JPH08249317A - 文書提供方法、文書提供装置、及び文書要求装置 - Google Patents

文書提供方法、文書提供装置、及び文書要求装置

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JPH08249317A
JPH08249317A JP7047704A JP4770495A JPH08249317A JP H08249317 A JPH08249317 A JP H08249317A JP 7047704 A JP7047704 A JP 7047704A JP 4770495 A JP4770495 A JP 4770495A JP H08249317 A JPH08249317 A JP H08249317A
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Toru Imai
徹 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 提供文書の内容を改ざんされる恐れがなく、
不特定多数が計算機に侵入することによるセキュリティ
低下の問題を起こさず、しかも文書提供者による繁雑な
リンク付け処理を必要とせずに、他者の文書から指定し
た文書に対しリンクを張ることのできる文書提供方式を
実現することを目的とする。 【構成】 文書提供者が保持する文書を利用者に提供す
る文書提供手段と、文書提供者に文書の提供を要求し利
用者に対し表示する文書要求表示手段と、文書提供手段
により提供される文書から別の文書に対するリンク付け
を要求する文書リンク付け要求手段から構成され、文書
リンク付け要求手段が他者の文書から指定した文書に対
しリンクを張るように要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自らが管理する文書を
ネットワークに結合された計算機に提供する文書提供方
法、文書提供装置、及びネットワークに結合された他の
計算機が管理する文書の提供を受ける文書要求装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】文書を不特定多数に提供するための文書
提供方式として、WWW (World Wide Web)が知られてい
る。これは、他プログラムからの要求に応じ、あらかじ
め蓄えられた文書を提供する文書提供プログラムであ
る。
【0003】一般に、ある文書もしくは文書の語句に対
する詳細説明や関連情報を付加する目的で、別の文書に
リンク付けをする技術が知られている。これらのリンク
付けされた文書のことをハイパテキストと呼ぶ。
【0004】ハイパテキスト化された文書では、利用者
は必要に応じて詳細説明や関連情報を選択的に得ること
ができる。ハイパテキスト化された文書を構成する各々
の文書は、一般に同一所有者による文書とは限定され
ず、また同一計算機に格納されるものとも同一組織が管
理する計算機に格納されるものとも限定されない。
【0005】文書間のリンク付けに関して次の二つの場
合が想定される。一つは自分が作成した文書Aから他の
文書Bにリンク付けをする場合である。このためには、
自分が作成した文書Aから参照先文書Bへのリンク付け
を指定する機能を持った文書形式と、参照先文書を一意
に指定するための識別子と、リンク付けを指定した文書
に従い参照先文書を検索する機能を持った文書購読プロ
グラムがあればよい。これを実現している文書形式の例
として HTML 、識別子の例として URL, 文書購読プログ
ラムとして Mosaic が挙げられる。
【0006】もう一つは、自分が作成した文書Aに対し
他の文書Bからリンク付けをする場合である。WWW のよ
うな従来の文書提供方式では、指定した文書Aに対し他
の文書Bからリンク付けをするための機能がなく、その
ため以下のいずれかの方法をとらなければならなかっ
た。 1)文書Bを誰もが変更可能な状態で記憶し、文書Aの
所有者が文書Bを変更し、文書Bから文書Aへのリンク
付けをする。 2)文書Bを提供する提供者に文書Bを変更することを
要請し、文書Bの提供者が文書Bから文書Aへのリンク
付けをする。
【0007】ところがこれらの方法には問題がある。第
一の方法は、第三者により提供文書の内容を改ざんされ
る恐れがある。しかも文書Bを格納する計算機に対し不
特定多数による侵入を許すこととなり、セキュリティ上
問題がある。第二の方法は、文書Aの提供者が要求を受
けるごとに他の文書へのリンク付けを行なわなければな
らず、繁雑な処理が必要とされるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、提供文書の
内容を改ざんされる恐れがなく、不特定多数が計算機に
侵入することによるセキュリティ低下の問題を起こさ
ず、しかも文書提供者による繁雑なリンク付け処理を必
要とせずに、他の文書から指定した文書に対しリンク付
けを行うことのできる文書提供方法、文書提供装置、ま
たそのような文書の提供を要求する文書要求装置を実現
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る文書提供方法は、第1の文書を記憶し、この第1の文
書からこれと異なる第2の文書へのリンク付け要求を受
信した場合に、このリンク付け要求により示されるリン
クの情報を前記第1の文書に対応付けて記憶し、前記第
