JPH08243321A - バグフィルタ用濾材 - Google Patents
バグフィルタ用濾材Info
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- JPH08243321A JPH08243321A JP4948795A JP4948795A JPH08243321A JP H08243321 A JPH08243321 A JP H08243321A JP 4948795 A JP4948795 A JP 4948795A JP 4948795 A JP4948795 A JP 4948795A JP H08243321 A JPH08243321 A JP H08243321A
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- Japan
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- dust
- bag filter
- bag
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉塵の捕集効率及び強度を向上させ、かつ逆
洗時の粉塵の剥離効率も向上させる。 【構成】 気体中の粉塵を濾過するときの通常の通過方
向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表面に付
着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復させるバ
グフィルタ用濾材１である。このバグフィルタ用濾材を
湿式抄紙法で製造した。また、バグフィルタ用濾材１
を、湿式抄紙法で製造された濾過層２と、この濾過層２
に接合されこれを支持して補強する強度維持層３と、濾
過層２及び強度維持層３を互いに接着させる接着層４と
から構成した。濾過層２は、湿式抄紙法により、５μｍ
以下の微細合成繊維と１μｍ以下のガラス繊維とを繊維
バインダと共に混抄して製造する。
洗時の粉塵の剥離効率も向上させる。 【構成】 気体中の粉塵を濾過するときの通常の通過方
向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表面に付
着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復させるバ
グフィルタ用濾材１である。このバグフィルタ用濾材を
湿式抄紙法で製造した。また、バグフィルタ用濾材１
を、湿式抄紙法で製造された濾過層２と、この濾過層２
に接合されこれを支持して補強する強度維持層３と、濾
過層２及び強度維持層３を互いに接着させる接着層４と
から構成した。濾過層２は、湿式抄紙法により、５μｍ
以下の微細合成繊維と１μｍ以下のガラス繊維とを繊維
バインダと共に混抄して製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、気体を逆方向に吹いて
表面に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復
させるバグフィルタ用濾材に関する。
表面に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復
させるバグフィルタ用濾材に関する。
【０００２】
【従来の技術】バグフィルタ用濾材としてはフェルト構
造のものが一般的である。このフェルト構造は、１〜６
デニールを中心とした合成繊維を使用し、これをニード
ルパンチ等で交絡させて成形する。この製造方法は、乾
式不織布製造法であるが、この方法の場合、微細繊維
（例えば０．１デニール）を用いても、分散性が悪く、
均一な製品品質が得られない。また、ニードルパンチの
針穴も残るため、乾式不織布製造法でバグフィルタ用濾
材を製造することには、限界がある。
造のものが一般的である。このフェルト構造は、１〜６
デニールを中心とした合成繊維を使用し、これをニード
ルパンチ等で交絡させて成形する。この製造方法は、乾
式不織布製造法であるが、この方法の場合、微細繊維
（例えば０．１デニール）を用いても、分散性が悪く、
均一な製品品質が得られない。また、ニードルパンチの
針穴も残るため、乾式不織布製造法でバグフィルタ用濾
材を製造することには、限界がある。
【０００３】このため、湿式抄紙法による濾材を製造す
ることが提案されている。例えば、ティーバッグ（特開
昭５９−２２８１００）や家庭用電気掃除機のフィルタ
（特開平５−７７１４）等が知られている。これらは湿
式抄紙法により極細繊維を抄紙したものである。この方
法による濾材では、微小な穴を多数成形できて、優れた
粉塵捕集効率を得ることができる。
ることが提案されている。例えば、ティーバッグ（特開
昭５９−２２８１００）や家庭用電気掃除機のフィルタ
（特開平５−７７１４）等が知られている。これらは湿
式抄紙法により極細繊維を抄紙したものである。この方
