JPH08251901A - 電磁駆動装置 - Google Patents

電磁駆動装置

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JPH08251901A
JPH08251901A JP7070647A JP7064795A JPH08251901A JP H08251901 A JPH08251901 A JP H08251901A JP 7070647 A JP7070647 A JP 7070647A JP 7064795 A JP7064795 A JP 7064795A JP H08251901 A JPH08251901 A JP H08251901A
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stator yoke
electromagnetic drive
fixing member
drive device
positioning
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Takashi Suzuki
隆司 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータのパワーとしての効率ダウンを発生さ
せずに小型化を図ることが可能な電磁駆動装置を提供す
る。また、小型化を図った電磁駆動装置でも効率良くモ
ータのパワーを絞り装置に伝達できる電磁駆動装置を有
する光学機器を提供する。 【構成】 コイルへの通電により励磁するステータヨー
クと、ステータヨークの励磁により駆動可能となり、被
駆動部材を移動させるロータと、ロータとステータヨー
クを位置決め支持する為の固定部材とを備えた電磁駆動
装置において、ステータヨークには、突起部または窪み
部を設け、その突起部または窪み部により、固定部材と
の間でステータヨークを位置決め支持する。また、ステ
ータヨークは軟磁性体の板を複数枚積層した形で構成し
てもよい。また、電磁駆動装置の被駆動部材を光学機器
等の絞り装置の運動機構として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁駆動装置、即ちモー
タに関し、特に小型化を図った場合においてもモータ性
能をダウンさせないモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁駆動装置、例えばステッピン
グモータ内のステータヨークを固定部材に位置決めする
方法としては、ステータヨーク自体に嵌合穴を設け、そ
の嵌合穴を固定部材に設けた軸で嵌合させステータヨー
クの位置決めを行っていた。
【0003】このステータヨークを固定部材に位置決め
する必要性としては、ロータとステータヨークとのギャ
ップを適性に保つ為のものであり、ギャップのバラツキ
はそのまま性能ダウン、停止精度の悪化に直接つながっ
ているため、固定部材に対してステータヨークの位置を
厳密に決める必要がある。その為ロータの回転軸嵌合位
置決め穴とステータヨークの位置決め部を固定部材上に
設けて極力寸法精度のバラツキを抑えるような構成にし
ているのが現状である。
【0004】一方、近年小型化製品が世の中に提供され
てきており、その製品に搭載される電磁駆動装置自体も
小型化を要求されてきている。そこでモータ、例えばス
テッピングモータ自体の小型化を達成する方法として、
単純に現在の使用しているモータ構成をそのまま縮小し
て成り立つかどうかを第1に考えるのが通常である。即
ち前述したステータヨークの固定部材への位置決め構造
も同様で、ステータヨークの嵌合穴と固定部材の嵌合軸
との関係(軸の太さ、穴の径等)もそのまま縮小して設
計しているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、小型化に対してそのまま現在使用しているモ
ータ構成を縮小する構造をとるので、ステータヨークの
位置決めの為の嵌合穴も当然小さくなってしまい、即
ち、ステータヨークの嵌合穴に嵌合する固定部材の位置
決め軸もそれに合わせて細くなってしまうことが想定さ
れる。
【0006】一方、固定部材は加工上、コスト上から考
えて絶縁部材であるモールド(例えばポリカーボン)で
の成形部品によって構成されているのが通常である。そ
の為、前述した小型化による軸の細さには限界がある為
(成形上、強度上)、モータの小型化率に固定部材の軸
の径は対応できない場合が発生する。そのような場合に
おいては固定部材のステータヨーク位置決め軸の太さ
は、モータの小型化に対しても細くしないよう設計する
