JPH08243772A - 加工ヘッドの位置ずれ補正方法および補正装置 - Google Patents

加工ヘッドの位置ずれ補正方法および補正装置

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JPH08243772A
JPH08243772A JP7045930A JP4593095A JPH08243772A JP H08243772 A JPH08243772 A JP H08243772A JP 7045930 A JP7045930 A JP 7045930A JP 4593095 A JP4593095 A JP 4593095A JP H08243772 A JPH08243772 A JP H08243772A
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thermal cutting
punching
axial center
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Kazuyuki Kitamura
和之 北村
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチ加工ヘッドと熱切断加工ヘッドとを備
える複合加工機において、熱切断加工ヘッドと撮像装置
との位置ずれおよびパンチ加工ヘッドと撮像装置との位
置ずれの両方を検出し、パンチ加工ヘッドと熱切断加工
ヘッドとのずれ量を補正する。 【構成】 ワークWの所要部にパンチ加工ヘッド5およ
び熱切断加工ヘッド14によりそれぞれパンチ基準マー
クおよび熱切断基準マークを形成し、各基準マークをそ
れぞれCCDカメラ18の撮像可能範囲内に移動させて
撮像し、次いで撮像された各基準マークの画像から画像
処理装置19による処理によりそれら基準マークの実際
の図心を求めるとともに、この求められた各基準マーク
の実際の図心とCCDカメラ18の中心と各基準マーク
の移動量とによりパンチ加工ヘッド5の軸心と熱切断加
工ヘッド14の軸心とのずれ量を算出し、この算出され
たずれ量に基づき熱切断加工ヘッド14の軸心位置に係
るNCデータを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工ヘッドの位置ずれ
補正方法および補正装置に関し、より詳しくはパンチ加
工用のパンチ加工ヘッドとそのパンチ加工ヘッドの近傍
に配置される熱切断加工用の熱切断加工ヘッドとを備え
る複合加工機によりワークの加工を行うに際して前記パ
ンチ加工ヘッドに対する前記熱切断加工ヘッドの位置ず
れ補正を行う加工ヘッドの位置ずれ補正方法および補正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、板状のワークにパンチング加工
を行うパンチ加工部と、このワークにレーザ加工のよう
な熱切断加工を行う熱切断加工部とを備えてなるパンチ
・熱切断複合加工機が知られている。
【0003】ところで、このようなパンチ・熱切断複合
加工機において、パンチ加工ヘッドの軸心と熱切断加工
ヘッドの軸心とは常に一定位置に保持されていることが
必要であるが、振動もしくは熱による影響により経時的
にそれら軸心間に位置ずれが生じることがある。このた
め、従来よりその位置ずれを補正するための補正方法が
次に示すようにいろいろと提案されている。
【0004】レーザ加工ヘッド部とパンチ加工部近傍
とのX方向,Y方向の位置変位およびレーザ加工ヘッド
の傾きを計測する位置計測手段を設け、この位置計測手
段の検出信号によりワークの移動量とレーザ加工ヘッド
の傾きを補正するようにしたもの(例;実開平4−48
2号公報,実開平2−127383号公報)。 ワークにパンチング加工により形成された基準穴を撮
像装置にて撮像し、この基準穴があるべき位置とのずれ
量を求めて両加工ヘッドの位置を補正するようにしたも
の(例;実開平3−24322号公報)。 ワークにパンチング加工により形成された穴(前加工
穴)を撮像装置にて撮像し、これから行うレーザ加工と
その前加工穴とのずれを補正するようにしたもの(例;
特公平6−77864号公報,特開昭62−29698
7号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
の補正方法では、位置計測手段とその位置計測手段の取
付部との間の位置ずれを検出することができず、また実
加工穴を計測していないため光学系のずれによるレーザ
加工ヘッドに対するレーザ光線中心のずれを検出するこ
とができないという問題点がある。
【0006】また、前記の補正方法では、撮像装置と
レーザ加工ヘッドとの間に位置ずれが生じた場合にその
位置ずれがパンチ加工ヘッドとレーザ加工ヘッドとのず
れと見做されることとなり、この結果複合加工精度が悪
くなってしまうという問題点がある。
【0007】さらに、前記の補正方法では、撮像装置
とレーザ加工ヘッドとのずれが無視される、言い換えれ
ばレーザ加工ヘッドとパンチ加工ヘッドとの機械的位置
ずれの補正が無視されるという問題点がある。
【0008】本発明は、前述のような問題点を解消する
ためになされたもので、熱切断加工ヘッドと撮像装置と
の位置ずれおよびパンチ加工ヘッドと撮像装置との位置
ずれの両方を検出し補正することができ、これによって
1枚のワークにおけるパンチング加工および熱切断加工
の複合加工精度を向上させることのできる加工ヘッドの
