上記の配管継手装置1による接続管2の継
手本体3に対する接続は次のようにして行われる。先
ず、図1に示すように、接続管2の端部を位置規定部3
aに当接または近接させるように継手本体3の筒部4に
差し込む。このとき、マーキング6を基にして、筒部4
に対する接続管2の所定量の差し込みが遂行されたこと
を視覚的に確認しておく。
【0019】次に、図3にも示すように、前記透孔5,
5を通して接続管2を挟み込むように一対の割りリング
7,7をセットし、この割りリング7,7の他端側のピ
ン孔f,fに工具11のピン体n,nを係入させて、割
りリング7,7の他端側を互いに当接させるように、工
具11によって割りリング7,7を互いに接近させるの
である。
【0020】このように割りリング7,7を接近させる
と、図4,5に示すように、この割りリング7,7の接
近に伴って接続管2が強い挟圧力を受けて、前記透孔
5,5に臨む部位において接続管2が圧縮変形する。
【0021】このように接続管2を圧縮変形させた状態
で、図6に示すように、前記リング連結手段8の2本の
ピンi,iを、割りリング7,7の他端側のピン孔h,
hに係入させ、かつ、ピン先端の孔j,jにわたって割
りピン10を挿通させて、前記割りリング7,7による
接続管2の圧縮変形状態を保持させるのであり、これに
よって、割りリング7,7の外れ落ちを防止する状態
で、継手本体3の筒部4に対する接続管2の接続を完了
するのである。
【0022】上記の配管継手装置1を使用すれば、接続
管2の支持部材に悪影響を及ぼす衝撃を伴わせないで静
かに、更には、接続不良に繋がる割りリング7,7の片
当たりや外れ落ちの事態を一切発生させることなく、し
かも、狭いスペースにおいても難なく、継手本体3の筒
部4に対する接続管2の接続が達成される。
【0023】図7は配管継手装置1の別実施例を示す。
この実施例は、割りリング7,7の形状を略半円形にし
て、この割りリング7,7のそれぞれに、接続管2を局
部的に強圧する山形の突起7cを連設して、接続管2を
比較的軽い力で圧縮変形できるようにしたもので、筒部
4に形成する透孔5,5としては、この山形突起7cを
突入させ得る範囲内で出来るだけ小さくして、筒部4の
断面欠損を小さくするようにした点に特徴がある。
【0024】図8は配管継手装置1の更なる別実施例を
示す。この実施例は、割りリング7,7の形状を略半円
形にして、この割りリング7,7のそれぞれに、接続管
2を局部的に強圧する小突起7cを連設して、接続管2
を更に軽い力で圧縮変形できるようにしたもので、筒部
4に形成する透孔5,5としては、この小突起7cを突
入させ得るビス孔の形状にして、筒部4の断面欠損を更
に小さくするようにした点に特徴がある。
【0025】図9〜図12はそれぞれリング連結手段8
の別実施例を示し、図9に示すリング連結手段8におい
ては、連結板部9に連設のピンi,iを、それのピン孔
hを貫通する部分を細くして、割りリング7,7の連結
下において、その細くしたピン部分の折り曲げによっ
て、リング連結手段8の外れ防止を図った点に特徴があ
る。
【0026】図10に示すリング連結手段8において
は、連結板部9に連設のピンi,iに対して、それのピ
ン孔hを貫通する部分に環状の係止溝tを形成し、この
係止溝t,tに所謂ベーターピン15を弾性的に係止さ
せて、リング連結手段8の外れ防止を図った点に特徴が
ある。
【0027】図11に示すリング連結手段8において
は、連結板部9に連設のピンi,iに対して、それのピ
ン孔hを貫通する部分に環状の係止溝tを形成し、この
係止溝t,tに所謂S字状ピン16を弾性的に係止させ
て、リング連結手段8の外れ防止を図った点に特徴があ
る。
【0028】図12に示すリング連結手段8において
は、接続管2の所定の圧縮変形下において、割りリング
7,7の他端側を互いに一部で重合させるように、一方
の割りリング7の他端側を屈曲させて、かつ、接続管2
の所定の圧縮変形下において同芯状となるピン連結孔
w,wを各リング7,7の他端側に形成し、この両孔
w,wにわたって割りピン17を係入させることで、リ
ング連結手段8の外れ防止を図った点に特徴がある。
【0029】尚、継手本体3として、図13に示すよう
に、例えばステンレス管などの薄肉管を用いて、これに
Oリングaの嵌着凹溝bと位置規定部3aとを油圧で加
工し、かつ、所定の箇所に透孔5,5を形成したものも
好適に実施できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配管継手
装置によれば、継手本体の筒部に差し込んだ接続管を、
一対の割りリングによって圧縮変形させることにより、
不快な金属音や、接続管の支持部材に悪影響を及ぼす衝
撃を発生させずに、しかも、接続不良に繋がるリングの
片当たりや外れ落ちの事態を一切発生させることなく、
更には、狭いスペースであっても難なく、接続管を継手
本体の筒部に接続することができるもので、従来の配管
継手装置におけるキー金具に代えて、これを割りリング
の構成にし、かつ、この割りリングの抜け止めと同時に
接続管の圧縮変形状態を保持させるリング連結手段を備
えさせる合理的な改良によって、キー接続タイプの配管
継手装置における利点を活かした接続が達成されるに至
ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング締め付け工具と共に示す継手装置の分解
斜視図である。
【図2】継手本体の筒部に対する接続管の差し込み状態
を示す断面図である。
【図3】割りリングのセット状態を示す説明図である。
【図4】接続管の圧縮変形状態を示す断面図である。
【図5】割りリングによる接続管の圧縮変形状態を示す
説明図である。
【図6】リング連結手段によるリング他端側の連結状態
を示す断面図である。
【図7】別実施例の割りリングの形状を示す説明図であ
る。
【図8】更なる別実施例の割りリングの形状を示す説明
図である。
【図9】リング連結手段の第1の別実施例を示す断面図
である。
【図10】リング連結手段の第2の別実施例を示す斜視
図である。
【図11】リング連結手段の第3の別実施例を示す斜視
図である。
【図12】リング連結手段の第4の別実施例を示す斜視
図である。
【図13】上半分を断面した別実施例の継手本体を示す
説明図である。
【図14】従来例のキー接続タイプの継手装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2…接続管、3…継手本体、4…筒部、5…透孔、7…
割りリング、8…リング連結手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続管の差し込み筒部における直径方向
    両側面部に透孔が形成された継手本体と、一端側が互い
    に枢支連結され且つ他端側の接近に伴って前記透孔を通
    して接続管を圧縮変形させる一対の割りリングと、この
    接続管の圧縮変形下において前記割りリングの他端側を
    互いに連結するリング連結手段とから成る配管継手装
    置。
JP19103094A 1994-07-20 1994-07-20 配管継手装置 Pending JPH0828771A (ja)

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JP19103094A JPH0828771A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 配管継手装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110375136A (zh) * 2019-07-05 2019-10-25 湖北金牛管业有限公司 一种精密不锈钢水管的快速连接接头及其连接方法

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