JPH08287037A - デジタル信号処理プロセッサ - Google Patents

デジタル信号処理プロセッサ

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Publication number
JPH08287037A
JPH08287037A JP7086938A JP8693895A JPH08287037A JP H08287037 A JPH08287037 A JP H08287037A JP 7086938 A JP7086938 A JP 7086938A JP 8693895 A JP8693895 A JP 8693895A JP H08287037 A JPH08287037 A JP H08287037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
signal data
multiplier
coefficient data
adder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7086938A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotaka Imakurunushi
尚孝 今久留主
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7086938A priority Critical patent/JPH08287037A/ja
Publication of JPH08287037A publication Critical patent/JPH08287037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル信号処理プロセッサにおいて、プロ
グラムのステップ数を減らすことによって演算の処理時
間の短縮を図る。 【構成】 第1のデジタル乗算手段は、係数データRA
M11,信号データRAM12,バッファメモリ15,16,第
1の乗算器19からなる。第2のデジタル乗算手段は、係
数データRAM13,信号データRAM14,バッファメモ
リ17,18,第2の乗算器20からなる。第1,第2のデジ
タル乗算手段の各乗算結果の出力は、デジタル加算手段
であるALU21に入力加算される。ALU21の加算結果
を加算器22の一方の入力とし、またアキュムレータ23の
保持出力を他方の入力として加算し累算する。デジタル
累算手段は、加算器22とその出力を入力し保持するアキ
ュームレータ23とからなる。第1,第2のデジタル乗算
手段を設け、同時に乗算処理を行うことで処理時間の短
縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理プロ
セッサ(以下、DSPという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DSPには、四則演算等の演算処理を行
う演算部、各演算部に供給されるデジタル信号データ
(以下、信号データという)を記憶する信号データRAM
とその信号データに乗算させるデジタル係数信号データ
(以下、係数データという)を記憶する係数データRAM
等のメモリを備えている。DSP内では、予め定められ
たプログラムに従って各メモリから演算部へ各データを
転送して、各データの演算処理を高速に繰り返し行うこ
とができる構成になっている。また、プログラムは、プ
ログラムメモリに書き込まれており、このプログラムを
変更することによりあらゆる処理が可能となる。以下
に、従来のDSPについて、図面を用いて説明する。
【0003】従来のDSPは、図3のブロック図に示し
たように構成されている。また、図4は各手段の処理を
示す図である。図3において、1は係数データを記憶す
る係数データRAM、2は入力された信号データを記憶
する信号データRAM、3は係数データRAM1からの
信号データを保持するバッファメモリ、4は信号データ
RAM2からの信号データを保持するバッファメモリ、
5は乗算器、6はALU、7はアキュムレータである。
【0004】従来のDSPにおいて、演算時には、係数
データRAM1からは係数データが読み出されてバッフ
ァメモリ3に供給され、信号データRAM2からは信号
データが読み出されてバッファメモリ4に供給されて保
持される。バッファメモリ3およびバッファメモリ4に
保持された各データは、乗算器5によって乗算される。
乗算器5による乗算結果はALU6によりアキュームレ
ータ7に保持される。このALU6およびアキュームレ
ータ7が累算手段を形成している。また、アキュームレ
ータ7の保持出力は、保持しているデータが転送される
ようになっている。
【0005】次に、このような従来のDSPにおいて、
例えば、係数データ値を信号データ値に乗算して累算す
る(数1)のような演算を行う動作について、図4を用い
て説明する。
【0006】
【数1】
【0007】なお、anはプログラムの進行に従って変
化する係数データ、xnは信号データである。
【0008】第1ステップにおいて、係数データa1を
係数データRAM1から読み出し、信号データx1を信
号データRAM2から読み出しバッファメモリ3,バッ
ファメモリ4に転送する。転送された係数データa1と
信号データx1を乗算器5にてa1・x1を算出する。
【0009】第2ステップにおいて、ALU6で乗算器
5による乗算結果a1・x1とアキュームレータ7(初期
値0)に保持された累算結果とを加算する演算を行う。
算出された0+a1・x1はアキュームレータ5に保持さ
れる。また、同時に次の係数データa2と信号データx2
