JPH08256369A - 移動通信システムにおける通信切替方式 - Google Patents

移動通信システムにおける通信切替方式

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Publication number
JPH08256369A
JPH08256369A JP7084606A JP8460695A JPH08256369A JP H08256369 A JPH08256369 A JP H08256369A JP 7084606 A JP7084606 A JP 7084606A JP 8460695 A JP8460695 A JP 8460695A JP H08256369 A JPH08256369 A JP H08256369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
communication
mobile
station
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7084606A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Numata
亮一 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH08256369A publication Critical patent/JPH08256369A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の基地局と移動局で構成される移動通信
システムにおいて、移動局が基地局を切り替える際に生
じる通話の中断を解消する。 【構成】 通信中の基地局の切り替え時に、移動局21
が移動元基地局11との通信に使用していないスロット
を使用して移動先基地局12との間に通信チャネルの接
続を行う。その後、移動局21では移動元基地局11と
の通信チャネルから移動先基地局12との通信チャネル
へ切り替え、移動元基地局11との通話チャネルの解放
を行う。同時に回線制御装置1においても、相手局31
との通話路を移動元基地局11と移動先基地局12の双
方に接続を行ない、その後、相手局31と移動元基地局
11の通話路を解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の基地局間を通信
中に移動可能なTDMA(Time Division
Multiple Access)方式の移動局と基
地局により構成される移動通信システムに関し、特に移
動局が基地局を変更する際の通信断を解消した通信切替
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明が適用される移動通信方
式としての移動電話方式のシステム構成であり、1は図
外の電話網に接続される回線制御装置、11,12,1
3はこの回線制御装置に有線で接続されて前記電話網を
介して相手局31と接続される基地局、21は前記基地
局11〜13のそれぞれと無線で接続される移動局であ
る。今、移動局21が基地局11と無線接続され、回線
制御装置1及び電話網を介して相手局31と通信を行っ
ている際に、移動局21が基地局11のゾーンから基地
局12のゾーンに移動される際、良好な無線接続を行う
ためには、通信中のチャネルを現在の基地局11、すな
わち移動元基地局11から、新たな基地局12、即ち移
動先基地局12へ切り替える必要がある。従来の移動電
話方式においては、この通信チャネルの切り替えとし
て、次の方式のものが用いられている。
【0003】例えば、特開平4−274627号公報に
記載の技術を前記した移動電話方式に当てはめるとする
と、移動局21は、通信中に通信品質を監視しており、
通信品質の劣化を検出すると通信中の通信を一旦中断
し、移動先基地局12の検索を行う。そして、移動先基
地局12の検索が終了された後にリンクチャネルの確立
を行い、その後通信チャネルの接続を行った後、再び通
信を再開する。
【0004】また、他の方式として、特開平4−294
95号公報に記載の技術を前記した移動電話方式に当て
はめるとすると、移動局21は現用チャネルでの通話中
に、時分割された他のチャネルを用いて移動先基地局1
2との通話試験を行い、この通話試験の終了後に再び現
用チャネルでの移動元基地局11との通話を継続し、そ
の後に基地局からの指定を受けて現用チャンネルを新た
なチャネルに切り替えて通話を切り替える方式となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公報に記載の技術では、移動先基地局の検索を行う際に
通信を一旦中断する必要があるため、この間の通信が中
断され、通話者に不快感を与えてしまうことがある。ま
た、後者の公報に記載の技術では、現用の通話と並行し
て予め新たなチャネルを検出しておくため、そのための
中断は生じないが、移動元基地局とのチャネルを断して
移動先基地局にチャネルを接続するまでの間に僅かでは
あるが通信が中断し、通話者に不快感を与えてしまうこ
とになる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、通話中のチャネル切り
替え時の通話の中断を無くすことのできる通信切替方式
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信切替方式
は、移動局には、一の基地局との通信中に通信品質の劣