法による濾材では、微小な穴を多数成形できて、優れた
粉塵捕集効率を得ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記湿式抄
紙法により製造される濾材は、単一の層よりなり、１回
のみ使用することを前提にした使い捨てタイプが多い。
このため、強度面での考慮はされておらず弱いため、粉
塵を払い落として何度も繰り返し使用するバグフィルタ
用濾材には使用することができなかった。
紙法により製造される濾材は、単一の層よりなり、１回
のみ使用することを前提にした使い捨てタイプが多い。
このため、強度面での考慮はされておらず弱いため、粉
塵を払い落として何度も繰り返し使用するバグフィルタ
用濾材には使用することができなかった。
【０００５】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、粉塵の捕集効率及び強度に優れ、かつ逆洗時の
粉塵の払い落としが容易なバグフィルタ用濾材を提供す
ることを目的とする。
であり、粉塵の捕集効率及び強度に優れ、かつ逆洗時の
粉塵の払い落としが容易なバグフィルタ用濾材を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係るバグフ
ィルタ用濾材は、気体中の粉塵を濾過するときの通常の
通過方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表
面に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復さ
せるバグフィルタ用濾材であって、このバグフィルタ用
濾材が湿式抄紙法で製造されたことを特徴とする。
ィルタ用濾材は、気体中の粉塵を濾過するときの通常の
通過方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表
面に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復さ
せるバグフィルタ用濾材であって、このバグフィルタ用
濾材が湿式抄紙法で製造されたことを特徴とする。
【０００７】第２の発明に係るバグフィルタ用濾材は、
気体中の粉塵を濾過するときの通常の通過方向と逆方向
に気体を吹いて逆流させることで、表面に付着した捕集
粉塵を払い落として濾過機能を回復させるバグフィルタ
用濾材において、湿式抄紙法で製造された濾過層と、こ
の濾過層に接合されこれを支持して補強する強度維持層
とを備えたことを特徴とする。
気体中の粉塵を濾過するときの通常の通過方向と逆方向
に気体を吹いて逆流させることで、表面に付着した捕集
粉塵を払い落として濾過機能を回復させるバグフィルタ
用濾材において、湿式抄紙法で製造された濾過層と、こ
の濾過層に接合されこれを支持して補強する強度維持層
とを備えたことを特徴とする。
【０００８】第３の発明に係るバグフィルタ用濾材は、
請求項１または２に記載のバグフィルタ用濾材におい
て、前記湿式抄紙法により、５μｍ以下の微細合成繊維
と１μｍ以下のガラス繊維とを繊維バインダと共に混抄
したことを特徴とする。
請求項１または２に記載のバグフィルタ用濾材におい
て、前記湿式抄紙法により、５μｍ以下の微細合成繊維
と１μｍ以下のガラス繊維とを繊維バインダと共に混抄
したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】第１の発明によれば、バグフィルタ用濾材を湿
式抄紙法で製造したので、全面に均一な微***が成形さ
れ、粉塵を効率的に捕集することができる。さらに、バ
グフィルタ用濾材の粉塵捕集面は微小繊維で構成される
ため、捕集した粉塵とからまってしまうことがなく、容
易に粉塵を払い落とすことができる。これにより、後述
するように互いに相反する機能を両立させることができ
る。
式抄紙法で製造したので、全面に均一な微***が成形さ
れ、粉塵を効率的に捕集することができる。さらに、バ
グフィルタ用濾材の粉塵捕集面は微小繊維で構成される
ため、捕集した粉塵とからまってしまうことがなく、容
易に粉塵を払い落とすことができる。これにより、後述
するように互いに相反する機能を両立させることができ
る。
【００１０】第２の発明によれば、湿式抄紙法で製造さ
れた濾過層を強度維持層で補強したので、度重なる逆洗
作業に耐えられ、バグフィルタ用濾材の寿命を延ばすこ
とができると共に、濾過機能の低下を最小限に押えるこ
とができる。
れた濾過層を強度維持層で補強したので、度重なる逆洗
作業に耐えられ、バグフィルタ用濾材の寿命を延ばすこ
とができると共に、濾過機能の低下を最小限に押えるこ
とができる。
【００１１】強度維持層は、織布またはフェルトで構成
する。また、濾過層よりも径の大きい繊維を用いて湿式
抄紙法で製造してもよい。
する。また、濾過層よりも径の大きい繊維を用いて湿式
抄紙法で製造してもよい。
【００１２】第３の発明によれば、湿式抄紙法により、