がそれぞれ係数データRAM1、信号データRAM2か
ら読み出され、乗算器5によりa2・x2を算出する。
【0010】第3ステップにおいて、アキュムレータ7
に保持されていた累算結果0+a1・x1と乗算器5の乗
算結果a2・x2をALU6で加算を行い、その累算結果
をアキュームレータ7に保持する。また、同時に次の係
数データa3と信号データx3がそれぞれ係数データRA
M1、信号データRAM2から読み出し、バッファメモ
リ3,4に転送し乗算器5により乗算結果a3・x3を算
出する。
【0011】同様にステップ4においても、累算結果0
+a1・x1+a2・x2+a3・x3と乗算結果a4・x4を
算出する。このような動作を繰り返すことにより(数1)
が算出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のDSPにおいては、(数1)の演算を行う場合
に、乗算手段を1つしか備えていないため、1ステップ
に1回の乗算しかできないため、プログラムのステップ
数が多くなり、処理時間がかかるという課題があった。
【0013】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ものであり、プログラムのステップ数を減らすことによ
って演算の処理時間の短縮を図るDSPを提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、デジタル信号データを乗算する第1のデ
ジタル乗算手段と、デジタル信号データを乗算する第2
のデジタル乗算手段と、第1,第2のデジタル乗算手段
の両出力値を加算するデジタル加算手段と、デジタル加
算手段の結果を累算するデジタル累算手段を備え、第
1,第2のデジタル乗算手段を同時に動作させるように
構成したものである。
【0015】
【作用】前記構成によれば、デジタル信号の信号データ
と係数データを乗算する第1の乗算手段と第2の乗算手
段により、2つの乗算手段を同時に動作させ1ステップ
で2つの乗算が一度にできるので、演算においてプログ
ラムのステップ数を少なくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を詳細に説
明する。
【0017】図1は本発明の一実施例におけるDSPの
構成を示すブロック図である。また、図2は本実施例に
おけるDSPの各手段の処理を示す図である。図1にお
いて、11,13は係数データRAM、12,14は信号データ
RAM、15,16,17,18バッファメモリ、19は第1の乗
算器、20は第2の乗算器、21はALU、22は加算器、23
はアキュムレータである。
【0018】第1のデジタル乗算手段は、係数データR
AM11と信号データRAM12とバッファメモリ15,16と
第1の乗算器19とで構成される。第2のデジタル乗算手
段は、係数データRAM13と信号データRAM14とバッ
ファメモリ17,18と第2の乗算器20とで構成される。第
1のデジタル乗算手段と第2のデジタル乗算手段との2
つの乗算結果の出力は、それぞれALU21の入力に接続
され、デジタル加算手段であるALU21で加算される。
そのALU21の加算結果の出力を加算器22の一方の入力
とし、またアキュムレータ23の保持出力を加算器22の他
方の入力として加算し累算する。デジタル累算手段は、
加算器22とその出力が入力され保持するアキュームレー
タ23とからなる。
【0019】さらに、係数データRAM11,13からの係
数データの読み出し動作、信号データRAM12,14から
の信号データの読み出し動作、ALU21の演算動作、加
算器22の演算動作、アキュームレータ23の保持データ出
力選択動作は、DSP内のプログラムメモリ(図示せず)
に書き込まれたプログラムに従って動作する。
【0020】前記のような構成を有する本実施例のDS
Pにおいて、係数データ値を信号データ値に乗算して累
算する(数1)のような演算を行う場合について、図2を
用いて説明する。
【0021】いま、従来例で説明した係数データanと
信号データxnにおいて、係数データRAM11には、係
数データa1,a3,・・・aN-1が記憶され、もう1つ
の係数データRAM13には、係数データa2,a4,・・
・aNが記憶されている。また、それぞれの係数データ
RAM11,13の出力は、それぞれのバッファメモリ15,
17に接続されている。一方、信号データRAM12には、
信号データx1,x3,・・・xN-1が記憶されて、もう
1つの信号データRAM14には、信号データx2,x4,
・・・xNが記憶されている。また、それぞれの信号デ
ータRAM12,14の出力は、それぞれのバッファメモリ
16,18に接続されている。
【0022】先ず、第1ステップにおいては、各係数デ
ータRAM11,13から係数データa1,a2が読み出され
バッファメモリ15,17に供給される。一方、各信号デー
タRAM12,14から信号データx1,x2が読み出されバ
ッファメモリ16,18に供給される。よって、第1の乗算
器19は、係数データa1と信号データx1との値の乗算を
行う。また、第2の乗算器20で、係数データa2と信号
データx2との値の乗算を行う。
【0023】第1ステップより1ステップ後の第2ステ
ップにおいて、第1の乗算器19による乗算結果の値a1
・x1はALU21の一方の入力になり、第2の乗算器20
による乗算結果の値a2・x2はALU21の他方の入力に
なって、ALU21に供給される。ALU21において、第
1の乗算器19の乗算結果の値a1・x1と第2の乗算器20
の乗算結果の値a2・x2との加算を行い、演算結果の値
a1・x1+a2・x2を加算器22の入力として出力する。
【0024】また、第2ステップにおいては、次の係数
