JPH08241399A - 面付け方法および帳票類デザインシステム - Google Patents

面付け方法および帳票類デザインシステム

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JPH08241399A
JPH08241399A JP7068945A JP6894595A JPH08241399A JP H08241399 A JPH08241399 A JP H08241399A JP 7068945 A JP7068945 A JP 7068945A JP 6894595 A JP6894595 A JP 6894595A JP H08241399 A JPH08241399 A JP H08241399A
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JP
Japan
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imposition
design
data
setting
type
Prior art date
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Application number
JP7068945A
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English (en)
Inventor
Takahito Kanazawa
貴人 金沢
Naomi Nomura
尚美 野村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビジネスフォーム印刷の分野において利用で
き、機能、精度、操作性等において優れた面付け方法お
よびそれを適用した帳票類デザインシステムを提供す
る。 【構成】面付けするデザイン図形の種別を選択する種別
選択過程と、前記選択された種別に対応させた面付けメ
ニュー画面において面付けのパラメータを設定する面付
け設定過程と、前記選択された種別に対応させた位置合
わせマークメニュー画面において位置合わせマークのパ
ラメータを設定する位置合わせマーク設定過程とを有す
る面付け方法、およびそれを適用した帳票類デザインシ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票類等のデザイン図
形の面付け処理に関し、特に、印刷版を作成するための
フィルム原版を出力するために、一枚のフィルム原版に
一種類または複数種類のデザイン図形を多面で面付け処
理を行う方法およびその方法を適用した帳票類のデザイ
ンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】帳票類等のデザイン図形は最終的には印
刷物の形態の製品に仕上げられる。印刷機において印刷
を行う場合には、その印刷機に合った印刷版を作成する
必要がある。印刷版を作成する方法としては、デザイン
図形等のデータから直接的に作成される特殊な場合もあ
るが、多くは写真技術を適用し、写真フィルムに出力さ
れたデザイン図形を印刷版に焼き付け現像する方法が行
われる。印刷機は大量生産を行うための機械であり、通
常帳票類等のデザイン図形のサイズに対して印刷版のサ
イズは大きく、デザイン図形は写真フィルムに多面付け
出力される場合が多い。また、一種類のデザイン図形だ
けでなく複数種類のデザイン図形を所定の配置で面付け
する場合がある。また、デザイン図形以外に印刷を行う
場合に必要な印刷位置合わせマーク(見当マーク)や、
余白等を印刷版に設ける必要があり、それらも写真フィ
ルムに出力される。このように帳票類等のデザイン図形
は後工程での使用に好都合な形態で写真フィルムに出力
され、フィルム原版として後工程に引き渡される。ま
た、データから直接的に印刷版を作成する場合において
も普通は印刷版に出力する形式の面付けを行ったデータ
を生成する必要がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】フィルム原版を得る
伝統的な方法は、個々のデザイン図形を写真フィルムに
出力し、それらを大サイズのフィルムに配置し貼付る等
を行い、写真技術を用いて1枚のフィルム原版に合成す
る方法である。この方法は、複雑かつ精度を要するため
熟練者でなければできず、手作業であるため作業負荷が
大きいという問題がある。また、装置を用いる方法とし
てはり、写真フィルムに出力されたデザイン図形を、大
サイズの写真フィルムに所定の配列で順次焼き付ける装
置がある。しかし、帳票用、証券用等の専用の装置であ
り、特殊な面付けにのみ対応したものであって、種々の
形態の帳票類の様々な面付け仕様に適用することはでき
ない。一方、デザイン図形の面付けをコンピュータシス
テムにおいてデータ処理で行い写真フィルムに処理後の
データを出力するレイアウトスキャナー等のシステムが
あり、一部の印刷分野では利用されているが、帳票類を
印刷するビジネスフォーム印刷の分野においては、機
能、精度、操作性等において種々の制約があり利用でき
ないものであった。
【0004】そこで本発明の目的は、帳票類を印刷する
ビジネスフォーム印刷の分野において利用でき、機能、
精度、操作性等において優れた面付け方法およびそれを
適用した帳票類デザインシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、面付けするデザ
イン図形の種別を選択する種別選択過程と、前記選択さ
れた種別に対応させた面付けメニュー画面において面付
けのパラメータを設定する面付け設定過程と、前記選択
された種別に対応させた位置合わせマークメニュー画面
において位置合わせマークのパラメータを設定する位置
