JPH08252312A - 注射針 - Google Patents
注射針Info
- Publication number
- JPH08252312A JPH08252312A JP7097398A JP9739895A JPH08252312A JP H08252312 A JPH08252312 A JP H08252312A JP 7097398 A JP7097398 A JP 7097398A JP 9739895 A JP9739895 A JP 9739895A JP H08252312 A JPH08252312 A JP H08252312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- tip
- injection needle
- cylindrical
- shape
- Prior art date
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- Pending
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】注射針による肌の切れ巾を小さくして、痛みを
少なくしたものである。 【構成】医療用注射針の先端部円筒形状の針の断面を長
円形や楕円形とし針による肌の切れ巾を小さくして、か
つ、先端部を鋭利に尖らすことによって肌に入り易くし
た。また、先端部に凹みを設けて、血管を捕らえ易くし
た。
少なくしたものである。 【構成】医療用注射針の先端部円筒形状の針の断面を長
円形や楕円形とし針による肌の切れ巾を小さくして、か
つ、先端部を鋭利に尖らすことによって肌に入り易くし
た。また、先端部に凹みを設けて、血管を捕らえ易くし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、注射針の先端部溝造
に関うるものであり、針先が肌部に突刺とき、肌が痛ま
ないようしたものである。
に関うるものであり、針先が肌部に突刺とき、肌が痛ま
ないようしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来旧式の注射針は先端部が円筒形状
で、その先部片面を突状にし肌に注射するとき肌が痛
い。
で、その先部片面を突状にし肌に注射するとき肌が痛
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の注射針の円筒形
片面剣先でわ剣巾が広く刺のに無理も生じた。
片面剣先でわ剣巾が広く刺のに無理も生じた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】注射部の先剣部も、円筒
形状より略長円筒形にし、先部の針巾の幅を小さくし、
肌に刺とき肌抵抗を減小かしだ。
形状より略長円筒形にし、先部の針巾の幅を小さくし、
肌に刺とき肌抵抗を減小かしだ。
【０００５】
【作用】針先の断面が円筒形を略長円筒形にし、剣先状
にしたものである。
にしたものである。
【０００６】
【実施例】この発明を実施数例を以下において基づき詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００７】
【実施例１。請求項１の説明】従来の医療用注射針の先
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う惰
円状筒形とし、その小形部片面を針先先端部とし、すな
おに肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造。
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う惰
円状筒形とし、その小形部片面を針先先端部とし、すな
おに肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造。
【０００８】
【実施例２。請求項２の説明】従来の医療用注射針の先
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う長
円状筒形とし、その小形部片面を針先先端部とし、すな
おに肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造で
す。
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う長
円状筒形とし、その小形部片面を針先先端部とし、すな
おに肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造で
す。
【０００９】
【実施例３。請求項３の説明】従来の医療用注射針の先
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う玉
子形状とし、その小形部片面を針先先端部とし、すなお
に肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造で
す。
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う玉
子形状とし、その小形部片面を針先先端部とし、すなお
に肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造で
す。
【００１０】
【実施例４。請求項４の説明】従来の医療用注射針の先
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う玉
子形状筒形とし、その小形の反対側の曲部を片面にして
針先先端部とし、すなおに肌部に抵抗少なく注射できる
注射針の先端部溝造です。
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う玉
子形状筒形とし、その小形の反対側の曲部を片面にして
針先先端部とし、すなおに肌部に抵抗少なく注射できる
注射針の先端部溝造です。
【００１１】
【実施例５。請求項５の説明】従来の医療用注射針の先
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う先
部が曲線状となる三角以上の角形状の筒、例へば、略長
２辺の三角形、又四角、五角、六角形状筒形とし、その
小形部片面を針先先端部とし、すなおに肌部に抵抗少な
く注射できる注射針の先端部溝造である。
端部円筒形の針状を、略断面が元太の先細の形の違う先
部が曲線状となる三角以上の角形状の筒、例へば、略長
２辺の三角形、又四角、五角、六角形状筒形とし、その
小形部片面を針先先端部とし、すなおに肌部に抵抗少な
く注射できる注射針の先端部溝造である。
【００１２】
【実施例６。請求項６の説明】従来の医療用注射針、ま
た上記５実施例の医療用注射針の先端部円筒形の針状
