JPH08267181A - 連続鋳造の鋳込装置 - Google Patents

連続鋳造の鋳込装置

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JPH08267181A
JPH08267181A JP9321195A JP9321195A JPH08267181A JP H08267181 A JPH08267181 A JP H08267181A JP 9321195 A JP9321195 A JP 9321195A JP 9321195 A JP9321195 A JP 9321195A JP H08267181 A JPH08267181 A JP H08267181A
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JP
Japan
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mold
casting
coil
nozzle
ring
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JP9321195A
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English (en)
Inventor
Takashi Osako
隆志 大迫
Shinichi Nishioka
信一 西岡
Masayuki Nakada
正之 中田
Shinichi Okimoto
伸一 沖本
Hirohisa Nakajima
廣久 中島
Makoto Shibamaru
誠 柴丸
Shinobu Kumagai
忍 熊谷
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、タンディッシュから、該タンデッ
シュとモールドを直結する鋳造ノズルと鋳造リングを介
してモールドに溶融金属を連続鋳造する連続鋳造装置に
おけるコールドシャット等の欠陥を防止するため、三重
点における初期凝固を制御する。 【構成】 タンディッシュから、該タンデッシュとモー
ルドを直結する鋳造ノズルと鋳造リングを介してモール
ドに溶融金属を連続鋳造する連続鋳造装置において、下
記のような電磁誘導コイルを備えていることを特徴を有
する連続鋳造の鋳込装置。 (a)前記鋳造ノズルの溶融金属の流通孔を周回し、か
つ、その一部または全部がモールド内壁の延長面の内側
になるように配置された電磁誘導コイルであり、(b)
かつ、該電磁誘導コイルとモールド入口部のモールド表
面との最短距離が5mm以上となるように設置されている
電磁誘導加熱コイル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広くは連続鋳造一般
に関し、特にタンディッシュから鋳造ノズルと鋳造リン
グを介してモールドに溶融金属を連続鋳造する連続鋳造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から水平式連続鋳造装置は設備費が
少ないことから、垂直式連続鋳造機に代わり徐々に発展
している。しかし、水平式連続鋳造装置においては通常
断続的な引抜き方法を採用しているためにいわゆるコー
ルドシャットと言われる表面欠陥が発生している。そこ
で、このコールドシャットの発生を防止するために種々
の技術が開発されてきた。
【0003】特開昭63−281751号公報には、図8、及び
図9に示されたような水平式連続鋳造装置に関する従来
の技術が開示されている。これらの図において、1はモ
ールド、2はタンディッシュ、3はタンディッシュ2に
嵌合するフロントノズル、4はフロントノズル3に直結
するフィードノズル、5はフィードノズル4のモールド
1側端面に接続されるブレークリングであり、タンディ
ッシュ2は、互いに直結するフロントノズル3、フィー
ドノズル4、ブレークリング5を介して、モールド1と
直結している。
【0004】また、フロントノズル3、フィードノズル
4、ブレークリング5は、耐火物である。6はモールド
1内で冷却・凝固する凝固シェル、7は電磁波誘導コイ
ル(以下単にコイルという)である。9はタンディッシ
ュ2内からモールド1内を満たす溶融金属である。ま
