JPH0826944A - 泡沫エアゾール型毛髪化粧料 - Google Patents
泡沫エアゾール型毛髪化粧料Info
- Publication number
- JPH0826944A JPH0826944A JP18097194A JP18097194A JPH0826944A JP H0826944 A JPH0826944 A JP H0826944A JP 18097194 A JP18097194 A JP 18097194A JP 18097194 A JP18097194 A JP 18097194A JP H0826944 A JPH0826944 A JP H0826944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- hair cosmetic
- methyl
- aerosol type
- type hair
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 泡の安定性に優れ、しっとり感に優れた仕上
り感を付与することができる泡沫生成エアゾール型毛髪
化粧料を提供すること。 【構成】 ３−メチル−１，３−ブタンジオール及び／
又は２−メチル−２，４−ペンタンジオール、４級アン
モニウム塩基等のカチオン性基を有する高分子化合物、
及びアニオン性界面活性剤を配合した泡沫エアゾール型
毛髪化粧料。
り感を付与することができる泡沫生成エアゾール型毛髪
化粧料を提供すること。 【構成】 ３−メチル−１，３−ブタンジオール及び／
又は２−メチル−２，４−ペンタンジオール、４級アン
モニウム塩基等のカチオン性基を有する高分子化合物、
及びアニオン性界面活性剤を配合した泡沫エアゾール型
毛髪化粧料。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、泡の安定性が良好で、
しっとり感に優れた良好な仕上がり性能を付与しうる泡
沫エアゾール型毛髪化粧料に関するものである。
しっとり感に優れた良好な仕上がり性能を付与しうる泡
沫エアゾール型毛髪化粧料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗髪後あるいは整髮時に、仕上が
り感を付与する目的で、シリコーンオイル、油類、ポリ
オール類、界面活性剤類、タンパク質などの化合物が種
々の毛髪化粧料に多用されている。最近は、毛髪のしっ
とりした感触やなめらかな使用感が好まれるようにな
り、このような感触を付与することを目的とし、ポリエ
チレングリコール、１，３−ブタンジオール等、各種の
ポリオールが用いられている。例えば特開昭６３−１２
６８１１号公報には、３−メチル−１，３−ブタングリ
コールを含有する、しっとりした使用感を改良した、皮
膚用クリーム、化粧水、シャンプー、リンス等の化粧料
が開示され、また特開平６−１１６１２１号公報には、
３−メチル−１，３−ブタンジオールと含窒素水溶性高
分子物質、或いは更にスルホンコハク酸型等の特定のア
ニオン界面活性剤を含有する、しっとり感や、しなやか
さ、艶、櫛通りを改良したシャンプーが開示されてい
る。
り感を付与する目的で、シリコーンオイル、油類、ポリ
オール類、界面活性剤類、タンパク質などの化合物が種
々の毛髪化粧料に多用されている。最近は、毛髪のしっ
とりした感触やなめらかな使用感が好まれるようにな
り、このような感触を付与することを目的とし、ポリエ
チレングリコール、１，３−ブタンジオール等、各種の
ポリオールが用いられている。例えば特開昭６３−１２
６８１１号公報には、３−メチル−１，３−ブタングリ
コールを含有する、しっとりした使用感を改良した、皮
膚用クリーム、化粧水、シャンプー、リンス等の化粧料
が開示され、また特開平６−１１６１２１号公報には、
３−メチル−１，３−ブタンジオールと含窒素水溶性高
分子物質、或いは更にスルホンコハク酸型等の特定のア
ニオン界面活性剤を含有する、しっとり感や、しなやか
さ、艶、櫛通りを改良したシャンプーが開示されてい
る。
【０００３】一方、毛髪用化粧料としては、その使用性
の良さ等の点から、エアゾール型の泡沫のものが好まれ
るようになり、多く使用されている。このような泡沫エ
アゾール型のものには、発泡させた泡が、キメ細かくク
リーミーで使用時に十分安定な泡が保持されていること
が望まれている。このような泡沫エアゾール型のものと
しては、特公平６−３１４３７号公報に、カチオン性高
分子化合物、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面
活性剤を配合した泡沫エアゾール組成物が、また特開平
２−１１５０６号公報には、高分子量ジメチルポリシロ
キサン、カチオン性高分子化合物及びアニオン性界面活
性剤を配合した泡沫エアゾール組成物が開示されている
が、前者は泡のキメ細かさや安定性について、後者は滑
沢性、泡の安定性について、改良がみられるものの、し
っとりした使用感の付与効果はほとんどない。更に、本
出願人は先に、２−メチル−２，４−ペンタンジオール
等の特定のジオール類及びカチオン性高分子化合物等の
