JPH08279765A - 畳込み符号ならびにトレリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置 - Google Patents

畳込み符号ならびにトレリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置

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JPH08279765A
JPH08279765A JP8042095A JP8042095A JPH08279765A JP H08279765 A JPH08279765 A JP H08279765A JP 8042095 A JP8042095 A JP 8042095A JP 8042095 A JP8042095 A JP 8042095A JP H08279765 A JPH08279765 A JP H08279765A
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path metric
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JP8042095A
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Takashi Okubo
隆志 大久保
Hiroshi Nogami
博志 野上
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 畳み込み符号ならびにトレリス符号を復号す
る回路において、計算手数を減らし処理の高速化を図
る。 【構成】 パスメトリック比較回路102により前回の
パスメトリックを比較して、小さいメトリックのパスを
選び、その選んだパスから延びる枝のメトリックを枝メ
トリック計算回路101で求め、ACS回路103で前
回のパスメトリックと加算比較し、最も小さいメトリッ
クを今回のパスメトリックとして出力し、パスメトリッ
クメモリの更新と生き残りパスに対応する推定情報ビッ
トをパスメモリへ出力するが、前記回路でパスメトリッ
クメモリ104から時刻i−1の各状態のパスメトリッ
クSn(i−1)(n=0,1,……,N−1)を読み
出して比較し、小さいものからK個(N−2≧K≧1)
選び、このK個に対してのみ枝メトリックを求めるパス
メトリック比較回路102を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル放送シス
テムに係り、特に、畳込み符号化器ならびにトレリス符
号化器を用いて符号化したデータ信号のための復号アル
ゴリズムとそれを有する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なアルゴリズムとしてビタビアル
ゴリズムがあり、このビタビアルゴリズムの概要として
は、例えば、今井秀樹著「符号理論」電子情報通信学会
発行pp.280−312(1990)に示されている。
図7はかかる従来例の復号回路を示すブロック図であっ
て、701は枝メトリック計算回路、702はACS回
路、703はパスメトリックメモリ、704はパスメモ
リである。
【0003】同図において、受信信号が枝メトリック計
算回路701に入力されて、各状態から延びる枝全てに
対する枝メトリックが求められ、その計算結果がACS
回路702に供給される。このACS回路では、前回の
パスメトリックに枝メトリックが加算されて比較され、
小さい方の値が選択されて今回のパスメトリックとして
出力されて、パスメトリックメモリ703を更新すると
ともに、生き残りパスの最新の枝に対応する推定情報ビ
ットをパスメモリ704に供給する。
【0004】図8はパンクチャードを伴う場合の従来例
の復号回路を示すブロック図であって、801はダミー
データ挿入回路、802は枝メトリック計算回路、80
3はACS回路、804はパスメトリックメモリ、80
5はパスメモリである。
【0005】同図において、受信信号がダミービット挿
入回路801に供給され、消去されたビット位置にダミ
ービットが挿入されて原符号が生成され、この原符号
は、ダミービットの位置で枝メトリックの計算が行なわ
れずに、図7に示した従来例と同様に、復号アルゴリズ
ムが実施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来例では、畳
込み符号化器ならびにトレリス符号化器における制約長
あるいは状態数の増加にともない、復号アルゴリズムの
計算手数が指数的に増加し、あるいは必要なメモリが増
大する。
【0007】この発明の目的は、かかる問題を解消し、
良好な復号特性(誤り率)を保ちつつ計算手数を減ら
し、あるいは必要なメモリを減らすことができるように
した、畳込み符号ならびにトレリス符号用の復号アルゴ
リズムとそれを用いる受信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による畳込み符号ならびにトレリス符号の復
号アルゴリズムは、トレリス線図で時刻i−1における
パスメトリックSn(但し、n=0,1,……,N−
1)のうち、パスメトリックの小さいものからK個(但
