JPH08275684A - 水田用灌漑管理システム - Google Patents

水田用灌漑管理システム

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JPH08275684A
JPH08275684A JP7082349A JP8234995A JPH08275684A JP H08275684 A JPH08275684 A JP H08275684A JP 7082349 A JP7082349 A JP 7082349A JP 8234995 A JP8234995 A JP 8234995A JP H08275684 A JPH08275684 A JP H08275684A
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JP
Japan
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water
water level
water supply
paddy field
supply device
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JP7082349A
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English (en)
Inventor
Tsugio Kato
次男 加藤
Takehiko Akatsu
剛彦 赤津
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TAISHIYOO KK
Original Assignee
TAISHIYOO KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/22Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion

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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 点在する全ての水田の水位を自宅にて集中管
理できる。 【構成】 水田に設置され、該水田に水を自動給水する
と共に水位が設定水位に達した時点で給水を停止する水
位管理と水田の水温測定を行う給水装置1と、自宅に設
置され、給水装置1との送受信により給水装置1から送
信されてきた水位、水温情報に基づいて給水装置1に対
して設定水位の変更等の新な管理情報を送信する管理装
置3とからなる。給水装置1は送受信機 1-1と、制御部
1-2 と、水位検出器1-3 及び水温検出器1-4 と、制御部
1-2 による比較処理内容により水の給水・停止を行う給
水部1-5 とで構成する。そして管理装置3は送受信機 3
-1と、給水装置の制御部に設定水位を変更する等の新な
管理情報を送信する際、その新な情報を入出力する入出
力部3-2 とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田に水を人工的に自
動給水すると共に水位が予め設定されている設定水位に
達した時点で給水を停止させるこれら一連の動作を自動
的に制御せしめて水田の水位管理を行う水田用灌漑シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水田の水位管理は、例えば特開平
6−280243号公報、特開平7−23671号公報等に開示さ
れている様に、水田の水位が設定水位よりも下がったら
水を人工的に自動給水、そして水位が設定水位に達した
らその給水を停止する給水装置を水田に設置して行って
いる。然るに、従来は水田に設置する給水装置を水位を
検出する水位検出器と、この水位検出器との連繋により
水の自動給水、停止を行う給水部とで構成して、水田の
水位を設定水位に管理する様にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水田の水位
は稲作の成育時期、そして気温の変化等に応じてその水
位を変更する。例えば稲作の中干し時期における水位の
変更、或いは気温の変化に応じて水位を変更、例えば気
温が低くなる夜間時に水の保有熱を利用して稲作の保温
性を高める等の場合、気温が高い昼間の内に水位を深水
状態にして太陽熱により水を加温しておいて稲作の生育
性を高める等の水位の変更が必要になるものであるが、
上記した従来の給水装置は設定された水位に対して、水
位が下がれば水の自動給水を行い、そして、設定水位に
達すればその給水を停止させる様に構成されたものであ
ることから、稲作の成育時期、気温の変化等に応じて水
位を変更するためには人為的に行わなければならない。
即ち、水田の管理者が直接水田まで足を延ばして給水装
置の上限水位と下限水位を検出する水位検出器のその上
限水位、下限水位の変更を手動にて行わなければならな
い。例えば特開平6−280243号公報に開示されている給
水装置の場合、水位の変化に応じて給水部の弁体を開閉
させるその開閉起動部となるパイロット弁にアームを介
して連繋するフロートガイドに対する上限水位と下限水
位とを検出するフロートの上限、下限の固定位置を手動
にて変位しなければならない。従って、従来では管理者
は数キロ離れて点在する全ての水田まで足を延ばさなけ
ればならないことから、その管理がかなりの重労働にな
っていた。
【0004】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、自宅(在宅)での遠隔操作で水田の水位を自
由に変更することができ、しかも水田の水位、水温情報
が自宅にて分かり、更には数カ所の分れて点在する全て
の水田の水位を自宅にて集中管理することができる水田
用灌漑管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、水田に設置され、該水
田に水を自動給水すると共に水位が設定水位に達した時
点で給水を停止する水位管理と水田の水温測定を行う給
水装置と、自宅に設置され、前記給水装置との送受信に
