JPH08244770A - 注ぎ口をシールできる缶体の蓋 - Google Patents

注ぎ口をシールできる缶体の蓋

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JPH08244770A
JPH08244770A JP7079914A JP7991495A JPH08244770A JP H08244770 A JPH08244770 A JP H08244770A JP 7079914 A JP7079914 A JP 7079914A JP 7991495 A JP7991495 A JP 7991495A JP H08244770 A JPH08244770 A JP H08244770A
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JP
Japan
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lid
discharge opening
tab
spout
pull
Prior art date
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Pending
Application number
JP7079914A
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English (en)
Inventor
Takako Yamamoto
隆子 山本
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Original Assignee
Individual
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Pending legal-status Critical Current

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  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 清涼飲料やビール等の缶を開封後、注ぎ口を
シールできる缶体の蓋 【構成】 蓋の中心部にビスによりプルトップ片を回動
自在に取りつけると共に該プルトップ片の根本部には、
注ぎ口用フタが、蓋の上面に切込を入れて形成されてお
り、該プルトップ片の下部には、注ぎ口と殆ど同一形状
のシールフタが固着されている。 【効果】 飲用途中の飲料をシールした状態で一時保管
できる。このシールは特に乗り物の乗車中に有効であ
り、乗用車、電車、バス等の車中における振動に対して
も十分に機密性を保つことができる。従って、走行中に
缶が転倒しても内容物が漏出することがない。また、家
庭内においても清涼飲料やビールだけでなく炭酸系の飲
料等を途中で飲用中止し、1両日中程度保管する場合に
おいても炭酸等が抜けることなく保管が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,清涼飲料やビール等
の缶を開封後、注ぎ口をシールできる缶体の蓋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料やビール等を封入するた
めの容器として鉄製或はアルミ製の缶が用いられてい
る。これらの缶の蓋にはプルトップ片が付いており、こ
のプルトップ片を指先で持ち上げると注ぎ口が開口す
る。このプルトップ片には蓋から完全に切除されるもの
と、蓋に一部を接続したままで飲用できるものとがあ
る。しかしながら、いずれの方式であっても、一旦開口
した注ぎ口をシール(密閉)することは不可能であるた
め、途中で飲用を中断する時の一時保管方法に困ってい
た。これを解決するために実開平5−7632号公報に
よる蓋付き開栓罐及び実開平6−8233号公報による
缶体の蓋が開示されている。前者はプルトップ片を引っ
張ることにより、反対側片が、罐頂部面の一部を、プル
トップ片の反対端部を押して開けるプルトップ型の開栓
罐において、該プルトップ片を止める軸部材を利用し
て、前記罐の頂部面の上で、該プルトップ片と該罐頂部
面の間に、該罐頂部面をほぼ全面を覆うような、該頂部
面と殆ど同型の外蓋板を取り付け、該外蓋板は該軸部材
の周りに回転自由であり、更に該外蓋板のうち、該プル
トップ片で開ける部分に開口部が設けられているもので
ある。後者のものは環状フランジ部と、その内側に形成
される溝部と、これらに囲まれるパネル部とから成り、
パネル部に設けられた注ぎ口の開口部に、開口部をシー
ルするキャップを嵌合した缶体の蓋において、前記キャ
ップの外周に、キャップを補強する補強リングを嵌合し
たものである。また、前記キャップは、パネル部のリベ
ットを中心に枢動可能であるアーム端部に連結されてい
る。また、前記補強リングはキャップと一体成形されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記考
案によるものはそれぞれ次に示すような問題点をもって
いる。実開平5ー7632号公報による蓋付き開栓罐
は、蓋部分が外蓋板と罐上面板との2枚合わせとなって
おり、加工が複雑となり製作コストも増加する。その
上、外蓋板と罐上面板とは単に2枚を重ね合わせただけ
であるから、完全にはシールができていない。そのため
缶本体が横向き或は上下逆さまになると、缶内部の残留
飲料が外蓋板と罐上面板との間を通って漏出する。一
方、実開平6−8233号公報による缶体の蓋は、缶の
内容物を完全にシールすることを目的として考案された
ものであるため、蓋が非常に複雑な構造となっている。
即ち、パネル部のリベットを中心に枢動可能であるアー
ム端部に、注ぎ口をシールするキャップを連結すると共
に、このキャップを補強する補強リングをキャップと一
体成形したもので、使用時には補強リングを折り返して
キャップに被せる構造となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による注ぎ口をシールできる缶体の蓋は、蓋
の中心部にビスによりプルトップ片を回動自在に取り付
けると共に、該プルトップ片の根本部には、注ぎ口用フ