位置ずれ補正方法および補正装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、本発明による加工ヘッドの位置
ずれ補正方法は、第1に、パンチ加工用のパンチ加工ヘ
ッドとそのパンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断
加工用の熱切断加工ヘッドとを備える複合加工機により
ワークの加工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前
記パンチ加工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドにより
それぞれパンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形
成する基準マーク形成工程、(b)この基準マーク形成
工程において形成された各基準マークをそれぞれ撮像装
置の撮像可能範囲内に移動させてその撮像装置により撮
像する基準マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像
工程において撮像された各基準マークの画像から画像処
理によりそれら基準マークの実際の図心を求めるととも
に、この求められた各基準マークの実際の図心と前記撮
像装置の中心と前記各基準マークの移動量とにより前記
パンチ加工ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心
とのずれ量を算出するずれ量算出工程および(d)この
ずれ量算出工程において算出されたずれ量に基づき前記
熱切断加工ヘッドの軸心位置に係るNCデータを変更す
る軸心位置補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッ
ドに対する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行う
ことを特徴とするものである。
【0010】この第1の特徴を有する加工ヘッドの位置
ずれ補正方法においては、パンチ加工ヘッドと熱切断加
工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加工を行
うに際して、まずワークの所要部にパンチ加工ヘッドに
よりパンチ基準マークが形成されるとともに熱切断加工
ヘッドにより熱切断基準マークが形成され、次いでそれ
ら各基準マークが撮像装置の撮像可能範囲内に移動され
て撮像される。この後、撮像された各基準マークの画像
から画像処理によりそれら基準マークの実際の図心が求
められ、この求められた実際の図心と前記撮像装置の中
心と各基準マークの移動量とによりパンチ加工ヘッドの
軸心と熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量が算出され、
最後にそのずれ量に基づいて熱切断加工ヘッドの軸心位
置に係るNCデータが変更される。こうして、熱切断加
工ヘッドと撮像装置との位置ずれおよびパンチ加工ヘッ
ドと撮像装置との位置ずれを補正することが可能とな
り、複合加工精度の向上が図られる。
【0011】また、本発明による加工ヘッドの位置ずれ
補正方法は、第2に、パンチ加工用のパンチ加工ヘッド
とそのパンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工
用の熱切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワー
クの加工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パ
ンチ加工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれ
ぞれパンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成す
る基準マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程
において形成された各基準マークをそれぞれ撮像装置の
撮像可能範囲内に移動させてその撮像装置により撮像す
る基準マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程
において撮像された各基準マークの画像から画像処理に
よりそれら基準マークの実際の図心を求めるとともに、
この求められた各基準マークの実際の図心と前記撮像装
置の中心と前記各基準マークの移動量とにより前記パン
チ加工ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心との
ずれ量を算出するずれ量算出工程および(d)このずれ
量算出工程において算出されたずれ量に基づき前記熱切
断加工ヘッドを適正位置に移動させてその軸心位置を補
正する軸心位置補正工程の各工程により前記パンチ加工
ヘッドに対する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を
行うことを特徴とするものである。
【0012】この第2の特徴を有する加工ヘッドの位置
ずれ補正方法においては、基準マーク形成工程,基準マ
ーク撮像工程およびずれ量算出工程は前記第1の特徴を
有する加工ヘッドの位置ずれ補正方法と同様であり、軸
心位置補正工程において熱切断加工ヘッドの軸心位置に
