JPH08257290A - 衣類洗濯機 - Google Patents

衣類洗濯機

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JPH08257290A
JPH08257290A JP8050665A JP5066596A JPH08257290A JP H08257290 A JPH08257290 A JP H08257290A JP 8050665 A JP8050665 A JP 8050665A JP 5066596 A JP5066596 A JP 5066596A JP H08257290 A JPH08257290 A JP H08257290A
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JP
Japan
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liquid
washing
reservoir
sub
stroke
Prior art date
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Application number
JP8050665A
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English (en)
Inventor
Piero Babuin
バブイン ピエロ
Silvano Cimetta
チメッタ シルヴァノ
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EREKUTORORAKUSU ZANUTSUSHI ERETSUTORODOMESUTEICHI SpA
Electrolux Zanussi Elettrodomestici SpA
Original Assignee
EREKUTORORAKUSU ZANUTSUSHI ERETSUTORODOMESUTEICHI SpA
Electrolux Zanussi Elettrodomestici SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by EREKUTORORAKUSU ZANUTSUSHI ERETSUTORODOMESUTEICHI SpA, Electrolux Zanussi Elettrodomestici SpA filed Critical EREKUTORORAKUSU ZANUTSUSHI ERETSUTORODOMESUTEICHI SpA
Publication of JPH08257290A publication Critical patent/JPH08257290A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F35/00Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for
    • D06F35/005Methods for washing, rinsing or spin-drying
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/20Arrangements for water recovery
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S68/00Textiles: fluid treating apparatus
    • Y10S68/902Devices for storage and reuse of soap suds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水の使用によるその連続的な減少により、衣
類洗濯機のドラム内で水位が徐々に低下し、それによっ
て、衣類に作用する水の均質性が変動しすすぎの有効性
に影響を与える。 【解決する手段】 すすぎ液体の全量が洗濯槽(1)か
らリザーバ(2)に移動されるサブ行程(L)、洗濯物
を収容したドラム(5)が高速で回転駆動されるサブ行
程(M)、該遠心脱水サブ行程の間、または直後のいず
れかに実行され、ドラムの前記高速回転の際に洗濯物か
ら排出される液体が前記洗濯槽から排出されるサブ行程
(N)、前記リザーバに収容された液体が洗濯槽に戻さ
れるサブ行程(P)、が前記一般的な洗濯プログラムの
途中で順に実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衣類洗濯機に関
し、特に一般家庭用のものに係り、前記洗濯機の洗濯槽
