JPH08242923A - 背負い鞄用背当カバー - Google Patents

背負い鞄用背当カバー

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JPH08242923A
JPH08242923A JP7453095A JP7453095A JPH08242923A JP H08242923 A JPH08242923 A JP H08242923A JP 7453095 A JP7453095 A JP 7453095A JP 7453095 A JP7453095 A JP 7453095A JP H08242923 A JPH08242923 A JP H08242923A
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Taeko Yagi
木 妙 子 八
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背負い鞄を背負った際に、その背当部と背中
との間が発汗等によってむれたりべたついたりすること
がなく、且つ背当部を清潔に保つことができるような背
負い鞄用背当カバーを提供する。 【構成】 立体織物により成形してなる背当カバー本体
3に、背負い鞄の背当部に着脱自在に装着するための装
着手段7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランドセルやリュック
サック等の背負い鞄の背当部分に装着して発汗等による
むれを防止するための背負い鞄用の背当カバーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ランドセルやリュックサック等
の背負い鞄を背負った場合、その背当部が使用者の背中
に密着するため通気性が悪く、そのため、使用者の背中
がその背負い鞄の背当部との間で発汗し、むれたりべた
ついたりして不衛生であった。
【0003】このような問題点を解決するため、背負い
鞄の背当部を凹凸に加工して背中との間に間隙を持たせ
たものや、あるいは穴あけ加工を施して通気性を持たせ
たものがあるが、これらの加工を施したとしても、使用
者の背中に接触する部分において発汗してむれたりべた
ついたりしてしまうため、必ずしも十分な通気性がある
とはいえないものである。
【0004】そのうえ、背負い鞄の背当部が発汗やむれ
等によって汚れた場合、背負い鞄の材質によっては清浄
ができなかったり、たとえ清浄が可能であっても鞄自体
を洗浄しなくてはならないため、手間がかかってしま
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、ランドセルやリュックサック等に簡単に着脱自在と
して、それを取り付けて背負い鞄を背負った際には、そ
の背当部と背中との間が発汗等によってむれたりべたつ
いたりすることがなく、且つ背当部を常に清潔に保つこ
とができるような背負い鞄における背当カバーを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかる背負い鞄用背当カバーは、立体的で
間隙の多い立体織物により成形してなる背当カバー本体
に、背負い鞄の背当部に着脱自在に装着するための装着
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】上記カバー本体は、厚さ方向に立ち上がっ
た多数の柱状部材からなる中層部と、上記中層部の一方
の面に付設された吸湿性を有する素材からなる多孔の表
層部と、上記中層部の他方の面に付設された多孔の裏層
部とにより構成することができ、さらに、上記中層部に
おける柱状部材が、長尺の線状素材を所望の高さに折曲
して網目状に配列することにより形成され、表層部及び
裏層部を形成する素材が繊維からなっていて、これらの
繊維が、中層部の線状素材に一体的に編織されているも
のとすることもできる。
【0008】また、背当カバーの一部に、背負い鞄への
装着時に背負いベルトを挿通するための穴を設けたり、
上記装着手段を、カバー本体に設けた伸縮性の紐からな
るものとすることもできる。
【0009】
【作用】上記構成を有する背負い鞄用背当カバーは、立
体的で間隙の多い立体織物により成形しているため、通
気性が良好であり、また、背負い鞄の背当部に着脱自在
となす装着手段を設けたため、上記背当カバーが汚れた
際には背負い鞄から取り外して容易に清浄することがで
きる。
【0010】さらに、上記背当カバー本体を表層部、中
層部及び裏層部から構成されるものとして、使用者の背
中が接触する表層部を吸湿性を有する素材で形成するこ
とにより、上記使用者の背中と背当カバー本体との間で
発汗した場合に、よりいっそうむれやべたつきを防止す
ることができる。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本発明にかかる背負い鞄用の
背当カバーの実施例を示すものである。図示した背負い
鞄用背当カバー1は、略矩形状の背当カバー本体3の上
部中央に、ランドセルA(図3,4参照)への装着時に
背負いベルトaを挿通するための穴5が設けられ、該背
当カバー本体3の縁部及び穴5の外周部には、それぞれ
補強部材3a、5aが縫着により付設されている。ま
た、上記背当カバー本体3の両側端における上下端部に
は、上記ランドセルAの背当部bに着脱自在に装着する
ための装着手段7が付設されている。
【0012】上記背当カバー本体3は、中層部9の表裏
両面に表層部11と裏層部13を設けてなる立体織物に
より略矩形の板状に成形されている。上記中層部9は、
カバー本体3の厚さ方向に立ち上がった多数の柱状部材
9aにより形成され、間隔をおいて並立する該柱状部材
9aは、ナイロンまたはポリエステル等の合成樹脂から
なるもので、長尺の線状素材を弾力性を持つべく縦向き
のループ状に折曲して正面視略亀甲網目状に配列させた
ものである。上記中層部9を構成する上記柱状部材9a
の表面側には、通気性及び吸湿性を有する綿糸等の繊維
素材により成形された表層部11が、編み込みまたは織
り込みにより一体的に接合され、上記柱状部材9aの裏
面側には、ナイロンまたはポリエステル等の合成樹脂繊
維により通気性を持たせて成形された多孔の裏層部13
が、編み込みまたは織り込みにより一体的に接合されて
いる。
【0013】ここで、上記背当カバー本体3は、中層部
9を形成する柱状部材9aが少なくとも該カバー本体3
の厚さ方向の成分を持つことにより適度の弾力性を有
し、且つ通気性を保持するための間隙を有する立体織物
であれば、上述のような構造及び形状に限定されるもの
ではなく、上記中層部9を構成する柱状部材9aを、背
当カバー本体3の厚さ方向成分を持つ傾斜状、あるいは
波形等に配向することができる。また、上記柱状部材9
aは、正面視形状が規則的な任意の網目形状、例えば、
円形、楕円形、矩形あるいは三角形等をなすべく配列さ
せることができ、さらには、不規則的に満遍なく配向す
ることもできる。なお、上記背当カバー本体3は、上述