合わせマーク設定過程と、を有する面付け方法、であ
る。
【0006】また本発明は、配置済のデザイン図形を指
定し、そのデザイン図形を基準とした座標値を入力する
ことにより、新たに配置するデザイン図形を配置する位
置指定過程を有する面付け方法、である。また本発明
は、配置済のデザイン図形を指定し、そのデザイン図形
に対し配置する側を指定することにより、新たに配置す
るデザイン図形を配置する自動配置過程を有する面付け
方法、である。また本発明は、仕上がりサイズに仕上が
りマージンを付加するオフセット有と、仕上がりサイズ
に仕上がりマージンを付加しないオフセット無と、の何
れかを指定することにより、オフセット有無の面付けを
行うオフセット処理過程を有する面付け方法、である。
また本発明は、デザイン図形を回転させる回転過程を有
する面付け方法、である。
【0007】また本発明は、面付け手段を有する帳票類
デザインシステムであって、 前記面付け手段は種別選
択手段と、面付け設定手段と、位置合わせマーク設定手
段を有し、前記種別選択手段は面付けするデザイン図形
の種別を選択する処理を行い、前記面付け設定手段は前
記選択された種別に対応させた面付けメニュー画面にお
いて面付けのパラメータを設定する処理を行い、前記位
置合わせマーク設定手段は前記選択された種別に対応さ
せた位置合わせマークメニュー画面において位置合わせ
マークを設定する処理を行う、帳票類デザインシステ
ム、である。
【0008】
【作用】本発明の面付け方法によれば、種別選択過程に
より面付けするデザイン図形の種別が選択され、面付け
設定過程により選択された種別に対応させた面付けメニ
ュー画面において面付けのパラメータが設定され、マー
ク設定過程により選択された種別に対応させた位置合わ
せマークメニュー画面において位置合わせマークのパラ
メータが設定される。すなわち、デザイン図形の種別に
よって表示されるメニュー画面にしたがって順次入力す
ることにより面付けのパラメータ設定が確実かつ容易に
行われる。
【0009】また本発明の面付け方法によれば、位置指
定過程により配置済のデザイン図形が指定され、そのデ
ザイン図形を基準とした座標値が入力されることによ
り、新たに配置するデザイン図形が配置され、その配置
で面付けが行われる。また本発明の面付け方法によれ
ば、自動配置過程により配置済のデザイン図形が指定さ
れ、そのデザイン図形に対し配置する側が指定されるこ
とにより、新たに配置するデザイン図形が配置され、そ
の配置で面付けが行われる。また本発明の面付け方法に
よれば、オフセット処理過程により仕上がりサイズに仕
上がりマージンを付加するオフセット有と、仕上がりサ
イズに仕上がりマージンを付加しないオフセット無と、
の何れかが指定されることにより、オフセット有無の面
付けが行われる。また本発明の面付け方法によれば、回
転過程によりデザイン図形が回転させられて、その回転
させられたデザイン図形が面付けされる。
【0010】また本発明の帳票類デザインシステムによ
れば、面付け手段を有する帳票類デザインシステムであ
って、 面付け手段は種別選択手段と、面付け設定手段
と、位置合わせマーク設定手段を有し、種別選択手段に
より面付けするデザイン図形の種別を選択する処理が行
われ、面付け設定手段により選択された種別に対応させ
た面付けメニュー画面において面付けのパラメータを設
定する処理が行われ、位置合わせマーク設定手段により
選択された種別に対応させた位置合わせマークメニュー
画面において位置合わせマークを設定する処理が行われ
る。すなわち、デザイン図形の種別によって表示される
メニュー画面にしたがって順次入力することにより面付
けのパラメータ設定が確実かつ容易に行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の面付け方法および帳票類デザ
インシステムについて好適な実施例により説明する。図
1は本発明の面付け方法を実施する装置の構成を示す図
である。図1において、1の実線の枠で囲まれた部分は
本発明の面付け方法を実施する面付け装置、2はイーサ
ーネット等のLAN(Local Area Network)、3は基礎
部品(プリミティブ)データ、面付けデータ、その他の
データを保存するとともにそれらのデータをLANを通
じて面付け装置との間で相互に転送するデータストアシ
ステム、4はデザインされたテキストデータや図形デー
タ等を写真フィルムに出力するフィルム出力機、5はキ
ーボード、マウス等の入力装置、6はディスプレイ、プ
リンタ等の出力手段である。
【0012】図1において、面付け装置1は更に細部か
ら構成されており、7は記憶手段、8は演算手段であ
り、パーソナルコンピュータ、エンジニアリングワーク
ステーション等のコンピュータの本体部分である。そし
て記憶手段7において、9はデータストアシステム3か
ら読込んだ、あるいはもともと記憶されているデザイン
データ、10はデザインデータ9を指定しレイアウト処
理等を行って得る面付けデータである。さらに演算手段
8において、11はデザイン図形の多面の面付け、位置
合わせマークの配置等を行うマルチ処理ルーチン、12
は複数のデザイン図形間の配置を指定し面付けを行う配
置処理ルーチン、13はデザイン図形の回転指定、オフ
セット有無指定等を行うサブメニュー処理ルーチンであ
る。
【0013】図2は面付け処理に関するメニューの主構
成を示す図である。図2において“マルチ指定”はデザ
イン図形について多面の面付けを行う場合のメニューで
あり、図1におけるマルチ処理ルーチン11において行
われる処理である。また“位置指定”と“自動配置”は
デザイン図形の配置を指定して面付けを行う場合のメニ
ューであり、図1における配置処理ルーチン11におい