係るNCデータが変更される代わりにその熱切断加工ヘ
ッドを適正位置に移動させることによりその熱切断加工
ヘッドの軸心位置が補正される。こうして、前述と同様
にパンチング加工および熱切断加工の複合加工精度の向
上が図られる。
【0013】さらに、本発明による加工ヘッドの位置ず
れ補正方法は、第3に、パンチ加工用のパンチ加工ヘッ
ドとそのパンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加
工用の熱切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワ
ークの加工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記
パンチ加工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそ
れぞれパンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成
する基準マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工
程において形成された各基準マークを撮像装置の撮像可
能範囲内に移動させてその撮像装置により同時に撮像す
る基準マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程
において撮像された各基準マークの画像から画像処理に
よりそれら基準マークの実際の図心を求めるとともに、
この求められた各基準マークの実際の図心とそれら各基
準マークの予め設定されている図心とにより前記パンチ
加工ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのず
れ量を算出するずれ量算出工程および(d)このずれ量
算出工程において算出されたずれ量に基づき前記熱切断
加工ヘッドの軸心位置に係るNCデータを変更する軸心
位置補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッドに対
する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行うことを
特徴とするものである。
【0014】この第3の特徴を有する加工ヘッドの位置
ずれ補正方法においては、パンチ加工ヘッドと熱切断加
工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加工を行
うに際して、まずワークの所要部にパンチ加工ヘッドに
よりパンチ基準マークが形成されるとともに熱切断加工
ヘッドにより熱切断基準マークが形成され、次いでそれ
ら各基準マークが撮像装置の撮像可能範囲内に移動され
て同時に撮像される。この後、撮像された各基準マーク
の画像から画像処理によりそれら基準マークの実際の図
心が求められ、この求められた実際の図心と各基準マー
クの予め設定されている図心とによりパンチ加工ヘッド
の軸心と熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量が算出さ
れ、最後にそのずれ量に基づいて熱切断加工ヘッドの軸
心位置に係るNCデータが変更される。こうして、熱切
断加工ヘッドと撮像装置との位置ずれおよびパンチ加工
ヘッドと撮像装置との位置ずれを補正することが可能と
なり、複合加工精度の向上が図られる。
【0015】また、本発明による加工ヘッドの位置ずれ
補正方法は、第4に、パンチ加工用のパンチ加工ヘッド
とそのパンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工
用の熱切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワー
クの加工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パ
ンチ加工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれ
ぞれパンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成す
る基準マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程
において形成された各基準マークを撮像装置の撮像可能
範囲内に移動させてその撮像装置により同時に撮像する
基準マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程に
おいて撮像された各基準マークの画像から画像処理によ
りそれら基準マークの実際の図心を求めるとともに、こ
の求められた各基準マークの実際の図心とそれら各基準
マークの予め設定されている図心とにより前記パンチ加
工ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ
量を算出するずれ量算出工程および(d)このずれ量算
出工程において算出されたずれ量に基づき前記熱切断加
工ヘッドを適正位置に移動させてその軸心位置を補正す
る軸心位置補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッ
ドに対する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行う
ことを特徴とするものである。
【0016】この第4の特徴を有する加工ヘッドの位置
