JPH08276019A - 呼吸用気体供給装置 - Google Patents
呼吸用気体供給装置Info
- Publication number
- JPH08276019A JPH08276019A JP7102940A JP10294095A JPH08276019A JP H08276019 A JPH08276019 A JP H08276019A JP 7102940 A JP7102940 A JP 7102940A JP 10294095 A JP10294095 A JP 10294095A JP H08276019 A JPH08276019 A JP H08276019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breathing
- gas
- water
- oxygen
- hollow fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加湿器を具備したＰＳＡ法による呼吸用気体
供給装置において気泡式加湿器のように気泡の破裂音に
よる騒音の発生がなくしかも該加湿器の取扱い上の不備
のために酸素ガスが漏れることがない加湿器を備えた呼
吸用気体供給装置を提供する。 【構成】 加湿手段３は水分のみを良く透過することが
可能な水分透過膜を中空糸状に加工し該中空糸を水の入
った受容器５内を通し該中空糸の中の通路に呼吸用の酸
素富化ガスを通させて加湿する。
供給装置において気泡式加湿器のように気泡の破裂音に
よる騒音の発生がなくしかも該加湿器の取扱い上の不備
のために酸素ガスが漏れることがない加湿器を備えた呼
吸用気体供給装置を提供する。 【構成】 加湿手段３は水分のみを良く透過することが
可能な水分透過膜を中空糸状に加工し該中空糸を水の入
った受容器５内を通し該中空糸の中の通路に呼吸用の酸
素富化ガスを通させて加湿する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の構造を有した気
体の加湿器を用いた呼吸用気体供給装置に関する。さら
に詳細には、気体の流量が大きく変化しても加湿の程度
が適度に行われ、かつ、その加湿の程度を変更すること
が出来る改造された加湿器を用いた呼吸用気体供給装置
を提供するものである。
体の加湿器を用いた呼吸用気体供給装置に関する。さら
に詳細には、気体の流量が大きく変化しても加湿の程度
が適度に行われ、かつ、その加湿の程度を変更すること
が出来る改造された加湿器を用いた呼吸用気体供給装置
を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】呼吸器疾患患者（以下、単に患者ともい
う）に酸素ガス（酸素富化ガスを含む、以下同じ）を吸
入させる酸素療法が行われておりこれに使用する酸素ガ
スは、酸素ボンベ，液体酸素を気化して使用する装置等
があるが、最近では空気中の酸素を圧力変動吸着法（以
下、ＰＳＡ法ともいう）によって濃縮して得られた酸素
ガスが使用されるようになってきた。
う）に酸素ガス（酸素富化ガスを含む、以下同じ）を吸
入させる酸素療法が行われておりこれに使用する酸素ガ
スは、酸素ボンベ，液体酸素を気化して使用する装置等
があるが、最近では空気中の酸素を圧力変動吸着法（以
下、ＰＳＡ法ともいう）によって濃縮して得られた酸素
ガスが使用されるようになってきた。
【０００３】これ等の酸素ガスは水分をほとんど含まな
い大変乾燥した状態であるので患者が吸入する際に患者
の鼻腔内の乾燥を防止するために、通常は加湿器により
加湿して吸入する必要がある。一般にこの加湿器は容器
に水を入れ、この水の中に酸素ガスを導入し、気泡を水
中にくぐらせることにより加湿するものであった。この
気泡が水面で破裂する音が騒音となり、特に周囲が静か
になる夜間にはこの騒音が患者やその家族を悩ませる。
い大変乾燥した状態であるので患者が吸入する際に患者
の鼻腔内の乾燥を防止するために、通常は加湿器により
加湿して吸入する必要がある。一般にこの加湿器は容器
に水を入れ、この水の中に酸素ガスを導入し、気泡を水
中にくぐらせることにより加湿するものであった。この
気泡が水面で破裂する音が騒音となり、特に周囲が静か
になる夜間にはこの騒音が患者やその家族を悩ませる。
【０００４】このため、この騒音を小さくするように抑
えるために、ボックス等を設け遮音をはかる対策等がと
られている。また、前記のような従来の加湿器において
は、加湿される酸素ガスが約９５〜１００％の相対湿度
