JPH08241068A - 情報記録媒体およびビットマップデータ復号化装置とビットマップデータ復号化方法 - Google Patents

情報記録媒体およびビットマップデータ復号化装置とビットマップデータ復号化方法

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JPH08241068A
JPH08241068A JP4404295A JP4404295A JPH08241068A JP H08241068 A JPH08241068 A JP H08241068A JP 4404295 A JP4404295 A JP 4404295A JP 4404295 A JP4404295 A JP 4404295A JP H08241068 A JPH08241068 A JP H08241068A
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JP4404295A
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English (en)
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Tadashige Furuya
忠滋 古谷
Takumi Hasebe
巧 長谷部
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
Shuji Ishihara
秀志 石原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャラクタROMを使用せず、多種の文字種
類・複数の言語の字幕が扱える。 【構成】 情報記録媒体上のAVファイル510の識別
部504には、字幕情報を他の情報と識別するためのデ
ータタイプコードがあり、またユーザデータ部505
は、格納している字幕の表示時刻情報と字幕のサイズ情
報・表示する位置情報からなる基本データ530と、パ
ターンデータと縁取りデータに応じた2組のフィルタ・
量子化情報と色情報(混合比率を含む)からなる階調化
データ531と、そしてビットマップデータを圧縮した
字幕情報本体である字幕圧縮データからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像あるいは音声と同
期して文字・グラフイックスなどのビットマップパター
ンを表示する情報記録媒体、ビットマップデータ復号化
装置、およびビットマップデータ復号化方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示画面上にテキスト(字幕)を
表示する方式として、クローズド・キャプション(Cl
osed Caption)がある。クローズド・キャ
プション方式は米国で開発されたものであり、その用途
は聴覚障害者や米語が母国語でない人に対して文字(米
語)を画像・音声に同期して表示する。
【0003】クローズド・キャプション信号は、TV放
送・ビデオ・レーザディスクなどに含まれており、NT
SC信号のフィールド毎のline21にあり、これを
デコーダで復号処理してデータを得る。得たデータはテ
キスト(字幕)本体を示すキャラクタベースの文字列
と、表示フォーマット・位置・色などのコントロールコ
ードからなる。そしてデコーダは、コントロールコード
と内臓しているキャラクタの形状情報を持つキャラクタ
ROMを参照しながら、メモリ上にテキスト(字幕)を
展開し、メモリから画像と同期したオーバーレイ処理を
して画面に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では次のような課題がある。
【0005】キャラクタROMには、幅と高さのドット
数が決まった2値のビットマップデータを複数個もつ
(例えば7*13ドットのビットマップデータを256
個持つ)。このためフォント本体の回りは任意の色の長
方形の領域となり、画像を表示できない。そして表示す
る文字の行と列の大きさも予め決まっている(例えば3
2*8行)。
【0006】クローズド・キャプション方式では、 A)上述したキャラクタROMを使用するため、 (1)ROMを持つ必要がある。 (2)フォントの数がROM容量で固定されるので、多
数のフォントのタイプフェイス・サイズや多数の言語の
文字を表示できない(日本語だけでも膨大な容量が必
要)。 (3)フォントの幅と高さが決まっているので、アルフ
ァベット特有の文字間のスペーシングの調整や文字のサ
イズが可変にできない。の問題がある。 B)NTSC信号中のフィールド毎のline21にテ
キスト(字幕)を持つので、 (1)複数の言語のテキスト(字幕)を持つには、さら
にその情報を入れる領域が必要だが、NTSC信号中に
入れているため複数の言語のテキスト(字幕)が持てな
い。 (2)同じ内容のテキスト(字幕)でも、毎フィールド
