JPH08281535A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JPH08281535A
JPH08281535A JP7090879A JP9087995A JPH08281535A JP H08281535 A JPH08281535 A JP H08281535A JP 7090879 A JP7090879 A JP 7090879A JP 9087995 A JP9087995 A JP 9087995A JP H08281535 A JPH08281535 A JP H08281535A
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JP
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air
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control valve
workpiece
machining
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JP7090879A
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Noboru Itokawa
昇 糸川
Takeshi Sakai
武 堺
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エア駆動シリンダを加工ヘッドに有する加工
装置において、ワークの取付をエアにより確認し、誤加
工を防止する。 【構成】 加工機械100は、ワーク1を取り付ける治
具30と、治具30に対向するエア駆動シリンダ50を
有する。軸30にはエアの吹出口40を備え、ワークで
あるギヤ10が正規の姿勢で取り付けられると、吹出口
40が塞がれて管路44のエア圧が上昇し、制御弁15
0を切り換える。制御弁150から送られてくるエアに
より切換弁120が切り換えられ、エア供給源105の
エアは切換弁60へ送られる。ボタン62が押される
と、エア駆動シリンダ50のピストン51が押下され、
ポンチ54によりギヤ10上にマークが刻印される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク(工作物)を加
工機械のテーブル上に取り付けるための取付装置と、エ
ア駆動シリンダを有する加工ヘッドを備え、ワークが治
具上に確実に着座していることを確認することができる
加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークの取付をエアにより確認する装置
は、例えば実開昭61−120451号公報に開示され
ている。図2は、本発明を適用する歯車等のワーク1の
概要を示すものであって、ギヤ本体10は取付用の貫通
穴12を有する。この貫通穴12の一方の入口部には面
取部14が形成されている。この種のワーク1にあっ
て、面取部14を有する側の器や本体10の側面16に
刻印を打刻しようとする場合に、例えば図8に示すよう
な刻印装置が使用される。
【0003】図8に示す刻印装置は、ワーク1を載置す
るテーブル20と、テーブル20に対して垂直方向に配
設されるエア駆動シリンダ50を有する。エア駆動シリ
ンダ50は、エアの供給源70から管路72を介して供
給される圧縮エアを制御弁60の切換弁62を手動で操
作することにより作動する。切換弁62を押し下げる
と、エア駆動シリンダ50の上部にエアが供給され、ピ
ストン51を介してロッド52を押し下げる。ピストン
ロッド52の先端には、刻印用のポンチ54が装備され
ており、ギヤ本体10の所定の位置にマークを刻印す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の刻印装置でギ
ヤ本体10の所定の位置に刻印を加工する際には、オペ
レータが目視によって器や本体の貫通穴12の面取部1
4を確認し、面取部14がある方のギヤの側面をポンチ
に対向してテーブル上に載置し、ポンチングを行なう必
要があった。この面取部14を目視によって確認する作
業はミスが生じやすく、所定の側面とは反対側の側面に
マークが打刻されてしまうケースがあった。組立工程に
あっては、このマークを確認してギヤを取付けるため
に、ギヤの組立ミス等の不具合の原因となっていた。本
発明は上述した不具合を解消する装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の加工装置は、基
