JPH08244376A - 多層型転写画像形成材料の製造方法 - Google Patents

多層型転写画像形成材料の製造方法

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JPH08244376A
JPH08244376A JP8192595A JP8192595A JPH08244376A JP H08244376 A JPH08244376 A JP H08244376A JP 8192595 A JP8192595 A JP 8192595A JP 8192595 A JP8192595 A JP 8192595A JP H08244376 A JPH08244376 A JP H08244376A
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Application number
JP8192595A
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Inventor
Saburo Hiraoka
三郎 平岡
Nobumasa Sasa
信正 左々
Tetsuya Taniguchi
哲哉 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、多層型転写画像形成材料の各層間の
混じり合いを防止すること、並びに貼り合わせにより製
造された多層型転写画像形成材料の耐ブロッキング性の
向上を図ることを目的とする。 【構成】本発明は、支持体上に、最上層が保護層であ
り、保護層以外の少なくとも一層が色材を含み、少なく
とも一層が感光性組成物を含む多層型転写画像形成材料
の製造方法において、仮支持体上に保護層ついで少な
くとも一層を積層する工程、支持体上に残りの層を積
層する工程、で設けられた層とで設けられた層を
貼り合わせる工程、仮支持体−保護層界面で仮支持体
を剥離する工程、により製造されることを特徴とする多
層型転写画像形成材料の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープルーフの作成
やディスプレイなどに利用される多層型転写画像形成材
料の製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】転写型画像形成材料の性能を向上させる
方法として、各々、機能を発現する層を積層する多層化
が考えられてきた。多層化の方法として、複数の塗布液
を支持体上に塗布し乾燥する方法、乾燥状態もしくは湿
潤状態の層の上に塗布液を塗布し乾燥する方法等が考え
られる。しかし塗布によって作成された多層型転写画像
形成材料は層間の混じり合いが少なからず発生してしま
い、期待した性能が得られないことが多い。
【0003】特開昭63−70250号には、最下層以
外の塗布層を被塗布基材の表面と塗布装置が接触しない
塗布方法(カーテン塗布方法等)で塗布する技術が開示
されているが、この技術は隣接する層の溶剤が同一、も
しくは塗布溶剤に溶解する成分が基材に含まれている場
合には各層間の混じり合いを防ぐことはできない。また
上記の問題点を解決する方法として貼り合わせによる製
造方法も考えられている。
【0004】特願平6−138360号では、剥離層を
有す支持体上に積層された中間材料Aと支持体上に設け
られた中間材料Bを貼り合わせ、剥離層−中間材料界面
で剥離する転写型画像形成材料の製造方法が提案されて
いる。
【0005】一方、貼り合わせにより作成される転写型
画像形成材料においては、貼り合わせ面の仕上がり具合
がその性能に影響を及ぼすことが多い。貼り合わせ面仕
上がりを美しくするためには、貼り合わせに使用される
部材の温度を高くして、圧着することが考えられる。
【0006】一般に高温下で貼り合わせを行う場合、支
持体のカールが問題となるが、転写画像形成材料におい
ては、見かけ上支持体にカールが発生していなくても、
4色転写画像を作成した場合、寸度ズレを生じてしまう
ことがある。
【0007】特開平5−273743号は寸度ズレ低減
のため、支持体の配向角を規定しているが、前記の如き
支持体は、塗布方式で転写型画像形成材料を作成した場
合、寸度ズレ低減に効果が認められたが、高温、圧力下
で貼り合わせにより転写型画像形成材料を作成した場
合、寸度ズレを生じてしまうことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、多層型転写画像形成材料の各層間の混じり合いを防
止すること、並びに貼り合わせにより製造された多層型
転写画像形成材料の耐ブロッキング性の向上を図ること
である。本発明の第2の目的は、濃度ムラ及びいわゆる
トンボズレの少ない多層型転写画像形成材料の製造方法
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多層型転写
画像形成材料の製造方法は、本発明1;支持体上に、最
上層が保護層であり、保護層以外の少なくとも一層が色
材を含み、少なくとも一層が感光性組成物を含む多層型
転写画像形成材料の製造方法において、仮支持体上に
保護層ついで少なくとも一層を積層する工程、支持体
上に残りの層を積層する工程、で設けられた層と
で設けられた層を貼り合わせる工程、仮支持体−保護
層界面で仮支持体を剥離する工程、により製造されるこ
とを特徴とする多層型転写画像形成材料の製造方法、本
発明2;前記第1項の仮支持体の保護層を塗設する表面
が粗面化されていることを特徴とする多層型転写画像形
成材料の製造方法、本発明3;各々支持体上に設けられ
た層を圧着により貼り合わせる転写型画像形成材料の製
造方法において、貼り合わせに使用される部材の温度
を、120℃以下の範囲で、且つ貼り合わせる面の温度
が貼り合わされる各層の軟化点のうち最も低い軟化点よ
り高い温度になる様に加熱することを特徴とする多層型
転写画像形成材料の製造方法、本発明4;各々支持体に
設けられた層を圧着により貼り合わせる転写型画像形成
材料の製造方法において、各層のうち、貼り合わせ時の
温度において少なくとも(色材を含む層のビッカース硬
度)>(色材を含まない層のビッカース硬度)の関係を
有する2層を含むことを特徴とする多層型転写画像形成
材料の製造方法、である。
【0010】
【発明の作用及び具体的構成】次に、本発明を具体的に
説明する。本発明により、各層間の混じり合いがなく、
性能の優れた多層型転写画像形成材料が得られた。また
剥離後の最上層が保護層となるために耐ブロッキング性
に優れた多層型転写画像形成材料が得られた。
【0011】また本発明2のように仮支持体の保護層塗
設面が粗面化されていることで更に耐ブロッキング性能
が向上した。
【0012】更に、本発明3のように、転写画像形成材
料を圧力下のもとで貼り合わせにより作成する際、貼り
合わせに使用される部材の温度が120℃を境に得られ
た転写画像形成材料の寸度ズレの程度に差が見られた。
本発明のような加熱温度条件のもとで転写画像形成材料
を作成した際、寸度ズレが低減できた。
【0013】また、貼り合わせに使用される部材の温度
が120℃以下で、貼り合わせ面仕上がりをきれいにす
るためには、温度を印加する時間を長くする、支持体厚
さを薄くする、貼り合わされる層の軟化点が低くなるよ
うに組成を配慮すること等が考えられるものの、これら
に限定されない。
【0014】貼り合わせにより転写画像形成材料を製造
方法する方法においては、製造時に塗膜に大きな圧力が
かかるため、少なからず膜厚の変動を生じてしまう。と
りわけ色材を含む層に膜厚の変動があると濃度ムラが発
生してしまい、転写画像形成材料においては致命的な欠
陥となる。各層のうち、貼り合わせ時の温度において少
