JPH08251728A - スイッチギヤの結露防止装置 - Google Patents

スイッチギヤの結露防止装置

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Publication number
JPH08251728A
JPH08251728A JP7077414A JP7741495A JPH08251728A JP H08251728 A JPH08251728 A JP H08251728A JP 7077414 A JP7077414 A JP 7077414A JP 7741495 A JP7741495 A JP 7741495A JP H08251728 A JPH08251728 A JP H08251728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switchgear
container
outer plate
temperature
outputs
Prior art date
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Pending
Application number
JP7077414A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonobu Okada
元伸 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチギヤの寸法が大にならず、取付金物
が不要で安価であり、かつ、内部の機器が長寿命であ
り、省エネルギを実現するようにする。 【構成】 スイッチギヤ2の内部の容器3の底面に固着
され,スイッチギヤ2の外板1の内面に取り付けられた
熱遮蔽板13と、熱遮蔽板13に埋め込まれ、外板内面
温度を出力する外板内面温度センサ14と、スイッチギ
ヤ2の内部温度を出力する内部温度センサ15と、内部
温度が外板内面温度より大である時,比較信号を出力す
る比較回路16と、絶縁抵抗を検出して抵抗値を出力す
る絶縁抵抗センサ5と、相対湿度を検出して相対湿度値
を出力する湿度センサ7と、比較信号が入力され,入力
された抵抗値が設定値以下或いは相対湿度値が設定値以
上の時,スイッチギヤ2内のヒータ11を運転する運転
信号を出力する制御回路18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外に設置されたスイ
ッチギヤの内部の結露を、ヒータの自動運転により防止
するスイッチギヤの結露防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチギヤの結露防止装置につ
いて、図3及び図4を参照して説明する。それらの図に
おいて、1はスイッチギヤ2の外板、3はボルト等によ
り外板1の内面に底板が取り付けられた容器、4は容器
3の上部に突出して設けられた電源供給及び信号取出用
の端子台、5は容器3の内部に設けられた絶縁抵抗セン
サであり、容器3内の絶縁抵抗(図示せず)を検出して
抵抗値を出力する。6は前記抵抗値が入力され,その抵
抗値が設定値以下の時,抵抗信号を出力する判定回路で
ある。
【0003】7は容器3内に設けられた湿度センサであ
り、スイッチギヤ2の内部の相対湿度を常時検出して相
対湿度値を出力し、低温・高湿度時及び気象急変時等に
抵抗センサ5の応答速度をカバーする。8は前記相対湿
度値が入力され,その相対湿度値が設定値以上の時,湿
度信号を出力する判定回路である。
【0004】9は判定回路6,8の出力が入力されるオ
ア回路であり、判定回路6,8及びオア回路9により制
御回路10が構成され、判定回路6からの抵抗信号また
は判定回路8からの湿度信号が入力されると、オア回路
9,即ち制御回路10からヒータ11を運転する運転信
号が出力される。
【0005】即ち、絶縁抵抗センサ5により検出された
抵抗値が設定値以下の時、或いは湿度センサ7により検
出された相対湿度値が設定値以上の時、ヒータ11が運
転され、ヒータ11の運転によりスイッチギヤ2内部の
温度が上昇し、相対湿度が下がり、結露の発生が防止さ
れる。
【0006】そして、抵抗値が入力される判定回路6の
設定値は、例えば温度が40℃、相対湿度が85%相等
時のものであり、一方相対湿度値が入力される判定回路
8の設定値は、例えば65%または85%である。
【0007】しかし、図3に示したように、外板1に容
器3を直接取り付けた場合、外板1の外面が日射を受け
て熱吸収し、外板1の温度が上昇し、外板1と容器3と