添加成分を配合した、ヘアスタイリングフォーム等毛髪
化粧料を提案した。しかしながら、該毛髪化粧料を泡沫
エアゾール型として使用した場合、泡の安定性、仕上が
りのしっとり感について満足のできるものではない。
の良さ等の点から、エアゾール型の泡沫のものが好まれ
るようになり、多く使用されている。このような泡沫エ
アゾール型のものには、発泡させた泡が、キメ細かくク
リーミーで使用時に十分安定な泡が保持されていること
が望まれている。このような泡沫エアゾール型のものと
しては、特公平６−３１４３７号公報に、カチオン性高
分子化合物、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面
活性剤を配合した泡沫エアゾール組成物が、また特開平
２−１１５０６号公報には、高分子量ジメチルポリシロ
キサン、カチオン性高分子化合物及びアニオン性界面活
性剤を配合した泡沫エアゾール組成物が開示されている
が、前者は泡のキメ細かさや安定性について、後者は滑
沢性、泡の安定性について、改良がみられるものの、し
っとりした使用感の付与効果はほとんどない。更に、本
出願人は先に、２−メチル−２，４−ペンタンジオール
等の特定のジオール類及びカチオン性高分子化合物等の
添加成分を配合した、ヘアスタイリングフォーム等毛髪
化粧料を提案した。しかしながら、該毛髪化粧料を泡沫
エアゾール型として使用した場合、泡の安定性、仕上が
りのしっとり感について満足のできるものではない。
【０００４】ところで、３−メチル−１，３−ブタンジ
オール等のジオール類についても毛髪への使用性より泡
沫エアゾール化粧料に配合するのが好ましいが、泡沫エ
アゾール化粧料に対してしっとり感の向上を目的として
３−メチル−１，３−ブタンジオールや２−メチル−
２，４−ペンタンジオールを配合しようとする場合、こ
れらの化合物が破泡効果を有しているために噴射後の泡
の安定性に悪影響を与えるので、その配合量が制約され
るという欠点があり、このようなジオール類を配合し
た。キメ細かく十分に安定な泡をあたえる泡沫エアゾー
ル毛髪化粧料は未だ得られていない。
オール等のジオール類についても毛髪への使用性より泡
沫エアゾール化粧料に配合するのが好ましいが、泡沫エ
アゾール化粧料に対してしっとり感の向上を目的として
３−メチル−１，３−ブタンジオールや２−メチル−
２，４−ペンタンジオールを配合しようとする場合、こ
れらの化合物が破泡効果を有しているために噴射後の泡
の安定性に悪影響を与えるので、その配合量が制約され
るという欠点があり、このようなジオール類を配合し
た。キメ細かく十分に安定な泡をあたえる泡沫エアゾー
ル毛髪化粧料は未だ得られていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の毛髪化粧料のもつ欠点を克服し、キメ細かくクリ
ーミーで安定な泡をあたえ十分にしっとりした仕上がり
効果の高い泡沫エアゾール型毛髪化粧料を提供すること
を目的とする。
従来の毛髪化粧料のもつ欠点を克服し、キメ細かくクリ
ーミーで安定な泡をあたえ十分にしっとりした仕上がり
効果の高い泡沫エアゾール型毛髪化粧料を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、泡沫エアゾール
型毛髪化粧料に特定のグリコールを配合し、これにカチ
オン性基を有する高分子化合物とアニオン性界面活性剤
とを併用した場合、キメ細かくクリーミーで安定な泡を
与え毛髪にしっとりした仕上がり感を付与する効果が優
れていることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、３−メチル−１，３−ブタ
ンジオール及び／又は２−メチル−２，４−ペンタンジ
オール、カチオン性基を有する高分子化合物及びアニオ
ン性界面活性剤とを配合したことを特徴とする泡沫エア
ゾール型毛髪化粧料が提供される。以下、本発明につい
て更に詳細に説明する。
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、泡沫エアゾール
型毛髪化粧料に特定のグリコールを配合し、これにカチ
オン性基を有する高分子化合物とアニオン性界面活性剤
とを併用した場合、キメ細かくクリーミーで安定な泡を
与え毛髪にしっとりした仕上がり感を付与する効果が優
れていることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、３−メチル−１，３−ブタ
ンジオール及び／又は２−メチル−２，４−ペンタンジ
オール、カチオン性基を有する高分子化合物及びアニオ
ン性界面活性剤とを配合したことを特徴とする泡沫エア
ゾール型毛髪化粧料が提供される。以下、本発明につい
て更に詳細に説明する。
【０００７】本発明の泡沫エアゾール型毛髪化粧料の、
しっとり感等を付与するために用いるグリコールは、３
−メチル−１，３−ブタンジオール、２−メチル−２，
４−ペンタンジオール（ヘキシレングリコール）であ
り、これらは単独で用いてもよいし、２種を組み合わせ
て用いてもよい。これらのグリコールの配合量は、毛髪
