JPH082557B2 - インサート成形法並びにインサート成形装置 - Google Patents
インサート成形法並びにインサート成形装置Info
- Publication number
- JPH082557B2 JPH082557B2 JP8344693A JP8344693A JPH082557B2 JP H082557 B2 JPH082557 B2 JP H082557B2 JP 8344693 A JP8344693 A JP 8344693A JP 8344693 A JP8344693 A JP 8344693A JP H082557 B2 JPH082557 B2 JP H082557B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- molding
- insert member
- opening
- press working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、成形型にインサート部
材を連続移送供給し、次々と所定区間づつ樹脂モールド
して行き、これを切断してインサート成形品を移送排出
するインサート成形法並びにインサート成形装置に関す
るものである。
材を連続移送供給し、次々と所定区間づつ樹脂モールド
して行き、これを切断してインサート成形品を移送排出
するインサート成形法並びにインサート成形装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、図１に示すようなピン付（端子ピン付）のコネクタ
を製作する場合には、端子ピンを形成する金属部材をイ
ンサート部材としてインサート樹脂成形している。
ば、図１に示すようなピン付（端子ピン付）のコネクタ
を製作する場合には、端子ピンを形成する金属部材をイ
ンサート部材としてインサート樹脂成形している。
【０００３】このような場合、インサート部材に樹脂モ
ールドする前に、打ち抜き成形したインサート部材に曲
げプレス加工を施して屈曲した端子ピン部を形成してか
ら樹脂モールドしている。
ールドする前に、打ち抜き成形したインサート部材に曲
げプレス加工を施して屈曲した端子ピン部を形成してか
ら樹脂モールドしている。
【０００４】また、自動化・量産化を図るため、長尺な
帯状の金属帯を打ち抜いたインサート部材を成形型に移
送供給し、この連続したインサート部材の所定位置に次
々と順次樹脂モールドして行き、成形された各部分を切
り離し切断して次々とインサート成形品を製造してい
る。
帯状の金属帯を打ち抜いたインサート部材を成形型に移
送供給し、この連続したインサート部材の所定位置に次
々と順次樹脂モールドして行き、成形された各部分を切
り離し切断して次々とインサート成形品を製造してい
る。
【０００５】従来は、予め前記プレス加工を施したイン
サート部材を移送供給したり、或いはこの移送供給され
るインサート部材をプレス加工機を通過させてプレス加
工を施し、このプレス加工機から流れ出て来る曲げ加工
済のインサート部材を成形型に送り込んでインサート成
形し、インサート成形を終えた部分を切断加工機で次々
と切断加工するように構成したものに過ぎない。
サート部材を移送供給したり、或いはこの移送供給され
るインサート部材をプレス加工機を通過させてプレス加
工を施し、このプレス加工機から流れ出て来る曲げ加工
済のインサート部材を成形型に送り込んでインサート成
形し、インサート成形を終えた部分を切断加工機で次々
と切断加工するように構成したものに過ぎない。
【０００６】即ち、従来装置では、成型機とプレス加工
機と切断加工機とは、各独立であって各個に作動さてい
る。
機と切断加工機とは、各独立であって各個に作動さてい
る。
【０００７】しかしながら、製作能率を高めるために各
機はインサート部材の移送と連動されて同期作動させな
ければならず、そのため各機の構築も、各機を同期作動
させるように構成することも非常に厄介であった。ま
た、各機を夫々開閉可動若しくは往復運動作動させる駆
動機構が各機毎に必要となり、コスト的にも非常に高く
なってしまう。
機はインサート部材の移送と連動されて同期作動させな
ければならず、そのため各機の構築も、各機を同期作動
させるように構成することも非常に厄介であった。ま
た、各機を夫々開閉可動若しくは往復運動作動させる駆
動機構が各機毎に必要となり、コスト的にも非常に高く
なってしまう。
【０００８】出願人は、このような現状を鑑み、各機い
ずれも往復運動動作を行うものであり、一方成型機も往
復開閉可動させることから、この成型機自体を改良する
ことで、前記問題が容易に解決できることを見い出して
従来にない画期的な本発明システムを完成させた。
ずれも往復運動動作を行うものであり、一方成型機も往
復開閉可動させることから、この成型機自体を改良する