本的な手段として、ワークの取付装置のエア吹出口がワ
ークによって塞がれたときのエア圧力の変化により切換
弁が切り換えられて、加工ヘッドのエア駆動シリンダに
エアが供給されるエア供給回路を備える。
【0006】
【作用】ワークが取付装置に正規の姿勢で取り付けられ
たときにのみ、加工ヘッドのシリンダが駆動されるの
で、加工ミスが防止される。
【0007】
【実施例】図3は、図2に示したワーク1であるギヤ本
体10の要部を示す断面図である。ギヤ本体10の取付
穴12の一方の入口部には面取部14が施され、この取
付部14を有する側のギヤ本体10の側面16に刻印を
施すものとする。この種のワーク1において、ギヤ本体
10の内周部に配設されるフランジ部17と刻印を施す
第1の側面16との間の高さ寸法W1をフランジ部17
と第1の側面16とは反対側の側面18の間の高さ寸法
に比べて小さな寸法に設定する。具体的には、寸法W1
は寸法W2に比べて1mm程度小さくなるように設計す
る。
【0008】図4は、ワーク1を取付けるための取付治
具30を示し、取付治具30は、中央に立設されるピン
31と、ピン31に直交する水平面で形成されるテーブ
ル32を有する。ワーク1はその取付穴12をピン31
に差し込んで取付治具30上に載置される。取付治具3
0のピン31の外周部にはスペーサ34が嵌装される。
このスペーサ34は、例えばリング状のもので、ワーク
1の寸法W2に相当する高さ寸法を有する。また、取付
治具30のテーブル面32には、エアの吹出口40が設
けてあり、管路42を介して圧縮エアが供給される。そ
こで、ワーク1が刻印を施すべき第1の側面16を上に
して治具30に対して取り付けられると、第2の側面1
8が取付治具30上のエアの吹出口40を塞ぐ。
【0009】図5は、エアの吹出口40が塞がれたとき
の状態を示し、配管42を介して供給されるエアA
1は、吹出口から逃げることなく、分岐された配管44
側へエアA2として流れる。
【0010】図6は、打刻を施すべき第1の側面が下向
きに治具30上に載置された状態を示す。この場合に
は、ギヤのフランジ17と第1の側面16との間の厚さ
寸法W1は、スペーサ34の高さ寸法に比べて小さく設
定してあるので、取付治具30のテーブル面32と第1
の側面16との間には間隙G1が形成される。具体的に
は間隙G1は1mm程度の寸法に設定されればよい。
【0011】図7は、間隙G1の存在によって、エアの
吹出口40が開放され、配管42から供給されるエアA
1は、この間隙から取付治具のテーブル32上に噴出す
る。このために、分岐管44に送られるエアA3の圧力
は、吹出口40が密封されたときのエアA2の圧力に比
べて低下する。本発明のワーク取付装置は、以上の原理
を利用してワークの正しいし性での着座を確認すること
ができる。
【0012】図1は、以上に説明したワーク取付装置を
備える刻印置の回路構成を示す説明図である。エアの供
給源105からのエアは、リリーフ弁等を介して管路1
12へ送り出され、このエアは管路114,116に分
岐される。管路114は第2の制御弁120を介して管
路122に連通し、刻印装置の起動用制御弁60に連通
する。
【0013】切換弁120は、常時は閉じる位置にあっ
て、管路122にはエアは供給されない。管路116の
エアは、制御弁150へ入り、管路152を通って第1
の速度制御弁161へ送られる。第1の速度制御弁16
1を出たエアは、管路42を介してワーク1の取付治具
30に設けたエア吹出口40へ送られる。
【0014】ワーク1が正規の姿勢とは裏返した治具3
0上に載置されたときには、エアは吹出口40から流出
し、管路44側のエア圧は低下する。そこで、制御弁1
50は図示の状態を保ち、切換弁120も切り換えられ
ない。したがって、管路122へもエアは送られず、オ
ペレータが起動ボタン62を押下してもエア駆動シリン
ダ50は作動しない。
【0015】ワーク1が正規の姿勢で取り付けられる
と、吹出口が密封され、管路44のエア圧が上昇する。
このエアは第2の速度制御弁162を介して管路163
へ送られ、制御弁150のスプールを押して回路を切り
換える。この切り換えによって、管路116のエアは、
管路153側へ送り出され、このエアは、切換弁120
のスプールを押して、回路を切り換える。これにより、
管路114と管路122は連通し、起動ボタン62を押
下すると、エアは管路124を介してエア駆動シリンダ
50の上部へ送り込まれる。ピストン51とピストンロ
ッド52は押下され、ポンチ54によってギヤ本体10