から排出される液体を回収するために設けられたリザー
バを使用する改良された洗濯方法を実行する衣類洗濯機
を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、例えば、前部から洗濯物を入
れるフロントローディングタイプの洗濯機に関し、その
後部パネルに対し垂直に取り付けられた回収リザーバを
備えたものに関する。しかしながら、本発明は、例えば
上部から洗濯物を入れるトップローディングタイプ、お
よび/または洗濯機内あるいは洗濯機と関係する他の可
能な位置に設けられた回収リザーバを備えた洗濯機のよ
うな他のタイプの衣類洗濯機にも用いて好適であること
が理解されよう。例えば、このような回収リザーバが洗
濯槽の下に設けられていてもよい。この場合、液体は容
器から他の容器に重力により落ち込むので、ポンプから
放出するだけで洗濯槽から回収リザーバへ液体を移動す
ることができる。回収リザーバは、洗濯槽の上方の適宜
位置に設けることもできるし、同様な理由で、逆に、ポ
ンプによりリザーバから洗濯槽へ液体を移動することが
できる。
【0003】洗濯機は、当該技術分野において既に知ら
れている。洗濯機は、洗濯プログラムの異なる行程にお
いて用いられるべき液体物を収容するために設けられた
一または複数のリザーバ、またはすすぎ行程、特に最後
のすすぎ行程の間に用いられる液体を回収するために設
けられた他のリザーバを備え、引き続いて実行される洗
濯プログラムの洗濯行程で再びこれを使用するものであ
る。
【0004】このようなタイプの洗濯機の利点は、例え
ば、ヨーロッパ特許出願第91104057号およびイ
タリア特許出願第PN94A000021号のような種
々の先行特許中で広く述べられている。両特許は、米国
特許明細書第2,931,199号と同様に、同じ出願
人により出願されている。これらの特許は、個々の洗濯
プログラムにおける液体を実際に1回以上使用するもの
であり、主に、水道本管の水を新たに使用する際に格別
の効果を奏するものである。回収リザーバとして機能す
る他の装置を用意する必要はなく、衣類洗濯機に直近し
てこれに接続されるこのような装置を備える必要はな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の洗濯機にあっては、洗濯プログラム中、水の使用
によるその連続的な減少により、衣類洗濯機のドラム内
で水位が徐々に低下し、それによって、衣類に作用する
水の均質性が変動しすすぎの有効性に影響を与える。
【0006】さらにまた、従来の洗濯機の設計において
は、回収リザーバの貯蔵が繰り返しみられよう。回収リ
ザーバは、多数の便利な機能の実行を可能にしている
が、一方において、実際無意味な追加コストがかかるも
のである。そのような機能は、水の節約というメリット
が考慮される限り、洗濯機の価値を増加するのと反対の
可能性ともなるし、洗濯の動作または手順の必要時間が
考慮される限り、顕著な不利益ともなりえよう。換言す
れば、従来技術により、1またはそれ以上のすすぎ行程
で排出される液体を回収リザーバが収集し保持するもの
である。そして、洗濯プログラムにおいて、回収リザー
バに収集され保持されるそのような液体は、実行される
べき洗濯行程で使用される液体として再び洗濯機の洗濯
槽に戻され、水道本管から供給される新たな浄水と混合
されて再使用される。
【0007】以上、簡単に説明しように、このような方
法でリザーバが空になった後、該リザーバは完全に使用
されないままであり、洗濯行程はすすぎ液、できること
なら最期のすすぎで排出される液体が再び充たされるま
で開始されないことが明らかに理解されよう。その結
果、リザーバは、実際、洗濯行程全体の大部分を通じて
完全に使用されず、空のままである。
【0008】このような回収リザーバの有用性は、すす
ぎ水の水量(比較的少量)によって、上述した不使用時
間の間、逆に、不均質な状態で浸漬される衣類に保持さ
れた液体の回収と排除するための遠心脱水に使用する間
に、すすぎ水を洗濯槽からリザーバへ移動するのに適し
た時間をとるといったリザーバについて創案される新た
な使用を可能にする。
【0009】本発明の主な目的は、単純にして、低コス
トで改良され、容易に実施できる技術を用いることによ
り、上述した付加機能を実行することができる衣類洗濯
機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、洗濯槽
(1)、該洗濯槽内に高速回転可能に設けられ洗濯物を
収容可能で、かつ液体の内外方向への自由移動を許容す
るドラムと、前記洗濯槽内の液体を貯蔵可能な内容積を
有する液体回収リザーバ(2)と、液体移動用の第1お
よび第2の導水管(3)(6)と、該導水管に設けられ