より該給水装置から送信されてきた前記水位、水温等の
管理情報に基づいて該給水装置に対して設定水位の変更
等の新な管理情報を送信する管理装置とからなり、前記
給水装置は管理装置との送受信を行う送受信機Aと、水
田の設定水位を入力させると共にその設定水位と検出さ
れた水位との判断処理を行う制御部と、水田の水位を検
出する水位検出器及び水田の水温を検出する水温検出器
と、水位検出器から出力されてくる水位検出信号と設定
水位との制御部による比較処理内容により水の給水・停
止を行う給水部とで構成する一方、管理装置は前記給水
装置の送受信機Aとの送受信を行う送受信機Bと、送受
信機Bが受信した前記水位、水温等の管理情報に基づい
て前記給水装置の制御部に設定水位を変更する等の新な
管理情報を送信する際、その新な情報を入出力する入出
力部とで構成したことを要旨とする。
【0006】又、請求項1記載の水田用灌漑管理システ
ムにおいて、自宅に設置した一台の管理装置に対して数
カ所の水田に給水装置を夫々設置して、各水田の水位を
集中管理すると共に水位を測定する様に構成したことを
要旨とする。
【0007】更に、請求項1乃至2記載の水田用灌漑管
理システムにおいて、給水装置の送受信機Aと管理装置
の送受信機Bとの送受信が特定小電力型の微弱電波で行
われることを要旨とする。
【0008】更に、請求項2又は3記載の水田用灌漑管
理システムにおいて、管理装置の送受信機Bと各水田の
給水装置の送受信機Aとの送受信距離が異なる場合にお
いて、最も近い水田に設置されている給水装置の送受信
機Aから送受信距離が遠くなる各水田に設置されている
送受信機Aを中継させて最も遠距離の水田に設置されて
いる給水装置の送受信機Aとの送受信を行う様に構成し
たことを要旨とする。
【0009】更に、請求項2又は3記載の水田用灌漑管
理システムにおいて、管理装置の送受信機Bと数カ所に
分れて点在する各水田の給水装置の送受信機Aとの送受
信距離が異なる場合において、途中に設置した1乃至数
カ所の中継機を中継させて最も遠距離の水田に設置され
ている給水装置の送受信機Aとの送受信を行う様に構成
したことを要旨とする。
【0010】更に、請求項1乃至5いずれか1項記載の
水田用灌漑管理システムにおいて、給水装置は送受信機
A、水位検出器及び水温検出器、給水部の作動時間を管
理するタイマーAを具備する一方、管理装置は前記タイ
マーAと連動させて送受信機Bと送受信機Aとの送受信
を管理するタイマーBを具備することを要旨とする。
【0011】
【作 用】而して、上記した本発明請求項1に記載の
技術的手段によれば、水田に設置した給水装置の水位検
出器、水温検出器により検出された水位、水温情報は送
受信機Aから自宅の管理装置の送受信機Bに送信され
る。それにより、水田の水位、水温が自宅で分かる。そ
して、前日までの水温データ、或いは今夜から数日間に
亘り気温が下がる等の情報が入り、現在設定されている
設定水位を上げる設定水位の変更をしたい場合には管理
者は管理装置の入出力部を操作して水位を現在水位より
も上げる新な設定水位を入出力する。すると、送受信機
Bにより水田の送受信機Aに送信され、送受信機Aが受
信した新な設定水位は給水装置の制御部に入力され記憶
される。制御部に新な設定水位が入力されると、制御部
は新な設定水位と水位検出器から出力されてくる水位検
出信号即ち現在水位と新な設定水位との比較処理を行
い、水位検出器から出力されれてきた現在水位が設定水
位より低いと制御部が処理判断すると、制御部から給水
部に給水信号が出力され、給水部は自動給水を開始す
る。給水に伴い上昇する現在水位が設定水位に達する
と、制御部から給水部に停止信号が出力され、給水を停
止する。即ち、稲作の成育時期、そして気温の変化等に
応じた水田の給水装置による管理設定水位を自宅にて変
更することができる。
【0012】請求項2に記載の技術的手段によれば、数
カ所に分れて点在する各水田の水位、水温情報は自宅の
管理装置に送信されることから、各水田の水位、水温情
報を自宅にて確認することができる。即ち、数カ所に分
れて点在する各水田の水位を自宅にて集中管理できると
共に水温を確認することができる。又、気温の変化等に
より各水田の水位を変更する場合は上記した請求項1の
如く、制御装置の入出力部を操作して送受信機Bから水
田の各給水装置の送受信機Aに設定水位変更等の新な管
理情報を送信して各水田の給水装置の制御部に新な設定
水位を入力することができる。即ち、数カ所に分れて点
在する水田の各給水装置の管理設定水位を自宅にて変更
することができる。
【0013】請求項3に記載の技術的手段によれば、無
線資格の許可を必要としないことから、上記した請求項
1又は請求項2に記載した水田の水位管理、水温測定を
手軽に利用することができる。
【0014】請求項4に記載の技術的手段によれば、管
理装置の送受信機Bから送信された情報は最も近い水田
に設置されている給水装置の送受信機Aから送受信距離
が順次遠くなる水田に設置されている各給水装置の送受
信機Aを中継して、最後に最も遠い水田に設置されてい
る給水装置の送受信機Aへと受信される。一方、最も遠
い水田に設置されている給水装置の送受信機Aから送信
される水位、水温情報は当該水田から最も近い水田に設
置されている給水装置の送受信機Aから送受信距離が順
次遠くなる各水田に設置されている給水装置の送受信機
Aを中継して自宅の管理装置の送受信機Bに受信され
る。
【0015】請求項5に記載の技術的手段によれば、上
記した請求項4に記載の管理装置の送受信機Bと送受信
距離が異なる各水田の給水装置の送受信機Aとの送受信
は途中に設置した1乃至数カ所の中継機を中継して行わ
れる。
【0016】請求項6に記載の技術的手段によれば、給
水装置の送受信機A、水位検出器及び水温検出器、給水
部それらの作動時間はタイマーAにより管理されること
から、それらに常時通電する必要がない。即ち、常時通
電する場合に比べて電力の消耗が少なく、経済的であ
る。しかも、タイマーAによる給水装置の送受信機Aの
作動時間に対応させて管理装置の送受信機Bを作動させ
るその作動タイミングをタイマーBにより管理連動させ
ることができることから、管理装置の送受信機Bと給水
装置の送受信機Aとの送受信が確実に行われる。