1の文書の提供要求を受信した場合に、前記リンクの情
報を含めて前記第1の文書を提供することを特徴とす
る。
【0010】本発明(請求項2)に係る文書提供方法
は、請求項1において、前記リンクの情報の記憶は、予
め定められた許諾条件に従って前記リンク付け要求の諾
否を判定し、この判定結果に従って行うことを特徴とす
る。
【0011】本発明(請求項3)に係る文書提供方法
は、請求項1において、前記第1の文書の記憶は、文書
毎にバージョン番号を記録して行い、前記リンク付け要
求は、前記第1の文書のバージョン番号の指定を含み、
前記リンクの情報の記憶に応じて、前記第1の文書のバ
ージョン番号を更新し、前記リンクの情報を含めた前記
第1の文書の提供は、リンク付け要求により指定された
バージョン番号の第1の文書の相当する位置に対するリ
ンクの情報を含めるものであることを特徴とする。
【0012】本発明(請求項4)に係る文書提供装置
は、文書を記憶する記憶手段と、他プログラムからの前
記記憶手段に記憶された文書から別の文書へのリンク付
け要求を受信する第1の受信手段と、この受信されたリ
ンク付け要求に基づいて前記記憶手段に記憶された文書
を変更処理する第1の要求処理手段と、他プログラムか
らの前記記憶手段に記憶された文書の提供要求を受信す
る第2の受信手段と、この受信された文書提供要求に応
じて第1の要求処理手段により変更された文書を前記他
プログラムへ向けて送信処理する第2の要求処理手段と
を具備することを特徴とする。これは、請求項1の文書
提供方法を行う装置に関する。
【0013】本発明(請求項5)に係る文書提供装置
は、文書を記憶する記憶手段と、他プログラムからの前
記記憶手段に記憶された文書から別の文書へのリンク付
け要求を受信する第1の受信手段と、この受信されたリ
ンク付け要求を前記記憶手段に記憶された文書に対応付
けて記憶処理する第1の要求処理手段と、他プログラム
からの前記記憶手段に記憶された文書の提供要求を受信
する第2の受信手段と、この受信された文書提供要求に
応じて第1の要求処理手段により記憶されたリンク付け
要求を前記文書と共に前記他プログラムへ向けて送信処
理する第2の要求処理手段とを具備することを特徴とす
る。これも、請求項1の文書提供方法を行う装置に関す
る。
【0014】本発明(請求項6)に係る文書要求装置
は、請求項5の文書提供装置と対で用いられるもので、
文書及びこの文書から別の文書へのリンク付け情報を記
憶する記憶手段を管理する他プログラムへ、前記記憶手
段に記憶された文書の提供要求を送信する送信手段と、
この文書提供要求に応じて送信される前記文書及び前記
リンク付け情報を前記他プログラムから受信する受信手
段と、この受信された文書を受信された前記リンク付け
情報に基づいて変更処理する処理手段とを具備すること
を特徴とする。
【0015】
【作用】以下本発明の作用につき、具体例を交えて説明
する。文書Aの作成者が文書Bから文書Aにリンク付け
をしたい場合、リンク付け要求プログラムから文書A、
Bの識別子およびリンク位置を指定してリンク付けを要
求する。この要求はリンク付け要求プログラムの通信手
段からサーバプログラムに送られ、サーバプログラムの
通信手段にて受信される。サーバプログラムの要求処理
手段は、リンク付け要求であることを確認すると、次の
(a),(b) のいずれかを行う。 (a) 文書Bを変更してリンク付けを行う。 (b) 要求を記録する。 これらの結果はサーバプログラムの文書入出力手段によ
り記憶手段に記憶される。
【0016】ユーザは文書Bを購読したい場合、クライ
アントプログラムより文書Bの識別子を指定して提供を
要求する。この要求はクライアントプログラムの通信手
段からサーバプログラムに送られ、サーバプログラムの
通信手段にて受信される。サーバプログラムの要求処理
手段は、文書提供要求であることを確認の上、次の(a),
(b) のいずれかを行う。なお、上記リンク付け要求に対
して要求処理手段が(a) を行った場合は下記(c) を行
い、(b) を行った場合には下記(d),(e) のいずれかを行
う。 (c) 文書Bを文書入出力手段により読みだし、クライア
ントプログラムに提供する。 (d) 文書Bおよび文書Bに関し記録されたリンク付け要
求を文書入出力手段により読みだし、文書Bに対し記録
されたリンク付け要求に基づくリンク付けを行い、リン
ク付け後の文書Bをクライアントプログラムに提供す
る。 (e) 文書Bおよび文書Bに関し記録されたリンク付け要
求を文書入出力手段により読みだし、双方をクライアン
トプログラムに送信する。クライアントプログラムにて
文書Bに対し記録されたリンク付け要求に基づくリンク
付けを行い、表示する。
【0017】なお、上記(a)-(c) 及び(b)-(d) なる作用
は、請求項4の文書提供装置に対応し、上記(b)-(e) な
る作用は、請求項5の文書提供装置及び請求項6の文書
要求装置に対応する。また、いずれの作用も、請求項1
の文書提供方法に対応する。
【0018】したがって本発明によれば、クライアント
プログラムからの文書Bの提供要求に対し、クライアン
トプログラムがそれ以前に行われたリンク付け要求(文
書Bから文書Aへのリンク付け)の反映された文書を表
示できる形で、文書Bを提供することができる。このと
き、サーバプログラムが不特定多数から受ける要求はリ
ンク付け要求に限定されるため、提供文書Bの内容自体