に加湿されるために、それを患者の鼻腔等に供給するた
めのチューブが、温度の低い空間を通って導出される場
合には、該酸素ガスが冷やされるので結露し、水滴が発
生し易く、また水面での気泡の破裂により水の飛沫が該
酸素ガスと共に移動し鼻カニューラ側に持ち込まれるこ
とにより患者の鼻に水滴が入り込むことがあった。
えるために、ボックス等を設け遮音をはかる対策等がと
られている。また、前記のような従来の加湿器において
は、加湿される酸素ガスが約９５〜１００％の相対湿度
に加湿されるために、それを患者の鼻腔等に供給するた
めのチューブが、温度の低い空間を通って導出される場
合には、該酸素ガスが冷やされるので結露し、水滴が発
生し易く、また水面での気泡の破裂により水の飛沫が該
酸素ガスと共に移動し鼻カニューラ側に持ち込まれるこ
とにより患者の鼻に水滴が入り込むことがあった。
【０００５】従来の加湿器の水を入れる受容器は、雑菌
やカビあるいは藻類等が繁殖し易く、これらが気泡の破
裂による水滴と共に移動し患者の呼吸器系に入り、これ
が原因となって感染症に罹る事もあったし、これを防ぐ
ために、少なくとも一週間に一度程度は該受容器を清掃
する必要があった。このために該受容器の取外し，取付
作業があり、体力が比較的弱い患者にとっては重労働で
あり、また、十分に該受容器の蓋がしまらないために酸
素ガスが漏れると言う事故が生じていた。
やカビあるいは藻類等が繁殖し易く、これらが気泡の破
裂による水滴と共に移動し患者の呼吸器系に入り、これ
が原因となって感染症に罹る事もあったし、これを防ぐ
ために、少なくとも一週間に一度程度は該受容器を清掃
する必要があった。このために該受容器の取外し，取付
作業があり、体力が比較的弱い患者にとっては重労働で
あり、また、十分に該受容器の蓋がしまらないために酸
素ガスが漏れると言う事故が生じていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解決することを目的としたものである。即ち、本発
明は、雑菌やカビあるいは藻類等が吸入用の酸素ガスに
混入を起こすことがなく、気泡の破裂による騒音の発生
がなく、しかも使用する酸素ガスの流量に関係なくその
加湿の程度を調節出来るようにしたＰＳＡ法による呼吸
用気体供給装置を提供することを目的としたものであ
る。
点を解決することを目的としたものである。即ち、本発
明は、雑菌やカビあるいは藻類等が吸入用の酸素ガスに
混入を起こすことがなく、気泡の破裂による騒音の発生
がなく、しかも使用する酸素ガスの流量に関係なくその
加湿の程度を調節出来るようにしたＰＳＡ法による呼吸
用気体供給装置を提供することを目的としたものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべく
鋭意研究を進めた結果、パーフルオロ系イオン交換膜材
等を使用し、実質的に水分のみが透過する水分透過膜を
用いることが有効であることが判り、本発明に到達した
ものである。この水分透過膜を中空糸状に加工し、該中
空糸を水の入った受容器５内を通し、該中空糸の中の通
路にＰＳＡ法によって大気中の酸素ガスを濃縮した酸素
ガスを通過させることにより、気泡が破裂することによ
る騒音を全く生ずることもなく、また、該酸素ガスの流
量に関係なくほぼ相対湿度９５〜１００％の加湿を安定
して与えるように構成するものである。
鋭意研究を進めた結果、パーフルオロ系イオン交換膜材
等を使用し、実質的に水分のみが透過する水分透過膜を
用いることが有効であることが判り、本発明に到達した
ものである。この水分透過膜を中空糸状に加工し、該中
空糸を水の入った受容器５内を通し、該中空糸の中の通
路にＰＳＡ法によって大気中の酸素ガスを濃縮した酸素
ガスを通過させることにより、気泡が破裂することによ
る騒音を全く生ずることもなく、また、該酸素ガスの流
量に関係なくほぼ相対湿度９５〜１００％の加湿を安定
して与えるように構成するものである。
【０００８】また、被加湿ガスである乾燥した酸素ガス
を導入する該中空糸のガス導入口２６と、加湿された酸
素ガスの出口である該中空糸のガス導出口２７の各々に
接続された導管手段の延長部にバイパス手段として絞り
弁２０を設けて、前記の加湿された酸素ガスと加湿され
ない乾燥したままの酸素ガスとを、前記の絞り弁２０に
よりその量を加減しながら混合することにより、所望の
湿度に加湿された酸素ガスが得られるように構成するも
のである。
を導入する該中空糸のガス導入口２６と、加湿された酸