５μｍ以下の微細合成繊維と１μｍ以下のガラス繊維と
を繊維バインダと共に混抄してバグフィルタ用濾材を製
造することで、このバグフィルタ用濾材を、粉塵の捕集
効率にも、剥離効率にも優れたものとすることができ
る。
５μｍ以下の微細合成繊維と１μｍ以下のガラス繊維と
を繊維バインダと共に混抄してバグフィルタ用濾材を製
造することで、このバグフィルタ用濾材を、粉塵の捕集
効率にも、剥離効率にも優れたものとすることができ
る。
【００１３】
【実施例】以下、本発明に係るバグフィルタ用濾材の一
実施例を添付図面に基づいて説明する。
実施例を添付図面に基づいて説明する。
【００１４】［構成］図１は本実施例に係るバグフィル
タ用濾材の積層構造を示す側面断面図である。
タ用濾材の積層構造を示す側面断面図である。
【００１５】本実施例のバグフィルタ用濾材１は、各種
工場からの排気ガス等の気体を濾過して気体中から粉塵
を捕集する際に使用するものである。このバグフィルタ
用濾材１では、経時的使用により、その表面に、捕集し
た粉塵が積層して抵抗が大きくなるため、定期的に逆洗
する。即ち、バグフィルタ用濾材１に対し、通常の通過
方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、バグフ
ィルタ用濾材１の表面に付着した捕集粉塵を払い落とし
て再生させる。
工場からの排気ガス等の気体を濾過して気体中から粉塵
を捕集する際に使用するものである。このバグフィルタ
用濾材１では、経時的使用により、その表面に、捕集し
た粉塵が積層して抵抗が大きくなるため、定期的に逆洗
する。即ち、バグフィルタ用濾材１に対し、通常の通過
方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、バグフ
ィルタ用濾材１の表面に付着した捕集粉塵を払い落とし
て再生させる。
【００１６】このバグフィルタ用濾材１は、湿式抄紙法
で製造された濾過層２と、織布またはフェルトからなり
濾過層２に接合することでこの濾過層２を支持し補強す
る強度維持層３と、これら濾過層２及び強度維持層３の
間に介在してこれらを互いに接合させる接着層４とから
構成されている。
で製造された濾過層２と、織布またはフェルトからなり
濾過層２に接合することでこの濾過層２を支持し補強す
る強度維持層３と、これら濾過層２及び強度維持層３の
間に介在してこれらを互いに接合させる接着層４とから
構成されている。
【００１７】濾過層２は、湿式抄紙法により製造されて
いる。具体的には、５μｍ以下の微細合成繊維と１μｍ
以下のガラス繊維とを繊維バインダと共に混抄して濾過
層２が成形される。例えば、３μｍの微細合成繊維と
０．５μｍのガラス繊維とを接着用の繊維バインダと共
に湿式抄紙法にて成形される。濾過層２の外側表面（粉
塵を捕集する側の面）は熱ロールによって平滑化され
て、付着した粉塵の剥離性を向上させている。
いる。具体的には、５μｍ以下の微細合成繊維と１μｍ
以下のガラス繊維とを繊維バインダと共に混抄して濾過
層２が成形される。例えば、３μｍの微細合成繊維と
０．５μｍのガラス繊維とを接着用の繊維バインダと共
に湿式抄紙法にて成形される。濾過層２の外側表面（粉
塵を捕集する側の面）は熱ロールによって平滑化され
て、付着した粉塵の剥離性を向上させている。
【００１８】強度維持層３は強度的に優れたフェルトや
織布により構成されている。接着層４は、接着繊維や接
着剤で構成されている。接着繊維の場合は、濾過層２と
強度維持層３とに、この接着繊維がそれぞれからみつく
等して互いに接着する。接着剤の場合には、濾過層２と
強度維持層３との間で十分な通気性を保った状態で、こ
れらを接着する。
織布により構成されている。接着層４は、接着繊維や接
着剤で構成されている。接着繊維の場合は、濾過層２と
強度維持層３とに、この接着繊維がそれぞれからみつく
等して互いに接着する。接着剤の場合には、濾過層２と
強度維持層３との間で十分な通気性を保った状態で、こ
れらを接着する。
【００１９】［作用］微細合成繊維（５μｍ以下）とガ
ラス繊維（１μｍ以下）と繊維バインダとはそれぞれ径
が異なるため、通常これらを混ぜ合わせる場合、全体が
不均一になりがちであるが、前記濾過層２は湿式抄紙法
によって製造するため、それぞれ異なる径の３種類の繊
維を水中で均一に分散させて混ぜることができる。これ
により、濾過層２の全面に均一な微***を成形すること
ができ、圧力損失が低く、スムーズに空気を流すことが
できると共に、空気中の粉塵を効率的に捕集することが
できる。
ラス繊維（１μｍ以下）と繊維バインダとはそれぞれ径
が異なるため、通常これらを混ぜ合わせる場合、全体が
不均一になりがちであるが、前記濾過層２は湿式抄紙法
によって製造するため、それぞれ異なる径の３種類の繊
維を水中で均一に分散させて混ぜることができる。これ
により、濾過層２の全面に均一な微***を成形すること
ができ、圧力損失が低く、スムーズに空気を流すことが
できると共に、空気中の粉塵を効率的に捕集することが