なくとも(色材を含む層のビッカース硬度)>(色材を
含まない層のビッカース硬度)の関係を有する2層を含
むことによって、貼り合わせにより製造される多層型転
写画像形成材料の濃度ムラの低減が可能となった。
【0015】本発明に係る多層型転写画像形成材料は、
支持体上に、色材層、感光層及び保護層を積層する構成
が一番シンプルであるが、これ以外の層を積層する層構
成であっても本発明を適用して製造することが可能であ
る。
【0016】本発明に係る多層型転写画像形成材料の製
造方法では、先ず、仮支持体上に積層構成を有する中間
材料と支持体上に積層構成を有する中間材料とが製造さ
れる。即ち、仮支持体上に保護層を介して感光体、バイ
ンダーなどから成る感光性物質を含有する感光層が積層
された中間材料と、支持体上に色材・バインダー(場合
により感光体)などからなる色材(感光)層が積層され
た中間材料とである。もしくは仮支持体上に保護層を介
して色材・バインダー(場合により感光体)などからな
る色材(感光)層が積層された中間材料と支持体上に感
光体・バインダーなどからなる感光層が積層された中間
材料である。それぞれの中間材料は、従来公知の単層構
造の転写画像形成材料のものと同様の任意の方法で製造
されてもよい。次いで、中間材料同志は、仮支持体及び
支持体上に設けた層の表面同志が接するように重ね合わ
され、一対のニップローラ等を通過させることで密着が
行われる。密着工程では、加熱されたニップローラを利
用してもよいし、別個に設けた加熱ローラを利用する様
にしてもよい。このとき、加熱条件は、本発明3の範囲
とされる。尚、密着圧力には特に限定はないが、(仮)
支持体や層を形成する組成分の物性に従って適宜選択さ
れる。密着工程が行われたら、好ましくは直ちに、剥離
工程に送られ、中間材料の仮支持体を剥離することによ
り、仮支持体を有する中間材料の側に形成されていた層
を支持体を有する中間材料の側の層の上に移行(積層)
させる。
【0017】多層型転写画像形成材料の層構成が4層以
上である場合には、各層毎に中間材料が製造され、特願
平6−138360号に記載された方法で順次密着・剥
離することを繰り返し、剥離されない側の支持体に2層
以上の層が積層される。次いで仮支持体上に保護層およ
び別の1層を有した中間材料と前述した支持体上に積層
された2層以上のものとを密着し、仮支持体のみを剥離
することで4層以上の積層が可能となる。
【0018】仮支持体だけの剥離を可能にし、積層しよ
うとする感光層及び保護層が剥離される側の仮支持体の
側に引き連れられてしまうのを防ぐには、剥離される側
の仮支持体が剥離部分で形成する曲線の曲率半径が好ま
しくは5cm以下、より好ましくは2cm以下となるよ
うに支持体を案内して剥離を行うことである(特願平6
−138360号の図2、図3参照)。また、仮支持体
との接着力を低下させるように保護層に使用される樹脂
を選択することも有用である。かように、剥離される側
の仮支持体上に剥離層が形成されている態様では、剥離
に際して仮支持体は剥離層を引き連れて行くことが好ま
しい。
【0019】中間材料の製造の工程では、塗布した組成
分の乾燥工程を行うことが好ましく、剥離工程は密着完
了の後速やかに行うことが好ましい。本発明の感光層に
用いられる感光性組成物は、公知のポジ型感光性組成物
・ネガ型感光性組成物を用いることができるが、ポジ型
感光性組成物としてはo−キノンジアジド化合物を含有
する感光性組成物を用いることが好ましい。o−キノン
ジアジド化合物は、感光剤として機能し得るものであれ
ば、任意のものを使用できる。具体的には例えば、1,
2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニルクロライ
ド、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルク
ロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−6−
スルホニルクロライドと水酸基及び/またはアミノ基含
有化合物を縮合させた化合物が好適に用いられる。好ま
しくは、4位にスルホニルクロライド基をもつ化合物で
あり、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニル
クロライドとの縮合化合物である。
【0020】水酸基含有化合物としては、例えばトリヒ
ドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノ
ン、ビスフェノールA、フェノールノボラック樹脂、レ
ゾルシンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセ
トン縮合樹脂等がある。また、アミノ基含有化合物とし
ては、例えばアニリン、p−アミノジフェニルアミン、
p−アミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノジフェ
ニルアミン、4,4’−ジアミノベンゾフェノン等があ
る。
【0021】ここに記したことを含めて、キノンジアジ
ド化合物に関しては、更にJ.コザー(J.Kosa
r)著「ライト・センシチブ・システム」(Light
Sensitive System)(ニューヨーク
市、ジョンワイリーアンドサンズ社、、1965年発
行)、及び永松、乾共著“感光性高分子”(講談社、1
977年発行)に記載のものに従うことができる。
【0022】ネガ型感光性組成物としては、光重合型感
光性組成物が好ましい。具体的には例えば、光重合性化
合物としては、一般に用いられているものを任意に用い
ることができる。例えばアクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから成る化
合物群から任意に選ばれた少なくとも1種の化合物を用
いることができる。例えば、エチレングリコールジアク
リレート、グリセリントリアクリレート、ポリアクリレ
ート、エチレングリコールジメタアクリレート、1,3
−プロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブ
タントリオールトリメタクリレート、ポリエチレングリ
コールジメタクリレート、トリメチロールエタントリア
クリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールポリアクリレート、1,3−プロパ
ンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールビスアクリ
レートまたはビスメタクリレート等を挙げることができ
るが、これらに限定されるものではない。
【0023】ネガ型感光層には、光重合開始剤を含有さ
せることができる。この場合の光重合開始剤は任意であ
るが、可視部における吸収の少ないものがより好まし
く、このようなものとしては例えば、次の化合物が挙げ
られる。但しこれらに限定されるものではない。即ち、
ベンゾフェノン、ミヒラーケトン[4’,4’−ビス
(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]、4,4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ−
4’−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルアン
トラキノン、フェナントラキノン、及びその他の芳香族
ケトンのような芳香族ケトン類、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベン
ゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエーテル
類、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他の
ベンゾイン類、ならびに2−(o−クロロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−ク
ロロフェニル)−4,5−(m−メトキシフェニル)イ
ミダゾール二重体、2−(o−フルオロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−メ
トキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二
重体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2,4−ジ(p−メトキシフ
ェニル)−5−フェニルイミダゾール二重体、2−
(2,4−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェニル
イミダゾール二重体、2−(p−メチルメルカプトフェ
ニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、及び
米国特許3,479,185号、英国特許1,047,
569号及び米国特許3,784,557号の各明細書
に記載の同様の二重体のような2,4,5−トリアクリ
−ルイミダゾール二重体を挙げることができる。
【0024】その他の光重合性化合物として、2,4−
ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン類を用い
ることもできる。この場合、光重合促進剤として公知の
化合物、例えばp−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル
エステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステ
ル、N−メチルジエタノールアミン、ビスジエチルアミ
ノベンゾフェノン等を用いることができる。
【0025】次に、本発明の感光層に用いられる感光性
組成物は、公知の高分子化合物、合成樹脂を含有するこ
とができ、例えば下記一般式で示されるカルボン酸ビニ
ルエステル重合単位を分子構造中に有する高分子化合物
を含有することが好ましい。
【0026】
【化1】 但し、Rはアルキル基を表し、置換基を有するアルキル
基をも含む。上記のような構造の高分子化合物であれ
ば、任意に用いることができるが、上記一般式で示され
る重合単位を構成するためのカルボン酸ビニルエステル
モノマーとしては、下記例示のものが好ましい。名称と
化学式とを併記して示す。
【0027】 1 酢酸ビニル CHCOOCH=CH 2 プロピオン酸ビニル CHCHCOOCH=
CH 3 酪酸ビニル CH(CHCOOCH=C
4 ピバリン酸ビニル (CHCCOOCH=
CH 5 カプロン酸ビニル CH(CHCOOC
H=CH 6 カプリル酸ビニル CH(CHCOOC
H=CH 7 カプリン酸ビニル CH(CHCOOC
H=CH 8 ラウリン酸ビニル CH(CH10COO
CH=CH 9 ミリスチン酸ビニル CH(CH12CO
OCH=CH 10 パルミチン酸ビニル CH(CH14
OOCH=CH 11 ステアリン酸ビニル CH(CH16
OOCH=CH 12 バーサチック酸ビニル
【0028】
【化2】 (R,Rはアルキル基で、その炭素数の和は7であ
る。即ちR+R=C16の形になる) 高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を重
合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステル
の2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカル
ボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量体
との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
【0029】上記一般式で示される重合単位と組み合わ
せて用いることができる単量体単位としては、例えばエ
チレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジエン、イソ
プレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−
クロロスチレン等のスチレン類、例えばアクリル酸、メ
タクリル酸等のアクリル酸類、例えばイタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸
類、例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、
マレイン酸ジ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチ
ル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカル
ボン酸のジエステル類、例えばアクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、エタクリル酸エチル等のα
−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、例えばア
クリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル
類、例えばアクリルアミド等のアミド類、例えばアクリ
ルアニリド、p−クロロアクリルアニリド、、m−ニト
ロアクリルアニリド、m−メトキシアクリルアニリド等
のアニリド類、例えばメチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロ
エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化ビニ
ル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシアナイド、例
えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジメ
トキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、1,1
−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニ
トロエチレン等のエチレン誘導体類、例えばN−ビニル
ピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインド
ール、N−ビニルピロリデン、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニル化合物、等のビニル系単量体、がある。こ
れらの単量体単位は不飽和二重結合が開裂した構造で高
分子化合物中に存在する。
【0030】本発明において使用する高分子化合物とし
て特に好ましいのは、酢酸ビニル重合単位を分子構造中
に有するものである。その中でも、酢酸ビニル重合単位
を40〜95重量%有するもの、数平均分子量(MN)
が、1,000〜60,000のもの、重量平均分子量
(MW)が500〜150,000のものが好ましい。
【0031】更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特