て行われる処理である。また“オフセット”と“回転出
力”はオフセット有無の指定、デザイン図形の回転の指
定を行う処理であり、図1におけるサブメニュー処理ル
ーチン11において行われる処理である。
【0014】図3は面付け処理後のデザイン図形の配置
の一例を示す図である。図3において、図3(A)は
“自動配置”でサイズの同じデザイン図形A,デザイン
図形B,デザイン図形Cの3つを面付けした例であり、
図3(B)は“位置指定”でデザイン図形A,の一部を
デザイン図形Bで差し替えて面付けした例であり、図3
(C)は“位置指定”と“自動配置”の組合せでサイズ
の異なるデザイン図形A,デザイン図形B,デザイン図
形C,デザイン図形Dを面付けした例であり、図3
(D)は“マルチ指定”でデザイン図形Aを面付けした
例である。
【0015】次に、図2、図3において“マルチ指定”
の概略説明を行う(詳細は後述する)。“マルチ指定”
では、まず面付けを行うデザイン図形を指定し、次にデ
ザイン図形の種別を選択する種別選択過程が行われる。
図2に示すように種別としては、連続帳票の“BF”、
連続帳票以外の証券・金券等の“証券(その他)”、磁
気ストライプのあるクレジットカード等のプラスチック
カード“PC”、プリペイドカード等の磁気ストライプ
のないニュープラスチックカード“NPC”、複数ペー
ジからなる金融機関の預金通帳等の“通帳”がある。そ
れらの1つが選択されると、その種別に対応する多面の
面付け処理のパラメータ設定を対話的に行うダイアログ
画面が現れ、その画面においてパラメータの設定が行わ
れる。さらにその種別に対応するトンボ設定処理のパラ
メータ設定を対話的に行うダイアログ画面が現れ、印刷
位置合わせ、スリッター、折機等の加工位置合わせのた
めの、位置合わせマークである各種のトンボを、出力す
るフィルム原版に、設けるパラメータ設定が行われる。
【0016】図4は“マルチ指定”で面付けされたデザ
イン図形と位置合わせマーク(トンボ)を示す図であ
る。図4において、14a,14b,14c,14dは
面付けされたデザイン図形の中心位置を示すセンターマ
ークである。また、15a,15b,15c,15dは
重ね刷りを行う場合の印刷位置合わせのための色玉マー
ク、また16a,16b(全てのデザイン図形に共通で
あるが、ここでは省略しデザイン図形の1つにだけ符号
を付してある)はスリッター加工、またはミシン目加工
を行う場合の位置合わせマークである。
【0017】次に、“位置指定”について説明する。
“位置指定”は差し替え出力および合成出力等を行う場
合に指定するメニューである。図5は“位置指定”でデ
ザイン図形が面付けされる処理の説明図である。図5に
示すように、指定した帳票の左上を基準とした座標値入
力により配置指定が行われる。すなわち、位置指定サ
ブメニューが表示された時点で、対象のデザイン図形を
マウスにて指定する。座標入力ウィンドウにて指定さ
れた帳票の左上を基準とした相対座標値を入力する。
入力された相対座標値の位置に指定した帳票と同じもの
が配置される。なお、“差し替え出力”は図3(B)に
おけるデザイン図形A,デザイン図形B、および図3
(C)におけるデザイン図形B,デザイン図形Dに示す
面付け処理に相当する。また“合成出力”は“差し替え
出力”以外の面付け処理に相当する。
【0018】次に、“自動配置”について説明する。
“自動配置”はデザイン図形をマルチ出力する際の直前
までのデザイン図形のレイアウトに対し、次に配置する
デザイン図形を右側に配置するのか、下側に配置するの
かを指定することにより自動的に配置完了する処理であ
る。図6は“自動配置”でデザイン図形が面付けされる
処理の説明図である。図6(A)に示すように右側配置
指定をした場合にはデザイン図形Cは、すでに配置され
たデザイン図形の最も右側にある辺と上方に詰められた
状態で配置される。また図6(B)に示すように下側配
置指定をした場合にはデザイン図形Cは、すでに配置さ
れたデザイン図形の最も下方にある辺と左側に詰められ
た状態で配置される。
【0019】次に、面付け処理の流れについて説明す
る。図7は面付け装置1における面付け処理の全体を示
すフロー図である。図7において、まず面付け出力を行
う写真フィルムのサイズを設定すると、その設定されて
いる写真フィルムのサイズがウィンドウに表示される
(S1)。次にデザイン図形のグループを指定し、その
指定されたグループのデザイン図形の一覧から特定のデ
ザイン図形を指定し、さらに配置するパートと色版を指
定する(S2)。次に指定されたデザイン図形データの
サイズを矩形で出力装置6のディスプレイに表示する
(S3)。ここで、マルチ指定(マルチ処理)による面
付けを行うか、その他の方法(配置処理)で面付けを行
うかが選択される(S4)。
【0020】その他の方法(配置処理)で面付けを行う
場合には、配置方法の選択が行われ(S5)、指定され
たデザイン図形の配置位置をマウスにて指定するマウス
指定が選択された場合には、マウスの指示ポイントを矩
形で表示されたデザイン図形の内部に置いてマウスボタ
ンを押し、押したまま移動操作を行うと(ドラッグ)、
矩形で表示されたデザイン図形も移動し、マウスボタン
を離すとその位置にデザイン図形が配置される(S
6)。デザイン図形の配置をさらに続けるか終了するか
が選択され(S7)、デザイン図形の配置を続ける場合
にはS2に戻る。配置方法選択(S5)において位置指
定処理を行う位置指定が選択された場合には、図5にお
いて説明した方法でデザイン図形の配置が行われる(S
8)。デザイン図形の配置をさらに続けるか終了するか
が選択され(S7)、デザイン図形の配置を続ける場合
にはS2に戻る。また、配置方法選択(S5)において
自動配置処理を行う自動配置が選択された場合には、図
6において説明した方法でデザイン図形の配置が行われ