ことで、前記問題が容易に解決できることを見い出して
従来にない画期的な本発明システムを完成させた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【００１０】連続移送供給されるインサート部材１にプ
レス加工と樹脂成形とを施し、所定区間を切断加工して
インサート成形品２を次々と連続成形するインサート成
形法において、前記樹脂成形を行う成形型３の開閉動作
と連動して開閉動作する成形型３と一体の開閉部３Ａ
で、前記プレス加工並びに前記切断加工を施すことを特
徴とするインサート成形法に係るものである。
レス加工と樹脂成形とを施し、所定区間を切断加工して
インサート成形品２を次々と連続成形するインサート成
形法において、前記樹脂成形を行う成形型３の開閉動作
と連動して開閉動作する成形型３と一体の開閉部３Ａ
で、前記プレス加工並びに前記切断加工を施すことを特
徴とするインサート成形法に係るものである。
【００１１】また、開閉動作する成形型３に、一方側か
ら他方側へと連続移送供給されるインサート部材１に樹
脂成形を施す樹脂成形部４を設けると共に、この樹脂成
形部４の少なくともインサート部材１の移送基端側にプ
レス加工部５を設け、且つ、移送先端側に切断加工部６
を設け、成形型３の開閉動作によりインサート部材１の
所定位置は樹脂成形部４により樹脂成形され、他の所定
位置はプレス加工部５により同時にプレス加工され、ま
た他の所定位置は切断加工部６により同時に切断加工さ
れ、成形型３の開閉とインサート部材１の移送供給によ
りプレス加工されたインサート成型品２が次々と切断排
出されるように構成したことを特徴とするインサート成
形装置に係るものである。
ら他方側へと連続移送供給されるインサート部材１に樹
脂成形を施す樹脂成形部４を設けると共に、この樹脂成
形部４の少なくともインサート部材１の移送基端側にプ
レス加工部５を設け、且つ、移送先端側に切断加工部６
を設け、成形型３の開閉動作によりインサート部材１の
所定位置は樹脂成形部４により樹脂成形され、他の所定
位置はプレス加工部５により同時にプレス加工され、ま
た他の所定位置は切断加工部６により同時に切断加工さ
れ、成形型３の開閉とインサート部材１の移送供給によ
りプレス加工されたインサート成型品２が次々と切断排
出されるように構成したことを特徴とするインサート成
形装置に係るものである。
【００１２】
【作用】請求項２記載のインサート成形装置に基づいて
説明する。
説明する。
【００１３】所定区間毎が各インサート成形品２のイン
サート部となる帯状のインサート部材１を開閉動作する
成形型３にこの開閉動作毎断続的に一方側から他方側へ
と連続移送供給する。
サート部となる帯状のインサート部材１を開閉動作する
成形型３にこの開閉動作毎断続的に一方側から他方側へ
と連続移送供給する。
【００１４】この成形型３の樹脂成形部４と、成形型３
の開閉動作と連動して開閉動作する成形型３と一体の開
閉部３Ａに設けたプレス加工部５並びに切断加工部６と
により次のようにして次々とインサート成形品２が切断
排出される。
の開閉動作と連動して開閉動作する成形型３と一体の開
閉部３Ａに設けたプレス加工部５並びに切断加工部６と
により次のようにして次々とインサート成形品２が切断
排出される。
【００１５】成形型３が閉じることで、インサート部材
１の所定位置が樹脂モールドされインサート成形され
る。
１の所定位置が樹脂モールドされインサート成形され
る。
【００１６】これと同時にこの成形型３の開閉により少
なくともこの樹脂成形部４の移送前部に設けたプレス加
工部５によりインサート部材１の所定位置がプレス加工
される。
なくともこの樹脂成形部４の移送前部に設けたプレス加
工部５によりインサート部材１の所定位置がプレス加工
される。
【００１７】また、同時に樹脂成形部４の移送後部に設
けた切断加工部６によりインサート部材１のインサート
成形を終えた部分が後続と切り離される。
けた切断加工部６によりインサート部材１のインサート
成形を終えた部分が後続と切り離される。
【００１８】この一回の開閉動作が終わると、インサー
ト部材１は所定区間分毎移送され、再び前記開閉動作が
行われる。
ト部材１は所定区間分毎移送され、再び前記開閉動作が
行われる。
【００１９】従って、プレス加工部５は送られてくる新
たなインサート部材１の所定区画分をプレス加工し、樹
脂成形部４は開閉動作で既にプレス加工部５によりプレ
ス加工されたインサート部材１の所定区画分を樹脂モー
ルドしてインサート成形し、切断加工部６は前の開閉動
作で既に樹脂成形部４によりインサート成形されたイン
サート部材１の所定区画分を切断して後続と切り離して
インサート成形品２を排出する。
たなインサート部材１の所定区画分をプレス加工し、樹
脂成形部４は開閉動作で既にプレス加工部５によりプレ
ス加工されたインサート部材１の所定区画分を樹脂モー