にこれが40〜95重量%のもの)及び酢酸ビニルより
長鎖のカルボン酸ビニルエステル重合単位を有する高分
子化合物がよく、特に数平均分子量(MN)が2,00
0〜60,000、重量平均分子量(MW)が10,0
00〜150,000のものが好ましい。
【0032】この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビ
ニル重合単位を有する高分子化合物を構成するモノマー
としては、共重合体を形成し得るものであれば任意であ
り、例えば上記例示の単量体の中から任意に選ぶことが
できる。
【0033】以下に本発明において高分子化合物として
用いることができる共重合体を、そのモノマー成分を示
すことにより列記する。但し当然のことであるが、以下
の例示に限られるものではない。
【0034】 1 酢酸ビニル−エチレン 2 酢酸ビニル−スチレン 3 酢酸ビニル−クロトン酸 4 酢酸ビニル−マレイン酸 5 酢酸ビニル−2−エチルヘキシルアクリレート 6 酢酸ビニル−ジ−2−エチルヘキシルマレエート 7 酢酸ビニル−メチルビニルエーテル 8 酢酸ビニル−塩化ビニル 9 酢酸ビニル−N−ビニルピロリドン 10 酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル 11 酢酸ビニル−ピバリン酸ビニル 12 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル 13 酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル 14 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル 15 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−エチレン 16 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−2−エチル
ヘキシルアクリレート 17 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸
ビニル 18 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 19 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル 20 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ク
ロトン酸 21 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸
【0035】本発明の感光性組成物は、これを用いて転
写画像形成材料を構成することができる。例えばカラー
プルーフとして用いる場合等の、着色画像形成材料とす
ることができる。この場合の着色画像形成材料の感光層
及び色材層は、像様露光に続く現像により画像状に除去
され、着色画像を形成するものである。
【0036】色材層中には着色剤として染料および/ま
たは顔料が添加される。特に、色校正に使用する場合、
そこに要求される常色、即ち、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックと一致した色調の顔料、染料が必要とな
るが、その他金属粉、白色顔料、螢光顔料なども使われ
る。本発明をカラープルーフに適用する場合、下記のよ
うな、この技術分野で公知の多くの顔料及び染料を使用
することができる。
【0037】(C.Iはカラーインデックスを意味す
る)。 ビクトリアピュアブルー(C.I 42595) オーラミン(C.I 41000) カチロンブリリアントフラビン(C.I ベーシック1
3) ローダミン6GCP(C.I 45160) ローダミンB(C.I 45170) サフラニンOK70:100(C.I 50240) エリオグラウシンX(C.I 42080) ファーストブラックHB(C.I 26150) No.1201リオノールイエロー(C.I 2109
0) リオノールイエローGRO(C.I 21090) シムラーファーストイエロー8GF(C.I 2110
5) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I 2109
5) シムラーファーストレッド4015(C.I 1235
5) リオノールレッド7B4401(C.I 15830) ファーストゲンブルーTGR−L(C.I 7416
0) リオノールブルーSM(C.I 26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#30,#40,#50
【0038】本発明において着色剤(色材)を用いる場
合、着色剤/着色剤以外の成分(バインダー等)の比率
は、目標とする光学濃度と色材層の現像液に対する除去
性を考慮して同業者に公知の方法により定めることがで
きる。例えば、染料の場合、好ましくはその含有量は重
量で5%〜75%、顔料の場合、好ましくはその含有量
は重量で5%〜90%が適当である。
【0039】また、色材層の膜厚は目標とする光学濃
度、色材層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カ
ーボンブラック)およびその含有率により同業者に公知
の方法により定めることができるが、許容範囲内であれ
ば色材層の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高くな
り、画像品質は良好である。従って、該膜厚は、好まし
くは0.1g/m〜5g/mの範囲で使用されるの
が通常である。
【0040】本発明の実施に際して、感光性組成物中に
は、必要に応じてさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加
することもできる。可塑剤としては各種低分子化合物
類、例えばフタル酸エステル類、トリフェニルホスフェ
ート類、マレイン酸エステル類、塗布性向上剤としては
界面活性剤、例えばフッ素系界面活性剤、エチルセルロ
ースポリアルキレンエーテル等に代表されるノニオン活
性剤等を挙げることができる。
【0041】本発明の転写画像形成材料を構成する場
合、用いる支持体及び仮支持体は任意であるが、透明支
持体が好ましく用いられる。透明支持体としては、ポリ
エステルフィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好
ましい。そのほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニル
フィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム等が使用し得る。
【0042】本発明に用いられる仮支持体は、保護層を
塗設する側の表面が粗面化されることが好ましい。粗面
化された仮支持体を使用することで、この面に塗設され
た保護層に凹凸が付与できる。仮支持体の表面粗さは、
そこに塗設される保護層の膜厚を越えない限りで大きい
ほど良いが、Raが0.1μm以上であるとより好まし
い。ここでいうRaは非接触表面形状計測器(WYKO
社製)などによって測定できる。
【0043】本発明に用いられる保護層としては公知の
いずれでもよいが、そのガス透過性は、用いる感光性組
成物の種類に応じて適宜選択されることが好ましい。す
なわち、o−キノンジアジド等の露光時にガスを発生す
る感光性組成物である場合にはガス透過性の高い保護層
を付与することが好ましく、光重合型の感光性組成物を