ごとに必要である。の問題がある。 C)表示に関して、 (1)フォントの回りの画像が大きくマスクされてしま
う。 (2)フォントが2値表現なので、縁取りなどの表現が
できない。またフォント部分・縁取り部分の階調付け表
現もできない。の問題がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、 A)キャラクタROMを使用せずに、テキスト(字幕)
全体を圧縮したビットマップデータを媒体上に持ち、こ
の圧縮したビットマップデータを伸張することで、多数
のフォントのタイプフェイス・サイズや多数の言語の文
字や任意のグラフイックスなどの多彩なテキスト(字
幕)を扱え、ハードウェアも増加しない。 B)圧縮したビットマップデータを制御するので、媒体
上の情報量を小さくでき、複数の言語のテキスト(字
幕)が持てる。 C)縁取りの生成と階調化をし、生成したテキスト(字
幕)と画像との混合比率をコントロールすることでフォ
ント周辺部をマスクせずに自然な階調表示ができる。ま
たシーンに応じた表現ができる。などの特徴を備えた、
情報記録媒体およびビットマップデータ復号化装置、ビ
ットマツプ復号化方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の情報記録媒体は、各画素が2値以上の値を
持つビットマップデータを圧縮した圧縮データに加え
て、前記圧縮データを伸張した伸張ビットマップデータ
の各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を
量子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階
調化ビットマップデータを生成するためのフィルタ情報
と量子化情報を持つものである。
【0009】あるいは情報記録媒体が、各画素が3値以
上の値を持つビットマップデータを圧縮した圧縮データ
に加えて、前記圧縮データを伸張し、少なくともパター
ンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを示
すビットマップデータとを得て、各々のビットマップデ
ータの各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた
値を量子化情報で量子化し、量子化結果をマージして、
より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生成す
るために、少なくともパターンデータと縁取りデータの
フィルタ情報と量子化情報を持つものである。
【0010】あるいは情報記録媒体が、少なくともパタ
ーンデータと縁取りデータを示す、各画素が2値の値を
持つビットマップデータを各々圧縮した複数の圧縮デー
タに加えて、前記圧縮データを伸張し、少なくともパタ
ーンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを
示すビットマップデータとを得て、各々のビットマップ
データの各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られ
た値を量子化情報で量子化し、量子化結果をマージし
て、より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生
成するために、少なくともパターンデータと縁取りデー
タのフィルタ情報と量子化情報を持つものである。
【0011】またビットマップデータ復号化装置は、圧
縮データを伸張した伸張ビットマップデータに対して、
各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
化ビットマップデータを生成する階調化手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0012】あるいはビットマップデータ復号化装置
が、圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
ップデータとに対して、各々のビットマップデータの各
画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子
化情報で量子化するために、少なくともパターンデータ
と縁取りデータに対する各々の階調化手段と、量子化結
果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビットマッ
プデータを生成するためのマージ手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0013】またビットマップデータ復号化方法は、圧
縮データを伸張した伸張ビットマップデータに対して、
各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
化ビットマップデータを生成する階調化ステップを備え
たことを特徴とするものである。
