JPH08255986A - 平板状部材の固定構造 - Google Patents

平板状部材の固定構造

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JPH08255986A
JPH08255986A JP5627595A JP5627595A JPH08255986A JP H08255986 A JPH08255986 A JP H08255986A JP 5627595 A JP5627595 A JP 5627595A JP 5627595 A JP5627595 A JP 5627595A JP H08255986 A JPH08255986 A JP H08255986A
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Yoshifumi Fukushima
祥文 福島
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/141One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure

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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本固定の際の作業性の向上した平板状部材の
固定構造を提供すること。 【構成】 固定板101上に立設された係止爪1を、平
板状部材100の両端部に形成された係合凹部104に
係合させて、平板状部材100を固定板101上に、巾
方向及び上下方向に仮固定する平板状部材100の固定
構造において、係止爪1が、固定板100上に立設され
た弾性支柱2と、この弾性支柱2の上端から斜め下方に
延設されると共にその先端が係合凹部104に係合する
弾性係合片3とから形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば硬質プリント回
路基板(以下、HPC基板という)等の平板状部材を計
器ケース等の固定板上に固定する際に予め仮固定すると
きの平板状部材の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、所定の電気、電子部品が装着さ
れたHPC基板等の平板状部材を所定の計器ケース内に
固定し、このケースの外側部側の配線(例えばFPC)
と前記HPC基板とを前記ケースを貫通するねじ等によ
り接続することが行われている。
【0003】図4乃至図6は、このような従来の一般的
な平板状部材の固定構造を示したもので、所定の電気、
電子部品が装着されたHPC基板100が設けられてお
り、このHPC基板100の両端縁には、それぞれ係合
凹部104が切り欠き形成されている。
【0004】また、このHPC基板100の下側には、
このHPC基板100に対して略直角に突出されHPC
基板100の所定の電気回路に接続された複数のターミ
ナル102が固着されており、このターミナル102に
はそれぞれねじ穴103が形成されている。
【0005】他方、HPC基板100が固定される固定
板としてのケース101は、図4に示す側面係合タイプ
のものと、図5に示す端面係合タイプのものとがある。
【0006】図4に示す側面係合タイプのケース101
の内面には、HPC基板100の肉厚相当の間隙108
を設けて立設した一対のリブ107がHPC基板100
の長手方向に対応させて適宜の間隔で複数対形成される
と共に、HPC基板100の長手方向の巾寸法位置に対
応させて一対の係止爪106が形成されている。この係
止爪106はHPC基板100の両端側面に対向するよ
うに突出形成されており上端に係合凹部104に係合す
る鉤状頭部106aが形成されている。さらにケース1
01の内面には、HPC基板100のターミナル102
のねじ孔103に対応させてねじ止め用105が複数穿
設されている。
【0007】また、図5に示すように端面係合タイプの
ケース101の内面には、一対のリブ107、及びねじ
止め用孔105が前記した側面係合タイプと同様に設け
られており、かつHPC基板100の長手方向の巾寸法
位置に対応させて一対の係止爪109が形成されてい
る。この係止爪109はHPC基板100の両端の端面
に対向するように突出形成されており、上端に係合凹部
104に係合する鉤状頭部109aが形成されている。
【0008】そして、これら各タイプのケース101に
HPC基板100を固定するには次のようにする。
【0009】すなわち、ターミナル102を下側に位置
