JPH08241337A - データベース装置 - Google Patents

データベース装置

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JPH08241337A
JPH08241337A JP7324721A JP32472195A JPH08241337A JP H08241337 A JPH08241337 A JP H08241337A JP 7324721 A JP7324721 A JP 7324721A JP 32472195 A JP32472195 A JP 32472195A JP H08241337 A JPH08241337 A JP H08241337A
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search
screen
action
data
unit
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Shigemi Hashimoto
茂美 橋元
Koji Matsumoto
好司 松本
Reiko Takahara
礼子 高原
Takashi Yamamoto
孝史 山本
Riyouji Igushi
亮二 伊串
Shunsuke Mimura
俊介 三村
Yukako Ishikura
由香子 石倉
Hirohiko Mori
裕彦 森
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース検索を行う場合、データ間の関
係とは別に利用者が任意にデータ間の関係づけを行え、
また、検索条件の設定を行う場合、データベース中の任
意のフィールドを選択し、選択したフィールドのみを検
索条件設定画面に表示し、利用者が検索条件の設定を行
うことができるデータベース装置を得る。 【解決手段】 利用者はデータベース7に記憶されてい
る複数のテーブルの中から検索対象とするテーブルを画
面設計部3を用いて設定し、検索条件入力画面設計3a
を用いて、設定したテーブルが持つフィールドより、検
索条件入力画面で用いるフィールドを指定する。更に、
画面設計部3は、検索実行に先立ち指定されたフィール
ドに基づき検索条件入力画面を設定する。利用者は上記
検索条件入力画面に検索条件を入力し、検索部4が入力
された条件に基づいて検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレーショナルデ
ータベース型データベースの検索と検索結果の出力と検
索結果をもとに別処理を起動するデータベース装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.従来リレーショナルデータベースを検索でき
るツールに、例えばBORLAND INTERNAT
IONAL,INCのParadox for Win
dowsがある。図66はParadox for W
indowsにおける検索条件の指定画面の一例を示す
図である。尚、図66は入門マニュアルのP73に記載
されている図を引用している。また、図67はPara
dox for Windowsにおける図66の検索
条件に従い検索した結果を示す図である。尚、図67は
入力マニュアルのP73に記載されている図を引用して
いる。図66では顧客.DBの都道府県が「沖縄県」で
あるレコードを検索する条件を指定しているが、この検
索画面は、スピードバーの[項目値の検索]ボタンをク
リックすると表示される画面である。図66に示されて
いるように、検索条件を指定し画面左下にある[了解]
ボタンをクリックすると、顧客.DBの中の都道府県が
「沖縄県」である最初のレコードが検索され、図67に
表示される。上記で説明を行ったようにParadox
for Windowsでは、項目値でレコードを検
索する場合、項目値を指定するための画面が別に用意さ
れており、ユーザは「値の検索」の画面を表示するよう
に操作を行ってから項目値と、検索対象となる項目名を
指定する。また、Paradox for Windo
wsにおいてリレーショナルデータベース内の情報につ
いて問い合わせを行う場合は、問い合わせ内容の定義を
行い、定義した問い合わせを実行する。図68はPar
adox for Windowsにおいて、問い合わ
せの対象とするファイルを選択する画面の一例を示す図
である。図69はParadox for Windo
wsにおいて、問い合わせを定義する画面の一例を示す
図である。図70はParadox for Wind
owsにおいて、図69で定義した問い合わせを実行し
た結果を示す図である。尚、図68は入門マニュアルの
P162、図69は入門マニュアルのP166、図70
は入門マニュアルのP167に記載されている図を引用
している。ユーザが問い合わせを行う場合、ディスクト
ップでスピードバーの[問い合わせを開く]ボタンを右
クリックし、[新規作成(N)]を選択する。選択を行
うと図68にあるような「ファイルの選択」ダイアログ
ボックスが表示される。例えばユーザが「受注データベ
ース」に対して問い合わせを行う場合は、図68のファ
イルの選択画面では、「受注.DB」をクリックし[了
解]ボタンをクリックする。ファイルの選択を行うと、
図69の問い合わせ定義画面が表示される。例えば、未
収金額が0円以上である顧客について問い合わせを行
い、また、表示する項目を「注文番号,顧客番号,受注
日,発送日,輸送方法,請求金額,支払金額,未収金
額」にする場合は、図69にあるように上記8個の項目
についてチェックマークをし、更に未収金額には0円よ
り大きいという条件を指定する。図69の様に指定した
問い合わせを実行すると、図70にあるようなAnsw
erテーブルが表示される。上記で説明を行ったよう
に、Paradox for Windowsでは、リ
レーショナルデータベース内の情報について特定値を抽
出する問い合わせを行う場合、問い合わせ定義を行う画
面で特定値の指定も同時に行っている。
【0003】従来例2.また、リレーショナルデータベ
ースを検索できるツールに、例えばMicrosoft
CorporationのMicrosoft Ac
cessがある。図71はMicrosoft Acc
essにおける商品テーブルと商品区分テーブルを区分
コードを用いて結合したクエリーを示す図である。(ク
エリーとは、質問したり、テーブルのデータに対する抽
出条件を定義するAccessのオブジェクトのことで
ある。)尚、図71は、Access入門マニュアルの
P92に記載されている図を引用している。また、図7
2は、Microsoft Accessにおけるクエ
リーの抽出条件を指定する画面の一例を示す図である。
尚、図72は、Access入門マニュアルのP92に
記載されている図を引用している。図71に示されてい
るクエリーより区分名が“菓子”又は“清涼飲料”であ
るレコードを検索したい場合、図示していないがツール
バー上にある「デザインビュー」ボタンをクリックする
と図72に示されている抽出条件の指定画面が表示され
る。抽出する条件は区分名が“菓子”または“清涼飲
料”であるので「区分名」フィールドに対する「抽出条
件」セルに移動し、セルの中に“菓子”と入力しエンタ
ーキーを押す。更に“菓子”と入力したセルの下に移動
し“清涼飲料”と入力を行い、エンターキーを押す。抽
出条件を指定した画面が図72に示されている。以上の
ようにMicrosoft Accessではクエリー
に表示されている全ての項目をフィールドとして持つ抽
出条件指定枠が表示されるので、抽出対象とするフィー
ルドに対する抽出条件を指定し、これを実行することに
よって検索結果を得ることができる。
【0004】従来例3.また、リレーショナル型データ
ベースの検索及び検索した結果を編集し、出力する方法
に、例えば「特開平4−310183」の「リレーショ
ナル型データベースの検索・出力方法」がある。上記方
法によれば、検索時には内部管理番号のみを読み込んで
ユーザファイルに格納する。そして、実データの読み込
みと編集処理及び帳票出力処理は前記ユーザファイルを
媒介として、検索とは独立したプログラムで実行するよ
うに構成されている。図73にリレーショナル型データ
ベースの検索・出力方法の一実施の形態を示す。図73
において、リレーショナル型データベースの検索・出力
方法は、メインプログラム200を中心とするメイン処
理、サブプログラム500を中心とするサブ処理に二分
され、メイン処理とサブ処理は独立して実行される。図
73において、100は端末の画面、300はリレーシ
ョナル型データベース、400はレコード番号ファイ
ル、600は帳票をそれぞれ示す。メインプログラム2
00は端末の画面100より検索、表示、帳票出力等の
様々な動作指示をコマンドとして受け取る。検索指示を
受けた場合は、検索されるレコードとレコード番号をレ
コード番号ファイル400に出力し、サブプログラム5
00を起動し、処理を終了する。この部分がメイン処理
である。サブプログラムが起動されると、端末の画面1
00が使用可能となる。
【0005】メインプログラム200より起動されたサ
ブプログラム500は、レコード番号ファイル400に
格納されたレコード番号を使ってリレーショナル型デー
タベース300より実データを読み込み、編集し帳票6
00を出力する。この部分がサブ処理である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベース装
置は、以上のように構成されているので、図69および
図72のようにデータベースを検索する条件を指定する
画面に、検索対象外の項目まで表示されてしまう。この
ため、不必要な情報まで表示されてしまい、画面が煩雑
であり、必要な情報を入力、検索するのに手間がかかる
という問題があった。又、検索条件を指定するための画
面が図66のように別に用意されているツールもある
が、この画面では1つの項目のみ検索対象に指定できる
ので、複数の項目を検索対象に選択する場合は、検索対
象とする項目の数と同じ数だけ図66の画面で検索条件
を指定しなければならない。このため、利用者にとって
操作が煩雑である問題があった。さらに図73に示され
ているように、データベースの検索から出力までの処理
をメイン処理とサブ処理に分けているが、サブ処理は検
索結果を編集しているだけであった。このため、検索結
果に基づいて別のプログラムを起動する場合には、デー
タベースを備えるシステム環境下に必要な機能を備える
プログラムをコーディングしなければならないという問
題があった。(図74に、従来の検索結果に基づく次の
処理を起動する流れ図を示す。図74によれば、結果判
定に基づいて起動される処理A、処理B、処理Cのプロ
グラムを、利用者はコーディングしなければならな
い。)上記のようなデータベースを備えるシステム環境
下では、システムの利用者毎に検索結果によって起動す
る処理が異なると、利用者毎に対応するプログラムをカ
スタマイズする手間がかかるという問題があった。ま
た、処理レパートリーの拡張が困難であるという問題が
