JPH08251441A - 遠隔制御装置および方法 - Google Patents

遠隔制御装置および方法

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JPH08251441A
JPH08251441A JP4934495A JP4934495A JPH08251441A JP H08251441 A JPH08251441 A JP H08251441A JP 4934495 A JP4934495 A JP 4934495A JP 4934495 A JP4934495 A JP 4934495A JP H08251441 A JPH08251441 A JP H08251441A
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Japan
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area
input
coordinate data
tuner
devices
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JP4934495A
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Tomohisa Shiga
知久 志賀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でかつ簡単な構成で、複数のAV機器の
複数の処理を遠隔制御により容易に行う。 【構成】 固定配置されたチューナ選択領域42を指で
さわることで、キーマトリックス41からチューナ選択
領域42の座標データがリモコン内に取り込まれ、指で
さらにキーマトリックス41を押圧すると、センサ部1
a全体がリモコンの内側に移動し、その移動をマイクロ
スイッチ等で検出することでクリック信号が入力され
る。クリック信号によりセンサ部1aは、チューナ制御
モードとなり、固定配置されたチューナ選択領域42、
CDプレーヤ選択領域43、アンプ選択領域44以外の
キーマトリックス41の入力領域が、チューナ2のAM
i及びFMiボタン兼LED(i=1〜4)にほぼ対応
した8つの領域6a、7a、8a、9a、10a、11
a、12a、13aに論理的に分割される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AV機器を遠隔制御す
る遠隔制御装置および方法に関し、特に、ポインティン
グデバイスを用いて複数のAV機器を遠隔制御する場合
に用いて好適な遠隔制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビと共にVTR(Video Tape
Recorder)の家庭への普及はめざましく、多くの世帯で
VTRによる画像の録画あるいは再生が日常化してきて
いる。また、画像だけでなく、CDプレーヤやチューナ
等の音響信号入力機器及びこの音響信号入力機器からの
音響信号の増幅等の処理を行うアンプ装置等からなるオ
ーディオ機器もまた、広く普及している。
【0003】これらのVTRやオーディオ機器等のAV
機器(オーディオ・ビジュアル機器)の機能は、多岐に
わたり、そのため、現在、これらの機能を効率的に制御
するために、1台のリモートコントローラ(以下、リモ
コンと略記する)を用い、上記の複数のAV機器を制御
するのが一般的となっている。
【0004】しかし、上述したように、複数のAV機器
の制御並びにその機能の多様化のためリモコンには機能
別の多くのボタンを設ける必要があり、そのためリモコ
ンによる制御が煩雑となり、結果的に制御を十分に行う
ことができないといった問題があった。
【0005】そこで、最近は、リモコンの代わりに、パ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記する)に
より、マウス等のポインティングデバイスを用いてモニ
タ上で制御を指示するアイコン等をクリックしリモコン
を介することで、複数のAV機器の多様な機能を簡単に
指示できるようにした制御方法が試みられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
パソコンよるポインティングデバイスを使用したリモコ
ンでのビデオやオーディオ機器等のAV機器の遠隔制御
においては、通常、モニタ上に表示されたポインタやア
イコン等を操作するため、ある程度大きめのブラウン管
や液晶ディスプレイをモニタとして用いなければならな
らず、遠隔制御装置の規模が大きくなり、安価に構成で
きないばかりか、リモコン制御の特徴である携帯性が損
なわれるといった問題がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小型でかつ簡単な構成で、複数のAV機器の複
数の処理を遠隔制御により容易に行うことのできる遠隔
制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遠隔制
御装置は、複数のAV機器を遠隔制御する遠隔制御装置
において、入力される平面上の点の位置を2次元座標デ
ータとして検出する入力位置検出手段と、前記入力位置
検出手段が検出した前記2次元座標データを前記複数の
AV機器に伝送する伝送手段とを備え、前記入力位置検
出手段は、前記平面上の領域に、前記複数のAV機器を
指定する指定領域と、前記複数のAV機器を制御する制
御内容を指定する制御内容指定領域とを有し、前記制御
内容指定領域は、前記複数のAV機器毎に論理的に設定
されて構成されている。
【0009】請求項4に記載の遠隔制御方法は、複数の
AV機器を遠隔制御する遠隔制御方法において、入力さ
れる平面上の点の位置を2次元座標データとして検出す
る入力位置検出ステップと、前記平面上の領域の前記複