できる。
【００２０】このとき、濾過層２の表面は熱ロールによ
って平滑化されているため、けば立った繊維が付着した
粉塵にからみつくことがなく、逆洗によって付着粉塵を
容易に剥離させることができる。
って平滑化されているため、けば立った繊維が付着した
粉塵にからみつくことがなく、逆洗によって付着粉塵を
容易に剥離させることができる。
【００２１】［効果］これにより、粉塵の捕集効率が大
幅に向上すると共に、逆洗時の粉塵の払い落とし（剥
離）効率も大幅に向上する。即ち、互いに相反する機能
を両立させることができる。
幅に向上すると共に、逆洗時の粉塵の払い落とし（剥
離）効率も大幅に向上する。即ち、互いに相反する機能
を両立させることができる。
【００２２】さらに、濾過層２を強度維持層３で補強し
たので、バグフィルタ用濾材１の強度が大幅に向上す
る。これにより、度重なる逆洗作業にも耐えることがで
き、バグフィルタ用濾材１の寿命を延ばすことができる
と共に、経時的な濾過機能の低下を最小限に押えること
ができる。
たので、バグフィルタ用濾材１の強度が大幅に向上す
る。これにより、度重なる逆洗作業にも耐えることがで
き、バグフィルタ用濾材１の寿命を延ばすことができる
と共に、経時的な濾過機能の低下を最小限に押えること
ができる。
【００２３】湿式抄紙法により、性能及び品質の安定し
たバグフィルタ用濾材１を供給することができる。
たバグフィルタ用濾材１を供給することができる。
【００２４】［変形例］前記実施例では、強度維持層３
は強度的に優れたフェルトや織布により構成したが、濾
過層２よりも大きい合成繊維を用いて湿式抄紙法により
製造してもよい。この場合、濾過層２を製造する一連の
抄紙機械ラインで製造が可能で、製造工程を大幅に軽減
でき、製造コストの低減を図れる。
は強度的に優れたフェルトや織布により構成したが、濾
過層２よりも大きい合成繊維を用いて湿式抄紙法により
製造してもよい。この場合、濾過層２を製造する一連の
抄紙機械ラインで製造が可能で、製造工程を大幅に軽減
でき、製造コストの低減を図れる。
【００２５】また、強度的に問題にならない使用態様に
おいては、湿式抄紙法による濾過層２のみでフィルタを
構成してもよい。さらに、湿式抄紙法により濾材を製造
し、この抄紙濾材を円筒状、封筒状やプリーツ状等に加
工して、一般空調機用のフィルタとして用いてもよい。
おいては、湿式抄紙法による濾過層２のみでフィルタを
構成してもよい。さらに、湿式抄紙法により濾材を製造
し、この抄紙濾材を円筒状、封筒状やプリーツ状等に加
工して、一般空調機用のフィルタとして用いてもよい。
【００２６】濾過層２と強度維持層３とを接合する手段
としては接着層４を設けたが、接着層４を設けずに、濾
過層２と強度維持層３とを直接に接合させてもよい。例
えば、径の大きな粗繊維を用いて抄紙して、予め強度維
持層３を製造する。次いで、この強度維持層３の上に極
細繊維を抄紙して濾過層２を製造し、濾過層２と強度維
持層３とを抄紙によって接合するようにしてもよい。
としては接着層４を設けたが、接着層４を設けずに、濾
過層２と強度維持層３とを直接に接合させてもよい。例
えば、径の大きな粗繊維を用いて抄紙して、予め強度維
持層３を製造する。次いで、この強度維持層３の上に極
細繊維を抄紙して濾過層２を製造し、濾過層２と強度維
持層３とを抄紙によって接合するようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
次のような効果を奏する。
次のような効果を奏する。
【００２８】（１） 湿式抄紙法でバグフィルタ用濾材
又は濾過層を製造することにより、粉塵の捕集効率が大
幅に向上すると共に、剥離効率も大幅に向上する。即
ち、互いに相反する機能を両立させることができる。
又は濾過層を製造することにより、粉塵の捕集効率が大
幅に向上すると共に、剥離効率も大幅に向上する。即
ち、互いに相反する機能を両立させることができる。
【００２９】（２） 濾過層を強度維持層で補強したの
で、バグフィルタ用濾材の強度が大幅に向上する。これ
により、度重なる逆洗作業にも耐えることができ、バグ
フィルタ用濾材の寿命を延ばすことができると共に、経
時的な濾過機能の低下を最小限に押えることができる。
で、バグフィルタ用濾材の強度が大幅に向上する。これ
により、度重なる逆洗作業にも耐えることができ、バグ
フィルタ用濾材の寿命を延ばすことができると共に、経
時的な濾過機能の低下を最小限に押えることができる。
【００３０】（３） 湿式抄紙法により、性能及び品質
の安定したバグフィルタ用濾材を供給することができ
る。
の安定したバグフィルタ用濾材を供給することができ
る。
【図１】本発明のバグフィルタ用濾材を示す側面断面図
である。
である。
１…バグフィルタ用濾材、２…濾過層、３…強度維持
層、４…接着層。
