JPH08275570A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

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Publication number
JPH08275570A
JPH08275570A JP7330434A JP33043495A JPH08275570A JP H08275570 A JPH08275570 A JP H08275570A JP 7330434 A JP7330434 A JP 7330434A JP 33043495 A JP33043495 A JP 33043495A JP H08275570 A JPH08275570 A JP H08275570A
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JP
Japan
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circuit
voltage
transistor
thyristor
filter capacitor
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Application number
JP7330434A
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Inventor
Takeshi Tanaka
毅 田中
Hideo Koo
秀夫 小尾
Takeo Matsumoto
武郎 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 続流電流が流れ続けようとする放電回路のサ
イリスタを確実に消弧し、インバータ回路の再起動時間
を短縮する。 【解決手段】 インバータ回路5に、フィルタコンデン
サ3と、サイリスタ10、放電用の抵抗9およびトラン
ジスタ12からなる放電回路8とを並列接続し、フィル
タコンデンサ3の過電圧でサイリスタ10を点弧して放
電して、フィルタコンデンサ3の過電圧を解消し、フィ
ルタコンデンサ3の電圧の低下でトランジスタ12をオ
フ制御してサイリスタ10を消弧させ、消弧を検出した
らすぐに遮断器2の投入を許可してインバータ回路5の
再起動時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道車両などを
駆動するための電動機の制御に用いられる電力制御装置
に関し、特に、回生制動時における過電圧吸収の放電回
路に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開昭62−25087
8号公報に示された従来の三相誘導電動機制御用の電力
制御装置を示す回路図である。図4において、1は鉄道
線路の架線などから供給される直流電源、2はこの直流
電源1を切り放す遮断器、3は回生制動などをするとき
の発電エネルギーを吸収させるフィルタコンデンサで、
フィルタリアクトル4と共に逆L形フィルタ回路を構成
する。5は三相のインバータ回路を構成する電力変換回
路で、ゲートターンオフサイリスタなどの制御整流素子
5U,5V,5W,5X,5Y,5Zとそれぞれ逆並列
接続されたダイオード6U,6V,6W,6X,6Y,
6Zとにより構成される。5PU,5PV,5PWは
U,V,W相の正極側素子群、5NU,5NV,5NW
はU,V,W相の負極側素子群である。7はインバータ
回路5の負荷端に接続された鉄道車両などを駆動する三
相誘導電動機である電動機、8はインバータ回路5の電
源端と、フィルタコンデンサ3とに並列接続された回生
制動などをするときの過電圧抑制または発電エネルギー
の放電のための放電回路であり、放電用の抵抗9と、サ
イリスタ10と、ダイオード11との直列回路により構
成される。
【0003】次に動作について説明する。鉄道車両を運
転するために電動機を駆動する、いわゆる力行の場合に
は、直流電源1の電圧をインバータ回路5の図示しない
ゲート制御回路にて、各制御整流素子5U,5V,5
W,5X,5Y,5Zを順次スイッチング制御すること
によって三相の可変電圧、可変周波数を発生させ三相誘
導電動機7の回転数を制御する。また、鉄道車両の速度
を減速するために電動機で制動する、いわゆる回生制動
の場合には、三相誘導電動機7を発電機として三相交流
を発生させ、インバータ回路5の各ダイオード6U,6
V,6W,6X,6Y,6Zにて直流に変換し、その発
電エネルギーを直流電源1とフィルタコンデンサ3とに
吸収させることによって鉄道車両の速度を減速する。こ
のとき、電源側に負荷となる鉄道車両などがなく直流電