を改ざんされる恐れがない。また、文書Aの作成者(文
書Bから文書Aへのリンク付けを要求する者)が文書B
が格納される計算機に侵入する必要はないため、セキュ
リティは低下しない。また、文書Bの提供者自身がリン
ク付け要求を処理するわけではなく、繁雑な処理を必要
としない。
【0019】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例について説
明する。 (第1の実施例)本実施例は請求項1、2及び4に対応
する。
【0020】図1は、本発明の実施例の全体の構成を示
す図である。図示するように、本実施例は、文書を提供
するサーバプログラム1と、サーバプログラムにより提
供された文書を画面に表示するクライアントプログラム
2と、サーバプログラムが提供する文書から別の文書へ
のリンク付けを要求するリンク付け要求プログラム3か
らなる。これら三つのプログラムは、同一計算機上で動
作していてもそうでなくてもよい。
【0021】サーバプログラム1は、クライアントプロ
グラムやリンク付け要求プログラムからの要求の受信お
よびこれら他プログラムへのデータの送信等の通信を行
うための通信手段11と、クライアントプログラムやリ
ンク付け要求プログラムから送信されてきたパケットに
記載された要求の処理を行う要求処理手段12と、記憶
装置4からの文書の入出力、特に要求処理手段12によ
る処理の結果を記憶媒体に格納したり、記憶媒体から文
書を読みだし要求処理手段12や通信手段11に渡した
りするための文書入出力手段13からなる。そして、上
記要求処理手段12が要求を判別しリンク付け要求であ
れば、要求に合致するよう処理を行い、文書入出力手段
13によりこの結果を記憶装置4に記憶し、要求処理手
段12が要求を判別し文書提供要求であれば、リンク付
け要求の結果が反映するように文書を提供する。
【0022】クライアントプログラム2は、サーバプロ
グラムと通信するための通信手段21と、サーバプログ
ラムから提供された文書を画面に表示する文書表示手段
22と、ユーザからの入力を受理するユーザ入力受理手
段23と、ユーザ入力受理手段23や通信手段21から
得た要求を処理する要求処理手段24からなる。
【0023】リンク付け要求プログラム3は、サーバプ
ログラムと通信するための通信手段31と、ユーザから
の入力を受理するユーザ入力受理手段32と、ユーザ入
力受理手段32や通信手段31から得た要求を処理する
要求処理手段33からなる。
【0024】図2は、本技術により実現されるリンク付
けされた文書の例である。文書Bと文書Aは独立した文
書であり、初期状態では文書Bから文書Aへのリンク付
けはなされていない。ここで文書Bの Mosaic という語
句から、文書Aへのリンク付けを行なうことにより、文
書Bから文書Aへリンク付けがなされた文書群が作成さ
れる。これをハイパテキストと呼ぶ。
【0025】各文書は計算機ネットワーク内で一意に特
定される識別子を持っている。本例では、文書Aは ww
w.u-tokyo.ac.jp/lib/mosaic.html 、文書Bは www.to
shiba.co.jp/doc/doc.html という識別子にて特定され
るものとする。先頭から / で区切られるまではサーバ
プログラムを一意に識別するための識別子であり、それ
以下は該サーバプログラムの管理下において一意に文書
を識別するための名前であるとする。異なるサーバプロ
グラムが同じ名前を識別子として利用しないようにあら
かじめ名前付けがなされているものとする。従って、本
識別子はネットワークで結合された計算機上で一意に文
書を識別することのできる名前となる。
【0026】一般に文書Bは文書Aとは別の所有者が所
持している文書であり、文書Bの所有者は改ざんを防ぐ
ために文書Bへの変更を認めていない。また、一般に文
書Bは文書Aとは異なる計算機に格納されており、セキ
ュリティを確保する目的で文書Bが格納されている計算
機への他者の侵入は許可されていない。このため、従来
の技術で文書Bから文書Aへのリンク付けを行なうため
には、文書Bの所有者に依頼して、文書Bを変更する必
要があった。
【0027】図3は、初期状態での文書Bの実施例であ
る。第1行目の <Link> とは、他の文書から本文書への
リンク付け要求を受けてリンク付けを行ってよいことを
示す。
【0028】図4は、文書間のリンク付けの種類を示す
図である。文書間のリンクの付け方には次の4通りが考
えられる。 (a) 文書から文書へのリンク付け (b) 文書に含まれる語句から文書へのリンク付け (c) 文書から文書に含まれる語句へのリンク付け (d) 文書に含まれる語句から文書に含まれる語句へのリ
ンク付け である。図2はタイプ (b) の例である。
【0029】本技術はこれら4つの全てのリンク付けに
対応できる。まず、(a), (b) タイプのリンク付けを行
うことのできる実施例を示す。図5は、リンク付け要求
プログラム3の処理を説明するためのフローチャートで
ある。まずユーザがリンク付け要求プログラムから、リ
ンク元文書、リンク先文書およびそれら文書における位
置を指定する。図2に示すように文書Bの Mosaic とい
う語句から、文書Aへのリンク付けを行いたい場合は、
ユーザがリンク付け要求プログラムにて文書Bを一意に
特定するための識別子 www.toshiba.co.jp/doc/doc.htm
l と Mosaic という語句の文書Bにおける先頭からのバ