た、10はタンディッシュ2のモールド1側出口である。
【0005】ここで、図8はコイル7をフィードノズル
4の外側に設けたものであるのに対し、図9はコイル7
をフィードノズル4の耐火物中に埋設したものであるこ
とが、図8と図9の相違である。図10は従来技術の水平
連続鋳造における、モールド1〜ブレークリング5付近
の拡大図であり、6A、6Bはそれぞれ間欠引抜き1サ
イクル毎の周期性を持って成長を開始する初期凝固シェ
ルであり、その不連続境界面は、コールドシャット
(C.S)といわれている。
【0006】凝固シェル6Aにおいて最もシェルの薄い
部分はホットスポット(H.S)と言われている。また
8は、モールド1、ブレークリング5、及び溶融金属9
が同時に接する部位で三重点と呼ばれている。
【0007】次に動作について説明する。タンディッシ
ュ2内の溶融金属9はモールド1内に入り、冷却されて
凝固シェル6を形成して引き抜かれ、連鋳片として取り
出される。水平連続鋳造機のようなモールド1〜タンデ
ィッシュ2間が直結した鋳型方式の連続鋳造装置の場
合、連鋳片は一般に図11のような引抜きパターン、すな
わち、引抜き11a−停止11b−押戻し11cを1サイクル
とする引抜きモードによって、モールド1から間欠的に
水平方向に取り出される。その結果、モールド1内には
図10に示されたような凝固シェル6が形成される。
【0008】しかし、図10において三重点8では、モー
ルド1側からだけでなく、ブレークリング5の溶融金属
9との接触面側からも初期凝固シェルが成長するため、
シェル6Aと6Bの境界面C.Sは必要以上に冷却され
る場合があり、この場合C.Sの溶着不全によるクラッ
ク等が発生することがある。
【0009】上記の問題を解決するため、従来の技術で
は、フィードノズル4のブレークリング5接続部寄りの
部分の外周部に、コイル7を配設し、これに高周波電流
を流すことで、ブレークリング5及びその近傍を加熱し
て、ブレークリング5側からの凝固シェルが早期に生成
するのを防止し、図12に示したように、シェル厚みの成
長を一様になるように初期凝固を制御する。
【0010】これにより、凝固シェル6Aと6Bの境
界、すなわち、C.Sの溶着不全によるクラックの発生
を防止し、表面性状の良好な連鋳片を得ることができ
る。また、図8、及び図9から明らかなように、コイル
7はモールド1内壁13の延長線上より内側に位置する。
こうすることで磁場はモールド1の外壁に遮蔽されず、
三重点8に有効に作用させることができる。
【0011】一方、上記の技術は水平連続鋳造について
のものであるが、タンディッシュとモールドが直結した
タイプの垂直型連続鋳造装置においても同様なアイディ
アが適用されている。例えば特開平1−284469号公報
は、図13に示すように、鋳型(モールド)の直前に、鋳
型に沿って周回して配した通電管(コイル)に高周波電
流を供給している。
【0012】高周波電流により発生する電磁力により溶
鋼をタンディッシュと鋳型の直結部境界と非接触として
鋳造でき、かつ通電管を、鋳型入口より上部で、少なく
とも内端が鋳型内壁の延長線上より鋳型内側に迫り出し
て設置されたことを特徴とする連鋳機が提案されてい
る。ここで21は鋳型、6は凝固シェル、9は溶鋼、2
2は溶鋼9を保持する耐火物、7はコイル、20は電磁
力により溶鋼が保持されてできた空隙である。
【0013】しかし、この方法は、磁気圧力によって三
重点付近に空間を作り、すなわち溶鋼の自由表面を作る
ことで、初期凝固を制御している方法であり、前述の従
来技術とは根本的に概念が異なる。またこの方法では、
溶鋼の自由表面を作ることで、鋳片の凝固は常に鋳型か
ら開始されるよう制御されるため、前述の従来技術のよ
うに、凝固開始点を規定するために存在しているブレー
クリング等の鋳造リングは必要としない。
【0014】さらに、特開平1−284469号公報に開示さ
れた方法は、三重点にかかる溶融金属の静圧が極端に大
きい連続鋳造方法の場合には現実的に適用できない。例
えば、特開平1−284469号公報の実施例では、 凝固開
始点から湯面までの高さ(以下、ヘッド高さと定義す
る)が100mm程度の限定的な条件下での連続鋳造にお
いて、現実的な適用が可能な方法である。以上のよう
に、特開昭63−281751号公報で開示された従来技術と
