JPH08256311A - ビデオ信号プロセッサ用の時間的−空間的エラー隠蔽装置および方法 - Google Patents

ビデオ信号プロセッサ用の時間的−空間的エラー隠蔽装置および方法

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JPH08256311A
JPH08256311A JP8029194A JP2919496A JPH08256311A JP H08256311 A JPH08256311 A JP H08256311A JP 8029194 A JP8029194 A JP 8029194A JP 2919496 A JP2919496 A JP 2919496A JP H08256311 A JPH08256311 A JP H08256311A
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JP8029194A
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Max Chien
チェン マックス
Huifang Sun
サン フィファン
Wilson Kwok
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • H04N19/89Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving methods or arrangements for detection of transmission errors at the decoder
    • H04N19/895Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving methods or arrangements for detection of transmission errors at the decoder in combination with error concealment

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号プロセッサ用の時間的−空間的エ
ラー隠蔽装置および方法を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 ビデオ伸張(圧縮復元)システムは、損
失したピクセル・データのブロックの置換データを生成
するブロック・エラー隠蔽手段(22、41、42)を
備えている。インタポレータは、空間的に(44)およ
び時間的に(40)インタポレートされた、または予測
されたデータのブロックを生成して、損失ブロックをそ
れで置きかえることで損失ブロックを隠すようにしてい
る。空間的におよび時間的にインタポレートされたデー
タのそれぞれのブロック内のピクセル・データは、周波
数スペクトルを表わす係数に変換される(43)。係数
の置換ブロックは、あらかじめ決めた基準に従って、両
方の変換ブロックからの係数からアセンブルされる。置
換ブロックは空間領域に逆変換されて、損失ピクセル値
の置換を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、損傷または損失し
たピクセル値の2次元ブロックを、再生されたイメージ
で置換するためのエラー隠蔽(エラーコンシールメン
ト;error concealment)装置および方法に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/389,524号(1
995年2月16日出願)の明細書の記載に基づくもの
であって、当該米国特許出願の番号を参照することによ
って当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の
一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】例えば、離散コサイン変換(discrete co
sine transform) を利用するシステムのように、ビデオ
(映像)データをブロック単位で圧縮するタイプのビデ
オ信号伝送システムでは、データ損失および/またはデ
ータ損傷がブロック単位(例えば、16x16のピクセ
ル配列)で頻繁に発生している。これらの伝送システム
は、すべてのエラーを訂正するだけの十分なオーバヘッ
ドをサポートしていないのが通常であり、むしろ、損失
データに密接に近似する置換(代用)データを得るため
のエラー隠蔽手法に依存している。米国特許第4,807,03
3 号(発明者Werner Keesen 他、1989年2月21日
特許)は、イメージ(画像)データの2次元ブロックを
置換するためのエラー隠蔽システム(error concealment
system)を開示している。このシステムは、損失データ
のブロックを検出し、空間領域(spatial domain)中の損
失イメージ・データを、インタポレーション(補間)法
を用いて周囲のピクセルから生成したピクセル値で置換
する装置を含んでいる。周囲のピクセルが検査され、イ
メージ・エッジ(勾配)の存在が確かめられたあとで、
インタポレーションが行われて、ピクセル値の損失また
は損傷したブロックを置換するためのピクセル値のブロ
ックを生成している。
【0004】本明細書で用いられている方向性インタポ
レーション(directional interpolation) とは、特定の
方向を選ぶインタポレーションを行なうことによりピク
セル値を生成するプロセスのことである。図1に示すよ
うに、それぞれの四角形またはブロックは、ブロック・
ベースの圧縮の基礎を形成するそれぞれのイメージ・エ
リア(区域)を表わしている。それぞれの四角形または
ブロック内のドットはピクセル値を表わし、この例で
は、白または黒のイメージ・ポイントを表わしている。
ドットがないセンタ・ブロックは、置換ピクセルを生成
する必要のある損傷ブロックを表わしている。例えば、
センタ・ブロックを取り囲む2行(row) のピクセル内の
ペアのピクセルが適切な方法で検査された場合、既存の
イメージ勾配は、例えば、ブロックB1とB9を通り抜
ける対角線上のホワイト・ラインと判断される。そのあ
と、勾配情報に基づいて、検出された優勢な勾配の方向
にインタポレーションが行なわれる。図に示すように、
ある矢印上に位置するピクセルは、隣接するブロック内
にあって、それぞれの矢印の延長線上に現れるピクセル
から生成される。
【0005】Keesen他の装置では、イメージ勾配情報が
検出され、単一の勾配について1つの方向性インタポレ
ーションが行なわれている。優勢な勾配が2つ以上検出
されたときは、優勢な勾配の各々について方向性インタ
ポレーションが行なわれ、方向性インタポレートされ
た、それぞれのピクセル・ブロックの算術和が置換ブロ
ックとして利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インタポレートされ
た、それぞれのピクセル・ブロックの和をとると、それ
ぞれのピクセル値に等しいウェイトが与えられるので、
イメージの特徴をぼかす傾向がある。垂直ブラック・ラ
インの背後に水平ホワイト・ラインがあるグレイ・イメ
ージについて考えてみることにする。垂直インタポレー
ションを行なうと、垂直ブラック・ラインを含む、グレ