素ガスの出口である該中空糸のガス導出口２７の各々に
接続された導管手段の延長部にバイパス手段として絞り
弁２０を設けて、前記の加湿された酸素ガスと加湿され
ない乾燥したままの酸素ガスとを、前記の絞り弁２０に
よりその量を加減しながら混合することにより、所望の
湿度に加湿された酸素ガスが得られるように構成するも
のである。
【０００９】前記の水を入れる受容器５には、加湿に使
用するに従って水が消耗するのでこの水の補給手段とし
て補給口を付設して必要に応じてこの水を補給できるよ
うに構成するものである。さらに、該受容器５の内側に
は藻類や雑菌の繁殖を抑える効果も期待できる銀イオン
処理をしたものであることが好ましい。
用するに従って水が消耗するのでこの水の補給手段とし
て補給口を付設して必要に応じてこの水を補給できるよ
うに構成するものである。さらに、該受容器５の内側に
は藻類や雑菌の繁殖を抑える効果も期待できる銀イオン
処理をしたものであることが好ましい。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図を参照し
て説明するが、むろんこれは本発明を説明するためのも
ので、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図１は、本発明の好適な実施例である呼吸用気体供給装
置のフローシートを示す図である。なお、この図では、
電源線や制御線の図示は省略した。同図において、吸入
フィルター１はポンプ手段２で周囲の空気を吸入すると
共に吸入・圧縮してＰＳＡ法による呼吸用気体供給装置
の弁手段１１の方へ供給する場合に、大気中のホコリや
塵埃を除去するものである。
て説明するが、むろんこれは本発明を説明するためのも
ので、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図１は、本発明の好適な実施例である呼吸用気体供給装
置のフローシートを示す図である。なお、この図では、
電源線や制御線の図示は省略した。同図において、吸入
フィルター１はポンプ手段２で周囲の空気を吸入すると
共に吸入・圧縮してＰＳＡ法による呼吸用気体供給装置
の弁手段１１の方へ供給する場合に、大気中のホコリや
塵埃を除去するものである。
【００１１】弁手段１１から吸着筒１２，１３を介して
絞り弁９に至る構成は、ＰＳＡ法による呼吸用気体供給
装置（酸素富化ガス供給装置）として周知の構成であ
り、この部分の詳細な説明は省略してする。そして、こ
こでは本発明特有の構成である中空糸透過膜４を具備し
た加湿手段３や補給水容器２２等の構成並びに作用効果
の説明をする。
絞り弁９に至る構成は、ＰＳＡ法による呼吸用気体供給
装置（酸素富化ガス供給装置）として周知の構成であ
り、この部分の詳細な説明は省略してする。そして、こ
こでは本発明特有の構成である中空糸透過膜４を具備し
た加湿手段３や補給水容器２２等の構成並びに作用効果
の説明をする。
【００１２】同図では中空糸透過膜４は、１本のチュー
ブとして図示したが、実際の構成は、パーフルオロ系イ
オン交換膜で構成した外径０．３ｍｍ、内径０．１５ｍ
ｍ、長さ約２５ｃｍの中空糸約３５００本を１束とした
ものを使用した。また、該中空糸透過膜４の材質は、パ
ーフルオロ系イオン交換膜に限定する必要はなく、ポリ
スルホン多孔膜等であっても良い。
ブとして図示したが、実際の構成は、パーフルオロ系イ
オン交換膜で構成した外径０．３ｍｍ、内径０．１５ｍ
ｍ、長さ約２５ｃｍの中空糸約３５００本を１束とした
ものを使用した。また、該中空糸透過膜４の材質は、パ
ーフルオロ系イオン交換膜に限定する必要はなく、ポリ
スルホン多孔膜等であっても良い。
【００１３】中空糸透過膜４は、実質的に水分のみがよ
く透過する水分透過膜であり、この水分透過膜を中空糸
状に加工し、該中空糸を水の入った容器内を通し、該中
空糸の中の通路に加湿するための乾燥した酸素ガスを通
すと、水分のみが該中空糸の隔壁を通して該酸素ガスに
水分を与えることになるので、該酸素ガスを所望の値の
相対湿度（例えば約９５〜１００％）に加湿することが
出来る。
く透過する水分透過膜であり、この水分透過膜を中空糸
状に加工し、該中空糸を水の入った容器内を通し、該中
空糸の中の通路に加湿するための乾燥した酸素ガスを通
すと、水分のみが該中空糸の隔壁を通して該酸素ガスに
水分を与えることになるので、該酸素ガスを所望の値の
相対湿度（例えば約９５〜１００％）に加湿することが
出来る。