方法がとられる。この場合について図4、図5を参照に
説明する。
【0007】図4は従来のステッピングモータの構成を
示す図であり、図5は従来のステッピングモータを小型
化した構成を示す図である。図4において、101、1
02はステータヨーク、103はロータ、104、10
5はコイルである。図5において111、112はステ
ータヨーク、113はロータ、114、115はコイル
である。図4、図5での101a、102a、111
a、112aはそれぞれのステータヨークの固定部材に
対する位置決め嵌合穴であり、4つの穴の径は同じであ
る。
【0008】このような状態における磁気回路について
説明する。まず、図4、図5における二点鎖線は磁路を
示すものである。図4に示すように、磁路はステータと
ロータの内部を通って閉成されている。このような状態
で現在のステッピングモータは成立している。この構成
を小型化の為に図5で示すように改造すると、磁路はス
テータヨークの位置決め穴にかかってしまうことで位置
決め穴をよけてステータヨークの内部を通るよう磁気回
路を閉成するようになる。
【0009】ところがステータヨークの位置決め穴がス
テータヨークとして占める割合が高い為ステータヨーク
の内部は薄くなり、その部分に同じ量だけの磁気を通す
ことは不可能となる。即ち、磁気的に飽和状態となり、
モータとしては磁気飽和ギリギリ状態での磁気が通った
ことによるパワーしかでないものとなり、効率がダウン
してしまうという欠点があった。
【0010】一方ステータヨーク位置決め方法としてス
テータヨークに穴をあけずにステータヨーク自体を固定
部材で囲む方法が考えられるがスペース効率が悪く小型
化を達成できない。
【0011】したがって、本発明の第1の目的は、ステ
ータヨークには磁路の妨げになるような穴部を設けず、
突起部または窪み部を設けることでステータヨークを固
定部材に対して位置決め支持させ、かつ、モータのパワ
ーとしての効率ダウンを発生させずに小型化を図ること
が可能な電磁駆動装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、ステータヨ
ークが積層して製作されているものにおいて、その積層
する際に必要な位置決め部を利用して、固定部材に対し
てもステータヨークを位置決め支持させることでモータ
性能をダウンさせず、小型化も達成可能な電磁駆動装置
を提供することにある。
【0013】また、本発明の第3の目的は、二相あるモ
ータ内のステータヨークの共通化を図ることで、モータ
性能ダウンを発生させずかつコストダウンも図れた電磁
駆動装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の第4の目的は、前述の電磁
駆動装置のいずれかの構成を光学機器等の絞り装置に搭
載することで、小型化を図った製品でも効率良くモータ
のパワーを絞り装置に伝達できる電磁駆動装置を有する
光学機器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1に、コイルへの通電により励磁する
ステータヨークと、該ステータヨークの励磁により駆動
可能となり、被駆動部材を移動させるロータと、該ロー
タと前記ステータヨークを位置決め支持する為の固定部
材と、を備えた電磁駆動装置において、前記ステータヨ
ークには突起部または窪み部が設けられており、その突
起部または窪み部により、前記固定部材との間でステー
タヨークを位置決め支持したことにより、モータの性能
をダウンさせずにモータの小型化を図れる電磁駆動装置
を得ることができる。
【0016】また、本発明は、第2に、軟磁性体の板と
複数枚積層した形で構成すると共に、コイル通電により
励磁可能なステータヨークと、該ステータヨークの励磁
により駆動可能となり、被駆動部材を移動させるロータ
と、該ロータと前記ステータヨークを位置決め支持する
為の固定部材と、を備えた電磁駆動装置において、前記
ステータヨークを構成する軟磁性体の板には積層する為
の位置決め部を設け、該位置決め部により複数枚をそれ
ぞれ位置決め積層するよう構成すると共に、該位置決め
部は、前記固定部材との間も位置決め支持するよう構成
したことにより、簡単な構成でモータの性能悪化を発生
させずに、小型化を図れる電磁駆動装置を得ることがで
きる。
【0017】また、本発明は、第3に、前記ステータヨ
ークを構成する軟磁性体の板に設けた位置決め部は、プ
レス加工等で表面には突起部が、裏面には窪み部が施さ
れて形成されており、その突起部と窪み部を持つ複数枚
の軟磁性体の板をそれぞれ突起部と窪み部を合わせるよ