【0014】あるいはビットマップデータ復号化方法
が、圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
ップデータとに対して、各々のビットマップデータの各
画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子
化情報で量子化するために、少なくともパターンデータ
と縁取りデータに対する各々の階調化ステップと、量子
化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビット
マップデータを生成するためのマージステップとを備え
たことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成により、 A)キャラクタROMを使用せずに、テキスト(字幕)
全体を圧縮したビットマップデータを媒体上に持ち、こ
の圧縮したビットマップデータに伸張と階調化をするこ
とで、多数のフォントのタイプフェイス・サイズや多数
の言語の文字や任意のグラフイックスなどの多彩なテキ
スト(字幕)を扱え、ハードウェアも増加しない。 B)圧縮したビットマップデータを制御するので、媒体
上の情報量を小さくでき、複数の言語のテキスト(字
幕)が持てる。 C)縁取りの生成と階調化をし、生成したテキスト(字
幕)と画像との混合比率をコントロールすることでフォ
ント周辺部をマスクせずに自然な階調表示ができる。ま
たシーンに応じた表現ができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明による情報記録媒体と、この
情報記録媒体を用いるビットマップデータ復号化装置及
びビットマップデータ復号化方法とを、順次図面を参照
しながら説明する。
【0017】まず情報記録媒体の第1の実施例を示す。
図1は、本発明の実施例1における情報記録媒体500
の領域構成を示している。情報記録媒体500は、ファ
イル単位での制御をするためのデータ構造を有してい
る。図1において、ディスク状の情報記録媒体500上
には、多数の同心円状あるいはスパイラル状のトラック
が形成されている。各トラックは、アドレスデータ等が
記録されるヘッダ部と、例えば2048バイトのユーザ
データが記録されるデータ部とから構成される多数のセ
クタ501に分割され、ヘッダ部及びデータ部の両方が
情報記録媒体製造時にプリフォーマットされる。
【0018】情報記録媒体500において、外周よりの
トラック上にファイル記録領域502が、内周よりのト
ラック上にはファイル管理領域503が割り当てられて
いる。ファイル記録領域502には、可変長圧縮された
画像情報を含む多数のAVファイル510が記録され
る。ファイル管理領域503には、各AVファイル51
0の制御情報520が記録される。そして、ボリューム
名や記録されているAVファイルの数などがファイル制
御情報520の先頭に記録され、続いて各AVファイル
510と1対1に対応した多数のファイルエントリ52
1が記録されている。また、各ファイルエントリ521
は、対応するAVファイルのファイル名やファイル位
置、及びファイルサイズなどのファイル属性情報などか
ら構成される。
【0019】セクタ501はヘッダ部とデータ部から構
成される。ヘッダ部には、例えばID0とID1のよう
にセクタ501のアドレス情報が多重記録されている。
【0020】次に、本発明の第1の実施例のAVファイ
ル510の構成例を、図2を参照しながら説明する。各
AVファイル510は複数の圧縮された画像情報とこれ
に同期する音声情報やテキスト情報(字幕情報)の集ま
りと、同期をとるために必要な基準時刻情報などの初期
制御情報から構成されている。各画像情報・音声情報・
テキスト情報(字幕情報)はセクタ501からなる。
【0021】セクタ501のデータ部のデータ構造につ
いて説明する。データ部は識別部504とユーザデータ
部505とエラー訂正符号部506とから構成される。
【0022】エラー訂正符号部506には、識別部50
4及びユーザデータ部505のデータを記録媒体上のエ
ラーから保護するために、例えばリードソロモン符号を
用いたエラー訂正符号が記録される。ユーザデータ部5
05には、画像情報、画像情報と同期した音声情報、及
び画像情報と同時に表示されるテキスト情報(字幕情
報)など各種のエレメントデータが記録される。そし
て、識別部504には、ユーザデータの内容が画像情報
/音声情報/テキスト情報(字幕情報)の何れかである
ことを識別するためのデータタイプコードが記録され
る。
【0023】ユーザデータ部の後半にパディングデータ
が付加されるとき、パディングデータを除いて固定長の
ユーザデータ部505に記録されたエレメントデータの
長さ示す有効データ長なども識別部504に記録され
る。
【0024】以下テキスト情報(字幕情報)の場合のユ
ーザデータ部505について詳しく説明する。
【0025】字幕情報の場合、ユーザデータ部505