ずれ補正方法においては、基準マーク形成工程,基準マ
ーク撮像工程およびずれ量算出工程は前記第3の特徴を
有する加工ヘッドの位置ずれ補正方法と同様であり、軸
心位置補正工程において熱切断加工ヘッドの軸心位置に
係るNCデータが変更される代わりにその熱切断加工ヘ
ッドを適正位置に移動させることによりその熱切断加工
ヘッドの軸心位置が補正される。こうして、前述と同様
にパンチング加工および熱切断加工の複合加工精度の向
上が図られる。
【0017】次に、本発明による加工ヘッドの位置ずれ
補正装置は、パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとそのパ
ンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱切
断加工ヘッドとを備える複合加工機において、(a)ワ
ークの所要部に前記パンチ加工ヘッドおよび前記熱切断
加工ヘッドによりそれぞれパンチ基準マークおよび熱切
断基準マークを形成する基準マーク形成手段、(b)前
記熱切断加工ヘッドに固定的に取り付けられ、前記基準
マーク形成手段により形成された各基準マークを撮像す
る撮像手段、(c)この撮像手段により撮像された各基
準マークの画像から画像処理によりそれら基準マークの
実際の図心を求めるとともに、この求められた各基準マ
ークの実際の図心とそれら各基準マークの予め設定され
ている図心とに基づき前記パンチ加工ヘッドの軸心と前
記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量を算出するずれ量
算出手段および(d)このずれ量算出手段により算出さ
れたずれ量に基づき前記熱切断加工ヘッドの軸心位置を
補正する軸心位置補正手段を備えることを特徴とするも
のである。
【0018】このような加工ヘッドの位置ずれ補正装置
においては、パンチ加工ヘッドと熱切断加工ヘッドとを
備える複合加工機によりワークの加工を行うに際して、
まず基準マーク形成手段によりワークの所要部にパンチ
加工ヘッドによりパンチ基準マークが形成されるととも
に熱切断加工ヘッドにより熱切断基準マークが形成さ
れ、次いでそれら各基準マークが熱切断加工ヘッドに固
定的に取り付けられている撮像手段により撮像される。
この後、撮像された各基準マークの画像から画像処理に
よりそれら基準マークの実際の図心が求められ、この求
められた実際の図心と各基準マークの予め設定されてい
る図心とに基づきパンチ加工ヘッドの軸心と熱切断加工
ヘッドの軸心とのずれ量が算出され、最後にそのずれ量
に基づいて熱切断加工ヘッドの軸心位置が補正される。
こうして、熱切断加工ヘッドと撮像装置との位置ずれお
よびパンチ加工ヘッドと撮像装置との位置ずれを補正す
ることが可能となり、複合加工精度の向上が図られる。
また、本発明においては、撮像手段が熱切断加工ヘッド
に固定的に取り付けられているので、これら撮像手段と
熱切断加工ヘッドとの駆動手段を共用することができ、
構造をより簡易化することができる。また、パンチ加工
ヘッドの軸心と熱切断加工ヘッドの軸心とのずれを算出
することから、撮像装置自身の経時的位置ずれの影響が
全くなく、前記補正を精度良く行うことができる。
【0019】この場合に、前記軸心位置補正手段は、前
記ずれ量算出手段により算出されたずれ量に基づき前記
熱切断加工ヘッドの軸心位置に係るNCデータを変更す
ることによりその熱切断加工ヘッドの軸心位置を補正す
るものであっても良いし、あるいは前記ずれ量算出手段
により算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工ヘッド
を適正位置に移動させることによりその熱切断加工ヘッ
ドの軸心位置を補正するものであっても良い。
【0020】本発明の目的は、後述される詳細な説明か
ら明らかにされる。しかしながら、詳細な説明および具
体的実施例は最も好ましい実施態様について説明する
が、本発明の精神および範囲内の種々の変更および変形
はその詳細な説明から当業者にとって明らかであること
から、具体例として述べるものである。
【0021】
【実施例】次に、本発明による加工ヘッドの位置ずれ補
正方法および補正装置の具体的実施例について、図面を
参照しつつ説明する。
【0022】図1に本発明の一実施例に係るパンチ・レ
ーザ複合加工機の平面図が示され、図2に加工ヘッド部
の正面図が模式的に示されている。
【0023】本実施例のパンチ・レーザ複合加工機にお
いては、門型構造の本体フレーム1が固定ベッド2上に
立設され、この本体フレーム1の下方にはその本体フレ
ーム1に交差するようにして板状のワークを載置して移
動するパンチ加工とレーザ加工とに共通の移動テーブル
3が配置されている。この移動テーブル3の一側にはワ
ーククランプ4aを有するワークキャリッジ4が配さ
れ、ワークWはそのワーククランプ4aにて把持されて
X軸方向(図1の左右方向)およびY軸方向(図1の上
下方向)に移動されるようになっている。また、前記本
体フレーム1には長手方向の中央部よりやや一側に片寄
った位置に、上金型(パンチ)および板押さえ(ストリ
ッパ)を装着するパンチ加工ヘッド5が軸線を鉛直向き
に設定して設けられ、このパンチ加工ヘッド5の下方に
は下金型(ダイ)を装着する固定台6が設けられてい
る。
【0024】前記本体フレーム1と所定距離離れた位置
にはその本体フレーム1と平行にマガジン支持フレーム
7が配設され、このマガジン支持フレーム7には円筒状