る(S9)。デザイン図形の配置をさらに続けるか終了
するかが選択され(S7)、デザイン図形の配置を続け
る場合にはS2に戻る。
【0021】S4でマルチ指定が選択されマルチ指定で
面付けを行う場合には、マルチデータを削除するか否か
が判定され(S10)、マルチデータを削除する場合に
はマルチデータを削除し(S11)、配置方法選択(S
5)に移行する。マルチデータを削除しない場合には、
マルチ指定による面付けが行われる(マルチ処理)。マ
ルチ指定による面付けは、デザイン図形の種別を設定
し、マルチ(多面付け)する数とピッチを設定するマル
チ設定を行い(S12)、続いてマルチ(多面付け)用
の固定部品を選択するトンボ設定が行われる(S1
3)。デザイン図形の配置をさらに続けるか終了するか
が選択され(S7)、デザイン図形の配置を続ける場合
にはS2に戻る。なお、配置方法選択(S5)以降の処
理過程で配置されたデザイン図形群についてマルチ指定
による面付けを行うこともできる。
【0022】次にマルチ指定による面付け処理(マルチ
処理)について、詳細に説明を行う。図8はデザイン図
形の種別を選択した後に表示される、オペレータとシス
テムの間でデータの入出力を対話的に行うマルチ設定
(図2参照)のダイアログ画面である。図8において、
“仕上がりサイズ”の欄は、図7のS1で入力されたデ
ータが表示されている。勿論ここで設定し直すこともで
きる。また“帳票タイプ毎のメニュー”の欄は、選択さ
れたデザイン図形の種別に対応する設定項目が表示され
る(後述する)。また“帳票タイプ毎のメニュー”の欄
の、“トンボON/OFF”の指定欄は、“□”の部分
にマウスの指示ポイントを置いて、マウスボタンをクリ
ックする度に、“□”の部分にマークがON/OFF表
示され、マークがONの場合はトンボの設定が行われ、
マークがOFFの場合はトンボの設定が行われない。ト
ンボの設定を行わない場合には写真フィルムにトンボは
出力されず、トンボの設定が行われた場合には写真フィ
ルムにトンボが出力される。
【0023】また“帳票タイプ毎のメニュー”の欄の右
側の“個数”、“ドブ(間隔)”、“ピッチ(送り)”
の欄には“帳票タイプ毎のメニュー”で設定されたデー
タに基づいた数値等のデータが自動で演算されて表示さ
れる。勿論ここで設定し直すこともできる。また“設
定”は“設定”の部分にマウスの指示ポイントを置い
て、マウスボタンをクリックすることによって、面付け
データがシステムに登録される。面付けデータがシステ
ムに登録された後に、面付けデータに基づく出力を写真
フィルム等に行うことができる。
【0024】図9はデザイン図形として“連続帳票”が
指定された場合の“帳票タイプ毎のメニュー”(図8参
照)の欄の説明図である。図9において、マルチ設定は
面付けを行う個数、デザイン図形間のオーバラップの長
さが設定される。個数のデータは範囲が1〜99でデフ
ォルト値は2である。またオーバラップの長さは、0/
10〜99/10インチでデフォルト値は0である。
“連続帳票”の場合には面付けは横方向(連続帳票ウェ
ブの印刷機・加工機による移送方向と直角方向)にのみ
行われる。したがって図8の“個数”、“ドブ(間
隔)”、“ピッチ(送り)”の欄には、xのデータが設
定されyのデータは設定されない。またトンボ設定はト
ンボは設けられる色版と連続帳票ウェブの表裏いずれに
設けられるかのタイプが設定される。色版のデータは1
〜24まで(最大24色の重ね刷りに相当)設定するこ
とができ、デフォルト値は1である。
【0025】このような設定を行い、図8において“設
定”が選択されると、出力オーダーファイルが生成され
システムに登録される。連続帳票の場合の出力オーダー
ファイルのデータは以下の構成となっている。 全体サイズ 1つの帳票サイズをA、個数をB、ドブをCとすると、 (全体サイズ)=A×B+C×B ただし、オーバーラップであるからCはマイナスの値で
ある。 ドブ オバーラップした値をマイナス値で保存(ポイント単
位) すなわち1/10インチならば−7.2ポイントである
から、 (ドブ)=−7.2 ピッチ 1つの帳票サイズをA、ドブをCとすると、 (ピッチ)=A+C ただし、Cはマイナス
【0026】図10はデザイン図形として“証券”が指
定された場合の“帳票タイプ毎のメニュー”(図8参
照)の欄の説明図である。図10において、マルチ設定
は面付けを行う横個数と縦個数、デザイン図形間のドブ
の横間隔と縦間隔が設定される。横個数のデータは範囲
が1〜99でデフォルト値は1である。縦個数のデータ
は範囲が1〜99でデフォルト値は3である。またドブ
の横間隔は、0〜99.999mmでデフォルト値は6
mmである。ドブの縦間隔は、0〜99.999mmで
デフォルト値は6mmである。またトンボ設定はトンボ
は設けられる色版が設定される。色版のデータは1〜2
4まで(最大24色の重ね刷りに相当)設定することが
でき、デフォルト値は1である。
【0027】このような設定を行い、図8において“設
定”が選択されると、出力オーダーファイルが生成され
システムに登録される。証券の場合の出力オーダーファ
イルのデータは以下の構成となっている。 全体サイズ 1つの帳票サイズをA、個数をB、ドブをCとすると、 (全体サイズ)=A×B+C×B ドブ (ドブ)=C ピッチ 1つの帳票サイズをA、ドブをCとすると、 (ピッチ)=A+C
【0028】図11はデザイン図形として“PC”(プ
ラスチックカード)が指定された場合の“帳票タイプ毎
のメニュー”(図8参照)の欄の説明図である。図11
において、マルチ設定は面付けを行う個数、デザイン図
形間のドブの間隔が設定される。個数のデータは横個数
5×縦個数6=30面が固定値として設定される。また
ドブの間隔は縦間隔と横間隔は同一であり、0〜99.