は、基本データ530と階調化データ531と圧縮した
字幕情報本体である字幕圧縮データ532からなる。基
本データ530と階調化データ531を属性データとよ
ぶ。
【0026】基本データ530は、その字幕がどのチャ
ンネルであり、どの言語であるかを示すチャンネル番号
と、格納している字幕を表示する開始時刻・終了時刻の
表示時刻情報、字幕部分のビットマップ領域であるM×
Nドットのサイズ情報(M,N)と全表示領域の中のど
の位置に字幕を表示するかを示す(Xs、Ys)の位置
情報とからなる。
【0027】階調化データ531は表示する字幕(文字
・グラフィックス)の種類に応じたフィルタ・量子化・
色情報(混合比率を含む)の組からなる。
【0028】字幕圧縮データ532の圧縮の方法は、例
えばランレングス変換し、MH(モディファイド ハフ
マン)符号化などで圧縮する。
【0029】字幕の大きさ・圧縮率に応じて字幕圧縮デ
ータのデータ長は表示する字幕毎に異なるので、ユーザ
データ部505に記録されたエレメントデータの長さ示
す有効データ長が識別部504に記録される。
【0030】本実施例では、字幕圧縮データ532は各
画素が2値の値を持つビットマップデータを圧縮する。
そして階調化データ531は、フィルタ情報・量子化情
報を1組だけ持つ。字幕圧縮データを伸張した伸張ビッ
トマップデータの各画素の値をフィルタ情報で変化さ
せ、得られた値を量子化情報で量子化することで、より
多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生成するこ
とができる。量子化した各階調に色情報を与えて表示す
る。
【0031】以上字幕情報について説明したが、画像情
報・音声情報についても開始時刻を持つ。
【0032】なお、字幕圧縮データは2値の値のビット
マップデータを圧縮したが、3値以上の値のビットマッ
プデータを圧縮してもよい。
【0033】次に情報記録媒体の第2の実施例を示す。
図3を用いて、本発明の第2の実施例のテキスト情報
(字幕情報)の場合のユーザデータ部505について第
1の実施例と異なる点である階調化データ533と字幕
圧縮データ534とを詳しく説明する。
【0034】階調化データ533は2組のフィルタ情報
・量子化情報と色情報(混合比率を含む)からなる。
【0035】字幕圧縮データ534は各画素が3値の値
を持つビットマップデータを圧縮する。そして階調化デ
ータ533は、フィルタ情報・量子化情報を2組持つ。
字幕圧縮データを伸張し、パターンデータを示すビット
マップデータと縁取りデータを示すビットマップデータ
とを得て、各々のビットマップデータの各画素の値をフ
ィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子
化し、量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階
調化ビットマップデータを生成することができる。量子
化した各階調に色情報を与えて表示する。
【0036】なお、2組のフィルタ情報・量子化情報の
一部を装置・方法側に持たしてもよい。例えば、縁取り
データのフィルタ情報・量子化情報を装置・方法側に持
たせれば情報記録媒体の第1の実施例の構成と同じにな
る。またパターンデータの量子化情報以外を装置・方法
側に持たしてもよい。
【0037】なお、字幕圧縮データは3値の値のビット
マップデータを圧縮したが、4値以上の値のビットマッ
プデータを圧縮してもよい。
【0038】次に情報記録媒体の第3の実施例を示す。
図4(a)を用いて、本発明の第3の実施例のテキスト
情報(字幕情報)の場合のユーザデータ部505につい
て第3の実施例と異なる点である階調化データ535と
字幕圧縮データ536とを詳しく説明する。
【0039】階調化データ535は2組のフィルタ情報
・量子化情報と色情報(混合比率を含む)からなる。
【0040】字幕圧縮データ536はパターンデータと
縁取りデータの、各画素が2値の値を持つビットマップ
データを2種類圧縮する。そして階調化データ535
は、フィルタ情報・量子化情報を2組持つ。各々の字幕
圧縮データを伸張し、パターンデータを示すビットマッ
プデータと縁取りデータを示すビットマップデータとを
得て、各々のビットマップデータの各画素の値をフィル
タ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子化
し、量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調
化ビットマップデータを生成することができる。量子化
した各階調に色情報を与えて表示する。
【0041】また別の情報記録媒体の第3の実施例を示
す。図4(b)を用いて、本発明の第3の実施例のテキ
スト情報(字幕情報)の場合のユーザデータ部505に
ついて第2の実施例と異なる点である階調化データ53
7、539と字幕圧縮データ538、540とを詳しく