イ・ピクセルのブロックが生成されることになる。水平
インタポレーションを行なうと、水平ホワイト・ライン
を含む、グレイ・ピクセルのブロックが生成されること
になる。これらのインタポレートされたブロックの算術
平均は、ブラックより明るい垂直ラインとホワイトより
暗い水平ラインとを含み、グレイ・エリアがこれらのラ
インの交点に位置しているグレイ・ピクセルのブロック
となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、Keesen他のエ
ラー隠蔽装置を改良したものであり、損失ブロックの置
換データを生成するブロック・エラー隠蔽手段を含んで
いる。インタポレーション装置は、空間的にかつ時間的
にインタポレートされた、または予測されたデータ・ブ
ロックを生成して、損失ブロックを隠蔽するようにして
いる。空間的および時間的にインタポレートされたデー
タの、それぞれのブロック内のピクセル・データは、周
波数スペクトルを表わす係数に変換される。係数の置換
ブロックはあらかじめ決めた基準に従って、両方の変換
ブロックからの係数からアセンブルされる。この置換ブ
ロックは、損失ピクセル値を置換するために、再び空間
領域に戻されるように変換される。
【0008】特定の実施例では、損失ブロックに隣接す
るブロック内のパラメータの相対相関(relative correl
ation)が判断される。相対相関があらかじめ決めた範囲
内にあれば、前記の置換ブロックがブロック・エラー隠
蔽のために使用される。他方、相対相関が範囲を超えて
いるか、あるいは範囲未満であれば、時間的に予測され
たブロックと空間的にインタポレート(補間)されたブ
ロックが、それぞれブロック・エラー隠蔽のために使用
される。
【0009】
【発明の実施の形態】ブロック・ベースのエラー隠蔽を
行なうためには、損失または損傷した信号ブロックを判
別できることが必要である。この目的のために、本発明
の実施例で処理される送信信号は、トランスポート・パ
ケット形式になっているものと想定する。各パケットは
ヘッダ、ペイロード(payload) 、および連続性(continu
ity)および/またはチェック・バイトからなっている。
ヘッダは、ペイロードに入って伝達される圧縮ビデオ・
データのそれぞれのブロックが、空間的に再生イメージ
内のどこに置かれているか(ロケーション)を示すのに
充分な情報を含んでいる。チェック・バイトは、起こり
得る、ほとんどすべてのエラーのエラー検出と、少なく
とも部分的エラー訂正を可能にする形体になっている。
この種の信号フォーマットの例としては、米国特許第5,
247,363 号に記載されているものがある。損失ブロック
を検出するために、本発明で実現できる公知の方法とし
ては、他にも存在することは勿論である。
【0010】図2は、上述した信号を処理するための一
般形体の受信装置を示したものである。例えば、アンテ
ナ(図示せず)からの送信信号は、チューナ/復調器(t
uner/demodulator) 10に入力され、そこからベースバ
ンド信号が出力される。ベースバンド信号は正方向エラ
ー訂正(forward error correction - FEC)デコーダ12
に入力され、そこで送信信号が検査され、伝送チャネル
で発生したエラーが、デコーダのエラー訂正機能に従っ
て訂正される。FECデコーダ12からのエラー訂正デ
ータはレート・バッファ(rate buffer) 14に入力され
る。このレート・バッファ14はFECデコーダ12か
らデータを、相対的に一定のレートで受け取り、要求に
応じてデータを後続の処理エレメントへ出力する。バッ
ファからのデータはフレーム・チェック・シーケンス(f
rame check sequence - FCS)デコーダ16に入力され、
そこでエラー訂正データに未訂正エラーがないかどうか
が、トランスポート・パケットに付加されたFCSチェ
ック・ビット(または、例えば、連続性チェック・カウ
ント値)に従って検査される。
【0011】FCSデコーダ16は、それぞれのトラン
スポート・パケットにデータ・エラーが含まれるかどう
かを示すエラー信号EDと一緒に、トランスポート・パ
ケットDをエレメント18に渡す。エラー・データを受
けると、エレメント18はデータ・エラーを含んでいる
トランスポート・パケットを破棄する。エラーのないト
ランスポート・パケットはビデオ・データとトランスポ
ート・ヘッダ・データに分離される。トランスポート・
ヘッダ・データとエラー・データEDは、データが損失
しているかどうかを判別するために使用される。これら
のプロセスに関する詳しい情報は、米国特許出願(RCA 8
6409A)、出願番号08/017,455、1993年2月12日出
願、発明の名称「ディジタル・ビデオ処理システムにお
けるエラー隠蔽装置(APPARATUS FOR CONCEALING ERRORS
IN A DIGITAL VIDEO PPROCESSING SYSTEM) 」に記載さ
れている。エレメント18は、エラーのないビデオ・デ
ータとエラー・トークンEDを伸張器 (decompressor−
圧縮復元) 20に渡す。エラー・トークンには、いくつ
かの機能がある。例えば、特定のエラー・トークンは、
特定のフレーム・タイプでは、伸張器が損失ブロックを
単純にスキップするように条件づける場合がある。この
場合には、先行フレームからの伸張されたデータは、同
一場所に置かれたイメージ・エリア(collocated image
area) から繰り返されるだけである。これは、一種の時
間的インタポレーションまたはブロック置換である。他
にも、別のエラー隠蔽プロセッサ26に渡されるエラー
・トークンもある。
【0012】伸張器20は、伸張プロセスでメモリ22
のフレームを使用する。このメモリは、圧縮ビデオ信号
とデコード化ビデオ信号の両方のフレームをストアして
おいて、動き補償予測デコード化(motion compensated
predictive decoding)とエラー隠蔽のプロセスで使用さ
れるように構成することが可能である。デコード化イメ
ージ情報は、そのあとで、ディスプレイ・メモリ24へ
転送される。この情報は、ラスタ形式でメモリ24から
アクセスされて表示される。このように構成された伸張
器は、デコード化動きベクトル(motion vector) を少な
くとも1フレームの一部の期間の間、メモリ22にスト
アしておき、エラー隠蔽で使用されるようにする。
【0013】エラー隠蔽エレメント(プロセッサ)26
はメモリ22内のデータと作用し合って、エラー・トー
クンで識別されたピクセル値のブロックの置換イメージ
・データを生成する。ルミナンス(輝度)とクロミナン
ス信号成分は別々にではあるが、類似のプロセスによっ
て伸張され、そのあと表示のために再結合される。エラ
ー隠蔽に関する以下の説明では、ルミナンス成分におけ
るエラーの隠蔽を中心にして説明する。クロミナンス成
分におけるエラーも、図示していない類似の並列装置に
よって同じように隠蔽することが可能である。しかし、
パラメータの評価は、単一の信号成分(例えば、ルミナ
ンス)について行なわれ、その評価結果は、すべての成
分についてブロック・エラー隠蔽のタイプを判別するた
めに使用することが可能である。
【0014】図3は、図2のエラー隠蔽装置(プロセッ
サ)26の一実施例の機能を示す図である。図3におい