う重ねてステータヨークを構成すると共に、該ステータ
ヨークの1つを前記固定部材に対して前記突起部で位置
決め支持する一方、該ステータヨークのもう片方を前記
固定部材に対して前記窪み部で位置決め支持させて、二
相のステータヨークを共通化させたことにより、モータ
性能を悪化させずに小型化、コストダウンをも可能にし
た電磁駆動装置を得ることができる。
【0018】また、本発明は、第4に、前記被駆動部材
は光学機器等の絞り装置の運動機構であることにより、
近年の製品の小型化要求に十分対応できるアクチュエー
タとしての電磁駆動絞り装置を搭載した光学機器を実現
できる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0020】(実施例1)図1は、本発明の特徴を最も
よく表す電磁駆動装置、例えばステッピングモータの分
解斜視図であり、図2はステッピングモータの断面図で
ある。図1、図2において、1は軟磁性体の板を複数枚
(6枚)を積層して固着したステータヨークであり、軟
磁性体の板はそれぞれ同形状の板を重ね合わせて積層さ
れている。
【0021】軟磁性体の板には積層する際に必要な位置
決め部として表面には突起部1a、裏面には窪み部1b
を形成するようプレス加工(半抜きプレス)にて形状が
施されている。即ち図2で示すように軟磁性体の板はそ
れぞれ突起部1aと窪み部1bが対面するように積層さ
れることになる。実際は突起部1aと窪み部1bとは圧
入されて、位置決めと同時にステータヨーク1としてユ
ニット化されている。
【0022】2はステータヨーク1と同一部品であり、
二相タイプのステッピングモータのもう片方のステータ
ヨークになり得るものである。ステータヨーク2はステ
ータヨーク1を裏返しにして使用しているものである。
従って突起部2aは突起部1aに、窪み部2bは窪み部
1bに相当する。
【0023】3はステータヨーク1、ステータヨーク2
の励磁状態により回転可能となるプラスチックマグネッ
ト製のロータであり、そのロータ3の回転力を被駆動部
材(図示せず)に伝達する為のギヤ3aが一体的に設け
られている。4、5はそれぞれステータヨーク1、ステ
ータヨーク2を励磁する為のコイルであり、コイル4、
コイル5は同一部品で構成されている。コイル4、コイ
ル5は接続端子4a、4b、5a、5bから通電される
ことによりそれぞれステータヨーク1、ステータヨーク
2を励磁する構成である。
【0024】6はステータヨーク1、ステータヨーク2
を位置決め支持するモータケースである。モータケース
6に対してステータヨーク1、ステータヨーク2の位置
決め支持構造について説明する。
【0025】まずステータヨーク1のモータケース6へ
の位置決め方法としては、前述したステータヨーク1の
積層時に使用した突起部1aが一番下の軟磁性体の板よ
り突出していることを利用し、その突起部1aにてモー
タケース6に設けた窪み部6aに嵌入して位置決め支持
することができる。またステータヨーク2のモータケー
ス6への位置決め方法としては、ステータヨーク1の場
合と反対に一番下の軟磁性体の板には窪み部2bが設け
られていることを利用し、その窪み部2bをモータケー
ス6に設けた突起部6bに嵌入して位置決め支持するこ
とができる。
【0026】このようにステータヨーク1、2とモータ
ケース6への位置決め支持方法を突起部と窪み部との嵌
入関係で構成したことにより、前述した図5の従来例で
のステータヨークに穴をあけての位置決め支持方法の時
に発生した問題、即ち磁気的飽和状態を避けることが出
来る。
【0027】一方モータケース6には前記ロータ3の回
転軸3bを回転軸支している。即ちモータケース6には
ステータヨーク1、2とロータ3とを位置決めしている
ことにより、モータケース6のみの寸法公差関係で成り
立っている為、モータ性能に非常に影響があるロータ3
とステータヨーク1、2とのギャップのバラツキを最小
限に維持することができる為、精度の良いステッピング
モータを提供できる構造となる。
【0028】7はモータケース蓋であり、前記ロータ3
の回転軸3cを回転軸支すると共に爪部7a〜7dに
て、モータケース6の溝部6c〜6fにそれぞれ引っ掛
けることにより電磁駆動装置としてのステッピングモー
タとしてユニット化される。
【0029】(実施例2)図3を参照して、実施例2と
して、実施例1の電磁駆動装置Aを駆動源として装備し
た電磁駆動絞り装置について説明する。図3において、
全体を符号Bで表示されているのが絞り装置であり、絞
り装置Bに実施例1の電磁駆動装置Aが装着されるよう
になっている。なお、電磁駆動装置Aは実施例1にて説