【００１４】ここで、該加湿手段３（一点破線内）の中
空糸透過膜４に乾燥した酸素ガスを通して加湿すると、
受容器５内の水２４が消費されて減量してくるので、こ
の水を補給する必要があるがその補給方法として、本実
施例では次のように構成した。加湿手段４とは別に補給
水容器２２を設け、この補給水容器と該加湿手段３の受
容器５に付設した補給口２５とを給水管２３で接続し
て、この補給水容器内の水２４′が該受容器内で消費さ
れた分量だけ補給出来るように構成したものである。
空糸透過膜４に乾燥した酸素ガスを通して加湿すると、
受容器５内の水２４が消費されて減量してくるので、こ
の水を補給する必要があるがその補給方法として、本実
施例では次のように構成した。加湿手段４とは別に補給
水容器２２を設け、この補給水容器と該加湿手段３の受
容器５に付設した補給口２５とを給水管２３で接続し
て、この補給水容器内の水２４′が該受容器内で消費さ
れた分量だけ補給出来るように構成したものである。
【００１５】前記の加湿手段３は、ガス導入口２６，ガ
ス導出口２７，補給口２５以外は気密状態で、初期にお
いて受容器５の内部には該受容器内の中空糸透過膜４の
部分を除いた容積のほぼ３／４の量の蒸留水を充填した
もので、同受容器は、外径約３８ｍｍ，内径約３５ｍ
ｍ，長さ約２８ｃｍの透明プラスチック材で構成した。
ス導出口２７，補給口２５以外は気密状態で、初期にお
いて受容器５の内部には該受容器内の中空糸透過膜４の
部分を除いた容積のほぼ３／４の量の蒸留水を充填した
もので、同受容器は、外径約３８ｍｍ，内径約３５ｍ
ｍ，長さ約２８ｃｍの透明プラスチック材で構成した。
【００１６】このように構成した加湿手段３は次のよう
な作用効果を奏する。実質的に水分のみがよく透過する
中空糸透過膜４の内側通路に乾燥した酸素ガスを通過さ
せると該中空糸透過膜の外側に充填してある水の水分が
中空糸の隔膜を透過して該酸素ガスを加湿する。そし
て、受容器５は気密になっているので、加湿のために消
耗した水と同量の水が補給水容器２２から補給される。
な作用効果を奏する。実質的に水分のみがよく透過する
中空糸透過膜４の内側通路に乾燥した酸素ガスを通過さ
せると該中空糸透過膜の外側に充填してある水の水分が
中空糸の隔膜を透過して該酸素ガスを加湿する。そし
て、受容器５は気密になっているので、加湿のために消
耗した水と同量の水が補給水容器２２から補給される。
【００１７】この補給水容器２２のふた２８には、直径
約１ｍｍの空気孔２９が明いているので必要な量だけ補
給水を供給できる。また、このふたの締付けが十分でな
くても別段の支障は生じない。なお、該補給水容器は透
明プラチック容器で構成し、目印として水面の位置の上
限と下限のレベルを示すラインを書き込んであり、この
下限のラインまで水を消耗した場合には、同上限のレベ
ルまで水を補充し、また、この補給水容器２２の清掃等
の使用上の留意点は従来の気泡式の加湿器と変わりはな
い。
約１ｍｍの空気孔２９が明いているので必要な量だけ補
給水を供給できる。また、このふたの締付けが十分でな
くても別段の支障は生じない。なお、該補給水容器は透
明プラチック容器で構成し、目印として水面の位置の上
限と下限のレベルを示すラインを書き込んであり、この
下限のラインまで水を消耗した場合には、同上限のレベ
ルまで水を補充し、また、この補給水容器２２の清掃等
の使用上の留意点は従来の気泡式の加湿器と変わりはな
い。
【００１８】図２は、加湿手段３と補給水容器２２との
接続の様子を説明するための図である。同図において、
接続手段３０は、該補給水容器を装置から取外した時に
水が漏ることがなく、同装置に取付けた時に該補給水容
器と給水管２３とが連通するような構成、例えば灯油ス
トーブの灯油タンクのふたのような構成としたが、同様
な作用効果があれば他の方法であってもよい。
接続の様子を説明するための図である。同図において、
接続手段３０は、該補給水容器を装置から取外した時に
水が漏ることがなく、同装置に取付けた時に該補給水容
器と給水管２３とが連通するような構成、例えば灯油ス
トーブの灯油タンクのふたのような構成としたが、同様
な作用効果があれば他の方法であってもよい。
【００１９】
【発明の効果】本発明を実施することにより次のような
優れた効果が期待できる。 ＰＳＡ法による呼吸用気体供給装置で得られる酸素ガ
スを加湿する場合に、従来の気泡式の加湿器のように気
泡が水面で破裂する音がしないので、患者やその家族に
とって福音となる。 加湿の度合いを相対湿度約６０％乃至約１００％の範