し、N−2≧K≧1)のみについて、それに接続される
時刻iの枝メトリック(枝測度)を計算し、夫々生き残
りパスを決定する。
【0009】また、本発明による畳込み符号ならびにト
レリス符号の復号アルゴリズムは、上記の畳込み符号な
らびにトレリス符号の復号アルゴリズムにおいて、トレ
リス線図の時刻i−1におけるパスメトリックSn(i
−1)が、ある閾値ST より大きいとき、それに接続さ
れる枝全てについて、時刻iにおける枝メトリックを計
算せず、時刻iにおける枝メトリックを定数とする。
【0010】さらに、本発明による畳込み符号ならびに
トレリス符号の復号アルゴリズムは、トレリス線図の時
刻i−1におけるパスメトリックSn(i−1)が、あ
る閾値SP より大きいとき、その状態nからパスを延ば
さず、かつ、何れかの場合もパスメトリックが最小の1
本は残す。
【0011】さらにまた、本発明による畳込み符号なら
びにトレリス符号の復号アルゴリズムは、上記の畳込み
符号化ならびにトレリス符号化の際にパンクチャード
(抜取り)を伴う場合で、雑音電力が送信信号電力に比
べて比較的小さい場合、抜き取られていないビットに対
するシンボルの一部について、その枝メトリックを計算
しない。
【0012】本発明による畳込み符号ならびにトレリス
符号用の復号回路を備えた受信装置は、状態遷移が起き
たときに出力される符号の種類の数だけ枝メトリックを
計算し、同じ符号を出す枝に対しては、計算結果を用い
て再度枝メトリックの計算は行なわない。
【0013】
【作用】時刻i−1におけるパスメトリックSn(i−
1)の小さいものからK個(N−2≧K≧1)のみにつ
いて計算し、N−K個分計算しないことにより、計算手
数を減らすことができる。
【0014】時刻i−1におけるパスメトリックSn
(i−1)がある閾値ST より大きいとき、それに接続
される枝全てについて、時刻iにおける枝メトリックを
定数に置き換え、枝メトリックを計算しないことによ
り、計算手数を減らすことができる。
【0015】状態数が状態遷移が起きたときに出力され
る符号の種類の数より大きい場合、状態遷移が起きたと
きに出力される符号の種類の数だけ枝メトリックを計算
し、同じ符号が出力される枝に対して再度枝メトリック
の計算を行なわず計算結果を用いることにより計算手数
を減らすことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による畳込み符号ならびにトレリス符
号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置の第1
の実施例を示すブロック図であって、101は枝メトリ
ック計算回路、102はパスメトリック比較回路、10
3はACS回路、104はパスメトリックメモリ、10
5はパスメモリである。
【0017】同図において、この実施例は、各状態のパ
スメトリックを比較して計算し、パスを選択するパスメ
トリック比較回路102と、枝メトリックを計算するた
めの枝メトリック計算回路101と、枝メトリックとパ
スメトリックを加算して同じステートに合流するパスに
対して生き残りパスを選択するACS回路103と、パ
スメトリックを記憶しておくパスメトリックメモリ10
4と、そのパスの最新の枝に対応した推定情報ビットを
記憶するパスメモリ105とから構成されている。
【0018】パスメトリック比較回路102は、パスメ
トリックメモリ104に記憶されている時刻i−1の各
状態のパスメトリックSn(i−1)(n=0,1,…
…,N−1)を順次比較して、パスメトリックが小さい
ものからK個(N−2≧K≧1)選び、その選んだパス
を枝メトリック計算回路101に送って、その選んだパ
スに接続する枝のみ枝メトリックを計算するとし、その
出力をACS回路103に供給する。ACS回路103
でも、パスメトリック比較回路102が選択したパスに
従って、枝メトリックとパスメトリックを加算して比較
し、生き残りパスを選択し、そのパスの枝に対応した推
定情報ビットをパスメモリに出力する。
【0019】図2は本発明による畳込み符号ならびにト
レリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装
置の第2の実施例を示すブロック図であって、201は
枝メトリック計算回路、202はパスメトリック比較回
路、203はACS回路、204はパスメトリックメモ
リ、205はパスメモリ、206は枝メトリック設定回
路である。
【0020】同図において、この実施例は、各状態のパ
スメトリックと閾値を比較するパスメトリック比較回路
202と、計算しない枝メトリックに対して0または定
数を与える枝メトリック設定回路206と、枝メトリッ
クを計算するための枝メトリック計算回路201と、枝
メトリックとパスメトリックを加算して同じステートに
合流するパスに対して生き残りパスを選択するACS回
路203と、パスメトリックを記憶しておくパスメトリ
ックメモリ204と、そのパスの最新の枝に対応した推
定情報ビットを記憶するパスメモリ205とから構成さ
れている。
【0021】パスメトリック比較回路202は、パスメ
トリックに対する閾値を設定することができ、パスメト
リックメモリ204に記憶されている時刻i−1の各状