数のAV機器を指定する機器指定ステップと、前記複数
のAV機器を制御する制御内容を指定する制御内容指定
ステップとを備え、前記制御内容指定ステップで指定さ
れる制御内容は、前記複数のAV機器毎に論理的に設定
されることを特徴とする。
【0010】
【作 用】上記の遠隔制御装置および方法では、入力さ
れる平面上の点の位置を2次元座標データとして検出
し、検出した前記2次元座標データを前記複数のAV機
器に伝送すると共に、前記制御内容指定領域を前記複数
のAV機器毎に論理的に設定することで、小型でかつ簡
単な構成で、複数のAV機器の複数の処理を遠隔制御に
より容易に行うことを可能とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0012】図1乃至図12は本発明の一実施例に係わ
り、図1はリモコンを備えたAV機器システムの構成を
示す構成図、図2は図1のリモコンのセンサ部の構成を
示す構成図、図3は図1のリモコンの構成を示すブロッ
ク図、図4は図1のチューナの構成を示すブロック図、
図5は図1のCDプレーヤの構成を示すブロック図、図
6は図1のアンプの構成を示すブロック図、図7は図1
のアンプの作用を示すフローチャート、図8は図7のア
ンプコントール処理の流れを示すフローチャート、図9
は図1のCDプレーヤの作用を説明するフローチャー
ト、図10は図9のCDプレーヤコントロール処理の流
れを示すフローチャート、図10は図1のチューナの作
用を説明するフローチャート、図12は図11のチュー
ナコントロール処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0013】図1に示すように、本実施例の遠隔制御装
置である上面に後述するセンサ部1aを有するリモコン
1を備えたAV機器システムは、このリモコン1と、リ
モコン1からのFM波により制御される、ラジオ放送で
あるAM放送及びFM放送を受信するチューナ2と、図
示しないCD(コンパクトディスク)に記録されている
オーディオ信号を再生するCDプレーヤ3と、チューナ
2及びCDプレーヤ3からのオーディオ信号に対して増
幅の処理を行うアンプ4とから構成され、チューナ2、
CDプレーヤ3及びアンプ4は、リモコン1からのFM
波により遠隔制御されるようになっている。
【0014】前記チューナ2のフロント面には、ON/
OFF状態を示すチューナ選択LED5と、AM放送を
選局するボタンを兼ねた選局状態を示す例えば4つのA
Miボタン兼LED6、7、8、9(i=1〜4)と、
FM放送を選局状するボタンを兼ねた選局状態を示す例
えば4つのFMiボタン兼LED10、11、12、1
3(i=1〜4)と、選局した放送の周波数を表示する
例えば液晶の表示部14とが設けられている。
【0015】また、前記CDプレーヤ3のフロント面に
は、ON/OFF状態を示すCDプレーヤ選択LED1
5と、CDを挿入する挿入口16と、挿入したCDを再
生する再生ボタンを兼ねた再生状態を示す再生ボタン兼
LED17と、挿入したCDを再生を停止する停止ボタ
ンを兼ねた停止状態を示す停止ボタン兼LED18と、
挿入したCDの曲を1曲戻すことを指示する1曲戻しボ
タンを兼ねた停止状態を示す1曲戻しボタン兼LED1
9と、挿入したCDの曲を1曲送ることを指示する1曲
送りボタンを兼ねた停止状態を示す1曲送りボタン兼L
ED20とが設けられている。
【0016】さらに、前記アンプ4のフロント面には、
ON/OFF状態を示すアンプ選択LED21と、音量
を増減させるボリューム22、高音を増減させるボリュ
ーム23及び低音を増減させるボリューム24と、ボリ
ューム22の増加操作状態を示す音量増加選択LED2
5と、ボリューム22の減少操作状態を示す音量減少選
択LED26と、ボリューム23の増加操作状態を示す
高音増加選択LED27と、ボリューム23の減少操作
状態を示す高音減少選択LED28と、ボリューム24
の増加操作状態を示す低音増加選択LED29と、ボリ
ューム24の減少操作状態を示す低音減少選択LED3
0とが設けられている。
【0017】前記リモコン1に設けられたセンサ部1a
は、例えば静電容量式のセンサをマトリックス状に配列
した、図2に示すポインティングデバイスとしてのキー
マトリックス41(入力位置検出手段)であって、この
キーマトリックス41の、例えば右側には前記のチュー
ナ2、CDプレーヤ、アンプ5を選択するための指定領
域としてのチューナ選択領域42、CDプレーヤ選択領
域43、アンプ選択領域44が固定して配置されてい
る。
【0018】そして、例えば、チューナ選択領域42を
指でさわることで、キーマトリックス41からチューナ
選択領域42の座標データがリモコン1内に取り込ま
れ、指でさらにキーマトリックス41を押圧すると、セ
ンサ部1a全体がリモコン1の内側に移動し、その移動
を図示しないマイクロスイッチ等で検出することでクリ
ック信号が入力されるようになっている。
【0019】そして、このクリック信号によりセンサ部
1aは、チューナ制御モードとなり、固定配置されたチ
ューナ選択領域42、CDプレーヤ選択領域43、アン
プ選択領域44以外のキーマトリックス41の入力領域
(制御内容指定領域)が、チューナ2のフロント面に設
けられたAMiボタン兼LED6、7、8、9(i=1
〜4)及びFMiボタン兼LED10、11、12、1
3(i=1〜4)にほぼ対応した、上下2分割でその2
分割領域をさらに4分割した8つの領域6a、7a、8
a、9a、10a、11a、12a、13aに分割され
る(この領域は物理的な分割により設定されるのではな
く、論理的な分割によるものであり、図2においてはこ
の論理分割を示している)。
【0020】同様に、例えば、CDプレーヤ選択領域4
3を指でさわることで、キーマトリックス41からCD
プレーヤ選択領域43の座標データがリモコン1内に取
り込まれ、指でさらにキーマトリックス41を押圧する