イト数および文書Aを一意に特定するための識別子 ww
w.u-tokyo.ac.jp/lib/mosaic.htmlを指定すればよい。
【0030】ユーザが指定した要求はリンク付け要求プ
ログラムのユーザ入力受理手段32にて受理され(S5
1)、要求処理手段33にてリンク付け要求パケットが
作成される(S52)。リンク付け要求パケットの例は
図6に示す。作成したパケットは通信手段31により送
信される(S53)。
【0031】サーバプログラムによりリンク付け要求の
処理結果が送信される(S54)。要求が成功したとの
結果を受信すると、ユーザに成功を通知する(S5
5)。さもなければ、失敗を通知する(S56)。
【0032】図6は、リンク付け要求プログラムにおけ
る要求処理手段33にて作成されるリンク付け要求パケ
ットの例である。本パケットは5種の属性からなる。 1)リンク付け要求パケットであることを示す識別子 2)リンク元文書の識別子 3)リンク元文書においてリンク付けをする語句の開始位
置(文書内でのバイト数) 4)リンク元文書においてリンク付けをする語句の終了位
置(文書内でのバイト数) 5)リンク先文書の識別子 本実施例では、図2に示すリンク付けを行う場合を示
す。リンク元文書においてリンク付けをする語句 Mosai
c の開始位置は文書Bにおいて50バイト目で終了位置は
55バイト目である。図4に示す (a) のタイプのリンク
付けを行うためには、リンク元文書においてリンク付け
をする語句の開始位置とリンク元文書においてリンク付
けをする語句の終了位置のフィールドに -1 を記載する
という規約にしておけば良い。
【0033】図7は、クライアントプログラム2の処理
を説明するためのフローチャートである。ユーザ入力受
理手段23にてユーザの操作を受理する(S71)。要
求処理手段24により要求の種類を判別する(S7
2)。本実施例では、クライアントプログラムに対しユ
ーザが指定できる要求はサーバプログラムへの文書提供
要求とクライアントプログラムの終了要求の2つだけと
する。終了要求であるなら、クライアントプログラムを
終了する。サーバプログラムへの文書提供要求であるな
らば、ユーザが要求する文書の識別子とともに、要求処
理手段24にて文書提供要パケットを作成する(S7
3)。文書提供要求パケットの例は図8に示す。作成し
たパケットを通信手段21により送信する(S74)。
【0034】サーバプログラムにより要求の処理結果が
送信される(S75)。要求が成功した場合は、送信さ
れてきた文書を文書表示手段22にて表示する(S7
6)。さもなければ、失敗をユーザに通知する(S7
7)。
【0035】なお、サーバプログラムへの文書提供要求
とは、ユーザが明示的に文書の識別子を指定して要求す
る場合のみを意味するものではない。ある文書からの別
の文書へのリンク付けがなされていて、ユーザがクライ
アントプログラムよりインタラクティブにリンク付けさ
れた文書の提供を求めた場合もサーバプログラムへの文
書提供要求が発生する。この場合、提供を要求する文書
の識別子は元の文書内に記載されており、クライアント
プログラムがこれを基に文書提供パケットを作成すれば
良い。
【0036】本実施例では、クライアントプログラムに
対しユーザが指定できる要求はサーバプログラムからの
文書提供要求とクライアントプログラムの終了要求の2
つだけとしているが、他の要求が含まれていても良い。
例えば、表示している文書の記録要求、記録した文書の
読みだし要求、表示している文書にたいするキーワード
を指定した検索要求などが考えられる。これらの要求に
対する処理は本特許に述べる技術とは関連がないため省
略した。図8は、要求処理手段24にて作成される文書
提供要求パケットの例である。本パケットは2種の属性
からなる。 1)文書提供要求パケットであることを示す識別子 2)提供を要求する文書の識別子 図9及び図10は、サーバプログラム1の処理を説明す
るためのフローチャートである。本フローチャートで特
に記述のない操作はサーバプログラムの要求処理手段1
2により行われる。まず、リンク付け要求プログラム3
により図6に示すリンク付け要求パケットが送信された
とする。
【0037】通信手段11によりパケットを受信する
(S91)。次に要求処理手段12によりパケットの種
類を判別する(S92)。パケットの第1フィールドを
識別することにより要求の判別が行われる。
【0038】パケットの種類がリンク付け要求であるか
ら、リンク付けが要求されているリンク元文書が本サー
バプログラムが管理するか否かを判別する(S93)。
まず転送されてきたパケットのリンク元文書の識別子の
最初から / までが自らのサーバプログラムの識別子で
あることを確認し、そうであれば / 以下が存在する文
書であるか否かを調べる。本実施例ではサーバプログラ
ムの識別子が www.toshiba.co.jp であり、doc/doc.ht
ml で識別される文書が存在すれば、本サーバプログラ
ムが管理する文書であると判断すればよい。
【0039】なお、サーバプログラムでは提供文書はす
べて /www というディレクトリの下に置き、doc/doc.ht
ml で識別される文書は /www/doc/doc.html という名
前で識別されるファイルに対応するようにしておけば、
該当ファイルを所持しているか否かを調べるだけで文書
の存在が確認できる。