源1の内部インピーダンスが高い場合には、三相誘導電
動機7で発電されたエネルギーが吸収しきれないことに
なる。この状態では、回生制動が充分に行われないだけ
でなく、直流電源1またはフィルタコンデンサ3などの
直流電圧が異常に上昇し、機器の故障さらには閃絡事故
または地絡事故などの重大事故に進展することがある。
【0004】このようなときは、フィルタコンデンサ3
の過電圧を検出し、インバータ回路5の図示しないゲー
ト制御回路を停止させると共に、遮断器2を遮断させる
ことにより直流電源1からインバータ回路5を切り放
す。そして、インバータ回路5が直流電源1から切り放
されてから、サイリスタ10の図示しないゲート制御回
路にてこのサイリスタ10を点弧させ、放電用の抵抗9
にてフィルタコンデンサ3の電圧を放電して電圧を低下
させると共に、三相誘導電動機7の発電エネルギーを放
電用の抵抗9にて吸収させる。
【0005】しかし、フィルタコンデンサ3の電圧が放
電回路8で放電されて電圧が低下しても、三相誘導電動
機7の残留誘起電圧Vによって続流電流Iが流れ続ける
ので、サイリスタ10が数秒から数十秒間は消弧できな
い状態が続く。このとき、インバータ回路5を起動する
ために遮断器2を再投入すると、放電回路8に直流電源
1から大電流が流れ込み、図示しない過電流保護回路に
より遮断器2がすぐに遮断動作を行うので、サイリスタ
10が消弧できないときは遮断器2が投入できず、イン
バータ回路5の再起動ができなかった。そのため放電回
路8において、サイリスタ10と直列にダイオード11
を接続し、サイリスタ10とダイオード11との順方向
降伏電圧を三相誘導電動機7の残留誘起電圧V以上に設
定する。すなわち、フィルタコンデンサ3の電圧を放電
回路8にて放電させ、その電圧がサイリスタ10とダイ
オード11との順方向降伏電圧より低くなり、続流電流
Iが流れなくなってサイリスタ10が消弧してから遮断
器2を再投入するので、インバータ回路5を短時間に再
起動できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力制御装置は
以上のように構成されているので、自己消弧機能のない
サイリスタ10を速やかに消弧させて電力変換回路を短
時間に再起動するためには、サイリスタ10とダイオー
ド11との順方向降伏電圧を三相誘導電動機7の残留誘
起電圧Vより高く設定する必要があり、そのためダイオ
ード11を複数個直列に接続しなければならなかった。
しかしながら、ダイオード11の順方向降伏電圧は一般
には1ボルト以下であるから所期の動作を実現させるた
めには、ダイオード11を4個乃至5個直列に接続する
必要があった。ところが、放電回路8には時として数百
アンペアオーダの大電流が流れることがあり、当然ダイ
オード11としてもそれを許容する大容量のものを用意
せねばならず、その個数を増すことはコストの増大また
小形化の妨げとなっていた。さらに、ダイオード11の
順方向降伏電圧は個々のばらつきが大きく、これに伴っ
てサイリスタ10の消弧時間が異なるので電力変換回路
5の再起動時間は、ダイオード11の最小降伏電圧によ
る規制を受けてサイリスタ10の消弧時間の最大値を超
える時間に設定する必要があり、その時間を短縮できな
いという問題点があった。
【0007】この発明による電力制御装置は上記のよう
な問題点を解消するためになされたもので、放電回路の
サイリスタを速やかにかつ確実に消弧できるようにし、
またサイリスタの消弧を検出して電力変換回路の再起動
時間を短縮すると共に、低コストでかつ小形化が実現で
きる電力制御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力制御
装置においては、直流電源に接続され、電動機に供給す
る電力の変換を行うと共に、電動機からの回生電力を上
記直流電源に戻す電力変換回路と、この電力変換回路に
並列接続されたフィルタコンデンサと、このフィルタコ
ンデンサに並列接続された、フィルタコンデンサの電圧
が第一の所定値以上のときに点弧されるサイリスタ、抵
抗およびトランジスタの直列回路からなる放電回路と、
サイリスタが点弧されたときに上記トランジスタをオン
とし、上フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定値
より低い第二の所定値以下のとき上記トランジスタをオ
フとする電圧応動回路とを備えることにより、電圧応動
回路で、サイリスタを確実に消弧するものである。
【0009】また、直流電源に遮断器を介して接続さ
れ、電動機に供給する電力の変換を行うと共に、電動機
からの回生電力を直流電源に戻す電力変換回路と、この