の間で熱の授受が起り、容器3の温度が上昇し、容器3
内の両センサ5,7に悪影響を与え、両センサ5,7が
正常に動作しなくなる。
【0008】そこで、図5に示したように、カラーから
なる取付金物12を用いて容器3を外板1から50〜1
00mm程度浮かして取り付け、外板1と容器3との間
で熱の授受が起るのを防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の図5に示す前記
スイッチギヤの結露防止装置の場合、外板1と容器3と
の間で熱の授受が起るのを防止すべく、容器3を外板1
の内面から浮かしているため、スイッチギヤ2に収納さ
れている機器と容器3との干渉を避ける必要が生じ、ス
イッチギヤ2の寸法が大になるという問題点があり、か
つ、カラー等の取付金物12及び長寸のボルトが必要に
なり、さらに取付金物12は容器3の取付場所により種
々のものが必要になり、標準部材が使用できず、取付金
物12を個別に設計,製作する必要が生じ、高価にな
り、また、取付金物12の紛失,損傷等により容器3の
外板1への取り付けができなくなるという問題点があ
る。
【0010】さらに、スイッチギヤ2の内部温度が外板
1の内面温度と等しいか或いは低い場合は、外板1の内
面には結露は発生せず、ヒータ11の運転は不要である
にも関わらず、従来の前記結露防止装置ではヒータ11
の不要な運転が行われることがあり、スイッチギヤ2の
内部温度が上昇し、スイッチギヤ2の内部に収納された
機器が短寿命になり、さらに省エネルギの面において不
利であるという問題点がある。
【0011】本発明は、前記の点に留意し、スイッチギ
ヤの寸法が大にならず、特別の取付金物を必要とせず、
安価であり、内部の機器が短寿命にならず、かつ、省エ
ネルギを実現したスイッチギヤの結露防止装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のスイッチギヤの結露防止装置は、スイッチ
ギヤの内部に設けられた容器と、容器の底面に固着さ
れ,スイッチギヤの外板の内面に取り付けられた熱遮蔽
板と、熱遮蔽板に埋め込まれ,外板の内面の温度を検出
して外板内面温度を出力する外板内面温度センサと、容
器内に設けられ,スイッチギヤの内部の温度を検出して
内部温度を出力する内部温度センサと、容器内に設けら
れ,内部温度が外板内面温度より大である時,比較信号
を出力する比較回路と、容器内に設けられ,容器内の絶
縁抵抗を検出して抵抗値を出力する絶縁抵抗センサと、
容器内に設けられ,スイッチギヤの内部の相対湿度を検
出して相対湿度値を出力する湿度センサと、比較信号が
入力され,入力された抵抗値が設定値以下或いは相対湿
度値が設定値以上の時,スイッチギヤ内のヒータを運転
する運転信号を出力する制御回路とを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】前記のように構成された本発明のスイッチギヤ
の結露防止装置は、スイッチギヤの内部の容器の底面に
固着された熱遮蔽板が、スイッチギヤの外板の内面に取
り付けられているため、スイッチギヤの寸法が小にな
り、特別の取付金物が必要でなく、安価になる。
【0014】さらに、熱遮蔽板に、外板の内面の温度を
検出して外板内面温度を出力する外板内面温度センサが
埋め込まれ、容器内にスイッチギヤの内部の温度を検出
して内部温度を出力する内部温度センサが設けられ、内
部温度が外板内面温度より大である時、比較回路が比較
信号を出力し、容器内の絶縁抵抗センサが容器内の絶縁
抵抗を検出して抵抗値を出力し、容器内の湿度センサが
スイッチギヤ内の相対湿度を検出して相対湿度値を出力
し、制御回路に比較信号が入力され,入力された抵抗値
が設定値以下或いは相対湿度値が設定値以上の時、制御
回路からスイッチギヤ内のヒータを運転する運転信号が
出力されるため、ヒータの不要な運転によるスイッチギ
ヤの内部の温度上昇がなく、内部の機器の寿命が短くな
ることがなく、かつ、省エネルギが実現される。
【0015】
【実施例】1実施例について、図1及び図2を参照して
説明する。それらの図において、図3及び図4と同一符
号は同一もしくは相等するものを示し、異なる点はつぎ
の通りである。
【0016】13は容器3の底面に固着され,スイッチ
ギヤ2の外板1の内面に取り付けられた熱遮蔽板であ
り、外板1と容器3との間で熱の授受が起るのを防止し
ている。14は熱遮蔽板13に埋め込まれた外板内面温
度センサであり、外板1の内面に直接接触しており、外
板1の内面の温度を正確に検出して外板内面温度を出力
する。