とクリック信号が入力されるようになっている。
【0021】そして、このクリック信号によりセンサ部
1aは、CDプレーヤ制御モードとなり、固定配置され
たチューナ選択領域42、CDプレーヤ選択領域43、
アンプ選択領域44以外のキーマトリックス41の入力
領域が、CDプレーヤ3のフロント面に設けられた1曲
戻しボタン兼LED19、停止ボタン兼LED18、再
生ボタン兼LED17、1曲送りボタン兼LED20に
ほぼ対応した、4つの領域19a,18a,17a,2
0aに分割される(この領域は物理的な分割により設定
されるのではなく、論理的な分割によるものであり、図
2においてはこの論理分割を示している)。
【0022】さらに同様に、例えば、アンプ選択領域4
4を指でさわることで、キーマトリックス41からアン
プ選択領域44の座標データがリモコン1内に取り込ま
れ、指でさらにキーマトリックス41を押圧するとクリ
ック信号が入力されるようになっている。
【0023】そして、このクリック信号によりセンサ部
1aは、アンプ制御モードとなり、固定配置されたチュ
ーナ選択領域42、CDプレーヤ選択領域43、アンプ
選択領域44以外のキーマトリックス41の入力領域
が、アンプ4のフロント面に設けられた音量増加選択L
ED25、音量減少選択LED26、高音増加選択LE
D27、高音減少選択LED28、低音増加選択LED
29、低音減少選択LED30にほぼ対応した、上下2
分割でその2分割領域をさらに3分割した6つの領域2
5a,26a,27a,28a,29a,30aに分割
される(この領域は物理的な分割により設定されるので
はなく、論理的な分割によるものであり、図2において
はこの論理分割を示している)。
【0024】次に、上記リモコン1の詳細な構成を図3
を用いて説明する。リモコン1は、図3に示すように、
前記センサ部1aのキーマトリックス41をスキャニン
グして入力されたポイントのX軸信号及びY軸信号を取
り込むX軸、Y軸スキャニング回路51と、このX軸、
Y軸スキャニング回路51から出力されるX座標及びY
座標のパラレルデータ及びセンサ部1aからのクリック
信号を入力しシリアル信号であるRS−232C信号に
変換するRS−232Cエンコーダ52と、RS−23
2Cエンコーダ52からのRS−232C信号をFM信
号に変換するFMトランスミッタ53と、このトランス
ミッタからのFM信号に基づいてFM波をチューナ2、
CDプレーヤ3、アンプ4に送信するアンテナ54から
構成されている。
【0025】続いて、チューナ2、CDプレーヤ3、ア
ンプ4の構成を図4乃至図6を用いて詳細に説明する。
【0026】まず、チューナ2は、図4に示すように、
所定の制御プログラムを格納しているROM61と、こ
のROM61の制御プログラムを実行するCPU62
と、CPU62のプログラム実行時のデータの書き込み
及び読み出しを行うRAM63と、リモコン1からのF
M波を受信するアンテナ64と、アンテナ64により受
信した信号をRS−232C信号に変換するFMレシー
バ65と、FMレシーバ65からのRS−232C信号
をパラレル信号に変換するRS−232Cデコーダ66
とを備えている。
【0027】そして、CPU62は、RS−232Cデ
コーダ66からのパラレル信号を一時RAM63に格納
した後に解析することで、リモコン1のキーマトリック
ス41のX座標、Y座標データ並びにクリック信号を抽
出し、そのX座標、Y座標データ並びにクリック信号を
再びRAM63に格納するようになっている。
【0028】ここで、CPU62は、X座標、Y座標デ
ータ並びにクリック信号によりチューナ選択領域42が
選択されたかどうか判断できるので、チューナ選択領域
42が選択されたと判断した場合、制御モードに移行
し、以後のX座標、Y座標データ並びにクリック信号を
抽出することで、選局制御を行うようになっている。
【0029】また、チューナ2には、前述したように、
AMiボタン兼LED6、7、8、9(i=1〜4)、
FMiボタン兼LED10、11、12、13(i=1
〜4)及び表示部14が設けら、さらに、AMiボタン
兼LED6、7、8、9(i=1〜4)、FMiボタン
兼LED10、11、12、13(i=1〜4)及びO
N/OFF状態を示すチューナ選択LED5をそれぞれ
点灯駆動するラッチ67、68、69、70、71、7
2、73、74、75が設けられている。そして、CP
U62は、制御モードにおいて、X座標、Y座標データ
並びにクリック信号を抽出することで、領域6a、7
a、8a、9a、10a、11a、12a、13a(図
2参照)を識別し、識別した領域に対応した局のラッチ
を選択して1を書き込むことで駆動し、その局の周波数
をユーザに知らせるために表示部14に表示すると共
に、選択した局に周波数をPLL(フェーズ・ロックド
・ループ)76によりロックし、PLL76によりロッ
クした周波数によりチューニング回路77がアンテナ7
8よりラジオ放送を受信しオーディオ信号としてアンプ
4に出力するようになっている。
【0030】同様に、CDプレーヤ3は、図5に示すよ
うに、所定の制御プログラムを格納しているROM91
と、このROM91の制御プログラムを実行するCPU
92と、CPU92のプログラム実行時のデータの書き
込み及び読み出しを行うRAM93と、リモコン1から
のFM波を受信するアンテナ94と、アンテナ94によ
り受信した信号をRS−232C信号に変換するFMレ
シーバ95と、FMレシーバ95からのRS−232C
信号をパラレル信号に変換するRS−232Cデコーダ
96とを備えている。
【0031】そして、CPU92は、RS−232Cデ
コーダ96からのパラレル信号を一時RAM93に格納
した後に解析することで、リモコン1のキーマトリック
ス41のX座標、Y座標データ並びにクリック信号を抽
出し、そのX座標、Y座標データ並びにクリック信号を
再びRAM93に格納するようになっている。
