JPH08280797A - 腕固定具 - Google Patents

腕固定具

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JPH08280797A
JPH08280797A JP7117945A JP11794595A JPH08280797A JP H08280797 A JPH08280797 A JP H08280797A JP 7117945 A JP7117945 A JP 7117945A JP 11794595 A JP11794595 A JP 11794595A JP H08280797 A JPH08280797 A JP H08280797A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
bag
core material
band
hard core
Prior art date
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Pending
Application number
JP7117945A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kusaka
裕行 日下
Nobukado Matsuzuka
展門 松塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuya Sogo Kenkyusho KK
Original Assignee
Matsuya Sogo Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点滴注射針や薬液供給チューブが外れないよ
う腕の動きを止め、固定する点滴用腕固定具を提供す
る。 【構成】 交換可能な袋30に挿入して、包んだ溝型の
硬質芯材20の凹面側を、前記袋30を介して腕10の
外面に当てる如く構成し、更に前記袋30の両側に取付
けたバンド40,40に緩衝材50を設け、該バンド4
0,40を腕10の回わりに巻付けて、腕10に硬質芯
材20を固定可能に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕に点滴をするに当た
って、腕が動いて、点滴注射針が抜けたり、薬液供給用
チューブが外れたりして、薬液が漏れるのを防ぐために
腕を固定する腕固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腕に点滴をするに当たって、腕に
先端を差し込んだ点滴注射針を腕に固定するために、注
射針の露出部を腕に重ねた状態で、テープを貼ったり、
包帯を巻き付けたりして、動かないようにしている。
【0003】しかしながら、従来の点滴注射針の腕への
固定手段は、例えば次のような状態になり、テープ・包
帯等が外れ、注射針が抜けたり、薬液供給用チューブが
外れたりして、薬液が漏れることがあると言う問題点が
ある。すなわち、 ア)痴呆老人・乳児・幼児等が無意識に腕・体を動か
す。 イ)自覚を持った患者でも、睡眠時には無意識に腕を動
かす。 なお、薬液が漏れると、患者が困るだけでなく、病院側
にも支障が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の点滴注射針の腕への固定手段は、腕が
動いて、テープ・包帯等が外れ、注射針が抜けたり、薬
液供給用チューブが外れたりして、薬液が漏れることが
あることである。本発明は、これらの課題に着目して、
薬液が漏れることのないよう腕を固定する点滴用腕固定
具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図面を参考にして説明す
る。第1の発明は、交換可能な袋30に挿入して、包ん
だ断面溝型の硬質芯材20の凹面側を、前記袋30を介
して腕10の外面に当てる如く構成し、更に前記袋30
の両側に取付けたバンド40,40に緩衝材50を設
け、該バンド40,40を腕10の回わりに巻付けて、
腕10に硬質芯材20を固定可能に構成した腕固定具で
ある。
【0006】第2の発明は、上記第1の発明の構成に加
えて、バンド40,40の先端部に、先端部同士を重ね
合わせ、押え付けることにより、結合させることが出来
るバンド用密植ファスナー41,41を設けたものであ
る。
【0007】第3の発明は、上記第1あるいは第3の発
明の構成に加えて、袋30の口の相対する内面に、重ね
合わせ、外側から押え付けることにより、結合させるこ
とが出来る口閉じ用密植ファスナー31を設けると共
に、硬質芯材20に少なくとも1個の孔21を開け、袋
30の前記孔21に対応する部分の相対する内面に、重
ね合わせ、外側から押え付けることにより、結合させる
ことが出来るズレ防止用密植ファスナー32,32を設
けてなるものである。
【0008】
【実施例】実施例についてまず図1乃至図5によって説
明すると、20は点滴をする腕10の外半面に巻き付
け、覆う樹脂・硬質ゴム等よりなる溝型の硬質芯材であ
るが、必要に応じ図6に示す如く手首側が小さくなるよ
うに斜めに切取ってある。30はその硬質芯材20を挿
入し、包む袋であるが、必要に応じ図7に示す如く硬質
芯材20の内壁と袋30の内面との間に緩衝シート22
を介在させる。両側に緩衝材50を設けたバンド40,
40を袋30に取付けてあり、前記硬質芯材20を袋3
0に挿入して、包んだ状態で、硬質芯材20の凹面側
を、前記袋30を介して腕10の外面に当て、バンド4
0,40を腕10の周りに巻付けて、硬質芯材20に腕
10を固定するようにしてある。図6に示す手首側が小
さい硬質芯材20のときには、袋30も手首側を小さく
形成する。
【0009】さらに詳細に説明すると、バンド40,4