あった。
【0007】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、以下の事を可能にするもので
ある。データベースがもつ項目の内、検索対象とする項
目を利用者が任意に設定し、設定に基づいて検索条件設
定用の画面を作成する。また、検索結果を表示する結果
表示画面を利用者が任意に設計できる。さらに、検索結
果に基づいて、次に起動する処理を利用者がプログラム
をコーディングすることなく対話形式で容易に設定する
ことができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るデータベース装置は以下の要素を有するものであ
る。 (a)データベースがデータを記憶し、(b)画面設計
部が上記データベースのデータを検索する条件を入力す
る検索条件入力画面を任意に設計し、(c)検索部が上
記画面設計部において設計された所定の形式の検索条件
入力画面を用いて検索する条件を入力し、データを検索
する。
【0009】また、第2の発明に係るデータベース装置
は、上記画面設計部が、さらに、検索部が検索した検索
結果を表示する検索結果表示画面を任意に設計すること
を特徴とする。
【0010】また、第3の発明に係るデータベース装置
は、上記画面設計部がデータを構成するフィールドの中
から任意のフィールドを選択することを特徴とする。
【0011】また、第4の発明に係るデータベース装置
は、上記画面設計部が、選択したフィールドの表示順序
を指定することを特徴とする。
【0012】また、第5の発明に係るデータベース装置
は、上記画面設計部が、検索条件入力画面用に選択した
フィールドに用いられる可能性のある検索条件をあらか
じめ設定することを特徴とする。
【0013】また、第6の発明に係るデータベース装置
は、上記画面設計部が、検索結果表示画面用に選択した
フィールドの表示形式を指定することを特徴とする。
【0014】また、第7の発明に係るデータベース装置
は、以下の要素を有するものである。 (a)データベースがデータを記憶し、(b)検索部が
上記データベースのデータを検索し、(c)処理定義部
が上記検索部の検索結果に基づいて、実行可能な処理を
予め定義して記憶し、(d)処理実行部が上記処理定義
部により定義された処理を実行する。
【0015】また、第8の発明に係るデータベース装置
は、上記処理定義部が、複数の処理を定義するととも
に、上記処理実行部が上記複数の処理の中から少なくと
もひとつの処理を選択して実行することを特徴とする。
【0016】また、第9の発明に係るデータベース装置
は、上記処理定義部が、対話型インタフェースを用いて
処理を定義する対話型定義支援部を備えたことを特徴と
する。
【0017】また、第10の発明に係るデータベース装
置は、上記処理定義部が、定義情報をアクション管理表
として記憶し、上記処理実行部が、アクション管理表に
記憶された定義情報を解析して、処理に必要なコマンド
を生成するコマンド生成部を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第11の発明に係るデータベース装
置は、上記コマンドが、SQLコマンドであることを特
徴とする。
【0019】また、第12の発明に係るデータベース装
置は、上記コマンドがシステムコールであることを特徴
とする。
【0020】また、第13の発明に係るデータベース装
置は、上記画面設計部で検索条件入力画面の推奨条件を
設定するために参照する候補データの一覧であるガイド
ラインに用いられるデータを定義して記憶するガイドラ
イン定義部を有することを特徴とする。
【0021】また、第14の発明に係るデータベース装
置は、ガイドライン定義部が、候補データとして検索対
象テーブルの実データ及び任意のテーブルのデータの少
なくともいづれかを定義することを特徴とする。
【0022】また、第15の発明に係るデータベース装
置は、ガイドライン定義部が、候補データに対して注釈
を定義することを特徴とする。
【0023】また、第16の発明に係るデータベース装
置は、ガイドライン定義部が、データの表示文字の字体
を定義することを特徴とする。
【0024】また、第17の発明に係るデータベース装
置は、ガイドライン定義部が、データの強調表示方法を
定義することを特徴とする。
【0025】また、第18の発明に係るデータベース装
置は、ガイドライン定義部が、定義された候補データの
中からさらに候補データを絞り込むための条件を指定す
ることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この実施の形態では画面設計部における
検索条件入力画面設計と検索結果表示画面設計について
以下に説明を行う。
【0027】始めに、図面の説明を行う。図1は、この
発明におけるデータベース装置を実現するシステム構成
図である。図1において、1はデータベース装置であ
り、2は検索条件入力画面又は検索結果表示画面などの
画面を表示するCRTであり、3はデータベースを検索
する条件入力を行うための検索条件入力画面設計3a、
及び検索条件に基づいてデータベースを検索した結果を
表示するための表示形式を設計する検索結果表示画面設
計3bを備える画面設計部である。4は検索条件に基づ
いてデータベースを検索する検索部であり、5はマウス
であり、6はキーボードであり、7は複数のテーブルを
格納したデータベースである。尚、この実施の形態で用
いるデータベースは、データの構造をツリーを用いて表
し、ツリーの各要素をノードを用いて表す。また、ノー
ドはトップノード、中間ノード、末端ノードの階層構造
になっており、トップノードは最上位ノード、末端ノー
ドはそれ以下に他のノードを持たないノードであり、ト
ップノードと末端ノード以外のノードが中間ノードであ
る。そして、末端ノードにはデータベースのテーブル、
または、ビューが1対1で対応づけられている。検索時
はトップノードから中間ノードへと種別を絞り込んで行
き、末端ノードを指定することで対応するデータベース
のテーブルにアクセスすることが出来る。さらに、ツリ
ーには共有ツリーとユーザツリーがあり、システムを利
用するユーザが共通に使用できるツリーを共有ツリーと
呼ぶ。共有ツリーはシステム管理者が作成する。一方、
ユーザが個人的に作成し、使用するものをユーザツリー
と呼ぶ。
【0028】図2は、データベースに格納されている利
用者がアクセス可能なツリー情報を示す図である。図3
は、図2に示されているツリー情報の中から利用者が選
択したツリー情報に格納されているノードを示す図であ
る。図3において、「部品情報」はトップノードを示
し、「部品情報」には「コネクタ・リレー・スイッチ」
から「周辺装置」までの中間ノードがあり、さらに、中
間ノードである「IC」には「バイポーラIC(LS・
S)から「MOSメモリーIC(DRAM)」の末端ノ
ードがあることを示している。図4は、「画面」メニュ
ーを示す図である。「画面」メニューは図3のメニュー
バーにある「画面」をクリックすると表示されるメニュ
ーである。
【0029】図5は、画面設定ウィンドウを示す図であ
る。図5の画面設定ウィンドウには検索条件入力画面設
定10と検索結果表示画面設定11とアクションリスト
12が表示され、スクロールバー13を用いて、各画面
は表示位置を上下左右に移動することができる。検索条
件入力画面設定10には、切替10aと、順序10b
と、フィールド名10cと推奨条件定義10dの設定項
目がある。切替10aは当該フィールドを検索条件入力
ウィンドウに表示するかどうかを設定する。選択されて
いる場合(四角の升が黒く表示されている場合を選択さ
れている場合とする)、当該フィールドが、検索実行時
に表示される検索条件入力画面に表示される。順序10
bは、当該フィールドが検索条件入力ウィンドウに表示
される時の順序を設定する。設定方法は四角の枠内をク
リックし順序を数字で入力すると、数字の小さい順に上
から表示される。フィールド名10cは、設定対象とす
るテーブルのフィールドに対してユーザが分かり易いよ
うに付けたタイトル(以下、フィールド名と称する)を
表示する。但し、利用者が参照権をもっているフィール
ドだけが表示される。設定対象とするテーブルとは、検
索条件入力画面を設定しようとしているテーブルであ
り、図5によるとテーブル名「KP11P」が設定対象
とするテーブルである。フィールド名10cに表示され
ている名称が、「KP11P」に格納されているフィー
ルド名である。推奨条件定義10dは検索条件入力時に
ドロップダウンリストに表示する入力条件の候補(推奨
条件)を設定する。候補は複数指定することがで
き、「,」又は「_」で区切って入力を行う。また、推
奨条件の入力では、フィールドに設定されているガイド
ラインを利用できる。フィールド名をクリックすると、
候補データの一覧メニューまたは設定できるデータの範
囲を示すウィンドウが表示される(図6に一覧メニュー
及びウィンドウを示す)。候補データの一覧メニューか
らデータを選択すると、選択したデータは推奨条件定義
欄に追加される。
【0030】次に、検索結果表示画面設定11について
説明を行う。検索結果表示画面設定11には、切替11
a、順序11b、フィールド名11c、ソート順11
d、昇降11e、加工指定11f、表示サイズ11gの
設定項目がある。切替11a及び順序11bは、上記で
説明を行った切替10aと順序10bと同じ方法で設定
を行う。フィールド名11cは、検索対象とするテーブ
ルのフィールド名を表示する。フィールド名をクリック
すると、フィールドのタイプとサイズが、別ウィンドウ
に表示される(図7にウィンドウの表示例を示す)。ソ
ート順11dは、検索結果表示ウィンドウでレコードを
ソートして表示したい場合、どのフィールドに対するソ
ートを優先するかを指定する。優先順位の高い順にソー
ト順11dの枠をクリックする。ソートを解除する場合
は再クリックすると解除できる。昇降11eはソートの
種類を設定する。昇降欄をクリックすると「昇順」「降
順」が切り換わり表示される。加工指定11fは検索結
果を表示する際、データを加工して出力する場合に指定
を行う。加工指定枠には検索結果を加工する場合の書式
を設定する。加工指定の方法は図8を参照する。表示サ
イズ11gはフィールド名の表示バイト数を設定する。
表示バイト数はフィールド名の長さ以上の値を設定す
る。フィールド名より短い値を設定した場合は、フィー
ルド名の長さで表示サイズが設定されるものとする。表
示サイズより検索で得られたレコードの実際の値が大き
い場合は、表示サイズ分だけ表示される。尚、フィール
ド名に設定されているサイズを確認する場合は、上記フ
ィールド名110で説明を行ったように、フィールド名
をクリックすると別ウィンドウ(図7)にサイズが表示
される。アクションリスト12については、詳細を後の
実施の形態で説明するためここでは説明を省略する。
【0031】図6は、推奨条件入力における各フィール
ドに設定されているガイドラインの一例を示す図であ