させてHPC基板100の下側縁部を一対のリブ107
の間隙108内に押し込むと共に、このHPC基板10
0の係合凹部104を各タイプの係止爪106,109
の鉤状頭部106a,109aに係合させることによ
り、HPC基板100を一対のリブ107と係止爪10
6又は109とにより挟持すると共に、係止爪106又
は109と係合凹部104との係合により巾方向及び上
下方向に保持されて各タイプのケース101に仮固定さ
れる。このとき側面係合タイプのケース101(図4)
においては、係止爪106の鉤状頭部106aがHPC
基板100の側面側から係合凹部104に係合すること
になり、他方端面係合タイプのケース101(図5)に
おいては係止爪109の鉤状頭部109aがHPC基板
100の端面側から係合凹部104に係合するようにな
っている。
【0010】このように各タイプのケース101に仮固
定されたHPC基板100は、ケース101の底面側か
らねじ止め用孔105に挿入されてターミナル102の
ねじ孔103に螺入されるねじ111(図6参照)によ
り本固定され、所定の配線を行うようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た仮固定の際の平板状部材の固定構造においては、図6
に示すように係止爪106がケース101の合成樹脂材
でケース101と一体に形成されており、HPC基板1
00の仮固定の際のHPC基板100の移動に伴なっ
て、樹脂の弾性を利用して係止爪106を一端係合方向
と反対側(a矢印側)へ撓ませ、しかる後復帰した係止
爪106の鉤状頭部106aを係合凹部104に係合さ
せて仮固定を行なうようになっているが、樹脂の弾性だ
けでは係止爪106が元の位置に復帰できなかったり
(図6参照)、あるいは係止爪106が折損する等の事
態が生じる虞れがある。このような事態が生じたとき
は、係止爪106の鉤状頭部106aを係合凹部104
へ係合させることができず、このため図6に示す本固定
の際にHPC基板100がケース101から離反(b矢
印方向)して作業不能となり、本固定の作業性の低下を
招くという不具合を生じる。
【0012】このような不具合は図5に示す端面係合タ
イプの係止爪109においても同様に生じる。なお、図
6中、符号110はケース101の底面側に設けたフレ
キシブルプリント回路基板である。
【0013】また、従来の平板状部材の固定構造におい
ては、係止爪106(109)が係合に必要なクリアラ
ンスを有して係合凹部104に係合しているので、仮固
定後のHPC基板100に図4に示すC方向のがた付き
を生じ、この結果ターミナル102のねじ孔103とケ
ース101に穿設されたねじ止め用孔105との位置合
せが不正確となって本固定の作業性の低下を招くという
課題をも有している。
【0014】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は本固定の際の作業性の向上
した平板状部材の固定構造を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、固定板上に立設された係
止爪を、平板状部材の両端部に形成された係合凹部に係
合させて、前記平板状部材を前記固定板上に、巾方向及
び上下方向に仮固定する平板状部材の固定構造におい
て、前記係止爪が、前記固定板上に立設された弾性支柱
と、この弾性支柱の上端から斜め下方に延設されると共
にその先端が前記係合凹部に係合する弾性係合片とから
形成されていることを特徴としている。
【0016】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の平板状部材の固定構造であって、前記弾性係合片
は、その先端に前記係合凹部の係合縁部の外形形状に対
応する形状に形成された係合部を備えていることを特徴
としている。
【0017】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載の平板状部材の固定構造であって、前記弾性
係合片と、その上面が平板状部材を誘導する傾斜平坦面
に形成されていることを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1乃至3記載の発明は、前記した構成に
なっているので次の作用を奏する。
【0019】すなわち、請求項1記載の発明は、係止爪
を弾性支柱と弾性係合片とから形成したので、平板状部
材の移動で撓む係止爪の撓み量を弾性支柱及び弾性係合
片で分担して、支柱及び係合片自体の撓み量を少なくす
ることができ、その分充分な弾性を有して係止爪が元の
位置に復帰して弾性係合片を係合凹部に確実に係合させ