用いる場合にはガス透過性の低い保護層を付与すること
が好ましい。更に、現像に際して現像液に溶ける水溶性
高分子で、またその中でも仮支持体との剥離を良くする
ため、特にポリビニルアルコール、セルロース類が好ま
しい。保護層厚みは1g/m程度が好ましい。
【0044】本発明の多層型転写画像形成材料を用いた
画像形成方法は、本発明の多層型転写画像形成材料を露
光・現像して画像部を形成し、少なくとも該形成された
画像部を被転写材料(例えば印刷本紙)に転写して転写
画像を得るものである。
【0045】本発明の多層型転写画像形成材料を用いた
画像形成方法を、例えば多色画像形成方法として具体化
する場合、その基本的な方法の1つは、次の通りであ
る。第1色転写画像形成材料に第1色着色画像を形成
し、少なくともその着色画像を被転写材料(印刷本紙)
に転写し支持体を剥離する。また、第2色転写画像形成
材料に第2色着色画像を形成した後、これに伴って形成
された第2色トンボ画像を、被転写材料(印刷本紙)上
の第1色トンボ画像と見当合わせを行いながら、第1色
着色画像上に第2色着色画像を転写し、その支持体を剥
離して、2色の整合した画像を得る。以下同様に、第3
色及び第4色の着色画像も被転写材料上(印刷本紙)に
転写し、多色画像を得る。また、場合により、この多色
画像を他の被転写材料上に間接転写し、多色画像を得る
こともある。なお、この種の方法は、特開昭47−41
830号、同59−97140号、同60−28649
号及び米国特許第3775113号等に示されたもので
ある。
【0046】本発明の多層型転写画像形成材料は、通常
色分解マスク等を通して像様露光された後現像され、画
像が形成される。このとき、支持体上に得られた画像か
ら画像部のみが直接、被転写材料上に転写、積層される
態様をとる。即ち、実質的に画像を形成する着色画像層
のみが転写、積層される。本発明は、各々支持体上に設
けられた層を圧着により貼り合わせる転写型画像形成材
料の製造方法において、貼り合わせに使用される部材の
温度を、120℃以下の範囲で、且つ貼り合わせる面の
温度が貼り合わされる各層の軟化点のうち最も低い軟化
点より高い温度になる様に加熱することを特徴とする多
層型転写画像形成材料の製造方法である。ここで言う軟
化点温度は、VICAT軟化点または環球法で示した値
である。
【0047】本発明では、色材層にバインダーを用いる
ことが好ましく、このバインダーとしては、公知のいず
れでもよい。前記感光層に用いられる高分子化合物の中
のものであってもよいし、以下のものであってもよい。
【0048】ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリ
オレフィン。エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリ
ル酸エステル、エチレンとアクリル酸の如きエチレン共
重合体。ポリ塩化ビニル。塩化ビニルと酢酸ビニルの如
き塩化ビニル共重合体。ポリ塩化ビニリデン。塩化ビニ
リデン共重合体。ポリスチレン。スチレンと無水マレイ
ン酸の如きスチレン共重合体。ポリアクリル酸エステ
ル。ポリエステル樹脂。ポリウレタン樹脂。アクリル酸
エステルと酢酸ビニルの如きアクリル酸エステル共重合
体。ポリメタアクリル酸エステル。メタアクリル酸メチ
ルと酢酸ビニル、メタアクリル酸メチルとアクリル酸の
如きメタアクリル酸エステル共重合体。ポリ酢酸ビニ
ル。酢酸ビニル共重合体。ビニルブチラール樹脂。ナイ
ロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロ
ンの如きポリアミド樹脂。石油樹脂。塩化ゴム。ポリエ
チレングリコール。ポリビニルアルコールハイドロジン
フタレート セルロース誘導体、セルロースアセテートフタレート、
セルロースアセテートサクシネート。シェラック。ワッ
クス。
【0049】本発明は、各々支持体に設けられた層を圧
着により貼り合わせる転写型画像形成材料の製造方法に
おいて、各層のうち、貼り合わせ時の温度において少な
くとも(色材を含む層のビッカース硬度)>(色材を含
まない層のビッカース硬度)の関係を有する2層を含む
ことを特徴とする多層型転写画像形成材料の製造方法で
ある。上記のような関係を得るためには色材層のビッカ
ース硬度を大きくすることが有用であり、例えば、色材
層の着色剤(顔料)/着色剤以外の成分(バインダー
等)の比率を、前述した好ましい範囲の中で大きくする
ことが挙げられる。また、色材層を構成するバインダー
に硬いものを使用することも挙げられる。ここにいうビ
ッカース硬度は、薄膜硬度計(日本電気社製)によって
測定できる。
【0050】本発明において、転写画像形成材料を現像
するために用いる現像液は、被処理材料を現像する現像
作用を有するものであれば、任意に使用することができ
る。好ましくは、アルカリ剤とアニオン界面活性剤を含
む現像液を用いるのがよい。
【0051】使用できるアルカリ剤としては、(1)ケ
イ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第二または第三酸リ
ン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩、メタケイ酸ナト
リウム、炭酸ナトリウム、アンモニア等の無機アルカリ
剤、(2)モノ、ジ、またはトリメチルアミン、モノ、
ジ、またはトリエチルアミン、モノまたはジイソプロピ
ルアミン、n−ブチルアミン、モノ、ジ、またはトリエ
タノールアミン、モノ、ジ、またはトリイソプロパノー
ルアミン、エチレンイミン、エチレンジイミンの如き有
機アミン化合物等の有機アルカリ剤、等が挙げられる。
【0052】また、使用できるアニオン界面活性剤とし
ては、 (1)高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリ
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクチルア
ルコールサルフェートのアンモニウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、第二ナトリウム
アルキルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩、ジナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム塩、メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム塩等) (4)アルキルアミドスルホン酸塩類
【0053】
【化3】
【0054】(5)ニ塩基脂肪族エステルのスルホン酸
塩類(例えばナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエス
テル、ナトリウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばシブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等)が挙げられる。ア
ルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組合わせて
用いることができる。
【0055】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1、2 本発明に関わる各層の塗布液を以下の組成で調整した。 保護層塗布液組成 TC−5,R(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、信越化学工業株式会社 製) … 1.50重量部 ゴーセノール、NL−05(ポリビニルアルコール、日本合成化学社製) … 1.50重量部 純水 … 97.00重量部
