JPH08261080A - スロットルボディの圧力導入通路構造 - Google Patents

スロットルボディの圧力導入通路構造

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JPH08261080A
JPH08261080A JP9456195A JP9456195A JPH08261080A JP H08261080 A JPH08261080 A JP H08261080A JP 9456195 A JP9456195 A JP 9456195A JP 9456195 A JP9456195 A JP 9456195A JP H08261080 A JPH08261080 A JP H08261080A
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JP
Japan
Prior art keywords
passage
pressure
pressure introducing
throttle body
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9456195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Fujimori
吉正 藤森
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Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Filing date
Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタ等の部材を設けることなく、オイル
ミスト等の負圧導入通路への侵入を防止する。 【構成】 第1の圧力導入口22をスロットルバルブ1
6よりも下流側であって、閉塞位置にあるスロットルバ
ルブ16の先端近傍に形成する。第2の圧力導入口23
をスロットルバルブ16よりも下流側であって、スロッ
トルシャフト15の近傍に形成する。第1および第2の
圧力導入口22、23を連結する連結通路24の途中
に、圧力センサ21に接続するセンサ通路25の入口部
26を形成する、入口部26の流路面積を、連結通路2
5の流路面積よりも小さく定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸気通路のスロットル
バルブよりも下流側に発生する吸気負圧を検出する圧力
センサを備えたスロットルボディに関し、特に圧力セン
サと吸気通路を接続する圧力導入通路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用エンジンに設けられる電
子制御燃料噴射装置では、吸気管負圧は燃料噴射量を決
定するために重要な要因である。このため吸気管負圧を
検出する圧力センサが設けられ、吸気通路のスロットル
バルブよりも下流側に開口する負圧導入通路を介して、
圧力センサへ吸気管負圧が導かれる。吸気中には、オイ
ルミストや水等が含まれており、これらが負圧導入通路
を介して圧力センサの内部に侵入すると、圧力センサの
故障の原因となる。圧力センサが故障すると燃料噴射制
御が不可能になるため、従来、オイルミスト等が圧力セ
ンサに到達しないよう、負圧導入通路にフィルタ等を設
けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがフィルタ等の
部材を負圧導入通路に設ける構成によると、製造コスト
が高くなるという問題が発生する。
【0004】本発明は、フィルタ等の部材を設けること
なく、オイルミスト等の負圧導入通路への侵入を防止す
ることができる圧力導入通路構造を得ることを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスロットル
ボディの圧力導入通路構造は、吸気通路のスロットルバ
ルブよりも下流側の圧力を圧力センサに導く圧力導入通
路であって、第1の圧力導入口を前記下流側であって流
速の相対的に大きい部分に開口するとともに、第2の圧
力導入口を前記下流側であって流速の相対的に小さい部
分に開口し、第1および第2の圧力導入口を連結する連
結通路の途中に、圧力センサに接続するセンサ通路の入
口部を形成するとともに、この入口部の流路面積を、連
結通路の流路面積よりも小さく定めたことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】連結通路内において、第2の圧力導入口から第
1の圧力導入口へ向かって空気が流動する。これによ
り、連結通路内に侵入したオイルミスト等の異物は第1
の圧力導入口側へ移動し、この圧力導入口から排出され
る。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1および図2は、本発明の一実施例である圧力導入通
路構造を適用したスロットルボディ10を示している。
図1は、吸気通路11の軸心を通る平面によってスロッ
トルボディ10を切断して示す断面図であり、図2は、
スロットルボディ10をエンジン側から見た正面図であ
る。このスロットルボディ10は、例えば燃料噴射弁を
備えた内燃機関の吸気系に設けられ、燃料噴射弁よりも
上流側に配設されて吸入空気量を制御する。
【0008】吸気通路11は、スロットルボディ10内
において円柱状の空間であり、空気は吸気通路11内に
おいて図1の矢印A方向に沿って流動する。スロットル
ボディ10の一方の面には、吸気通路11の入口部であ
る環状の突出部12が形成され、スロットルボディ10
の他方の面には、エンジンのインテークマニホールド
(図示せず)に固定するためのボルトが挿通する取付け
孔13が形成されている。
【0009】図2に示すように、吸気通路11は円形断
面を有している。スロットルシャフト14は、吸気通路
11の断面において水平方向に延び、断面の中心を通っ
ており、スロットルボディ10の外部に突出して回転駆