て平板状部材を固定板上に仮固定することができる。
【0020】また、係止爪は、その弾性支柱及び弾性係
合片自体の撓み量を少なくすることができるので、その
分耐折損強度の向上したものとなっており、折損を防止
して平板状部材を確実に仮固定することができる。
【0021】さらに係止爪は、その支柱及び係合片を共
に弾性を有して形成したので、平板状部材の移動で撓む
係止爪の撓み量を前記支柱及び係合片で充分に吸収する
ことができるので、その分突出高さを低くして耐折損強
度の一層の向上を図ることができる。
【0022】またさらに係止爪は、その弾性係合片が弾
接状態で係合凹部に係合するので、平板状部材をがた付
きの無い状態で仮固定することができる。
【0023】また、請求項2記載の発明は、係止爪の弾
性係合片の先端に、係合凹部の係合縁部の外形形状に対
応する形状に形成された係合部を設けたので、仮固定時
に前記係合部が係合縁部に弾接して平板状部材を一層安
定した状態で仮固定することができる。
【0024】さらに請求項3記載の発明は、弾性係合片
の上面を、平板状部材を誘導する傾斜平坦面に形成した
ので、平板状部材の挿入ガイドを広く確保することがで
きて、平板状部材を仮固定部位に正確に、かつ容易に誘
導することができる。
【0025】
【実施例】以下本発明を図示した実施例に基づいて具体
的に説明する。
【0026】図1乃至図3は、一実施例としての平板状
部材の固定構造を示す。この固定構造は、係止爪1が相
違するのみで、他の構成は前述した従来の端面係合タイ
プの固定構造(図5参照)と同一構成になっている。こ
のため同一構成要素は従来の固定構造と同一の符号を付
して重複する説明を省略する。
【0027】すなわち、図1及び図2に示す固定構造
は、固定板としてのケース101上に立設された係止爪
1を、平板状部材としてのHPC基板100の両端縁に
形成された係合凹部104に係合させて、HPC基板1
00をケース101上に巾方向及び上下方向に仮固定す
る構造になっている。
【0028】このときHPC基板100は、従来構造と
同様に、その両端縁には係合凹部104が切り欠き形成
されており、その下側にはHPC基板100の所定の電
気回路に接続された複数のターミナル102が固着され
ると共に各ターミナル102にはねじ孔103が形成さ
れている。係合凹部104は、図3(a)に示すように
HPC基板100の両側端面100aの下部に、開口部
の上部に面取りされた斜面部104aを有すると共に
上、下に略平行に対向する上面104b、下面104c
を有する略コ字形に切欠かれて形成されている。
【0029】また、ケース101は、従来構造と同様
に、その内面にはHPC基板100の肉厚相当の間隙1
08を有する一対のリブ107が複数対立設されてお
り、かつHPC基板100のターミナル102のねじ孔
103に対応させてねじ止め用孔105が複数穿設され
ている。
【0030】また、係止爪1は、前述した端面係合タイ
プと同様にHPC基板100の長手方向の巾寸法位置に
対応する位置に、HPC基板100の両側部端面100
aと対向するように突出形成されている。
【0031】この係止爪1は、従来構造と相違して、ケ
ース101上に立設された弾性支柱2と、この弾性支柱
2の上端から斜め下方に延設されると共にその先端が係
合凹部104に係合する弾性係合片3とから形成されて
おり、これら弾性支柱2と弾性係合片3とがケース10
1を形成する合成樹脂材でケース101と一体に形成さ
れている。
【0032】このとき、弾性支柱2のケース101に対
する付根部2a、及び弾性係合片3の弾性支柱2に対す
る付根部3cは、弾性支柱2及び弾性係合片3の各撓み
に対する強度を向上させるためにR面に形成されてお
り、かつ弾性係合片3は、HPC基板100の仮固定時
にその先端が下面104cに当接して係合凹部104に
係合する長さを有して形成されている。
【0033】弾性係合片3の先端は、係合凹部104の
下面104cに当接する単なる平坦面として形成しても
良いが、好ましくは本実施例のように弾性係合片3の先
端に下方に突出する突部4を形成して係合凹部104の
係合縁部104dの外形形状に対応する略L字形状の係
合部3aとして形成される。
【0034】また、弾性係合片3は、適宜の撓みが得ら
れれば良いので、その断面形状が限定されるものではな
いが、好ましくは本実施例のようにその上面がHPC基
板100を誘導する傾斜平坦面3bとなるような断面形
状に形成される。
【0035】このように形成されたケース101にHP
C基板100を仮固定するには次のようにする。
【0036】すなわち、HPC基板100は、図2に示