電力変換回路に並列接続されたフィルタコンデンサと、
サイリスタ、抵抗およびトランジスタの直列回路からな
り、フィルタコンデンサに並列接続された放電回路と、
フィルタコンデンサの電圧が第一の所定値以上のとき遮
断器を遮断すると共に、トランジスタに係わる電圧(又
は電流)が第三の所定値を越えたとき遮断器の投入を禁
止し、トランジスタに係わる電圧(又は電流)が上記第
三の所定値以下のとき遮断器の投入を許可する遮断器制
御回路と、フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定
値以上のときにサイリスタを点弧させるゲート制御回路
と、サイリスタが点弧されたときトランジスタをオンと
し、フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定値より
低い第二の所定値以下のとき上記トランジスタをオフと
する電圧応動回路とを備えることにより、電圧応動回路
で、サイリスタを確実に消弧し、この消弧をトランジス
タに係わる電圧(又は電流)が上記第三の所定値以下に
なったことで検出し、遮断器の投入を許可するものであ
る。
【0010】また、放電回路のトランジスタをオンオフ
制御する電圧応動回路を、放電回路のトランジスタのコ
レクタ−ベース間に接続したゼナーダイオードにより構
成したものである。
【0011】また、放電回路のトランジスタをオンオフ
制御する電圧応動回路を、放電回路のトランジスタのコ
レクタ−ベース間に接続した第1の抵抗とベース−エミ
ッタ間に接続した第2の抵抗とにより構成したものであ
る。
【0012】また、電力変換回路をインバータ回路によ
り構成したものである。
【0013】さらにまた、電力変換回路をチョッパ回路
により構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係る電力制御装置の実
施の形態1を示す回路図である。図1において、1は鉄
道線路の架線などから供給される直流電源、2はこの直
流電源1を切り放す遮断器、3は回生制動などをすると
きの発電エネルギーを吸収させるフィルタコンデンサ、
4はこのフィルタコンデンサ3と共に逆L形フィルタ回
路を構成して、直流電圧の安定化と直流電流リップルを
平滑化するフィルタリアクトルである。
【0015】5はU,V,W相の正極側素子群5PU,
5PV,5PWと、U,V,W相の負極側素子群5N
U,5NV,5NWとを各相毎に直列接続し、その直列
接続されたU,V,W相の両端の全てがフィルタコンデ
ンサ3に並列接続された三相のインバータ回路を構成す
る電力変換回路、5U,5V,5WはU,V,W相の正
極側に設けられたゲートターンオフサイリスタなどの制
御整流素子、5X,5Y,5ZはU,V,W相の負極側
に設けられたゲートターンオフサイリスタなどの制御整
流素子、6U,6V,6W,6X,6Y,6Zはこれら
各相の制御整流素子とそれぞれ逆並列接続されたダイオ
ードであり、この逆並列接続された各相の制御整流素子
とダイオードとはそれぞれ上記正極側素子群5PU,5
PV,5PWおよび負極側素子群5NU,5NV,5N
Wを構成している。
【0016】7はインバータ回路5の出力端子、すなわ
ちU,V,W相の正極側素子群5PU,5PV,5PW
と、U,V,W相の負極側素子群5NU,5NV,5N
Wとの中間接続点に各相毎に接続された鉄道車両などを
駆動する三相誘導電動機、8はインバータ回路5の電源
端と、フィルタコンデンサ3とに並列接続された回生制
動などをするときの過電圧抑制または発電エネルギーの
放電のための放電回路であり、放電用の抵抗9、サイリ
スタ10および従来装置のダイオード11に代わるトラ
ンジスタ12を直列接続して構成される。
【0017】13はトランジスタ12をオンオフ制御す
る電圧応動回路となるゼナーダイオードであり、トラン
ジスタ12のコレクタ−ベース間電圧を決定する。14
はトランジスタ12の誤動作を防ぐためベース−エミッ
タ間のインピーダンスを下げる抵抗、15はトランジス
タ12がオフしたときにこのトランジスタのコレクタ−
エミッタ間の電圧を0ボルト近傍に安定化させる抵抗で
ある。16はフィルタコンデンサ3の所定の過電圧を検
出する電圧検出回路、18は電圧検出回路16がフィル
タコンデンサ3の所定の過電圧を検出したとき、遮断器
2遮断してインバータ回路5を直流電源1から切り放す
と共に、トランジスタ12のコレクタ−エミッタ間電圧
が所定値を越えたとき遮断器2の投入を禁止し、上記ト
ランジスタ12のコレクタ−エミッタ間電圧が上記所定
値以下のときを上記遮断器2の投入を許可する遮断器制
御回路である。17は上記電圧検出回路16でフィルタ
コンデンサ3の所定の過電圧が検出されたとき、遮断器