説明する。図4(b)では複数のセクタに分けてテキス
ト情報(字幕情報)を持つものとする。
【0042】階調化データ537はパターンデータのフ
ィルタ情報・量子化情報と色情報(混合比率を含む)か
らなる。また階調化データ539は縁取りデータのフィ
ルタ情報・量子化情報と色情報(混合比率を含む)から
なる。色情報は同じものを持つ。
【0043】字幕圧縮データ538はパターンデータ
の、各画素が2値の値を持つビットマップデータを圧縮
する。また字幕圧縮データ540は縁取りデータの、各
画素が2値の値を持つビットマップデータを圧縮する。
各々の字幕圧縮データを伸張し、パターンデータを示す
ビットマップデータと縁取りデータを示すビットマップ
データとを得て、各々のビットマップデータの各画素の
値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報
で量子化し、量子化結果をマージして、より多値の値を
持つ階調化ビットマップデータを生成することができ
る。量子化した各階調に色情報を与えて表示する。
【0044】なお、色情報は基本データとして1箇所で
持ってもよい。また図4(a)および図4(b)におい
て、2組のフィルタ情報・量子化情報の一部を装置・方
法側に持たしてもよい。
【0045】なお、字幕圧縮データとフィルタ情報・量
子化情報は2種類以上もってもよい。
【0046】次に情報記録媒体の第4の実施例を示す。
図5を用いて、本発明の第4の実施例のテキスト情報
(字幕情報)の場合のユーザデータ部505について第
3の実施例の図4(a)と異なる点である階調化データ
541と字幕圧縮データ542とを詳しく説明する。
【0047】階調化データ541はパターンデータのフ
ィルタ情報・量子化情報と色情報(混合比率を含む)か
らなる。縁取りデータのフィルタ情報・量子化情報・情
報色(混合比率を含む)はもたない。
【0048】字幕圧縮データ542はパターンデータ
の、各画素が2値の値を持つビットマップデータを圧縮
したものと、縁取りデータの、各画素が2値の値を持つ
ビットマップデータを圧縮したものからなる。各々の字
幕圧縮データを伸張し、パターンデータを示すビットマ
ップデータと縁取りデータを示すビットマップデータと
を得て、パターンデータのビットマップデータの各画素
の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情
報で量子化し、縁取りデータと量子化結果をマージし
て、より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生
成することができる。量子化した各階調に色情報を与え
て表示する。
【0049】第1から第4の実施例において、階調化デ
ータであるフィルタ・量子化・色情報(混合比率を含
む)のテーブルサイズは可変でも固定でもよい。可変な
場合は各テーブルサイズを持つ必要がある。
【0050】なお、属性データとして拡大率を含めるこ
とができる。拡大率はMH復号化をするときにX,Y方
向に各ビット情報を拡大するための情報である。
【0051】また、位置情報を(Xs、Ys)とし、サ
イズ情報を(M,N)とし、Xe=Xs+M、Ye=Y
s+Nと考えると、(Xs、Ys、Xe、Ye)の組で
あらわしてもよい。
【0052】また、表示時刻情報である開始時刻・終了
時刻は分割して別々に配置してもよい。開始時刻をT
s、終了時刻をTeとして、ΔT=Te−Tsと考え
て、(Ts、ΔT)の情報にしてもよい。
【0053】また、属性データの内容は順不同であり、
表示時刻・サイズ・位置・フィルタ・量子化・色情報の
順番は変わってもよい。
【0054】なお、1セクタ毎に1チャンネルのテキス
ト情報(字幕情報)がある例を示したが、1セクタ内に
複数チャンネルのテキスト情報(字幕情報)があっても
よい。
【0055】テキスト情報(字幕情報)は、説明上1セ
クタ単位毎になっているが、複数セクタにまたがっても
よい。この場合複数セクタにまたがっていることを示す
識別情報を属性データとして持つ必要がある。
【0056】また、フィルタ・量子化・色情報(混合比
率を含む)について、直前・直後のテキスト情報(字幕
情報)と内容が同じなら、テキスト情報(字幕情報)毎
にフィルタ・量子化・色情報(混合比率を含む)を復号
化装置に与える処理を低減するために、属性データに直
前・直後のフラグ情報を付加すればよい。
【0057】また、フェードイン・フェードアウト・フ
ラシングなどの機能は、同一字幕圧縮データで時間毎に
階調化データのフィルタ・量子化・色情報(混合比率を
含む)を少しずつ変化すれば実現できる(例えばフェー
ドインの場合、各量子化レベル毎に混合比率を透明から
不透明に変化させればよい)。
【0058】なお基本データ・階調化データの内容の一
部を装置・方法側に持たせてもよい。
【0059】以下、復号化方法及び復号化装置について
述べる。復号化方法及び復号化装置の第1の実施例につ
いて図6〜18を用いて説明する。情報記録媒体は図2