化粧料全重量に対し、通常０．１〜５０重量％、好まし
くは０．５〜４０重量％、より好ましくは１〜３０重量
％の範囲で選ばれる。この配合量が０．１重量％未満で
は初期の効果が十分発揮されないし、また５０重量％を
超えるとべたつきを生じる。
しっとり感等を付与するために用いるグリコールは、３
−メチル−１，３−ブタンジオール、２−メチル−２，
４−ペンタンジオール（ヘキシレングリコール）であ
り、これらは単独で用いてもよいし、２種を組み合わせ
て用いてもよい。これらのグリコールの配合量は、毛髪
化粧料全重量に対し、通常０．１〜５０重量％、好まし
くは０．５〜４０重量％、より好ましくは１〜３０重量
％の範囲で選ばれる。この配合量が０．１重量％未満で
は初期の効果が十分発揮されないし、また５０重量％を
超えるとべたつきを生じる。
【０００８】本発明で使用するカチオン性基を有する高
分子化合物としては、例えば、種々の４級アンモニウム
塩基を有する高分子化合物から選択されるが、例えばヒ
ドロキシエチルセルロースとグリシジルトリメチルアン
モニウムクロライドとのエーテル（商品名：レオガード
Ｇ、レオガードＭＧ、レオガードＫＧ（ライオン社
製）、ポリマーＪＲ−３０Ｍ−１２５及び同−４００
（ユニオンカーバイド社製））、ビニルピロリドン−ジ
メチルアミノエチルメタクリル酸共重合体の４級化物
（商品名：ＧＡＦＱＵＡＴ７３４、及び７５５（ＩＳＰ
社製））、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重
合体（商品名：ＭＥＲＱＵＡＴ１００（メルク社
製））、ジメチルジアリルアンモニウムクロライドアク
リロアマイド共重合体（商品名：ＭＥＲＱＵＡＴ５５０
（メルク社製））等があげられる。これらの化合物の中
では特にヒドロキシエチルセルロースとグリシジルトリ
メチルアンモニウムクロライドとのエーテルが好まし
い。なお、これらカチオン性基を有する高分子化合物
は、単独で用いても二種以上を併用しても良い。また、
カチオン性基を有する高分子化合物の配合量は、毛髪化
粧料全体の０．１〜５重量％、特に０．２から３重量％
とすることが好ましい。配合量が０．１重量％に満たな
いと泡の安定性が悪くなる。５重量％を越えると毛髪に
ごわつきを生じてくる。
分子化合物としては、例えば、種々の４級アンモニウム
塩基を有する高分子化合物から選択されるが、例えばヒ
ドロキシエチルセルロースとグリシジルトリメチルアン
モニウムクロライドとのエーテル（商品名：レオガード
Ｇ、レオガードＭＧ、レオガードＫＧ（ライオン社
製）、ポリマーＪＲ−３０Ｍ−１２５及び同−４００
（ユニオンカーバイド社製））、ビニルピロリドン−ジ
メチルアミノエチルメタクリル酸共重合体の４級化物
（商品名：ＧＡＦＱＵＡＴ７３４、及び７５５（ＩＳＰ
社製））、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重
合体（商品名：ＭＥＲＱＵＡＴ１００（メルク社
製））、ジメチルジアリルアンモニウムクロライドアク
リロアマイド共重合体（商品名：ＭＥＲＱＵＡＴ５５０
（メルク社製））等があげられる。これらの化合物の中
では特にヒドロキシエチルセルロースとグリシジルトリ
メチルアンモニウムクロライドとのエーテルが好まし
い。なお、これらカチオン性基を有する高分子化合物
は、単独で用いても二種以上を併用しても良い。また、
カチオン性基を有する高分子化合物の配合量は、毛髪化
粧料全体の０．１〜５重量％、特に０．２から３重量％
とすることが好ましい。配合量が０．１重量％に満たな
いと泡の安定性が悪くなる。５重量％を越えると毛髪に
ごわつきを生じてくる。
【０００９】本発明で使用するアニオン性界面活性剤と
しては、任意のものが使用できるが、特に好ましいのは
以下の群より選ばれるアニオン性界面活性剤である。 Ｎ−ラウロイル−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品
名：アミソフトＣＳ−１１） Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸トリエタノ
ールアミン（商品名：アミソフトＣＴ−１２） Ｎ−ミリストイル−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品
名：アミソフトＭＳ−１１）、Ｎ−混合脂肪酸アシル−
Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品名：アミソフトＧＳ
−１１（以上、味の素社製）） 等のＮ−脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩、ラウリン
酸メチルタウリンナトリウム（商品名：ニッコールＬＭ
Ｔ）、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム（商品
名：ニッコールＣＭＴ（以上、日光ケミカルズ社製）） 等のＮ−脂肪酸−Ｎ−メチルタウリン塩 ラウロイルサルコシンナトリウム（商品名：ソイポンＳ