た第1および第2のポンプ(4)(7)とを備え、一般
的な洗濯プログラムに従って洗濯動作を実行する衣類洗
濯機であって、すすぎ液体の全量が洗濯槽からリザーバ
に移動されるサブ行程(L)、洗濯物を収容した前記ド
ラムが高速で回転駆動されるサブ行程(M)、該遠心脱
水サブ行程の間、または直後のいずれかに実行され、ド
ラムの前記高速回転の際に洗濯物から排出される液体が
前記洗濯槽から排出されるサブ行程(N)、前記リザー
バに収容された液体が洗濯槽に戻されるサブ行程
(P)、が前記一般的な洗濯プログラムの途中で順に実
行されることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記すすぎ行程
が複数の部分的なサブ行程で構成される典型的なすすぎ
行程、すなわち、水が洗濯槽内に収容されるサブ行程A
と、ドラムが低速度で回転駆動されるサブ行程B、液体
が洗濯槽から排除されるサブ行程C、遠心脱水が実行さ
れるサブ行程Dからなり、前記第二のすすぎ行程は、ド
ラムが低速で回転駆動される前記サブ行程Bの完了直後
に実行されることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、各すすぎ行程
が、請求項1に記載された第二のすすぎ行程(L,M,
N,P)を含むことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記すすぎ行程
のうち最後の行程のみが、請求項1に記載された第二の
すすぎ行程(L,M,N,P)を含むことを特徴とす
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の前記第二のすすぎ行程(L,M,N,P)を、単一の
同じすすぎ工程内で終了する順序で一回以上実行するの
に適したものであることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、液体がリザーバ
から洗濯槽に戻す前に、水道本管から新たな水を洗濯槽
に予め設定された水位となるまで自動的に充たすことを
特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、液体をリザーバ
から洗濯槽に戻した後、本管から新たな水を洗濯槽に予
め設定された水位となるまで自動的に充たすことを特徴
とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、最後から2番目
のすすぎ行程の最後に、すすぎ液体がリザーバに排出さ
れ、その後直ちに、ドラムが高い遠心脱水速度で回転駆
動され、これにより液体が洗濯物から脱水されると同時
に洗濯機の外部に排出され、洗濯槽内に一定水位となる
まで、本管から、および洗濯槽が完全に空になるまでリ
ザーバから、新たな水を取り入れられる最後のすすぎ行
程のために液体が要求されることを特徴とする。
【0018】ここで、“液体”または“水”という語
は、後述する説明中で洗濯液およびすすぎ水を区別せず
に用いる場合がある。しかしながら、このような単純化
は、当該技術分野の当業者には容易に理解されるよう
に、こうした用語を用いた内容を考慮すれば、同じ記述
であっても充分かつ明瞭な理解可能性に影響を与えるこ
とはないであろう。
【0019】一般のすすぎ工程間でなされるすすぎ行程
において、このようなすすぎ水の移動が実行されると、
液体は一時的にリザーバ内に移動されて洗濯槽を空にす
る。その後、衣類に保持された液体を取り除くため、高
速遠心回転による脱水行程が実行される。前記衣類に保
持された液体は、ちょうどリザーバに移動された大量の
液体の濃度よりも高い濃度の洗剤を含んでいる。最後
に、液体は再びリザーバから洗濯槽に移動される。
【0020】このような動作が可能な方法の長所は、実
際、定量的に少量の洗濯液(洗濯行程にて使用される洗
剤を多く含んでいる)を取り除くことができるといった
事実から得られる。衣類に保持されたこのような液体の
一部を除去することにより、すすぎ液が希釈されて清浄
化が促進される。その結果、少ない浄水量で同じすすぎ
効果が得られ、または同じ浄水量でより優れたすすぎ効
果が得られるといった最終的な結果が達成されること
が、当該技術分野の当業者の実証により容易に理解され
るであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の好適な実施例を示してい
る。本衣類洗濯機は、洗濯槽1と、洗濯機本体内に設け
られ液体を収容しかつ回収するリザーバ2と、前記洗濯
槽1内に回転自在に設けられ洗濯物となる衣類を収容す
るのに適合したドラム5と、液体を洗濯槽1からリザー
バ2に移動し、また逆に液体をリザーバ2から洗濯槽1
に移動する二つの導水管3,6と、これらの導水管3,