【0017】15は容器3の内部の上方に設けられた内
部温度センサであり、スイッチギヤ2の内部の温度を検
出して内部温度を出力する。16は両センサ14,15
により出力された前記内部温度及び前記外板内面温度が
入力される比較回路であり、前記内部温度が前記外板内
面温度より大である時、比較信号を出力する。
【0018】17は比較回路16の出力とオア回路9の
出力とが入力されるアンド回路であり、両判定回路6,
8,オア回路9及びアンド回路17により制御回路18
が構成され、判定回路6からの抵抗信号または判定回路
8からの湿度信号がオア回路9に入力され、オア回路9
からの信号と比較回路16からの比較信号とがアンド回
路17に入力されると、アンド回路17,即ち制御回路
18からヒータ11を運転する運転信号が出力される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。
【0020】本発明のスイッチギヤ2の結露防止装置
は、スイッチギヤ2の内部の容器3の底面に固着された
熱遮蔽板13がスイッチギヤ2の外板1の内面に取り付
けられているため、スイッチギヤ2の寸法が小になり、
容器3の特別の取付金物を必要とせず、個別に取付金物
を設計,製作する必要がなく、安価にすることができ
る。
【0021】さらに、熱遮蔽板13に、外板1の内面の
温度を検出して外板内面温度を出力する外板内面温度セ
ンサ14が埋め込まれ,容器3内にスイッチギヤ2の内
部の温度を検出して内部温度を出力する内部温度センサ
15が設けられ、内部温度が外板内面温度より大である
時、比較回路16が比較信号を出力し、容器3内の絶縁
抵抗センサ5が容器3内の絶縁抵抗を検出して抵抗値を
出力し、容器3内の湿度センサ7がスイッチギヤ2内の
相対湿度を検出して相対湿度値を出力し、制御回路18
に比較信号が入力され,入力された抵抗値が設定値以下
或いは相対湿度値が設定値以上の時、制御回路18から
ヒータ11を運転する運転信号が出力されるため、ヒー
タ11の不要な運転によるスイッチギヤ2の内部の温度
上昇がなく、内部の機器の寿命が短くなることがなく、
かつ、省エネルギを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の切断側面図である。
【図2】図1のブロック図である。
【図3】従来例の切断側面図である。
【図4】図3のブロック図である。
【図5】他の従来例の切断側面図である。
【符号の説明】
1 外板 2 スイッチギヤ 3 容器 5 絶縁抵抗センサ 7 湿度センサ 11 ヒータ 13 熱遮蔽板 14 外板内面温度センサ 15 内部温度センサ 16 比較回路 18 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチギヤの内部に設けられた容器
    と、 該容器の底面に固着され,前記スイッチギヤの外板の内
    面に取り付けられた熱遮蔽板と、 該熱遮蔽板に埋め込まれ、前記外板の内面の温度を検出
    して外板内面温度を出力する外板内面温度センサと、 前記容器内に設けられ,前記スイッチギヤの内部の温度
    を検出して内部温度を出力する内部温度センサと、 前記容器内に設けられ,前記内部温度が前記外板内面温
    度より大である時,比較信号を出力する比較回路と、 前記容器内に設けられ,前記容器内の絶縁抵抗を検出し
    て抵抗値を出力する絶縁抵抗センサと、 前記容器内に設けられ,前記スイッチギヤの内部の相対
    湿度を検出して相対湿度値を出力する湿度センサと、 前記比較信号が入力され,入力された前記抵抗値が設定
    値以下或いは前記相対湿度値が設定値以上の時,前記ス
    イッチギヤ内のヒータを運転する運転信号を出力する制
    御回路とを備えたスイッチギヤの結露防止装置。
JP7077414A 1995-03-07 1995-03-07 スイッチギヤの結露防止装置 Pending JPH08251728A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105790117A (zh) * 2016-05-19 2016-07-20 上海勤煊信息科技有限公司 一种用于电力柜检测空气和噪声的装置
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CN107204577A (zh) * 2017-06-01 2017-09-26 四川亚润科技有限公司 一种开关柜防潮除湿装置

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