ＬＰ）、ココイルサルコシンナトリウム（商品名：ソイ
ポンＳＣ（以上川研ファインケミカル社製）） 等のＮ−脂肪酸サルコシン縮合物の塩。このような、ア
ニオン性界面活性剤の配合量は、毛髪化粧料全体の０．
０１〜５重量％、特に０．０５〜１重量％とすることが
好ましい。配合量が０．０１重量％に満たないと泡の安
定性が不十分であり、５重量％を越えると仕上がりがべ
たつき、好ましくない。
しては、任意のものが使用できるが、特に好ましいのは
以下の群より選ばれるアニオン性界面活性剤である。 Ｎ−ラウロイル−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品
名：アミソフトＣＳ−１１） Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸トリエタノ
ールアミン（商品名：アミソフトＣＴ−１２） Ｎ−ミリストイル−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品
名：アミソフトＭＳ−１１）、Ｎ−混合脂肪酸アシル−
Ｌ−グルタミン酸ナトリウム（商品名：アミソフトＧＳ
−１１（以上、味の素社製）） 等のＮ−脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩、ラウリン
酸メチルタウリンナトリウム（商品名：ニッコールＬＭ
Ｔ）、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム（商品
名：ニッコールＣＭＴ（以上、日光ケミカルズ社製）） 等のＮ−脂肪酸−Ｎ−メチルタウリン塩 ラウロイルサルコシンナトリウム（商品名：ソイポンＳ
ＬＰ）、ココイルサルコシンナトリウム（商品名：ソイ
ポンＳＣ（以上川研ファインケミカル社製）） 等のＮ−脂肪酸サルコシン縮合物の塩。このような、ア
ニオン性界面活性剤の配合量は、毛髪化粧料全体の０．
０１〜５重量％、特に０．０５〜１重量％とすることが
好ましい。配合量が０．０１重量％に満たないと泡の安
定性が不十分であり、５重量％を越えると仕上がりがべ
たつき、好ましくない。
【００１０】本発明の泡沫生成エアゾール型毛髪化粧料
には、前記各成分の外に、この種の泡沫エアゾール型毛
髪化粧料に通常用いられている各種の補助成分を配合す
ることができる。このような補助成分としては、ポリビ
ニルピロリドン、ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体
等のノニオン性高分子化合物、両性アクリル系重合体
（商品名：ユカフォーマーＡＭ−７５Ｗ等）等の両性高
分子化合物、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム等のカチオン性界面活
性剤、ステアリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド、ＰＯＥ硬化ヒマシ油、ＰＯＥステ
アリルエーテル等のノニオン性界面活性剤、タンパク加
水分解物、コラーゲン加水分解物等の窒素化合物、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ソルビット、マビッ
ト、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ＰＯ
Ｅメチルグルコースエーテル、ＰＯＰメチルグルコース
エーテル、ＰＯＥ・ＰＯＰブチルエーテル等の親水性油
剤、高重合メチルポリシロキサン、メチルポリシロキサ
ン、環状シリコン等のシリコン化合物、パラベン、安息
香酸ナトリウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリク
ロサン等の殺菌防腐剤、１−メントール等の清涼感剤、
その他ビタミン、生薬、酸化防止剤、色素、香料等が挙
げられる。
には、前記各成分の外に、この種の泡沫エアゾール型毛
髪化粧料に通常用いられている各種の補助成分を配合す
ることができる。このような補助成分としては、ポリビ
ニルピロリドン、ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体
等のノニオン性高分子化合物、両性アクリル系重合体
（商品名：ユカフォーマーＡＭ−７５Ｗ等）等の両性高
分子化合物、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム等のカチオン性界面活
性剤、ステアリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド、ＰＯＥ硬化ヒマシ油、ＰＯＥステ
アリルエーテル等のノニオン性界面活性剤、タンパク加
水分解物、コラーゲン加水分解物等の窒素化合物、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ソルビット、マビッ
ト、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ＰＯ
Ｅメチルグルコースエーテル、ＰＯＰメチルグルコース
エーテル、ＰＯＥ・ＰＯＰブチルエーテル等の親水性油