2の遮断後、つまり一定遅延時間後に放電回路8のサイ
リスタ10を点弧させるゲート制御回路である。Iはフ
ィルタコンデンサ3の過電圧を検知して放電回路8のサ
イリスタ10が点弧されたときに、三相誘導電動機7の
残留誘起電圧Vによって、例えばダイオード6U、放電
回路8およびダイオード6Yを流れる続流電流である。
【0018】次に電力変換回路全体の動作について説明
する。鉄道車両を運転するために電動機を駆動する、い
わゆる力行の場合には、遮断器2を投入すると直流電源
1の電圧がフィルタリアクトル4を通じてフィルタコン
デンサ3に充電され、電力変換回路であるインバータ回
路5の直流電圧源となる。この直流電圧をインバータ回
路5の図示しないゲート制御回路にて、各制御整流素子
5U,5V,5W,5X,5Y,5Zを順次スイッチン
グ制御することによって三相の可変電圧、可変周波数の
交流電圧に変換して三相誘導電動機7の回転数を制御し
て鉄道車両を力行制御する。
【0019】また、鉄道車両の速度を減速するために電
動機で制動する、いわゆる回生制動の場合には、三相誘
導電動機7を発電機として三相交流を発生させ、インバ
ータ回路5の各ダイオード6U,6V,6W,6X,6
Y,6Zにて直流に変換し、その発電エネルギーを直流
電源1とフィルタコンデンサ3とに吸収させることによ
って鉄道車両の速度を減速する。このとき、電源側に負
荷となる鉄道車両などがなく直流電源1の内部インピー
ダンスが高い場合には、三相誘導電動機7で発電された
エネルギーが吸収しきれないことになる。このため、直
流電源1またはフィルタコンデンサ3などの直流電圧が
異常に上昇しだす。
【0020】すると、フィルタコンデンサ3の所定値以
上の過電圧を電圧検知回路16で検出し、電圧検出回路
16の出力でインバータ回路5の図示しないゲート制御
回路を停止させると共に、遮断器制御回路18にて遮断
器2を遮断させることにより直流電源1からインバータ
回路5を切り放す。そして、遮断器2の所定の遮断時間
が経過してインバータ回路5が直流電源1から切り放さ
れてから、すなわち、所定の遅延時間後にゲート制御回
路17にてこのサイリスタ10を点弧させる。すると、
トランジスタ12のコレクターベース間にゼナー電圧以
上の電圧がかかり、ゼナーダイオード13を経由してト
ランジスタ12のベース電流が流れるので、トランジス
タ12は導通し、抵抗9−サイリスタ10−トランジス
タ8の放電回路8に電流が流れ、放電用の抵抗9にてフ
ィルタコンデンサ3の電圧を放電させて電圧を低下させ
ると共に、三相誘導電動機7の発電エネルギーを放電用
の抵抗9にて吸収させる。
【0021】フィルタコンデンサ3の電圧が放電回路8
にて放電されて電圧が低下していくが、三相誘導電動機
7の残留誘起電圧Vによって、例えばダイオード6U、
放電回路8およびダイオード6Yを経て、続流電流Iが
流れ続けると共に、三相誘導電動機7の残留誘起電圧V
がダイオード6U,6V,6W,6X,6Y,6Zによ
って直流電圧に変換されてフィルタコンデンサ3を充電
する。ゆえに、サイリスタ10には続流電流Iが流れ続
けるので、サイリスタ10だけでは消弧できない。
【0022】ここで、トランジスタ12およびこれをオ
ンオフ制御する電圧応動回路であるゼナーダイオード1
3の動作について説明する。トランジスタ12のコレク
タ−ベース間電圧がゼナーダイオード13のゼナー電圧
を超えると、トランジスタ12のベースにはゼナーダイ
オード13を介してベース電流が流れ、トランジスタ1
2はオンとなる。また、トランジスタ12のコレクタ−
ベース間電圧がゼナーダイオード13のゼナー電圧以下
になるとベース電流が流れなくなり、トランジスタ12
はオフとなる。また、一般にトランジスタ12のベース
ーエミッタ間の電圧はダイオード11の順方向降伏電圧
と同様に1ボルト以下の一定電圧となるので、トランジ
スタ12のコレクタ−エミッタ間電圧はゼナーダイオー
ド13のゼナー電圧と、トランジスタ12のベースーエ
ミッタ間の電圧とを合算した電圧に制御される。
【0023】従って、トランジスタ12の所定の上記コ
レクタ−エミッタ間電圧を、三相誘導電動機7の残留誘
起電圧V以上に設定しておけば、フィルタコンデンサ3
の電圧がトランジスタ12のコレクタ−エミッタ間電圧
より低くなったときに、続流電流Iが流れなくなるので
サイリスタ10が消弧する。そのため、サイリスタ10
が続流電流Iにより消弧するのが遅れることによる、イ
ンバータ回路5の再起動時間が長くなることを防止でき
る。
【0024】たとえば、三相誘導電動機7の残留誘起電
圧Vが3ボルトの場合について、従来の技術と本実施の
形態との比較を行う。従来の技術では、ダイオード11
の順方向降伏電圧を例えば0.7ボルトとすると、三相