データa3,a4が各係数データRAM11,13から読み出
されバッファメモリ15,17に供給され、同時に、次の信
号データx3,x4が各信号データRAM12,14から読み
出されバッファメモリ16,18に供給される。第1の乗算
器19で係数データa3と信号データx3との値の乗算を行
い、第2の乗算器20で係数データa4と信号データx4と
の値の乗算を行い、第1の乗算器19からは乗算結果の値
a3・x3を、第2の乗算器20からは乗算結果の値a4・
x4をALU21の入力としてそれぞれ出力する。
【0025】第3ステップにおいて、アキュームレータ
23に保持した値(初期値0)を加算器22に入力し、ALU
21の演算結果の値a1・x1+a2・x2を加算器22で加算
し、累算結果の値0+a1・x1+a2・x2を算出しアキ
ュームレータ23に保持する。また、第3ステップにおい
て、ALU21で第1の乗算器19の乗算結果の値a3・x3
と第2の乗算器20の乗算結果の値a4・x4との加算を行
い、演算結果の値a3・x3+a4・x4を加算器22の入力
として出力する。
【0026】第4ステップで、加算器22で、ALU21の
演算結果の値a3・x3+a4・x4とアキュームレータ23
に保持した累算結果の値0+a1・x1+a2・x2との加
算を行い累算結果0+a1・x1+a2・x2+a3・x3+
a4・x4を算出し、アキュームレータ23に保持する。こ
のような、動作を繰り返すことにより(数1)が算出され
る。
【0027】なお、前記実施例においては、(数1)の算
出について説明したが、これに限定されるものでなく、
他の算出にも本発明は適用される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル信号データ値を乗算する第1のデジタル乗算手
段と第2のデジタル乗算手段を2つ同時に動作させるこ
とによって演算を行う場合に、1ステップに2回の乗算
が可能となり、効率のよい演算が可能となるので、従来
のDSPよりプログラムのステップ数を少なくでき、処
理時間の短縮化を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるDSPの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるDSPの各手段の処理
を示す図である。
【図3】従来のDSPの構成を示すブロック図である。
【図4】従来のDSPの各手段の処理を示す図である。
【符号の説明】
1,11,13…係数データRAM、 2,12,14…信号デ
ータRAM、 3,4,15,16,17,18…バッファメモ
リ、 5…乗算器、 6,21…ALU、 7,23…アキ
ュムレータ、 19…第1の乗算器、 20…第2の乗算
器、 22…加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号データを乗算する第1のデ
    ジタル乗算手段と、デジタル信号データを乗算する第2
    のデジタル乗算手段と、前記第1のデジタル乗算手段と
    前記第2のデジタル乗算手段との出力値を加算するデジ
    タル加算手段と、該デジタル加算手段の結果を累算する
    デジタル累算手段を備え、前記第1のデジタル乗算手段
    と前記第2のデジタル乗算手段を同時に動作させること
    を特徴とするデジタル信号処理プロセッサ。
JP7086938A 1995-04-12 1995-04-12 デジタル信号処理プロセッサ Pending JPH08287037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7086938A JPH08287037A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 デジタル信号処理プロセッサ

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JP7086938A JPH08287037A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 デジタル信号処理プロセッサ

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JPH08287037A true JPH08287037A (ja) 1996-11-01

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ID=13900817

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JP7086938A Pending JPH08287037A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 デジタル信号処理プロセッサ

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JP (1) JPH08287037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522699A (ja) * 2003-12-29 2007-08-09 ザイリンクス インコーポレイテッド カスケード接続するdspスライスを備えた集積回路
CN103218201A (zh) * 2012-01-19 2013-07-24 联发科技(新加坡)私人有限公司 数字信号处理器及处理方法

Cited By (2)

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