の金型マガジン8が両端部を軸受に回転自在に支持され
て設けられている。さらに、これら金型マガジン8と本
体フレーム1との間には主としてそれら金型マガジン8
〜本体フレーム1間で金型を搬送する金型搬送装置9が
配置されている。
【0025】この金型搬送装置9は、本体フレーム1お
よび金型マガジン8と平行に設置される走行レール10
と、この走行レール10に沿って走行可能なATCキャ
リッジ11と、このATCキャリッジ11に対して昇降
可能な昇降軸フレームと、この昇降軸フレームの下端に
水平配置される移動軸フレームと、この移動軸フレーム
に沿って移動可能なキャリヤー(いずれも図示せず)
と、このキャリヤーに対して所要角度水平旋回可能な金
型ハンド12とを備えている。ここで、この金型ハンド
12は、旋回中心となる基部から突き出す平面視略V字
形の二本のアームを有し、各アームの先端部にパンチ,
ストリッパおよびダイからなる金型をセット状態で把持
する把持機構を有している。
【0026】前記金型マガジン8は、中空の支持軸の四
つの外面に軸線に沿って固着される多数の金型保持ユニ
ットと、前記支持軸を所要の回転角に割り出して回転さ
せるマガジン割り出し駆動手段とを備え、各金型保持ユ
ニットには、パンチ,ストリッパおよびダイからなる金
型をセット状態で保持する多数の金型保持体が固定され
ている。
【0027】このように構成されていることによって、
マガジン割り出し駆動手段によって金型マガジン8の支
持軸が所要の回転角に割り出されるとともに、金型搬送
装置9のATCキャリッジ11が走行レール10に沿っ
て所定の位置まで移動され、キャリヤーおよび金型ハン
ド12が所要位置に位置決めされることにより、目的と
する金型の金型マガジン8に対する受渡しがなされる。
また、パンチ加工ヘッド5および固定台6に装着されて
いる金型の交換時には、金型ハンド12をパンチ加工ヘ
ッド5近傍の所定位置に移動させて待機させた後、まず
金型ハンド12の金型を把持していない側のアームによ
って使用済み金型の取り外し操作が行われ、この後金型
ハンド12が旋回されて金型を把持している側のアーム
によって金型の装着操作が行われる。
【0028】前記本体フレーム1の側面にはその本体フ
レーム1の長手方向に沿ってレーザ光案内筒13が固定
され、このレーザ光案内筒13の前端部にはその本体フ
レーム1にレーザ加工ヘッド用防振装置(図示せず)を
介して支持可能に、かつ前記パンチ加工ヘッド5とオフ
セットしてレーザ加工ヘッド14が取り付けられてい
る。また、前記レーザ光案内筒13の後端部に連結され
るように、前記本体フレーム1の後部隣接位置にはその
本体フレーム1と別置きにレーザ発振器15が配設され
ている。ここで、このレーザ発振器15は、地盤に固定
される架台に対してレーザ発振器用防振装置(図示せ
ず)を介して支持可能とされている。
【0029】前記レーザ加工ヘッド14はレーザ加工ヘ
ッド取付板16に対しベローズ17を介して昇降動可能
に取り付けられ、例えばパンチ加工時に図示されない昇
降動手段により上方の退避位置まで上昇されるようにな
っている。また、このレーザ加工ヘッド14には撮像手
段としてのCCDカメラ18が固定的に取り付けられて
いる。このCCDカメラ18は画像処理装置19と接続
され、この画像処理装置19は前記ワークキャリッジ4
を数値制御するNC装置20と接続されて、このCCD
カメラ18によってワークW上の基準マーク(もしくは
基準孔)を撮像してレーザ加工ヘッド14のパンチ加工
ヘッド5に対する光軸調整が行われるようになってい
る。なお、図2において符号21で示されるのは、レー
ザ加工時に生ずるドロス等を圧力差により吸引して機外
に排出する集塵ダクトである。
【0030】本実施例における加工ヘッドの光軸調整
(位置ずれ補正)は、次に示す手順にしたがって行われ
る(図3,図4参照)。
【0031】(1)パンチ加工ヘッド5によりワークW
にパンチ加工基準マーク(もしくはパンチ加工基準孔)
22を形成する。 (2)レーザ加工ヘッド14によりワークWにレーザ加
工基準マーク(もしくはレーザ加工基準孔)23を形成
する。 (3)前記パンチ加工基準マーク(もしくはパンチ加工
基準孔)22を図3(a)に示されるようにCCDカメ
ラ18の撮像可能範囲内に移動させて撮像する。
【0032】(4)撮像されたパンチ加工基準マーク
(もしくはパンチ加工基準孔)22の画像を画像処理装
置19にて画像処理してそのパンチ加工基準マーク(も
しくはパンチ加工基準孔)22の図心の座標を求める。
ここで、この画像処理による図心の求め方としては、例
えば円形に形成されるパンチ加工基準マーク22の内部
にある全画素(N個)のx座標x11,x12,・・・,x
1Nの平均値x1 ’およびy座標y11,y12,・・・,y
1Nの平均値y1 ’をそれぞれ次式により求め、座標(x
1 ’,y1 ’)を図心とする方法が採られる。 x1 ’=(x11+x12+・・・+x1N)/N y1 ’=(y11+y12+・・・+y1N)/N
【0033】(5)前述の図心座標(x1 ’,y1 ’)
と、予め設定されているCCDカメラ18の中心座標
(もしくはパンチ加工ヘッド5の加工指令座標)
(x1 ,y1)と、パンチ加工基準マーク(もしくはパ
ンチ加工基準孔)22の移動量とから、CCDカメラ1
8の中心座標(もしくはパンチ加工ヘッド5の加工指令
座標)(x1 ,y1 )とパンチ加工基準マーク(もしく
はパンチ加工基準孔)22の図心座標(x1 ’,