は、根本的に異なる技術である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開昭63−2817
51号公報で述べられた技術では、静圧がどれだけ大きく
ても初期凝固制御に関する効果において差はなく、一般
的な水平連続鋳造装置の典型的なヘッド高さ、すなわち
800〜1000mm程度の連続鋳造方法でも全く問題な
く適用できる。
【0016】しかし、図8に示すような従来の技術で
は、、コイル7がフィードノズル4の外側に位置するた
め、コイル7の一部分でもモールド1内壁13の延長線上
より内側に位置させようとすると、フィードノズル4を
ブレークリング5のフィードノズル4側端面全面でモー
ルド1側に押し付けることができず、ブレークリング5
がフィードノズル4の内周側のみを、偏って押し付ける
構造になる。
【0017】この場合ブレークリング5に曲げの応力が
働き、押付けが不安定になりやすいばかりか、最悪の場
合ブレークリング5を折損し、溶融金属漏れを起こす可
能性があり、操業上危険である等の問題点がある。仮に
フィードノズル4でブレークリング5を全面で押し付け
る構造にした場合、ブレークリング5の外周は、モール
ド1の内壁13の延長線よりも外側に位置させざるを得な
い。
【0018】この結果、コイル7の位置はモールド1の
三重点8の延長線よりも外側に位置することになり、モ
ールド1の外壁が磁界を遮蔽し、三重点8での有効な電
磁誘導加熱(以下単に誘導加熱という)が得られない。
【0019】一方、図9では上記の問題点を解消するた
めに、コイル7をフィードノズル4の耐火物中に埋設
し、ブレークリング5がフィードノズル4に全面当りで
モールド1側に押し付けることができる構造になってい
る。しかしこの場合、フィードノズル4の成型の段階か
らコイル7を埋め込む必要があり、フィードノズル4を
1個製作する毎にコイル7も1個ずつ必要となり、コス
ト面で無駄が多い。
【0020】また、使用後にフィードノズル4よりコイ
ル7を取り出すために、フィードノズル4を破壊する必
要があるが、この作業で、場合によってはコイル7本体
を破損する恐れがあるため、非常に注意深い作業が要求
される。以上のように、従来の技術では作業面・コスト
面で多々問題があった。同様の問題は、垂直型の連続鋳
造装置でも起こりうることは、言うまでもない。
【0021】また、図8、図9の共通の問題であるが、
三重点8付近の誘導加熱量は、コイル7から三重点8ま
での距離が短い程大きいため、三重点8で有効な誘導加
熱の効果を得るためには、コイル7と三重点8をある程
度近付ける必要がある。
【0022】しかし、一方でモールド1とコイル7を近
づけ過ぎると、モールド1の外壁が磁場を遮蔽し、三重
点8の誘導に必要な磁場が入りにくくなったり、モール
ド1の誘導電力分だけ、高周波磁場を発生させる発振機
の負荷が大きくなり、エネルギー効率を下げる原因とな
る。また、誘導加熱によるモールド1の温度上昇によ
り、モールド1の熱変形、あるいは最悪の場合、モール
ド1の溶損といったトラブルを引き起こす可能性もあ
る。
【0023】この発明は上記の様な問題点を解消するた
めになされたもので、ブレークリング5のモールド1へ
の押付け状態を常時安定化できるとともに、コイル7を
三重点8の延長線よりも内側に位置せしめ、かつ、コイ
ル7と三重点8の距離を適度に接近させることで、三重
点8での初期凝固の制御を有効に行うことができ、しか
もコイル7の着脱が容易である連続鋳造の鋳込装置を提
供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、タンディッシュから、該タン
デッシュとモールドを直結する鋳造ノズルと鋳造リング
を介してモールドに溶融金属を連続鋳造する連続鋳造装
置において、下記のような電磁誘導コイルを備えている
ことを特徴とする連続鋳造の鋳込装置を提供する。 (a)前記鋳造ノズルの溶融金属の流通孔を周回し、か
つ、その一部または全部がモールド内壁の延長面の内側
になるように配置された電磁誘導コイルであり、(b)
かつ、前記電磁誘導コイルとモールド入口部のモールド
表面との最短距離が5mm以上となるように設置されてい
る電磁誘導コイル。
【0025】(2)請求項2の発明は、前記モールドの