999mmでデフォルト値は4mmである。またトンボ
設定は、付属固定部品、色タイプ、トンボは設けられる
色版、表裏いずれにトンボが設けられるかのタイプが設
定される。付属固定部品は“ローダー無”、“ローダー
1”、“ローダー2”の内から1つ、および、“仮貼り
無”、“仮貼り1”の内から1つが設定される。ここに
ローダーは加工機において使用されるタイミングマーク
(たとえば□)であり、仮貼りは磁気記録テープ位置合
わせマークである。色タイプは“オフセット(1〜2
4)”、“シルク(1〜24)”、“共通(1〜
4)”、“蛍光(1〜6)”の内から1つが設定され
る。色版のデータは1〜24まで(最大24色の重ね刷
りに相当)設定することができ、デフォルト値は1であ
る。
【0029】このような設定を行い、図8において“設
定”が選択されると、出力オーダーファイルが生成され
システムに登録される。PC(プラスチックカード)の
場合の出力オーダーファイルのデータは以下の構成とな
っている。 全体サイズ 1つの帳票サイズをA、個数をB、ドブをCとすると、 (全体サイズ)=A×B+C×B ドブ (ドブ)=C ピッチ 1つの帳票サイズをA、ドブをCとすると、 (ピッチ)=A+C マルチ仕様 (付属属性1)=(色タイプ) 0:オフセット 1:シルク 2:共通 3:蛍光 (付属属性2)=(ローダトンボ) 0:なし 1:1 (付属属性3)=(仮貼りトンボ) 0:なし(OFF) 1:あり(ON)
【0030】図12はデザイン図形として“NPC”
(プリペイドカード)が指定された場合の“帳票タイプ
毎のメニュー”(図8参照)の欄の説明図である。図1
2において、マルチ設定は面付けを行う個数、デザイン
図形間のドブの間隔が設定される。個数のデータは、横
個数5×縦個数6=30面90度回転を意味する“NP
C30面(5×6)90度”、および各数値は異なるが
同様の内容を意味する“NPC28面(7×4)90
度”、“NPC45面(9×5)90度”、“NPC8
面(4×2)90度”、“NPC32面(4×8)0
度”から指定して設定される。またドブの間隔は縦間隔
と横間隔が各々指定され、0〜99.999mmでデフ
ォルト値は各々4mmである。またトンボ設定は、トン
ボが設けられる色版、表裏いずれにトンボが設けられる
かのタイプが設定される。色版のデータは1〜24まで
(最大24色の重ね刷りに相当)設定することができ、
デフォルト値は1である。
【0031】このような設定を行い、図8において“設
定”が選択されると、出力オーダーファイルが生成され
システムに登録される。NPC(プリペイドカード)の
場合の出力オーダーファイルのデータは以下の構成とな
っている。 全体サイズ 1つの帳票サイズをA、個数をB、ドブをCとすると、 (全体サイズ)=A×B+C×B ドブ (ドブ)=C ピッチ 1つの帳票サイズをA、ドブをCとすると、 (ピッチ)=A+C
【0032】図13はデザイン図形として“通帳”が指
定された場合の“帳票タイプ毎のメニュー”(図8参
照)の欄の説明図である。図13において、マルチ設定
は面付けを行う個数、ピッチ(送り)が設定される。個
数のデータは、横個数3×縦個数3=9面を意味する
“通帳9面(3×3)”、および各数値は異なるが同様
の内容を意味する“通帳4面(2×2)”、“通帳2面
(2×1)”から指定して設定される。またピッチ(送
り)の距離は通帳サイズとドブ間隔を加算した数値が設
定され、ドブ間隔は縦間隔と横間隔が各々指定され、0
〜99.999mmでデフォルト値は各々4mmであ
る。またトンボ設定は、トンボが設けられる色版の種別
である色タイプ、通帳のページに相当する台数、表裏い
ずれにトンボが設けられるかのタイプが設定される。色
タイプのデータは“ネーム”、“地紋”、“バーコー
ド”の内から1つを指定して設定することができる。台
数は“表紙”、“1台”、“2台”、“3台”、“4
台”、“5台”、“5台”、“7台”の内から1つを指
定して設定することができる。
【0033】このような設定を行い、図8において“設
定”が選択されると、出力オーダーファイルが生成され
システムに登録される。通帳の場合の出力オーダーファ
イルのデータは以下の構成となっている。 全体サイズ 1つの帳票サイズをA、個数をB、ピッチをCとする
と、 (全体サイズ)=C×B ドブ (ドブ)=C−A ピッチ 1つの帳票サイズをA、ドブをCとすると、 (ピッチ)=C
【0034】次にサブメニュー処理(図1のサブメニュ
ー処理ルーチン13参照)について説明する。サブメニ
ューには“オフセット”と“回転出力”の2つのメニュ
ーがある(図2参照)。サブメニューはマルチ処理と配
置処理の途中の過程において起動し実行することができ
る。図14はオフセット処理の説明図である。図14
(A)はオフセット有が指定された場合の写真フィルム
への面付け出力状態を示す図である。図14(A)に示
すように、仕上がりサイズに仕上がりマージンが付加さ
れる。この仕上がりマージン部分にトンボが設けられ
る。図14(B)はオフセット無が指定された場合の写
真フィルムへの面付け出力状態を示す図である。図14
(B)に示すように、仕上がりサイズのみが出力され
る。したがってトンボは設けられない。図14(A)の
ように出力された写真フィルムはフィルム原版として後
工程で利用される。また図14(B)のように出力され
た写真フィルム、あるいは面付け出力は写真フィルムだ
けでなくカラープリンター等に出力することもでき、そ
のような出力物は、たとえば帳票類等の印刷物の発注元
(得意先)の校正用に利用される。
【0035】図15はデザイン図形の回転出力処理の説
明図である。図15(A)はデフォルトの正向き出力を
示し、図15(B)は90度回転出力を示し、図15
(C)は180度回転出力を示し、図15(D)は27
0度回転出力を示す。前述のNPC(ニュープラスチッ
クカード)(図12参照)においては、マルチ指定の個
数の項目に回転角度指定が含まれている。NPC(ニュ
ープラスチックカード)以外のデザイン図形について回