る。図6(A)は、数値型/日付型のガイドラインの一
例を示す図である。このガイドラインは、例えば、図5
の検索条件入力画面設定10のフィールド名10cの中
からデータの型が数値型/日付型のフィールド名をクリ
ックすると表示される、設定できるデータの範囲を示す
ガイドラインであり、表示されるデータはフィールド毎
に予め設定しておくことが必要である。利用者は推奨条
件設定時、ガイドラインを参照することができる。ま
た、図6(B)は、候補データ一覧のガイドラインの一
例を示す図である。例えば、図5のフィールド名10c
にある「部品名」をクリックして表示されるガイドライ
ンであり、テーブル「KP11P」に格納されている実
データの一部を紹介している。「部品名」の推奨条件と
してこのガイドラインの中からデータを選択する場合
は、選択したいデータにカーソルを合わせクリックする
と選択できる。
【0032】図7は、フィールドのタイプとサイズを表
示したウィンドウの一例を示す図である。例えば、図5
の「P/N部品番号」をクリックすると設定されている
フィールドのタイプとサイズを図7に示すように参照す
ることができる。図8は、加工指定の書式を説明する図
である。図8によると、加工指定タイプには文字列追加
と、計算加工と、金額加工と、日付加工の4種類があ
る。文字列追加は、「$$」又は「&&」部分に検索結
果が代入される。例えば、「合計$$個」にという加工
指定に検索結果が代入されると「合計100個」と加工
される。また、計算加工の一例として「&&×100」
の加工式に対し「0.01」が入力されると「0.01
×100」となり、検索結果は「1.0」と表示され
る。また、加工指定タイプを金額である場合、フォーマ
ットに「MONEY」と指定しておくと3桁毎にカンマ
が挿入されて表示される。また、日付の場合「DATE
1」とフォーマットを指定すると、「年」「月」「日」
の間に/が挿入され、「DATE2」とフォーマットを
指定すると、「年」「月」「日」がデータの間に挿入さ
れて表示される。図9は、「設定」メニューを示す図で
ある。「設定」メニューは、図5の画面設定のメニュー
バーにある「設定」をクリックすると表示されるメニュ
ーである。図10は、検索条件入力ウィンドウの設定と
検索結果表示ウィンドウの設定を行う手順を示す流れ図
である。
【0033】次に、図10の流れ図に従い、図1から図
9を用いて検索条件入力ウィンドウの設定及び検索結果
表示ウィンドウの設定について以下に説明を行う。始め
に、検索対象とする末端ノードを選択するために、図2
にあるツリーボックスを表示する(S1)。尚、検索条
件入力ウィンドウの設定を行うことができるのは末端ノ
ードのみとし、末端ノードの中でも利用者がその情報に
参照権を持たない場合には、その末端ノードに対する画
面設定は行えないものとする。このため、図2のツリー
ボックスに表示されているツリーは利用者が参照権を持
つツリーである。次に、表示されているツリーボックス
の中から検索対象とするツリーの選択を行う(S2)。
この実施の形態では、図2に表示されているツリーボッ
クスの中の「部品情報」を検索対象としてクリックを
し、選択する。ツリーを選択すると、図3のツリー表示
画面に選択したツリーのノードが表示される。さらに、
図3のツリー表示ウィンドウより画面設定を行うテーブ
ルを選択する(S4)。この実施の形態では、図3のツ
リー表示画面より「MOSデジタルIC(C−MOSロ
ジック)」をクリックし選択する。図3の「MOSデジ
タルIC」を選択し、さらにメニューバーにある「画
面」をクリックし、図4の「画面」メニューより、「画
面設定」を選択すると、図5の画面設定ウィンドウが表
示される(S6)。そして、検索条件入力ウィンドウの
設定と検索結果表示ウィンドウの設定をそれぞれ行う
(S7)。
【0034】まず、図5の検索条件入力画面設定10の
設定を以下のように行う。始めに、切替10aをクリッ
クし、検索実行時に検索条件入力画面に表示を行うフィ
ールド名を選択する。図5によると切替10aの枠は全
て黒い枠になっているので、「P/N部品番号」と「品
種コード」と「部品名」と「仕様」と「部品標準区分
1」が選択されている。そして更に、図5には図示して
いないが、スクロールバー13を移動させることによっ
て「部品標準区分1」の下にある「メーカー形名」と
「DB登録日」と「部品形状名称」を選択する。次に、
検索条件入力ウィンドウに表示する順序10bを指定す
る。図5によると「P/N商品番号」には順序「1」を
設定し、「品種コード」には順序「2」、「部品名」に
は順序「3」、「仕様」には順序「5」、「部品標準区
分1」には順序「4」、さらに図5には図示していない
が、「メーカー形名」には順序「6」、「DB登録日」
には順序「7」、「部品形状名称」には順序「8」を指
定する。最後に推奨条件定義10dの定義を行う。図5
によると「部品標準区分1」に「A,B,C」の推奨条
件が定義されている。これは「部品標準区分1」の値が
「A」又は「B」又は「C」であるレコードを検索する
ための条件である。以上が実施の形態1における検索条
件入力画面設定の設定内容である。
【0035】次に、図5の検索結果表示画面設定11の
設定を以下のように行う。始めに、切替11aをクリッ
クし、検索結果表示ウィンドウに表示するフィールド名
を設定する。図5によると「P/N部品番号」と「部品
名」と「仕様」と「最新発注日1」、図5には図示して
いないが、スクロールバー13を用いることによって画
面をスクロールし、「部品標準区分1」の下にある「メ
ーカ形名」を検索結果表示ウィンドウに表示するよう設
定している。次に、順序11bの設定を行い、検索結果
表示ウィンドウに表示するフィールドの表示順序を指定
する。図5によると「P/N部品番号」は順序「1」、
「部品名」には順序「2」、「仕様」には順序「3」、
さらに図5には図示していないが、「メーカ形名」には
順序「4」、「最新発注日1」には順序「5」を設定す
る。次に、ソート順11dを設定し、検索結果表示ウィ
ンドウでどのフィールドに対するソートを優先するか指
定を行う。図5によると「P/N部品番号」をソート順
位「1」とし、「部品名」をソート順位「2」とし、更
に「最新発注日1」をソート順位「3」と設定する。次
に、昇降11eを設定し、先に設定を行ったソート順の
ソートタイプを、昇順にするか降順にするか設定を行
う。図5によると「P/N部品番号」は「昇順」とし、
「部品名」も「昇順」とし、さらに「最新発注日1」も
「昇順」と設定する。次に、加工指定11fの設定を行
う。「最新発注日1」の加工指定に「DATE1」を指
定する。この指定は、年月日をスラッシュ(/)で区切
るための加工指定である。次に、表示サイズ11gを設
定する。図5によると「P/N部品番号」には「15」
を設定し、「部品名」には「20」を指定し、「仕様」
には「20」を指定する。さらに、図5には図示してい
ないが、「メーカー形名」には「18」を指定し、「最
新発注日1」には何も指定を行わない。「最新発注日
1」に表示サイズを指定しないのは、「最新発注日1」
というタイトルの長さよりも表示するデータの長さのほ
うが小さいので、設定の必要がないためである。表示サ
イズ11gの指定は、タイトルとなるフィールド名の表
示バイト数よりもデータの長さの方が長くなる場合に指
定を行う。以上が実施の形態1における検索結果表示画
面設定の設定内容である。
【0036】上記で説明を行ったように、検索条件入力
ウィンドウの設定と検索結果表示ウィンドウの設定を行
った後、図5のメニューバーにある「設定」のボタンを
クリックし、表示される図9の設定メニューから「保存
終了」を選択し設定内容を保存する(S8)。保存は、
テーブル名「KP11P」に対する検索条件入力設定と
検索結果表示画面設定であることが認識できるように、
保存名称がシステムにより自動的に採番される。さら
に、利用者を区別するため、「ユーザID」も保存名称
の一部に用いられる。これで検索条件入力画面設定及び
検索結果表示画面設定の説明を終了する。
【0037】以上のように、検索条件入力画面設定と検
索結果表示画面設定はテーブル毎に検索実行に先立ち行
え、テーブル毎に登録されるので、テーブルの検索を実
行とは切り離して設計することができる。一度設計すれ
ば、検索を実行する度に、同じ検索条件、同じ検索結果
編集がされる。また、設定を変更する場合でも、利用者
は既に設定されている内容をカスタマイズすれば良いの
で、新たに設定を行うより設定が容易である。
【0038】実施の形態2.この実施の形態では、上記
実施の形態1において設定を行った検索条件入力画面と
検索結果表示画面の設定内容に基づいて検索を実行する
例について以下に説明を行う。
【0039】始めに、図面の説明を行う。図11は、テ
ーブルの検索を行う手順を示す流れ図である。図12
は、「検索」メニューを示す図である。図13は、検索
条件入力画面を示す図である。図13において、14は
AND/ORであり、一つのフィールドに対して検索条
件を設定した後、他のフィールドに設定する条件との関
係をAND条件とするか、OR条件とするかを指定する
ためのボタンである。例えば、図13によると「メーカ
形名」に「*74HC*」という条件が設定されている
が、上記条件を設定した後、AND/OR14に「AN
D」が表示されている状態でクリックを行うと、「メー
カ形名」に対する検索条件はAND条件となる。15は
設定した条件に適合する以外のデータを検索する場合に
用いるNOTボタンであり(設定されていると黒い枠に
なる)、例えば、「DB登録日」に指定されている検索
条件「>=1900/01/01」という条件を設定し
た後、NOTボタン15をクリックすると「DB登録
日」が「>=1900/01/01」以外のデータを検
索するという設定になる。16はフィールド名であり、
検索条件入力画面設定において表示対象とするように設
定したフィールド名が表示される。フィールド名16を
クリックすると、ガイドラインが指定されている場合は
入力データの候補又は入力データの範囲(参考値)がメ
ニューに表示される。17は検索条件であり、フィール
ド名16に対する検索条件を入力する。複数の条件を入
力する場合はカンマで区切る。カンマで区切った複数の
条件はOR条件となり、いずれかの条件に当てはまるレ
コードが検索される。検索条件の入力では、上記実施の
形態1において説明を行った検索条件入力画面の設定に
おいて定義した推奨条件10dを利用することができ
る。推奨条件10dを利用するには、検索条件欄をクリ
ックすると、推奨条件の一覧メニューが表示される(図
18を参照する)ので、表示された推奨条件の一覧メニ
ューからデータを選択する。選択したデータは検索条件
17に追加される。推奨条件はそのまま検索条件として
使用することも可能であるが、これをカスタマイズして
別の条件を作成し設定することも可能である。18は設
定条件の保存であり、このボタンをクリックすると、ウ
ィンドウで設定されている検索条件を保存することがで
きる。検索条件名称の入力ウィンドウが表示されるので
(図19参照)、利用者はキーボード6より名称を入力