すように、その両端下部のコーナ部にそれぞれ形成され
た斜面部111を一対の係止爪1の各傾斜平坦面3bに
それぞれ当接させて大略の位置決めを図ると共に、その
後下方向へ移動させてHPC基板100の下側縁部の略
中央部をリブ107の間隙108に挿入させると共に、
HPC基板100の係合凹部104を係止爪1の弾性係
合片3に係合させることによりケース101に仮固定さ
れる。
【0037】この仮固定の過程では、一対の係止爪1
は、図3(b)に示すようにHPC基板100の移動に
よりその両側端面100aで押されて外方向(e方向)
に撓むが、この撓みの際弾性支柱2及び弾性係合片3が
共に撓んで係止爪1の撓み量を弾性支柱2及び弾性係合
片3で分担して、支柱2及び係合片3自体の撓み量を少
なくすることができ、その分充分な弾性を有して係止爪
1が元の位置に復帰できるようになっている。このため
HPC基板100の移動でその係合凹部104が弾性係
合片3の先端位置に達したときに、係合爪1が元の位置
に復帰して弾性係合片3の先端に設けられた係合部3a
が係合凹部104の係合縁部104dに係合してHPC
基板100をケース101に確実に仮固定することがで
きる。
【0038】このように、係止爪1は、その弾性支柱2
及び弾性係合片3自体の撓み量を少なくすることができ
るので、その分耐折損強度の向上したものとなってお
り、折損を防止してHPC基板100を確実に仮固定す
ることができる。
【0039】また、係止爪1は、その支柱2及び係合片
3を共に弾性を有して形成したので、HPC基板100
の移動で撓む係止爪1の撓み量を支柱2及び係合片3で
充分に吸収することができるので、その分突出高さH
(図3(a)参照)を低くして耐折損強度の一層の向上
を図ることができる。
【0040】さらに本実施例では、弾性係合片3の上面
が、HPC基板100を誘導する傾斜平坦面3bに形成
されているので、HPC基板100の挿入ガイドを広く
確保することができて、HPC基板100を仮固定部位
に正確に、かつ容易に誘導することができる。
【0041】このようにして得られたHPC基板100
の固定構造は、図3(a)に示すように弾性係合片3の
先端に設けた係合部3aが係合凹部104の係合縁部1
04dに弾接して係合しており、ターミナル102のね
じ孔103とケース101に設けたねじ止め用孔105
とを正確に符合させた状態でHPC基板100を長手方
向(図1のc矢印方向)及び上下方向(図1のd矢印方
向)に共にがた付きの無い状態で仮固定することができ
る。
【0042】このため本実施例の固定構造は、その後ケ
ース101のねじ止め用孔105にケース101の底面
側から図外のねじを挿入しターミナル102のねじ孔1
03に螺入させる本固定を容易に行なうことができ、本
固定の際の作業性の向上したものとなっている。
【0043】その上本実施例の固定構造においては、図
3(a)に示すように弾性係合片3がその傾斜平坦面3
bを係合凹部104の斜面部104aに弾接した係合状
態となっており、一層安定した固定構造となっている。
このように係合凹部104の開口部に形成した斜面部1
04aは、本来弾性係合片3が係合凹部104に係合す
るときの逃げ部として設計されるものであるが、本実施
例のように弾性係合部3の受け部としての機能を持たせ
ることによって一層安定した固定構造を得ることができ
る。
【0044】なお、前記した実施例は、端面係合タイプ
の固定構造について述べたが本発明はこれに限定される
ものではなく、係止爪1をHPC基板100の両端部の
側面に対向するように立設して側面係合タイプの固定構
造としても前述したと同様の作用効率を奏することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏することができる。
【0046】すなわち、請求項1記載の発明によれば、 係止爪を弾性支柱と弾性係合片とから形成したので、
平板状部材の移動で撓む係止爪の撓み量を弾性支柱及び
弾性係合片で分担して、支柱及び係合片自体の撓み量を
少なくすることができ、それだけ充分な弾性を有して係
止爪が元の位置に復帰して弾性係合片を係合凹部に確実
に係合させて平板状部材を仮固定することができるこ
と、 係止爪は、その弾性支柱及び弾性係合片自体の撓み量
を少なくすることができるので、その分耐折損強度の向
上したものとなっており、折損を防止して平板状部材を
確実に仮固定することができること、 係止爪は、その支柱及び係合片を共に弾性を有して形
成したので、平板状部材の移動で撓む係止爪の撓み量を
前記支柱及び係合片で充分に吸収することができるの
で、その分突出高さを低くして耐折損強度の一層の向上