【0032】ここで、CPU92は、X座標、Y座標デ
ータ並びにクリック信号によりCDプレーヤ選択領域4
3が選択されたかどうか判断できるので、CDプレーヤ
選択領域42が選択されたと判断した場合、制御モード
に移行し、以後のX座標、Y座標データ並びにクリック
信号を抽出することで、スピンドルモータ97により回
転駆動されたCD98の記録データを光ピックアップ9
9により読み出す再生制御を行うようになっている。
【0033】また、CDプレーヤ3には、前述したよう
に、1曲戻しボタン兼LED19、停止ボタン兼LED
18、再生ボタン兼LED17、1曲送りボタン兼LE
D20が設けられ、さらに、1曲戻しボタン兼LED1
9、停止ボタン兼LED18、再生ボタン兼LED1
7、1曲送りボタン兼LED20及びON/OFF状態
を示すCDプレーヤ選択LED15をそれぞれ点灯駆動
するラッチ100、101、102、103、104が
設けられている。
【0034】そして、CPU92は、制御モードにおい
て、X座標、Y座標データ並びにクリック信号を抽出す
ることで、領域19a,18a,17a,20a(図2
参照)を識別し、識別した領域に対応したラッチを選択
して1を書き込むことで駆動すると共に、選択された領
域19a,18a,17a,20aに基づいて、メカ系
制御回路105を制御することで、メカ系制御回路10
5がメカ系駆動回路106を制御し、このメカ系駆動回
路106により上記したスピンドルモータ97及び光ピ
ックアップ99が駆動制御されるようになっている。
【0035】つまり、再生ボタン兼LED17が選択さ
れると、スピンドルモータ97によりCD98が回転駆
動され、CD98の記録データである曲を光ピックアッ
プ99により読み出され、D/Aコンバータ107を介
してアンプ4にオーディオ信号として出力される。ま
た、停止ボタン兼LED18が選択されると、スピンド
ルモータ97によるCD98の回転が停止されると共
に、光ピックアップ99が初期位置にシークされる。ま
た、再生ボタン兼LED17の選択中に、1曲戻しボタ
ン兼LED19または1曲送りボタン兼LED20が選
択されると、光ピックアップ99が再生中のCD98の
曲の1曲前かあるいは1曲後の曲の先頭位置にシークさ
れ、その曲を再生してD/Aコンバータ107を介して
アンプ4にオーディオ信号として出力される。
【0036】さらに同様に、アンプ4は、図6に示すよ
うに、所定の制御プログラムを格納しているROM12
1と、このROM121の制御プログラムを実行するC
PU122と、CPU122のプログラム実行時のデー
タの書き込み及び読み出しを行うRAM123と、リモ
コン1からのFM波を受信するアンテナ124と、アン
テナ124により受信した信号をRS−232C信号に
変換するFMレシーバ125と、FMレシーバ125か
らのRS−232C信号をパラレル信号に変換するRS
−232Cデコーダ126とを備えている。
【0037】そして、CPU122は、RS−232C
デコーダ126からのパラレル信号を一時RAM123
に格納した後に解析することで、リモコン1のキーマト
リックス41のX座標、Y座標データ並びにクリック信
号を抽出し、そのX座標、Y座標データ並びにクリック
信号を再びRAM123に格納するようになっている。
【0038】また、アンプ4は、チューナ2あるいはC
Dプレーヤ3からのオーディオ信号が入力されており、
このオーディオ信号は、まず高音フィルタ127で高音
域の増加、減少のフィルタがかけられ、次いで低音フィ
ルタ128で低音域の増加、減少の調整がなされ、最後
に音量可変回路129で音量の調節が行われ、メインア
ンプ130で増輻が行われた後、図示しないスピーカに
オーディオ出力として出力される。
【0039】ここで、CPU122は、X座標、Y座標
データ並びにクリック信号によりアンプ選択領域44が
選択されたかどうか判断できるので、アンプ選択領域4
4が選択されたと判断した場合、制御モードに移行し、
以後のX座標、Y座標データ並びにクリック信号を抽出
する。
【0040】そして、抽出したX座標、Y座標データ並
びにクリック信号に基づいて、高音フィルタ制御回路1
31で高音フィルタ127を制御する。つまり、高音フ
ィルタ制御回路131は、CPU122の制御により高
音の増減に対応した電圧を出力しており、また、高音フ
ィルタ127は高音フィルタ制御回路131から入力さ
れる電圧に従ってフィルタの特性を変化させる。従っ
て、例えば高音を増加させる場合は、CPU122は高
音フィルタ制御回路131に高音増加の指示する。する
と、高音フィルタ制御回路131は、出力電圧を上昇さ
せることになる。
【0041】低音域を変化させる場合も同様に、CPU
122は、低音フィルタ制御回路132に対して高音の
増減に対応した電圧の低音フィルタ128への出力を指
示をすることによって行われる。また、音量を調節する
場合は、音量可変制御回路133に指示をし、音量可変
回路129への電圧を変化させることによって行われ
る。
【0042】また、アンプ4には、前述したように、音
量増加選択LED25、音量減少選択LED26、高音
増加選択LED27、高音減少選択LED28、低音増
加選択LED29、低音減少選択LED30が設けら
れ、さらに、音量増加選択LED25、音量減少選択L
ED26、高音増加選択LED27、高音減少選択LE
D28、低音増加選択LED29、低音減少選択LED
30及びON/OFF状態を示すアンプ選択LED21
をそれぞれ点灯駆動するラッチ134、135、13
6、137、138、139、140が設けられてい
る。
【0043】そして、CPU122は、制御モードにお
いて、X座標、Y座標データ並びにクリック信号を抽出
することで、領域25a,26a,27a,28a,2
9a,30a(図2参照)を識別し、識別した領域に対
応したラッチを選択して1を書き込むことで駆動すると
共に、選択された領域25a,26a,27a,28