転を行う場合には、この“回転出力”のメニューが起動
され実行される。
【0036】次に上述の面付け方法を帳票類デザインシ
ステムに適用した本発明の帳票類デザインシステムにつ
いて説明する。なおここでは帳票類とは、伝票、複写伝
票、OCR帳票、通帳、申込票、通知票、等の所定のデ
ータを記入するための項目(記入欄)が設けられている
もの、その他のPC(プラスチックカード)、NPC
(ニュープラスチックカード)、等を指す。図16は本
発明の帳票類デザインシステムとその周辺装置を含み、
メイン事業所と遠隔事業所とを結ぶ総合システムの構成
の一例を示す図である。図16において、21a,21
bは面付け処理機能を有する本発明の帳票類デザインシ
ステムと入出力装置からなるBFD(Business Form De
sign)ターミナル、22はLANのイーサネット、23
はBFDデータ、各種画像データ(カラー画像、部品画
像等)のデータを保管・管理するデータストアシステ
ム、24は原稿画像等の入力を行う製版用スキャナー、
25は写真フィルムに画像データを出力するフィルム出
力機、26はBFDデータのデータ形式を変換した画像
データを得るBFD変換サーバー、27はカラー画像デ
ータを普通紙上にカラープリントアウトするカンプ出力
機、28は印刷用の版下を作成する版下作成システムで
あるFCS(Form Composing System )、29は遠隔地
間のネットワークを接続する装置のルータである。
【0037】図17は本発明の帳票類デザインシステム
21(a,b)のメインルーチンの処理の流れを示すフ
ロー図である。図17において、帳票類デザインシステ
ム21を立ち上げるとディスプレイにメインメニューが
表示される(S21)。メインメニューには“ユーティ
リティ”、“帳票作成”、“出力”、“終了”の4つの
メニューがあって、それらの1つを選択することによっ
て、それらの処理に進む(S22)。“ユーティリテ
ィ”が選択されるとユーティリティ処理ルーチン(S2
3)が起動され、“帳票作成”が選択されると帳票作成
処理ルーチン(S24)が起動され、“出力”が選択さ
れると出力処理ルーチン(S25)が起動され、“終
了”が選択されると帳票類デザインシステムが終了す
る。“終了”以外の処理ルーチンが終了した場合にはメ
インルーチンのメインメニュー表示(S21)に戻る。
【0038】ユーティリティ処理ルーチン(S23)に
おいては、さらにサブメニューがあり、“部品画像管
理”、“カラー画像管理”、“BFDデータ管理”、
“帳票部品データ管理”、“サンプル帳票データ管
理”、“WS(Workstation )データの取り込み処
理”、が行われる。“部品画像管理”においては、ユー
ザ単位でのロゴデータの管理、約物等の管理処理を行
う。また部品画像(デザイン図形)用のカートリッジM
Tのイニシャライズ、部品画像データのセーブ、部品画
像データのロードの各処理を行う。“カラー画像管理”
においては、写真画像の管理処理を行う。またカラー画
像用のカートリッジMTのイニシャライズ、カラー画像
データのセーブ、カラー画像データのロードの各処理を
行う。
【0039】“BFDデータ管理”においては、BFD
で作成したデータの管理処理を行う。またBFDデータ
用のカートリッジMTのイニシャライズ、BFDデータ
のセーブ、BFDデータのロードの各処理を行う。“帳
票部品データ管理”においては、帳票部品(必要箇所の
み分割して部品格納している帳票)の管理処理を行う。
また帳票部品データ用のカートリッジMTのイニシャラ
イズ、帳票部品データのセーブ、帳票部品データのロー
ドの各処理を行う。“サンプル帳票データ管理”におい
ては、サンプル帳票(プレゼンテーション帳票)の管理
処理を行う。またサンプル帳票データ用のカートリッジ
MTのイニシャライズ、サンプル帳票データのセーブ、
サンプル帳票データのロードの各処理を行う。“WS
(Workstasion )データの取り込み処理”においては、
WSを経由してスキャナーから取込んだ画像データの余
白除去、データ登録を行う処理を行う。
【0040】出力処理ルーチン(S25)においては、
カンプ出力機27(図16参照)に全色合成出力、また
はC(Cyan),M(Mgenta),Y(Yellow),Bk(Bl
ack),特色1〜特色24までの分色出力を行う“カン
プ出力処理”、フィルム出力機25(図16参照)に
C,M,Y,Bk,特色1〜特色24までの分色ポジフ
ィルム、または分色ネガフィルムを出力する“フィルム
出力処理”を行う。またそれらの出力を行う際にレイア
ウトして出力する“レイアウト出力処理”を行う。本発
明の面付け処理はこの出力処理ルーチン(S25)に含
まれている処理機能であり、主として“レイアウト出力
処理”に含まれている。
【0041】“レイアウト出力処理”においては、さら
にサブメニューがあり、“レイアウト”、“オフセッ
ト”、“回転出力”が行われる。“レイアウト”におい
ては、さらにサブメニューがあり、“自動”、“位置指
定”が行われる。“自動”は、帳票をマルチ出力(配列
して複数の帳票を出力)する際、直前までの帳票のレイ
アウトに対し、次に配置する帳票を右側に配置するの
か、下側に配置するのかを指定することにより自動的に
配置を完了する処理を行う。“位置指定”は、差し替え
出力、および合成出力等を行う場合に指定する処理であ
り、指定した帳票の左上を基準とした座標値入力により
レイアウト指定を行う。すなわち、位置指定サブメニ
ューが指定された時点で、対象となる帳票をマウスにて
指定する。座標入力ウインドウにて指定された帳票の
左上を基準とした相対座標値を入力する。
【0042】“オフセット”においては、さらにサブメ
ニューがあり、“オフセット有り”、“オフセット無
し”が行われる。デフォルトは“オフセット有り”であ
る。“オフセット有り”は、フィルムの外枠サイズに対
して、外枠から内側に所定のオフセット距離を有する仕
上がりサイズが与えられる。“オフセット無し”は、仕
上がりサイズとフィルムサイズが一致する状態であり、
