JPH08276017A - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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JPH08276017A
JPH08276017A JP9944995A JP9944995A JPH08276017A JP H08276017 A JPH08276017 A JP H08276017A JP 9944995 A JP9944995 A JP 9944995A JP 9944995 A JP9944995 A JP 9944995A JP H08276017 A JPH08276017 A JP H08276017A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は薬液ボトル中の薬液を霧化
ノズルより薬液の霧を発生させる吸入器で、霧化薬液発
生のための空気を送るポンプを小型化し得る構成にした
吸入器を提供することにある。 【構成】 本発明の吸入器は、薬液ボトルと送気口に
接続され薬液吸い込み用の吸入口を有する霧化ノズル
と、マウスピースからなり、送気口へ送るポンプの他マ
ウスピースへの送風用ポンプを設けたもので、送気口へ
の空気供給を小型のポンプにても可能として吸入器全体
を小型になし得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は喉部の消毒、治療のため
に用いられるコンプレッサーを使用した吸入器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンプレッサー(ポンプ)を使用した吸
入器は、図11に示す構成であって、1は薬液2を入れ
た吸気口1aを有するボトル、3は薬液吸入口4を持つ
霧化ノズル、5は薬液ボトル1の上に取り付けた外気導
入口6を有するマウスピースである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
のコンプレッサーを使用した吸入器は、ポンプ8に電力
を供給し加圧された空気が気送管7を通り霧化ノズル3
で薬液吸入口4から吸入した薬液2と空気により薬液の
霧を作り外気導入口6より流入した空気が加わりマウス
ピース5の先端から排出される。
【0004】しかし、この従来の吸入器は、それに用い
るポンプ8が霧化薬液排出量及び霧粒子微細化のために
大容量でなければならず、小型化、低コスト化を図るこ
とがむずかしい。
【0005】本発明は、ポンプを小型化しこれにより全
体を小型化した吸入器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の吸入器は、薬液
を入れた薬液ボトルと、薬液ボトルに取付けられたマウ
スピースと、薬液ボトルに設けられた送気口に取り付け
られている薬液吸入口を備えた霧化ノズルと、マウスピ
ースに設けられた送風口とを設けたもので、加圧ポンプ
よりの空気を薬液ボトルに設けた送気口とマウスピース
の送風口の両方から供給するようにした。これにより小
容量のポンプを使用しても十分な薬液排出量で微細粒子
の薬液の霧の排出を可能にした。
【0007】又本発明の吸入器は、前記の通りの構成
で、両ポンプを一つの駆動機構により駆動するようにし
た。
【0008】又本発明の吸入器は、前記のような構成で
あって、空気を供給するポンプ装置にも特徴を有するも
のである。
【0009】即ち、本発明で用いるポンプ装置は、ケー
ス内に配置されているポンプ室を有する複数のダイヤフ
ラム本体を備えており、これらダイヤフラム本体を少な
くとも一つのダイヤフラム本体と残りのダイヤフラム本
体とよりなる二組に分け、夫々の組に共通の弁室と弁室
に接続する吐出口を有するもので、一つの駆動機構の駆
動によってすべてのダイヤフラム部が夫々ポンプ作用を
行なうと共に、夫々の組のダイヤフラム本体のポンプ作
用による空気の排出が夫々共通の弁室を通じて吐出口よ
りなされるようにして、一つの駆動機構の駆動による二