0の先端部には、先端部同士を重ね合わせ、押え付ける
ことにより、結合させることが出来るバンド用密植ファ
スナー(商標名、マジックテープ)41,41を設けて
あり、袋30の口の相対する内面には、重ね合わせて、
外側から押えて、口を閉じる口閉じ用密植ファスナー3
1を設け、硬質芯材20に少なくとも1個の孔21を開
け、布製袋30の前記孔21に対応する部分の相対する
内面には、重ね合わせ、外側から押え付けて、布製袋3
0が幅方向にずれないようにするズレ防止用密植ファス
ナー32,32を設けてある。なお、腕10の太さ・長
さには個人差があるので、サイズについては複数種準備
する必要がある。また、大きさに関しては図5に示す如
く腕10をはみ出させる場合と、図8に示す如く腕10
を没入する場合の2通りがある。
【0010】さらに、各バンド40,40の内面幅方向
に、適当な間隔を開けて、腕10の血管への圧迫を緩和
するプラスチック丸棒等よりなる緩衝材50を設けるこ
とも出来る。袋30の材料は、紙・合成樹脂フイルム・
布のいずれでもよく、洗浄や安価で使い捨てに適したも
のが好都合である。
【0011】
【作用】点滴をする腕10の外半面に袋30に包んだ硬
質芯材20の凹面側を当て、点滴注射針60を刺してか
らバンド40,40を巻き付けて、対応する密植ファス
ナー41,41同士を重ね合わせ、押し付けることによ
り、硬質芯材20に腕10を固定、点滴注射針60を安
定状態にする。
【0012】上記の通りにすることによって、腕10の
動きを止めることが出来、点滴注射針60が抜けたり、
薬液供給用チューブ61が外れたりして、薬液が漏れる
ことはない。その際、緩衝材50が腕10とバンド40
との間に介在するため、バンド40の血管への圧迫が緩
和され、血流が抑制されるようなこともない。
【0013】図9に示す如く、肘側のバンド40によっ
て点滴注射針60を保持すると共に、手首側バンド40
によって、薬液供給用チューブ61を保持するようにす
ることも出来る。このようにすれば、点滴注射針60か
ら薬液供給用チューブ61が外れることがなくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
点滴の際、痴呆老人・乳幼児、さらに正常な患者でも、
睡眠時に腕10が固定され、注射針が抜けたり、薬液供
給用チューブが外れたりして、薬液が漏れることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の使用状態を示す平面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の部品の布製袋の平面図である。
【図4】本発明の部品の硬質芯材の平面図である。
【図5】本発明の実施例の使用状態を示す断面図であ
る。
【図6】硬質芯材の変形例の側面図である。
【図7】緩衝シート22を介在させたときの図5相当図
である。
【図8】変更実施例を示す図5相当図である。
【図9】本発明の変形使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 腕 20 硬質芯材 21 孔 22 緩衝シート 30 袋 31 口閉じ用密植ファスナー 32 ズレ防止用密植ファスナー 40 バンド 41 バンド用密植ファスナー 50 緩衝材 60 点滴注射針 61 薬液供給用チューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な袋(30)に挿入して、包ん
    だ溝型の硬質芯材(20)の凹面側を、前記袋(30)
    を介して腕(10)の外面に当てる如く構成し、更に前
    記袋(30)の両側に取付けたバンド(40,40)に
    緩衝材(50)を設け、該バンド(40,40)を腕
    (10)の回わりに巻付けて、腕(10)に硬質芯材
    (20)を固定可能に構成した腕固定具。
  2. 【請求項2】 バンド(40,40)が、その先端部
    に、先端部同士を重ね合わせ、押え付けることにより、
    結合させることが出来るバンド用密植ファスナー(4
    1,41)を設けてなる請求項1記載の腕固定具。
  3. 【請求項3】 硬質芯材(20)が、少なくとも1個の
    孔(21)を開けてなり、袋(30)が、その口の相対
    する内面に、重ね合わせ、外側から押え付けることによ
    り、結合させることが出来る口閉じ用密植ファスナー
    (31)設け、且つ前記孔(21)に対応する部分の相
    対する内面に、重ね合わせ、外側から押え付けることに
    より、結合させることが出来るズレ防止用密植ファスナ
    ー(32,32)を設けてなる請求項1又は2記載の腕
    固定具。
JP7117945A 1995-04-18 1995-04-18 腕固定具 Pending JPH08280797A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224216A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Sachiko Naka 注射用固定袋
JP2009254889A (ja) * 2003-12-11 2009-11-05 Takako Omae 医療チューブ固定ベルト
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KR20210001382U (ko) * 2019-12-12 2021-06-22 대한민국(농촌진흥청장) 가축의 뒷다리를 고정시킬 수 있는 보정 장치

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