【0056】 樹脂層塗布液組成−その1(透明感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 6.62重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、 分子量Mw=約6万) … 33.38重量部 メチルエチルケトン …160.00重量部
【0057】 樹脂層塗布液組成−その2(透明感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 6.62重量部 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、分 子量Mw=約6万) … 33.38重量部 メチルエチルケトン …160.00重量部
【0058】 樹脂層塗布液組成−その3(透明感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 6.62重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、 分子量Mw=約6万) … 30.35重量部 ポリエチレングリコール(分子量Mw=2000) … 3.03重量部 メチルエチルケトン …160.00重量部
【0059】 樹脂層塗布液組成−その4(透明感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 6.62重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸共重合体(酢酸ビニル含有率 79重量%、クロトン酸含有率1重量%、分子量Mw=約6万) … 33.38重量部 メチルエチルケトン …160.00重量部
【0060】 樹脂層塗布液組成−その5(色材感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 5.50重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、 分子量Mw=約6万) … 27.84重量部 顔料(カーボンブラックMA−100、三菱化学社製) … 4.66重量部 メチルエチルケトン …162.00重量部
【0061】 樹脂層塗布液組成−その6(色材感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 3.77重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、 分子量Mw=約6万) … 15.17重量部 プロピオンビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸共重合体(プロピオン 酸ビニル含有率79重量%、クロトン酸含有率1重量%、分子量Mw=約6万) … 3.80重量部 顔料(カーボンブラックMA−100、三菱化学社製) … 7.26重量部 メチルエチルケトン …170.00重量部
【0062】 樹脂層塗布液組成−その7(色材感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 7.33重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、 分子量Mw=約6万) … 19.00重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸共重合体(酢酸ビニル含有率 80重量%、クロトン酸含有率1重量%、分子量Mw=約6万) … 5.42重量部 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、分 子量Mw=約6万) … 2.62重量部 顔料(カーボンブラックMA−100、三菱化学社製) … 5.52重量部 メチルエチルケトン …160.11重量部
【0063】 樹脂層塗布液組成−その8(色材感光層) p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スル ホン酸クロライドとのエステル化物 … 5.50重量部 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率80重量%、分 子量Mw=約6万) … 27.84重量部 顔料(カーボンブラックMA−100、三菱化学社製) … 4.66重量部 メチルエチルケトン …162.00重量部
【0064】<仮支持体上の構成>仮支持体上に上記組
成よりなる保護層塗布液をワイヤーバーを用いて乾燥膜
厚が1.0g/mになるように塗布し、70℃で3分
間乾燥した後、得られた保護層上に上記組成によりなる
樹脂層塗布液1種をワイヤーバーを用いて乾燥膜厚が
1.5g/mになるように塗布し、70℃で3分間乾
燥した。なお溶剤組成が異なるため 保護層−樹脂層界
面での混じり合いは見られなかった。
【0065】
【表1】
【0066】<支持体上の構成>厚さ75μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に、厚さ25μmのエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂層(三井デュポンポリケ
ミカル社製、EVAFLEX P−1407)を押し出
しラミネート法により形成した支持体のエチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂表面上に、上記樹脂層塗布液1種をワ
イヤーバーを用いて乾燥膜厚が1.5g/mになるよ
うに塗布し、70℃で3分間乾燥した。
【0067】
【表2】
【0068】上記仮支持体上構成と上記支持体上構成を
下表の組み合わせで、各々樹脂層面が向かい合うように
して、100℃に加温したニップロールの間を5kg/
cmの加圧条件のもとで、1m/minの搬送速度で
圧着させ、仮支持体を仮支持体−保護層界面で剥離し、
支持体上に転写画像形成材料を得た。
【0069】得られた転写画像形成材料の保護層面に同
種の支持体を重ね、1kgf/cmの圧力をかけ、相
対湿度60%、40℃の環境下に3日間安置した。3日
後、転写画像形成材料を取り出しその表面のブロッキン
グ状態を観察した。
【0070】
【表3】 上記にような条件で製造することで、保存時の耐ブロッ
キング性能の良好な転写画像形成材料が得られた。
【0071】実施例3 <仮支持体側中間材料の作成>仮支持体上(ポリエチレ
ンテレフタレート、厚み25μm、表面粗度Ra0.1
μm)に前記組成よりなる保護層塗布液をワイヤーバー
を用いて乾燥膜厚が1.0g/mになるように塗布し
て70℃で3分間乾燥した後、得られた保護層上に前記
樹脂層塗布液組成−その5(色材感光層;軟化点45
℃)をワイヤーバーを用いて乾燥膜厚が1.5g/m
になるように塗布し、70℃で3分間乾燥させ、仮支持
体側の中間材料を作成した。なお、軟化点は予めAST
M D648の方法に準じて測定した。
【0072】<支持体側中間材料の作成>続いて、厚さ
75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上に、
厚さ25μmのエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層(三
井デュポンポリケミカル社製、EVAFLEX P−1
407)を押し出し形成した支持体のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂表面上に、前記樹脂層塗布液−その1