ルドしてインサート成形し、切断加工部６は前の開閉動
作で既に樹脂成形部４によりインサート成形されたイン
サート部材１の所定区画分を切断して後続と切り離して
インサート成形品２を排出する。
【００２０】
【実施例】本実施例は、図１に示すような樹脂部30の一
辺に下方へ垂下突出した金属端子ピン31が多数並設形成
され、他辺に水平に折曲突出した端子ピン32が多数並設
形成された端子ピン付のコネクタをインサート樹脂成形
する場合に本発明を適用したものである。
辺に下方へ垂下突出した金属端子ピン31が多数並設形成
され、他辺に水平に折曲突出した端子ピン32が多数並設
形成された端子ピン付のコネクタをインサート樹脂成形
する場合に本発明を適用したものである。
【００２１】移送供給するインサート部材１は長尺な帯
状の薄金属帯を一定区画毎に所定のパターンが繰り返さ
れるように打ち抜き成形したもので（本実施例は全く同
一パターンが連続したもので）、曲げ加工が全く施され
ていないものを用いている。従って、曲げ部分がなく、
帯状に成形しているため、本実施例ではインサート部材
１を供給リールに巻き取り収納し、この供給リールより
インサート部材１を引き出し、このインサート部材１が
成形型３内を一方側から他方側へ移送供給されるように
配し、他方側の端部を成形型３の開閉動作毎に所定区画
分だけ一定テンションを保持しながら引き出し供給制御
されるように構成している。
状の薄金属帯を一定区画毎に所定のパターンが繰り返さ
れるように打ち抜き成形したもので（本実施例は全く同
一パターンが連続したもので）、曲げ加工が全く施され
ていないものを用いている。従って、曲げ部分がなく、
帯状に成形しているため、本実施例ではインサート部材
１を供給リールに巻き取り収納し、この供給リールより
インサート部材１を引き出し、このインサート部材１が
成形型３内を一方側から他方側へ移送供給されるように
配し、他方側の端部を成形型３の開閉動作毎に所定区画
分だけ一定テンションを保持しながら引き出し供給制御
されるように構成している。
【００２２】また、本実施例ではインサート部材１に所
定間隔毎に位置決めガイド用のパイロットホール８を設
けたキャリア部９を設け、このキャリア部９を他方側か
ら引き、インサート部材１を成形型３内に移送供給さ
せ、切断加工部６による切り離し切断は、このキャリア
部９を連続的に残しキャリア部９から切り離して後続よ
り切断するように構成している。インサート部材１は幅
狭いキャリア部９に所定間隔を置いて一本につながって
いる端子ピン部（櫛状部）を連続に並設形成した帯状板
である。
定間隔毎に位置決めガイド用のパイロットホール８を設
けたキャリア部９を設け、このキャリア部９を他方側か
ら引き、インサート部材１を成形型３内に移送供給さ
せ、切断加工部６による切り離し切断は、このキャリア
部９を連続的に残しキャリア部９から切り離して後続よ
り切断するように構成している。インサート部材１は幅
狭いキャリア部９に所定間隔を置いて一本につながって
いる端子ピン部（櫛状部）を連続に並設形成した帯状板
である。
【００２３】本実施例は、このようなインサート部材１
に次のような加工法を施す。
に次のような加工法を施す。
【００２４】図２に示すようにインサート部材１の移送
基端側から、屈曲垂下させる端子ピン32を形成するため
の曲げ加工（キャリア部９と反対側の曲げ加工），イン
サート樹脂成形，曲げ加工を行った反キャリア部９側の
端子ピン部に差し込み用の抜け止め段部33を形成するキ
ンク処理，キャリア部９及び後続との切り離しを行う切
断加工，この切断加工と共にキャリア部９側の端子ピン
31のキンク処理である。
基端側から、屈曲垂下させる端子ピン32を形成するため
の曲げ加工（キャリア部９と反対側の曲げ加工），イン
サート樹脂成形，曲げ加工を行った反キャリア部９側の
端子ピン部に差し込み用の抜け止め段部33を形成するキ
ンク処理，キャリア部９及び後続との切り離しを行う切
断加工，この切断加工と共にキャリア部９側の端子ピン
31のキンク処理である。
【００２５】従って、本実施例はインサート部材１に前
記順序で加工処理が施されるが、樹脂モールドを行う成
形型３の一回の開閉動作により各所定位置が同時に加工
処理され、この加工処理が終わると、加工処理区画分だ
けインサート部材１を移送し、この移送と成形型３の開
閉を繰り返し、次々と曲げ加工並びにキンク処理が施さ
れたインサート成形品２が製造されるように構成してい
る。
記順序で加工処理が施されるが、樹脂モールドを行う成
形型３の一回の開閉動作により各所定位置が同時に加工
処理され、この加工処理が終わると、加工処理区画分だ
けインサート部材１を移送し、この移送と成形型３の開
閉を繰り返し、次々と曲げ加工並びにキンク処理が施さ
れたインサート成形品２が製造されるように構成してい
る。
【００２６】また、本実施例では曲げ加工及びキンク処