て、ブロック30と31は、伸張されたデータがそこか
らアクセスできるメモリを表わしている。エレメント3
0からのデータは、損失データBを取り巻くデータであ
る。エレメント31からのデータTRは、好ましくは、
損失ブロックの垂直方向の上に位置するブロックからの
動きベクトルを用いて予測値を判断するために、損失ブ
ロックを時間的に予測したものである。これとは別に、
ブロックTRは、ブロックBと同じ個所に置かれた先行
フレームからのデータを表わしている場合もある。この
ことから理解されるように、ブロックBの右側と左側の
ブロックが同じトランスポートブロックに収容されてい
ると、これらのブロックも損失または紛失している可能
性がある。しかし、そのようなことが起こったとして
も、ブロックBの左側のブロックは、システムが左から
右へ向かってエラー隠蔽を行なえば、置換ブロックとな
ることができ、その場合には、ブロックBの右側のブロ
ックだけが紛失(ミッシング)している可能性がある。
エレメント30と31からのデータは評価され、紛失ブ
ロックBについて行なうべきエラー隠蔽のモードが判断
される。この評価を容易にするためには、まず、ブロッ
クBの紛失データを、場合によっては、ブロックBの右
側と左側のブロック(これらも紛失している場合)を、
あらかじめ決めたある値(例えば、グレイを表わす)
で、場合によっては、ブロックTRの平均輝度レベルで
置き換えると、有益な場合がある。
【0015】実行すべき隠蔽モードを判断するために行
なわれるイメージ評価(32)としては、2または3タ
イプのものがある。第1の評価はイメージ・モーション
(動き)に対するものである。イメージ・モーション評
価の一例では、以下に説明するように、紛失ブロックの
上と下のブロックの動きベクトルの大きさと相対相関を
調べている。第2の評価はエッジや勾配などの、主要な
イメージの特徴を評価するものである。エッジ評価の一
例では、以下に説明するように、損失ブロックBを取り
巻くエリア内の有力なエッジと、同一個所に置かれたブ
ロックTR内の有力なエッジとを判別し、ブロックBと
TR内のエッジ間の相関も検査している。第3の評価
は、デコード化しようとしている現フレームと先行フレ
ームの同一個所のエリアとの間のイメージ差の大体の測
定を行なうものである。上述したそれらの評価から、近
似測定値が引き出せ、この測定の相対的値に応じて、3
モードのエラー隠蔽のうちの1つが実行される。
【0016】第1モードのエラー隠蔽35は、現フレー
ムと先行フレームの間に高い相関が存在するとき実行さ
れ、損失ブロックBを時間的に予測されたブロックTR
で、単純に時間的に置換するものである。第2のモード
の置換34は、低い相関が近似測定値によって示された
とき実行され、空間的インタポレーションによって隠蔽
を行なうものである。この場合のインタポレーション
は、近隣イメージ・エリアで判別された有力な1つのエ
ッジまたは複数のエッジの方向に従う、方向性インタポ
レーションである。第3モードの置換33は、前記の2
モードを結合したものである。この結合は空間周波数領
域で行なわれ、有力エッジの周波数成分は、エッジを表
わす周波数成分を除く、ブロックTRの周波数成分と非
加法的(non-additively)に結合される。これらの結合さ
れた周波数成分は逆変換され、損失ブロックの隠蔽デー
タが得られる。
【0017】このタイプのエラー隠蔽プロセスによる
と、動きのないイメージから顕著な動きのあるイメージ
までの範囲にわたって、高解像度置換ブロックを生成す
ることと、動きが存在するときアーティファクト(artif
act)が低減したブロックを生成することの間に、非常に
有利な交換(トレードオフ)が得られる。中間的相関を
もつイメージの場合、空間的インタポレーションと時間
的インタポレーションを結合すると、低い解像度をも
ち、低減した動きアーティファクトをもつフォアグラウ
ンド(前景)イメージと、高い空間的解像度をもつバッ
クグランド(背景)イメージが得られるので、置換イメ
ージ・ブロック全体が高い空間的解像度で表示されると
いう利点がある。
【0018】図4は、エラー隠蔽装置の例を示すブロッ
ク図である。図示の機能はC-Cube Microsystems 社(Mil
pitas, CA 95035)提供のCLM4100 Multimedia Accelerat
or(マルチメディア・アクセレータ)のような、特殊目
的プロセッサにプログラムすることが可能であり、ま
た、図示のように個別的回路エレメントで実現すること
も可能である。本装置は、変換・逆変換デバイス(trans
form, inverse transform device) と呼ばれるエレメン
ト43を含んでいる。以下では、この変換と逆変換は、
それぞれ高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform -
FFT)と逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Tran
sform - IFFT) を中心にして説明する。なお、信号処理
分野の精通者ならば理解されるように、他の変換、特
に、例えば、離散コサイン変換(Discrete Cosine Trans
form - DCT) およびその逆変換(IDCT)を使用することも
可能である。
【0019】図4において、伸張器20からのエラー・
データは、例えば、マイクロプロセッサなどの、隠蔽コ
ントローラ40をトリガし、損失したデータ・ブロック
に対するインタポレート・データを生成する。このプロ
セスをさらに進めるために、コントローラ40は、動き
ベクトルと、損失ブロックを取り巻く伸張されたイメー
ジ・データとをメモリ22からアクセスし、ブロックT
Rに対応する先行イメージ・フレームからの同一個所に
置かれたデータをアクセスする。このデータはワーキン
グ・メモリ(working memory)41へ転送することが可能
である。そうすれば、隠蔽処理オペレーション期間にメ
モリ22でメモリ・アクセス競合が起こるのを、少なく
とも部分的に防止することができる。
【0020】イメージ分析は、隠蔽コントローラ40の
制御の下でディジタル信号プロセッサ42によって行な
われる。このディジタル信号プロセッサには、例えば、
Texas Instruments Inc. (Dallas, Texas)提供のタイプ
TMS320シリーズのDSPを使用することが可能である。
該当のイメージ・データはワーキング・メモリからアク
セスされ、損失ブロックを取り巻くイメージ・エリアの
エッジまたは勾配分析が行なわれる。例えば、損失ブロ
ックがNxNピクセル・マトリックスを含んでいれば、
損失ブロックがその中央に置かれている2Nx2Nピク
セルのスーパブロック(superblock)をメモリ41からア
クセスすることができる。損失ピクセル・データは分析
を行なう前に中間グレイ値で置き換えることができる。
スーパブロックの有力な勾配が判断され、その角度シー
タ:Theta(M)が記録される。例えば、先行フレームまた
は最も近いアンカ・フレームからのピクセル値の予測ブ
ロックはメモリ41からアクセスされ、ディジタル信号
プロセッサ42に入力されて勾配分析が行なわれる。ブ
ロック(TR)の有力な勾配が判断され、その角度Thet
a(T) が記録される。そのあと、値Theta(M)とTheta(T)