【0017】
【実 施 例】本発明の実施の一例を図面に基づいて以
下説明すると、図1は水田用灌漑管理システムのブロッ
ク図であり、1は水田2に設置され、該水田2に水を自
動給水すると共に水位Lが設定水位に達した時点で給水
を停止する水位管理と水田の水温管理を行う給水装置、
3は自宅4に設置され、前記給水装置1との送受信によ
り該給水装置1から送信されてきた前記水位L、水温情
報に基づいて該給水装置1に対して設定水位の変更等の
新な管理情報を送信する管理装置であり、前記給水装置
1の後述する送受信機A 1-1から管理装置3の後述する
送受信機B 3-1に水位L、水温情報が送信され、該管理
情報が自宅4にて分かる。そして、管理装置3の送受信
機B 3-1から給水装置1の送受信機A 1-1への送信によ
り該給水装置1の設定水位を適宜変更し得る様に構成し
てある。
【0018】給水装置1は、無線設備の子局で、設定水
位に基づいて水田2の水位Lを管理すると共に、その水
位L情報を管理装置3に送る役目を成すものであり、管
理装置3との送受信を行う送受信機A 1-1と、水田2の
水位Lを設定記憶させると共にその設定水位と検出され
た水位Lとの判断処理を行う制御部1-2 と、水田2の水
位Lを検出する水位検出器1-3 及び水田2の水温を検出
する水温検出器1-4 と、水位検出器1-3 から出力されて
くる水位検出信号即ち現在水位と設定水位との制御部1-
2 により比較処理された判断内容により該制御部1-2 か
ら出力される給水信号、停止信号により水の給水・停止
を行う給水部1-5 とからなり(図1(ロ)及び図3参
照)、制御部1-2 により予め入力されている設定水位と
水位検出器1-3 から出力されてくる現在水位との比較処
理が行われ、水位検出器1-3 から出力されてきた現在水
位が設定水位より低いと処理判断すると、給水部1-5 に
給水信号を出力せしめて水田2への水の給水を開始さ
せ、該給水に平行して水位検出器1-3 から出力されてく
る現在水位が設定水位に達すると、給水部1-5 に停止信
号を出力せしめて水田2の水位Lを管理する様に構成し
てなる。
【0019】送受信機A 1-1は、無線設備の子局で、制
御部1-2 の後述する処理部7に接続され、該制御部1-2
から出力されてくる水位検出器1-3 からの現在水位と、
水温検出器1-4 からの現在水温等の管理情報を管理装置
3の送受信機B 3-1に送信する役目と、管理装置3の送
受信機B 3-1から送信されてくる設定水位変更等の新な
管理情報を受信せしめてその情報を制御部1-2 に出力す
る役目を成すもので、田面に設置される機枠5上のカバ
ー6内に配置され、管理装置3の送受信機B3-1との送
受信を行う。
【0020】制御部1-2 は、水位検出器1-3 から出力さ
れてくる現在水位と既に記憶されている設定水位とを比
較処理する処理部7を備え、現在水位が設定水位よりも
低いと判断すると、増幅器8を介して給水部1-5 に給水
信号を送ると共に、現在水位が設定水位に達した時点で
給水部1-5 に停止信号を出力する。即ち、管理装置3の
送受信機B 3-1から給水装置1の送受信機A 1-1に送信
され、該送受信機A1-1から出力されてくる設定水位を
入力せしめて、その設定水位に基づいて水田2の水位L
を水位検出器1-3 から出力されてくる現在水位との比較
処理により水田2の水位Lを設定水位に管理する役目を
成すもので、カバー6で覆われる上記した機枠5上に配
置される。
【0021】因みに、本実施例においては処理部7によ
る現在水位と設定水位との比較処理時に、設定水位と現
在水位との水位差を±2cmまで持たせてある。例えば15
cmの設定水位に対して水位検出器1-3 が出力されてきた
現在水位が13cm、17cmの場合でも処理部7は設定水位と
現在水位とが同一水位と比較処理する様にしてある。
【0022】水位検出器1-3 は、水位Lの上下変位に対
応して変化する圧力を電圧に変換してその水位Lを制御
部1-2 に出力する動きを成す圧力センサーであり、機枠
5内に垂直に配置されると共に制御部1-2 の処理部7に
接続され、検出した水位情報を処理部7に出力し、その
水位情報は同処理部7により処理されて送受信機A 1-1
から管理装置3の送受信機B 3-1に送信され、該管理装
置3の後述する入出力部3-2 の表示部22に表示される様
になっている。図示では周面に水田2の水が入り込む流
入縦孔9-1 を有すると共に下端側が田面に挿入された如
く機枠5内に取り付けた筒体9内に垂直に配置せしめ
て、風等により水面に発生する波の影響をできるかぎり
受けずに水田2の水位Lを検出し得る様にしてなる。
【0023】水温検出器1-4 は、水温を電圧に変換する
動きを成す周知の水温計であり、上記した筒体9内に配
置されると共に制御部1-2 の処理部7に接続されて、検
出した水温情報を処理部7に出力し、その水温情報は同
処理部7により処理されて送受信機A 1-1から管理装置
3の送受信機B 3-1に送信されて、該管理装置3の表示
部22に表示される様になっている。
【0024】給水部1-5 は、近年の農地開発で進められ
ている不図示のパイプライン、或いは図示した様に水路
10より機枠5内に配管導入した給水路11の給水口11-1に
対向位置し、且つ上下動自在に配置した支持軸14の下端
に連結保持させたバルブ弁12と、支持軸14を上下動自在
に螺合支持させて回転自在に配置した支持部13の大歯車
15と噛合連繋させて該支持部13を正逆回転させる小歯車
16を備えたモーター17とからなり、該モーター17の動力
により支持部13を回転させることで、貫通状に螺合連繋
する支持軸14を上下転移動させてバルブ弁12が給水路11
の給水口11-1を開弁、閉弁する様に構成してある。モー
ター17は制御部1-2 の増幅器8を介して処理部7に接続
され、該処理部7により比較処理されて出力されてくる
給水信号、停止信号により正逆回転せしめて、大小歯車
15,16、支持部13を介して支持軸14を上下に移動させる
ことで、バルブ弁12を上下させて給水路11の給水口11-1
を開閉するものである。尚、支持軸14は上端には回転不
能用のキー14-1が施されており、支持部13の正逆回転に
伴う上下移動時に回転せずに移動する様にしてある。