つのポンプ作用(二つの吐出口よりの空気の供給)を行
なうようにしている。そのために、ダイヤフラム部と駆
動部とよりなる各ダイヤフラム本体の駆動部を取付け、
駆動体のすりこぎ運動によって各ダイヤフラム本体の駆
動部が位相差を有する運動を行なうようにし、これによ
り夫々のダイヤフラム本体の位相差を有するポンプ作用
にて各組毎にポンプ室より共通の弁室を通って吐出口よ
り空気を送り出すようにしたもので、これにより一つの
駆動体の運動により両吐出口より同時に空気を供給する
ことが可能になる。
【0010】
【実施例】次に本発明の吸入器の実施例を図面にもとづ
いて説明する。
【0011】図1は本発明の吸入器の実施例を示す図
で、図において1は送気口1aを有し薬液2を入れたボ
トル、3は吸入口4を持つ霧化ノズル、5はボトル1に
取付けられたマウスピースでこれらの構成は、従来例と
同様である。
【0012】11はポンプで、一方は送気管12により
送気口1aに連結され、又他方は送気管13により流量
調整部14を通じてマウスピース6に設けられた送風口
15に接続されている。
【0013】この実施例の吸入器は、ポンプ11により
送気管12を介して加圧された空気が霧化ノズル3に送
られ、これにより薬液2が霧化される。一方送気管13
より送られた空気は、流量調整部14により適切な流量
として送風口15よりマウスピース6に送られ霧化され
た薬液はマウスピースより排出する。
【0014】この実施例では、霧化された薬液を供給す
る空気は、ノズルに送る薬液を霧化するために空気とは
別のポンプからの空気を用いているため、大容量のポン
プを用いなくともよく、ポンプを小型化出来又吸入器全
体も小型化できる。
【0015】この実施例で用いるポンプ11は、空気を
送気管12へ送るポンプと送気管13へ送るポンプの二
つのポンプより構成されている。これら二つのポンプ
は、一つの駆動源による一つの駆動機構により働かせる
ことが可能である。
【0016】以下、本発明の吸入器で用いられる駆動機
構も含めたポンプの例を述べる。
【0017】図2、図3は本発明の吸入器で用いるポン
プを示し、これら図において、21はモーター、23は
モーター21の出力軸22に固定された偏芯カム、24
はボールベアリング25を介して偏芯カム23に取付け
られたコネクチングロッド、26は連結体でコネクチン
グロッド24に連結軸27およびボールベアリング28
を介して連結されている。
【0018】又31,32は夫々ポンプで、ケース3
3,34、これらケース33,34に固定されたダイヤ
フラム35,36にてポンプ室37,38を形成する。
このダイヤフラム35,36は夫々連結体26の両端に
取り付けられている。
【0019】又各ポンプ室37,38には夫々吸気弁3
9,40および排気弁41,42を有している。
【0020】この図2、図3に示すポンプ装置は、モー
ター21の駆動による出力軸22の回転により、偏芯カ
ム23、コネクチングロッド24、連結軸27を通じて
連結体26が往復運動する。この運動によりダイヤフラ
ム35,36の変形にもとづくポンプ室37,38の容
積の変化によって、吸気口よりポンプ室37内への吸
気、続いてポンプ室37より排気口より排出され、同様
に吸気口よりポンプ室38内への吸気とポンプ室38よ
りの排気とが行なわれる。
【0021】このように、図2、図3に示すポンプ装置
によれば、一つのモーター21の駆動によって、ポンプ
31とポンプ32が働く。
【0022】ここでこの図2、図3に示すポンプ装置
を、図1に示す本発明の吸入器のポンプ11として用い
れば、つまり図2、図3に示すポンプ装置のポンプ31
の排気口を送気管12に又他のポンプ32を送気管13
に接続すれば、一つの駆動機構により二つのポンプを作
動させることが出来、薬液を霧化させるための気送とマ
ウスピースよりの送風とを一つの駆動機構により行なう
ことが出来る。
【0023】次に本発明の吸入器で用いられるポンプ装
置の他の例について述べる。図4はこのポンプ装置の平
面図、図5は図4のA−A線断面図で、図5において5