入口側端面とモールド内壁との縁部を面取りすることに
よって、前記電磁誘導コイルとモールド入口部のモール
ド表面との前記最短距離を5mm以上にしたことを特徴と
する請求項1に記載した連続鋳造の鋳込装置を提供す
る。
【0026】(3)請求項3の発明は、前記電磁誘導コ
イルが前記鋳造ノズルの鋳造リング側端部の溝内に配置
され、該鋳造ノズルの鋳造リング側端部とモールド内壁
の入口部に少なくともその一部が嵌め込まれている該鋳
造リングの鋳造ノズル側端部とが少なくともその一部で
接して直結したことを特徴とする請求項1または請求項
2に記載した連続鋳造の鋳込装置を提供する。
【0027】(4)請求項4の発明は、前記鋳造ノズル
の鋳造リング側端部の溝を挟む内側端部と外側端部の双
方の全部、または、その一部が該鋳造リングの鋳造ノズ
ル側端部に接していることを特徴とする請求項3に記載
した連続鋳造の鋳込装置を提供する。
【0028】
【作用】この発明における連続鋳造の鋳込装置は、タン
ディッシュとモールドを鋳造リング、及び鋳造ノズルを
介して直結せしめた鋳造方式の連続鋳造装置において適
用される。以下この発明の一例として、水平連続鋳造に
本発明を適用した例について説明する。
【0029】図1は本発明の水平連続鋳造への一適用例
を示したもので、図1において、1はモールド、2はタ
ンディッシュである。3はタンディッシュ2に嵌合する
鋳造ノズルで、例えばフロントノズルと呼ばれる。4は
鋳造ノズル3に直結する鋳造ノズルで、例えばフィード
ノズルと呼ばれる。5は鋳造ノズル4とモールド入口を
接続する鋳造リングで、例えばブレークリングと呼ばれ
る。
【0030】6はモールド1内で生成している凝固シェ
ル、7はコイルである。8はモールド1、鋳造リング
5、及び溶融金属が一点で接する三重点と呼ばれてい
る。9はタンディッシュ2内からモールド1内に鋳造さ
れる溶融金属である。
【0031】また、10はタンディッシュ2のモールド1
側出口、12は鋳造ノズル4の溶融金属流通用貫通孔であ
る。コイル7は、鋳造ノズル4の溶融金属流通用貫通孔
12を周回し、かつ、コイル7の一部、または全部分が、
モールド1内壁13延長線上よりも内側に位置するように
配置される。
【0032】ここで鋳造リング5とは、モールドの入口
部に装着され、溶融金属の流通のための貫通孔を持つ、
リング状定型物であり、水平連続鋳造におけるブレーク
リング、ホットトップ垂直型連続鋳造における鋳造リン
グ等の呼称で呼ばれるものを含み、その材質は、耐火
物、セラミック、サーメット、金属等である。
【0033】また本発明における鋳造リング5は、三重
点へ磁場を有効に作用させるために、原則として非磁
性、かつ非導電性のものが好ましい。鋳造リング5のモ
ールドへの装着状態は、図2の(a)〜(c)で示され
た例等が挙げられ、鋳造リング5とモールド1の間は、
直接接している場合の他、不定形あるいは定形耐火物、
モルタル、金属板等のガスケットが組み込まれている場
合もある。
【0034】鋳造ノズル3、4とは、鋳造リングを介し
てモールドとタンディッシュを直結し、かつ、溶融金属
の流通のための貫通孔を持つ、単一、あるいは複数のノ
ズル状定型物であり、フィードノズル、フィードチュー
ブ、フロントノズル、スライディングノズル、タンディ
ッシュノズル等と呼ばれるものである。
【0035】三重点8付近の誘導加熱量は、コイル7か
ら三重点8までの距離が短い程大きいので、三重点8で
有効な誘導加熱の効果を得るためには、コイル7と三重
点8をある程度近付ける必要がある。しかし、一方でモ
ールド1とコイル7を近づけ過ぎると、モールド1の外
壁が磁場を遮蔽し、三重点8に必要な磁場が入りにくく
なったり、モールド1に吸収される誘導電力により、電
磁場を発生させる発振機の負荷が大きくなり、エネルギ
ー効率を下げる原因となる。
【0036】また、誘導加熱によるモールド1の温度上
昇により、モールド1の熱変形、あるいは最悪の場合、
モールド1の溶損といったトラブルを引き起こす可能性
もある。
【0037】上述の内容を図3により説明する。三重点
付近の磁場測定、及びモールド表面温度測定の結果を図
4に示す。図3において、1はモールド、5は鋳造リン
グ、7はコイル、8は三重点である。また、13はモール