化を検出する品質検出手段と、この品質検出手段により
劣化を検出したときに現在通信中のスロット以外のスロ
ットを用いて他の基地局に対してチャネル接続を行な
い、一の基地局から他の基地局への切替時に現在通信中
の一の基地局のスロットを解放する手段を備え、前記回
線制御装置は、一の基地局と他の基地局を同時に相手局
に対して通話路を接続し、前記移動局と基地局との切替
時に一の基地局との通話路を解放する手段を備える。
【0008】ここで、制御部は、時分割されたタイムス
ロットの少なくとも2つにおいてそれぞれ異なる基地局
に対して同時にチャネル接続可能に構成される。例え
ば、制御部は、時分割されたタイムスロットに対し、一
のスロットを移動元基地局との通信チャネルとし、他の
スロットを移動先基地局との制御チャネルとし、更に他
のスロットを移動先基地局との通信チャネルとして各基
地局との通信を行う。
【0009】
【作用】本発明は、通信中のチャネル切り替え時、移動
局が移動元基地局との通信に使用していないスロットを
使用して移動先基地局の検索を行い、なおかつ移動先基
地局との間に通信チャネルの接続を行う。その後、移動
局では移動元基地局との通信チャネルから移動先基地局
との通信チャネルへ切り替え、移動元基地局との通話チ
ャネルの解放を行う。また、回線制御装置においても移
動先基地局からのチャネル切り替えの要求を認識した時
点で、通信相手との通話路を移動元基地局および移動先
基地局双方に接続を行ない、その後、移動局と移動元基
地局の通信チャネルの解放を認識後、相手局と移動元基
地局間の通話路を解放する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1に示したように、回線制御装置1は図外の電
話網を介して相手局31に接続され、基地局11,1
2,13は回線制御装置1に有線で接続される。また、
移動局21は基地局11,12の各ゾーンにわたって移
動可能であり、各基地局とはTDMA方式により無線接
続される。なお、この無線電話方式における各基地局の
物理スロットは、互いに同期しているものとする。
【0011】図2は移動局の概略構成を示すブロック図
であり、101はアンテナ、102は基地局との間で無
線接続を行う無線部、103は無線部におけるスロット
を選択する通話路制御部、104はマイク、105はス
ピーカ、106は通話中における通信品質を検出する通
信品質検出部、107は前記各部を制御する制御部であ
る。ここで、通信品質検出部106はタイムスロットの
各スロットに対して有効に作用し、各スロットにおける
受信レベルやエラーを検出し、これら受信レベルやエラ
ーをしきい値と比較した上で各スロットに対応するチャ
ネルの通信品質の劣化を検出する。また、制御部107
は各タイムスロットに対応するチャネルを利用してそれ
ぞれ異なる基地局との間に時分割的にチャネル接続を行
うことができるように構成される。また、この制御部1
07により通話路制御部103を制御することで、任意
のスロットでのチャネルによる通話を選択的に切り替え
るように構成される。
【0012】次に動作について説明する。今、移動局2
1が基地局11(移動元基地局)と通信を行っているも
のとする。ここで、移動局21と移動元基地局11との
間のタイムスロットは、図3に示すように、第1スロッ
ト(T1スロット、R1スロット)により通信を行って
いる。そして、この状態では、図4(a)に示すように
移動局21と移動元基地局11間にのみ無線チャネルが
接続されている。そして、通信品質検出部106は移動
元基地局11との通信品質を常時検出しており、受信レ
ベルがしきい値以下になるか、エラーがしきい値以上に
なると、制御部107へ通信品質の劣化を報告する。制
御部107はこの品質劣化を受けてチャネル切り替え動
作を開始する。
【0013】通信中のチャネル切り替え動作が開始され
ると、制御部は第2スロット、第3スロットまたは第4
スロットにより移動先基地局の検索を行う。この検索で
は各スロットを他の基地局のチャンネルに割り当て、そ
のチャンネルを利用して他の基地局との試験通信を行
い、かつその際の通信品質を検出し、品質の良好なチャ
ンネルを検索し、この結果から移動先基地局を決定す
る。この検索が終了すると、移動局21と移動先基地局
12は、移動元基地局11との通信スロットである第1
スロットと、移動先基地局12の制御チャネルで使用し
ているスロット以外のスロットを利用して移動先基地局
12との間のリンクチャネルの確立および通信チャネル
の確立を行う。図3の例では、移動先基地局12が第2
スロットを制御チャネルに使用しているため、第3スロ
ットまたは第4スロットにより通信チャネルの接続を行
なう。ここでは第3スロットにより移動先基地局12と
のチャネル接続を行う。これにより、図4(b)に示す
ように移動局21と移動元基地局11間および移動元基
地局12間に同時にチャネルが接続される。
【0014】しかる後、制御部107は通話路制御部1
03を制御し、マイク104およびスピーカ105を移
動先基地局との通信スロットである第3スロットに接続
するとともに、移動元基地局の通信チャネルである第1
スロットの解放を行なう。この結果、図4(c)に示す
ように移動局21と移動先基地局12間にのみ無線チャ
ネルが接続される。
【0015】一方、前記した移動局21における基地局
の切り替えに同期して、回線制御装置1においては、移
動局21がチャネル切り替えを起動し移動先基地局12
と通信チャネルを接続すると、移動先基地局12からの
チャネル切り替えの要求を認識した後、図4(b)に示