理を行う部分がプレス加工部５であり、切断加工部６を
行う位置にもキンク処理を行うプレス加工部５を設けて
おり、従って樹脂成形部４の移送基端，先端の両側にプ
レス加工部５を設けていることとなる。
理を行う部分がプレス加工部５であり、切断加工部６を
行う位置にもキンク処理を行うプレス加工部５を設けて
おり、従って樹脂成形部４の移送基端，先端の両側にプ
レス加工部５を設けていることとなる。
【００２７】次の本実施例の成形型３について説明す
る。
る。
【００２８】図３，図４に示すように、射出成形機10の
成形型３の開閉可動板11に一方側から順次前記加工処理
を行うプレス加工部５，樹脂成形部４，プレス加工部５
Ａ，切断加工部６及びプレス加工部５Ｂを設けている。
成形型３の開閉可動板11に一方側から順次前記加工処理
を行うプレス加工部５，樹脂成形部４，プレス加工部５
Ａ，切断加工部６及びプレス加工部５Ｂを設けている。
【００２９】従って、この可動板11そのものが開閉部３
Ａであって、樹脂成形用の成形型３を構成する可動板11
の開閉動作をプレス加工及び切断加工の往復可動板とし
て利用したものである。
Ａであって、樹脂成形用の成形型３を構成する可動板11
の開閉動作をプレス加工及び切断加工の往復可動板とし
て利用したものである。
【００３０】加工処理は各個同じ開閉動作で行うが、説
明上移送基端側から順次に説明すると、先ず最初の工程
である曲げ加工を行うプレス加工部５は、図５に示すよ
うに可動板11に雌型12を形成し、固定側に雄型13を設
け、可動板11の開閉可動により並設形成されているイン
サート部材１の反キャリア部９側の櫛状部の途中から先
端側の所定区画分を可動板11内方へ向けて直角に曲げ加
工するように構成している。
明上移送基端側から順次に説明すると、先ず最初の工程
である曲げ加工を行うプレス加工部５は、図５に示すよ
うに可動板11に雌型12を形成し、固定側に雄型13を設
け、可動板11の開閉可動により並設形成されているイン
サート部材１の反キャリア部９側の櫛状部の途中から先
端側の所定区画分を可動板11内方へ向けて直角に曲げ加
工するように構成している。
【００３１】樹脂成形部４は、図６に示すように可動板
11及び固定側の受部とで成形型３を構成し、固定側に射
出ノズル部14を設け、既に前段のプレス加工部５により
曲げ加工が施されている所定区画分に樹脂をモールドし
てインサート成形されるように構成している。
11及び固定側の受部とで成形型３を構成し、固定側に射
出ノズル部14を設け、既に前段のプレス加工部５により
曲げ加工が施されている所定区画分に樹脂をモールドし
てインサート成形されるように構成している。
【００３２】この次段のキンク処理を行うプレス加工部
５Ａは、図７に示すように可動板11に雌型15を形成し、
この雌型15上に配される前記反キャリア部９側の曲げ加
工された端子ピン32を押圧して各端子ピン32の途中に凹
段曲げ段部33を形成する雄型16を可動自在に設け、固定
側にこの雄型16を雌型15へ向けて可動させる押圧部17を
設けている。
５Ａは、図７に示すように可動板11に雌型15を形成し、
この雌型15上に配される前記反キャリア部９側の曲げ加
工された端子ピン32を押圧して各端子ピン32の途中に凹
段曲げ段部33を形成する雄型16を可動自在に設け、固定
側にこの雄型16を雌型15へ向けて可動させる押圧部17を
設けている。
【００３３】この可動板11の更に次段に、図８に示すよ
うに前記切断加工部６と、キャリア部９側の各端子ピン
31に同様にキンク処理を施すプレス加工部５Ｂを同位置
に設け、切断加工すると共にインサート部材１を押さえ
込んだ状態でこのキンク処理を行い、インサート成形品
２を切り離し落下させるように構成している。
うに前記切断加工部６と、キャリア部９側の各端子ピン
31に同様にキンク処理を施すプレス加工部５Ｂを同位置
に設け、切断加工すると共にインサート部材１を押さえ
込んだ状態でこのキンク処理を行い、インサート成形品
２を切り離し落下させるように構成している。
【００３４】切断加工部６は可動板11に受部18を設け、
固定側に刃部19を設け、この受部18と刃部19とによりキ
ャリア部９からインサート成形品２を切り離し切断する
ように構成し、キンク処理を行うプレス加工部５Ｂはこ
の切断時にインサート成形品２を落下させず受部18にバ
ネ20を押し縮めて押し付けた状態で、雌型21でキンク処
理されるように構成している。
固定側に刃部19を設け、この受部18と刃部19とによりキ
ャリア部９からインサート成形品２を切り離し切断する
ように構成し、キンク処理を行うプレス加工部５Ｂはこ
の切断時にインサート成形品２を落下させず受部18にバ
ネ20を押し縮めて押し付けた状態で、雌型21でキンク処
理されるように構成している。
【００３５】固定側は、このようなキンク処理や曲げ加