明した構成要素から成っており、電磁駆動装置Aの構造
については説明したのでこの実施例2では説明を省略す
る。
【0030】以下には絞り装置Bの構成を説明する。1
1は導電性の環状地板で、中央に撮影光が通過する開口
を有し、環状地板11には前述した電磁駆動装置Aが周
知の方法より固定される。
【0031】12は絶縁部材である環状のカム板であ
り、カム板12には周知の複数本の絞りカム12aが切
られている。13は複数枚の絞り羽根であり、カム板1
2の絞りカム12aに各絞り羽根13の裏面のダボ13
aが嵌合している。14は光軸を中心に回転する回転リ
ングであり、中央に撮影光が通過する開口を有し、回転
リング14に設けられた複数の穴14aには各絞り羽根
13の表面ダボ13bがそれぞれ嵌合している。回転リ
ング14の外周面14bはカム板12に3カ所設けられ
た離間用凸部12bの内周面に嵌合し、リング14はカ
ム板12に回転自在に支持されている。また、回転リン
グ14にはギヤ部14cが設けられており、ギヤ部14
cは前記電磁駆動装置A内のマグネットロータ3のギヤ
部3aと噛み合うように構成されている。
【0032】さらに、回転リング14には突起部14d
が設けられており、突起部14dは環状地板11に設け
られた長穴11aに相対摺動可能に挿入されている。一
方、前記カム板12には鉤部12cが全部で3カ所設け
られており、鉤部12cが環状地板11の3カ所の切欠
部11bに係合されることにより回転リング14を挟
み、環状地板11、カム板12、絞り羽根13及び回転
リング14をユニット化して絞り装置Bが構成されてい
る。この絞り装置Bは絞り開放か否かを検出するスイッ
チを備えている。15はスイッチの構成要素である導電
部材のバネであり、カム板12に一体的に設けられたス
イッチ取付け部12dに挿入され、一端がカム板12の
突起部12eに、他端はスイッチピン16に、それぞれ
係止されている。スイッチピン16も導電部材であり、
環状地板11に加締められることで環状地板11と常時
導通されている。即ち、環状地板11自体が電気的にグ
ランドになり、立ち曲げ部11cとバネ15との係合に
よる電気的信号バネ15とスイッチピン16の接触、非
接触で検知することによりスイッチを構成している。こ
のスイッチの接触、非接触は回転リング14の突起部1
4dで絞り開放になった時、バネ15とスイッチピン1
6との接触を断たせスイッチがOFFするようバネ15
の一端と衝突させる構成になっている。以上が絞り装置
Bの構成である。
【0033】次に、以上の構成による動作を説明する。
コイル4、5に接続端子4a、4b、5a、5bから通
電することによりステータヨーク2、3に磁界が発生
し、マグネットロータ3の磁界と作用し合い閉磁路を形
成する。このときコイル5に通電されていなければ通電
されたコイル4によって生じた磁路が支配的となり、マ
グネットロータ1に回転トルクを発生させる(コイル5
のみの通電時も同じ)また両コイル4、5に通電された
場合も同様にステータヨーク2、3にそれぞれ磁路を形
成し、マグネットロータ3と作用し合い、マグネットロ
ータ3に回転トルクを与える。一方、両方のコイル4、
5に順次電流方向を切り換えながら通電することにより
従来から周知であるステッピングモータの駆動を行うよ
うにしてある。この回転はマグネットロータ3のギヤ部
3aと回転リング14のギヤ部14cとの噛み合いによ
り、回転リング14を所定角度回転させる。この回転リ
ング14の回転によって絞り羽根13の表面ダボ13b
は回転方向に移動される。そして絞り羽根13の裏面ダ
ボ13aはカム板12に設けられた絞りカム12aと相
対関係により、絞り羽根13を開方向もしくは閉方向に
揺動させて周知の絞り開閉動作を行い、露出調節が行わ
れる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータヨークと固定部材との位置決めをステータヨー
ク自体に設けた突起部または窪み部によって行ったの
で、従来でのステータヨークに穴を明けて固定部材から
の軸により位置決め支持した構成によるステータヨーク
の穴部周辺が薄肉部となることで生じた磁気飽和が発生
しなくなる為、モータ性能悪化がなくなり特に小型化モ
ータを製作する場合有効である。
【0035】また、本発明によれば、ステータヨークと
固定部材の位置決めを、ステータヨークが積層されたも
のでの積層する際に必要な複数枚の軟磁性体の板を位置
決めするその位置決め部をそのまま固定部材との位置決
めにも利用したことにより、簡単な構成で従来でのステ
ータヨークに穴を明けてそこで位置決めする方法でのス