はディジタル信号プロセッサに入力され、次の関数に従
って相関が求められる。
【0021】
【数1】rd =cos(Theta(M)−Theta(T)) 上記において、rdはイメージ勾配相関測定値と呼ばれ
る。
【0022】空間領域では、DSP 42は、損失ブロ
ックを取り巻くピクセルによって表わされた有効なイメ
ージ勾配を判断したあとで、有力な局所的イメージ輪郭
を識別するのに役立つ(またはイメージ・エッジの向き
を最も強く特徴づける)上部の1つまたは2つの勾配方
向を選択するようにプログラムされている。
【0023】イメージ・エッジまたは勾配は、次のよう
に求めることができる。それぞれのピクセル・ロケーシ
ョンx(i,j)の局所的エッジ勾配gx とgy は、次
式から計算される。
【0024】
【数2】 gx=xi-1,j+1−xi-1,j-1+xi,j+1−xi,j-1+xi+1,j+1−xi+1,j-1 (1) gy=xi+1,j-1−xi-1,j-1+xi+1,j−xi-1,j+xi+1,j+1−xi-1,j+1 (2) これは、次の3x3 Prewitt畳み込みマスク・オペレー
タ(convolutional maskoperator) を適用したのと等価
である。
【0025】
【数3】
【0026】(i,j)における勾配の大きさGと角方
向φは、次式から得られる。
【0027】
【数4】
【0028】これらの勾配測定値は、紛失または損傷ブ
ロックを取り巻く近隣の各(i,j)座標ごとに計算さ
れる。それぞれの勾配角度の値は、例えば、最も近い2
2.5度に丸められ、8個の方向性カテゴリD1−D8
の1つに対応づけられる。勾配角度によって決まる方向
をもつ、それぞれの(i,j)近隣ピクセル座標を通る
ように引かれたラインが紛失ブロックを通過する場合に
は、その特定の(i,j)ピクセル座標に投票権(vote)
が与えられる。投票権をもつ方向性カテゴリD1−D8
は、関連の方向性勾配の大きさを加算することにより、
相互に排他的に累算される。つまり、方向性カテゴリD
1をもつ、投票権をもつ座標の大きさは累算されて1つ
の和が作られ、方向性カテゴリD2をもつ、投票権をも
つ座標の大きさは累算されて第2の和が作られる。以下
同様である。最大の累算和を示す方向性カテゴリによ
り、ピクセルのインタポレーション方向が決まる。
【0029】勾配情報を検出する別の方法について、図
5を参照して説明する。図5中のサークルは、スーパブ
ロックのFFT係数値を表し、垂直周波数軸fV および
水平周波数軸fH に対して配列されている。これらの係
数はイメージの空間周波数係数を表わし、この例では、
16x16ピクセル・マトリックスに対応している。f
V 軸とfH 軸の交点に位置する係数はDC、つまり、マ
トリックス上の平均輝度レベルに対応している。垂直軸
V の右側の係数は、水平周波数が増加することを表わ
し、水平軸fH の上の係数は、垂直周波数が増加するこ
とを表わしている。垂直軸の左側と下の係数は、前記周
波数成分の共役を表わしている。
【0030】図5に示す例では、135°フィルタ、9
0°フィルタおよびHフィルタと名付けた係数グループ
が示されている。Hフィルタと名付けたグループに属す
る係数は選択された係数を含んでおり、これらは一般的
に水平イメージ勾配に対応している。90°フィルタと
名付けたグループに属する係数は選択された係数を含ん
でおり、これらは一般的に垂直イメージ勾配に対応して
いる。135°フィルタと名付けたグループに属する係
数は選択された係数を含んでおり、これらは一般的に水
平に対して135度のイメージ勾配などに対応してい
る。有力なイメージ勾配方向を求めるには、それぞれの
グループに属する係数の和をとり(その各々は特定の方
向を表わしている)、その和を正規化し、それぞれの正
規化和を比較して、最大の正規化和を判断するだけでよ
い。最大の正規化和をもつグループに関連する角度Thet
a(M)が有力なイメージ勾配である。
【0031】勾配分析は、メモリ41からの該当するピ
クセル・データを変換装置43に入力することによりス
ーパブロックについて行なうことができ、その結果得ら
れた対応する係数は上述した分析のためにストアされ
る。この分析はディジタル信号プロセッサ(DSP)4
2で行なわれる。予測ブロックTRのイメージ勾配は、
ブロックTRのピクセル・データをエレメント43で変
換し、係数をメモリ41にストアし、それぞれのグルー
プの係数を分析することにより、同じように求めること
ができる。この勾配分析方法が使用されるときは、変換
係数は、下述する以後の処理のためにメモリに保存され
ている。
【0032】イメージ・モーション(動き)の分析も行
なわれる。例示したモーション分析では、6個の動きベ
クトル相関測定値が得られ、6個の重み付けした(加
重)平均値が方向性大きさ相関測定値rm として得られ
る。この分析で使用される動きベクトルは、TOP-1 、TO
P 、TOP+1 、BOT-1 、BOT 、およびBOT+1 と名付けられ
ており、図6に示すように紛失ブロックの上下に位置す
るブロックに関連するベクトルである。ここで注意すべ
きことは、MPEGデータでは、動きベクトルはルミナ
ンスを表わす2x2ブロック・マトリックスを含み、各
々が8x8ピクセル・マトリックスを表わしているマク
ロブロックに関連づけられていることである。ブロック
置換(隠蔽)が8x8ピクセル単位で行なわれる場合
は、1つの方向性大きさ相関が4個のブロックに利用さ
れることになる。しかし、MPEG環境では、マクロブ
ロック(macroblock)の1つのブロックだけが損失する可
能性よりも、むしろ、それぞれのマクロブロックのすべ
てのブロックが同時に損失する可能性があるので、すべ
ての分析はマクロブロック単位で行なわれ、隠蔽はマク
ロブロック単位で行なわれている。従って、MPEG環
境では、図6に示すブロックはマクロブロックを表わし
ているものと理解する必要がある。
【0033】損失ブロックの近隣のブロックに関連する
動きベクトルはメモリ41からアクセスされ、DSP
42に入力される。DSP 42はコントローラ40の
制御を受けて、次に示す相関係数を計算する。
【0034】
【数5】
【0035】上記において、V(i) は、ブロックiに関
連する動きベクトルである。例えば、VBOT-1 はブロッ
クBOT−1に関連する動きベクトルである。方向性大
きさ相関測定値rm は次の関係式に従って生成される。
【0036】
【数6】rm=(K1)Max(t5,0) +(K2)Max(Max(r1,r2),0)
+(K3)Max(Max(r1,r2),0) +(K4)r6 定数K1−K4の値を例示すると、それぞれ0.6、
0.15、0.15、および0.1である。なお、計算
回数を少なくするには、r1 、r2 、およびr5 だけを
適切なK位取り因数(スケールファクタ)と共に使用す
ると、有効性が若干低下するだけでrm を計算すること
ができる。
【0037】前述のベクトル分析では、それぞれのブロ
ックが同じ種類の動きベクトルをもつものと想定してい
る。しかし、MPEG圧縮ビデオ信号プロトコルは、動
きベクトルをもたないブロック(Iフレーム)、正方向
動きベクトルをもつブロック(Pフレーム)、および正
方向と逆方向の動きベクトルをもつブロック(Bフレー
ム)、さらに、上記各タイプの動きベクトルを組み合わ
せたフレームをサポートしている。前述の動きベクトル