a,29a,30aに基づいて、高音フィルタ制御回路
131、低音フィルタ制御回路132及び音量可変制御
回路133を制御するようになっている。
【0044】次に、このように構成された本実施例の作
用について説明する。
【0045】まず、図7及び図8を用いてアンプ4の作
用について説明する。図7に示すように、アンプ4のC
PU122は、ステップS1(入力位置検出ステップ)
でFMレシーバ125及びRS−232Cデコーダ12
6を介してリモコン1からのX座標、Y座標データから
なるリモート信号の入力を待ち、リモート信号が入力さ
れたら、ステップS2(機器指定ステップ)で自分、即
ちアンプ4が制御対象として選択されているかどうかを
調べる。そして、すでに選択されていた場合は、ステッ
プS3(制御内容指定ステップ)のアンプコントロール
処理に制御を移す。
【0046】また、選択されていなかった場合は、ステ
ップS4でクリック信号が入力されたかどうかを調ベ、
入力されていない場合はステップS1に戻り、入力され
ていればステップS5で入力されたX座標、Y座標デー
タがアンプ選択領域44のX、Y座標であるかどうかを
調べる。入力されたX座標、Y座標データがアンプ選択
領域44の中に入っていた場合は、ステップS6でON
/OFF状態を示すアンプ選択LED21を点灯するこ
とで、自分が選択されたことをユーザに知らせる。アン
プ選択領域44の中に入っていなかった場合は、自分が
制御対象として選択されていない場合なので、ステップ
S7でもし既に自分が選択されいると判断すると、ステ
ップS8でON/OFF状態を示すアンプ選択LED2
1を消し、アンプ5が選択されていないことをユーザに
知らせる。
【0047】次に、上記のステップS3のアンプコント
ロール処理を説明する。アンプコントロール処理ではア
ンプ4の各パラメータを制御する。すなわち、図8に示
すように、まずステップS11でクリック信号が入力さ
れたかどうか調ベ、次いでどのパラメータを制御する範
囲に入っているかどうかを調べる。
【0048】クリック信号が入力されていない場合は、
ステップS12で入力されたX座標、Y座標データが音
量増加領域25aの範囲であるかどうか判断し、音量増
加領域25aの範囲であればステップS13で音量増加
選択LED25を点灯させ処理を終了し、音量増加領域
25aの範囲外であれば、ステップS14に進む。ステ
ップS14では入力されたX座標、Y座標データが音量
減少領域26aの範囲であるかどうか判断し、音量減少
領域26aの範囲であればステップS15で音量減少選
択LED26を点灯させ処理を終了し、音量減少領域2
6aの範囲外であれば、ステップS16に進む。
【0049】ステップS16では入力されたX座標、Y
座標データが高音増加領域27aの範囲であるかどうか
判断し、高音増加領域27aの範囲であればステップS
17で高音増加選択LED27を点灯させ処理を終了
し、高音増加領域27aの範囲外であれば、ステップS
18に進む。ステップS18では入力されたX座標、Y
座標データが高音減少領域28aの範囲であるかどうか
判断し、高音減少領域28aの範囲であればステップS
19で高音減少選択LED28を点灯させ処理を終了
し、高音減少領域28aの範囲外であれば、ステップS
20に進む。
【0050】ステップS20では入力されたX座標、Y
座標データが低音増加領域29aの範囲であるかどうか
判断し、低音増加領域29aの範囲であればステップS
21で低音増加選択LED29を点灯させ処理を終了
し、低音増加領域29aの範囲外であれば、ステップS
22に進む。ステップS22では入力されたX座標、Y
座標データが低音減少領域30aの範囲であるかどうか
判断し、低音減少領域30aの範囲であればステップS
23で低音減少選択LED30を点灯させ処理を終了
し、低音減少領域30aの範囲外であれば、処理を終了
する。
【0051】ステップS11でクリック信号が入力され
ていると判断すると、ステップS32で入力されたX座
標、Y座標データが音量増加領域25aの範囲であるか
どうか判断し、音量増加領域25aの範囲であればステ
ップS33で音量を増加させ処理を終了し、音量増加領
域25aの範囲外であれば、ステップS34に進む。ス
テップS34では入力されたX座標、Y座標データが音
量減少領域26aの範囲であるかどうか判断し、音量減
少領域26aの範囲であればステップS35で音量を減
少させ処理を終了し、音量減少領域26aの範囲外であ
れば、ステップS36に進む。
【0052】ステップS36では入力されたX座標、Y
座標データが高音増加領域27aの範囲であるかどうか
判断し、高音増加領域27aの範囲であればステップS
37で高音を増加させ処理を終了し、高音増加領域27
aの範囲外であれば、ステップS38に進む。ステップ
S38では入力されたX座標、Y座標データが高音減少
領域28aの範囲であるかどうか判断し、高音減少領域
28aの範囲であればステップS39で高音を減少させ
処理を終了し、高音減少領域28aの範囲外であれば、
ステップS40に進む。
【0053】ステップS40では入力されたX座標、Y
座標データが低音増加領域29aの範囲であるかどうか
判断し、低音増加領域29aの範囲であればステップS
41で低音を増加させ処理を終了し、低音増加領域29
aの範囲外であれば、ステップS42に進む。ステップ
S42では入力されたX座標、Y座標データが低音減少
領域30aの範囲であるかどうか判断し、低音減少領域
30aの範囲であればステップS43で低音を減少させ
処理を終了し、低音減少領域30aの範囲外であれば、
処理を終了する。
【0054】次に、図9及び図10を用いてCDプレー
ヤ3の作用について説明する。図7に示すように、CD
プレーヤ3のCPU92は、ステップS51でFMレシ
ーバ95及びRS−232Cデコーダ96を介してリモ
コン1からのX座標、Y座標データからなるリモート信