ド1の内壁、14はモールド1の入口側端面、15はコイル
7のモールド側端面である。
【0038】コイル7を鋳造ノズルを周回して配置し、
その延長線は、モールド1の内壁13の延長線と一致させ
る。16はモールド表面温度の測定点であり、コイル7の
延長線とモールド1の入口側端面14の交点に相当する。
Xはコイル7のモールド側端面15からの三重点8までの
距離、Lはコイル7のモールド側端面15からのモールド
1の入口側端面14までの距離である。また、aは鋳造リ
ング5の鋳造方向の厚みである。なお、モールド1は純
銅製、鋳造リング5は非磁性かつ非導電性のセラミック
製である。
【0039】磁場測定の方法は、コイル電流一定条件下
(5000アンペア)で、図3におけるモールド1と鋳
造リング5を一体にして鋳造方向に動かして、各鋳造方
向距離での三重点8の磁場の強さを測定した。
【0040】またモールド1の表面温度は、モールド表
面を流れる誘導電流によるジュール熱で上昇するが、そ
の代表温度として各鋳造方向距離での測定点16における
最終到達温度として測定した。図4には距離Lにおける
三重点8での磁場の強さΦ [Tesla]、及びモールド表面
温度の測定点16での温度T〔℃〕との関係を示す。
【0041】なお、磁場の強さ、及びモールド表面の到
達温度はコイル電流の大小により異なるので、図4で
は、Φ、Tはそれぞれインデックスで表されている。図
4について、距離Lが小さくなる、すなわち、コイル7
とモールド1、三重点8を接近させると、Φは暫く増加
傾向を示すが、L=20mm付近よりその増加し、L=1
0mm前後では収束した。
【0042】これは、モールド1とコイル7の接近によ
り、モールド1の外壁の遮蔽効果が大きくなり、最も誘
導加熱の効果が必要な三重点8に、磁場が入りにくくな
ったためである。この場合、発振機本体の負荷も増大
し、無駄なエネルギーが浪費されることになる。
【0043】一方、距離Lが大きくなると、三重点8で
の誘導加熱の効果が急激に低下する。これは、実際には
鋳造リング5の鋳造方向の厚みaにより、コイル7と三
重点8の距離Xは(L+a)分となっているためであ
る。例えば鋼の水平連続鋳造おける実用的な鋳造リング
のaの値は20〜30mm程度であり、この場合、図3の
単純系に限れば、L=20mmの場合、コイル7から三重
点8までの距離Xは40〜50mm程度にもなる。
【0044】またLが小さくなればなる程、モールド表
面の到達温度Tの値は増加傾向を示し、モールド1とコ
イル7の接近によるモールド1の誘導加熱の増大し、こ
れに伴うトラブルの可能性と、モールド冷却の強化の必
要性を示唆している。よって、ある基準以下の到達温度
内に表面温度を保つために、Lには下限が存在する。
【0045】例えば、鋼の水平連続鋳造における実用的
な銅モールドにおいて、その材料特性からモールドの表
面温度は経験的に430℃以下にする必要があるが、図
4ではその基準を満たすためには、L=5mm以上とする
必要がある。なお、この到達温度の上限(Lの下限)基
準は、鋳造条件、モールドの材質等により変化する。以
上の結果より、コイルの表面とモールド表面との最短距
離は、5mm以上とする必要がある。他方、ある程度の電
磁力を確保し、三重点8における誘導加熱の効果を確保
するためにはL=20mm以下が望ましい。
【0046】コイルとモールド表面との最短距離を確保
する方法としては、例えばモールドの一部分を面取りを
行うことで実現される。また、面取りにより三重点へ磁
場はより入り込みやすくなる。これにより、三重点での
誘導加熱の効果を最大限作用させると同時に、モールド
の誘導加熱を最小限に抑制する。
【0047】ここで面取りとは、モールド内壁とモール
ドの入口側端面とで成る縁部を、曲面あるいは、n個の
平面(nは1以上の自然数)、あるいは曲面とn個の平
面の組み合わせで構成された、内側に凸または内側に凹
の面、または全くの平面等、任意の形状で切除すること
を総称するものとする。例えば、図1において示された
一適用例、あるいは、図5bに示されたモールドの一形
態において、面取り部分は17である。
【0048】また、モールド内壁とは、図1、図3及び
図5に示されたモールドの形態において、13で示された
面である。また、モールド入口側端面とは、図1、図
3、及び図5の14で示された面である。