1はモーター、52はモーター51の出力軸、53はケ
ース、54は出力軸52に固定されたカラー、55はカ
ラー54に傾斜させて固定された駆動軸、56は駆動軸
55に取付けられた駆動体、57はダイヤフラム本体で
ある。このダイヤフラム本体57は弾性体よりなる釣鐘
状のダイヤフラム部58と駆動部59とよりなってい
る。このポンプ装置では、同じ大きさ形状の四つのダイ
ヤフラム本体57が夫々駆動部59を駆動体56に取付
けることにより、図4に示すように同一円周上に等間隔
に配置されている。そしてこれらダイヤフラム本体が一
体に形成されていて四つのポンプ室71,72,73,
74を形成している。又60はケース53の上部に固定
された蓋体で、各ポンプ室に対応して夫々吸入口61お
よび弁62が設けられている。又図6は図4における線
B−B方向の断面図であって、二つのポンプ室73,7
4の間には、弁体63に対応した弁室64が設けられこ
の弁室64は、溝73a,74aによりダイヤフラム部
58により形成されている二つのポンプ室73,74に
夫々に通じている。ただし、この溝73a,74aの部
分は、図6から明らかなように常時は、弁体63により
塞がれている。又弁室64は吐出口76に接続されてい
る。一方他の二つのポンプ室71,72は、図示してい
ないが同様に他の弁体に対応した他の弁室に溝71a,
72aを通じて接続され更に吐出口75に接続されてい
る。
【0024】この図4,図5,図6に示すポンプ装置
は、モーター51の駆動によりその出力軸52が回転す
ることによりこれに固定されているカラー54が回転
し、それにともないカラー54に傾斜させ固定されてい
る駆動軸の運動により駆動体56がすりこぎ運動をす
る。この駆動体56の運動によりこれに取付けられてい
る各ダイヤフラム本体57の駆動部59が上下動してポ
ンプ65の容積が変化して、ポンプ作用が行なわれる。
このポンプ作用は、一方の弁室に隣接する二つのダイヤ
フラム部の働きによりポンプ室71,72の上部の吸入
口より空気が吸入されて一方の弁体を開いて溝71a,
72aを通り一方の弁室から吐出口75へ、又他方の弁
室に隣接する二つのダイヤフラム部の働きにポンプ室7
3,74の上部の吸入口より空気が吸入され他方の弁体
を開いて溝73a,74aを通り他の弁室から吐出口7
6へ夫々吐出されることにより行なわれる。これらポン
プ作用は、モーター51、駆動部55、駆動体56等か
らなる一つの駆動機構の駆動によって二つの吐出口7
5,76共に行なわれ両吐出口からはいずれも空気が排
出される。
【0025】この図4,図5,図6に示すポンプ装置に
おいて、二つの吐出口のうちの一方を送気管12又他方
を送気管13に接続することによって、本発明の吸入器
を働かすことが出来る。
【0026】このポンプ装置は、前述のように四つのポ
ンプ室のうち二つのポンプ室が一つの吐出口、他の二つ
のポンプ室が他の吐出口に接続するような構成になって
いる。
【0027】上記のポンプ装置は、従来知られたこの種
のポンプ装置とは異なり、複数のポンプ室を二つの組に
分け、夫々の組の各ポンプ室に弁を介して通ずる二つの
弁室上に設けられた夫々の吐出口を設けることによっっ
て、小型なポンプ装置であって二つの吐出口より同時に
空気を供給して同時に2個所に空気を送るようにした新
規なポンプ装置を構成したものである。
【0028】即ち、図4,5,6において、ポンプ室7
1とポンプ室72とが第1の組であり、これらポンプ室
は溝71aと溝72aを通じて共通の弁室から吐出口7
5へ連通され、残りのポンプ室73とポンプ室74とが
第2の組であり、溝73aと溝74aを通じて共通の弁
室から(吐出口75へ通ずる弁室とは別の弁室)から吐
出口76へ連通されている。これによって一つのポンプ
装置で二つの吐出口より異なる二つの個所に同時に空気
を供給する新規なポンプ装置を構成している。
【0029】この新規なポンプ装置を、本発明の吸入器
に用いれば好適である。
【0030】しかし、上記のポンプ装置において図7,
図8,図9に示すように、四つのポンプ室のうち、三つ