【0025】そして、上記した送受信機A 1-1、制御部
1-2 、水位検出器1-3 、水温検出器1-4 、給水部1-5 の
モーター17は付図示の電柱から引き込まれた引込み線18
を接続せしめて機枠5上に配置した接続器19に夫々接続
され、該接続器19から電気が通電される様にしてある。
【0026】管理装置3は、無線設備の基地局で、上記
給水装置1の送受信機A 1-1から送信されてくる水位
L、水温情報を管理者に知らせると共に、給水装置1に
新な管理情報を送信するものであり、給水装置1の送受
信機A 1-1との送受信を行う送受信機B 3-1と、送受信
機B 3-1が受信した前記水位L、水温情報に基づいて給
水装置1の前記制御部1-2 に設定水位を変更する等の新
な管理情報を送信(入力)する際、その新な情報を入出
力する入出力部3-2 とからなる(図1(イ)及び図2参
照)。図中39は外部出力用のプリンターである。
【0027】送受信機B 3-1は、入出力部3-2 の後述す
る中央処理装置(CPU)にモデム20を介して接続さ
れ、送受信機A 1-1から送信されてくる水位L、水温情
報を受信せしめて後述する表示部22に出力する一方で、
入出力部3-2 にて入力されて中央処理装置(CPU)に
より処理された設定水位等の新な管理情報を送受信機A
1-1に送信するものである。
【0028】入出力部3-2 は、中央処理装置(CP
U)、入力部21、表示部22からなり、送受信機B 3-1か
らモデム20を介して中央処理装置(CPU)に出力され
てくる給水装置1からの水位L、水温情報を表示部22に
表示、そして給水装置1の設定水位を変更する等の新な
管理情報を入力部21により中央処理装置(CPU)に入
力する様になっている。
【0029】入力部21は、設定水位等の管理情報や各種
制御データを入力するためのもので、キーボードやマウ
ス等から構成されている。表示部22は、CRTモニター
等であり、入力部21で入力されて中央処理装置(CP
U)に記憶される設定水位等の管理情報や各種データ、
或いは給水装置1の送受信機A 1-1から送受信機B 3-1
に送信され、中央処理装置(CPU)から出力されてく
る水位L、水温情報が表示される様になっている。
【0030】次に、以上の如く構成した本実施例水田用
灌漑管理システムによる水田2の水位管理を図4に示す
フローチャートを参照しながら説明すれば、水田2に設
置されて給水装置1の水位検出器1-3 、水温検出器1-4
が水田2の水位L、水温を検出する(ステップ23)。検
出された水位L、水温情報が制御部1-2 に出力される
と、該制御部1-2 から送受信機A 1-1に出力され、送受
信機A 1-1から管理装置3の送受信機B 3-1に送信され
て中央処理装置(CPU)から表示部22に出力され、該
表示部22に表示される(ステップ24)一方で、制御部1-
2 の処理部7は水位検出器1-3 から水位情報が出力され
たきた時点でその現在水位と設定水位との比較処理を行
う(ステップ25)。現在水位が設定水位より低いと判断
すると、処理部7から給水部1-5 のモーター17に増幅器
8を介して給水信号(バルブ開信号)が出力され、モー
ター17が作動せしめてバルブ弁12が給水路11の給水口11
-1を開いて自動給水を開始する(ステップ26)。この
時、水位検出器1-3 は給水に伴う水位Lの上昇を検出し
(ステップ27)、その水位情報は処理部12に逐次出力さ
れ、処理部7は設定水位との比較処理を逐次行う(ステ
ップ28)。現在水位が設定水位に達すると、処理部7か
らモーター17に停止信号(バルブ閉信号)が出力され、
モーター17が作動せしめてバルブ弁12が給水路11の給水
口11-1を閉じ、給水は止まる(ステップ29)。
【0031】そして、前日までの水温データ、或いは今
夜から数日間に亘り気温が下がる等の情報が入り、現在
設定されている設定水位を上げる設定水位の変更をした
い場合には管理者は管理装置3の入力部21を操作して水
位Lを現在水位よりも上げる新な設定水位を入力する。
この時、新に設定された設定水位は中央処理装置(CP
U)に出力・記憶されると共に表示部22に表示される一
方で、送受信機B 3-1から水田2の給水装置1の送受信
機A 1-1に送信され、送受信機A 1-1が受信した新な設
定水位は制御部1-2 に出力・記憶される。制御部1-2 に
新な設定水位が記憶されると、上記したステップ23から
ステップ29に至る段階にて水田2への給水、停止が成さ
れて、水田2の設定水位の変更に伴う水位管理が成され
る。
【0032】図5は、自宅4に設置した一台の管理装置
3に対して数カ所に分かれて点在する水田2に給水装置
1を夫々設置して、数カ所の各水田2の水位L、水温等
を自宅4の一台の管理装置3により集中管理する様に構
成した他の実施例であり、斯る実施例は水田2の各給水
装置1の制御部1-2 に水田2の地番等を用いたチャンネ
ル番号(識別番号)を入力する一方、管理装置3側には
そのチャンネル番号に対応させた水田2の各給水装置1
に対する呼出番号、例えば図示例の様に水田2が4カ所
に点在してある場合には4カ所の各給水装置1にチャン
ネル番号として1〜4を各給水装置1の制御部1-2 に入
力し、このチャンネル番号1〜4に対応して送受信が行
われる様に周波数等を変えた呼出番号0001〜000
4をディジタル信号(方式)にて管理装置3の中央処理
装置(CPU)に入力しておいて、管理装置3の送受信
機B 3-1から呼出信号0001が送信されると、チャン
ネル番号1の給水装置1との送受信が行われ、そして呼
出信号0003が送信されると、チャンネル番号3の給
水装置1との送受信が行われる様に呼出番号0001〜
0004に対応するチャンネル番号1〜4とにより水田
2の各給水装置1と管理装置3が個々に送受信が行われ
る様に構成してある。即ち、各給水装置1との通信条件
を管理装置3の中央処理装置(CPU)設定しておい
て、管理装置3と個々に送受信が行われる様にする。
尚、斯る実施例において上記実施例詳述と同じ構成部分
においてはその説明を省略する。
【0033】水田2に設置される各給水装置1の制御部
1-2 に水田2の地番等のチャンネル番号1〜4を入力す
る一方、管理装置3には各給水装置1との通信条件を設