【0040】もし、管理する文書でなければリンク付け
要求拒否を通信手段11を介してパケットを送信したリ
ンク付け要求プログラム3に返す(S94)。次に、リ
ンク付けが要求されているリンク元文書に対し、リンク
付けをすることが許諾されているか否かを判別する(S
95)。このための許諾条件にはさまざまなものがあ
る。例えば、文書の所有者が文書毎に他者からのリンク
付け要求を受諾するかしないかを指定する。このために
は、図3に示すようにリンク付け要求を受諾する文書の
最初には定まった文字列を入れるという規約にし、要求
処理手段12がリンク付け要求を受け取った時に文書入
出力手段13により文書を読み出してこれを調べ要求の
諾否を判別すればよい。
【0041】許諾条件の別の例として、電子的に料金を
支払えばリンク付け要求を許諾するという場合もある。
これは、電子的に料金を払う手段と、料金を払ったこと
を記録する手段を設けることにより実現する。
【0042】リンク付けが許諾されなければ、リンク付
け要求拒否を通信手段11を介してパケットを送信した
リンク付け要求プログラム3に返す(S94)。許諾さ
れたら、文書入出力手段13によりリンク付け要求を記
録する(S96)。
【0043】なお、すべての文書へのリンク付け要求を
認めるという方式をとってもよい。その場合には、リン
ク付けの許諾判別(S95)は必要ない。本特許では、
リンク付けの許諾判別のある場合もない場合も包含す
る。
【0044】リンク付けが許諾されたならば、要求処理
手段12は、リンク付け要求を記録した後、リンク付け
要求を受諾したことをリンク付け要求プログラム3に通
知する( S97)。
【0045】図11はリンク付け要求の記録例である。
doc/doc.html で識別される文書を格納するファイルが
/www/doc/doc.html であるとすると、このファイルに
対応するファイル /www/doc/doc.html.req を作成し、
その中にリンク元文書におけるリンク位置およびリンク
先文書、リンク先文書におけるリンク位置が記録され
る。本ファイルには文書 doc/doc.html をリンク元文書
とするリンク付け要求が記録される。
【0046】次に、クライアントプログラム2により図
8に示す文書提供要求パケットがサーバプログラム1に
送信されたとする。通信手段11によりパケットを受信
する(S91)。次に要求処理手段12によりパケット
の種類を判別する(S92)。パケットの第1フィール
ドを識別することにより要求の判別が行われる。
【0047】パケットの種類が文書提供要求であるか
ら、提供を要求された文書が本サーバプログラムが管理
する文書か否かを判別する(S98)。まず転送されて
きたパケットのリンク元文書の識別子の最初から / ま
でが自らのサーバプログラムの識別子であることを確認
し、そうであれば / 以下が存在する文書であるか否か
を調べる。具体的な手順はS93と同様である。
【0048】もし、管理する文書でなければ文書提供要
求拒否を通信手段11を介してパケットを送信したクラ
イアントプログラム2に返す(S100)。本サーバプ
ログラムが管理する文書であるならば、提供を要求され
ている文書に対するリンク付け要求があるか否かを調べ
る(S99)。これは、提供要求文書 doc/doc.html へ
のリンク付け要求を記録したファイル /www/doc/doc.ht
ml.req を文書入出力手段13により読み込み、リンク
付け要求が記録されているか否かを調べれば良い。
【0049】リンク付け要求があるならば、提供を要求
された文書に対しリンク付け要求を反映させた文書を作
成し、提供文書とする(S101)。/www/doc/doc.htm
l.req に記録されているリンク要求は一つであり、50バ
イト目から 55 バイト目に当たる文字列から文書 www.u
-tokyo.ac.jp/lib/mosaic.html に対しリンクつけをす
ることである。
【0050】図12は反映させた結果の文書である。<A
HREF="www.u-tokyo.ac.jp/lib/mosaic.html">Mosaic</
A> とは、50バイト目から 55 バイト目に当たる文字列
Mosaic から文書 www.u-tokyo.ac.jp/lib/mosaic.html
に対し、リンクが付けられていることを示す。
【0051】リンク付け要求がなければ、提供を要求さ
れた文書そのままを読みだし、提供文書とする(S10
2)。そして、通信手段11により提供要求を行ったク
ライアントプログラム2に対し、S101またはS10
2における提供文書を送信する(S103)。
【0052】図12に示す文書の形式は、文書Bの作成
者が自ら別の文書にリンク付けした場合と同等である。
従って文書Bの提供を受けたクライアントプログラムに
おいてユーザは希望に応じてリンクを辿り文書Aの提供
を求めることができる。
【0053】以上のように、文書Bに対し文書Aへのリ
ンク付けを行い、リンク付けがなされた後の文書を提供
することができる。文書Bに対してはリンク付けがなさ
れる以外の改変が行われないため、文書B自体の内容の
改ざんはおこらない。また文書Bを所有する計算機を第
3者が利用できるよう開放する必要がないため、セキュ
リティの低下の恐れがない。また、文書Bの所有者自ら
リンク付けをおこなう手間も生じない。 (第1の実施例の変形例1)なお、上記実施例では図4