態のパスメトリックSn(i−1)を読み出して、この
閾値より大きいときに枝メトリックの計算を抑制し、そ
のパスに接続する枝の全てに対して定数を与える。AC
S回路203は、これにより、時刻iにおける各状態の
パスメトリックがこの閾値より大きいとき、定数が供給
され、閾値より小さい場合には、計算された枝メトリッ
クが供給される。
【0022】また、上記の構成において、時刻i−1に
おけるパスメトリックがある閾値より大きい場合には、
そのパスに接続する枝メトリックは計算せず、枝メトリ
ックを0としてACS回路203に供給する。
【0023】さらに、パスメトリックメモリ104に記
憶されている時刻i−1の各状態のパスメトリックSn
(i−1)を読み出して、上記閾値より大きいときに枝
メトリックの計算を抑制し、かつ、ACS回路203も
計算が抑制され、パスを延ばさず打ち切る。しかし、最
小のパスメトリックを持つパスは、枝メトリックの計算
及びACS回路203による計算が行なわれてパスは残
される。
【0024】図3は本発明による畳込み符号ならびにト
レリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装
置の第3の実施例を示すブロック図であって、301は
ダミーデータ挿入回路、302は枝メトリック計算回
路、303は枝メトリック計算抑制回路、304はAC
S回路、305はパスメトリックメモリ、306はパス
メモリである。
【0025】同図において、この実施例は、送信する際
に抜取りを行なったビットの位置にダミーデータを挿入
するダミーデータ挿入回路301と、枝メトリックを計
算するための枝メトリック計算回路302と、枝メトリ
ックを計算する際に抜き取られていないビットに対して
一部計算を抑制する枝メトリック計算抑制回路303
と、枝メトリックとパスメトリックを加算して同じステ
ートに合流するパスに対して生き残りパスを選択するA
CS回路304と、パスメトリックを記憶しておくパス
メトリックメモリ305と、そのパスの最新の枝に対応
した情報ビットを記憶するパスメモリ306とから構成
されている。
【0026】受信データは、符号化の際に抜取りがなさ
れているため、ダミーデータ挿入回路301で供給され
る符号ビット列に対して符号化した際の消去パターンの
0の位置にダミービットを挿入する。このダミービット
挿入回路301の出力符号ビット列は、枝メトリック計
算回路302に供給される。ここでは、枝メトリック計
算抑制回路303により、抜き取られていないビットの
一部に対して枝メトリックの計算をしないビットを決め
て、枝メトリックが計算される。そして、計算された枝
メトリックは、ACS回路304に送られて枝に対応す
るパスメトリックに加算され、同じステートに合流する
パスと比較して生き残りパスを選択し、そのパスに対応
した推定情報ビットをパスメモリ306に出力する。
【0027】図4は本発明による畳込み符号ならびにト
レリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装
置の第4の実施例を示すブロック図であって、401は
枝メトリック計算回路、402は状態選択回路、403
はLUT(ルックアップテーブル)、404はACS回
路、405はパスメトリックメモリ、406はパスメモ
リである。
【0028】同図において、この実施例は、枝メトリッ
クを計算するための枝メトリック計算回路401と、同
じ符号を出す枝が接続する状態が符号毎に書き込んであ
るLUT403と、LUT403の内容を参照して同じ
符号を出力する枝が接続する状態を選択する状態選択回
路402と、枝メトリックとパスメトリックを加算して
同じステートに合流するパスに対して比較し、生き残り
パスを選択するACS回路404と、パスメトリックを
記憶しておくパスメトリックメモリ405と、そのパス
の最新の枝に対応した推定情報ビットを記憶するパスメ
モリ406とから構成されている。
【0029】例えば、図5に示すように、畳込み符号化
器が、拘束長3,1ビット入力毎に2ビット出力する
(符号化率1/2)ことができ、1シンボル分の時間だ
けデータを遅延させる遅延回路501A〜501Cと、
排他的論理和回路502A〜502Dにより構成されて
いる。
【0030】このような符号化器における状態(Si 1
i 2,Si 3)としては、状態(0,0,0)、状態
(0,0,1)、状態(0,1,0)、状態(0,1,
1)、状態(1,0,0)、状態(1,0,1)、状態
(1,1,0)、状態(1,1,1)の8つの状態をと
り、入力aiが与えられたときに遷移できる状態は常に
2通りである。
【0031】即ち、状態(0,0,0)の場合、入力が
0のときには状態(0,0,0)に遷移し、入力が1の
ときには状態(1,0,0,)に遷移する。状態(0,
0,1)の場合、入力が0のときには状態(0,0,
0)に遷移し、入力が1のときには状態(1,0,
0,)に遷移する。状態(0,1,0)の場合、入力が
0のときには状態(0,0,1)に遷移し、入力が1の
ときには状態(1,0,1)に遷移する。状態(0,
1,1,)の場合、入力が0のときには状態(0,0,
1)に遷移し、入力が1のときには状態(1,0,1)
に遷移する。状態(1,0,0,)の場合、入力が0の
