JPH0824843A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH0824843A
JPH0824843A JP6164387A JP16438794A JPH0824843A JP H0824843 A JPH0824843 A JP H0824843A JP 6164387 A JP6164387 A JP 6164387A JP 16438794 A JP16438794 A JP 16438794A JP H0824843 A JPH0824843 A JP H0824843A
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JP
Japan
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filter
water
solar cell
battery
water purifier
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JP6164387A
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Inventor
Hiroyuki Goto
弘之 後藤
Isamu Shigeta
勇 重田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池交換の煩わしさを解消するとともに、フ
ィルタ10の交換に伴うメンテナンスコストを大幅に低
減すること。 【構成】 浄水器1は、脱着可能に結合される電池ユニ
ットDとフィルタユニットFとから成る。電池ユニット
Dは、低電圧を発生する太陽電池2と、この太陽電池2
で発生した電気エネルギを蓄える蓄電器3と、プラス側
電極4およびマイナス側電極5とを備え、電池ケース6
に一体に収容されている。フィルタユニットFは、導電
性のフィルタ10と、このフィルタ10を収容する円筒
形状のフィルタケース9と、水の流入口11aおよび吐
出口11bが形成された下部ケース11とから成る。導
電性のフィルタ10は、太陽電池2のエネルギを蓄えた
蓄電器3よりプラス側電極4およびマイナス側電極5を
介して低電圧が印加されることにより、フィルタ10内
での微生物の繁殖が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を浄化する装置に関
し、特に低電圧によってフィルタ内の微生物の発生を抑
える低電圧印加式の浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、導電性のフィルタに低電圧
(0.7〜1.5V)を印加することで、フィルタ内に
微生物が繁殖するのを防止した低電圧印加式の浄水器が
提案されている(特開平2−207883号公報参
照)。この浄水器は、導電性フィルタに低電圧を印加す
るための電源として電池を使用するものであり、電池の
電圧を検出して電池の交換時期を使用者に知らせる交換
時期検出手段を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の浄水
器は、交換時期検出手段によって使用者が電池の交換時
期を適切に知ることはできるが、消耗した電池を交換す
る煩わしさを解消することはできない。また、フィルタ
の交換時には、フィルタを収容するろ過ユニットを交換
することになるが、ろ過ユニットには、フィルタだけで
なくフィルタに通電するための電極、交換時期検出手段
を構成する回路基板、および交換時期を知らせる表示器
等が一体に組み込まれており、これらの部品をろ過ユニ
ット毎交換して廃棄することになるため、メンテナンス
コストが非常に高くつく。
【0004】但し、この浄水器は、水の流れによって回
転する水車を備え、この水車の回転によって電力を発生
する発電機を設けることで電池交換を不要とする技術が
開示されているが、この場合、部品点数および組付け工
数の増加に伴ってコストが高くなるとともに、構造が複
雑になることでフィルタ単体での交換が困難になり、実
用的でないと言える。本発明は、上記事情に基づいて成
されたもので、その目的は、電池交換の煩わしさを解消
するとともに、メンテナンスコストを大幅に低減するこ