誘導電動機7の残留誘起電圧V以上にするためには、一
般には数百アンペアの大電流が流せるダイオード11を
5個以上直列に接続する必要がある。また、ダイオード
11の順方向降伏電圧のばらつきが0.6ボルト乃至
0.9ボルトの場合、5個直列したときのダイオード1
1全体の順方向降伏電圧は3ボルトから4.5ボルトま
でばらつきが生じる。従って、インバータ回路5の再起
動時間は、ダイオード11の最小降伏電圧による規制を
受けてサイリスタ10の消弧時間の最大値を超える時間
に設定する必要があり、その時間を短縮できない。
【0025】一方、トランジスタ12のオンオフ制御を
する電圧応動回路を、ゼナーダイオード13で構成した
とすると、ダイオード11の直列接続による順方向降伏
電圧を用いたのと比べてゼナーダイオード13のゼナー
電圧にはばらつきが少ないため、サイリスタ10が消弧
するまでの時間にばらつきが少なくなり、インバータ回
路5の再起動時間を短縮できる。また、ゼナーダイオー
ド13にはトランジスタ12のベース電流が流れるだけ
なので、ゼナーダイオード13を制御基板上で設置でき
低コストでかつ小形化できる。
【0026】また、遮断器制御回路18は、トランジス
タ12がオフして続流電流Iが流れなくなりサイリスタ
10が消弧したとき、トランジスタ12のコレクタ−エ
ミッタ間電圧が0ボルト近傍になるので、この電圧を検
出して遮断器2の投入を許可する。つまり、サイリスタ
10の消弧をトランジスタ12のコレクタ−エミッタ間
電圧で検出し、サイリスタ10が消弧したらすぐに遮断
器2を投入を許可してインバータ回路5を起動できるよ
うにするので、インバータ回路5の再起動時間をさらに
短縮できる。
【0027】実施の形態1では、三相誘導電動機7の残
留誘起電圧Vが3ボルトの場合について述べているが、
残留誘起電圧Vが変化すればゼナー電圧の違うゼナーダ
イオード13に交換すればよい。
【0028】実施の形態2.図2はこの発明に係る電力
制御装置の実施の形態2を示す回路図である。19はト
ランジスタ12のコレクタ−ベース間に接続された第1
の抵抗、20はトランジスタ12のベース−エミッタ間
に接続された第2の抵抗であり、上記第1および第2の
抵抗によりトランジスタ12をオンオフ制御する電圧応
動回路13を構成する。
【0029】トランジスタ12の動作は、電圧応動回路
13の第1の抵抗19と第2の抵抗20とにより分圧さ
れる電圧値で制御されるトランジスタ12のベース電流
によって、トランジスタ12がオンオフ制御されること
で実施の形態1と同様の動作を行う。このとき、上記し
たようにトランジスタ12のベースーエミッタ間の電圧
は1ボルト以下の一定電圧となる。トランジスタ12の
コレクタ−ベース間電圧とベース−エミッタ間電圧との
比率は、第1の抵抗19と第2の抵抗20との比率に等
しくなるようにトランジスタ12がオンオフ制御される
ので、トランジスタ12のコレクタ−ベース間電圧はベ
ース−エミッタ間電圧に第1の抵抗19と第2の抵抗2
0との比率を乗じた電圧に制御される。ゆえに、トラン
ジスタ12のコレクタ−ベース間電圧とベースーエミッ
タ間の電圧との合算である、トランジスタ12のコレク
タ−エミッタ間電圧は一定電圧に制御される。
【0030】従って、実施の形態1と同様に、トランジ
スタ12のコレクタ−エミッタ間電圧を、三相誘導電動
機7の残留誘起電圧V以上に設定しておけば、フィルタ
コンデンサ3の電圧がトランジスタ12の所定の上記コ
レクタ−エミッタ間電圧より低くなったときに、続流電
流Iが流れなくなるのでサイリスタ10が消弧する。そ
のため、サイリスタ10が続流電流Iにより消弧するの
が遅れることによる、インバータ回路5の再起動時間が
長くなることを防止できる。
【0031】以上のように、トランジスタ12のオンオ
フ制御をする電圧応動回路を、第1の抵抗19と第2の
抵抗20との分圧回路で構成し、トランジスタ12のベ
ース−エミッタ間電圧に第1の抵抗19と第2の抵抗2
0との比率をかけた電圧により制御すると、ダイオード
11の直列接続による順方向降伏電圧を用いたのと比べ
てトランジスタ12のベース−エミッタ間電圧にはばら
つきが少ないため、サイリスタ10が消弧するまでの時
間にばらつきが少なくなり、インバータ回路5の再起動
時間を短縮できる。また、第1の抵抗19と第2の抵抗
20とはトランジスタ12のベース電流等の小電流が流
れるだけなので、第1の抵抗19と第2の抵抗20とを
制御基板上で設置でき低コストでかつ小形化できる。
【0032】また、遮断器制御回路18は、トランジス
タ12がオフして続流電流Iが流れなくなりサイリスタ
10が消弧したとき、トランジスタ12のコレクタ−エ
ミッタ間電圧が0ボルト近傍になるので、この電圧を検