ときには状態(0,1,0)に遷移し、入力が1のとき
には状態(1,1,0)に遷移する。状態(1,0,
1)の場合、入力が0のときには状態(0,1,0)に
遷移し、入力が1のときには状態(1,1,0)に遷移
する。状態(1,1,0)の場合、入力が0のときには
状態(0,1,1,)に遷移し、入力が1のときには状
態(1,1,1)に遷移する。状態(1,1,1)の場
合、入力が0のときには状態(0,1,1,)に遷移
し、入力が1のときには状態(1,1,1)に遷移す
る。
【0032】図6はこのような状態遷移を示すトレリス
線図である。
【0033】同図において、実線の枝は入力0による遷
移を示し、破線の枝は入力1による遷移を示す。また、
枝に沿って示す数字は、その枝の遷移が起きたときに出
力される符号(x01)である。出力される符号は、
この場合、(0,0)、(0,1)、(1,0)、
(1,1)の4通りしかないことから、この4通りに対
して受信系列との間の枝メトリックを計算する。
【0034】図4におけるLUT403には、同じ符号
を出す枝が接続する状態が出力される符号毎に書き込ま
れており、出力される符号と受信系列との枝メトリック
を1組求めると、ACS回路404では、LUT403
を参照して同じ符号を出す枝が接続する各状態について
パスメトリックが計算され、その状態に合流するパスの
うち最尤のパスが選択されて、パスメトリックメモリ4
05を更新するとともに、選択された枝に対応した推定
情報ビットがパスメモリ406に出力される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
枝メトリック計算回路で枝メトリックを計算される前
に、パスメトリック比較回路において、事前にパスメト
リックを比較し、パスメトリックを計算するパスを選択
し、全てのパスについて計算しないため、計算手数を減
らすことができ、復号処理の高速化が可能となる。
【0036】また、状態が遷移する前に、同じ符号が出
力される枝に対して、一度計算した枝メトリックを与え
ることで再度計算しないことにより、処理速度の高速化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による畳込み符号ならびにトレリス符号
用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置の第1の
実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による畳込み符号ならびにトレリス符号
用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置の第2の
実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明による畳込み符号ならびにトレリス符号
用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置の第3の
実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明による畳込み符号ならびにトレリス符号
用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置の第4の
実施例を示すブロック図である。
【図5】図4に示した実施例に対する畳込み符号化器の
一例を示すブロック図である。
【図6】図4に示した実施例でのトレリス線図である。
【図7】ビタビアルゴリズムを実行する受信装置の一従
来例を示すブロック図である。
【図8】パンクチャードを伴うビタビアルゴリズムを実
行する受信装置の一従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,201,302,401 枝メトリック計算回
路 102,202 パスメトリック比較回路 103,203,304,404 ACS回路 104,204,305,405 パスメトリックメモ
リ 105,205,306,406 パスメモリ 206 枝メトリック設定回路 301 ダミーデータ挿入回路 303 枝メトリック計算抑制回路 402 状態選択回路 403 ルックアップテーブル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝メトリック演算前にパスメトリックメ
    モリからパスメトリックを読み込み比較を行なうパスメ
    トリック比較回路と、該パスメトリック比較回路により
    比較選択されたパスに接続する枝のメトリックを計算す
    る枝メトリック計算回路と、枝メトリックと前回のパス
    メトリックを加算して比較し小さい値の方を選択して今
    回のパスメトリックとするACS回路と、パスメトリッ
    クを記憶するパスメトリックメモリと、該ACS回路に
    よって選択された枝が対応する推定情報ビットを記憶す
    るパスメモリを備えた復号回路において、 該パスメトリック比較回路でパスメトリックの比較を行
    ない、パスメトリックの小さいものからK個選んで、そ
    の選ばれたパスについてのみビタビアルゴリズムを実行