タが、蓋の上面に切込を入れて形成されており、該プル
トップ片の下部には、注ぎ口と殆ど同一形状のシールフ
タが固着されている。
【0005】
【作用】この発明による注ぎ口をシールできる缶体の蓋
は、上記のように構成されているから、清涼飲料やビー
ル等を飲む時は、図1に示すプルトップ片3の孔6を指
で持ち上げるとプルトップ片3の根本部9が押し下げら
れ、これにより注ぎ口用フタ4に蓋1の内側へ折れ曲が
ろうとする力が加わる。蓋1と注ぎ口用フタ4とは予め
切込5が形成された状態で接続されているから、図3に
示すように、前記の押し下げ力により切込5が切断さ
れ、注ぎ口用フタ4は蓋1の内側に折れ曲がり注ぎ口7
が開口する。次にプルトップ片3を押し下げて元の状態
に戻しても、注ぎ口用フタ4は蓋1の内側に折れ曲がっ
た状態を保持する。この状態で注ぎ口7から内容物を飲
むことができるが、途中で飲用を一時中止する場合は、
図2に示すようにビス2を中心にしてプルトップ片3を
180度回転すると、シールフタ8が注ぎ口7の丁度上
面に移動する。この状態においてプルトップ片3を押し
下げると、図5に示すようにプルトップ片3の下部に固
着されたシールフタ8が注ぎ口7に嵌合され、内容物は
シールされこぼれることがない。
【0006】
【実施例】以下、この発明をその実施例を示す図に基づ
いて説明する。図1は本発明の缶体の蓋の平面図、図2
は注ぎ口に嵌合してシールした状態を示す平面図、図3
はプルトップ片を持ち上げた状態を示す蓋の断面図、図
4は図1のAーA線断面図、図5は図2のB−B線断面
図である。図において蓋1は円板状に形成し、その中心
部にビス2によってプルトップ片3を取り付ける。プル
トップ片3の根本部9には注ぎ口用フタ4が接してお
り、この注ぎ口用フタ4の外周は一部を除いて蓋1に切
込5を入れて形成している。プルトップ片3はビス2に
よって回動自在に蓋1に取り付けられており、プルトッ
プ片3の先端近辺には指で持ち上げるための孔6が貫設
されている。またプルトップ片3の下部には、注ぎ口7
と同一形状のシールフタ8が固着されている。このシー
ルフタ8はゴム、軟質プラスチック、ビニール或は発泡
スチロール等で作られており、アルミニウムの缶はアル
ミニウムでできた蓋、鉄の缶には鉄でできた蓋が取り付
けられる。ビス2を中心にしてプルトップ片3を180
度回転すると、シールフタ8が注ぎ口7の丁度上面にく
る位置に形成する。
【0007】清涼飲料やビールを飲む場合は、図1に示
すプルトップ片3の孔6を指で持ち上げるとプルトップ
片3の根本部9が押し下げられ、これにより注ぎ口用フ
タ4に蓋1の内側へ折れ曲がろうとする力が加わる。蓋
1と注ぎ口用フタ4とは予め切込5が形成された状態で
接続されているから、図3に示すように、前記の押し下
げ力により切込5が切断され、注ぎ口用フタ4は蓋1の
内側に折れ曲がり注ぎ口7が開口する。次にプルトップ
片3を押し下げて元の状態に戻しても、注ぎ口用フタ4
は蓋1の内側に折れ曲がった状態を保持する。この状態
で注ぎ口7から内容物を飲むことができるが、途中で飲
用を一時中止する場合は、図2に示すようにビス2を中
心にしてプルトップ片3を180度回転すると、シール
フタ8が注ぎ口7の丁度上面に移動する。この状態にお
いてプルトップ片3を押し下げると、図5に示すように
プルトップ片3の下部に固着されたシールフタ8が注ぎ
口7に嵌合され、内容物はシールされこぼれることがな
い。再度飲用する場合には、プルトップ片3を指で持ち
上げてビス2を中心に180度回転させると、注ぎ口7
が再び開口し飲用できる状態となる。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明による注ぎ口をシ
ールできる缶体の蓋を用いれば、飲用途中の飲料をシー
ルした状態で一時保管できる。このシールは特に乗り物
の乗車中に有効であり、乗用車、電車、或はバス等の車
中における振動に対しても十分に密封性を保つことがで
きる。従って、走行中に缶が転倒しても内容物が漏出す
ることがない。また、家庭内においても清涼飲料やビー
ルだけでなく、炭酸系の飲料等を途中で飲用中止し、1
両日程度保管する場合においても炭酸等が抜けることな
く保管が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶体の蓋の平面図である。
【図2】注ぎ口に嵌合してシールした状態を示す平面図
【図3】プルトップ片を持ち上げた状態を示す蓋の断面
【図4】図1のAーA線断面図
【図5】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 蓋 2 ビス 3 プルトップ片 4 注ぎ口用フタ 5 切込 6 孔 7 注ぎ口 8 シールフタ 9 根本部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋の中心部にビスによりプルトップ片を回
    動自在に取り付けると共に、該プルトップ片の根本部に
    は、注ぎ口用フタが、蓋の上面に切込を入れて形成され
    ており、該プルトップ片の下部には、注ぎ口と殆ど同一
    形状のシールフタが固着されていることを特徴とする注
    ぎ口をシールできる缶体の蓋。
JP7079914A 1995-03-09 1995-03-09 注ぎ口をシールできる缶体の蓋 Pending JPH08244770A (ja)

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JP7079914A JPH08244770A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 注ぎ口をシールできる缶体の蓋

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JPH08244770A true JPH08244770A (ja) 1996-09-24

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ID=13703568

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