する。19は検索条件の呼び出しであり、検索条件リス
ト21より呼び出たい検索条件を選択し、このボタンを
クリックすると、設定されている検索条件が読みこまれ
ウィンドウに表示される。20は検索条件の削除であ
り、このボタンをクリックすると検索条件リスト21よ
り選択した検索条件を削除できる。21は検索条件リス
トであり検索対象テーブルに対して保存されている検索
条件名の一覧が表示される。但し、実行中のユーザが保
存したものだけが表示される。検索条件リストは推奨条
件とは別に利用者が検索条件を設定するときに利用でき
るものであり、推奨条件はフィールドに対しての設定で
あったが、検索条件リストはテーブルに対して設定でき
る検索条件である。このため、フィールドを問わず各種
条件を設定し、参照することができる。図14は、検索
結果表示画面を示す図であり、図13において設定を行
った検索条件に基づいて、ツリー名「部品情報」の末端
ノード「MOSデジタルIC(C−MOSロジック)」
を検索し、上記実施の形態1において設定を行った検索
結果表示画面設定に基づいて検索結果を表示している。
図14によると、検索条件に該当するレコードは174
件存在し、全部で4画面となる。
【0040】図15は、検索結果の出力メニューを示す
図である。このメニューは、図14のメニューバーの中
から「出力」を選択すると表示される。図16は、検索
結果をファイルへ出力するための設定を行う画面を示す
図である。この画面は、図15の出力メニューの中から
「ファイル出力」を選択すると表示される。検索結果を
ファイルへ出力するためには、図16(A)の画面にお
いて、「出力ファイル名」、「出力形式」、「出力フィ
ールド指定」、「出力レコード指定」を指定する。出力
形式にはテキスト形式と表計算形式がある。表計算形式
で出力した場合の例が図16(B)に示されている。ま
た、出力フィールド指定では、検索対象テーブルの全フ
ィールドを出力するか、ウィンドウに表示されているフ
ィールドだけを出力するかを選択する。さらに、出力レ
コード指定では、検索条件に該当する全レコードを出力
するか、検索結果表示ウィンドウより出力するレコード
を選択し、当該レコードだけを出力するかを選択する。
図17は、検索結果をプリンタへ出力するための設定を
行う画面を示す図である。この画面は図15の出力メニ
ューの中から「プリンタ出力」を選択すると表示され
る。検索結果をプリンタへ出力するためには、図17の
画面において、「出力プリンタ名」、「出力フィールド
指定」、「出力レコード指定」を指定する。尚、「出力
フィールド指定」と「出力レコード指定」の設定は、上
記で説明した図16のファイルへ出力結果を出力する場
合と同様である。
【0041】図18は、推奨条件の一例を表示した画面
を示す図である。図18において、「1829×*」,
「*1219×2438」,「*900×1800 M
M」は、検索条件入力画面設定において推奨条件に登録
されている。検索条件を選択するには、表示されている
検索条件の中の選択したい条件にカーソルを合わせ、ク
リックすると選択できる。検索条件リストとは異なり、
フィールドに対して固有であり、フィールド名をクリッ
クすると表示される。
【0042】次に、図11の流れ図に従い、検索を実行
する手順について説明を行う。図11の流れ図におい
て、S1〜S3の処理は、上記実施の形態1において説
明を行った図10のS1〜S3までの処理と同様であ
り、この実施の形態では説明を省略する。図3のツリー
表示画面より検索したいテーブルが設定されている末端
ノードを選択する(S9)。この実施の形態では、末端
ノードである「MOSデジタルIC(C−MOSロジッ
ク)」を検索するため、上記末端ノードをマウスでクリ
ックして選択する。そして、さらに図3のメニューバー
の中から「検索」を選択し、表示される図12の「検
索」メニューから「検索実行」を選択する。「検索実
行」を選択すると図3に示されているツリー表示ウィン
ドウが消え、図13の検索条件入力ウィンドウが表示さ
れる(S10)。図13を例に検索条件の設定方法を説
明する。図13によると、検索条件が設定されているの
は「メーカ形名」と「DB登録日」である。まず、「メ
ーカ形名」をクリックしワイルドカード(*)を用い
て、メーカ形名のデータ中に「74HC」が含まれてい
るレコードを検索対象とする条件を設定する。次に、
「DB登録日」の検索条件を設定するが、その前に、A
ND/OR14をクリックし、「メーカ形名」に対する
条件の接続を設定する。ここでは、「メーカ形名」と
「DB登録日」に設定するそれぞれの検索条件をいずれ
も満足するレコードを検索対象とするためAND/OR
14に「AND」が表示されていることを確認する。い
ずれかを満足するレコードを検索対象とするのであれ
ば、AND/OR14に「OR」が表示されていること
を確認する(ANDが表示されていたら、クリックをす
ると「OR」に変わる)。そして、「DB登録日」に検
索条件を設定する。図13によると「DB登録日」は
「1990年1月1日以降」という条件を設定している
(S11)。上記のように条件の設定を行ったら、メニ
ューバーにある「検索」を選択し、表示された「検索」
メニューの中から(図12)さらに「検索実行」をクリ
ックする。「検索実行」をクリックすると、図14のよ
うに、検索条件に該当するレコードが順に表示される。
尚、図14に表示されている検索結果は、上記実施の形
態1において設定を行った図5の検索結果表示画面設定
11の設定内容に従い編集されている。例えば、「最新
発注日1」は、加工指定11fに「DATE1」を設定
しているため、年月日を「/」で区切る編集がされてい
る。
【0043】以上のように、上記実施の形態1及び実施
の形態2によると、検索実行する時に設定を行う検索条
件を入力するための画面を、検索条件入力画面設計3a
によって予め設定しておくので、検索条件を指定する予
定のないフィールドを表示しないようにでき、利用者は
検索条件の設定が行い易くなる。また、推奨条件の設定
も行えるため、検索実行時に新たに検索条件を入力する
事なく、予め設定してある推奨条件を用いて、検索条件
の設定が行え、入力ミスによる指定条件の誤りを減らす
ことができる。
【0044】実施の形態3.この実施の形態では、上記
実施の形態1及び実施の形態2において検索を行った結
果に基づいて、アクション管理表に記憶している情報を
元に次の処理を起動するデータベース装置について、以
下に説明を行う。
【0045】始めに、図面の説明を行う。図20は、こ
の実施の形態におけるデータベース装置のシステム構成
を示す図である。図20において、50は検索部4にお
いて検索した結果に基づいて、実行可能な処理を定義し
て記憶しておくための処理定義部である。処理定義部5
0は、対話型定義支援部50aを備え、対話型定義支援
部50aによって対話形式で処理を定義することができ
る。51はアクション管理表であり、処理定義部50に
定義された定義情報を管理している。52は処理実行部
であり、アクション管理表51に記憶された定義情報を
解析し、次に起動する処理に必要なコマンドを生成す
る。尚、コマンドの生成はコマンド生成部52aが行
う。図20における他の符号については、上記実施の形
態1において説明を行った図1と同様であるため説明を
省略する。
【0046】図21は、管理ツールを示す図である。図
22は、アクション管理表に処理を定義する手順を示す
流れ図である。図23は、検索種別選択画面を示す図で
ある。図24は、アクション設定において、テーブルス
ペース名(データベース名)の設定を行う画面を示す図
である。図25は、アクション設定において、テーブル
名の設定を行う画面を示す図である。図26は、「一
覧」メニューを示す図である。図24のアクション管理
画面のメニューバーにある「一覧」をクリックすると、
表示されるメニューである。図27は、アクションタイ
トルを設定する画面である。図28は、「編集」メニュ
ーを示す図である。図24のアクション管理画面のメニ
ューバーにある「編集」をクリックすると、表示される
メニューである。図29は、スクリプト選択画面を示す
図である。
【0047】次に、図22の流れ図に従い、図20〜図
29を用いて、アクション管理表に定義情報を設定する
手順について説明を行う。図21にある管理ツールより
「アクション管理」を選択し、「実行」ボタンをクリッ
クする(S20,S21)。アクション管理を選択する
と、図23の検索種別選択画面が表示される(S2
2)。図23にある検索種別選択画面に表示されている
「共通項目検索」と「パラメータ検索」よりこれから定
義を行おうとしているアクションの検索方法を選択しク
リックする(S23)。「共通項目検索」は中間ノード
を指定して、ノード以下の複数のテーブルから部品情報
を検索する場合に選択する。また、「パラメータ検索」
は、末端ノードを指定してノードに対応するテーブルか
ら部品情報を検索する。この実施の形態では、上記実施
の形態2において、検索を行った末端ノードである「M
OSデジタルIC」を検索した結果に基づいて、次に起
動するアクションの設定を行うため、図23の検索種別
選択画面より「パラメータ検索」を選択する。「パラメ
ータ検索」を選択すると、図24にあるアクション管理
画面が表示される(S24)。図24では、アクション
を起動する対象テーブルが含まれるテーブルスペース名
(データベース名)を、アクション管理画面に表示され
ているテーブルスペース名の一覧の中から選択する。こ
の実施の形態では、「PNDB」を選択する。テーブル
スペース名を選択すると、図25のように、テーブルス
ペース名の左側に選択した「PNDB」とテーブルスペ
ース名が表示される。さらに、アクションを起動する対
象テーブルを登録するため、図25のメニューバーの中
の「一覧」をクリックし、図26にある「一覧」メニュ
ーを表示させ、「一覧」メニューの中から「テーブル一
覧」を選択し(S25)、テーブル名を選択する。この
実施の形態では、図25に示されているテーブル名の一
覧の中から「KA21M」をテーブル名として選択す
る。テーブル名を選択すると、図27のように、テーブ
ル名として「KA21M」が表示される。さらに、これ
から設定を行おうとしているアクションのタイトル名を
設定する。既に登録されているアクションを元に、別の
アクションを作成する場合は、図27のメニューバーに
ある「一覧」を選択し、表示された「一覧」メニューの
中から「アクション一覧」を選択すると表示されるアク
ション一覧の中から、該当するアクションを選択する。
すると、定義済みのアクション情報を変更することがで
きる(S26)。
【0048】新規にアクションを登録する場合は、図2
7のメニューバーにある「編集」を選択すると表示され
る図28の編集メニューの中から「新規登録」を選択
し、新たにアクションを登録する(S27)。新規にア
クションを登録する場合は、まず始めにスクリプトを設
定する。スクリプトの設定は、「編集」メニューの「新
規登録」を選択すると表示される図29のスクリプト選