6に対応して接続された移動ポンプ4,7とを備えてい
る。
【0023】本発明の洗濯機はさらに、通常の正しい動
作を保証する他のすべての手段を備えていることはもち
ろんであるが、特に述べることはしない。
【0024】図2を参照すると、複数の部分的なサブ行
程で構成される典型的なすすぎ行程が観察される。即
ち、水が洗濯槽1に収容されるサブ行程Aと、ドラム5
を低速度で回転駆動しつつ必要な水を追加することによ
り洗濯槽1内における水位を回復して所定水位を保つサ
ブ行程B、液体が洗濯槽1から排出されるサブ行程C、
少なくとも一部がサブ行程Cの最終部分と併行して実行
され高速回転による遠心脱水が行われるサブ行程Dであ
る。
【0025】図3を参照すると、このような一般的なす
すぎサイクルが変更され、前記サブ行程と連続して実行
されるサブ行程L,M,N,Pが新たに付加されてい
る。新たに付加された各行程では、次の動作が実行され
る。
【0026】第一のサブ行程Lでは、液体が洗濯槽1
からリザーバ2に移動される。
【0027】第二のサブ行程Mでは、排出ポンプの作
動により遠心脱水が行われる。
【0028】第三のサブ行程Nでは、液体が、反対方
向、即ちリザーバ2から洗濯槽1へ移動される。
【0029】第四のサブ行程Pでは、ドラム5が低速
度で駆動される。
【0030】前記新たに付加されたサブ行程L,M,
N,Pは、低速回転が行われる行程Bと水が排出される
サブ行程Cとの間で実行するためすすぎ行程中に挿入さ
れて実行される。一方、前述した主なすすぎサブ行程
A,B,C,Dは、そのまま変更されることなく維持さ
れている。
【0031】すすぎ行程が、特に、水量が非常に少ない
状況下で実行された場合には、洗濯物の種々の重なり具
合に依存して、衣類を水に浸漬することにかなりのむら
が生じ、とりわけ洗濯物の外側部分のすすぎが内側部分
に比べて容易になされる傾向があることは、広く知られ
ている事実である。これは、洗濯物の内方に徐々に移行
するにつれて水の浸透が次第に困難になっていくからで
ある。それ故、一般に、洗濯物の内側部分のすすぎは不
十分となる傾向がある。
【0032】大量のすすぎ水または液体における洗剤濃
度は、衣類に保持される液体内の洗剤濃度より小さい。
少なくとも衣類に保持されるこのような液体の大部分が
洗濯機によってふるい落とされるならば、すすぎ水は衣
類に実際に保持された高濃度の洗剤を有する液体の一部
によって汚染されないから、すすぎ水におけるすすぎ動
作は促進される。これにより、洗濯槽を空にして洗濯物
を回転することにより、衣類に保持された高濃度の洗剤
を含む液体の一部を引出して除去し、最後に前記洗濯槽
内のすすぎ水を除去するという動作手順を包含する本発
明の方法が得られるのである。
【0033】新たに付加されたサブ行程L,M,N,P
においては、衣類に保持された定量的にわずかな量の洗
濯液を除去する効果を有するが、既に強調したように、
この洗濯液は洗濯用洗剤を多く含んでいる。別言すれ
ば、衣類に保持される液体分を除去することによって、
すすぎ水の希釈が明らかに促進される。
【0034】さらに、すすぎ水を再使用し、これを回収
するため、一般に使用されないリザーバを用いてなされ
る第二のすすぎサブ行程が実行される。二つの区別され
たすすぎ行程は、実際上、それぞれのすすぎ水を洗濯槽
内に充たすことで実行され、これにより、第二のすすぎ
水は、ちょうど水道本管から供給される水のような浄水
とはいえないことはもちろんであるが、かなりの優れた
希釈効果を奏することができる。
【0035】また、上述した方法に従って動作される洗
濯機によりもたらされる水の節約効果、または改良され
た洗濯効果によって得られるべき格別の効果が存するこ
とは広く実証される。
【0036】本発明は、洗濯機の実際の特徴、洗濯機に
実際に求められる目的、洗濯機に望まれる結果を得るこ
と、特に、洗濯機が必要とする動作時間の条件までを考
慮して合理的に受け入れられる損失に従った最も適切な
ものとなるように、他の異なる状況に対しても適宜対応
することができる。すなわち、第一の改良は、例えば上
述した方法を実行することによって、一般的なすすぎサ
イクルだけでなく、プログラムに規定されまたはこれに
含まれるすべてのすすぎサイクルを実行することによっ
て達成される。その結果、既に行われてきた多数のすす
ぎ効果を実質的に倍増する著しい結果が得られることに
なる。
【0037】他の改良は、洗濯に必要な時間に付加され
る新たな時間の増加分を最小にすることを目的とし、最
後のすすぎのみと関連する上述した方法を用いることに
より、すすぎ手順の最後に実行されるすすぎのすすぎ液
が未だ汚染されておらず、第二のすすぎ行程において、
本管から供給される通常の浄水と同じようにほとんど汚