動機構(図示せず)に連結されている。円板状のスロッ
トルバルブ16は、スロットルシャフト14にボルト1
5を介して取り付けられている。スロットルバルブ16
は吸気通路11を閉塞するとき、図1に示すように吸気
通路11の軸線方向に垂直な面に対して若干傾斜してお
り、図1の時計方向に回転変位して吸気通路11を開放
する。
【0010】スロットルボディ10の上部には圧力セン
サ21が設けられる。圧力センサ21の検出部21a
は、スロットルボディ10に形成された凹部17内に嵌
合しており、圧力センサ21のフランジ21bはスロッ
トルボディ10の上面10aに固定されている。凹部1
7は、次に述べるように、圧力導入通路を介して吸気通
路11のスロットルバルブ16よりも下流側に連通し、
スロットルバルブ16の下流側に発生する吸気管負圧が
圧力センサ21に導かれる。
【0011】図1に示すように、第1の圧力導入口22
は閉塞位置にあるスロットルバルブ16の先端近傍に開
口し、第2の圧力導入口23はスロットルシャフト15
の近傍に開口している。すなわち、第1の圧力導入口2
2は流速の相対的に大きい部分に開口し、第2の圧力導
入口23は流速の相対的に小さい部分に開口しており、
第1の圧力導入口22の方が第2の圧力導入口23より
も上流側に位置している。
【0012】第1および第2の圧力導入口22、23は
連結通路24により連結される。連結通路24のほとん
ど全ての部分は、図2に示すように、スロットルボディ
10の端面10aに形成され、吸気通路11の外形に沿
った円弧状を有している。連結通路24の途中には、圧
力センサ21に接続するセンサ通路25の入口部26が
形成される。この入口部26の流路面積は、連結通路2
4の流路面積よりも小さく、圧力センサ21が吸気通路
11内の圧力を検出できる範囲において可能な限り小さ
く定められている。入口部26から延びるセンサ通路2
5は、連結通路24側が低くなるように傾斜している。
すなわち、センサ通路25内に水等が侵入しても、重力
により連結通路24側に排出されるように構成されてい
る。センサ通路25は途中において上方に略垂直に折曲
し、凹部17に接続している。
【0013】本実施例は以上のように構成されているの
で、エンジンの運転時、矢印A方向に流動する空気流に
よってスロットルバルブ16の下流側に発生した負圧
は、連結通路24とセンサ通路25を経由して圧力セン
サ21に導かれ、検出される。この時吸気通路11にお
いて、第1の圧力導入口22の近傍における流速の方が
第2の圧力導入口23の近傍における流速よりも大きい
ため、第1の圧力導入口22の方が第2の圧力導入口2
3よりも低圧になり、連結通路24内では、第2の圧力
導入口23から第1の圧力導入口22に向かって空気が
流れる。したがって、連結通路24内に侵入したオイル
ミスト、水等の異物は第1の圧力導入口22側へ移動
し、この圧力導入口22から吸気通路11内へ排出され
る。また、センサ通路25の入口部26の断面積が極力
小さく定められているため、異物のセンサ通路25内へ
の侵入は、確実に防止される。
【0014】このように本実施例によれば、圧力センサ
21への異物の侵入を防止するために、圧力導入通路の
途中にフィルタ等の部材を設ける必要がない。したがっ
てスロットルボディ10の組付け工数を増大させること
なく、簡単な構成によって圧力センサ21への異物の侵
入を防止することができ、製造コストを低減させること
ができる。
【0015】さらに本実施例では、連結通路24、25
等の容積は極力小さく抑えられ、圧力センサ21による
圧力検出の応答性を高めるように配慮されている。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルタ
等の部材を設けることなく、オイルミスト等の負圧導入
通路への侵入を防止することができ、スロットルボディ
の製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である圧力導入通路構造を適
用したスロットルボディを示す断面図である。
【図2】スロットルボディをエンジン側からみた正面図
である。
【符号の説明】
10 スロットルボディ 11 吸気通路 16 スロットルバルブ 21 圧力センサ 22 第1の圧力導入口 23 第2の圧力導入口 24 連結通路 25 圧力センサ 26 入口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路のスロットルバルブよりも下流
    側の圧力を圧力センサに導く圧力導入通路であって、第
    1の圧力導入口を前記下流側であって流速の相対的に大
    きい部分に開口するとともに、第2の圧力導入口を前記
    下流側であって流速の相対的に小さい部分に開口し、前
    記第1および第2の圧力導入口を連結する連結通路の途
    中に、前記圧力センサに接続するセンサ通路の入口部を
    形成するとともに、この入口部の流路面積を、前記連結
    通路の流路面積よりも小さく定めたことを特徴とするス
    ロットルボディの圧力導入通路構造。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧力導入口が、閉塞位置にあ
    るスロットルバルブの先端近傍に開口することを特徴と
    する請求項1に記載のスロットルボディの圧力導入通路
    構造。
  3. 【請求項3】 前記第2の圧力導入口が、前記スロット
    ルバルブを取り付けたシャフトの近傍に開口することを
    特徴とする請求項1に記載のスロットルボディの圧力導
    入通路構造。
JP9456195A 1995-03-28 1995-03-28 スロットルボディの圧力導入通路構造 Pending JPH08261080A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040729

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02