(透明感光層;軟化点29℃)をワイヤーバーを用いて
乾燥膜厚が1.5g/mになるように塗布し、70℃
で3分間乾燥させ、支持体側の中間材料を作成した。
【0073】<製造条件>上記仮支持体側中間材料と上
記支持体側中間材料を各々樹脂層面を向かい合わせ、1
00℃に加温したニップローラーを用いて、5kg/c
の圧力で、搬送速度5m/minの条件で圧着し
た。このとき貼り合わせ面温度を温度表示ラベルを用い
て測定したが40℃であった。また40℃における各々
の樹脂層のビッカース硬度を薄膜硬度計(日本電気社
製)で測定した結果、仮支持体側中間材料の樹脂層(色
材感光層)は8、支持体側中間材料の樹脂層(透明感光
層)は4であった。その後、仮支持体を剥離し、転写画
像形成材料を得た。
【0074】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは若干見られたものの、転写画
像形成材料としては支障のない程度であった。
【0075】<寸度(トンボズレ)評価>また、得られ
た転写画像形成材料にレジスターピンバーを用いて原稿
がずれないように重ね合わせ、4KWメタルハライドラ
ンプで50cmの距離から20秒間画像露光し、更に現
像液に32℃で30秒間浸漬することにより現像を行
い、支持体上に画像を得た。同様の操作を4回行い、ア
ート紙上に、転写画像が形成された支持体の固定位置が
ずれないようにレジスターピンバーを用いて、圧力転写
を4回行い、得られた転写画像のトンボズレを確認し
た。その結果、トンボズレの最大値は60μmであっ
た。
【0076】実施例4 <仮支持体側中間材料の作成>仮支持体の厚みを25μ
mから12μmに変更した以外は実施例3と同様に作成
した。
【0077】<支持体側中間材料の作成>実施例3と同
様に作成した。
【0078】<製造条件>圧着の条件は実施例3と同様
であるが、仮支持体の厚みを変更したことで、貼り合わ
せ面温度は45℃となった。45℃における各々の樹脂
層のビッカース硬度は、仮支持体側中間材料の樹脂層
(色材感光層)は7、支持体側中間材料の樹脂層(透明
感高層)は3であった。その後、仮支持体を剥離し、転
写画像形成材料を得た。
【0079】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは若干見られたものの、転写画
像形成材料としては支障のない程度であった。
【0080】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は60μmであっ
た。
【0081】実施例5 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0082】<支持体側中間材料の作成>実施例3と同
様に作成した。
【0083】<製造条件>搬送速度を5m/minから
1m/minに変更した以外は実施例3と同様の圧着の
条件で圧着した。搬送速度を変更したことで、貼り合わ
せ面温度は45℃となった。45℃における各々の樹脂
層のビッカース硬度は、仮支持体側中間材料の樹脂層
(色材感光層)は7、支持体側中間材料の樹脂層(透明
感高層)は3であった。その後、仮支持体を剥離し、転
写画像形成材料を得た。
【0084】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは若干見られたものの、転写画
像形成材料としては支障のない程度であった。
【0085】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は70μmであっ
た。
【0086】実施例6 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0087】<支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液
を、樹脂層塗布液−その1から樹脂層塗布液−その2
(透明感光層;軟化点20℃)に変更した以外は実施例
3と同様に作成した。
【0088】<製造条件>ニップローラーの温度を10
0℃から70℃に変更した以外は、実施例3と同様の圧
着条件で圧着した。ニップローラーの温度を変更したこ
とで、貼り合わせ面温度は30℃となった。30℃にお
ける各々の樹脂層のビッカース硬度は、仮支持体側中間
材料の樹脂層(色材感光層)は10、支持体側中間材料
の樹脂層(透明感高層)は3であった。その後、仮支持
体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0089】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは全く見られなかった。
【0090】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は55μmであっ
た。
【0091】実施例7 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0092】<支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液
を、樹脂層塗布液−その1から樹脂層塗布液−その3
(透明感光層;軟化点25℃)に変更した以外は実施例
3と同様に作成した。
【0093】<製造条件>ニップローラーの温度を10
0℃から70℃に変更した以外は、実施例3と同様の圧
着条件で圧着した。ニップローラーの温度を変更したこ
とで、貼り合わせ面温度は30℃となった。30℃にお
ける各々の樹脂層のビッカース硬度は、仮支持体側中間
材料の樹脂層(色材感光層)は10、支持体側中間材料
の樹脂層(透明感高層)は3であった。その後、仮支持
体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0094】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは全く見られなかった。
【0095】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は50μmであっ
た。
【0096】実施例8 <仮支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液を、樹脂層
塗布液−その5から樹脂層塗布液−その6(色材感光
層;軟化点45℃)に、乾燥膜厚を1.5μmから0.
9μmに変更した以外は実施例3と同様に作成した。
【0097】<支持体側中間材料の作成>実施例3と同
様に作成した。
【0098】<製造条件>実施例3と同様の圧着条件で
圧着した。このとき貼り合わせ面温度は40℃であっ
た。40℃における各々の樹脂層のビッカース硬度は、
仮支持体側中間材料の樹脂層(色材感光層)は10、支
持体側中間材料の樹脂層(透明感高層)は4であった。
その後、仮支持体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0099】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは全く見られなかった。
【0100】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は65μmであっ
た。
【0101】実施例9 <仮支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液を、樹脂層
塗布液−その5から樹脂層塗布液−その7(色材感光
層;軟化点43℃)に、乾燥膜厚を1.5μmから1.