層、４…接着層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 正行 神奈川県平塚市久領堤１−37 日本エア ー・フィルター株式会社内 (72)発明者 二葉 和寿 大阪市東淀川区小松４−２−15 安積濾紙 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 気体中の粉塵を濾過するときの通常の通
過方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表面
に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復させ
るバグフィルタ用濾材において、 湿式抄紙法で製造されたことを特徴とするバグフィルタ
用濾材。 - 【請求項２】 気体中の粉塵を濾過するときの通常の通
過方向と逆方向に気体を吹いて逆流させることで、表面
に付着した捕集粉塵を払い落として濾過機能を回復させ
るバグフィルタ用濾材において、 湿式抄紙法で製造された濾過層と、この濾過層に接合さ
れこれを支持して補強する強度維持層とを備えたことを
特徴とするバグフィルタ用濾材。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のバグフィルタ
用濾材において、 前記湿式抄紙法により、５μｍ以下の微細合成繊維と１
μｍ以下のガラス繊維とを繊維バインダと共に混抄した
ことを特徴とするバグフィルタ用濾材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4948795A JPH08243321A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | バグフィルタ用濾材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4948795A JPH08243321A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | バグフィルタ用濾材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243321A true JPH08243321A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12832521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4948795A Pending JPH08243321A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | バグフィルタ用濾材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08243321A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1447121A4 (en) * | 2001-11-21 | 2006-03-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | VACUUM FILTER, VACUUM CLEANER AND INTAKE DEVICE OF A GAS TURBINE |
| JP2008082324A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-04-10 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
| WO2010122999A1 (ja) | 2009-04-24 | 2010-10-28 | 北越紀州製紙株式会社 | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
| CN102390721A (zh) * | 2011-07-29 | 2012-03-28 | 浙江菲达环保科技股份有限公司 | 气固隔离阀 |
| JP2012091099A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | パルス集塵装置用フィルタ材及びパルス集塵装置 |
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| CN106268079A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-01-04 | 浙江宇邦滤材科技有限公司 | 一种抗静电滤袋的制作方法 |
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-
1995
- 1995-03-09 JP JP4948795A patent/JPH08243321A/ja active Pending
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