定するアプリケーションソフトウエアを装備せしめて中
央処理装置(CPU)に呼出番号0001〜0004を
ディジタル信号にて入力する。又、中央処理装置(CP
U)には呼出番号0001〜0004を入力すると同時
に適宜の時間(30秒〜1分程度の間隔)をおいて呼出番
号0001から順番に管理装置3の送受信機B3-1から
各給水装置1の送受信機A 1-1に送信される様に制御プ
ログラムを入力する。詳しく述べると、送受信機B 3-1
から呼出番号0001が送信され、その送信から適宜の
時間が経過すると呼出番号0001に対応するチャンネ
ル番号1との送受信が休止され、その休止に伴い自動的
に送受信が切り替わって次に呼出番号0002が送受信
機B 3-1から送信されてチャンネル番号2との送受信が
行われる様に中央処理装置(CPU)に制御プログラム
を入力しておいて、チャンネル番号1〜4の各給水装置
1と管理装置3との送受信が制御プログラムの順番にて
自動的に行わせる様にしてある。尚、呼出番号0001
の送信によるチャンネル番号1の給水装置1との送受信
は呼出番号0001を入力部21の操作により表示部22に
呼び出すことで開始する様にしても良く、その操作は自
由である。
【0034】而して、斯る実施例の水田用灌漑管理シス
テムによれば、中央処理装置(CPU)が制御プログラ
ムを実行することにより数カ所に分れて点在する水田2
の各給水装置1の制御部1-2 を介して水位検出器1-3 と
水温検出器1-4 とにより検出された水位L、水温情報は
各給水装置1の送受信機A 1-1と管理装置3の送受信機
B 3-1との送受信が順番に行われ、送受信機B 3-1が受
信した各水田2の水位L、水温情報は中央処理装置(C
PU)から表示部22に出力され、該表示部22に順番に表
示されていく。表示部22に表示される各水田2の水位
L、水温情報は各水田の地番等からなるチャンネル番号
1〜4と一緒にに表示される。即ち、数カ所に分れて点
在する各水田2の水位L、水温を自宅4にて集中管理す
ることができる。そして、気温の変化等により各水田1
の水位Lを変更する場合は上記実施例詳述の如く、管理
装置3の入力部21を操作して水位Lを現在水位よりも上
げる新な設定水位を入力する。この場合、水田2の各給
水装置1から順番にて送信されてくる前記水位情報に応
じて各水田2毎に行う。然る後、入力部21により呼出番
号0001を表示部22に呼び出す。すると、まず始めに
呼出番号0001が送受信機B 3-1から送信され、呼出
番号0001に対応するチャンネル1の給水装置1の送
受信機A 1-1との送受信が始まり、該給水装置1の制御
部1-2 に新な設定水位が入力される。以後は時間の経過
に伴う送受信の自動切り替えにより呼出番号0002〜
0004が送受信機B 3-1から順番に送信され、チャン
ネル2〜4の各給水装置1の制御部1-2 に新な設定水位
が入力されていく。即ち、数カ所に分れて点在する水田
2の各給水装置1の設定水位を自宅4にて変更すること
ができる。新な設定水位が制御部1-2 に入力された各給
水装置1は上記実施例詳述の如く、ステップ23からステ
ップ29に至る段階にて各水田2への給水、給水の停止が
成されて、新な設定水位に伴う各水田2の水位管理が成
される。
【0035】次に、管理装置3の送受信機B 3-1と給水
装置1の送受信機A 1-1との送受信距離が制限される特
定小電力型の微弱電波で行う場合を説明すると、斯る実
施例では自宅4に設置した一台の管理装置3に対して送
受信が可能な距離の水田2と、送受信が不可能な距離の
水田2に分散して図6の如く設置されている数カ所の各
給水装置1において、管理装置3との送受信が可能な水
田2に設置されている給水装置1の送受信機A 1-1を中
継させて当該水田2から送受信が不可能な水田2に設置
されている給水装置1の送受信機A 1-1に、そしてこの
送受信機A 1-1を中継させて次の送受信機A 1-1に、こ
の送受信機A 1-1を中継させて最も遠距離の水田2に設
置されている給水装置1の送受信機A 1-1との送受信を
行う様に構成してある。即ち、管理装置3との送受信が
可能な給水装置1の送受信機A 1-1から近接する各給水
装置1の送受信機A 1-1同士が順送りで中継が成されて
最後に最も遠距離の給水装置1の送受信機A 1-1との送
受信が成される様に構成してある。斯る実施例において
も上記実施例詳述と同じ構成部分においてはその説明を
省略する。
【0036】管理装置3の中央処理装置(CPU)に、
上記施例詳述の如く、時間をおいて数カ所の各給水装置
1の送受信機A 1-1との送受信が自動的に切り替わる制
御プログラムの他に、送受信が自動的に切り替わると同
時に休止した給水装置1の送受信機A 1-1が次に送受信
が行われる給水装置1の送受信機A 1-1と管理装置3の
送受信機B 3-1との送受信を中継する中継ぎを成す様に
入力部21で新な制御プログラムを入力する。
【0037】因みに、特定小電力型の微弱電波の送受信
が可能な最大送受信距離は直線距離で略1Kmされてい
る。従って、自宅4から略1Km範囲内で離れている水田
2の給水装置1の制御部1-2 にチャンネル番号1を入
力、そして、次に離れている給水装置1の制御部1-2 に
チャンネル番号2を入力する如く、自宅4の管理装置3
から送受信距離が遠くなるに連れて各給水装置1の制御
部1-2 に順番にチャンネル番号を入力するものである。
【0038】而して、斯る実施例の水田用灌漑管理シス
テムによれば、上記実施例詳述の如く、中央処理装置
(CPU)が制御プログラムを実行することにより自宅
4の管理装置3の送受信機B 3-1と数カ所に分れて点在
する水田2の各給水装置1の送受信機A 1-1との送受信
は順送りで順番に行われ、送受信機B 3-1が受信した各
水田2の水位L、水温情報は中央処理装置(CPU)か
ら表示部22に出力され、該表示部22に順次表示されてい
く。それにより、特定小電力型の微弱電波が届かない送
受信が不可能な水田2に設置されて点在する全ての給水
装置1の送受信機A 1-1と管理装置3の送受信機B 3-1
との送受信が可能となり、各水田2の水位、水温情報を
自宅4にて分かる。そして、各給水装置1の設定水位を
変更する場合には上記実施例詳述の如く、管理装置3の