出して遮断器2の投入を許可する。つまり、サイリスタ
10の消弧をトランジスタ12のコレクタ−エミッタ間
電圧で検出し、サイリスタ10が消弧したらすぐに遮断
器2を投入を許可してインバータ回路5を起動できるよ
うにするので、インバータ回路5の再起動時間をさらに
短縮できる。
【0033】実施の形態1および2では、電力変換回路
であるインバータ回路5は2レベルインバータ回路とし
て説明したが、3レベルインバータ回路でもよい。
【0034】実施の形態3.図3はこの発明に係る電力
制御装置の実施の形態3である、電力変換回路を直流電
動機制御用のチョッパ回路に適用したときの回路図であ
る。21は制御整流素子21Aとダイオード22Aとを
逆並列接続した正極側素子群21PA、制御整流素子2
1Bとダイオード22Bとを逆並列接続した正極側素子
群21PB、制御整流素子21Cとダイオード22Cと
を逆並列接続した負極側素子群21NCおよび制御整流
素子21Dとダイオード22Dとを逆並列接続した負極
側素子群21NDの4個の素子群でブリッジ回路を構成
するチョッパ回路を構成する電力変換回路である。この
ブリッジ回路の正極側素子群21PA,21PBの接続
点と負極側素子群21NC,21NDの接続点とが上記
フィルタコンデンサ3に並列接続され、このブリッジ回
路の他端である正極側素子群21PAおよび負極側素子
群21NCの直列回路の中間点と正極側素子群21PB
および負極側素子群21NDの直列回路の中間点とが鉄
道車両を駆動する直流電動機の界磁巻線23に接続され
ている。なお制御整流素子21A,21B,21C,2
1Dは直流電動機の界磁巻線23に流れる界磁電流を制
御するためゲートターンオフサイリスタなどが用いられ
ている。
【0035】24は直流電動機の電機子巻線25に流れ
る電機子電流を制御するゲートターンオフサイリスタな
どの電機子チョッパ用の制御整流素子、26は直流電動
機の電機子巻線25に並列接続された直流電動機の電機
子巻線25に流れる電機子電流を環流するフライホイー
ルダイオードであり、電機子巻線25および電機子チョ
ッパ用の制御整流素子24の直列回路が、フィルタコン
デンサ3およびチョッパ回路5に並列接続される。Iは
フィルタコンデンサ3の過電圧を検知して放電回路8の
サイリスタ10が点弧されたときに、直流電動機の界磁
巻線23の残留誘起電圧Vによって、ダイオード22
A、放電回路8およびダイオード22Dを流れる続流電
流である。
【0036】従って、実施の形態1と同様に、回生制動
などをしたときにおいて、直流電源1またはフィルタコ
ンデンサ3などの直流電圧が異常に上昇した場合には、
遮断器2を遮断し、サイリスタ10を点弧させ放電用の
抵抗9にて放電させた後も、直流電動機の界磁巻線23
の残留誘起電圧Vによって放電回路8に続流電流Iが流
れ続ける。しかし、トランジスタ12の所定のコレクタ
−エミッタ間電圧を直流電動機の界磁巻線23の残留誘
起電圧V以上に設定しておけば、フィルタコンデンサ3
の電圧がトランジスタ12のコレクタ−エミッタ間電圧
より低くなったときに、トランジスタ12がオフし、続
流電流Iが流れなくなるのでサイリスタ10が消弧す
る。そのため、サイリスタ10が続流電流Iにより消弧
するのが遅れることによる、チョッパ回路5の再起動時
間が長くなることを防止できる。
【0037】以上のように、トランジスタ12のオンオ
フ制御をする電圧応動回路を、実施の形態1と同様にゼ
ナーダイオード13で構成したとすると、ダイオード1
1の直列接続による順方向降伏電圧を用いたのと比べて
ゼナーダイオード13のゼナー電圧にはばらつきが少な
いため、サイリスタ10が消弧するまでの時間にばらつ
きが少なくなり、チョッパ回路11の再起動時間を短縮
できる。また、ゼナーダイオード13にはトランジスタ
12のベース電流が流れるだけなので、ゼナーダイオー
ド13を制御基板上で設置でき低コストでかつ小形化で
きる。
【0038】また、遮断器制御回路18は、トランジス
タ12がオフして続流電流Iが流れなくなりサイリスタ
10が消弧したとき、トランジスタ12のコレクタ−エ
ミッタ間電圧が0ボルト近傍になるので、この電圧を検
出して遮断器2の投入を許可する。つまり、サイリスタ
10の消弧をトランジスタ12のコレクタ−エミッタ間
電圧で検出し、サイリスタ10が消弧したらすぐに遮断
器2を投入を許可してチョッパ回路5を起動できるよう
にするので、チョッパ回路5の再起動時間をさらに短縮
できる。
【0039】実施の形態1から3では、サイリスタ10
が消弧して続流電流Iが流れなくなったことを、トラン
ジスタ12がオフしてトランジスタ12のコレクタ−エ
ミッタ間電圧が0ボルト近傍となったことで検出すると
説明したが、トランジスタ12のコレクタ−ベース間電