すように移動元基地局11及び移動先基地局12のそれ
ぞれを電話網を介して相手局31に接続する。その後、
移動局21と移動元基地局11の通信チャネルの解放を
認識した時点で、移動局21と移動元基地局11との間
の無線チャネルの解放に伴い移動元基地局11に対する
チャネルが解放されると、図4(c)に示すように相手
局31と移動元基地局11の通話路を解放する。この結
果、相手局31は移動先基地局12のみに接続される。
【0016】したがって、移動局21では移動元基地局
11と移動先基地局12のそれぞれに同時にチャネル接
続が行われた状態となり、基地局の切り替え時には移動
元基地局11とのチャネルを解放することにより通信が
移動先基地局12との間で行われることになるため、切
り替え時に通信が中断されることは全くない。これは、
回線制御装置1においても同様であり、相手局31を移
動元基地局11と移動先基地局12にそれぞれ同時に接
続された状態となり、切り替え時に移動元基地局11と
の通話路を解放することで移動先基地局12との接続が
確保されるため、通話路が断されることはない。このよ
うにして、通信品質の劣化が検出された後であっても、
中断なく通信が継続される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
TDMA方式の移動局と基地局により構成される移動電
話システムにおいて、通信中における基地局の切り替え
時に、移動局を移動元基地局と移動先基地局の通信チャ
ネルをそれぞれ同時に接続し、回線制御装置において
も、相手局と移動元基地局および移動先基地局両方の通
話路を接続し、切替時には移動元基地局の通信チャネル
と通話路をそれぞれ解放することにより、通話中におけ
る通話の中断を全く生じることなく切り替えが実現でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される移動電話方式のシステム図
である。
【図2】本発明にかかる移動局の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】移動局と基地局との間の物理スロットを示す図
である。
【図4】本発明の切替方式を説明するための模式図であ
る。
【符号の説明】
1 回線制御装置 11,12,13 基地局 21 移動局 31 相手局 102 無線部 103 通話路制御部 104 マイク 105 スピーカ 106 通信品質検出部 107 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの移動局と、回線制御装
    置を介して相互に接続される複数の基地局により構成さ
    れ、前記移動局は一の基地局との通信品質が劣化された
    ときに他の基地局に対してチャネルを切り替えるように
    構成されたTDMA方式の移動通信システムにおいて、
    移動局には、一の基地局との通信中に通信品質の劣化を
    検出する品質検出手段と、この品質検出手段により劣化
    を検出したときに現在通信中のスロット以外のスロット
    を用いて他の基地局に対してチャネル接続を行ない、一
    の基地局から他の基地局への切替時に現在通信中の一の
    基地局のスロットを解放する手段を備え、前記回線制御
    装置は、一の基地局と他の基地局を同時に相手局に対し
    て通話路を接続し、前記移動局と基地局との切替時に一
    の基地局との通話路を解放する手段を備えることを特徴
    とする移動通信システムにおける通信切替方式。
  2. 【請求項2】 制御部は、時分割されたタイムスロット
    の少なくとも2つにおいてそれぞれ異なる基地局に対し
    て同時にチャネル接続可能に構成されてなる請求項1の
    移動通信システムにおける通信切替方式。
  3. 【請求項3】 制御部は、時分割されたタイムスロット
    に対し、一のスロットを移動元基地局との通信チャネル
    とし、他のスロットを移動先基地局との制御チャネルと
    し、更に他のスロットを移動先基地局との通信チャネル
    として各基地局との通信を行う請求項2の移動通信シス
    テムにおける通信切替方式。
JP7084606A 1995-03-17 1995-03-17 移動通信システムにおける通信切替方式 Pending JPH08256369A (ja)

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JP7084606A JPH08256369A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 移動通信システムにおける通信切替方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377806B1 (en) 1998-07-15 2002-04-23 Nec Corporation Mobile phone with communication channel switching determinating unit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730949A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Nec Corp 移動通信における通話中チャネル切替方法および システム

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