入力部21を操作して水位Lを現在水位よりも上げる新な
設定水位を入力することで、各給水装置1の送受信機A
1-1を順送りで中継させながら点在する全ての給水装置
1の制御部1-2 に新な設定水位を入力することができ
る。
【0039】図7は上記実施例詳述の如く、特定小電力
型の微弱電波で管理装置3の送受信機B 3-1と点在する
水田2の各給水装置1の送受信機A 1-1との送受信を行
う場合において、送受信が不可能な距離、或いは山等の
障害物により電波が届かない場所の水田2に設置されて
いる各給水装置1と管理装置3との間に1乃至数カ所に
中継機30を設置し、この中継機30を中継されて送受信が
不可能な給水装置1の送受信機A 1-1と管理装置3の送
受信機B 3-1との送受信が行われる様に構成したもので
ある。斯る実施例においても上記実施例詳述と同じ構成
部分においてはその説明を省略する。
【0040】中継機30は、一般に送受信を行う無線設備
の附属装置として従来から知られている周知の構成を成
し、送受信が不可能な距離、或いは障害物がある管理装
置3と給水装置1との間、そして給水装置1同士間を特
定小電力型の微弱電波による送受信が可能になる様に1
乃至数カ所に設置して、自宅4の管理装置3に対して各
給水装置1が送受信し得る様に中継するものである。
【0041】而して、斯る実施例の水田用灌漑管理シス
テムによれば、上記実施例詳述の如く、中央処理装置
(CPU)が制御プログラムを実行することにより自宅
4の管理装置3の送受信機B 3-1と数カ所に分れて点在
する水田2の各給水装置1の送受信機A 1-1との送受信
は中継機30を介して順番に行われ、送受信機B 3-1が受
信した各水田2の水位L、水温情報は中央処理装置(C
PU)から表示部22に出力され、該表示部22に順次表示
されていく。それにより、特定小電力型の微弱電波が届
かない送受信が不可能な水田2に設置されて点在する全
ての給水装置1の送受信機A 1-1と自宅4の管理装置3
の送受信機B 3-1との送受信が可能となり、各水田2の
水位L、水温情報を自宅4にて分かる。そして、各給水
装置1の設定水位を変更する場合には上記実施例詳述の
如く、管理装置3の入力部21を操作して水位Lを現在水
位よりも上げる新な設定水位を入力することで、各給水
装置1の送受信機A 1-1を順送りで中継させながら点在
する全ての給水装置1の制御部1-2 に新な設定水位を入
力することができる。
【0042】尚、特定小電力型の微弱電波が届かない送
受信距離、そして山等の障害物により電波が届かない場
所の水田2に設置されている給水装置1の送受信機A 1
-1と管理装置3の送受信機B 3-1との送受信を中継機30
と上記実施例詳述の如く、管理装置3の送受信機B 3-1
との送受信が休止した各給水装置1の送受信機A 1-1を
順送りで中継させて、管理装置3の送受信機B 3-1との
送受信が不可能な全ての給水装置1の送受信機A 1-1と
送受信が可能になる様に構成するも良く、自由である。
【0043】図8に示したブロック図は給水装置1の送
受信機A 1-1、水位検出器1-3 、水温検出器1-4 、給水
部1-5 のモータ17これらへの電源の通電を機枠5上に配
置したバッテリー31から行う。そして、限られた電力の
バッテリー31の電力消耗を低減するために、前記給水装
置1の送受信機A 1-1、水位検出器1-3 、水温検出器1-
4 、給水部1-5 のモータ17への電源の通電時間を管理す
るタイマーA32を機枠5上に配置し、該タイマーA32に
セットされている通電時間に送受信機A 1-1、水位検出
器1-3 、水温検出器1-4 、給水部1-5 のモータ17にバッ
テリー31から電源が通電されてそれらが作動し得る様に
してある。例えば午前8時と午後4時頃の日2回に分け
て作動して、日2回の通電時間に水位検出器1-3 と水温
検出器1-4 とは水位L、水温を夫々検出してその管理情
報を制御部1-2 に出力すると共に、制御部1-2 から送受
信機A 1-1に出力されて管理装置3の送受信機B 3-1に
送信される様に構成してなる。即ち、タイマーA32によ
り制御されたバッテリー31からの通電時のみ、給水装置
1の送受信機A 1-1は管理装置3の送受信機B 3-1との
送受信を行い、水位検出器1-3 と水温検出器1-4 とから
制御部1-2 に出力されてくる水位L、水温情報を管理装
置3の送受信機B 3-1に送信する様に、そして、制御部
1-2 は処理部7により水位検出器1-3 から出力されてく
る現在水位と設定水位との比較処理を行って給水部1-5
のモーター17に給水信号、停止信号を出力せしめて、給
水路11の給水口11-1に対するバルブ弁12の開閉を行い、
水田2の水位Lを設定水位にて管理する様に構成してな
る(図9参照)。尚、斯る実施例においても上記実施例
詳述と同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説明
を省略する。
【0044】タイマーA32は、バッテリー31から送受信
機A 1-1、水位検出器1-3 、水温検出器1-4 、給水部1-
5 のモータ17への電源の通電を管理する役目を成すもの
で、機枠5上に配置され、前記バッテリー31と送受信機
A 1-1、水位検出器1-3 、水温検出器1-4 、給水部1-5
のモータ17とを接続する。尚、水位検出器1-3 、水温検
出器1-4 に対する接続は制御部1-2 の処理部7を介して
行い、給水部1-5 のモータ17に対する接続は制御部1-2
の増幅器8を介して行う。又、このタイマーA32の電源
を通電するON動作はセット時間がカウントされることで
行うものの、電源を切るOFF 動作は制御部1-2 から出力
される電源遮断信号により動作する様にしてある。即
ち、水位検出器1-3 からの現在水位を制御部1-2 の処理
部7が設定水位と同一水位と比較処理して給水部1-5 の
モーター17に停止信号(バルブ閉信号)が出力され、モ
ーター17が作動せしめてバルブ弁12が給水路11の給水口
11-1を閉じたタイミングにて処理部7から出力される電
源遮断信号により行われる様になっている。
【0045】又、斯る実施例ではタイマーA32により電
源が通電されて送受信し得る様になった給水装置1の送