仕上がりサイズ外に存在するトンボは除去される。“回
転出力”においては、さらにサブメニューがあり、“正
向き出力”、“90度回転出力”、“180度回転出
力”、“270度回転出力”、が行われる。デフォルト
は“正向き出力”である。“正向き出力”は、その名称
のとおり帳票が正向きに出力される。他はその名称のと
おりの角度だけ時計回りに回転されて出力される。
【0043】次にメインルーチンにおいて帳票作成処理
ルーチンが起動された場合について説明する。図18は
帳票作成処理ルーチンにおける処理の流れを示すフロー
図である。図18において帳票作成処理ルーチン(図1
7のS24)が起動されると、この処理ルーチンにおけ
るサブメニューが表示される(S31)。サブメニュー
は、“ファイル”、“デザイン”、“表示”、“分
色”、“ユーティリティ”、“レイアウト”、“編
集”、“部品”からなり、これらのサブメニューから1
つが選択されると、選択されたメニューの処理ルーチン
が起動される(S32)。
【0044】ファイル処理ルーチン(S33)は、さら
にサブメニュー“読み込み”、“登録”、“合成”、
“属性”からなり、BFDファイルの読み込みまたは登
録処理を行う。“読み込み”はBFDファイルの読み込
みを行い、“登録”はBFDファイルの登録を行い、
“合成”は同一オーダーの各枚目を合成し一つの枚目に
合成を行い、“属性”は各枚目の属性(サイズ等を)の
指定を行う。デザイン処理ルーチン(S34)は、さら
にサブメニュー“作画ツール”、“テキスト”、“カラ
ー画像”、“部品画像”、“トンボ”からなり、帳票を
デザインするための各種ツールを提供する。“作画ツー
ル”は直線、ボックス、円、楕円、連続線、自由曲線、
等分割線、閉領域スクリーン(網版作成)、補助線の作
成を行い、“テキスト”は日本語、欧文の文章作成を行
い、“カラー画像”はカラー画像の貼り込みを任意の形
状でトリミングして行い、“部品画像”はロゴ画像の貼
り込みを任意の形状でトリミングして行い、“トンボ”
は印刷管理用のトンボ(位置合わせマーク)を貼り込み
を行うツールである。なお前述のデザイン図形はここで
作成することができる。
【0045】表示処理ルーチン(S35)は、さらにサ
ブメニュー“チャート設定”、“画面ズーム”、“補助
線表示”、“画面切り替え”、“画面スクロール”から
なり、ディスプレイ表示に関する各種ツールを提供す
る。“チャート設定”は指定のチャートをディスプレー
に表示し、“画面ズーム”は表示されている画面を拡大
表示し、“補助線表示”は補助線を表示し、“画面切り
替え”はフォーム台紙(登録データ作成画面)、作業台
紙(ワーク画面)の2つの画面を切り替え、“画面スク
ロール”は表示する画面をスクローする処理を行う。分
色処理ルーチン(S36)は、さらにサブメニュー“主
版設定”、“フィルター分色”、“個別分色”からな
り、BFDデータ、およびFCS版下データの分色作業
を行う処理を行う。“主版設定”は罫線、網版、文字の
各データに対し主に使用する色属性を一括して設定し、
“フィルター分色”は任意形状により、その中に含まれ
る罫線、網版、文字のそれぞれに対し色属性を指定し、
“個別分色”は個々のデータに対し、簡易的に色属性の
みを指定する処理を行う。
【0046】ユーティリティ処理ルーチン(S37)
は、さらにサブメニュー“カラーコンバージョン”、
“スクリーン設定”、“部品画像DB検索”、“カラー
画像DB検索”からなり、帳票作成モードにおけるデザ
イン補助処理を行う。“カラーコンバージョン”は特色
にて作成した帳票データを一括してプロセスカラーに変
更し、“スクリーン設定”は使用する出力機の解像度、
線数、角度を設定し、“部品画像DB検索”は得意先ロ
ゴ等をデータベースより検索し、“カラー画像DB検
索”はカラー画像(写真等)をデータベースより検索す
る処理を行う。
【0047】レイアウト処理ルーチン(S38)は、さ
らにサブメニュー“補助線移動”、“垂直線基準移
動”、“水平線基準移動”、“線対象コピー”、“コピ
ー鏡像”、“回転”、“リピート”からなり、デザイン
レイアウトに関する処理を行う。“補助線移動”は入力
した補助線に対し指定図形を揃え、“垂直線基準移動”
は指定した図形、テキスト等を垂直基準線に揃え、“水
平線基準移動”は指定した図形、テキスト等を水平基準
線に揃える処理を行う。また“線対象コピー”は指定し
た図形を基準線(垂直、水平)を基準とし対象にコピー
し、“コピー鏡像”は指定した図形を基準線(垂直、水
平)を基準とし鏡像イメージでコピーする処理を行う。
また“回転”は指定した図形を任意角度に回転し、“リ
ピート”は地紋等を主に作成する処理を行う。この“リ
ピート”処理においては単純な並べ処理とともに、拡大
または縮小を行いながらの並べ処理、回転を徐々に行い
ながらの並べ処理、網%を徐々に変化させながら図形を
並べる処理を行う。また、処理後は編集画面でのトリミ
ング処理により任意の形状に切り取ることができる。
【0048】編集処理ルーチン(S39)は、サブメニ
ューとして図形の“移動”、“拡大または縮小”、“回
転”、“カット”、“コピー”、“パック”を有し、図
形編集に関する処理を行う。“パック”は複数図形をグ
ループ化し、各種操作の対象とする処理である。部品処
理ルーチン(S40)は、さらにサブメニュー“BFD
データ”、“FCSデータ”、“サンプル部品”、“帳
票部品”からなり、各種部品の読み込みまたは登録処理
を行う。“BFDデータ”はBFDデータの読み込みを
行い、“FCSデータ”はFCSにて作成された版下デ
ータの読み込みを行い、“サンプル部品”はプレゼンテ
ーション帳票の登録を行い、“帳票部品”は帳票中の必
要箇所のみ切り取り、部品として登録を行うとともに登
録されている帳票部品を読み込み現在編集中のデータと
合成する処理を行う。
【0049】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば帳
票類を印刷するビジネスフォーム印刷の分野において利