に示す (a),(b) の場合のリンク付けの方法を示した。
図4 (c),(d) に示すリンク付けをする場合上記の実施
例を簡単に拡張すれば良い。
【0054】まず、文書Aの作成者がリンク先文書のリ
ンク位置に対し名前の定義を行う。例えば、リンク先文
書文書Aのリンク位置を Mosaic という文字列にしたい
場合は、図13のように名前の定義を行う。<A NAME="m
osaic">Mosaic</A> は、文字列 Mosaic に対し、mosaic
という名前を定義する、という意味である。
【0055】図14はリンク付け要求プログラムからサ
ーバプログラムに送信されるパケットの例である。リン
ク先文書のフィールドに文書の識別子の後に#mosaic
を付加した文字列を記載する。これは、文書 www.u-tok
yo.ac.jp/lib/mosaic.htmlの mosaic という名前が付け
られている文字列をリンク先とするリンク付け要求であ
ることを示す。以下、全てリンク先文書の識別子の一部
に#mosaic の文字列を含めたまま上記実施例と同様の
処理を行い、クライアントプログラムにてユーザの指示
に応じてリンク先プログラムを読み込み画面に表示する
時に名前 mosaic で囲まれたところを表示すれば良い。
よって、図4 (c),(d) に示すリンク付けは上記の実施
例の簡単な拡張として実現される。 (第1の実施例の変形例2)上記実施例では、サーバプ
ログラムはリンク付け要求を受理するとそれを記録して
おき、文書提供要求があった時に初めてリンク付けを行
うが、その限りではない。リンク付け要求を受理すると
即座に文書を変更してリンク付けを行っても良い。
【0056】図15及び図16はサーバプログラム1の
フローチャートの例である。第1の実施例の図9及び図
10に相当する。変更のない部分は、図9とステップ番
号を記した。変更のある部分は、S96であり、リンク
付け要求を受理すると即座に文書を変更して変更後の文
書を記憶装置4に記録する(S156)。この時の文書
は図12に示す文書である。
【0057】また、S99,S101,S102は変更
となり、文書入出力手段13により提供を要求されてい
る文書そのままを読みだし、提供文書とすれば良い(S
169)。 (第1の実施例の変形例3)クライアントプログラムと
リンク付け要求プログラムを別のプログラムとして実現
する例を示したが、これらは一つのプログラムとして実
現されていても良い。図17はその場合のプログラム構
成を示す図である。
【0058】本例では、クライアントプログラムは第1
の実施例のクライアントプログラム2とリンク付け要求
プログラム3の両方の機能を兼ね備える。それ以外には
相違なく同等の処理にて同等の効果が発揮される。 (第2の実施例)本実施例は請求項3に対応する。
【0059】上記に述べた実施例では、クライアントプ
ログラムは不特定多数がリンク付け要求を反映させた文
書を受け取り表示し、利用者はそれを見て表示文書に対
するリンク付け要求を行う。ところがリンク付け要求を
反映した文書はリンク付け要求が挿入されているため、
挿入場所以降の文字列の位置は元の文書とは異なる位置
に移動する。従って、複数の利用者が同一文書に対しリ
ンク付けを要求すると、その順序関係によっては誤った
位置にリンク付けがなされる恐れがある。
【0060】例えば図18に示すように (1)利用者1が文書Bの提供要求を行い文書Bを読
む。 (2)利用者2が文書Bの提供要求を行い文書Bを読
む。 (3)利用者1が文書Bの Mosaic という語句から文書
Aへのリンク付け要求を行う。 (4)利用者2が文書Bの Chimera という語句から文
書Cへのリンク付け要求を行う。 という場合を想定する。
【0061】利用者1は文書Bの50から55バイト目
をリンク位置とするリンク要求を行う。利用者1が文書
提供要求により入手した文書とリンクがなされるときの
対象となる文書は同一であるので、正しい位置にリンク
付けができる。
【0062】利用者2は文書Bの58から64バイト目
をリンク位置とするリンク要求を行う。この要求が受諾
されるのは利用者1の要求が受諾された後であり、利用
者1のリンク付けにより図12に示すように Chimera
という語句よりも前に <A HREF="www.u-tokyo.ac.jp/li
b/mosaic.html">Mosaic</A> の38バイトが挿入される
ため、文書中でのリンク対象文字列の位置がずれ正しい
位置にリンク付けができない。
【0063】これを防止するためには、文書毎にバージ
ョン番号を記録し、リンク付け要求はリンク元文書のバ
ージョン番号を指定して行い、サーバプログラムの要求
処理手段は、リンク付け要求が指定したバージョン番号
の文書を想定してリンク付け要求を反映させ、一つのリ
ンク付け要求を反映させる毎にバージョン番号を一つず
つ増やせば良い。
【0064】本実施例における文書の形式を図19に示
す。第1行目の <Link> とは、他の文書から本文書への
リンク付け要求を受けてリンク付けを行ってよいことを
示す。第2行目の <version 0> とは、本文書のバージ
ョン番号が 0 であることを示す。これはリンク付け要
求に基づくリンク付けがなされていない文書であること
を示す。
【0065】サーバプログラム1は、本文書に対するリ
ンク付け要求がない状態で利用者1、2による文書Bの
提供要求を受けると、図19に示す文書をそのまま提供
する。