相関分析が意味をもつのは、式r1 −r6 の各々に含ま
れる動きベクトルをもつ、それぞれのマクロブロックの
ペアが同一タイプである場合だけである。従って、それ
ぞれの動きベクトルのペアについてテストが行なわれて
から、式に挿入されるようにしている。このテストは、
コントローラ40またはDSP 42で、あるいはこれ
らを組み合わせたもので行なうことが可能である。
【0038】上記に代わる動きベクトル相関計算を示し
たのが図8であり、この計算では、異種タイプの動きベ
クトルの可能性を考慮に入れている。図8に示すよう
に、図6に示すペアのブロックのブロック・タイプがア
クセスされる{80}。ブロックはテストされ{8
1}、ブロックが同一タイプのベクトルを含んでいるか
どうかが判断される。含んでいなければ、ペアのブロッ
クのベクトル相関v(n)はゼロにセットされる{8
3}。ブロックが同一タイプのベクトルを含んでいれ
ば、そのブロックがテストされ{82}、共にIブロッ
クであるかどうかが判断される。そうであれば、これら
のブロックはベクトルを含んでいないので、そのペアの
ブロックのベクトル相関v(n)はゼロにセットされる
{84}。ペアのブロックが共にIブロックでなければ
{82}、それらはテストされ{85}、これらが共に
逆方向ベクトルを含んでいるかどうかが判断される。含
んでいれば、ベクトル相関v(n)が次式に従って計算
される{86}。
【0039】v(n)=cos(vb(i) とvb(i+1) 間の角度) 上記において、vb(i)とvb(i+1)は、それぞ
れブロック(i)と(i+1)からの逆方向ベクトルに
対応するものである。
【0040】{85}で、ブロックが共に逆方向ベクト
ルを含んでいなければ、テストが行なわれ{87}、両
方のブロックが正方向ベクトルだけを含んでいるかどう
かが判断される。そうであれば、ベクトル相関v(n)
が次式に従って計算される{88}。
【0041】v(n)=cos(vf(i) とvf(i+1) 間の角度) 上記において、vf(i)とvf(i+1)は、それぞ
れブロック(i)と(i+1)からの正方向ベクトルに
対応するものである。
【0042】両方のブロックがこの時点で正方向ベクト
ルだけ、または逆方向ベクトルだけを含んでいなけれ
ば、共に正方向ベクトルと逆方向ベクトルの両方を含ん
でいなければならない。ベクトル相関v1はペアの逆方
向ベクトルについて計算され、ベクトル相関v2はペア
の正方向ベクトルについて計算される。ただし、 v1=cos(vb(i) とvb(i+1) 間の角度) および v2=cos(vf(i) とvf(i+1) 間の角度) ペアのブロックのベクトル相関v(n)はv1とv2の
うち大きい方である{89}。各ペアのブロック(例え
ば、図6に示すように、TOP 、TOP-1; TOP、TOP+1; BO
T、BOT-1; BOT、BOT+1; BOT、TOP )が検査され、対応
するベクトル相関が求められると、必要とするペアのブ
ロック(またはマクロブロック)がすべて処理されたか
どうかを確かめるチェックが行なわれる{90}。処理
されていなければ、次のペアがアクセスされ{80}、
処理される。すべてが処理されていれば、相関測定値r
m が次式に従って生成される。
【0043】
【数7】
【0044】上記において、正方向タイプと逆方向タイ
プのK(n)は同じ値であるが、正方向ベクトルと逆方
向ベクトルを共に含んでいるペアのブロックに関連する
v(n)のK(n)はより大きな値になっている。
【0045】時間的相関測定またはエラー分析rp は次
式に従って行なわれる。
【0046】
【数8】
【0047】上記において、TOPijは、16x16ピ
クセルのブロックを想定したときの、紛失ブロックの上
のブロックにおけるピクセル値を示している。TOPP
ijは、紛失ブロックの上のブロックに対応する予測ブロ
ックのピクセル値を示し、STDは標準偏差を表わして
いる。予測ブロックTOPPを判断するとき、ブロック
TOPがIタイプのブロックでなければブロックTOP
からの動きベクトルが使用され、Iタイプのブロックの
場合には、ゼロ値の動きベクトルが使用される。rp
計算はDSP 42で行なうことも、コントローラ40
で行なうことも、その両方で行なうことも可能である。
【0048】下のブロックBOTについても、上記と同
じ計算を行なうことができ、その時間的予測BOTPま
たは最初の計算だけは、希望通りに行なうことができ
る。上のブロック(TOP)と下のブロック(BOT)
の両方について計算を行なう場合は、rp 値の大きい方
が時間的相関測定値rp として選択される。
【0049】異なる相関測定値rp 、rm およびrd
は、次式に従って加算されて、全体的相関パラメータr
が得られる。
【0050】
【数9】r=β1(rp) +β2(rd) +β3(rm) 上記において、β1、β2、およびβ3は、例では、そ
れぞれが0.6、0.2および0.2の値をもつ定数で
ある。エラー隠蔽モードは、rの相対的大きさによって
判断される。rがしきい値TH1より大で、近隣イメー
ジ相関が高いことを示していれば、紛失ブロックの隠蔽
は、先行フレームからの予測ブロックを使用して時間的
置換によって行なわれる。rがしきい値TH2より小さ
く(TH2<TH1)、近隣イメージ相関が相対的に低
いことを示していれば、紛失ブロックの隠蔽は、空間的
インタポレーションによって生成されたブロックを置換
することにより行なわれる。TH2≦r≦TH1なら
ば、隠蔽は、空間的インタポレーションと時間的置換の
組合せにより行なわれる。これについては、以下で説明
する。TH1とTH2の値の例は、それぞれ0.9と
0.4である。
【0051】相関測定値の3つをすべて計算して利用す
る必要はなく、例えば、相関測定値の2つだけを使用し
ても、許容し得る結果が得られる。別の方法として、他
の相関値/測定値を、値rを作るミックスに加えること
も可能である。さらに、係数β1、β2およびβ3の一
方または他方をゼロにセットすることが可能である。
【0052】上述したプロセスを、図7のフローチャー
トを参照して説明する。フローチャトから理解されるよ
うに、係数測定値rm 、rp 、およびrd を求めるとき
の順序はどの順序にすることも可能である。図7では、
測定値rp が最初に計算される{60}。次に、該当す
る動きベクトルがアクセスされ、相関測定値rm が求め
られる{61}。損失ブロックに近隣のブロックのピク
セル値がアクセスされ{62}、エッジ勾配rd が求め
られる{63}。それぞれの測定値rp 、rmおよびrd
は重み付けされ、加算されて、空間的および時間的に
周囲に置かれたブロックの相関測定値が得られる{6
4}。
【0053】相関パラメータrの値は、隠蔽コントロー
ラ40で2つのしきい値TH1およびTH2と比較され
る。rがTH1より大であれば、不良または紛失ブロッ
クに対する置換ブロックが時間的置換によって生成され
る。これは、現フレーム期間に、メモリ22のディスプ
レイ部分において紛失ブロックをブロックTRで置き換
えることにより、コントローラ40で行なわれる。値r
がTH2より小であれば、隠蔽は空間的にインタポレー
トされたブロックを代用することにより行なわれる。こ
れは、ワーキング・メモリ41からスーパブロックをア
クセスし、このピクセル・マトリックスを空間的インタ