圧が0ボルト近傍となったことで検出しても、トランジ
スタ12のベース電流が0アンペア近傍となったことで
検出してもどちらでもよい。
【0040】また、実施の形態1から3では、インバー
タ回路の制御整流素子5U,5V,5W,5X,5Y,
5Zまたはチョッパ回路の制御整流素子21A,21
B,21C,21Dと、電機子チョッパ用の制御整流素
子24とをゲートターンオフサイリスタを用いて説明し
たが、トランジスタ、電界効果トランジスタまたはIG
BT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などの自己
消弧形の各種半導体素子を用いてもよい。
【0041】また、実施の形態1から3では、インバー
タ回路の制御整流素子5U,5V,5W,5X,5Y,
5Zにそれぞれ逆並列接続されたダイオード6U,6
V,6W,6X,6Y,6Zまたはチョッパ回路の制御
整流素子21A,21B,21C,21Dにそれぞれ逆
並列接続されたダイオード22A,22B,22C,2
2Dは、別の素子として説明したが、同一素子上に逆並
列接続された制御整流素子とダイオードとを組み合せた
自己消弧形の各種半導体素子を用いてもよい。
【0042】また、実施の形態1から3では、放電回路
8の構成を直流電源のマイナス側からトランジスタ1
2、サイリスタ10、放電用の抵抗9の順番で説明した
が、その順番はいずれでもよい。
【0043】さらにまた、実施の形態1から3では、ト
ランジスタ12はNPNトランジスタで説明したが、P
NPトランジスタのほか、電界効果トランジスタまたは
IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などの
各種半導体素子を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る電力制御装
置によれば、直流電源に接続され、電動機に供給する電
力の変換を行うと共に、電動機からの回生電力を直流電
源に戻す電力変換回路と、この電力変換回路に並列接続
されたフィルタコンデンサと、このフィルタコンデンサ
に並列接続された、フィルタコンデンサの電圧が第一の
所定値以上のときに点弧されるサイリスタ、抵抗および
トランジスタの直列回路からなる放電回路と、サイリス
タが点弧されたときにトランジスタをオンとし、フィル
タコンデンサの電圧が上記第一の所定値より低い第二の
所定値以下のときトランジスタをオフとする電圧応動回
路とを備えたので、サイリスタを速やかにかつ確実に消
弧でき、電力変換回路の再起動時間を短縮できる。
【0045】また、直流電源に遮断器を介して接続さ
れ、電動機に供給する電力の変換を行うと共に、電動機
からの回生電力を直流電源に戻す電力変換回路と、この
電力変換回路に並列接続されたフィルタコンデンサと、
サイリスタ、抵抗およびトランジスタの直列回路からな
り、フィルタコンデンサに並列接続された放電回路と、
フィルタコンデンサの電圧が第一の所定値以上のとき遮
断器を遮断すると共に、トランジスタに係わる電圧(又
は電流)が第三の所定値を越えたとき遮断器の投入を禁
止し、トランジスタに係わる電圧(又は電流)が上記第
三の所定値以下のとき遮断器の投入を許可する遮断器制
御回路と、フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定
値以上のときにサイリスタを点弧させるゲート制御回路
と、サイリスタが点弧されたときトランジスタをオンと
し、フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定値より
低い第二の所定値以下のときトランジスタをオフとする
電圧応動回路とを備えたので、サイリスタを速やかにか
つ確実に消弧でき、電力変換回路の再起動時間を短縮で
きる。
【0046】また、電圧応動回路をトランジスタのコレ
クタ−ベース間に接続されたゼナーダイオードにより構
成したので、サイリスタを速やかにかつ確実に消弧で
き、電力変換回路の再起動時間を短縮でき、かつ低コス
トで小形化が実現できる。
【0047】また、電圧応動回路をトランジスタのコレ
クタ−ベース間に接続された第1の抵抗とベース−エミ
ッタ間に接続された第2の抵抗により構成したので、サ
イリスタを速やかにかつ確実に消弧でき、電力変換回路
の再起動時間を短縮でき、かつ低コストで小形化が実現
できる。
【0048】また、電力変換回路をインバータ回路で構
成し、このインバータ回路に並列接続されたフィルタコ
ンデンサの電圧が所定値以下のとき電圧応動回路により
放電回路のトランジスタをオフし、放電回路に流れる続
流電流を制限するようにしたことにより、サイリスタを