択画面で設定を行う。スクリプトとは、アクションタイ
プを示すものであり、この発明におけるデータベース装
置では、3つのスクリプトがある。3つのスクリプトと
は、「全フィールド表示」、「他データベース検索」、
「コマンド起動」である。「全フィールド表示」とは、
検索したテーブルがもっている全てのフィールドの値を
表示する機能である。尚、全フィールドを表示する対象
となるレコードは、検索結果表示画面に表示されている
レコードの中から、利用者が任意に選択した1つのレコ
ードに対して実行される。「他データベース検索」は、
検索結果が表示されている画面の中から、利用者が任意
にレコードを選択し、レコードのデータを検索条件とし
て他のテーブルを検索する。アクションの設定は、検索
結果のフィールドと検索対象となる他のテーブルのフィ
ールドの関係を定義する(以後、この関係を相関関係と
称する)。「コマンド起動」は、検索結果のレコードの
データを引数として実行するコマンドを定義する。例え
ば、実施の形態2における「MOSデジタルIC」を検
索した結果が図14の検索結果表示画面に表示されてい
るが、表示されている「P/N部品番号」を元に部品カ
タログを表示させることができる。図29のスプリクト
を選択画面より、対象とするスプリクトを1つ選択し、
アクションのタイトルを入力した後、「実行」ボタンを
クリックする(S28)。「実行」ボタンをクリックす
ると、アクションのタイプによってそれぞれの設定ウィ
ンドウが表示される。利用者は表示された設定ウィンド
ウに対し、必要な定義情報を設定する(S29,S3
0,S31)。
【0049】次に、S28において設定したスクリプト
のタイプに従い、詳細な設定方法を以下に説明する。始
めに、「全フィールド表示」の設定について説明を行
う。図30は、全フィールド表示の設定を行う手順を示
す流れ図である。図31は、アクションの実行権を設定
する画面である。
【0050】図30の流れ図によると、上記で説明を行
ったS28において、「全フィールド表示」のスクリプ
トタイプを選択すると、図31の実行権設定の画面が表
示される。この画面において実行権を設定し、メニュー
バーにある「アクション」を選択すると表示されるアク
ションメニュー(アクションメニューは図示していな
い)より「実行」をクリックし、全フィールド表示のア
クションを設定する(S40)。尚、実行権とはデータ
ベースを保護するために利用者毎に設けられている権限
であり、この実施の形態では、実行権Aから実行権Eが
与えられているものとする。実行権の設定は、設定した
い実行権の枠をクリックすると設定できる。図31にお
いて、実行権A,B,Cがアクションを実行することが
できることを示している(黒い枠が実行権を設定してい
ることを示している)。以上が全フィールド表示のアク
ションの設定方法である。
【0051】次に、「他データベース検索」のアクショ
ンを設定する手順について説明を行う。図32は、他デ
ータベース検索のアクションを設定する手順を示す流れ
図である。図33は、他データベース検索のアクション
定義を行うための画面を示す図である。図34は、検索
を行おうとするデータベースのテーブルスペース名とテ
ーブル名を定義するための画面を示す図である。図35
は、相関関係の設定を行う画面を示す図である。図36
は、実行権の設定を行う画面を示す図である。
【0052】次に、図32の流れ図に従い、他データベ
ース検索のアクションを設定する手順について説明を行
う。「他データベース検索」の設定では、まず始めに検
索を行うテーブルを設定する(S50)。テーブルの設
定は図33にある「対象テーブル」をクリックすると表
示される図34の選択ウィンドウより、該当するテーブ
ルスペース名とテーブル名をクリックし設定する。この
実施の形態では、図34の選択ウィンドウテーブルスペ
ース名「PNDB」とテーブル名「KATAMEIM」
をクリックする。クリックしたテーブルスペース名とテ
ーブル名は、図33の「対象テーブル」として「PND
B.KATAMEIM」と表示される。次に、フィール
ドの相関関係を設定する(S51)。図33にある「相
関関係設定」をクリックすると表示される図35の相関
関係設定ウィンドウより、検索結果のフィールドと、検
索結果を利用して検索する他のデータベースのテーブル
のフィールドとの対応を定義する。設定する方法は、図
35の取り出し側フィールド一覧に表示されているフィ
ールド名と、対応させる検索結果のフィールド名をマウ
スで選択して「設定」をクリックする。相関関係は複数
指定することが出来、対応させるフィールドの個数分繰
り返し設定を行う(S52)。例えばこの実施の形態で
は、図35の取り出し側フィールド一覧にある「PK_
PN」と代入側フィールド一覧にある「P_BUHI
N」を選択し、「設定」をクリックし相関関係を設定す
る。「設定」をクリックすると、図36のように、設定
した相関関係「PK_PN→P_BUHIN」が表示さ
れる。次に、他データベース検索アクションウィンドウ
でアクションへのアクセス権を設定する。アクセス権の
設定は図36にある実行権の設定A〜Eのうち、実行権
を与えるものをクリックする。このアクセス権が設定さ
れると、図36にある実行権の設定の四角い枠は、白表
示から黒表示に変更される。アクセス権設定後、図36
のメニューバーにある「アクション」をクリックし、表
示されるアクションメニューの中から「実行」を選択
し、これまで設定を行ってきた他データベース検索のア
クションをテーブルに設定する。以上がデータベース検
索のアクション設定を行う手順である。
【0053】次に、「コマンド起動」のアクション設定
を行う手順について説明を行う。図37は、コマンド起
動を設定する処理手順を示す流れ図である。図38は、
アクション定義において、スクリプト設定を行う画面を
示す図である。図39は、引数設定を行う画面を示す図
である。
【0054】次に、図37の流れ図に従い、コマンド起
動のアクションを設定する手順について説明を行う。始
めに、図38のアクション作成画面にあるスクリプト欄
に起動するコマンドスクリプトを入力する(S60)。
コマンドスクリプトには、当該アクションが起動される
ことによって、表示されるイメージデータが格納されて
いるファイルを表示するためのコマンドを入力する。こ
の実施の形態では、「MOSディジタルIC」の一つで
ある部品カタログが格納されているファイルを表示する
コマンド「mtiff_sh」を指定する。次に、引数
を設定する(S61)。引数の設定は、図38にある
「引数設定」をクリックして表示される図39の引数設
定ウィンドウより、表示されているフィールド名の一覧
から、イメージデータが格納されているファイル名であ
るフィールドを選択する。引数とするフィールドは複数
設定できるので、順にフィールド名を選び、「設定」を
クリックする(S62)。この実施の形態では、「K_
PATH」を選択する。選択後、図39の「設定」をク
リックすると図38のアクション作成画面に設定した引
数が表示される。次に、図38のアクション作成画面よ
り、アクションへのアクセス権を設定する。アクセス権
の設定は上記で説明を行った他データベース検索のアク
セス権の設定と同様の方法である。この実施の形態で
は、実行権A,B,Cに対してアクセス権を設定する。
アクセス権設定後図38のメニューバーにある「アクシ
ョン」をクリックして表示されるアクションメニューの
中から「実行」を選択し、テーブルにアクションを設定
する(S63)。以上がコマンド起動のアクション設定
方法である。
【0055】尚、上記で説明を行ったアクション定義
は、テーブル毎に定義しなければならない。また、上記
のように設定を行ったアクション定義情報はアクション
管理表51に記憶され、処理定義部50がこのアクショ
ン管理表を管理する。そして、アクションが起動される
と処理実行部52がアクション管理表を参照し、起動さ
れたアクションの定義情報を解析し、処理生成部52a
によって必要なコマンドを生成し、アクションを実行す
る。以下に、アクション管理方式について説明を行う。
アクションを管理するために、データベース内のテーブ
ルに対して、テーブル名とアクション用IDを記憶する
テーブル管理表(図40(B))と、データベース検索
結果から派生する処理を管理するアクション管理表(図
40(A))を、この発明におけるデータベース装置は
備えている。このデータベース装置では、テーブルを作
成した際に、アクションIDを採番し、テーブル管理表
にテーブル名とアクションIDを登録する。また、検索
結果から派生するアクションは、処理定義部50によっ
て、アクション管理表にアクション用ID又はアクショ
ンへのデータ引き渡し列などの属性を登録する。この
時、同一のテーブルに対するアクションは、同じIDを
採番されているものとする。
【0056】図40にアクション管理表とテーブル管理
表のレコードのイメージを示す。上記で説明を行なった
アクション定義情報は図40(A)のアクション管理表
に登録される。アクションタイトルは「acttitl
e」に設定される。そして、スクリプトは「scrip
t」に設定される。全フィールド表示の場合は「FIE
LD」と設定され、他データベース検索の場合は「DB
ACCESS」、コマンド起動の場合は、図38のスク
リプトに入力したコマンドが「script」に設定さ
れる。この実施の形態では、「mtiff_sh」が設
定される。そして、他データベース検索の場合に設定し
ていたフィールドの相関関係は、「srcfids」と
「dstfids」に引数が設定される。この実施の形
態で設定を行ったフィールドの相関関係は図41のよう
に、「srcfids」には取り出し側フィールド名で
ある「PK_PN」が設定され、「dstfids」に
は代入側フィールド名「P_BUHIN」が設定され
る。また、コマンド起動の場合は、図43のように「s
rcfids」に「K_PATH」が設定される。そし
て他データベース検索の場合は、「machine」に
対象サーバ名、「dbname」に対象データベース
名、「tblname」に対象テーブル名が格納され
る。更に、「reatA」〜「reatE」に実行権が
格納される。実行権は「1」である場合を実行権ありと
する。そして、アクションが起動されると、起動された
アクションが他データベース検索の場合は、アクション
管理表に定義されている定義情報と、検索結果をもと
に、SQL文を自動生成し、アクションを実行する。
【0057】例えば、図42にあるような検索結果が表
示されていて、一番上に示されている検索結果を選択
し、他データベース検索が起動されると、以下のSQL
文をコマンド生成部52aは自動生成する。なお、アク
ション管理表の「scrfids」には「fldA,f
ldB,fldC」が設定され、かつ、「dstfld
s」には「fld3,fld2,fld1」が格納され
ているものとする。 select fld1,fld2,fld3・・・・
from db_1.table_1 where fld3=‘data1’and fld