【0066】図20はリンク付け要求プログラム3から
サーバプログラム1に送信するリンク付け要求パケット
の例である。リンク元文書のバージョン番号を付してリ
ンク付け要求が送られる。
【0067】図21はサーバプログラムが利用者1に続
き利用者2のリンク付け要求パケットを受理して記録し
た状態での要求パケット記録状態の図である。各々のパ
ケットの第1フィールドとしてリンク元文書のバージョ
ン番号 0 が記録されている。
【0068】本文書に対する提供要求があると、サーバ
プログラムの要求処理手段12では、記録されている順
番に要求の反映を行う。要求が指定したバージョン番号
の文書に対するリンク付けを行い、一つのリンク付け要
求を反映させる毎に文書のバージョン番号を一つ増や
す。
【0069】図22は、利用者1、利用者2のリンク付
け要求パケットを処理し終った時の提供文書の例であ
る。バージョン番号は 2 となり、双方の要求とも正し
い位置にリンク付けがなされた文書が作成できる。 (第3の実施例)本実施例は請求項1、2、及び、5、
6に対応する。
【0070】第1、2の実施例では、サーバプログラム
1にてリンク付けを行った結果の文書をクライアントプ
ログラム2に与えていた。このため、リンク付け要求機
能をもたない従来の文書提供方式にて使用しているクラ
イアントプログラムをそのまま利用できるという利点が
ある。
【0071】もう一つの方式として、サーバプログラム
1ではリンク付け要求の記録のみを行い、文書提供要求
があったら該当文書及びその文書に対するリンク付け要
求をクライアントプログラム2に与え、クライアントプ
ログラム2にてリンク付け要求を反映するよう文書を編
集して画面に表示しても良い。本実施例はこのための例
を示す。
【0072】リンク付け要求プログラム3およびリンク
付け要求パケットの仕様は実施例1と同じで良い。サー
バプログラム1およびクライアントプログラム2の動作
が異なる。
【0073】図23はサーバプログラム1の文書提供要
求時の動作を示すフローチャートである。リンク付け要
求時には第1の実施例の図9と同様にリンク付け要求を
記録しておけば良い。リンク付け要求の記録形式も同等
である。
【0074】文書提供要求に対する動作が図10とは異
なる。提供を要求されている文書に対するリンク付け要
求があるかどうかを判別する(S99)。もしあれば、
提供を要求されている文書とそれに対するリンク付け要
求の双方を文書入出力手段13により読み出す(S23
1)。さもなければ、提供を要求されている文書を読み
出す(S232)。そして通信手段11により読みだし
た文書を、S231の場合は読みだしたリンク付け要求
と共に送信する(S233)。
【0075】図24はクライアントプログラム2の動作
を示すフローチャートである。文書提供要求が成功する
と、文書が転送される。これらが要求文書だけであるか
要求文書に対するリンク付け要求があるかを判別する
(S246)。もしあれば、受信した文書に受信したリ
ンク付け要求に基づくリンク付け操作を行い、その結果
を文書表示手段22により表示する(S248)。なけ
れば受信した文書を表示する(S249)。これによ
り、第1、2の実施例と同等の効果が得られる。
【0076】第1の実施例では同じ文書に対する提供要
求とリンク付け要求が複数あった場合に、その順序によ
り正しい位置にリンク付けがなされないおそれがあっ
た。このため、第2の実施例に示したように文書のバー
ジョンを管理することによりこの問題を解決する必要が
あった。本実施例では、クライアント側にリンク付け要
求を反映させていないオリジナルの文書が与えられるた
め、リンク付け要求の位置は全てオリジナルの文書の位
置にて指定すれば良い。これにより正しい位置にリンク
付けを行うことができる。
【0077】なお、第1の実施例に対する変形例1およ
び3と同等の変形例は本実施例に対しても適用できる。
本特許は第3の実施例に対し、第1の実施例に対する変
形例1および3と同等の作用を及ぼした例も包含する。
【0078】本実施例では、リンク付け要求機能をもた
ない従来の文書提供方式にて使用しているクライアント
プログラムを変更することなく利用することはできな
い。しかし、リンク付け要求の反映していない元の文書
がクライアントプログラムに与えられるため、リンク付
け要求反映前の文書の表示を行うなど利用者の希望にあ
わせた表示がしやすくなるという利点がある。
【0079】なお、第1から第3の実施例では、リンク
付けをする語句の開始位置と終了位置をその文書におけ
る先頭からのバイト数で指定したが、リンク位置の指定
はこの方法に留まらない。たとえば、リンク付けをする
文字列そのものを送信しても良い。受信側では該当文書
を先頭から検索し、指定された文字列を発見したらこれ
をリンク位置と考えれば良い。発見できない場合は失敗
とみなす。一般に文書には同一文字列が複数回使用され
ている可能性があるが、該当文書において該文字列が何
回目に出現するかを合わせて指定すれば、リンク位置を
一意に指定することができる。例えば、送信側が Mosai
c という文字列の2回目と指定すれば、受信側は該当文
書を先頭から検索し、2回目に出現した Mosaic という
文字列をリンク位置と考えれば良い。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば提
供文書の内容を改ざんされる恐れがなく、不特定多数が