号の入力を待ち、リモート信号が入力されたら、ステッ
プS52で自分、即ちCDプレーヤ3が制御対象として
選択されているかどうかを調べる。そして、すでに選択
されていた場合は、ステップS53のCDプレーヤコン
トロール処理に制御を移す。
【0055】また、選択されていなかった場合は、ステ
ップS54でクリック信号が入力されたかどうかを調
ベ、入力されていない場合はステップS51に戻り、入
力されていればステップS55で入力されたX座標、Y
座標データがCDプレーヤ選択領域43のX、Y座標で
あるかどうかを調べる。入力されたX座標、Y座標デー
タがCDプレーヤ選択領域43の中に入っていた場合
は、ステップS56でON/OFF状態を示すCDプレ
ーヤ選択LED15を点灯することで、自分が選択され
たことをユーザに知らせる。CDプレーヤ選択領域43
の中に入っていなかった場合は、自分が制御対象として
選択されていない場合なので、ステップS57でもし既
に自分が選択されいると判断すると、ステップS58で
ON/OFF状態を示すCDプレーヤ選択LED15を
消し、CDプレーヤが選択されていないことをユーザに
知らせる。
【0056】次に、上記のステップS53のCDプレー
ヤコントロール処理を説明する。CDプレーヤコントロ
ール処理ではCDプレーヤ3の各パラメータを制御す
る。すなわち、図10に示すように、まずステップS6
1でクリック信号が入力されたかどうか調ベ、次いでど
のパラメータを制御する範囲に入っているかどうかを調
べる。
【0057】クリック信号が入力されていない場合は、
ステップS62で入力されたX座標、Y座標データが曲
戻し領域19aの範囲であるかどうか判断し、曲戻し領
域19aの範囲であればステップS63で1曲戻しボタ
ン兼LED19を点灯させ処理を終了し、曲戻し領域1
9aの範囲外であれば、ステップS64に進む。ステッ
プS64では入力されたX座標、Y座標データが停止領
域18aの範囲であるかどうか判断し、停止領域18a
の範囲であればステップS65で停止ボタン兼LED1
8を点灯させ処理を終了し、停止領域18aの範囲外で
あれば、ステップS66に進む。
【0058】ステップS66では入力されたX座標、Y
座標データが再生領域17aの範囲であるかどうか判断
し、再生領域17aの範囲であればステップS67で再
生ボタン兼LED17を点灯させ処理を終了し、再生領
域17aの範囲外であれば、ステップS68に進む。ス
テップS68では入力されたX座標、Y座標データが曲
送り領域20aの範囲であるかどうか判断し、曲送り領
域20aの範囲であればステップS69で1曲送りボタ
ン兼LED20を点灯させ処理を終了し、曲送り領域2
0aの範囲外であれば、処理を終了する。
【0059】ステップS61でクリック信号が入力され
ていると判断すると、ステップS82で入力されたX座
標、Y座標データが曲戻し領域19aの範囲であるかど
うか判断し、曲戻し領域19aの範囲であればステップ
S83で曲を1曲戻し処理を終了し、曲戻し領域19a
の範囲外であれば、ステップS84に進む。ステップS
84では入力されたX座標、Y座標データが停止領域1
8aの範囲であるかどうか判断し、停止領域18aの範
囲であればステップS85で再生を停止し処理を終了
し、停止領域18aの範囲外であれば、ステップS86
に進む。
【0060】ステップS86では入力されたX座標、Y
座標データが再生領域17aの範囲であるかどうか判断
し、再生領域17aの範囲であればステップS87で再
生を開始し処理を終了し、再生領域17aの範囲外であ
れば、ステップS88に進む。ステップS88では入力
されたX座標、Y座標データが曲送り領域20aの範囲
であるかどうか判断し、曲送り領域20aの範囲であれ
ばステップS69で曲を1曲送り処理を終了し、曲送り
領域20aの範囲外であれば、処理を終了する。
【0061】次に、図11及び図12を用いてチューナ
2の作用について説明する。図11に示すように、チュ
ーナ2のCPU62は、ステップS101でFMレシー
バ65及びRS−232Cデコーダ66を介してリモコ
ン1からのX座標、Y座標データからなるリモート信号
の入力を待ち、リモート信号が入力されたら、ステップ
S102で自分、即ちチューナ2が制御対象として選択
されているかどうかを調べる。そして、すでに選択され
ていた場合は、ステップS103のチューナ2コントロ
ール処理に制御を移す。
【0062】また、選択されていなかった場合は、ステ
ップS104でクリック信号が入力されたかどうかを調
ベ、入力されていない場合はステップS101に戻り、
入力されていればステップS105で入力されたX座
標、Y座標データがチューナ選択領域42のX、Y座標
であるかどうかを調べる。入力されたX座標、Y座標デ
ータがチューナ2選択領域42の中に入っていた場合
は、ステップS106でON/OFF状態を示すチュー
ナ選択LED5を点灯することで、自分が選択されたこ
とをユーザに知らせる。チューナ選択領域42の中に入
っていなかった場合は、自分が制御対象として選択され
ていない場合なので、ステップS107でもし既に自分
が選択されいると判断すると、ステップS108でON
/OFF状態を示すチューナ選択LED5を消し、チュ
ーナが選択されていないことをユーザに知らせる。
【0063】次に、上記のステップS103のチューナ
コントロール処理を説明する。チューナコントロール処
理ではチューナ2の各パラメータを制御する。すなわ
ち、図12に示すように、まずステップS111でクリ
ック信号が入力されたかどうか調ベ、次いでどのパラメ
ータを制御する範囲に入っているかどうかを調べる。
【0064】クリック信号が入力されていない場合は、
ステップS112では、iを1にセットし、ステップS
113及びS114で入力されたX座標、Y座標データ
がAMi6a、7a、8a、9a(i=1〜4)、FM
i10a、11a、12a、13a(i=1〜4)のい