剤、高重合メチルポリシロキサン、メチルポリシロキサ
ン、環状シリコン等のシリコン化合物、パラベン、安息
香酸ナトリウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリク
ロサン等の殺菌防腐剤、１−メントール等の清涼感剤、
その他ビタミン、生薬、酸化防止剤、色素、香料等が挙
げられる。
【００１１】本発明の毛髪化粧料は、泡沫生成エアゾー
ル型に調製するため、噴射剤を調合するが、噴射剤とし
ては液化石油ガス、窒素ガス等を使用することができ、
上記成分のうち、水溶性活性剤、水溶性高分子等の水溶
性成分と香料等の油溶性成分とを別々に溶解混合し、こ
れらと噴射剤を共に密閉容器に充填するという通常のエ
アゾールタイプ化粧料と同様の方法により調製すること
ができる。
ル型に調製するため、噴射剤を調合するが、噴射剤とし
ては液化石油ガス、窒素ガス等を使用することができ、
上記成分のうち、水溶性活性剤、水溶性高分子等の水溶
性成分と香料等の油溶性成分とを別々に溶解混合し、こ
れらと噴射剤を共に密閉容器に充填するという通常のエ
アゾールタイプ化粧料と同様の方法により調製すること
ができる。
【００１２】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を更に詳細
に説明する。 実施例１〜７、比較例１〜７ 表１及び表２に示す組成の各泡沫エアアゾール型毛髪化
粧料を以下に示す方法により調整した。なお、表１〜表
２における＊１〜＊４の物質は下記の商品名のものを用
いた。 ＊１ レオガードＫＧ（ライオン社製） ＊２ ＧＡＦＱＵＡＴ７３４（ＩＳＰ社製） ＊３ ＭＥＲＱＵＡＴ５５０（メルク社製） ＊４ ユカフォーマーＡＭ−７５Ｗ（ダイヤケムコ社
製）
に説明する。 実施例１〜７、比較例１〜７ 表１及び表２に示す組成の各泡沫エアアゾール型毛髪化
粧料を以下に示す方法により調整した。なお、表１〜表
２における＊１〜＊４の物質は下記の商品名のものを用
いた。 ＊１ レオガードＫＧ（ライオン社製） ＊２ ＧＡＦＱＵＡＴ７３４（ＩＳＰ社製） ＊３ ＭＥＲＱＵＡＴ５５０（メルク社製） ＊４ ユカフォーマーＡＭ−７５Ｗ（ダイヤケムコ社
製）
【００１３】このようにして得られた各実施例及び各比
較例の泡沫エアゾール型毛髪化粧料について、その泡の
安定性及び仕上がりのしっとり感について、以下の方法
により評価した。結果を表１及び表２に示す。 （１）泡の安定性 表１〜表２に示した試験原液及び噴射剤を充填した密閉
容器より試験溶液を広口の円筒ガラス容器中に噴射し
て、一定量の泡を発生させ、この泡について２０名のパ
ネラーによる官能試験を行ない、その安定性を評価し
た。安定性の評価は、手でつぶしたときのこわれにくさ
を下記の基準で判定することで行った。 ◎：安定でこわれにくい ○：わずかにこわれるが、製品上問題無し。 △：ややこわれやすい ×：すぐこわれる （２）仕上がりのしっとり感 長さ２５ｃｍ、重さ１０ｇの毛髪からなる毛束に上記
（１）と同様に噴射させた泡（あるいは液体）０．５ｇ
を塗布し、櫛いれを十分に行った後、しっとり感を下記
基準により評価した。 ◎：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
非常に優れている。 ○：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
優れている。 △：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
やや良好である。 ×：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
わずかしか向上していない。 ××：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感
が同等である。
較例の泡沫エアゾール型毛髪化粧料について、その泡の
安定性及び仕上がりのしっとり感について、以下の方法
により評価した。結果を表１及び表２に示す。 （１）泡の安定性 表１〜表２に示した試験原液及び噴射剤を充填した密閉
容器より試験溶液を広口の円筒ガラス容器中に噴射し
て、一定量の泡を発生させ、この泡について２０名のパ
ネラーによる官能試験を行ない、その安定性を評価し
た。安定性の評価は、手でつぶしたときのこわれにくさ
を下記の基準で判定することで行った。 ◎：安定でこわれにくい ○：わずかにこわれるが、製品上問題無し。 △：ややこわれやすい ×：すぐこわれる （２）仕上がりのしっとり感 長さ２５ｃｍ、重さ１０ｇの毛髪からなる毛束に上記
（１）と同様に噴射させた泡（あるいは液体）０．５ｇ
を塗布し、櫛いれを十分に行った後、しっとり感を下記
基準により評価した。 ◎：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
非常に優れている。 ○：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