のポンプ室と一つの吐出口又一つのポンプ室と一つの吐
出口の組み合わせでもよい。
【0031】即ち、図7において、上方の一つのポンプ
室71と左右の二つのポンプ室72,74の三つのポン
プ室を一つの組(第1の組)とし、これらポンプ室が夫
々溝71a,72a,74aにより弁を挟んで中央の吐
出口75に、更に残りの組(第2の組)である下方の一
つのポンプ室73は溝73aにより弁を挟んで他の吐出
口76に接続されている。これら三つのポンプ室71,
72,74の吐出口75への接続は、図7におけるC−
C線に沿った断面図である図8の通りで、図4,図5に
示す実施例と実質上同じ方法で又ポンプ室73の吐出口
76への接続は、図7における線D−Dに沿った断面図
である図9に示す通りである。
【0032】この実施例は、吐出口75からの空気の流
量は、吐出口76からの空気の流量より大である。した
がってこのポンプを本発明の吸入器に用いる場合、吐出
口75を薬液ボトルの送気口側へ又吐出口76をマウス
ピースに設けられた送風口に接続すればよい。つまり薬
液ボトルに供給される空気は薬液の霧化に用いられ流量
を大にする必要がある。逆にマウスピースへ供給する空
気は、大きな流量を必要とせず、したがってこの図7に
示すポンプを用いる場合、流量調節を不要とすることも
出来る。
【0033】更にポンプ装置として三つのポンプ室を有
するダイヤフラムポンプを用いることもできる。つまり
図10に示すように、ポンプ装置の中心点に対して12
0°間隔で同一円周上に三つのポンプ室を配置したダイ
ヤフラムポンプで、構成や作用は、ポンプ室が三つであ
り、その配置が若干異なる点を除けば、図示する他のダ
イヤフラムポンプと実質上同じである。
【0034】この三つのポンプ室よりなるダイヤフラム
ポンプは、図7に示すダイヤフラムポンプの吐出口7
5,76に相当する吐出口を図10に示すように配置し
たもので、吐出口75を一つの組(第1の組)である二
つのポンプ室71,72と夫々溝71a,71bにより
弁を介して接続し、又吐出口76を残りの組(第2の
組)である一つのポンプ室73と接続している。これら
ポンプ室と吐出口との接続方法も、図7に示すポンプ装
置と実質上同じで、図10の線C−C上の二つのポンプ
の接続は、図7の線C−Cに沿った断面図(図8)と実
質上同じ構造の接続方法で、又図10の線D−D線のポ
ンプ室73の個所は図7の線D−D線に沿った断面図
(図9)と実質上同じ方法で接続出来る。
【0035】この図に示すようなポンプ室の配置のダイ
ヤフラムポンプ装置も、吐出口75より排出される空気
の流量が大であり、吐出口76より排出される空気の流
量は小である。
【0036】図7〜図9に示すダイヤフラムポンプ装置
や、図10に示すダイヤフラムポンプ装置は、前述のよ
うに二つの吐出口からの空気量が異なっている。又、図
4〜図6に示すダイヤフラムポンプの場合も、ポンプ室
の径つまりダイヤフラム部の径を変える等、最大容積の
時のダイヤフラム部の容積を各ダイヤフラム本体毎に変
えることによって、両吐出口よりの空気量が異なるよう
にすることが可能である。
【0037】又各ポンプ室の容積の選択によって両吐出
口から出る空気量の比が所望の値となるように設定する
ことが出来る。
【0038】更に図7〜図9や、図10の構成のダイヤ
フラムポンプの場合も、各ポンプ室の最大容積を異なる
容積とすることが可能であり、両吐出口よりの空気量の
比を所望値に設定出来る。
【0039】以上の実施例で用いているポンプ装置は、
いずれも本発明の吸入器で用いることによって大きな効
果が得られる。
【0040】しかし本発明の吸入器以外にも同時に二つ
のポンプよりの空気の供給を必要とするものが知られて
いる。それら機器や装置に、各ポンプ装置を用いること
も可能である。
【0041】特に図4〜図6、図7〜図9、図10等に
記載したポンプ装置は、この種の従来のダイヤフラムポ
ンプを改良することにより本発明の吸入器等のように複
数のポンプより別々に空気を供給することを必要とする
機器、装置に対して一つのポンプ装置特に一つの駆動部