ポレータ44に入力することにより行なうことができ
る。このインタポレータ44は、方向性または双方向性
空間的インタポレーションを含む、公知のインタポレー
ション手法によって、有力なイメージ勾配(1つまたは
複数)の方向に従って置換ブロックを生成することも可
能である。上記とは別に、TH2≦r≦TH1ならば、
隠蔽は空間的インタポレーションと時間的インタポレー
ションの組合せによって行なわれる。これについては、
図9を参照して以下に説明する。
【0054】図9に示すように、ブロック900は、有
力なエッジまたは勾配を生成する場合に前述したスーパ
ブロックに対応するものである。エレメント901は、
有力なエッジまたは勾配を検出する装置を表わしてい
る。有力なエッジまたは勾配の方向を示すインデックス
は勾配マスク904に入力される。スーパブロックはF
FT 903に入力され、このFFTによって生成され
た変換係数は勾配マスク904に入力される。このマス
ク904は検出器901からのしるし(indicia)に応答
して、有力なエッジに関連する係数だけを選択する。図
5に示すように、有力なエッジが135度であれば、勾
配マスク904は、135°フィルタ(図5)と名づけ
たグループに属する係数だけを含むスーパブロック係数
マトリックスを作ることになり、残りの係数はゼロの値
にセットされる。このマトリックスは逆FFT 906
に入力され、係数が変換されてスーパブロック空間ピク
セル・マトリックス908が生成される。(アイテム9
08はワーキング・メモリ41の一部を表わし、FFT
903とIFFT 906は図4のエレメント43に
対応し、勾配マスクは、コントローラ40を適切にプロ
グラミングすることにより実現することができる。)ス
ーパブロックはセレクタ901に入力され、そこで、紛
失ブロックに対応するピクセルのマトリックスが抜き出
される。つまり、近隣ブロックの一部を形成するスーパ
ブロックのピクセル値は除去され、紛失ブロックMだけ
が残される。このブロックMは方向性フィルタに通され
たブロックに対応しており、これは、置換モードがパラ
メータrによって示されたとき、空間的にインタポレー
トされた置換ブロックとして使用することができる。現
在の目的では、ブロックMはFFT 914に入力さ
れ、変換されたブロックM′(916)がそこから得ら
れる。さらに、先行フレームからの予測ブロックTRが
メモリ912からアクセスされ、FFT 914に入力
され、変換されたブロックTR′(918)がそこから
得られる。ブロックM′とTR′のそれぞれのFFT係
数は減算器(subtractor)920に入力され、そこで、対
応するそれぞれの係数の差の絶対値のマトリックスが作
られる。それぞれの差|M′[i,j]−TR′[i,
j]|はコンパレータ922で変数“e”と比較され
る。コンパレータ922の出力はセレクタ926を制御
し、セレクタはブロックM′とTR′における係数から
係数のマトリックスY[i,j](927)を形成す
る。係数[i,j]に対応する差が“e”より小か等し
いときは、セレクタ926は、ブロックM′内のM
[i,j]係数を選択するように条件づけられ、この係
数はY[i,j]係数として使用される。逆に、係数
[i,j]に対応する差が“e”より大であれば、セレ
クタ926はブロックTR′内のTR[i,j]係数を
選択するように条件づけられ、この係数はそれぞれのY
[i,j]係数として使用される。Y[i,j]マトリ
ックスは逆FFTエレメント928に入力され、そこで
ピクセル値の置換ブロックが生成される。このマトリッ
クスは、必要ならば、メモリ900へ戻してプロセスを
繰り返すことが可能である(なお、エレメント910と
926は図4のエレメント40に含めることが可能であ
り、エレメント920と922はエレメント42に含め
ることが可能であり、エレメント914と928はエレ
メント43に含めることが可能である。)。
【0055】ブロック927の破線で囲んだボックス
は、ブロックの係数Y[i,j]をローパス・フィルタ
にかけることができることを示している。ローパス・フ
ィルタにかけることは、それぞれのブロック内の高周波
数係数を無視または除去するだけで簡単に行なうことが
できる。また、ローパス・フィルタにかけることは、セ
レクタ926で選択プロセスの一部として行なうことが
可能であり、相関測定rの値を基準にして行なうことが
できる。ローパス・フィルタにかけることをrの関数と
して行なうと、相対的に低い空間的および時間的相関を
もつイメージから発生する、起こり得るアーティファク
トが減少するという利点がある。rの値が大きくなる
と、フィルタにかけることがほとんど、あるいは全く不
要になり、rの値が小さくなると、フィルタにかける必
要が大になる。別の方法として、フィルタにかけること
をFFT 914で行なうと、エレメント920と92
2に要求される処理量が減少することになる。この場合
には、ブロックM′とTR′は独立に、しかし同じ方法
でフィルタにかけられることになる。
【0056】セレクタ926は、それぞれのデータのブ
ロックの選択を、rの値を基準にして行なうように構成
することも可能である。つまり、セレクタにコンパレー
タを組み入れて、rをしきい値TH1およびTH2と比
較するようにすると、ブロックM′またはTR′、ある
いはM′とTR′の組合せを、rの相対的大きさを基準
にして選択することが可能になる。
【0057】変数“e”は定数に、あるいはユーザが選
択した値に事前プログラムしておくことが可能である。
別の方法として、信号の関数として自動的に生成させる
ことも可能である。変数“e”を自動生成する1つの方
法は図10に示されている。図10に示すように、現ブ
ロックTOP(1001)と予測された上部ブロックT
OPP(1002)のそれぞれのピクセル値は減算器1
003に入力され、そこで差値のマトリックスが生成さ
れる。これらの差値は2次元FFT 1004で変換さ
れ、エレメント1005に入力され、そこで変数“e”
が差の関数(この例では、差値の変換係数の関数F(D
IFF))として生成される。例示した関数F(DIF
F)は変数“e”を、差値の変換係数の90%値にセッ
トするものである。別の方法として、変数eを、スケー
ルファクタδ(これは実験によって経験的に求めること
ができる)で重み付けした係数の1つの標準偏差σの値
に等しくなるようにセットすることもできる。
【0058】e=δ × σ F(DIFF)=eの別の値として、係数の平均値mの
加重値にすることもできる。
【0059】e=K4 × m 上記において、K4は実験によって求められた定数であ
る。ビデオ信号の関数である、“e”の値を使用して、
置換ブロックにおけるそれぞれのY[i,j]係数の選
択を判断するようにすると、イメージにおける相関変化
間の相関差が大きい場合に、エラーを最小限にするとい
う利点がある。
【0060】時間的−空間的にインタポレートされた置
換ブロックを生成する別のモードは勾配マスクからセレ
クタ926までの破線で部分的に示されている。このモ
ードでは、セレクタ926は有力な勾配によって条件づ
けられ、有力な勾配を表わす係数に対応するM[i,
j]係数だけをブロックM′から選択し、ブロックT
R′から係数を選択して残りの係数値を得ることによ
り、マトリックスY[i,j]を形成するようになって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージを表わすピクセル値のブロックの一部