染されていない液体を使用するものである。
【0038】更に他の改良は、本発明そのものの本質か
ら提供される。すすぎサイクル内に含まれる他の手順を
妨げるものは何もなく、同じすすぎ工程内に適当な手順
を設けることで特に望ましい結果が達成される。もちろ
ん、このような手順は、実際のところ特別の利益や効果
を得るため、個々のすすぎ行程を適宜変更したり他のも
のを結合したりすることができることは、当該技術分野
の当業者が経験的に充分実証するものである。
【0039】前記リザーバに貯蔵された液体を使用する
までは、もちろんさまざまな手段が行われる。このよう
な種々の状況のうち最も一般的なものの一つは、多数の
理由に負うものである。すなわち、リザーバに貯蔵され
た水量は、それまでに洗濯物を取り扱うサブ行程A,B
で使用される水量より少ない。サブ行程Lで洗濯槽内の
液体がリザーバに移動される際にはすべての液体が移動
されるわけではなく、衣類に比較的大量の液体が保持さ
れ、サブ行程Mで実行される遠心脱水時にはこの衣類に
保持された比較的大量の水が除去されるので、リザーバ
から洗濯槽に液体が戻されたとしても当初の水量を下回
ることになる。
【0040】このような状況に対し、既に知られてお
り、かつ、簡単に実行できる手段として次のものがあ
る。液体が再びリザーバから洗濯槽内に移動された後、
予め設定された液体のレベルに水位が達するまで、水道
本管から新たな浄水を供給するといった、一般に知られ
ている水位回復手順を実行することにより、前記洗濯槽
内の水位が回復される。水道本管からの浄水は、リザー
バが完全に空になった後に供給してもよいし、リザーバ
を完全に空にする前に、予め設定されたレベルまで洗濯
槽内に供給しておいてもよい。
【0041】最後に、本発明によれば、使用水の顕著な
節約につながる最適なすすぎ効果を保証するのに役立つ
特別な手順が見出される。すすぎ水として要求される水
量は、ちょうど洗濯に必要な時間に対する所定増加量を
上回らないものとする。また、本発明によれば、すべて
のすすぎサイクルは、多数の細分化されたすすぎ行程か
らなり、このような個々のすすぎ行程で“同じ液体を使
用する第二のすすぎ”L,M,N,Pが実行される。こ
の点は、本発明と関連して上述したものと同様である。
最後から2番目のすすぎ行程の最後に、すすぎ液体は、
最終的に下水に排水されることなくリザーバに排出され
る。その後直ちに、ドラムが高速で回転駆動されて衣類
に保持された液体が除去される。液体は、その後、下水
に排水される(図示はしない)。
【0042】最後のすすぎ行程において、水道本管から
供給される浄水は洗濯槽内に予め設定されたレベルまで
充たされる。そして、洗濯槽への水の供給は、リザーバ
内の液体が完全に空になるまで洗濯槽にリザーバ内の液
体が導水されることで完了する。
【0043】最後に、洗濯機から外部に排出されること
なくリザーバ内に液体が移動された後、ドラムが所定時
間低速回転を実行する。前述したサブ行程により実行さ
れる洗濯プログラムの洗濯行程中、洗濯液として再使用
するため、前記リザーバから取り入れられる。しかしな
がら、このような手順における最終段階は、既に公知で
あり、本発明の一部として特許を請求するものではな
い。
【0044】従来技術において容易に利用可能な技術と
知識とにより、上述したリザーバまたはリザーバと関連
した構成部分の使用に際し、さらに技術的で最適な溶液
が当該技術分野の当業者のいずれかに見出され、これ以
外にも対策および最適化を講じうることが理解されよ
う。したがって、ここに一般的な用語を用いて加えうる
ことが可能であるので、本発明は、この説明に示す実施
例によって制限されるとみなされるべきではない。よっ
て、当業者にとって一般的に可能な範囲内に含まれうる
可能なあらゆる自明の改変は、特許請求の範囲に含まれ
るものである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衣類に保持された洗濯液の一部を除去することにより、
すすぎ液が希釈されて清浄化が促進される。その結果、
少ない浄水量で同じすすぎ効果が得られ、または同じ浄
水量でより優れたすすぎ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる衣類洗濯機の水運搬回路を示す
概略図である。
【図2】典型的な従来の衣類洗濯機において実行される
すすぎ段階の順序を示す合成図である。
【図3】本発明にかかる衣類洗濯機において実行される
すすぎ段階の順序を示す合成図である。
【符号の説明】
1 洗濯槽 2 リザーバ 3 導水管 4 移動ポンプ 5 ドラム 6 導水管 7 移動ポンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽(1)、該洗濯槽内に高速回転可