3μmに変更した以外は実施例3と同様に作成した。
【0102】<支持体側中間材料の作成>実施例3と同
様に作成した。
【0103】<製造条件>実施例3と同様の圧着条件で
圧着した。このとき貼り合わせ面温度は40℃であっ
た。40℃における各々の樹脂層のビッカース硬度は、
仮支持体側中間材料の樹脂層(色材感光層)は10、支
持体側中間材料の樹脂層(透明感高層)は4であった。
その後、仮支持体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0104】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは全く見られなかった。
【0105】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は60μmであっ
た。
【0106】比較例2 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0107】<支持体側中間材料の作成>実施例3と同
様に作成した。
【0108】<製造条件>搬送速度を5m/minから
10m/minに変更した以外は実施例3と同様の圧着
の条件で圧着した。搬送速度を変更したことで、貼り合
わせ面温度は28℃となった。28℃における各々の樹
脂層のビッカース硬度は、仮支持体側中間材料の樹脂層
(色材感光層)は10、支持体側中間材料の樹脂層(透
明感高層)は4であった。その後、仮支持体を剥離し、
転写画像形成材料を得た。
【0109】<転写画像形成材料の外観評価>貼り合わ
せ面温度が樹脂層の軟化点に達していないため、貼り合
わせることは不可能であった。
【0110】比較例3 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0111】<支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液
を、樹脂層塗布液−その1から樹脂層塗布液−その4
(透明感光層;軟化点43℃)に変更した以外は実施例
3と同様に作成した。
【0112】<製造条件>実施例3と同様の圧着条件で
圧着した。このとき貼り合わせ面温度は40℃であっ
た。40℃における各々の樹脂層のビッカース硬度は、
仮支持体側中間材料の樹脂層(色材感光層)は8、支持
体側中間材料の樹脂層(透明感高層)は8であった。そ
の後、仮支持体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0113】<転写画像形成材料の外観評価>貼り合わ
せ面温度が樹脂層の軟化点に達していないため、貼り合
わせることは不可能であった。
【0114】比較例4 <仮支持体側中間材料の作成>実施例3と同様に作成し
た。
【0115】<支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液
を、樹脂層塗布液−その1から樹脂層塗布液−その4
(透明感光層;軟化点43℃)に変更した以外は実施例
3と同様に作成した。
【0116】<製造条件>ニップローラーの温度を10
0℃から125℃に変更した以外は、実施例3と同様の
圧着条件で圧着した。ニップローラーの温度を変更した
ことで、貼り合わせ面温度は45℃となった。45℃に
おける各々の樹脂層のビッカース硬度は、仮支持体側中
間材料の樹脂層(色材感光層)は7、支持体側中間材料
の樹脂層(透明感高層)は6であった。その後、仮支持
体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0117】<転写画像形成材料の外観評価>得られた
転写画像形成材料の貼り合わされた面の仕上がりは良好
であった。また濃度ムラは若干見られたものの、転写画
像形成材料としては支障のない程度であった。
【0118】<寸度(トンボズレ)評価>実施例3と同
様の評価を行い、トンボズレの最大値は150μmであ
り、転写画像形成材料としての使用は不可能であった。
【0119】比較例5 <仮支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液を、樹脂層
塗布液−その5から樹脂層塗布液−その8(色材感光
層;軟化点28℃)に変更した以外は実施例3と同様に
作成した。
【0120】<支持体側中間材料の作成>樹脂層塗布液
を、樹脂層塗布液−その1から樹脂層塗布液−その4
(透明感光層;軟化点43℃)に変更した以外は実施例
3と同様に作成した。
【0121】<製造条件>実施例3と同様の圧着条件で
圧着した。このとき貼り合わせ面温度は40℃であっ
た。40℃における各々の樹脂層のビッカース硬度は、
仮支持体側中間材料の樹脂層(色材感光層)は6、支持
体側中間材料の樹脂層(透明感高層)は7であった。そ
の後、仮支持体を剥離し、転写画像形成材料を得た。
【0122】<転写画像形成材料の外観評価>貼り合わ
せは可能であったが、濃度ムラがひどく転写画像形成材
料としての使用は不可能であった。
【0123】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、多層構造の
転写画像形成材料を製造するに際し、各層成分が混じり
合うことを有効に防止し得るので、多層塗布の処方設計
上の自由度を高めることが可能であり、又、耐ブロッキ
ング耐性に優れ、濃度ムラ及びトンボズレを抑制でき、
頭記した課題が解決される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 哲哉 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、最上層が保護層であり、保護
    層以外の少なくとも一層が色材を含み、少なくとも一層
    が感光性組成物を含む多層型転写画像形成材料の製造方
    法において、仮支持体上に保護層ついで少なくとも一
    層を積層する工程、支持体上に残りの層を積層する工
    程、で設けられた層とで設けられた層を貼り合わ
    せる工程、仮支持体−保護層界面で仮支持体を剥離す
    る工程、により製造されることを特徴とする多層型転写
    画像形成材料の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1項の仮支持体の保護層を塗設する
    表面が粗面化されていることを特徴とする多層型転写画
    像形成材料の製造方法。
  3. 【請求項3】各々支持体上に設けられた層を圧着により
    貼り合わせる転写型画像形成材料の製造方法において、
    貼り合わせに使用される部材の温度を、120℃以下の
    範囲で、且つ貼り合わせる面の温度が貼り合わされる各
    層の軟化点のうち最も低い軟化点より高い温度になる様
    に加熱することを特徴とする多層型転写画像形成材料の
    製造方法。
  4. 【請求項4】各々支持体に設けられた層を圧着により貼
    り合わせる転写型画像形成材料の製造方法において、各
    層のうち、貼り合わせ時の温度において少なくとも(色
    材を含む層のビッカース硬度)>(色材を含まない層の
    ビッカース硬度)の関係を有する2層を含むことを特徴
    とする多層型転写画像形成材料の製造方法。
JP8192595A 1995-03-14 1995-03-14 多層型転写画像形成材料の製造方法 Pending JPH08244376A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218806A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Fujifilm Corp 平版印刷版原版及びその製造方法

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