2=123 andfld1=‘1994/12/1
2’
【0058】また、起動されたアクションがコマンド起
動である場合は、vfork又はsystemなどのシ
ステムコールを行うコマンドを、コマンド生成部52a
は生成する。例えば、図44にあるような検索結果が表
示されていて、一番上のレコードを選択し、コマンド起
動のアクションを起動すると、以下のコマンドを発行す
る。尚、アクション管理表の「script」には「M
TIFF」が格納され、「srcflds」には「fl
dA」が格納されているものとする。 MTIFF tiff_data
【0059】以上のように、アクション管理表を備える
ことによって、検索結果から派生する処理の定義をデー
タベースシステムから切り離すことが可能になる。ま
た、アクション管理表にユーザIDを設ければ、ユーザ
毎にテーブルに対するアクション定義を行うことができ
る。
【0060】実施の形態4.この実施の形態では、上記
実施の形態2で行った検索結果に基づいて、上記実施の
形態3において定義したアクションを実行する例につい
て以下に説明を行う。アクションの起動には、以下の3
つの方法が存在する。1つ目は、図14に表示されてい
るようなアクションリストの中から実行するアクション
を1つ選択し、検索結果として表示されているレコード
の中から1つのレコードを選択し、メニューバーにある
「アクション実行」をクリックする。2つ目は、図14
に表示されているような検索結果の中から1つのレコー
ドを選択し、アクションリストの中から実行するアクシ
ョンを1つ選択し、ダブルクリックする。3つ目は、図
14に表示されているようなアクションリストの中から
実行するアクションを1つ選択し、検索結果として表示
されているレコードの中から1つのレコードを選択し、
ダブルクリックする。以上の3つの方法によって、アク
ションを起動することができる。
【0061】始めに、コマンド起動のアクションを実行
する例について、図45の流れ図に従い説明を行う。図
14の検索結果表示ウィンドに表示されているアクショ
ンリストの中から、コマンド起動である「カタログ表示
1」を選択する(S70)。尚、「カタログ表示1」の
引数には「P/N部品番号」が指定されているものとす
る。次に、検索結果として表示されているレコードの中
から、NOが「1」であるレコードをクリックし、メニ
ューバーにある「アクション実行」をクリックすると、
図46にあるような「P/N部品番号」が「KP41P
200H06」の部品のカタログが表示される(S7
1)。
【0062】次に、全フィールド表示のアクション起動
について説明を行う。図14にあるアクションリストの
中から「全フィールド表示」を選択し、更に、検索結果
として表示されているレコードの中からNOが「4」で
あるレコードを選択し、メニューバーの「アクション実
行」をクリックすると、図47のような画面が表示され
る。図47の画面では、選択したレコードの全てのフィ
ールドを表示している。
【0063】次に、図48の流れ図に従い、他データベ
ース検索の実行について説明を行う。図48によると、
始めに、図14のアクションリストの中から他データベ
ース検索のアクションである「他データベース検索1」
を選択する(S80)。尚、「他データベース検索1」
は、実施の形態3において、設定を行ったアクションタ
イトルが「品質情報検索」と同様のアクションであるも
のとする。次に、検索結果として表示されているレコー
ドの中から、他データベース検索の条件に入力するレコ
ードをダブルクリックする(S81)。そして、他デー
タベース検索のアクションでは、これから行うデータベ
ース検索の結果を表示する検索結果表示画面の設定を行
うかどうかを問い合わせるウィンドウが、図49の様に
表示される。このため、利用者は図49の問い合わせに
対して、画面設定が必要な場合は「画面設定が必要」を
選択し、「実行」をクリックし、検索条件の設定と検索
結果表示画面の設定を行う。尚、表示される検索条件入
力画面には、選択したレコードのフィールド情報が入力
されている。表示されている検索条件を変更する場合
は、変更後の内容を設定し(S83)、検索条件の設定
を行い(S84)、メニューバーにある「検索」をクリ
ックし、検索実行を行う。
【0064】以上のように、アクション定義を予め行う
ことによって、検索結果が表示されている画面から次に
起動するアクションを実行するプログラムを作成するこ
となく、アクションリストから処理を選択するだけで利
用者は検索結果を基に次に起動する処理を容易に実行す
ることができる。
【0065】実施の形態5.この実施の形態では、一度
定義を行ったアクション定義情報の変更方法について以
下に説明を行う。
【0066】図50は、アクション起動情報の変更手順
を示す流れ図である。図50によると、図27に表示さ
れているようなアクション一覧ウィンドウの中から、起
動情報を変更したいアクションを選択する(S90)。
アクションを選択した後、メニューバーにある「編集」
をクリックして表示される図28の編集メニューより
「アクション変更」を選択する。「アクション変更」を
選択すると、スクリプトタイプに対応して図33のアク
ション作成画面や、図38のアクション作成画面や、図
31のアクション作成画面がそれぞれ表示されるので、
表示されている定義情報を変更したい情報に再設定を行
う(S92)。再設定の方法は、上記実施の形態3にお
いて説明を行った各定義情報の設定方法と同様の方法で
行うものとし、この実施の形態では説明を省略する。
【0067】次に、アクションの削除について説明を行
う。図51のアクションの削除手順を示す流れ図による
と、図27のアクション一覧より削除対象とするアクシ
ョンを選択する(S100)。そして、メニューバーに
ある「編集」をクリックして表示される図28の編集メ
ニューの中から「削除」を選択する。「削除」を選択す
ると、図51(B)のような削除確認ウィンドウが表示
されるので(S101)、削除する場合は「実行」をク
リックしてアクションを削除する(S102)。
【0068】また、アクションのタイトルを変更する場
合は、図52のアクションのタイトル変更の処理手順を
示す流れ図によると、図27のアクション一覧ウィンド
ウよりタイトル変更するアクションを選択する(S11
0)。そして、メニューバーの中から「編集」を選択し
表示される図28の「編集」メニューの中から、「タイ
トル変更」を選択する。「タイトル変更」を選択する
と、図53のタイトル変更画面が表示されるので、変更
後のタイトルを設定し直し、「実行」をクリックしてア
クションのタイトルを変更する(S112)。
【0069】また、デフォルトアクションの設定を行う
場合は、図27のアクション一覧ウィンドウの中から、
デフォルトとするアクションを選択する(S120)。
そして、「編集」をクリックし表示される図28の編集
メニューの中から、「デフォルト設定」を選択する。
「デフォルト設定」を選択すると、図55のメニューが
表示されるので、設定する場合は「設定」を選択しクリ
ックする。設定を解除する場合は、「設定解除」をクリ
ックする(S121)。そして、確認画面が表示される
ので「実行」をクリックし、デフォルトが設定される
(S122)。編集メニューの中から「デフォルト設
定」を選択すると、図56(A)の確認画面が表示され
る。また、「設定解除」を選択すると、図56(B)の
設定解除確認画面が表示される。デフォルトが設定され
ると、図27にあるアクション一覧ウィンドウのデフォ
ルト設定の欄に「*」が表示される。尚、デフォルト設
定とは、アクションを実行する場合、アクションリスト
より何も選択せずに、タイトルメニューバーにある「ア
クション実行」だけをクリックして実行できるアクショ
ンを設定するためのものである。デフォルト設定が行わ
れているアクションは、アクションリストが反転表示さ
れる。
【0070】次に、アクションの特権変更について説明
を行う。図57のアクションの特権変更手順の流れ図に
よると、図27のアクション管理画面に表示されている
アクションタイトル一覧の中から、特権変更を行うアク
ションを選択する(S130)。次に、タイトルバーの
「編集」をクリックして表示される図28の編集メニュ
ーの中から、「特権変更」を選択する(S131)。
「特権変更」を選択すると、図58の特権変更画面が表
示されるので、変更後の特権を設定し、「実行」をクリ
ックしてアクセス権の変更を行う(S132)。尚、図
58において、実行権の設定が黒い四角になっているこ
とが、アクセス権ありを示している。
【0071】以上のように、一度行ったアクション定義
であっても、変更を行うことができるので、利用者は新
しくアクションを設定する場合でも、既に設定してある
アクション定義情報を用いて変更することによって、容
易に新たなアクション定義を行うことができる。
【0072】実施の形態6.この実施の形態において
は、ガイドラインの設定について説明する。図59は、
この発明におけるデータベース装置を実現するシステム
構成図である。図59において、53は画面設計部3で
表示する候補データを定義して記憶しておくためのガイ
ドライン定義部である。他の符号については、前述した
図1の符号と同様である。図60は、図21に示した管
理ツールの「テーブル管理」から起動されるガイドライ
ンを定義する画面である。検索用ガイドライン56でデ
ータの型に数値型/日付型(NUMBER/DATE)
を選択すると、画面設定画面のフィールド名をクリック
した時に図6(A)のようなガイドラインが表示され
る。また、検索用ガイドライン56で「GROUP」を
選択すると、図6(B)のようなガイドラインが表示さ
れる。
【0073】図6(B)の候補データ一覧のガイドライ
ンは、検索を行おうとするデータベース内のデータの一
部を表示しているが、データベースが大規模になると表
示するデータを抽出するのに時間を要する。このような
場合、ガイドラインに表示するデータだけを登録したデ
ータベースを作成しておき、そのデータベースのデータ
を表示するよう設計をしておくことができる。設定方法
は、図60の検索用ガイドライン56で「MASTER」を選
択し、MASTER設定57をクリックすると表示される図6
1のMASTER設定画面で、ガイドライン用のテーブルスペ
ース58、テーブル59、設定値フィールド60を指定
する。図5のフィールド名10cにある「部品名」をク
リックして表示される候補データが、図6(B)に表示
されている7種類のみであり、実際のデータ数は10万
件あるとする。ガイドライン用のデータベースを作成
し、そこに登録されている7種類のデータを参照するよ
う設定しておけば、データを抽出する時間は大幅に削減
できる。
【0074】また、図61のMASTER設定画面でコメント
フィールド61を指定すると、候補データに注釈をつけ
ることができる。コメントフィールド61は、ガイドラ
インのデータが格納されているテーブルと同じテーブル
に作成しておく。図62は、注釈つきの候補データ一覧
のガイドラインの一例を示す図である。例えば、図5の