ずれの領域のデータなのか判断するが、この判断はまず
ステップS113でキーマトリックス41のX座標を調
べることで、AM、FMに関わらずi番目の領域のX座
標が入力されたかどうか判断する。そして、i番目の領
域のX座標が入力されていない場合はステップS117
に進み、i番目の領域のX座標が入力された場合は、ス
テップS114でY座標を調べることでi番目の領域が
AM領域であるかどうか判断する。AM領域である場合
はステップS115でAMiボタン兼LED6を点灯し
ステップS117に進む。ステップS114でAM領域
でないと判断されると、その領域はFM領域となるの
で、ステップS116でFMiボタン兼LED6を点灯
しステップS117に進む。ステップS117ではiが
4に等しいかどうか判断し、4に等しい場合は処理を終
了し、4以下ならばステップS118でiをインクリメ
ントしてステップS113に戻り、処理を繰り返す。
【0065】ステップS111でクリック信号が入力さ
れていると判断すると、ステップS122でiを1にセ
ットし、ステップS123及びS124で入力されたX
座標、Y座標データがAMi6a、7a、8a、9a
(i=1〜4)、FMi10a、11a、12a、13
a(i=1〜4)のいずれの領域のデータなのか判断す
るが、この判断はまずステップS123でキーマトリッ
クス41のX座標を調べることで、AM、FMに関わら
ずi番目の領域のX座標が入力されたかどうか判断す
る。そして、i番目の領域のX座標が入力されていない
場合はステップS127に進み、i番目の領域のX座標
が入力された場合は、ステップS124でY座標を調べ
ることでi番目の領域がAM領域であるかどうか判断す
る。AM領域である場合はステップS125でAMiの
放送を受信しステップS127に進む。ステップS12
4でAM領域でないと判断されると、その領域はFM領
域となるので、ステップS116でFMiの放送を受信
しステップS127に進む。ステップS127ではiが
4に等しいかどうか判断し、4に等しい場合は処理を終
了し、4以下ならばステップS128でiをインクリメ
ントしてステップS123に戻り、処理を繰り返す。
【0066】このように本実施例によれば、リモコン1
のキーマトリックス41の固定配置されたチューナ選択
領域42、CDプレーヤ選択領域43、アンプ選択領域
44を選択することで、チューナ選択領域42、CDプ
レーヤ選択領域43、アンプ選択領域44以外のキーマ
トリックス41の入力領域が、例えばチューナ選択領域
42の選択時には、チューナ2のフロント面に設けられ
たAMiボタン兼LED6、7、8、9(i=1〜4)
及びFMiボタン兼LED10、11、12、13(i
=1〜4)にほぼ対応した、上下2分割でその2分割領
域をさらに4分割した8つの領域6a、7a、8a、9
a、10a、11a、12a、13aに論理的に分割さ
れ、CDプレーヤ選択領域43の選択時には、CDプレ
ーヤ3のフロント面に設けられた1曲戻しボタン兼LE
D19、停止ボタン兼LED18、再生ボタン兼LED
17、1曲送りボタン兼LED20にほぼ対応した、4
つの領域19a,18a,17a,20aに分割され、
アンプ選択領域44選択時には、アンプ4のフロント面
に設けられた音量増加選択LED25、音量減少選択L
ED26、高音増加選択LED27、高音減少選択LE
D28、低音増加選択LED29、低音減少選択LED
30にほぼ対応した、上下2分割でその2分割領域をさ
らに3分割した6つの領域25a,26a,27a,2
8a,29a,30aに分割される。
【0067】すなわち制御対象である複数のAV機器に
対して、そのAV機器毎に制御内容の指定領域をリモコ
ン上に論理的に設定することができるので、小型でかつ
簡単な構成で、複数のAV機器の複数の処理を遠隔制御
により容易に行うことができると共に、論理的に設定さ
れた指定領域が、選択されたAV機器のフロント面に物
理的に設けられた制御用のボタンあるいはLEDとほぼ
対応して配列されるので、リモコン上のセンサ部1aを
見ることなく、選択されたAV機器のフロント面を見る
だけで制御内容を指定することができ、操作性の優れた
遠隔制御が可能となる。
【0068】なお、本実施例ではリモコン1により遠隔
制御されるAV機器として、チューナ、CDプレーヤ、
アンプを用いて説明したが、これに限らず、遠隔制御さ
れるAV機器は、例えばテレビ、VTR、LD(レーザ
ディスクプレーヤ)、DAT(デジタルオーディオテー
プレコーダ)等の機器を制御するようにしても良い。
【0069】また、遠隔制御のためのリモコンからのデ
ータ伝送をFM波を用いて行うとしたが、これに限ら
ず、例えば赤外光等を用いた光学的情報伝達手段であっ
ても、あるいはケーブル等を用いた有線の情報伝達手段
によりデータ伝送を行うようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遠隔制御装
置および方法によれば、入力される平面上の点の位置を
2次元座標データとして検出し、検出した2次元座標デ
ータを複数のAV機器に伝送すると共に、制御内容指定
領域が複数のAV機器毎に論理的に設定されるので、小
型でかつ簡単な構成で、複数のAV機器の複数の処理を
遠隔制御により容易に行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコンの一実施例を備えたAV機器
システムの構成を示す構成図である。
【図2】図1のリモコンのセンサ部の構成を示す構成図
である。
【図3】図1のリモコンの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1のチューナの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1のCDプレーヤの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図1のアンプの構成を示すブロック図である。