計算機に侵入することによるセキュリティ低下の問題を
起こさず、しかも文書提供者による繁雑なリンク付け処
理を必要とせずに、他の文書から指定した文書に対しリ
ンク付けを行うことのできる文書提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の全体の構成を示す図。
【図2】 第1の実施例で取りあげる文書間のリンク付
けを示す図。
【図3】 リンク付け前の文書の例を示す図。
【図4】 文書間のリンクの種類を示す図。
【図5】 リンク付け要求プログラムのフローチャー
ト。
【図6】 リンク付け要求パケットの例を示す図。
【図7】 クライアントプログラムのフローチャート。
【図8】 文書提供要求パケットの例を示す図。
【図9】 サーバプログラムのフローチャート。
【図10】 サーバプログラムのフローチャート。
【図11】 記憶装置に記録されているリンク付け要求
パケットの例を示す図。
【図12】 リンク付け後の文書の例を示す図。
【図13】 リンク先文書の例を示す図。
【図14】 リンク付け要求パケットの例を示す図。
【図15】 サーバプログラムのフローチャート。
【図16】 サーバプログラムのフローチャート。
【図17】 変形例の全体の構成を示す図
【図18】 第2の実施例で取りあげる文書間のリンク
付けを示す図。
【図19】 リンク付け前の文書の例を示す図。
【図20】 リンク付け要求パケットの例を示す図。
【図21】 記憶装置に記録されているリンク付け要求
パケットの例を示す図。
【図22】 リンク付け後の文書の例を示す図。
【図23】 サーバプログラムのフローチャート。
【図24】 クライアントプログラムのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…サーバプログラム 2…クライアントプログラム 3…リンク付け要求プログラム 4…記憶装置 11、21、31…通信手段 12、24、33…要求処理手段 13…文書入出力手段 22…文書表示手段 23、32…ユーザ入力受理手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の文書を記憶し、 この第1の文書からこれと異なる第2の文書へのリンク
    付け要求を受信した場合に、このリンク付け要求により
    示されるリンクの情報を前記第1の文書に対応付けて記
    憶し、 前記第1の文書の提供要求を受信した場合に、前記リン
    クの情報を含めて前記第1の文書を提供することを特徴
    とする文書提供方法。
  2. 【請求項2】前記リンクの情報の記憶は、予め定められ
    た許諾条件に従って前記リンク付け要求の諾否を判定
    し、この判定結果に従って行うことを特徴とする請求項
    1記載の文書提供方法。
  3. 【請求項3】前記第1の文書の記憶は、文書毎にバージ
    ョン番号を記録して行い、 前記リンク付け要求は、前記第1の文書のバージョン番
    号の指定を含み、 前記リンクの情報の記憶に応じて、前記第1の文書のバ
    ージョン番号を更新し、 前記リンクの情報を含めた前記第1の文書の提供は、リ
    ンク付け要求により指定されたバージョン番号の第1の
    文書の相当する位置に対するリンクの情報を含めるもの
    であることを特徴とする請求項1記載の文書提供方法。
  4. 【請求項4】文書を記憶する記憶手段と、 他プログラムからの前記記憶手段に記憶された文書から
    別の文書へのリンク付け要求を受信する第1の受信手段
    と、 この受信されたリンク付け要求に基づいて前記記憶手段
    に記憶された文書を変更処理する第1の要求処理手段
    と、 他プログラムからの前記記憶手段に記憶された文書の提
    供要求を受信する第2の受信手段と、 この受信された文書提供要求に応じて第1の要求処理手
    段により変更された文書を前記他プログラムへ向けて送
    信処理する第2の要求処理手段とを具備することを特徴
    とする文書提供装置。
  5. 【請求項5】文書を記憶する記憶手段と、 他プログラムからの前記記憶手段に記憶された文書から
    別の文書へのリンク付け要求を受信する第1の受信手段
    と、 この受信されたリンク付け要求を前記記憶手段に記憶さ
    れた文書に対応付けて記憶処理する第1の要求処理手段
    と、 他プログラムからの前記記憶手段に記憶された文書の提
    供要求を受信する第2の受信手段と、 この受信された文書提供要求に応じて第1の要求処理手
    段により記憶されたリンク付け要求を前記文書と共に前
    記他プログラムへ向けて送信処理する第2の要求処理手
    段とを具備することを特徴とする文書提供装置。
  6. 【請求項6】文書及びこの文書から別の文書へのリンク
    付け情報を記憶する記憶手段を管理する他プログラム
    へ、前記記憶手段に記憶された文書の提供要求を送信す
    る送信手段と、 この文書提供要求に応じて送信される前記文書及び前記
    リンク付け情報を前記他プログラムから受信する受信手
    段と、 この受信された文書を受信された前記リンク付け情報に
    基づいて変更処理する処理手段とを具備することを特徴
    とする文書要求装置。
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