【0049】鋳造リングのセット面とは、面取りした面
の一部、または全部から成る、鋳造リングのモールド入
口側の直結面で、鋳造リングとの任意の接触状態で直接
接触している場合の他、耐火物、金属板等のガスケット
が組み込まれている場合もふくむ。例えば図1、及び図
5bにおいて18で示される面である。このうち図5b
は、面取り面17の全部が鋳造リングのセット面18である
例である。なお、コイルの表面とモールド表面との最短
距離とは、コイルのモールド側の端部と、側端面、面取
り部分(鋳造リングセット面を含む)、及びモールド内
壁との距離のうち最も短い距離をいう。
【0050】図1において、コイル7は、予め設けられ
た鋳造ノズル4の鋳造リング5側端部の溝19内に装着さ
れる。これにより、コイル7の三重点8に磁場を有効に
作用させ、初期凝固シェル6の成長を制御すると同時
に、コイル7の着脱、繰返し使用を容易にする。
【0051】また、図1において、鋳造ノズル4の鋳造
リング5側端部の溝19を挟む、内側端部と外側端部は、
各々少なくともその一部が鋳造リング5の鋳造ノズル4
側端部に接し、各々の部分で、鋳造リング5をモールド
1側に両押しするよう作用させる。これにより、従来の
技術と問題となった、鋳造リング5の鋳造ノズル4によ
る偏押しと、これに伴う鋳造リング5のモールド1側へ
の押付不良、鋳造リング5の折損、溶融金属漏れ等のト
ラブルを解決する。
【0052】ここで、端部とは鋳造ノズル・鋳造リング
の鋳造方向軸に直交する平面だけでなく、球面の一部を
用いた端部、円錐面の一部を用いた端部、ダボ付端部
等、任意の形状の端部を称する用語とする。また、「接
した」状態とは圧着、押付け、引き寄せ等で表現される
状況のみならず、垂直型連続鋳造の場合、「載せる」、
「置く」という表現で表される状態も含まれ、それぞ
れ、モルタル等を用いて、あるいは用いないで、両者が
任意の状態で当たっている状況であると定義する。
【0053】
【実施例】
実施例1 以下、この発明の一実施例について説明する。図1は、
本発明の一実施例を示したもので、図1において、1は
モールド、2はタンディッシュである。3はタンディッ
シュ2に嵌合するフロントノズルである。4はフロント
ノズル3に直結するフィードノズルである。5はフィー
ドノズル4のモールド1側端面に接続されるブレークリ
ングである。
【0054】6はモールド1内で冷却・凝固する凝固シ
ェル、7はフィードノズル4内に埋まって位置するコイ
ルである。8は、モールド1、鋳造リング5、及び溶融
金属が一点で接する部位で三重点と呼ぶ。9はタンディ
ッシュ2内からモールド1内を満たす溶融金属である。
また10は、タンディッシュ2のモールド1側出口、12は
鋳造ノズル4の溶融金属流通用貫通孔である。
【0055】コイル7は、フィードノズル4の溶融金属
を流通させる貫通孔12を周回し、かつ、コイル7の一
部、または全部分を、モールド1内壁13延長線上よりも
内側に位置するように配置される。コイル7はフィード
ノズル4のブレークリング5側端部に予め設けられた溝
19内に装着されている。
【0056】これにより、三重点8に磁場を有効に作用
させ、初期凝固シェル6の成長を制御すると同時に、鋳
造ノズル4の溝19より外周側の部分と内周側の部分で、
各々、鋳造リング5の外周部、及び内周部を、モールド
1側に両押しするよう作用し、かつ、コイル7の着脱を
容易にせしめる。
【0057】また、モールド1の一部分の面取り17を行
うことで、モールド1とコイル7間の最短距離の限界を
確保する。また面取りにより、三重点へ磁場をより入り
込みやすくする。これにより、三重点8での誘導加熱の
効果を最大限作用させると同時に、モールド1の誘導加
熱を最小限に抑制する。
【0058】次に実施例の操業条件について示す。 ・連続鋳造方式:水平連続鋳造装置(タンディッシュ・
モールド直結型) ・モールド材質:析出硬化型銅 ・鋳造リング材質:非電気伝導性サイアロン系セラミッ
ク ・溶融金属材質:普通鋼(0.4wt%C含有)、及びオ
ーステナイト系ステンレス ・鋳造製品形状:丸ビレット ・モールド内径:330mm、210mm ・コイル断面寸法:15mm×25mm(2ターン、水冷) ・電磁周波数:3.0×103 Hz ・コイル電流:最大1.5×104 A ・コイル表面〜モールド表面間最短距離:13〜17mm ・鋳造速度:平均1.0m/分 ・間欠引抜きサイクル:50〜100cpm ・溶融金属全装入量:約200トン