を絵で表わし、本発明の説明を理解するのに役立つ図で
ある。
【図2】ビデオ信号を伸長する装置と、本発明を具現化
するブロック・ベースの隠蔽装置とを示すブロック図で
ある。
【図3】本発明で使用されるエラー隠蔽のプロセスを絵
で表わして示す図である。
【図4】図2のエレメント(プロセッサ)26で実現す
ることができる隠蔽装置の例を示すブロック図である。
【図5】有力なイメージ・エッジまたは方向を判断する
ための方法の説明と、方向性空間的インタポレーション
の説明を理解するのに役立つ変換係数を絵で表わして示
す図である。
【図6】動きベクトルがそこからアクセスされて、イメ
ージの動きを評価するためのブロックのロケーションを
示す絵図である。
【図7】図4の装置のオペレーションを示すフローチャ
ートである。
【図8】図7のプロセス61を部分的に示すフローチャ
ートである。
【図9】空間的−時間的にインタポレートされたエラー
隠蔽ブロックを組み合わせて生成する装置を示すブロッ
ク図である。
【図10】図9の装置で使用される変数パラメータ
“e”を計算する装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 チューナ/復調器 12 FECデコーダ 14 レート・バッファ 16 FCSデコーダ 20 伸張器 22 メモリ 24 ディスプレイ・メモリ 26 エラー隠蔽プロセッサ 40 隠蔽コントローラ 41 ワーキング・メモリ 42 ディジタル信号プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィファン サン アメリカ合衆国 08512 ニュージャージ ー州 クランベリー キングレット ドラ イブ サウス 61 (72)発明者 ウィルソン クウォック アメリカ合衆国 95122 カリフォルニア 州 サンノゼ マクラフリン アヴェニュ 2195 アパートメント ナンバー2

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紛失または壊れたピクセル・データのブ
    ロックに対して、置換ピクセル・データのブロックを生
    成する装置であって、 それぞれのイメージを表わすピクセル・データと、紛失
    または壊れている可能性のある前記ピクセル・データの
    ブロック(以下、不良ピクセル・データと称す)を示す
    エラー・データのソースとを表わしているピクセル・デ
    ータのソースと、 前記エラー・データを受けると動作して、不良ピクセル
    ・データのブロックに空間的に隣接する位置に置かれた
    ピクセル・データと、前記不良ピクセル・データのブロ
    ックに対応する、時間的に予測されたデータのブロック
    とを前記ソースからアクセスするコントローラと、 不良ピクセル・データのブロックに空間的に隣接する位
    置に置かれた前記ピクセル・データを受けて動作して、
    空間的にインタポレートされたピクセル・データのブロ
    ックを生成するインタポレータと、 前記空間的にインタポレートされたピクセル・データの
    ブロックを表わす変換係数のマトリックスを生成し、前
    記時間的に予測されたデータのブロックを表わす別の変
    換係数のマトリックスを生成する変換回路と、 あらかじめ決めた基準に応じて、さらに別の変換係数の
    マトリックスを形成するセレクタであって、該さらに別
    のマトリックス内のそれぞれの係数を、前記空間的にイ
    ンタポレートされたブロックを表わす前記変換係数のマ
    トリックスから、または前記別の変換係数のマトリック
    スから前記基準に従って排他的に選択するセレクタと、 前記さらに別のマトリックスを逆変換して前記ピクセル
    ・データの置換ブロックを生成する逆変換回路とを備え
    ていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記インタポレータは、不良ピクセル・
    データのブロックに空間的に隣接する位置に置かれた前
    記ピクセル・データを受けて動作して、不良ピクセル・
    データのブロックに空間的に隣接する位置に置かれたピ
    クセル・データで表わされたイメージ・エリア内の有力
    なイメージ勾配の方向を検出するディジタル信号処理装
    置を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに別のマトリックスを形成する前記
    セレクタは、前記有力なイメージ勾配に対応する方向性
    イメージ情報を表わす変換係数を含む変換係数のマトリ
    ックスを、前記空間的にインタポレートされたブロック
    を表わす前記変換係数のマトリックスから生成し、前記
    エッジ勾配に対応する方向性情報を表わす係数を除い
    て、前記別の変換係数のマトリックスから変換係数を選
    択することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記セレクタは、 前記空間的にインタポレートされたピクセル・データの
    ブロックを表わす前記変換係数のマトリックス内と前記
    別の変換係数マトリックス内の対応する変換係数間のそ
    れぞれの差を求める回路と、 それぞれの差をあらかじめ決めた変数“e”と比較する
    コンパレータとを含んでおり、 該セクレタは、対応する差が前記変数“e”より小さい
    ときは、該空間的にインタポレートされたピクセル・デ
    ータのブロックを表わす該変換係数のマトリックスから
    対応する係数を選択し、対応する差が該変数“e”より
    大きいときは該さらに別の変換係数のマトリックスから
    対応する係数を選択することを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記セレクタは、前記不良データに隣接
    する位置に置かれたイメージ情報から前記変数“e”を
    生成する手段をさらに含んでいることを特徴とする請求
    項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 さらに、 前記不良ピクセル・データのブロックに隣接するイメー
    ジ・エリアのイメージ情報を表わすデータに応答して動
    作し、該不良ピクセル・データのブロックに隣接する前
    記イメージ・エリア内のイメージ特徴の相関の測定値r
    を求める装置と、 しきい値TH1のソースと、 前記相関測定値rを前記しきい値TH1と比較し、相関
    測定値rがTH1より大であれば、前記別のマトリック
    スだけから係数を選択し、相関測定値rがTH1より小
    であれば、前記あらかじめ決めた基準に従って係数を選
    択するように前記セレクタを条件づけるコンパレータと
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 さらに、 別のしきい値TH2(ただし、TH2はTH1より小で
    ある)のソースを備えており、 前記コンパレータは前記相関測定値rを前記別のしきい
    値TH2と比較し、相関測定値rがTH2より小であれ
    ば、前記空間的にインタポレートされたピクセル・デー