とのできる低電圧印加式の浄水器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、水が流れる水路を形成す
るケース本体と、前記水路を流れる水をろ過する導電性
のフィルタと、光エネルギを電気エネルギに変換する太
陽電池と、この太陽電池を収容する電池ケースと、前記
太陽電池を電源として前記フィルタに通電する一対の電
極とを備え、前記ケース本体に前記フィルタを収容して
フィルタユニットを構成するとともに、前記電池ケース
に前記一対の電極を保持して電池ユニットを構成し、前
記フィルタユニットと前記電池ユニットとが脱着可能に
組付けられたことを技術的手段とする。
【0006】請求項2では、請求項1に記載された浄水
器において、前記フィルタに帯電した電荷の逆流を防止
する逆流防止手段を備え、この逆流防止手段が前記電池
ケースに収容されたことを特徴とする。
【0007】請求項3では、請求項1に記載された浄水
器において、前記太陽電池で発生した電気エネルギを蓄
える蓄電手段を備え、この蓄電手段が前記電池ケースに
収容されたことを特徴とする。
【0008】請求項4では、請求項1〜3に記載された
何れかの浄水器において、前記一対の電極は、前記フィ
ルタと電気的に接続されたプレス側電極と、前記水路を
流れる水を介して前記フィルタと電気的に接続されたマ
イナス側電極とから成ることを特徴とする。
【0009】請求項5では、請求項1〜4に記載された
何れかの浄水器において、前記電池ケースは、少なくと
も前記太陽電池の上部側が、光を透過する透過性カバー
によって形成されたことを特徴とする。
【0010】請求項6では、請求項1〜5に記載された
何れかの浄水器において、前記逆流防止手段は、前記電
極と前記太陽電池との間に介在されたダイオードである
ことを特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】上記構成より成る本発明の浄
水器は、電池ケースに収容された太陽電池を電源とし
て、一対の電極を介して導電性のフィルタに低電圧が印
加される。このため、従来のように電池の消耗による電
池交換が不要となり、電池交換に伴う煩わしさを解消す
ることができる。
【0012】また、この浄水器は、ケース本体にフィル
タを収容して構成されるフィルタユニットと、太陽電池
を収容する電池ケースに一対の電極を保持して構成され
る電池ユニットとから成り、そのフィルタユニットと電
池ユニットとが脱着可能に組付けられている。従って、
フィルタを交換する必要が生じた時には、フィルタユニ
ットと電池ユニットとを分割して、フィルタユニットの
み交換することができる。これにより、電池ユニットは
そのまま継続して使用することができるため、メンテナ
ンスコストを最小限に抑えることが可能である。
【0013】なお、請求項2に示すように、フィルタに
帯電した電荷の逆流を防止する逆流防止手段(例えばダ
イオード)を備えることにより、夜間等で太陽電池から
電力を得られない時でも、フィルタが帯電した状態を保
つことができるため、そのフィルタの帯電圧によってフ
ィルタ内での微生物の繁殖を抑えることができる。
【0014】または、請求項3に示すように、太陽電池
で発生した電気エネルギを蓄える蓄電手段(例えばコン
デンサ)を備えることにより、上記のように夜間等で太
陽電池から電力を得られない時でも、蓄電手段に蓄えら
れた電力を利用してフィルタに通電することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の浄水器の第1実施例を図1〜
図8に基づいて説明する。図1は浄水器の断面図(図2
のA−A線に沿う断面図)、図2は浄水器の上面図、図
3は図2のB−B線に沿う断面図である。本実施例の浄
水器1は、脱着可能な電池ユニットD(図4参照)とフ
ィルタユニットF(図5参照)とから成り、図6および
図7に示すように、ホルダ200を介して水道蛇口30
0に取り付けられる。
【0016】ホルダ200は、ナット210によって水
道蛇口300に締め付け固定され、外側に取り付けられ
たハンドル220の回動操作によって、水道蛇口300
より供給された水道水を浄水器1を通して流す「浄水器
側」と、浄水器1を通さないで流す「原水側」とに切り
替えることができる。また、「原水側」の場合は、水流
を原水ストレートと原水シャワーとに切り替えることが
できる。
【0017】(電池ユニットDの説明)電池ユニットD