【0059】以上の鋳造によって、得られた丸ビレット
の表面性状は極めて良好で、コールドシャット部のクラ
ックは皆無であった。また、必要以上の初期凝固シェル
の成長により、鋳造ノズルから初期凝固シェルが切り離
されないことにより発生するミスプル(モールド内の拘
束性ブレークアウト)も全く発生せず、極めて安定した
操業が保持できた。
【0060】実施例2 図6は比較例であるが、鋳造リングの鋳造ノズルによる
偏押し構造の例であり、正常な両押しの押付け状態の第
1図との比較のために意図的に作り出した、異常な鋳造
ノズル〜鋳造リング〜モールドの固定方法である。図6
において、1はモールド、4は鋳造ノズル、5は鋳造リ
ング、7はコイルである。実施例1と同様な操業条件
で、図1、図6それぞれ数チャージずつ試験鋳造を実施
し、鋳造ノズル4と鋳造リング5の耐用・トラブル発生
の有無を調査した。
【0061】その結果発生した、鋳造リング・鋳造ノズ
ル関係の押付け不良に起因するトラブル率を図7に示
す。図6のような偏押し構造の場合、鋳造リングの押付
け不良に起因する鋳造リングの折損・溶融金属漏れ等の
トラブルは30%程度存在したが、第1図の両押し構造
では、トラブルは0であった。このことは図1では、鋳
造リングにかかる押付け荷重が均等に分散され、モール
ド側への安定した押付け状態を実現していることを示し
ている。
【0062】以上、本願発明の実施例について説明した
が、本願発明の範囲は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、水平連続鋳造を垂直型とし、鋳片形状を
丸ビレットを角ビレット、ブルーム、スラブとするよう
な変形は当業者にとって任意に設計変更でき、本発明の
範囲に含まれるものである。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、連続鋳造の鋳造ノズ
ルを周回してコイルを配置し、かつ、コイルを三重点の
延長線よりも内側に位置せしめ、かつ、コイルと三重点
の距離を適度に接近させることができるので、三重点で
の初期凝固制御を有効に行い、凝固シェル間の境界の溶
着不全を解消し、クラックのない表面性状の良好な鋳片
を得られる(請求項1)。
【0064】さらに、モールドの一部分の面取りを行う
ことで、コイルとモールド表面の最短距離を確保でき、
さらに三重点へ磁場も入り込みやすくなることにより、
三重点での有効な誘導加熱を行えるとともに、モールド
表面の不必要な誘導を抑制できる効果ある(請求項
2)。
【0065】このコイルを予め設けられた鋳造ノズルの
鋳造リング側端部の溝内に装着したことにより、鋳造ノ
ズルの鋳造リング側端部の溝を挟む、内側端部と外側端
部の各々少なくともその一部が、鋳造リングの鋳造ノズ
ル側端部に接し、各々の部分で、モールド側に鋳造リン
グを両押しするよう作用させることができる。そのた
め、鋳造リングのモールドへの押付け状態を常時安定に
保持でき、連続鋳造の操業を安定に行うことができる。
また、コイルを鋳造ノズルの溝内に装着したことによ
り、コイルの着脱・繰返し使用が容易であるので、コイ
ルの製作個数が最小限に抑えられ、コストの抑制という
効果がある。加えて、鋳造ノズルからのコイル取出しの
繊細な作業から解放されることにより、作業性の改善と
いう効果もある(請求項3、4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳込装置の一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明における鋳造ノズルのモールドへの装着
例を示す図である。
【図3】本発明の鋳込装置において電磁誘導コイルから
の磁場測定とモールド表面温度測定を実施した場合の鋳
込装置の構成を示す図である。
【図4】図3に示す鋳込装置における磁場測定結果とモ
ールド表面温度測定結果を示す図である。
【図5】モールドの各面、及び、面取りを説明するため
の図である。
【図6】本発明に係る鋳込装置の他の実施例を示す図で
ある。
【図7】図1と図6に示した鋳込装置における鋳造結果