用でき、機能、精度、操作性等において優れた面付け方
法およびそれを適用した帳票類デザインシステムが提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面付け方法を実施する装置の構成を示
す図である。
【図2】面付け処理に関するメニューの主構成を示す図
である。
【図3】面付け処理後のデザイン図形の配置の一例を示
す図である。
【図4】“マルチ指定”で面付けされたデザイン図形と
位置合わせマーク(トンボ)を示す図である。
【図5】“位置指定”でデザイン図形が面付けされる処
理の説明図である。
【図6】“自動配置”でデザイン図形が面付けされる処
理の説明図である。
【図7】面付け装置における面付け処理の全体を示すフ
ロー図である。
【図8】デザイン図形の種別を選択した後に表示され
る、オペレータとシステムの間でデータの入出力を対話
的に行うマルチ設定のダイアログ画面である。
【図9】デザイン図形として“連続帳票”が指定された
場合の“帳票タイプ毎のメニュー”の欄の説明図であ
る。
【図10】デザイン図形として“証券”が指定された場
合の“帳票タイプ毎のメニュー”の欄の説明図である。
【図11】デザイン図形として“PC”(プラスチック
カード)が指定された場合の“帳票タイプ毎のメニュ
ー”の欄の説明図である。
【図12】デザイン図形として“NPC”(プリペイド
カード)が指定された場合の“帳票タイプ毎のメニュ
ー”の欄の説明図である。
【図13】デザイン図形として“通帳”が指定された場
合の“帳票タイプ毎のメニュー”の欄の説明図である。
【図14】オフセット処理の説明図である。
【図15】デザイン図形の回転出力処理の説明図であ
る。
【図16】本発明の帳票類デザインシステムとその周辺
装置を含み、メイン事業所と遠隔事業所とを結ぶ総合シ
ステムの構成の一例を示す図である。
【図17】本発明の帳票類デザインシステムのメインル
ーチンの処理の流れを示すフロー図である。
【図18】帳票作成処理ルーチンにおける処理の流れを
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 面付け装置 2 LAN 3,23 データストアシステム 4,25 フィルム出力機 5 入力装置 6 出力装置 7 記憶手段 8 演算手段 9 デザインデータ 10 面付けデータ 11 マルチ処理ルーチン 12 配置処理ルーチン 13 サブメニュー処理ルーチン 21a,21b BFDターミナル 22 イーサネット 24 製版用スキャナー 26 BFD変換サーバー 27 カンプ出力機 28 FCS 29 ルータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面付けするデザイン図形の種別を選択する
    種別選択過程と、 前記選択された種別に対応させた面付けメニュー画面に
    おいて面付けのパラメータを設定する面付け設定過程
    と、 前記選択された種別に対応させた位置合わせマークメニ
    ュー画面において位置合わせマークのパラメータを設定
    する位置合わせマーク設定過程と、 を有することを特徴とする面付け方法。
  2. 【請求項2】配置済のデザイン図形を指定し、そのデザ
    イン図形を基準とした座標値を入力することにより、新
    たに配置するデザイン図形を配置する位置指定過程を有
    することを特徴とする面付け方法。
  3. 【請求項3】配置済のデザイン図形を指定し、そのデザ
    イン図形に対し配置する側を指定することにより、新た
    に配置するデザイン図形を配置する自動配置過程を有す
    ることを特徴とする面付け方法。
  4. 【請求項4】仕上がりサイズに仕上がりマージンを付加
    するオフセット有と、仕上がりサイズに仕上がりマージ
    ンを付加しないオフセット無と、の何れかを指定するこ
    とにより、オフセット有無の面付けを行うオフセット処
    理過程を有することを特徴とする面付け方法。
  5. 【請求項5】デザイン図形を回転させる回転過程を有す
    ることを特徴とする面付け方法。
  6. 【請求項6】面付け手段を有する帳票類デザインシステ
    ムであって、 前記面付け手段は種別選択手段と、面付
    け設定手段と、位置合わせマーク設定手段を有し、 前記種別選択手段は面付けするデザイン図形の種別を選
    択する処理を行い、 前記面付け設定手段は前記選択された種別に対応させた
    面付けメニュー画面において面付けのパラメータを設定
    する処理を行い、 前記位置合わせマーク設定手段は前記選択された種別に
    対応させた位置合わせマークメニュー画面において位置
    合わせマークを設定する処理を行う、 ことを特徴とする帳票類デザインシステム。
JP7068945A 1995-03-03 1995-03-03 面付け方法および帳票類デザインシステム Pending JPH08241399A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324166A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Hitachi Ltd 帳票、帳票処理システム、帳票作成システム、帳票印刷システム、帳票処理方法、帳票作成方法、及び、帳票印刷方法
EP1703320A1 (en) 2005-03-16 2006-09-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus in which cutting mark is given to image data
EP1744226A2 (en) * 2005-05-11 2007-01-17 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus

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