による複数のポンプを働かせ得るようにしたものであ
る。
【0042】即ち、ケース53内に配置されているダイ
ヤフラム部58と駆動部59とを備えていてポンプ室を
形成する複数のダイヤフラム本体57を有し、これらダ
イヤフラム本体57(各ポンプ室71,72・・・)を
そのうちの一部である少なくとも一つのダイヤフラム本
体(ポンプ室)の組(第1の組)と残りのダイヤフラム
本体(ポンプ室)の組(第2の組)とに分け夫々の組
(第1および第2の組)毎に各ダイヤフラム本体57の
近くに設けられていて弁を介してポンプ室に接続する共
通の弁室(第1の組の共通の弁室と第2の組の共通の弁
室の二つの弁室)と、各ポンプ室65に弁62を介して
接続された吸入口61と、各組(第1と第2の夫々の
組)の共通の弁室64に夫々設けられた吐出口65,6
6とを更に有していて、各ダイヤフラム本体57の駆動
部59が一つの駆動体56に取付けられていてこの駆動
体56の運動によって夫々位相差をもってポンプ作用を
行なうことにより両吐出口65,66(第1の組の吐出
口と第2の組の吐出口)から空気を排出するようにした
新規な構成のポンプである。
【0043】このように前記のポンプ装置自体新規な構
成であり又進歩性を有するもので、二系統を同時に供給
し得る装置に用いれば極めて効果的である。
【0044】したがって図4〜図6等のポンプ装置は、
ポンプ装置自体が新規であり、又進歩性をも有するもの
である。
【0045】
【発明の効果】本発明の吸入器は、薬液の霧を作るため
に供給される空気の他に霧状の薬液を排出するための空
気流を形成するための送風を行なうことにより空気を供
給するためのポンプが小型になり吸入器自体も小型にな
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の吸入器の実施例の構成を示す図
【図2】 本発明の吸入器で用いるポンプ装置の一例
を示す正面図
【図3】 上記ポンプ装置の断面図
【図4】 本発明の吸入器で用いるポンプ装置の他の
例を示す平面図
【図5】 図4におけるA−A線断面図
【図6】 図4におけるB−B線断面図
【図7】 本発明の吸入器で用いる他のポンプ装置の
平面図
【図8】 図7におけるC−C線断面図
【図9】 図7におけるD−D線断面図
【図10】 本発明の吸入器で用いる更に他のポンプ装
置の平面図
【図11】 従来の吸入器の断面図
【符号の説明】
1 薬液を入れたボトル 2 薬液 3 霧化ノズル 5 マウスピース 11 ポンプ 15 送風口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送気口を有し薬液を入れた薬液ボトル
    と、前記送気口に接続され薬液吸込み用の吸入口を有す
    る霧化ノズルと、前記薬液ボトルに取付けられ送風口を
    有するマウスピースとを備え、前記薬液ボトルの送気口
    と前記マウスピースの送風口とより夫々異なるポンプに
    より空気を供給するようにした吸入器。
  2. 【請求項2】 前記の異なる二つのポンプを同一の駆
    動機構により駆動するようにした請求項1の吸入器。
  3. 【請求項3】 ケース内に配置された夫々ダイヤフラ
    ム部と駆動部とを備えポンプ室を有している複数のダイ
    ヤフラム本体と、前記複数のダイヤフラム本体をそのう
    ちの一部のダイヤフラム本体の組と残りのダイヤフラム
    本体の組とに分け夫々の組毎に各ダイヤフラム本体の近
    くに設けられていて弁を介してポンプ室に接続する共通
    の弁室と、各ポンプ室に弁を介して接続された吸入口
    と、前記各組の共通の弁室に夫々設けられた吐出口とを
    備え、前記各ダイヤフラム本体の駆動部が一つの駆動体
    に取付けられ該駆動体の運動により夫々位相差をもって
    ポンプ作用を行なうことに両吐出口共に空気を排出する
    ようにした請求項2の吸入器に用いられるポンプ装置。
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