工，切断処理を確実に精度良く一回の開閉動作で行われ
るようにするためや樹脂成形構造を確保するための要請
から三枚に分割し、このうちの可動板11側の二枚の板2
4，25を遊動スライドするようにして開閉動作のガイド
板として機能させている。
工，切断処理を確実に精度良く一回の開閉動作で行われ
るようにするためや樹脂成形構造を確保するための要請
から三枚に分割し、このうちの可動板11側の二枚の板2
4，25を遊動スライドするようにして開閉動作のガイド
板として機能させている。
【００３６】尚、本発明は本実施例に限らず、適用する
製品に応じてプレス加工部の構成や切断加工部の構成，
配置位置などや、本実施例のように上下数段にインサー
ト部材１を同時に並設移送させたり、各処理毎の区画数
を増加させて一回の可動板11の開閉動作で一度の多数の
インサート成形品２が成形されるように構成ても良く、
各構成手段は適宜設計し得るものである。
製品に応じてプレス加工部の構成や切断加工部の構成，
配置位置などや、本実施例のように上下数段にインサー
ト部材１を同時に並設移送させたり、各処理毎の区画数
を増加させて一回の可動板11の開閉動作で一度の多数の
インサート成形品２が成形されるように構成ても良く、
各構成手段は適宜設計し得るものである。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、成
形型を開閉動作させることで、前処理工程の曲げ加工な
どのプレス加工並びに後処理工程の切断加工などが同時
に行われ、従来例のような非常に厄介な各機の同期制御
などが全く不要で駆動源も成形型のみで良く、非常にコ
ストダウンを図れ、次々と成形品を自動的に量産できる
極めて秀れた自動インサート成形機を容易に実現できる
インサート成形法並びにインサート成形装置となる。
形型を開閉動作させることで、前処理工程の曲げ加工な
どのプレス加工並びに後処理工程の切断加工などが同時
に行われ、従来例のような非常に厄介な各機の同期制御
などが全く不要で駆動源も成形型のみで良く、非常にコ
ストダウンを図れ、次々と成形品を自動的に量産できる
極めて秀れた自動インサート成形機を容易に実現できる
インサート成形法並びにインサート成形装置となる。
【図１】本実施例のインサート成形品の斜視図である。
【図２】本実施例のインサート部材の各工程処理を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】本実施例の成形型が開いた状態の概略平面図で
ある。
ある。
【図４】本実施例の成形型が閉じた状態の概略平面図で
ある。
ある。
【図５】本実施例の曲げ加工を行うプレス加工部の側断
面図である。
面図である。
【図６】本実施例のインサート成形を行う樹脂成形部の
側断面図である。
側断面図である。
【図７】本実施例のキンク処理を行うプレス加工部の側
断面図である。
断面図である。
【図８】本実施例の切断加工並びにキンク処理を行う切
断加工部及びプレス加工部の側断面図である。
断加工部及びプレス加工部の側断面図である。
１ インサート部材 ２ インサート成形品 ３ 成形型 ３Ａ 開閉部 ４ 樹脂成形部 ５ プレス加工部 ６ 切断加工部
Claims (2)
- 【請求項１】 連続移送供給されるインサート部材にプ
レス加工と樹脂成形とを施し、所定区間を切断加工して
インサート成形品を次々と連続成形するインサート成形
法において、前記樹脂成形を行う成形型の開閉動作と連
動して開閉動作する成形型と一体の開閉部で、前記プレ
ス加工並びに前記切断加工を施すことを特徴とするイン
サート成形法。 - 【請求項２】 開閉動作する成形型に、一方側から他方
側へと連続移送供給されるインサート部材に樹脂成形を
施す樹脂成形部を設けると共に、この樹脂成形部の少な
くともインサート部材の移送基端側にプレス加工部を設
け、且つ、移送先端側に切断加工部を設け、成形型の開
閉動作によりインサート部材の所定位置は樹脂成形部に
より樹脂成形され、他の所定位置はプレス加工部により
同時にプレス加工され、また他の所定位置は切断加工部
により同時に切断加工され、成形型の開閉とインサート
部材の移送供給によりプレス加工されたインサート成型
品が次々と切断排出されるように構成したことを特徴と
するインサート成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344693A JPH082557B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | インサート成形法並びにインサート成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344693A JPH082557B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | インサート成形法並びにインサート成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293041A JPH06293041A (ja) | 1994-10-21 |