は、図4に示すように、太陽電池2、蓄電器3(本発明
の蓄電手段)、一対の電極4、5、および電池ケース6
より構成される。太陽電池2は、光エネルギを電気エネ
ルギに変換して低電圧(例えば0.6〜2V)を発生す
る。蓄電器3(例えばコンデンサ)は、太陽電池2の下
面より突出する正極側のリード部2aと負極側のリード
部2bとの間に電気的に接続されて(図8参照)、太陽
電池2で発生した電気エネルギを蓄える。一対の電極
4、5は、太陽電池2の正極側リード部2aに接続され
るプラス側電極4と、太陽電池2の負極側リード部2b
に接続されるマイナス側電極5より成る。但し、マイナ
ス側電極5は、プラス側電極4より長く設けられてい
る。
【0018】電池ケース6は、蓄電器3および太陽電池
2を保持するベース部7と、光を透過する透明カバー8
(本発明の透過性カバー)とから成る。ベース部7に
は、円筒状の電極保持部7a、7bがベース部7の下方
に突出して設けられている。電極保持部7aは、その内
部に挿通されたプラス側電極4を保持し、電極保持部7
bは、その内部に挿通されたマイナス側電極5を保持す
る。なお、電極保持部7a、7bに挿通された各電極
4、5は、それぞれ先端部が電極保持部7a、7bより
突出した状態で保持されている。透明カバー8は、太陽
電池2に光を当てるために太陽電池2の上部を覆い、ベ
ース部7の外周壁7cに超音波溶着等により接合されて
いる。
【0019】(フィルタユニットFの説明)フィルタユ
ニットFは、図5に示すように、円筒形状のフィルタケ
ース9と、このフィルタケース9に収容されるフィルタ
10と、フィルタケース9に組付けられる下部ケース1
1とから構成される。なお、本発明の本体ケースは、フ
ィルタケース9と下部ケース11とから構成される。
【0020】フィルタケース9は、円筒外周壁9aの内
周上方側に、収容するフィルタ10の上端位置を規制す
る仕切壁9bが設けられるとともに、この仕切壁9bと
一体に嵌合筒9c、嵌合筒9d、および流出筒9e(図
3参照)が設けられている。仕切壁9bには、嵌合筒9
cと嵌合筒9d、および流出筒9eとの間に水道水を通
すための通過口9fが形成されており、フィルタ10で
ろ過された水道水は、この通過口9fを通って仕切壁9
bの上方側へ流れる。
【0021】嵌合筒9cおよび嵌合筒9dには、電池ユ
ニットDとフィルタユニットFとを結合した時に、ベー
ス部7の電極保持部7aおよび電極保持部7bがそれぞ
れ嵌合する。但し、嵌合筒9cは、仕切壁9bの上方側
のみに突出するが、嵌合筒9dは、仕切壁9bの上方側
とともに下方側へも突出し、その下方側は円筒外周壁9
aの下端位置まで達する(図5参照)。なお、嵌合筒9
cと電極保持部7aとの間、および嵌合筒9dと電極保
持部7bとの間は、それぞれ電極保持部7aおよび電極
保持部7bの外周に装着されたOリング12、13によ
って液密にシールされる。流出筒9eは、フィルタ10
でろ過された水道水が流れる水路の一部を形成するもの
で、図3に示すように、仕切壁9bより下方へ突出して
設けられている。
【0022】フィルタ10は、電気を通す性質を備えた
活性炭素繊維で構成され、フィルタケース9の内周形状
に対応した円柱体を呈し、下端面に配されたプレート1
4を介してフィルタケース9に装着されている。但し、
フィルタ10の円筒中心よりずれた位置(図2参照)に
は、フィルタケース9の嵌合筒9dが挿通される第1貫
通孔(図示しない)と、流出筒9eが挿通される第2貫
通孔(図示しない)とが設けられている。
【0023】プレート14には、水道水を通すための通
過口14aが形成されており、ホルダ200を介して供
給された水道水は、この通過口14aを通ってフィルタ
10内を流れる。このプレート14は、図3に示すよう
に、中心よりずれた位置に円筒状の流水筒14bが形成
されて、この流水筒14bの上端部がフィルタケース9
の流出筒9e内に圧入固定されることで、フィルタケー
ス9内にフィルタ10を保持している。
【0024】下部ケース11は、水道水が流入する流入
口11aと、フィルタ10でろ過された水道水を吐出す
る吐出口11bとが設けられている。流入口11aは、
下部ケース11の側方にパイプ状に突出して設けられ
て、ホルダ200の接続口(図示しない)にOリング1
5を介して液密に嵌合される。また、流入口11aの内
部には、水道水の逆流を防止するゴム製の逆止弁16が
設けられている。吐出口11bは、下部ケース11の下