を図ることができること、及び 係止爪は、その弾性係合片が弾接状態で係合凹部に係
合するので、平板状部材をがた付きの無い状態で仮固定
することができること、 により本固定の際の作業性の向上した平板状部材の固定
構造を提供することができる。
【0047】また、請求項2記載の発明によれば、係止
爪の弾性係合片の先端に、係合凹部の係合縁部の外形形
状に対応する形状に形成された係合部を設けたので、仮
固定時に前記係合部が係合凹部の縁部に弾接して平板状
部材を一層安定した状態で仮固定することができ、この
結果請求項1記載の発明の効果に加えて本固定の際の作
業性の一層向上した平板状部材の固定構造を提供するこ
とができる。
【0048】さらに請求項3記載の発明によれば、弾性
係合片の上面を、平板状部材を誘導する傾斜平坦面に形
成したので、平板状部材の挿入ガイドを広く確保するこ
とができて、平板状部材を仮固定部位に正確に、かつ容
易に誘導することができ、この結果請求項1又は2記載
の発明の効果に加えて、本固定の際の作業性の一層向上
した平板状部材の固定構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての平板状部材の固定構造を示す
斜視図である。
【図2】図1の平板状部材の固定構造の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の平板状部材の固定構造に用いる係止爪の
断面図であり、(a)は係合状態を示し、(b)は係合
過程の状態を示す。
【図4】従来の側面係合タイプの平板状部材の固定構造
の分解斜視図である。
【図5】従来の端面係合タイプの平板状部材の固定構造
に用いられるケースの部分斜視図である。
【図6】図4の平板状部材の固定構造の本固定を説明す
る一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 係止爪 2 弾性支柱 3 弾性係合片 3a 係合部 3b 傾斜平坦面 100 HPC基板(平板状部材) 101 ケース(固定板) 104 係合凹部 104d 係合縁部(係合凹部の)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定板上に立設された係止爪を、平板状
    部材の両端部に形成された係合凹部に係合させて、前記
    平板状部材を前記固定板上に、巾方向及び上下方向に仮
    固定する平板状部材の固定構造において、 前記係止爪が、前記固定板上に立設された弾性支柱と、
    この弾性支柱の上端から斜め下方に延設されると共にそ
    の先端が前記係合凹部に係合する弾性係合片とから形成
    されていることを特徴とする平板状部材の固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の平板状部材の固定構造で
    あって、 前記弾性係合片は、その先端に前記係合凹部の係合縁部
    の外形形状に対応する形状に形成された係合部を備えて
    いることを特徴とする平板状部材の固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の平板状部材の固定
    構造であって、 前記弾性係合片は、その上面が平板状部材を誘導する傾
    斜平坦面に形成されていることを特徴とする平板状部材
    の固定構造。
JP5627595A 1995-03-15 1995-03-15 平板状部材の固定構造 Pending JPH08255986A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008170476A (ja) * 2007-01-05 2008-07-24 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器の外装構造
JP2009066072A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015225864A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 日置電機株式会社 連結機構および測定装置
JP2016094087A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 アスモ株式会社 車両用ワイパ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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