    することを特徴とする復号アルゴリズム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の復号アルゴリズムを有す
    る受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記パスメトリック比較回路は、前記パスメトリックに
    対して閾値を設定できるものとし、該閾値と前記パスメ
    トリックを比較して、該閾値より大きければ、前記枝メ
    トリック計算回路でメトリックを計算せず、代わりに定
    数を与えることを特徴とする復号アルゴリズム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の復号アルゴリズムを有す
    る受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記パスメトリック比較回路は、前記パスメトリックに
    対して閾値を設定できるものとし、該閾値と前記パスメ
    トリックを比較して、該閾値より大きければ、前記枝メ
    トリック計算回路でメトリックを計算せず、0とするこ
    とを特徴とする復号アルゴリズム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の復号アルゴリズムを有す
    る受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記パスメトリック比較回路は、前記パスメトリックに
    対して閾値を設定できるものとし、該閾値と前記パスメ
    トリックを比較して、該閾値より大きければ、そのパス
    を延ばさず打ち切ることを特徴とする復号アルゴリズ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の復号アルゴリズムを有す
    る受信装置。
  9. 【請求項9】 抜取りが行なわれている受信信号に対し
    てダミービットの挿入を行なって原符号を生成するダミ
    ービット挿入回路と、該ダミービット挿入回路が出力す
    る原符号を用いて枝メトリックを計算する枝メトリック
    計算回路と、該枝メトリックの計算を抑制する枝メトリ
    ック計算抑制回路と、該枝メトリックと前回のパスメト
    リックを加算して比較し小さい値の方を選択して今回の
    パスメトリックとするACS回路と、該パスメトリック
    を記憶するパスメトリックメモリと、該ACS回路によ
    って選択されたパスの最新の枝が対応する推定情報ビッ
    トを記憶するパスメモリとを備えた畳込み符号およびト
    レリス符号化用の復号回路において、 該枝メトリック計算抑制回路で、抜取りが行なわれてい
    ないビットの一部に対して枝メトリックを計算しないこ
    とを特徴とする復号アルゴリズム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の復号アルゴリズムを有
    する受信装置。
  11. 【請求項11】 受信信号を入力して枝メトリックを計
    算する枝メトリック計算回路と、同じ符号が出力される
    枝が接続する状態を1つのグループとしてテーブル化し
    たルックアップテーブルと、該枝メトリックと前回のパ
    スメトリックを加算して比較し小さい値の方を選択して
    今回のパスメトリックとするACS回路と、該パスメト
    リックを記憶するパスメトリックメモリと、該ACS回
    路によって選択されたパスの最新の枝が対応する推定情
    報ビットを記憶するパスメモリとを備えた畳込み符号お
    よびトレリス符号化用の復号回路において、 該枝メトリック計算回路で、状態遷移が起きたときに出
    力される符号の種類だけ計算し、該ACS回路に枝メト
    リックを入力する際に同じ符号が出力される枝のメトリ
    ックは該ルックアップテーブルを参照して計算した枝メ
    トリックを与えることを特徴とする復号アルゴリズム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の復号アルゴリズムを
    有する受信装置。
JP8042095A 1995-04-05 1995-04-05 畳込み符号ならびにトレリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置 Pending JPH08279765A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100340222B1 (ko) * 2000-05-22 2002-06-12 주민 다수준 격자부호변조방식의 복호화방법 및 장치
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JP2019522437A (ja) * 2016-07-22 2019-08-08 シェンチェン スーパー データ リンク テクノロジー リミテッド OvXDMシステムに適用される一種類のファストデコード方法、装置及びOvXDMシステム

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