方にパイプ状に突出して設けられ、下部ケース11の内
部で、プレート14に設けられた流水筒14bの下端部
がOリング17を介して液密に嵌合される(図3参
照)。この下部ケース11は、フィルタケース9の円筒
外周壁9aに超音波溶着等により接合されている。
【0025】(電池ユニットDとフィルタユニットFと
の組付けについて説明する)電池ユニットDとフィルタ
ユニットFとは、電池ユニットDのベース部7に設けら
れた電極保持部7aおよび電極保持部7bと、フィルタ
ケース9に設けられた嵌合筒9cおよび嵌合筒9dとの
嵌合位置を合わせた状態で、ベース部7の外周壁7cを
フィルタケース9の円筒外周壁9aの内側へ押し込みな
がら嵌め込んで結合する。なお、ベース部7の外周壁7
cとフィルタケース9の円筒外周壁9aとの間は、Oリ
ング18によって液密にシールされる。
【0026】これにより、電極保持部7aに保持された
プラス側電極4は、電極保持部7aより突出する先端部
がフィルタ10内に入り込んだ状態でフィルタ10と電
気的に接続される。一方、電極保持部7bに保持された
マイナス側電極5は、フィルタ10と直接接触すること
なく、電極保持部7bより突出する先端部が下部ケース
11内に至る。
【0027】(浄水器1内の水の流れについて説明す
る)。下部ケース11の流入口11aより流入した水道
水は、逆止弁16を押し開きながら下部ケース11内の
空間A(図1参照)に流入する。空間Aが水道水で満た
された後、プレート14の通過口14aを通ってフィル
タ10を図1の下方から上方へ向かって流れる。フィル
タ10を通過してろ過された水道水は、フィルタケース
9の仕切壁9bに開口する通過口9fを通って仕切壁9
bと電池ケース6のベース部7との間に形成される空間
B(図1参照)へ流入した後、フィルタケース9の流出
筒9eおよびプレート14の流水筒14bを流れて下部
ケース11に設けられた吐出口11bより吐出される。
従って、本発明の水路は、流入口11a、空間A、フィ
ルタ10が配されるフィルタケース9内の空間、空間
B、流出筒9e、流水筒14b、および吐出口11bよ
り形成される。
【0028】次に、本実施例の作用を説明する。水道蛇
口300の水栓(図示しない)を開き、ホルダ200の
ハンドル220を「浄水器側」へ切り替えることによ
り、水道蛇口300より吐出した水道水は、浄水器1を
通って使用者に供給される。この時、浄水器1を流れる
水道水は、フィルタ10を通過する際に水道水に含まれ
る無機質、有機質、塩素等が取り除かれる。水道蛇口3
00の水栓を閉じる(あるいはホルダ200のハンドル
220を「原水側」へ切り替えた場合)と、浄水器1内
の水の流れは無くなるが、仕切壁9bに開口する流出筒
9eの開口面より上流側の水路(つまり、流入口11
a、空間A、およびフィルタ10内)は水で満たされ
る。
【0029】従って、下部ケース11内の空間Aは、絶
えず水で満たされた状態となり、この空間Aに突出する
マイナス側電極5は、空間A内の水に晒されて接地され
た状態となる。これにより、導電性のフィルタ10に
は、太陽電池2を電源として、プラス側電極4およびマ
イナス側電極5を介して蓄電器3より常に低電圧(例え
ば0.6〜2V)が印加される。その結果、水道蛇口3
00の水栓を閉じて(あるいはホルダ200のハンドル
220を原水側へ切り替えた場合)、浄水器1内に水の
流れが無くなった場合でも、フィルタ10内での微生物
の繁殖を抑えることができる。
【0030】このように、本実施例では、太陽電池2を
使用することで、電池交換が不要となり、電池交換に伴
う煩わしさを解消することができる。また、電池交換を
必要とする従来品の場合は、電池の交換時に被水して電
極4、5やリード部2a、2bに錆が発生する虞がある
が、本実施例の浄水器1では、電池交換が不要であるこ
とから、上記のような被水による電極4、5およびリー
ド部2a、2bでの錆の発生をも防止することができ
る。
【0031】また、本実施例の浄水器1は、交換不要の
太陽電池2、蓄電器3、および一対の電極4、5を電池
ユニットDとして構成し、交換が必要なフィルタ10を
収容するフィルタユニットFと脱着可能に結合したこと
により、寿命によりフィルタ10を交換する必要が生じ
た時には、電池ユニットDとフィルタユニットFとを分
割して、フィルタユニットFのみを交換して電池ユニッ