受信機A 1-1からの水位L、水温情報が管理装置3の送
受信機B 3-1に確実に送信される様に、送受信機A 1-1
と送受信機B 3-1との送受信のタイミングを図るタイマ
ーB33を送受信機B 3-1に接続備え、タイマーA32によ
り送受信機A 1-1が送受信し得る電源の通電状態になっ
た時に送受信機B 3-1から送受信確認信号が送受信機A
1-1に送信される様にしてある。
【0046】而して、斯る実施例の水田用灌漑管理シス
テムによれば、図10に示すフローチャートの如く、タイ
マーA,B32,33がセットされた時間に同時に始動する
(ステップ34)。すると、給水装置1の送受信機A 1-
1、水位検出器1-3 、水温検出器1-4 、給水部1-5 のモ
ータ17に電源が通電され(ステップ35)、管理装置3の
送受信機B 3-1から送受信機A 1-1に送受信確認信号が
送信される(ステップ36)。以後は図5のフローチャー
トにおいて詳述したステップ23からステップ29の如く、
ステップ37からステップ43に至る段階にて各水田2への
自動給水、給水の停止が行われて、各水田2の設定水位
に応じた水位管理が成される。この際、水田2の各給水
装置1と自宅4の管理装置3との送受信は上記実施例詳
述の如く、中央処理装置(CPU)が制御プログラムを
実行することにより送受信が休止した途中の送受信機A
1-1、或いは中継機30を中継する順送りで順番に行われ
る。そして、制御部1-2 の処理部7が給水に伴い水位検
出器1-3 から逐次出力されてくる現在水位と設定水位と
の比較処理を行い。現在水位が設定水位に達すると、処
理部7からモーター17に停止信号(バルブ閉信号)が出
力されると共にタイミングをおいてタイマーA32に電源
遮断信号が出力され、タイマーA32はOFF 動作し、バッ
テリー31から送受信機A 1-1、水位検出器1-3 、水温検
出器1-4 、給水部1-5 のモータ17への電源が遮断される
(ステップ44)。
【0047】又、本実施例では図9に二点鎖線で示した
様に、機枠5上にバッテリー31に太陽光を利用して電圧
を蓄電する太陽電池モジュール45を設置、所謂太陽光発
電システムを利用してバッテリー31に電圧を蓄電する様
に構成し、それによって、バッテリー31による電力供給
を長期間に亘り継続し得る様にしてある。尚、太陽電池
モジュール45とバッテリー31との接続には光を電力に変
える交換装置等の機器類を用いることは言うまでもな
い。
【0048】
【発明の効果】本発明の水田用灌漑管理システムは叙上
の如く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .水田に設置した給水装置の水位検出器、水温検出器
により検出された水位、水温情報は送受信機Aから自宅
の管理装置の送受信機Bに送信され、その水位L、水温
情報を自宅で知ることができる。一方、水位検出器によ
り検出された水位情報は制御部に出力され、制御部は水
位検出器から出力されてくる現在水位と設定水位との比
較処理を行い、その現在水位が設定水位より低いと処理
判断すると、給水部に作動信号を出力せしめて該給水部
に給水を開始させると共に、給水に伴い上昇する現在水
位が設定水位に達すると、給水部に停止信号を出力せし
めて給水を停止させる。そして、前日までの水温デー
タ、或いは今夜から数日間に亘り気温が下がる等の情報
が入り、設定水位を変更する場合には管理者は管理装置
の入出力部を操作して水位Lを現在水位よりも上げる新
な設定水位を入力することで、その新な設定水位は送受
信機Bにより水田の送受信機Aに送信され、該送受信機
Aから給水装置の制御部に出力されて該制御部に記憶さ
れる。即ち、稲作の成育時期、そして気温の変化等に応
じた水田の給水装置による設定水位を自宅にて変更する
ことができる。
【0049】.数カ所に分れて点在する各水田の水位
L、水温情報は自宅の管理装置に送信されることから、
各水田の水位L、水温情報を自宅にて確認することがで
きる。即ち、数カ所に分れて点在する各水田の水位L、
水温を自宅にて集中管理できる。又、気温の変化等によ
り各水田の水位Lを変更する場合は上記したの如く、
管理装置の入出力部を操作して送受信機Bから各水田の
給水装置の送受信機Aに設定水位変更等の新な管理情報
を送信して各水田の給水装置の制御部に新な設定水位を
入力させることができる。即ち、数カ所に分れて点在す
る各水田の給水装置の設定水位を自宅にて変更すること
ができる。
【0050】.無線資格の許可を必要としない特定小
電力型の微弱電波を利用するすることで、上記した又
はに記載した水田の水位L、水温管理を手軽に利用す
ることができる。即ち、一般の農家でも手軽に使用する
ことができ、有効である。
【0051】.管理装置の送受信機Bから送信された
情報は最も近い水田に設置されている給水装置の送受信
機Aから送受信距離が順次遠くなる各水田に設置されて
いる給水装置の送受信機Aを中継して、最後に最も遠い
水田に設置されている給水装置の送受信機Aへと順送り
で受信されることから、特定小電力型の微弱電波を利用
して数カ所に分れて点在する全ての水田の水位L、水温
情報を自宅で知ることができる。
【0052】.上記したに記載の管理装置の送受信
機Bと送受信距離が異なる各水田の給水装置の送受信機
Aとの送受信は途中に設置した1乃至数カ所の中継機を
中継して行われる。
【0053】給水装置の送受信機A、水位検出器及び
水温検出器、給水部それらの作動時間はタイマーAによ
り管理されることから、常時通電する必要がない。即
ち、常時通電する場合に比べて電力の消耗が少なく、省
電力化が図られ経済的である。しかも、タイマーAによ
る給水装置の送受信機Aの作動時間に対応させて管理装
置の送受信機Bを作動させるその作動タイミングをタイ
マーBにより管理連動させることができることから、管
理装置の送受信機Bと給水装置の送受信機Aとの送受信
が確実に行われる。
【0054】従って、本発明の水田用灌漑管理システム
によれば、自宅(在宅)での遠隔操作で水田の水位Lを
自由に変更することができることから、従来の様に管理
者は数キロ離れて点在する全ての水田まで足を延ばす必
要がなくなり、水位管理が大幅に改善され、管理者に対