囲でほぼ所望の湿度（好ましくは約９５〜１００％）に
調整することができる。
優れた効果が期待できる。 ＰＳＡ法による呼吸用気体供給装置で得られる酸素ガ
スを加湿する場合に、従来の気泡式の加湿器のように気
泡が水面で破裂する音がしないので、患者やその家族に
とって福音となる。 加湿の度合いを相対湿度約６０％乃至約１００％の範
囲でほぼ所望の湿度（好ましくは約９５〜１００％）に
調整することができる。
【図１】 本発明の好適な実施例である呼吸用気体供給
装置のフローシートである。
装置のフローシートである。
【図２】 加湿手段３と補給水容器２２との接続の様子
を説明する図である。
を説明する図である。
１ 吸入フィルター ２ ポンプ手段 ３ 加湿手段 ４ 中空糸透過膜 ５ 受容器 ８ 取出口 ９，２０ 絞り弁 １０ 減圧弁 １１ 弁手段 １２，１３ 吸着筒 １４，１４′ オリフィス １６ バッファタンク ２２ 補給水容器 ２３ 給水管 ２４，２４′ 水 ２５ 補給口 ２６ ガス導入口 ２７ ガス導出口 ２８ ふた ２９ 空気孔 ３０ 接続手段
Claims (3)
- 【請求項１】 窒素ガスを強吸着性ガスとして選択的に
吸着する吸着剤を充填した少なくとも１個の吸着筒と、
該吸着筒に圧縮空気を供給するポンプ手段（２），弁手
段（１１），生成した呼吸用の酸素ガス（酸素富化ガス
を含む、以下同じ）を加湿する機能を有する加湿手段
（３）とで基本的に構成された圧力変動吸着法による呼
吸用気体供給装置において、前記の加湿手段は、実質的
に水分のみを透過することが可能な水分透過膜を中空糸
として構成し、該中空糸を水の入った受容器（５）内を
通し、該中空糸の中の通路に呼吸の用に供する前記の酸
素ガスを通過させて、酸素ガスの取出口（８）から呼吸
用の酸素ガスを取出すように構成したことを特徴とする
呼吸用気体供給装置。 - 【請求項２】 前記の吸着筒に吸着剤と共に若干量の吸
湿剤を充填したことを特徴とする請求項１記載の呼吸用
気体供給装置。 - 【請求項３】 前記の加湿手段に水を補給する手段であ
る補給水容器（２２）を付設したことを特徴とする請求
項１または請求項２のいずれかに記載の呼吸用気体供給
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102940A JPH08276019A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 呼吸用気体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102940A JPH08276019A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 呼吸用気体供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276019A true JPH08276019A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14340837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102940A Pending JPH08276019A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 呼吸用気体供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276019A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001340460A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-11 | Taiyo Toyo Sanso Co Ltd | 医療用ガス加湿器 |
| JP2002233573A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Teijin Ltd | 医療用酸素濃縮装置 |
| JP2007530157A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-01 | ベイポサーム，インコーポレイティド | 水蒸気をガスに供給するための装置及び方法 |