    能に設けられ洗濯物を収容可能で、かつ液体の内外方向
    への自由移動を許容するドラムと、前記洗濯槽内の液体
    を貯蔵可能な内容積を有する液体回収リザーバ(2)
    と、液体移動用の第1および第2の導水管(3)(6)
    と、該導水管に設けられた第1および第2のポンプ
    (4)(7)とを備え、一般的な洗濯プログラムに従っ
    て洗濯動作を実行する衣類洗濯機であって、 すすぎ液体の全量が洗濯槽からリザーバに移動されるサ
    ブ行程(L)、洗濯物を収容した前記ドラムが高速で回
    転駆動されるサブ行程(M)、該遠心脱水サブ行程の
    間、または直後のいずれかに実行され、ドラムの前記高
    速回転の際に洗濯物から排出される液体が前記洗濯槽か
    ら排出されるサブ行程(N)、前記リザーバに収容され
    た液体が洗濯槽に戻されるサブ行程(P)、が前記一般
    的な洗濯プログラムの途中で順に実行されることを特徴
    とする衣類洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記すすぎ行程が複数の部分的なサブ行
    程で構成される典型的なすすぎ行程、すなわち、水が洗
    濯槽内に収容されるサブ行程Aと、ドラムが低速度で回
    転駆動されるサブ行程B、液体が洗濯槽から排除される
    サブ行程C、遠心脱水が実行されるサブ行程Dからな
    り、前記第二のすすぎ行程は、ドラムが低速で回転駆動
    される前記サブ行程Bの完了直後に実行されることを特
    徴とする請求項1に記載の衣類洗濯機。
  3. 【請求項3】 各すすぎ行程が、請求項1に記載された
    第二のすすぎ行程(L,M,N,P)を含むことを特徴
    とする請求項2に記載の衣類洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記すすぎ行程のうち最後の行程のみ
    が、請求項1に記載された第二のすすぎ行程(L,M,
    N,P)を含むことを特徴とする請求項1に記載の衣類
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の前記第二のすすぎ行程
    (L,M,N,P)を、単一の同じすすぎ工程内で終了
    する順序で一回以上実行するのに適したものであること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の衣類
    洗濯機。
  6. 【請求項6】 液体がリザーバから洗濯槽に戻す前に、
    水道本管から新たな水を洗濯槽に予め設定された水位と
    なるまで自動的に充たすことを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の衣類洗濯機。
  7. 【請求項7】 液体をリザーバから洗濯槽に戻した後、
    本管から新たな水を洗濯槽に予め設定された水位となる
    まで自動的に充たすことを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載の衣類洗濯機。
  8. 【請求項8】 最後から2番目のすすぎ行程の最後に、
    すすぎ液体がリザーバに排出され、その後直ちに、ドラ
    ムが高い遠心脱水速度で回転駆動され、これにより液体
    が洗濯物から脱水されると同時に洗濯機の外部に排出さ
    れ、洗濯槽内に一定水位となるまで、本管から、および
    洗濯槽が完全に空になるまでリザーバから、新たな水を
    取り入れられる最後のすすぎ行程のために液体が要求さ
    れることを特徴とする請求項6に記載の衣類洗濯機。
JP8050665A 1995-03-07 1996-03-07 衣類洗濯機 Pending JPH08257290A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT95A000015 1995-01-27
IT95PN000015A IT1282413B1 (it) 1995-03-07 1995-03-07 Lavabiancheria con serbatoio di recupero e ciclo perfezionato

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08257290A true JPH08257290A (ja) 1996-10-08

Family

ID=11395001

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