トDはそのまま継続使用することができる。このため、
フィルタ10の交換に伴うメンテナンスコストを最低限
に抑えることができる。
【0032】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
9は第2実施例に係わる浄水器1の断面図である。本実
施例の浄水器1は、第1実施例に示した蓄電器3を持た
ないもので、太陽電池2とプラス側電極4との間にダイ
オード19が配されている。このダイオード19は、夜
間等で太陽電池2から電力を得られない時に、それまで
フィルタ10に帯電した電荷が太陽電池2を通ってマイ
ナス側電極5へ逆流するのを防止するものである。その
回路図を図10に示す。
【0033】これにより、本実施例では、就寝後の消灯
時等で太陽電池2から電力を得られない時でも、ダイオ
ード19によって電気の逆流を防止することにより、フ
ィルタ10が帯電された状態を保つことができるため、
そのフィルタ10の帯電圧によってフィルタ10内での
微生物の繁殖を抑えることが可能である。なお、本実施
例の場合、ダイオード19を太陽電池2とマイナス側電
極5との間に配置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浄水器の断面図(図2のA−A線に沿う断面
図)である。
【図2】浄水器の上面図である。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】電池ユニットの断面図である。
【図5】フィルタユニットの断面図である。
【図6】浄水器の取付け状態を示す上面図である。
【図7】浄水器の取付け状態を示す側面図である。
【図8】第1実施例の回路図である。
【図9】第2実施例に係わる浄水器の断面図である。
【図10】第2実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 浄水器 2 太陽電池 3 蓄電器(蓄電手段) 4 プラス側電極 5 マイナス側電極 6 電池ケース 8 透明カバー(透過性カバー) 9 フィルタケース(ケース本体) 10 フィルタ 11 下部ケース(ケース本体) 19 ダイオード(逆流防止手段) D 電池ユニット F フィルタユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水が流れる水路を形成するケース本体と、 前記水路を流れる水をろ過する導電性のフィルタと、 光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池と、 この太陽電池を収容する電池ケースと、 前記太陽電池を電源として前記フィルタに通電する一対
    の電極とを備え、 前記ケース本体に前記フィルタを収容してフィルタユニ
    ットを構成するとともに、前記電池ケースに前記一対の
    電極を保持して電池ユニットを構成し、前記フィルタユ
    ニットと前記電池ユニットとが脱着可能に組付けられた
    ことを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】前記フィルタに帯電した電荷の逆流を防止
    する逆流防止手段を備え、この逆流防止手段が前記電池
    ケースに収容されたことを特徴とする請求項1に記載さ
    れた浄水器。
  3. 【請求項3】前記太陽電池で発生した電気エネルギを蓄
    える蓄電手段を備え、この蓄電手段が前記電池ケースに
    収容されたことを特徴とする請求項1に記載された浄水
    器。
  4. 【請求項4】前記一対の電極は、前記フィルタと電気的
    に接続されたプラス側電極と、前記水路を流れる水を介
    して前記フィルタと電気的に接続されたマイナス側電極
    とから成ることを特徴とする請求項1〜3に記載された
    何れかの浄水器。
  5. 【請求項5】前記電池ケースは、少なくとも前記太陽電
    池の上部側が、光を透過する透過性カバーによって形成
    されたことを特徴とする請求項1〜4に記載された何れ
    かの浄水器。
  6. 【請求項6】前記逆流防止手段は、前記電極と前記太陽
    電池との間に介在されたダイオードであることを特徴と
    する請求項1〜5に記載された何れかの浄水器。
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