を比較した図である。
【図8】従来の鋳込装置を示す図である。
【図9】従来の鋳込装置を示す図である
【図10】従来の鋳込装置のおける凝固シェルの成長形
態を示す図である。
【図11】水平連続鋳造のようなモールドからタンディ
ッシュまでが直結した連続鋳造装置における間欠引抜き
の概念を説明する図である。
【図12】従来技術におけるモールド内の凝固シェル成
長過程を示す図である。
【図13】モールドからタンディッシュまでが直結した
垂直型連続鋳造装置における連続鋳造方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 モールド 2 タンディッシュ 3 鋳造ノズル(またはフロントノズル) 4 鋳造ノズル(またはフィードノズル) 5 鋳造リング(またはブレークリング) 6 凝固シェル 7 コイル 8 三重点 9 溶融金属 11a 間欠引抜きにおける引抜き 11b 〃 停止 11c 〃 押戻し 17 面取り 19 鋳造ノズル4の鋳造リング5側端部の溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 41/60 B22D 41/60 (72)発明者 沖本 伸一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中島 廣久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 柴丸 誠 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 熊谷 忍 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンディッシュから、該タンデッシュと
    モールドを直結する鋳造ノズルと鋳造リングを介してモ
    ールドに溶融金属を連続鋳造する連続鋳造装置におい
    て、下記のような電磁誘導コイルを備えていることを特
    徴を有する連続鋳造の鋳込装置。 (a)前記鋳造ノズルの溶融金属の流通孔を周回し、か
    つ、その一部または全部がモールド内壁の延長面の内側
    になるように配置された電磁誘導コイルであり、(b)
    かつ、該電磁誘導コイルとモールド入口部のモールド表
    面との最短距離が5mm以上となるように設置されている
    電磁誘導加熱コイル。
  2. 【請求項2】 前記モールドの入口側端面とモールド内
    壁との縁部を面取りすることによって、前記電磁誘導コ
    イルとモールド入口部のモールド表面との前記最短距離
    を5mm以上にしたことを特徴とする請求項1に記載した
    連続鋳造の鋳込装置。
  3. 【請求項3】 前記電磁誘導コイルが前記鋳造ノズルの
    鋳造リング側端部の溝内に配置され、該鋳造ノズルの鋳
    造リング側端部とモールド内壁の入口部に少なくともそ
    の一部が嵌め込まれている該鋳造リングの鋳造ノズル側
    端部とが少なくともその一部で接して直結したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載した連続鋳造の
    鋳込装置。
  4. 【請求項4】前記鋳造ノズルの鋳造リング側端部の溝を
    挟む内側端部と外側端部の双方の全部、または、一部が
    該鋳造リングの鋳造ノズル側端部に接していることを特
    徴とする請求項3に記載した連続鋳造の鋳込装置。
JP9321195A 1995-03-28 1995-03-28 連続鋳造の鋳込装置 Pending JPH08267181A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290037A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Dowa Holdings Co Ltd 亜鉛の鋳造装置及び鋳造方法、並びに亜鉛棒及び亜鉛棒の製造方法
CN108356258A (zh) * 2018-04-02 2018-08-03 东北大学 一种基于电磁感应加热出钢技术的组合式水口座砖

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