速やかにかつ確実に消弧できるので、インバータ回路の
再起動時間を短縮できる。
【0049】さらにまた、電力変換回路をチョッパ回路
で構成し、このチョッパ回路に並列接続されたフィルタ
コンデンサの電圧が所定値以下のとき電圧応動回路によ
り放電回路のトランジスタをオフし、放電回路に流れる
続流電流を制限するようにしたことにより、サイリスタ
を速やかにかつ確実に消弧できるので、チョッパ回路の
再起動時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電力制御装置の実施の形態1を示
す回路図である。
【図2】 この発明の電力制御装置の実施の形態2を示
す回路図である。
【図3】 この発明の電力制御装置の実施の形態3を示
す回路図である。
【図4】 従来の三相誘導電動機制御用の電力制御装置
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 遮断器 3 フィルタコンデンサ 5 電力変換回路であるインバータ回路 7 電動機 8 放電回路 9 抵抗 10 サイリスタ 12 トランジスタ 13 電圧応動
回路 16 電圧検出回路 17 ゲート制
御回路 18 遮断器制御回路 19 第1の抵
抗 20 第2の抵抗 21 電力変換回路であるチョッパ回路 23 電動機の界磁巻線 25 電動機の
電機子巻線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に接続され、電動機に供給する
    電力の変換を行うと共に、上記電動機からの回生電力を
    上記直流電源に戻す電力変換回路と、この電力変換回路
    に並列接続されたフィルタコンデンサと、このフィルタ
    コンデンサに並列接続された、上記フィルタコンデンサ
    の電圧が第一の所定値以上のときに点弧されるサイリス
    タ、抵抗およびトランジスタの直列回路からなる放電回
    路と、上記サイリスタが点弧されたときに上記トランジ
    スタをオンとし、上記フィルタコンデンサの電圧が上記
    第一の所定値より低い第二の所定値以下のとき上記トラ
    ンジスタをオフとする電圧応動回路とを備えたことを特
    徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 直流電源に遮断器を介して接続され、電
    動機に供給する電力の変換を行うと共に、上記電動機か
    らの回生電力を上記直流電源に戻す電力変換回路と、こ
    の電力変換回路に並列接続されたフィルタコンデンサ
    と、サイリスタ、抵抗およびトランジスタの直列回路か
    らなり、上記フィルタコンデンサに並列接続された放電
    回路と、上記フィルタコンデンサの電圧が第一の所定値
    以上のとき上記遮断器を遮断すると共に、上記トランジ
    スタに係わる電圧(又は電流)が第三の所定値を越えた
    とき上記遮断器の投入を禁止し、上記トランジスタに係
    わる電圧(又は電流)が上記第三の所定値以下のとき上
    記遮断器の投入を許可する遮断器制御回路と、上記フィ
    ルタコンデンサの電圧が上記第一の所定値以上のときに
    上記サイリスタを点弧させるゲート制御回路と、上記サ
    イリスタが点弧されたとき上記トランジスタをオンと
    し、上記フィルタコンデンサの電圧が上記第一の所定値
    より低い第二の所定値以下のとき上記トランジスタをオ
    フとする電圧応動回路とを備えたことを特徴とする電力
    制御装置。
  3. 【請求項3】 電圧応動回路をトランジスタのコレクタ
    −ベース間に接続されたゼナーダイオードにより構成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電
    力制御装置。
  4. 【請求項4】 電圧応動回路をトランジスタのコレクタ
    −ベース間に接続された第1の抵抗とベース−エミッタ
    間に接続された第2の抵抗により構成したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の電力制御装置。
  5. 【請求項5】 電力変換回路をインバータ回路により構
    成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の電力制御装置。
  6. 【請求項6】 電力変換回路をチョッパ回路により構成
    したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の電力制御装置。
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