のような略矩形状に限らず、円形、楕円形あるいは矩形
等の任意の形状とすることができる。また、上記表面層
11は、上述のように中層部9における柱状部材9aの
配列に沿って繊維素材を接合したものに限らず、通気性
を有するものであるならば、一枚の多孔の布状素材を接
合したものであってもよい。さらに、上記表層部11及
び裏層部13を上記中層部9に接合するための手段は、
上述のような編織に限らず、熱溶着や接着剤を塗布する
ことによって接着したりすることもできる。
【0014】上記背当カバー本体3の上下端部には、上
記ランドセルAに装着するための上記装着手段7がそれ
ぞれ設けられている。上端部の該装着手段7は、カバー
本体3の左右両側端に取り付けられたゴム紐等の伸縮性
を有する一対の装着紐7a,7aからなり、これらの装
着紐7a,7aの先端に、相互に係脱可能な止着具7
b,7bを設けている。一方、上記カバー本体3の下端
部における上記装着手段7は、左右両側端にその両端を
縫合されてなるゴム紐等の伸縮性を有する一連の装着紐
7cにより構成されている。なお、上記装着手段7は、
上述のような構成に限定されるものではなく、背当カバ
ー本体を装着する背負い鞄の背当部の形状に合わせて、
それに止着する止着具等を最適な構成とすることができ
る。
【0015】上記背当カバー1をランドセルAに装着す
る際には、図3及び図4に示すように、上記背当カバー
本体3の上端部における上記装着紐7a,7aの止着具
7b,7bを、ランドセルAの蓋部cの内側基端におい
て相互に係止するとともに、上記ランドセルAの背負い
ベルトaを上記穴5に挿通し、上記背当カバー本体3の
裏層部13を上記ランドセルAの背当部bに当接させ、
さらに、上記背当カバー本体3の下部における装着紐7
cを伸縮させて、上記ランドセルAの下端の突起部dに
係止させることにより、簡単に装着することができる。
【0016】上記構成を有する背負い鞄用背当カバー1
は、その背当カバー本体3を、中層部9、表層部11及
び裏層部13からなる立体的で弾力性を持ち且つ間隙の
多い立体織物により形成しているため、該背当カバー1
を装着したランドセルAは、背当部bにおける通気性が
良好で、且つ該ランドセルAを背負った際の背当たりが
良好であり、そのうえ、使用者の背中が接触する上記表
層部11を、吸湿性を有する綿糸により形成しているた
め、上記使用者の背中と背当カバー1との間で発汗した
場合に、よりいっそうむれやべたつきを防止することが
できる。
【0017】また、上記背当カバー本体3の両側端にお
ける上端部及び下部に、上記ランドセルAに着脱自在と
なす装着手段7を設けたので、上記背当カバー1が汚れ
た際には、ランドセルAから取り外して容易に洗浄する
ことができ、したがって、常に背当カバー1を清潔に保
つことができる。
【0018】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の背負い
鞄用背当カバーによれば、ランドセルやリュックサック
等に簡単に取り付けることができ、それを取り付けて背
負い鞄を背負った際には、その背当部と背中との間が発
汗等によってむれたりべたついたりするのを防止するこ
とができ、そのうえ、着脱自在としているため、それを
取り外して容易に清浄することができ、したがって、上
記背当部を常に清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背負い鞄用背当カバーの正面図
である。
【図2】図1における背当カバー本体の構造を模式的に
示す拡大斜視図である
【図3】図1の背当カバーをランドセルに装着した状態
を示す説明図である。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】
3 背当カバー本体 7 装着手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体的で間隙の多い立体織物により成形し
    てなる背当カバー本体に、背負い鞄の背当部に着脱自在
    に装着するための装着手段を設けた、ことを特徴とする
    背負い鞄用背当カバー。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の背負い鞄用背当カバーに
    おいて、 上記カバー本体が、厚さ方向に立ち上がった多数の柱状
    部材からなる中層部と、上記中層部の一方の面に付設さ
    れた吸湿性を有する素材からなる多孔の表層部と、上記
    中層部の他方の面に付設された多孔の裏層部とからなる
    もの。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の背負い鞄用背当カバーに
    おいて、 中層部における柱状部材が、長尺の線状素材を所望の高
    さに折曲して網目状に配列することにより形成され、表
    層部及び裏層部を形成する素材が繊維からなっていて、
    これらの繊維が、中層部の線状素材に一体的に編織され
    ているもの。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の背負い
    鞄用背当カバーにおいて、 背当カバーの一部に、背負い鞄への装着時に背負いベル
    トを挿通するための穴を設けたもの。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の背負い
    鞄用背当カバーにおいて、 上記装着手段が、カバー本体に設けた伸縮性の紐からな
    るもの。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000412A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Kuraray Co Ltd 背裏材および肩バンド並びにそれらを用いた鞄
JP2007098055A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Raraya:Kk 背負い鞄の肩ベルト取付環用カバー及びそれを備えた背負い鞄用背当てパッド

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JP2007000412A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Kuraray Co Ltd 背裏材および肩バンド並びにそれらを用いた鞄
JP4699104B2 (ja) * 2005-06-24 2011-06-08 株式会社クラレ 背裏材および肩バンド並びにそれらを用いた鞄
JP2007098055A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Raraya:Kk 背負い鞄の肩ベルト取付環用カバー及びそれを備えた背負い鞄用背当てパッド

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