1 ’)とのx方向距離Δx1 およびy方向距離Δy1
を算出する(図3(b)参照)。
【0034】(6)前記レーザ加工基準マーク(もしく
はレーザ加工基準孔)23を図4(a)に示されるよう
にCCDカメラ18の撮像可能範囲内に移動させて撮像
する。
【0035】(7)撮像されたレーザ加工基準マーク
(もしくはレーザ加工基準孔)22の画像を画像処理装
置19にて画像処理してそのレーザ加工基準マーク(も
しくはレーザ加工基準孔)23の図心の座標を求める。
ここで、この画像処理による図心は、レーザ加工基準マ
ーク23の内部にある全画素(N個)のx座標をx21
22,・・・,x2N,y座標をy21,y22,・・・,y
2Nとして、前述と同様にしてそれぞれ次式により求めら
れる。 x2 ’=(x21+x22+・・・+x2N)/N y2 ’=(y21+y22+・・・+y2N)/N
【0036】(8)前述の図心座標(x2 ’,y2 ’)
と、予め設定されているCCDカメラ18の中心座標
(もしくはレーザ加工ヘッド14の加工指令座標)(x
2 ,y 2 )と、レーザ加工基準マーク(もしくはレーザ
加工基準孔)23の移動量とから、CCDカメラ18の
中心座標(もしくはレーザ加工ヘッド14の加工指令座
標)(x2 ,y2 )とレーザ加工基準マーク(もしくは
レーザ加工基準孔)23の図心座標(x2 ’,y2 ’)
とのx方向距離Δx2 およびy方向距離Δy2 を算出す
る(図4(b)参照)。
【0037】(9)前記(5)および(8)により求め
られた各距離Δx1 ,Δy1 ,Δx 2 ,Δy2 からパン
チ加工ヘッド5に対するレーザ加工ヘッド14のx方向
補正量Δxおよびy方向補正量Δyを次式により求め
る。 Δx=Δx1 −Δx2 =(x1 −x1 ’)−(x2 −x2 ’) Δy=Δy1 −Δy2 =(y1 −y1 ’)−(y2 −y2 ’) (10)こうして求められた補正量Δx,ΔyをNC装
置20に出力し、このNC装置20におけるワークキャ
リッジ4を数値制御するためのNCデータを変更する。
こうして、パンチ加工ヘッド5に対するレーザ加工ヘッ
ド14の位置ずれ補正が行われる。
【0038】前記実施例においては、パンチ加工基準マ
ーク(もしくはパンチ加工基準孔)22とレーザ加工基
準マーク(もしくはレーザ加工基準孔)23とをCCD
カメラ18により別々に撮像して画像処理するものにつ
いて説明したが、図5に示されているように、これら各
基準マーク22,23をCCDカメラ18により同時に
撮像して画像処理する実施例も可能である。
【0039】このような実施例における加工ヘッドの光
軸調整(位置ずれ補正)は次のように行われる。すなわ
ち、まずCCDカメラ18により撮像された画像から前
述と同様にしてパンチ加工基準マーク(もしくはパンチ
加工基準孔)22の図心座標(x1 ’,y1 ’)とレー
ザ加工基準マーク(もしくはレーザ加工基準孔)23の
図心座標(x2 ’,y2 ’)とが求められ、次いでそれ
ら求められた図心座標(x1 ’,y1 ’),(x2 ’,
2 ’)と、NC装置20におけるパンチ加工ヘッド5
およびレーザ加工ヘッド14のそれぞれの加工指令座標
(x1 ,y1 ),(x2 ,y2 )とから、パンチ加工ヘ
ッド5に対するレーザ加工ヘッド14のx方向補正量Δ
xおよびy方向補正量Δyが前記実施例と同様に次式に
より求められる。 Δx=Δx1 −Δx2 =(x1 −x1 ’)−(x2 −x2 ’) Δy=Δy1 −Δy2 =(y1 −y1 ’)−(y2 −y2 ’)
【0040】前記各実施例においては、演算された補正
量Δx,Δyに基づいてNC装置20におけるNCデー
タを変更するものとしたが、レーザ加工ヘッド14をパ
ンチ加工ヘッド5に対し水平方向(前後方向および左右
方向)に位置調整可能に取り付け、画像処理装置19に
より演算された補正量Δx,Δyに基づいてそのレーザ
加工ヘッド14を適正位置に移動させるようにしても良
い。
【0041】前述のように、本発明は、種々に変更可能
なことは明らかである。このような変更は本発明の精神
および範囲に反することなく、また当業者にとって明瞭
な全てのそのような変形、変更は、請求の範囲に含まれ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るパンチ・レー
ザ複合加工機の平面図である。
【図2】図2は、加工ヘッド部を模式的に示す正面図で
ある。
【図3】図3は、パンチ加工基準マークの撮像状態を示
す斜視図(a)および座標のずれ状態を説明する平面図
(b)である。
【図4】図4は、レーザ加工基準マークの撮像状態を示
す斜視図(a)および座標のずれ状態を説明する平面図
(b)である。
【図5】図5は、他の実施例における基準マークの撮像
状態を示す斜視図(a)および座標のずれ状態を説明す
る平面図(b)である。
【符号の説明】
5 パンチ加工ヘッド 14 レーザ加工ヘッド 18 CCDカメラ 19 画像処理装置 20 NC装置 22 パンチ加工基準マーク 23 レーザ加工基準マーク W ワーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとその
    パンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱
    切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加