優れている。 △：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
やや良好である。 ×：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感が
わずかしか向上していない。 ××：毛髪化粧料を使用しない場合に比べ、しっとり感
が同等である。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【表２】
【００１６】
【発明の効果】本発明の泡沫エアゾール型毛髪化粧料
は、泡の安定性に優れ、しかも、しっとり感に優れた仕
上がりを与えることができる。
は、泡の安定性に優れ、しかも、しっとり感に優れた仕
上がりを与えることができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 ３−メチル−１，３−ブタンジオール及
び／又は２−メチル−２，４−ペンタンジオール、カチ
オン性基を有する高分子化合物及びアニオン性界面活性
剤とを配合したことを特徴とする泡沫エアゾール型毛髪
化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18097194A JPH0826944A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 泡沫エアゾール型毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18097194A JPH0826944A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 泡沫エアゾール型毛髪化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826944A true JPH0826944A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16092486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18097194A Pending JPH0826944A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 泡沫エアゾール型毛髪化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826944A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012055583A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-01-24 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und aniontensid(en) |
| WO2012055582A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-03-07 | 1/Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und amphotensid(en) |
| WO2012055584A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-03-14 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und alkylpolyglycosid(en) |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP18097194A patent/JPH0826944A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012055583A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-01-24 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und aniontensid(en) |
| WO2012055582A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-03-07 | 1/Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und amphotensid(en) |
| WO2012055584A3 (de) * | 2010-10-28 | 2013-03-14 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel mit 3-methyl-1,3-butandiol und alkylpolyglycosid(en) |
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