テータヨークの磁気飽和発生構造とは異なり、モータ性
能悪化をさせずに小型化を達成できる電磁駆動装置を提
供できるという効果がある。
【0036】また、本発明によれば、二相モータでの両
ステータを共通化にするように、固定部材とステータヨ
ークの位置決め方法を片方のステータヨークはステータ
ヨークの突起部、また他の片方のステータヨークはステ
ータヨークの窪み部で固定部材との位置決めを行うよう
構成したので(ステータヨークを反対側は裏返して使用
する構造)、2つのステータヨークは共通化でき、異な
った2つのステータヨークを新規設ける必要がない為、
コストダウンとしての効果も期待できる。
【0037】また、本発明によれば、前述の効果を持つ
モータの構成を光学機器の絞り装置に使用し、それを製
品に搭載することにより、近年の製品の小型化にも十分
応えられるアクチュエータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、 図1は、本発明の特徴を最もよく表
す電磁駆動装置、例えばステッピングモータの分解斜視
図である。
【図2】図2は、ステッピングモータの断面図である。
【図3】図3は、実施例1の電磁駆動装置Aを駆動源と
して装備した電磁駆動絞り装置の分解斜視図である。
【図4】図4は、 従来のステッピングモータの構成を
示す図である。
【図5】図5は、従来のステッピングモータを小型化し
た構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ステータヨーク 1a 突起部 1b 窪み部 2 ステータヨーク 2a 突起部 2b 窪み部 3 マグネットロータ 4、5 コイル 6 モータケース(固定部材) 7 モータケース蓋 A 電磁駆動装置 B 電磁駆動絞り装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルへの通電により励磁するステータ
    ヨークと、該ステータヨークの励磁により駆動可能とな
    り、被駆動部材を移動させるロータと、該ロータと前記
    ステータヨークを位置決め支持する為の固定部材と、を
    備えた電磁駆動装置において、前記ステータヨークに
    は、突起部または窪み部が設けられており、その突起部
    または窪み部により、前記固定部材との間でステータヨ
    ークを位置決め支持することを特徴とする電磁駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 軟磁性体の板を複数枚積層した形で構成
    し、コイル通電により励磁可能なステータヨークと、該
    ステータヨークの励磁により駆動可能となり、被駆動部
    材を移動させるロータと、該ロータと前記ステータヨー
    クを位置決め支持する為の固定部材と、を備えた電磁駆
    動装置において、前記ステータヨークを構成する軟磁性
    体の板には、積層する為の位置決め部を設け、該位置決
    め部により複数枚をそれぞれ位置決め積層するよう構成
    すると共に、該位置決め部は前記固定部材との間も位置
    決め支持するように構成されていることを特徴とする電
    磁駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電磁駆動装置において、
    前記ステータヨークを構成する軟磁性体の板に設けた位
    置決め部は、プレス加工等で表面には突起部、裏面には
    窪み部が施されて形成されており、前記突起部および窪
    み部を持つ複数枚の軟磁性体の板をそれぞれ突起部と窪
    み部を合わせるように重ねてステータヨークを構成する
    と共に、該ステータヨークの1つを前記固定部材に対し
    て前記突起部で位置決め支持する一方、該ステータヨー
    クのもう片方を前記固定部材に対して前記窪み部で位置
    決め支持させて、二相のステータヨークを共通化させた
    ことを特徴とする電磁駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の電磁駆動装置において、前記被駆動部材は、光学機器
    等の絞り装置の運動機構であることを特徴とする電磁駆
    動装置。
JP7070647A 1995-03-03 1995-03-03 電磁駆動装置 Pending JPH08251901A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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