フィールド名10cにある「部品標準区分1」をクリッ
クして表示されるガイドラインであり、「部品標準区分
1」の推奨条件に対応したガイドライン用データベース
のデータを表示している。図62の設定値67は、推奨
条件の候補データを表示しており、コメント68は候補
データに対応した注釈を表示している。推奨条件とし
て、このガイドラインの中からデータを選択する場合
は、選択したいデータまたは注釈にカーソルを合わせク
リックすると選択できる。
【0075】図63は図70のMASTER設定画面の文字属
性設定63をクリックすると表示される文字属性設定画
面である。文字属性設定画面の字体65では、ガイドラ
インに表示するデータの字体を指定することができる。
文字属性設定画面を表示した際に、MASTER設定画面で指
定されているテーブル内のデータが、データ64に表示
される。ここから字体を変更したいデータを選択し、字
体65の横のボタンを押すと表示されるメニューから設
定したい字体を選択する。字体は「明朝」「ゴシック」
「ボールド」「イタリック」の4種類がある。図64は
図63に示す文字属性設定画面でデータ「R」の字体を
ゴシックに変更した後、図5のフィールド名10cにあ
る「部品標準区分1」をクリックして表示されるガイド
ラインである。
【0076】また、図63の文字属性設定画面の文字修
飾66では、ガイドラインに表示するデータに付ける
「アンダーライン」「オーバーライン」「抹消線」を指
定することができる。データ64から文字修飾をつけた
いデータを選択し、「アンダーライン」「オーバーライ
ン」「抹消線」のいずれかのボタンをクリックする。さ
らに線種または種類を変更する場合は、クリックしたボ
タンの右横にある線種または種類のメニューから表示し
たいものを選ぶ。図65は図63に示す文字属性設定画
面でデータ「G」の文字修飾に「抹消線」を設定した場
合、図5のフィールド名10cにある「部品標準区分
1」をクリックして表示されるガイドラインである。
【0077】図61のMASTER設定画面の検索条件62
は、ガイドライン用データベースのデータからさらにデ
ータを絞り込んでガイドラインに表示したい場合、その
絞り込み条件を指定する。条件の指定形式は、前述した
検索条件入力画面に入力する検索条件と同じである。絞
り込み条件を指定することにより、ユーザに推奨条件と
して設定して欲しくないデータをガイドライン上に表示
させない等の工夫をすることができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、画面
設計部がデータベースのデータを検索する条件を入力す
る検索条件入力画面を任意に設計する。このため、従来
のデータベース検索ツールでは検索条件を入力する画面
が固定であったが、この発明のデータベース装置を用い
ることによって、利用者にとって不必要な情報を表示し
ないように設計でき、検索条件の入力が容易に行える効
果がある。
【0079】また、第2の発明によれば、さらに、画面
設計部が検索結果を表示する検索結果表示画面を任意に
設計する。このため、検索条件の入力と、例えば表示順
序や表示するフィールド等の指定を行う検索結果表示画
面の設計を別々に行うことができ、利用者は設計がしや
すくなり、設定ミスも減少する効果がある。
【0080】また、第3の発明によれば、上記画面設部
が任意のフィールドを選択する。このため、利用者は検
索条件入力画面設計時、及び検索結果表示画面設計時に
必要なフィールドを容易に指定でき、不必要なフィール
ドは表示されないので、入力誤りによる設計ミスを減少
できる効果がある。
【0081】また、第4の発明によれば、上記画面設計
部が選択したフィールドの表示順序を指定する。このた
め、利用者は検索条件入力画面設計時、及び検索結果表
示画面設計時に容易に表示順序を指定できる効果があ
る。また、検索条件入力画面に表示するフィールドの順
序と検索結果表示画面に指定するフィールドの順序を異
なる順序で指定できるので、利用者によって利便性のよ
いデータベース検索環境を提供できる効果がある。
【0082】また、第5の発明によれば、上記画面設計
部が検索条件を予め設定する。このため、検索条件入力
画面用に選択したフィールドに対し使用頻度の高い検索
条件を予め設定しておけば、利用者は新たに条件を指定
するよりも容易に条件指定を行うことができる効果があ
る。また、予め設定した条件を元にこれをカスタマイズ
して新たな条件を指定すれば、条件指定が容易に行え、
条件の指定ミスを減少することができる効果がある。
【0083】また、第6の発明によれば、上記画面設計
部が表示形式を指定する。このため、検索結果表示画面
用に選択したフィールドに対し、カンマ編集や、¥編集
や表示枠の拡張等の表示形式の指定を容易に行うことが
でき、検索結果が見やすくなり、利用者にとって利便性
のよいデータベース検索環境を提供できる効果がある。
【0084】また、第7の発明によれば、処理定義部が
検索結果に基づいて実行可能な処理を予め記憶し、処理
実行部が上記処理定義部に定義された処理を実行する。
このため、従来検索結果を利用者が確認し、結果に基づ
いて次に起動する処理を利用者が改めて指定を行ってい
たが、このデータベース装置を用いることによって検索
結果に基づいて次に起動する処理が予め分かっている場
合には、次に起動する処理を予め定義しておき検索処理
終了後に自動的に次の処理を起動することができ、検索
結果を確認し、次に起動する処理を改めて指定するとい
う煩わしさが無くなり、利用者にとって利便性の良いデ
ータベース検索環境を提供できる効果がある。
【0085】また、第8の発明によれば、上記処理定義
部は複数の処理の定義をすることができ、更に上記処理
実行部は複数の処理の中から少なくとも1つの処理を選
択して実行する。このため検索結果のパターンによって
次に起動する処理が複数ある場合にも、この発明による
データベース装置を用いれば容易に対応できる効果があ
る。
【0086】また、第9の発明によれば、上記第7の発
明における処理の定義は、上記処理定義部が備える対話
型定義支援部を用いて定義する。このため、次に起動す
る処理の定義が容易に行え、初めて利用する利用者にと
っても容易に処理の定義を行うことができる効果があ
る。
【0087】また、第10の発明によれば、上記第7か
ら第9の発明において定義を行った次に起動する処理
は、アクション管理表として記憶し、上記処理実行部が
備えるコマンド訂正部によって、アクション管理表に記
憶された定義情報が解析され、必要なコマンドが生成さ
れる。このため、利用者が次に起動する処理の定義を行
う場合、データベース装置と、このデータベース装置を
取り巻くシステム環境とのインタフェースを考えること
なく容易に次に起動する処理の定義を行うことができ、
特別な知識を必要とせずにこの発明におけるデータベー
ス装置を利用できる効果がある。
【0088】また、第11の発明によれば、上記第10
の発明におけるコマンドがSQLコマンドである。この
ため、従来から存在するデータベース及びデータベース
を取り巻くシステム環境下において、この発明における
データベース装置を用いることができ、新たにデータベ
ース装置を導入する場合、低コストで実現できる効果が
ある。
【0089】また、第12の発明によれば、上記コマン
ドがシステムコールである。このため上記第11と同様
の効果を奏することができる。
【0090】第13の発明では、検索条件として使用さ
れる候補データを表示することにより、ユーザはデータ
ベース内のデータを知らなくても、容易に条件に指定可
能なデータを得ることができ、第5の発明における条件
指定を、より容易に行え、また指定ミスもさらに減少す
ることができる効果がある。
【0091】また、第14の発明では、候補データを任
意のテーブルから選択することによって、より操作性の
よいガイドラインを提供できる効果がある。
【0092】また、第15の発明では、候補データに注
釈を付与することによって、データベースに登録されて
いる記号化された値の意味を、ユーザはデータベース検
索の操作上で知ることができ、値の意味を別途調べる手
間を省くことができる効果がある。
【0093】また、第16の発明では、ガイドラインの
データを字体により分類しておけば、ユーザも視覚的に
データを分類でき、選択しやすくなる効果がある。
【0094】また、第17の発明では、データに強調表
示をすることによってデータを分類することができ、第
16の発明と同様の効果が得られる。
【0095】また、第18の発明では、候補データを絞
り込むための条件を与え、選択すべきでないデータは候
補データから除外することによって、ユーザはより適切
なデータの選択を行いやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明におけるデータベース装置を実現す
るシステム構成図である。
【図2】 実施の形態1において利用者がアクセス可能
なツリー情報を表示した画面を示す図である。
【図3】 実施の形態1においてツリー情報に格納され
ているノードを示す図である。
【図4】 「画面」メニューを示す図である。
【図5】 実施の形態1において画面設定ウィンドウを
示す図である。
【図6】 実施の形態1において推奨条件入力における
フィールドに対するガイドラインを示す図である。
【図7】 実施の形態1においてフィールドのガイドラ
インを示す図である。
【図8】 実施の形態1において加工指定の書式を示す
図である。
【図9】 実施の形態1において「設定」メニューを示
す図である。
【図10】 実施の形態1において検索条件入力ウィン
ドウと検索結果表示ウィンドウの設定手順を示す流れ図
である。
【図11】 実施の形態2において検索を実行する手順
を示す図である。
【図12】 検索メニューを示す図である。
【図13】 実施の形態2において検索条件入力画面を
示す図である。
【図14】 実施の形態2において検索結果表示画面を
示す図である。
【図15】 実施の形態2において出力メニューを示す
図である。
【図16】 実施の形態2において検索結果ファイル出
力画面を示す図である。
【図17】 実施の形態2において検索結果をプリンタ
へ出力することを指定する画面を示す図である。
【図18】 実施の形態2において検索条件入力画面の
推奨条件に設定されている内容を表示した例を示す図で
ある。
【図19】 実施の形態2において設定した検索条件を
保存するための画面を示す図である。
【図20】 この発明におけるデータベース装置の一例
を示すシステム構成図である。
【図21】 実施の形態3において管理ツールを示す図
である。
【図22】 実施の形態3においてアクション定義を行
う手順を示す流れ図である。
【図23】 実施の形態3において検索種別選択画面を
示す図である。
【図24】 実施の形態3においてアクション設定にお
いてテーブルスペース名の設定を行う画面を示す図であ
る。
【図25】 実施の形態3においてアクション設定にお
いてテーブル名の設定を行う画面を示す図である。
【図26】 実施の形態3において「一覧」メニューを