する労務の軽減を図り得る。しかも各水田の水位L、水
温情報が自宅にて知ることができる。更には数カ所の分
れて点在する全ての水田の水位Lを自宅にて集中管理す
ることができる等の画期的な灌漑管理システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明水田用灌漑管理システムのブロック図
で、(イ)は管理装置のブロック図、(ロ)は給水装置
のブロック図
【図2】 同管理装置の一例を示した正面図
【図3】 同給水装置の水田への設置形態の一例を示し
た断面図
【図4】 管理装置の制御部に記憶されている設定水位
に基づいて水を自動給水すると共に設定水位に達した時
点で給水を停止する動作を示したフローチャート
【図5】 自宅の管理装置と数カ所に分かれて点在する
水田の給水装置との送受信形態の他の実施例を示した概
略図
【図6】 自宅の管理装置と数カ所に分かれて点在する
水田の給水装置との送受信を特定小電力型の微弱電波で
行った場合のその送受信形態の一例を示した概略図
【図7】 自宅の管理装置と数カ所に分かれて点在する
水田の給水装置との送受信を特定小電力型の微弱電波で
行い、且つ途中の中継機を介して送受信を行った場合の
その送受信形態の一例を示した概略図
【図8】 タイマーAにより給水装置の送受信機A、水
位検出器、水温検出器、給水部これらへの電源の通電時
間を管理し、且つタイマーBにより送受信機Aと管理装
置の送受信機Bとの送受信のタイミングを図る本発明水
田用灌漑管理システムのブロック図で、(イ)は管理装
置のブロック図、(ロ)は給水装置のブロック図
【図9】 同給水装置の水田への設置形態の一例を示し
た断面図
【図10】 タイマーA,Bの管理に伴う送受信機Aと送
受信機Bとの送受信、そして管理装置の制御部に記憶さ
れている設定水位に基づいて水を自動給水すると共に設
定水位に達した時点で給水を停止する動作を示したフロ
ーチャート
【符号の説明】
1…給水装置 1-1 …送受信
機A 1-2 …制御部 1-3 …水位
検出部 1-4 …水温検出部 1-5 …給水
部 2…水田 3…管理装
置 3-1 …送受信機B 3-2 …入出
力部 4…自宅 32…タイマ
ーA 33…タイマーB

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水田に設置され、該水田に水を自動給水
    すると共に水位が設定水位に達した時点で給水を停止す
    る水位管理と水田の水温測定を行う給水装置と、自宅に
    設置され、前記給水装置との送受信により該給水装置か
    ら送信されてきた前記水位、水温等の管理情報に基づい
    て該給水装置に対して設定水位の変更等の新な管理情報
    を送信する管理装置とからなり、前記給水装置は管理装
    置との送受信を行う送受信機Aと、水田の設定水位を入
    力させると共にその設定水位と検出された水位との比較
    処理を行う制御部と、水田の水位を検出する水位検出器
    及び水田の水温を検出する水温検出器と、水位検出器か
    ら出力されてくる水位検出信号と設定水位との制御部に
    よる判断処理内容により水の給水・停止を行う給水部と
    で構成する一方、管理装置は前記給水装置の送受信機A
    との送受信を行う送受信機Bと、送受信機Bが受信した
    前記水位、水温等の管理情報に基づいて前記給水装置の
    制御部に設定水位を変更する等の新な管理情報を送信す
    る際、その新な情報を入出力する入出力部とで構成した
    ことを特徴とする水田用灌漑管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水田用灌漑管理システム
    において、 自宅に設置した一台の管理装置に対して数カ所の水田に
    給水装置を夫々設置して、各水田の水位を集中管理する
    と共に水温を測定する様に構成したことを特徴とする水
    田用灌漑管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の水田用灌漑管理シ
    ステムにおいて、 給水装置の送受信機Aと管理装置の送受信機Bとの送受
    信が特定小電力型の微弱電波で行われることを特徴とす
    る水田用灌漑管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の水田用灌漑管理シ
    ステムにおいて、 管理装置の送受信機Bと数カ所に分れて点在する各水田
    の給水装置の送受信機Aとの送受信距離が異なる場合に
    おいて、最も近い水田に設置されている給水装置の送受
    信機Aから送受信距離が遠くなる各水田に設置されてい
    る給水装置の送受信機Aを中継由させて最も遠距離の水
    田に設置されている給水装置の送受信機Aとの送受信を
    行う様に構成したことを特徴とする水田用灌漑管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の水田用灌漑管理シ
    ステムにおいて、 管理装置の送受信機Bと数カ所に分れて点在する各水田
    の給水装置の送受信機Aとの送受信距離が異なる場合に
    おいて、途中に設置した1乃至数カ所の中継機を中継さ
    せて最も遠距離の水田に設置されている給水装置の送受
    信機Aとの送受信を行う様に構成したことを特徴とする
    水田用灌漑管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5いずれか1項記載の水田
    用灌漑管理システムにおいて、 給水装置は送受信機A、水位検出器及び水温検出器、給
    水部の作動時間を管理するタイマーAを具備する一方、
    管理装置は前記タイマーAと連動させて送受信機Bと送
    受信機Aとの送受信を管理するタイマーBを具備するこ
    とを特徴とする水田用灌漑管理システム。
JP7082349A 1995-04-07 1995-04-07 水田用灌漑管理システム Pending JPH08275684A (ja)

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