で、針状部針先より針元までの針表面が針から見てゆる
い凹部とし、針先に抵抗をあたへず、すなおに肌部に抵
抗少なく注射できる注射針の先端部溝造である。
た上記５実施例の医療用注射針の先端部円筒形の針状
で、針状部針先より針元までの針表面が針から見てゆる
い凹部とし、針先に抵抗をあたへず、すなおに肌部に抵
抗少なく注射できる注射針の先端部溝造である。
【００１３】
【実施例７。請求項７の説明】従来の医療用注射針、ま
た上記６実施例の医療用注射針の先端部円筒形の針状
で、針状部針先より針元までの針表面が針から見てゆる
い凹部と凸部とかあり、針先に抵抗をあたへず、すなお
に肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造であ
る。
た上記６実施例の医療用注射針の先端部円筒形の針状
で、針状部針先より針元までの針表面が針から見てゆる
い凹部と凸部とかあり、針先に抵抗をあたへず、すなお
に肌部に抵抗少なく注射できる注射針の先端部溝造であ
る。
【００１４】
【発明の効果】この発明は、注射針の先端部溝造を円筒
形を略長方円筒形にし、又、湾曲にして針先が肌部に突
刺とき、肌が痛まないようしたものである。
形を略長方円筒形にし、又、湾曲にして針先が肌部に突
刺とき、肌が痛まないようしたものである。
【手続補正書】
【提出日】平成８年５月８日
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 注射針
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、医療に使用されてい
る注射針の針先が動物の肌部に突き刺した時、肌を痛め
ることなく、また、痛さを少なくするための注射針に関
するものである。
る注射針の針先が動物の肌部に突き刺した時、肌を痛め
ることなく、また、痛さを少なくするための注射針に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の注射針は円筒形状の注射針の先端
を傾斜して切断して先端を形成している為に、注射時に
針を肌に刺すとしばしば強い痛みを感じる。
を傾斜して切断して先端を形成している為に、注射時に
針を肌に刺すとしばしば強い痛みを感じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の先端部は円筒形
状の針の先端部を斜めに切断して形成している為、横方
向（針の軸に対して直角方向）の針先の切刃の巾は円筒
の外形の巾となるので、肌を切る巾が広くなり痛さを感
じていた。また、血管や肌には弾力性がある為、肌に注
射針を刺し込み針先の点で血管を捕らえようとすると、
血管が逃げて何度も刺し変えなければならないと言った
問題点があった。そこで、本発明は肌に刺し易く、痛み
を感じることの少ない注射針を提供することを目的とし
ている。
状の針の先端部を斜めに切断して形成している為、横方
向（針の軸に対して直角方向）の針先の切刃の巾は円筒
の外形の巾となるので、肌を切る巾が広くなり痛さを感
じていた。また、血管や肌には弾力性がある為、肌に注
射針を刺し込み針先の点で血管を捕らえようとすると、
血管が逃げて何度も刺し変えなければならないと言った
問題点があった。そこで、本発明は肌に刺し易く、痛み
を感じることの少ない注射針を提供することを目的とし
ている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、円筒形状の注射針の先端部を斜めに切断して形成さ
れてなる縦長の楕円形状の切縁の横方向の巾が広いと、
肌を大きく切らなければならないが、針の断面形状を長
円形状、楕円形状、雨垂れ状、多角形状などとして、横
方向の巾を小さくし（狭め）、針先端を肌に刺した時に
できる肌の切口の巾を小さくし、かつ先端を鋭利に尖ら
せて肌に入り易くした。また、注射針の先端に凹みを設
けて針先端に巾を形成した。
に、円筒形状の注射針の先端部を斜めに切断して形成さ
れてなる縦長の楕円形状の切縁の横方向の巾が広いと、
肌を大きく切らなければならないが、針の断面形状を長
円形状、楕円形状、雨垂れ状、多角形状などとして、横
方向の巾を小さくし（狭め）、針先端を肌に刺した時に
できる肌の切口の巾を小さくし、かつ先端を鋭利に尖ら
せて肌に入り易くした。また、注射針の先端に凹みを設
けて針先端に巾を形成した。
【０００５】
【作用】上記のように構成された注射器を持って注射針
を肌に突き刺すと、注射針の巾を潰して狭くしているの
で、肌を切る量が小さくてすみ、弾力性を持つ肌を広げ
ることによって注射針を体内に刺し込むようにした。ま
た、注射針の先端に巾を形成した為に、針先で血管を捕
らえ易くした。
を肌に突き刺すと、注射針の巾を潰して狭くしているの
で、肌を切る量が小さくてすみ、弾力性を持つ肌を広げ
ることによって注射針を体内に刺し込むようにした。ま
た、注射針の先端に巾を形成した為に、針先で血管を捕
らえ易くした。
【０００６】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図１は注射器の全体の概略を示したもので、本願の
発明は点線の円で囲まれた注射針の先端部について考え
出したものである。
る。図１は注射器の全体の概略を示したもので、本願の
発明は点線の円で囲まれた注射針の先端部について考え
出したものである。
【０００７】図２（ａ）および図２（ｂ）に示すよう
に、円筒状の注射針の先端を斜めに切断し、斜めに切断
した部分は楕円形状となっているが、この楕円形状の横
方向を潰して巾を小さくした、かつ、先端の横を削り取
って鋭くした。これによって肌に抵抗なく突き刺し、肌
の切口の巾を狭めた。
に、円筒状の注射針の先端を斜めに切断し、斜めに切断
した部分は楕円形状となっているが、この楕円形状の横
方向を潰して巾を小さくした、かつ、先端の横を削り取
って鋭くした。これによって肌に抵抗なく突き刺し、肌
の切口の巾を狭めた。
【０００８】図３（ａ）に示すように、注射針の軸方向
から見た針先の形状の横方向を潰して陸上競技のトラッ
クのような長円形状または図３（ｂ）に示すように楕円
形状とした。図３（ｃ）に示すように、注射針の断面の
円形の上または下を潰して雨垂れ状としたものである。
から見た針先の形状の横方向を潰して陸上競技のトラッ
クのような長円形状または図３（ｂ）に示すように楕円
形状とした。図３（ｃ）に示すように、注射針の断面の
円形の上または下を潰して雨垂れ状としたものである。
【０００９】図４（ａ）および図４（ｂ）に示すよう
に、針の先端の斜めの切断線を緩やかな凹状にしたもの
である。図４（ｃ）に示すように、針の先端の斜めの切
断線をゆるやかな凸状にしたものである。
に、針の先端の斜めの切断線を緩やかな凹状にしたもの
である。図４（ｃ）に示すように、針の先端の斜めの切