示す図である。
【図27】 実施の形態3においてアクション管理画面
でアクションタイトルを指定する画面を示す図である。
【図28】 実施の形態3において「編集」メニューを
示す図である。
【図29】 実施の形態3においてスクリプト選択画面
を示す図である。
【図30】 実施の形態3において全フィールド表示の
設定手順を示す流れ図である。
【図31】 実施の形態3においてアクション作成画面
において実行権の設定を行う画面を示す図である。
【図32】 実施の形態3において他データベース検索
のアクション定義を行う手順を示す流れ図である。
【図33】 実施の形態3において他データベース検索
のアクション定義を行うための画面を示す図である。
【図34】 実施の形態3において検索を行おうとする
データベースのテーブルスペース名の一覧とテーブル名
の一覧を示す図である。
【図35】 実施の形態3において相関関係の設定を行
う画面で、取り出し側フィールド一覧と代入側フィール
ド一覧を表示した画面を示す図である。
【図36】 実施の形態3においてアクション作成画面
において、実行権の設定を行う画面を示す図である。
【図37】 実施の形態3においてコマンド起動のアク
ション定義を行う手順を示す流れ図である。
【図38】 実施の形態3においてアクション作成画面
でスクリプトの設定を行う画面を示す図である。
【図39】 実施の形態3においてアクション作成画面
で引数の設定を行う画面を示す図である。
【図40】 実施の形態3においてアクション管理表の
イメージを示す図である。
【図41】 実施の形態3において他データベース検索
用のアクション管理表内のデータを示す図である。
【図42】 図41のアクションが定義されている検索
結果を示す図である。
【図43】 実施の形態3においてコマンド起動のアク
ションの定義を格納したアクション管理表内のデータを
示す図である。
【図44】 図43のアクションが定義されている検索
結果を示す図である。
【図45】 実施の形態4においてコマンド起動のアク
ションを実行する手順を示す図である。
【図46】 実施の形態4においてコマンド起動された
結果、画面に表示されるカタログの一例を示す図であ
る。
【図47】 実施の形態4において全フィールド表示の
アクションを起動した結果を示す図である。
【図48】 実施の形態4において他データベース検索
のアクションを起動する手順を示す流れ図である。
【図49】 実施の形態4において他データベース検索
のアクションを実行する場合に表示される画面設定選択
を示す図である。
【図50】 実施の形態5においてアクション起動情報
の変更を行う手順を示す流れ図である。
【図51】 実施の形態5においてアクションの削除を
行う手順を示す流れ図である。
【図52】 実施の形態5においてアクションのタイト
ル変更を行う手順を示す流れ図である。
【図53】 実施の形態5においてタイトル変更を行う
画面を示す図である。
【図54】 実施の形態5においてデフォルトアクショ
ンの設定を行う手順を示す流れ図である。
【図55】 設定メニューを示す図である。
【図56】 実施の形態5においてデフォルトアクショ
ン設定画面を示す図である。
【図57】 実施の形態5においてアクションの特権変
更を行う手順を示す流れ図である。
【図58】 実施の形態5において特権変更を行う画面
を示す図である。
【図59】 この発明におけるデータベース装置を実現
するシステム構成図である。
【図60】 実施の形態6においてガイドラインを定義
する画面を示す図である。
【図61】 実施の形態6においてMASTER設定画面を示
す図である。
【図62】 実施の形態6における注釈つきの候補デー
タ一覧のガイドラインの一例を示す図である。
【図63】 実施の形態6における文字属性設定画面を
示す図である。
【図64】 実施の形態6において表示されるガイドラ
インを示す図である。
【図65】 実施の形態6において表示されるガイドラ
インを示す図である。
【図66】 従来例1において検索条件を入力する画面
を示す図である。
【図67】 従来例1において検索結果が画面に表示さ
れている例を示す図である。
【図68】 従来例1において問い合わせを行うファイ
ルを選択する画面を示す図である。
【図69】 従来例1において問い合わせ定義を行う画
面を示す図である。
【図70】 従来例1において問い合わせを実行した結
果を画面に示した図である。
【図71】 従来例2において選択クエリーを示す図で
ある。
【図72】 従来例2において抽出条件の設定を行う図
である。
【図73】 従来例4においてデータベース装置のシス
テム構成図である。
【図74】 従来例において検索を行った結果を判定
し、次の処理の起動を行う流れを説明した図である。
【符号の説明】
1 データベース装置、2 CRT、3 画面設計部、
3a 検索条件入力画面設計、3b 検索結果表示画面
設計、4 検索部、5 マウス、6 キーボード、7
データベース、10 検索条件入力画面設定、10a
切替、10b順序、10c フィールド名、10d 推
奨条件定義、11 検索結果表示画面設定、11a 切
替、11b 順序、11c フィールド名、 11d
ソート順、11e 昇降、11f 加工指定、11g
表示サイズ、12 アクションリスト、13 スクロー
ルバー、14 AND/OR、15 NOT、16 フ
ィールド名、17 検索条件、18 設定条件の保存、
19 検索条件呼び出し、20 検索条件削除、21
検索条件リスト、50 処理定義部、50a 対話型定
義支援部、51 アクション管理表、52 処理実行
部、52a コマンド生成部、53 ガイドライン定義
部、54 設定内容一覧、55 選択フィールド名、5
6 検索用ガイドライン、58 テーブルスペース、5
9 テーブル、60 設定値フィールド、61 コメン
トフィールド、62 検索条件、63文字属性設定。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 孝史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊串 亮二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 三村 俊介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石倉 由香子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森 裕彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するデータベース装置 (a)データを記憶するデータベース、(b)上記デー
    タベースのデータを検索する条件を入力する検索条件入
    力画面を任意に設計する画面設計部、(c)上記画面設
    計部において設計された所定の形式の検索条件入力画面
    を用いて検索する条件を入力し、データを検索する検索
    部。
  2. 【請求項2】 上記画面設計部は、さらに、検索部が検
    索した検索結果を表示する検索結果表示画面を任意に設
    計することを特徴とする請求項1記載のデータベース装
    置。
  3. 【請求項3】 上記画面設計部は、データを構成するフ
    ィールドの中から任意のフィールドを選択することを特
    徴とする請求項1又は2記載のデータベース装置。
  4. 【請求項4】 上記画面設計部は、選択したフィールド
    の表示順序を指定することを特徴とする請求項3記載の
    データベース装置。
  5. 【請求項5】 上記画面設計部は、検索条件入力画面用
    に選択したフィールドに用いられる可能性のある検索条
    件をあらかじめ設定することを特徴とする請求項3記載
    のデータベース装置。
  6. 【請求項6】 上記画面設計部は、検索結果表示画面用
    に選択したフィールドの表示形式を指定することを特徴
    とする請求項3記載のデータベース装置。
  7. 【請求項7】 以下の要素を備えたデータベース装置 (a)データを記憶するデータベース、(b)上記デー
    タベースのデータを検索する検索部、(c)上記検索部
    の検索結果に基づいて、実行可能な処理を予め定義して
    記憶する処理定義部、(d)上記処理定義部により定義
    された処理を実行する処理実行部。
  8. 【請求項8】 上記処理定義部は、複数の処理を定義す
    るとともに、上記処理実行部は、上記複数の処理の中か
    ら少なくともひとつの処理を選択して実行することを特
    徴とする請求項7記載のデータベース装置。
  9. 【請求項9】 上記処理定義部は、対話型インタフェー
    スを用いて処理を定義する対話型定義支援部を備えたこ
    とを特徴とする請求項7記載のデータベース装置。
  10. 【請求項10】 上記処理定義部は、定義情報をアクシ
    ョン管理表として記憶し、上記処理実行部は、アクショ
    ン管理表に記憶された定義情報を解析して、処理に必要
    なコマンドを生成するコマンド生成部を備えたことを特
    徴とする請求項7、8又は9いずれかに記載のデータベ
    ース装置。
  11. 【請求項11】 上記コマンドは、SQLコマンドであ
    ることを特徴とする請求項10記載のデータベース装
    置。
  12. 【請求項12】 上記コマンドは、システムコールであ
    ることを特徴とする請求項10記載のデータベース装
    置。
  13. 【請求項13】 上記データベース装置は、上記画面設
    計部で検索条件入力画面の推奨条件を設定するために参
    照する候補データの一覧であるガイドラインに用いられ
    るデータを定義して記憶するガイドライン定義部を有す
    ることを特徴とする請求項5記載のデータベース装置。
  14. 【請求項14】 上記ガイドライン定義部は、候補デー
    タとして検索対象テーブルの実データ及び任意のテーブ
    ルのデータの少なくともいづれかを定義することを特徴
    とする請求項13記載のデータベース装置。
  15. 【請求項15】 上記ガイドライン定義部は、候補デー
    タに対して注釈を定義することを特徴とする請求項13
    記載のデータベース装置。
  16. 【請求項16】 上記ガイドライン定義部は、データの
    表示文字の字体を定義することを特徴とする請求項13
    記載のデータベース装置。
  17. 【請求項17】 上記ガイドライン定義部は、データの
    強調表示方法を定義することを特徴とする請求項13記
    載のデータベース装置。
  18. 【請求項18】 上記ガイドライン定義部は、定義され
    た候補データの中からさらに候補データを絞り込むため
    の条件を指定することを特徴とする請求項13記載のデ
    ータベース装置。
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