| EP1894592A1 (en) | 2006-08-31 | 2008-03-05 | Sataco Co., LTD. | An apparatus for adding humidity to gas |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7102940A patent/JPH08276019A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001340460A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-11 | Taiyo Toyo Sanso Co Ltd | 医療用ガス加湿器 |
| JP2002233573A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Teijin Ltd | 医療用酸素濃縮装置 |
| JP2007530157A (ja) * | 2004-03-26 | 2007-11-01 | ベイポサーム，インコーポレイティド | 水蒸気をガスに供給するための装置及び方法 |
| EP1894592A1 (en) | 2006-08-31 | 2008-03-05 | Sataco Co., LTD. | An apparatus for adding humidity to gas |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09276408A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| WO2006044927A1 (en) | Humidifier for breathing apparatus and method of humidifying a breathing apparatus gas strem | |
| JP3178302B2 (ja) | 医療用の酸素濃縮器 | |
| JPH1015070A (ja) | 医療用ガス加湿器および医療用ガス供給装置 | |
| JPH08276019A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| EP1695731B1 (en) | Humidifying device and oxygen concentrating system | |
| JP3650647B2 (ja) | 気体加湿器 | |
| JPWO2009037863A1 (ja) | 医療用ガスの加湿器、医療用ガスの加湿・搬送システムおよび人工呼吸器システム | |
| JP2001340460A (ja) | 医療用ガス加湿器 | |
| JP5739231B2 (ja) | 医療用吸入ガスの供給装置 | |
| JP4594581B2 (ja) | 加湿装置 | |
| JP3445093B2 (ja) | 酸素濃縮装置 | |
| JPS6247371A (ja) | 酸素富化気体供給装置 | |
| JPH08196635A (ja) | 呼吸用酸素供給装置 | |
| JP3790380B2 (ja) | 医療用酸素濃縮装置 | |
| JP2857005B2 (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| JP3173818B2 (ja) | 医療用ｐｓａ式酸素濃縮器 | |
| JP2000237317A (ja) | 圧力変動吸着型酸素濃縮装置 | |
| JP2004041352A (ja) | 医療用ガス加湿器 | |
| JP2001000553A (ja) | 酸素療法用酸素濃縮装置 | |
| JPH06233821A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| JP2003038648A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| JP2004057278A (ja) | 酸素濃縮装置用加湿器 | |
| JP2000271222A (ja) | 呼吸器用気体供給装置 | |
| JP2003047659A (ja) | 呼気供給装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040421 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050419 |