断線をゆるやかな凸状にしたものである。
【００１０】図５（ａ）および図５（ｂ）に示すよう
に、針の先端に凹みを設けて巾を持たせることによって
血管の丸い管を巾のある先端で捕える為に、血管が横に
逸れたり逃げるのを防止して、血管に刺さり易くした。
に、針の先端に凹みを設けて巾を持たせることによって
血管の丸い管を巾のある先端で捕える為に、血管が横に
逸れたり逃げるのを防止して、血管に刺さり易くした。
【００１１】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。注
射針の先端部の形状を肌を切る量を少ない形状としたの
で、痛みを感じず又血管に刺さり易いようにした。注射
針の先端に凹みを設けたので、血管に注射針を刺し込み
易く、何度も刺し直しをしなくてよいようになった。
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。注
射針の先端部の形状を肌を切る量を少ない形状としたの
で、痛みを感じず又血管に刺さり易いようにした。注射
針の先端に凹みを設けたので、血管に注射針を刺し込み
易く、何度も刺し直しをしなくてよいようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】注射針の全体の概略説明図である。
【図２】注射針の先端部分の概略説明図である。
【図３】注射針の軸方向からみた先端の形状を示す概略
説明図である。
説明図である。
【図４】注射針の先端を斜めに切断した形状を示す概略
説明図である。
説明図である。
【図５】注射針の先端の形状を示す概略説明図である。
【符号の説明】 １ 注射針 ２ 注射器の本体
【手続補正５】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】追加
【補正内容】
【図１】
【手続補正６】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】追加
【補正内容】
【図２】
【手続補正７】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】追加
【補正内容】
【図３】
【手続補正８】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】追加
【補正内容】
【図４】
【手続補正９】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】追加
【補正内容】
【図５】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 医療用注射針の先端部円筒形の針状を、
略断面が形の違う惰円状筒形とし、その小形部を針先先
端部とした注射針の先端部溝造。 【請求項２】 医療用注射針の先端部円筒形の針状を、
略断面が形の違う長円形状筒形とし、その小形部を針先
先端部とした注射針の先端部溝造。 【請求項３】 医療用注射針の先端部円筒形の針状を、
略断面が形の違う玉子形状の筒形とし、その小形部を針
先先端部とした注射針の先端部溝造。 【請求項４】 医療用注射針の先端部円筒形の針状を、
略断面が形の違う玉子形状の筒形とし、その小形部の対
側の円形状を針先先端部とした注射針の先端部溝造。 【請求項５】 医療用注射針の先端部円筒形の針状を、
略断面が形の違う先端を円形状にした三角以上の角形状
の筒形とし、その小形部を針先先端部とした注射針の先
端部溝造。 【請求項６】 医療用注射針の先端部円筒形の針状で、 【請求項１】から 【請求項６】までの針状部針先より針元までの針表面が
針より見てゆるい凹部としている針先部構造。 【請求項７】 医療用注射針の先端部円筒形の針状で、 【請求項１】から 【請求項６】までの針状部針先より針元までの針表面が
ゆるい凸凹部としている針先部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097398A JPH08252312A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 注射針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097398A JPH08252312A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 注射針 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252312A true JPH08252312A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=14191420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7097398A Pending JPH08252312A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 注射針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252312A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102961174A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-03-13 | 王学昌 | 弧刃针刀 |
| JP6133464B1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-05-24 | 株式会社 華光 | 耳鼻科用注射針、鼓室内薬剤注入用注射針 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7097398A patent/JPH08252312A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102961174A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-03-13 | 王学昌 | 弧刃针刀 |
| JP6133464B1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-05-24 | 株式会社 華光 | 耳鼻科用注射針、鼓室内薬剤注入用注射針 |
| JP2017169995A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 株式会社 華光 | 耳鼻科用注射針、鼓室内薬剤注入用注射針 |
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