    工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パンチ加
    工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれぞれパ
    ンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成する基準
    マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程におい
    て形成された各基準マークをそれぞれ撮像装置の撮像可
    能範囲内に移動させてその撮像装置により撮像する基準
    マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程におい
    て撮像された各基準マークの画像から画像処理によりそ
    れら基準マークの実際の図心を求めるとともに、この求
    められた各基準マークの実際の図心と前記撮像装置の中
    心と前記各基準マークの移動量とにより前記パンチ加工
    ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量
    を算出するずれ量算出工程および(d)このずれ量算出
    工程において算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工
    ヘッドの軸心位置に係るNCデータを変更する軸心位置
    補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッドに対する
    前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行うことを特徴
    とする加工ヘッドの位置ずれ補正方法。
  2. 【請求項2】 パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとその
    パンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱
    切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加
    工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パンチ加
    工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれぞれパ
    ンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成する基準
    マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程におい
    て形成された各基準マークをそれぞれ撮像装置の撮像可
    能範囲内に移動させてその撮像装置により撮像する基準
    マーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程におい
    て撮像された各基準マークの画像から画像処理によりそ
    れら基準マークの実際の図心を求めるとともに、この求
    められた各基準マークの実際の図心と前記撮像装置の中
    心と前記各基準マークの移動量とにより前記パンチ加工
    ヘッドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量
    を算出するずれ量算出工程および(d)このずれ量算出
    工程において算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工
    ヘッドを適正位置に移動させてその軸心位置を補正する
    軸心位置補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッド
    に対する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行うこ
    とを特徴とする加工ヘッドの位置ずれ補正方法。
  3. 【請求項3】 パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとその
    パンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱
    切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加
    工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パンチ加
    工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれぞれパ
    ンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成する基準
    マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程におい
    て形成された各基準マークを撮像装置の撮像可能範囲内
    に移動させてその撮像装置により同時に撮像する基準マ
    ーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程において