    タのブロックを表わす変換係数のマトリックスだけから
    係数を選択するように前記セレクタを条件づけ、TH2
    <r<TH1ならば、前記あらかじめ決めた基準に従っ
    て係数を選択するように該セレクタを条件づけるように
    構成されていることを特徴とする請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 さらに、 前記不良ピクセル・データのブロックに隣接するイメー
    ジ・エリアのイメージ情報を表わすデータに応答して動
    作し、該不良ピクセル・データのブロックに隣接する前
    記イメージ・エリア内のイメージ特徴の相関の測定値r
    を求める装置と、 しきい値TH1のソースと、 置換ピクセル・データのブロックを生成する手段と、 前記相関測定値rを前記しきい値TH1と比較し、該相
    関測定値rがTH1より大であれば、時間的に予測され
    たデータのブロックを出力するように、相関測定値rが
    TH1より小であれば、前記セレクタからデータのブロ
    ックを出力するように、置換ピクセル・データのブロッ
    クを生成する前記手段を条件づけるコンパレータとを備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 さらに、 しきい値TH2(ただし、TH2はTH1より小であ
    る)のソースを備えており、 前記コンパレータは前記相関測定値rを前記別のしきい
    値TH2と比較し、相関測定値rがTH2より小であれ
    ば、前記空間的にインタポレートされたピクセル・デー
    タのブロックを出力するように、TH2<r<TH1な
    らば、前記セレクタからデータのブロックを出力するよ
    うに、置換ピクセル・データのブロックを生成する前記
    手段を条件づけるように構成されていることを特徴とす
    る請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記不良ピクセル・データのブロック
    に隣接するイメージ・エリアのイメージ情報を表わすデ
    ータに応答して動作し、イメージ特徴の相関の測定値r
    を求める前記装置は、 該不良ピクセル・データのブロックに隣接するピクセル
    ・データのブロックにおける、少なくともイメージ勾配
    の相対的相関を求める装置を備えていることを特徴とす
    る請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記不良ピクセル・データのブロック
    に隣接するイメージ・エリアのイメージ情報を表わすデ
    ータに応答して動作し、イメージ特徴の相関の測定値r
    を求める前記装置は、さらに、 該不良ピクセル・データのブロックに隣接するピクセル
    ・データのブロックにおけるイメージ・モーション(動
    き)の相対的相関を求める装置と、 前記イメージ・モーションの相対的相関と前記イメージ
    勾配の相対的相関を表わす値の加重和を得て、前記相関
    測定値rを生成する装置とを備えていることを特徴とす
    る請求項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記不良ピクセル・データのブロック
    に隣接するイメージ・エリアのイメージ情報を表わすデ
    ータに応答して動作し、イメージ特徴の相関の測定値r
    を求める前記装置は、さらに、 該不良ピクセル・データのブロックに隣接するブロック
    と、該不良ピクセル・データに隣接するブロックの予測
    ブロックに対応するブロックとの間の時間的相関測定値
    を求める手段と、 前記イメージ・モーションの相対的相関と、前記イメー
    ジ勾配の相対的相関と、前記時間的相関測定値とを表わ
    す値の加重和を得て、前記相関測定値rを生成する装置
    とを備えていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 イメージ・モーションの相対的相関を
    求める前記装置は、前記不良ピクセル・データに隣接す
    る圧縮ビデオ・データのブロックに関連するイメージ・
    モーションの相対的相関を計算する装置を含むことを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 紛失または壊れているピクセル・デー
    タのブロック(以下不良ブロックと称す)に対して、ピ
    クセル・データのブロックを生成する方法であって、 ピクセル・データのブロックと、該ブロックのどれが不
    良ブロックであるかを示すエラー信号を出力し、 不良ブロックに隣接するピクセルのブロックにおける有
    力なイメージ勾配を判断し、 前記エラー信号に応答して、前記不良ブロックに対する
    置換データのブロックを、前記有力なイメージ勾配に従
    って空間的にインタポレートし、 前記エラー信号に応答して、該不良ブロックに対する置
    換データのブロックを時間的に予測し、 空間的にインタポレートされた置換ブロックを、周波数
    スペクトルを表わす変換係数TC1のブロックに変換
    し、 時間的に予測された置換ブロックを、周波数スペクトル
    を表わす変換係数TC2のブロックに変換し、 前記変換係数TC1とTC2のブロックからそれぞれの
    係数を、あらかじめ決めた基準に従って選択することに
    よって別の係数のブロックを作り、 前記別の係数のブロックを逆変換して置換ピクセル・デ
    ータのブロックを出力することを含むことを特徴とする
    方法。
  15. 【請求項15】 不良ブロックに隣接するピクセルのブ
    ロックにおける有力なイメージ勾配を求め、該有力なイ
    メージ勾配に従って空間的にインタポレートすることを
    含み、前記選択するステップは、 有力な勾配に沿ったイメージ情報を表わす係数だけを、
    前記変換係数TC1のブロックから選択し、 残りの係数を変換係数TC2のブロックから選択するこ
    とを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記選択するステップは、 エラー値“e”を得て、 変換係数TC1とTC2のブロックにおける対応する係
    数間の差を求め、 それぞれの差がエラー値“e”より小であれば、変換係
    数TC1のブロックから係数を選択し、そうでなけれ
    ば、変換係数TC2のブロックからそれぞれの係数を選
    択することを含むことを特徴とする請求項14に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 値“e”を得るステップは、 不良ブロックに隣接するデータのブロックと、該不良ブ
    ロックに隣接する該データのブロックに対応する時間的
    に予測されたブロックを得て、 前記時間的に予測されたブロックと対応するブロック内
    の対応するデータ間の差を求め、 前記差を統計的に分析し、該差の統計から値“e”を生
    成することを含むことを特徴とする請求項16に記載の
    方法。
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