| JPH082557B2 true JPH082557B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=13802673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8344693A Expired - Lifetime JPH082557B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | インサート成形法並びにインサート成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082557B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008031260A1 (de) | 2007-07-05 | 2009-01-29 | KYOSAN DENKI CO., LTD, Koga | Formverfahren, das ein Press-Spritzgiess-Multifunktionsformwerkzeug verwendet, Formeinrichtung mit einem Press-Spritzgiess-Multifunktionsformwerkzeug und Metall-Harz-Formteil, hergestellt durch das Verfahren oder die Einrichtung |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4971256B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2012-07-11 | 京三電機株式会社 | プレス・モールド複合型成形方法及びその装置並びにそれらによって成形された金属樹脂成形品 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP8344693A patent/JPH082557B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| DE102008031260A1 (de) | 2007-07-05 | 2009-01-29 | KYOSAN DENKI CO., LTD, Koga | Formverfahren, das ein Press-Spritzgiess-Multifunktionsformwerkzeug verwendet, Formeinrichtung mit einem Press-Spritzgiess-Multifunktionsformwerkzeug und Metall-Harz-Formteil, hergestellt durch das Verfahren oder die Einrichtung |
| US7837920B2 (en) | 2007-07-05 | 2010-11-23 | Kyosan Denki Co., Ltd. | Forming method using pressing and injection-molding multifunction die, forming apparatus provided with pressing and injection-molding multifunction die, and metal-resin molded product formed by the method or the apparatus |
| US8798557B2 (en) | 2007-07-05 | 2014-08-05 | Kyosan Denki Co., Ltd. | Forming method using pressing and injection-molding multifunction die, forming apparatus provided with pressing and injection-molding multifunction die, and metal-resin molded product formed by the method or the apparatus |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06293041A (ja) | 1994-10-21 |
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