    撮像された各基準マークの画像から画像処理によりそれ
    ら基準マークの実際の図心を求めるとともに、この求め
    られた各基準マークの実際の図心とそれら各基準マーク
    の予め設定されている図心とにより前記パンチ加工ヘッ
    ドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量を算
    出するずれ量算出工程および(d)このずれ量算出工程
    において算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工ヘッ
    ドの軸心位置に係るNCデータを変更する軸心位置補正
    工程の各工程により前記パンチ加工ヘッドに対する前記
    熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行うことを特徴とす
    る加工ヘッドの位置ずれ補正方法。
  4. 【請求項4】 パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとその
    パンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱
    切断加工ヘッドとを備える複合加工機によりワークの加
    工を行うに際し、(a)ワークの所要部に前記パンチ加
    工ヘッドおよび前記熱切断加工ヘッドによりそれぞれパ
    ンチ基準マークおよび熱切断基準マークを形成する基準
    マーク形成工程、(b)この基準マーク形成工程におい
    て形成された各基準マークを撮像装置の撮像可能範囲内
    に移動させてその撮像装置により同時に撮像する基準マ
    ーク撮像工程、(c)この基準マーク撮像工程において
    撮像された各基準マークの画像から画像処理によりそれ
    ら基準マークの実際の図心を求めるとともに、この求め
    られた各基準マークの実際の図心とそれら各基準マーク
    の予め設定されている図心とにより前記パンチ加工ヘッ
    ドの軸心と前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量を算
    出するずれ量算出工程および(d)このずれ量算出工程
    において算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工ヘッ
    ドを適正位置に移動させてその軸心位置を補正する軸心
    位置補正工程の各工程により前記パンチ加工ヘッドに対
    する前記熱切断加工ヘッドの位置ずれ補正を行うことを
    特徴とする加工ヘッドの位置ずれ補正方法。
  5. 【請求項5】 パンチ加工用のパンチ加工ヘッドとその
    パンチ加工ヘッドの近傍に配置される熱切断加工用の熱
    切断加工ヘッドとを備える複合加工機において、(a)
    ワークの所要部に前記パンチ加工ヘッドおよび前記熱切
    断加工ヘッドによりそれぞれパンチ基準マークおよび熱
    切断基準マークを形成する基準マーク形成手段、(b)
    前記熱切断加工ヘッドに固定的に取り付けられ、前記基
    準マーク形成手段により形成された各基準マークを撮像
    する撮像手段、(c)この撮像手段により撮像された各
    基準マークの画像から画像処理によりそれら基準マーク
    の実際の図心を求めるとともに、この求められた各基準
    マークの実際の図心とそれら各基準マークの予め設定さ
    れている図心とに基づき前記パンチ加工ヘッドの軸心と
    前記熱切断加工ヘッドの軸心とのずれ量を算出するずれ
    量算出手段および(d)このずれ量算出手段により算出
    されたずれ量に基づき前記熱切断加工ヘッドの軸心位置
    を補正する軸心位置補正手段を備えることを特徴とする
    加工ヘッドの位置ずれ補正装置。
  6. 【請求項6】 前記軸心位置補正手段は、前記ずれ量算
    出手段により算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工
    ヘッドの軸心位置に係るNCデータを変更することによ
    りその熱切断加工ヘッドの軸心位置を補正することを特
    徴とする請求項5に記載の加工ヘッドの位置ずれ補正装
    置。
  7. 【請求項7】 前記軸心位置補正手段は、前記ずれ量算
    出手段により算出されたずれ量に基づき前記熱切断加工
    ヘッドを適正位置に移動させることによりその熱切断加
    工ヘッドの軸心位置を補正することを特徴とする請求項
    5に記載の加工ヘッドの位置ずれ補正装置。
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WO2013108743A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 株式会社 アマダ 熱切断加工装置及び熱切断加工方法
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CN111102940A (zh) * 2018-10-29 2020-05-05 北京金风科创风电设备有限公司 叶片桨距角偏差的检测方法、装置、存储介质及***

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