【図7】図1のアンプの作用を示すフローチャートであ
る。
【図8】図7のアンプコントール処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図9】図1のCDプレーヤの作用を説明するフローチ
ャートである。
【図10】図9のCDプレーヤコントロール処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図11】図1のチューナの作用を説明するフローチャ
ートである。
【図12】図11のチューナコントロール処理の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リモコン 2 チューナ 3 CDプレーヤ 4 アンプ 5 チューナ選択LED 6,7,8,9 AMiボタン兼LED(i=1〜4) 6a,7a,8a,9a AM領域 10,11,12,13 FMiボタン兼LED(i=
1〜4) 10a,11a,12a,13a FM領域 14 表示部 15 CDプレーヤ選択LED 16 挿入口 17 再生ボタン兼LED 17a 再生領域 18 停止ボタン兼LED 18a 停止領域 19 1曲戻しボタン兼LED 19a 曲戻し領域 20 1曲送りボタン兼LED 20a 曲送り領域 21 アンプ選択LED 22,23,24 ボリューム 25 音量増加選択LED 25a 音量増加領域 26 音量減少選択LED 26a 音量減少増加領域 27 高音増加選択LED 27a 高音増加領域 28 高音減少選択LED 28a 高音減少増加領域 29 低音増加選択LED 29a 低音増加領域 30 低音減少選択LED 30a 低音減少増加領域 41 キーマトリックス 42 チューナ選択領域 43 CDプレーヤ選択領域 44 アンプ選択領域 51 X軸、Y軸スキャニング回路 52 RS−232Cエンコーダ 53 FMトランスミッタ 54,64,78,94,124 アンテナ 61,91,121 ROM 62,92,122 CPU 63,93,123 RAM 65,95,125 FMレシーバ 66,96,126 RS−232Cデコーダ 67,68,69,70,71,72,73,74,7
5 ラッチ 76 PLL 77 チューニング回路 97 スピンドルモータ 98 CD 99 光ピックアップ 100,101,102,103,104 ラッチ 127 高音フィルタ 128 低音フィルタ 129 音量可変回路 130 メインアンプ 131 高音フィルタ制御回路 132 低音フィルタ制御回路 133 音量可変制御回路 134,135,136,137,138,139,1
40 ラッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のAV機器を遠隔制御する遠隔制御
    装置において、 入力される平面上の点の位置を2次元座標データとして
    検出する入力位置検出手段と、 前記入力位置検出手段が検出した前記2次元座標データ
    を前記複数のAV機器に伝送する伝送手段とを備え、 前記入力位置検出手段は、前記平面上の領域に、 前記複数のAV機器を指定する指定領域と、 前記複数のAV機器を制御する制御内容を指定する制御
    内容指定領域とを有し、 前記制御内容指定領域は、前記複数のAV機器毎に論理
    的に設定されることを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 映像及び/または音情報を情報処理する
    複数のAV機器と、 入力される平面上の点の位置を2次元座標データとして
    検出する入力位置検出手段と、前記入力位置検出手段が
    検出した前記2次元座標データを前記複数のAV機器に
    伝送する伝送手段とを有し、前記複数のAV機器を遠隔
    制御する遠隔制御装置とを備え、 前記入力位置検出手段は、前記平面上の領域に、 前記複数のAV機器を指定する指定領域と、 前記複数のAV機器を制御する制御内容を指定する制御
    内容指定領域とを有し、 前記制御内容指定領域は、前記複数のAV機器毎に論理
    的に設定されることを特徴とするAV機器システム。
  3. 【請求項3】 映像及び/または音情報を情報処理する
    AV機器であって、 入力される平面上の点の位置を2次元座標データとして
    検出する入力位置検出手段と、前記入力位置検出手段が
    検出した前記2次元座標データを前記AV機器に伝送す
    る伝送手段とを有し、前記AV機器を遠隔制御する遠隔
    制御装置を備え、 前記入力位置検出手段は、前記平面上の領域に、 前記AV機器を指定する指定領域と、 前記AV機器を制御する制御内容を指定する制御内容指
    定領域とを有し、 前記制御内容指定領域は、論理的に設定されることを特
    徴とするAV機器。
  4. 【請求項4】 複数のAV機器を遠隔制御する遠隔制御
    方法において、 入力される平面上の点の位置を2次元座標データとして
    検出する入力位置検出ステップと、 前記平面上の領域の前記複数のAV機器を指定する機器
    指定ステップと、 前記複数のAV機器を制御する制御内容を指定する制御
    内容指定ステップとを備え、 前記制御内容指定ステップで指定される制御内容は、前
    記複数のAV機器毎に論理的に設定されることを特徴と
    する遠隔制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306247A (ja) * 2000-04-20 2001-11-02 Tokai Rika Co Ltd タッチ操作入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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