上に刻印が実行される。
【0016】管路153のエアは、タイマー回路170
へも送られる。タイマー回路は所定の時間(例えば10
秒)が経過すると、弁172を切り換えるように設定さ
れている。この時間が経過すると、弁172が切り換え
られ、管路130のエアは、シャフトバルブ180へ送
られる。シャフトバルブ180の出口は管路182を介
して制御弁150へ送られ、スプールを初期の状態にリ
セットさせる。タイマー回路170に並列にリセット用
のバルブを備え、ボタン192を押下すことによって、
制御弁150をリセットすることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、ワークを加工装
置のテーブル上に取り付けるための治具とエア駆動シリ
ンダを有する加工装置において、ワークが正規の姿勢で
取り付けられたときに封止されるエアの吹出口を設け、
このエアの吹出口にエアを供給するための第1の管路
と、このエア供給用の管路から分岐する第2の管路を備
えるものである。そして、第1の管路に所定圧のエアを
供給するとともに、第2の管路のエア圧を検知すること
によって、ワークが正規な姿勢で取り付けられたか否か
を検知することができる。この構成によって、ワークの
取付ミスを防止することができる。
【0018】また、上述した第2の管路のエア圧により
作動する制御弁をワークに対する加工用のエア駆動シリ
ンダへの管路に配設することによって、ワークが正規な
姿勢で取り付けられたときのみ、加工用のエア駆動シリ
ンダを作動する構成とすることができる。この構成によ
り誤加工が防止され生産効率も向上する。また、他の利
用として管路122を別途圧力スイッチに接続すること
により、エア圧力を電気信号に変換してこの装置を使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工装置のエア駆動回路を示す説明
図。
【図2】本発明の加工装置が対象とするワーク。
【図3】ワークの構造を示す断面図。
【図4】ワークとワーク取付装置の関係を示す説明図。
【図5】図4の要部の拡大図。
【図6】ワークが誤って取り付けられたときのワークと
ワーク取付装置の関係を示す説明図。
【図7】図6の要部の拡大図。
【図8】従来の加工装置のエア駆動回路を示す説明図。
【符号の説明】
1 ワーク 10 ギヤ本体 12 取付穴 14 面取部 16 マークの打刻側面 17 フランジ 30 取付治具 40 エア吹出口 50 エア駆動シリンダ 54 ポンチ 60 起動弁 100 加工装置 105 エア供給源 120 切換弁 150 制御弁 170 タイマー回路 190 リセット弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの取付装置と、ワークの取付装置
    に対向して配設されるエア駆動シリンダを有する加工ヘ
    ッドと、エアの供給源と、エアの供給源とエア駆動シリ
    ンダとの間に配設される切換弁と、ワークの取付装置の
    ワーク着座面に開口するエア吹出口とを備え、 ワークの取付装置のエア吹出口がワークによって塞がれ
    たときのエア圧力の変化により切換弁が切り換えられ
    て、加工ヘッドのエア駆動シリンダにエアが供給される
    エア供給回路を備えた加工装置。
  2. 【請求項2】 エアの供給源とエアの吹出口との間に配
    設される制御弁を備え、エアの供給源とエア駆動シリン
    ダとの回路に配設される切換弁は、上記制御弁を介して
    切り換えられる請求項1記載の加工装置。
  3. 【請求項3】 切換弁を有するタイマー回路を備え、ワ
    ークの着座が確認された後の一定時間経過後に上記制御
    弁がリセットされる請求項2記載の加工装置。
  4. 【請求項4】 タイマー回路と並列にマニュアル操作の
    リセット用切換弁を備える請求項3記載の加工装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019525A (ja) * 2001-07-03 2003-01-21 Denso Corp 鋏め装置の着座検出機構及びその検出方法
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CN105901811A (zh) * 2016-05-27 2016-08-31 沭阳翔泰服装有限公司 一种具有安全防护功能的装纽钉扣机

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