の構成とする。
【0060】図6に復号化方法及び復号化装置の構成例
を示す。図6において、10は画像情報・音声情報・字
幕情報などを格納する情報記録媒体、11はその情報記
録媒体の読み出し制御を行う情報記録媒体制御部、12
は復号化装置に対するユーザ操作情報、13はその操作
情報を基にデコーダを制御するデコーダ主制御部であ
り、マイクロプロセッサなどから構成されているものと
する。14は情報記録媒体から読み出された情報を画像
情報・音声情報・字幕情報に分離し、各デコーダに振り
分けるシステムデコーダ部、15は画像情報・音声情報
・字幕情報とを時間的に同期をとるための基準クロック
を制御し更新時刻情報を出力する基準クロック制御部、
16は画像情報を復号する画像情報デコーダ部であり、
結果として画像表示データを出力する。17は字幕情報
を復号する字幕情報デコーダ部であり、結果として字幕
合成データを出力する。18は音声情報を復号する音声
情報デコーダ部であり、結果として出力用音声データを
出力する。19はHSYNC、VSYNCなどの表示タ
イミング制御情報を字幕情報デコーダ部17・画像情報
デコーダ部16に与え、字幕フレームメモリ内の混合比
率データに基づき画像表示データと字幕合成データとの
合成を行う表示合成部、20は合成されたデータである
表示データを表示するディスプレイ部であり、例えばC
RT装置である。21は出力用音声データを出力する音
声出力部であり、例えばスピーカである。
【0061】また、情報記録媒体10に格納されている
情報は、情報記録媒体10のデータの格納位置などを管
理するファイル制御情報・画像情報・字幕情報・音声情
報及び、それらの同期をとるために必要な基準時刻情報
などの初期制御情報を含む情報とから構成されているも
のとする。画像情報・字幕情報・音声情報はそれぞれ圧
縮された情報であり、例えば画像情報及び音声情報は国
際標準化方式であるMPEG方式で圧縮され、字幕情報
は表示する字幕のビットマップデータをファクシミリで
使用されているMH符号などで圧縮されている情報とす
る。また、音声情報と字幕情報は、例えば日本語と英語
などの多国語対応などのように複数チャンネルの情報が
格納されており、ユーザ操作により選択可能なものとす
る。
【0062】また字幕(文字・グラフイックス)を表現
するためのビットマップデータをパターンデータと呼
び、字幕(文字・グラフイックス)の周辺にあり、背景
となる画像データをマスクするためのビットマップデー
タを縁取りデータと呼ぶものとする。
【0063】以下図6を用いて、本発明の復号化装置の
基本的な動作について説明する。ユーザ操作により、音
声の”チャンネル番号の設定”と字幕の”チャンネル番
号の設定”とどのファイルを”再生”するかの操作情報
がユーザ操作情報12として指示される。ユーザ操作情
報12に基づきデコーダ主制御部13は、字幕情報デコ
ーダ部17と音声情報デコーダ部18に再生するチャン
ネル番号を設定すると共に、情報記録媒体制御部11に
対して、ディスク再生を指示してディスク内のファイル
制御情報を読み出す。さらにデコーダ主制御部13は、
ファイル制御情報の中の該当するファイルエントリから
ファイル位置情報を読み出し、さらにファイル位置情報
を基に、ユーザが指定する情報記録媒体のデータを読み
出す。
【0064】情報記録媒体制御部11を通じて読み出さ
れたデータはシステムデコーダ部14が、画像情報・字
幕情報・音声情報及び初期制御情報に振り分け、画像情
報は画像情報デコーダ部16、字幕情報は字幕情報デコ
ーダ部17、音声情報は音声情報デコーダ部18、初期
制御情報はデコーダ主制御部13に転送する。デコーダ
主制御部13は、初期制御情報の一つである、画像情報
・字幕情報・音声情報の再生時刻の基準となる基準時刻
情報を基準クロック制御部15に設定する。基準クロッ
ク制御部15は、基準時刻情報を初期値として設定し、
これに所定のクロック毎にカウントアップして順次更新
し、結果として得られる更新時刻情報を画像情報デコー
ダ部16、字幕情報デコーダ部17、音声情報デコーダ
部18に与える。画像情報デコーダ部16は、システム
デコーダ部14からの画像情報を復号し、画像表示デー
タを得て、更新時刻情報と画像情報中の表示開始時刻を
比較し、一致すれば後述する表示合成部19からの表示
タイミング制御情報のタイミングで画像表示データを出
力する。字幕情報デコーダ部17では、設定されたチャ
ンネル番号の字幕情報をその表示時刻前までに、字幕の
ビットマップデータを復号してパターンデータと縁取り
データを生成し、さらに画像情報との混合比率データを
付加した字幕表示データを生成し、更新時刻情報と基本
データ中の表示時刻情報を比較し、表示期間中なら後述
する表示合成部19からの表示タイミング制御情報のタ
イミングで字幕合成データを出力するのである。他のチ
ャンネル番号の字幕情報については、復号処理は行わな
い。復号された画像表示データと字幕表示データを、混
合比率データを基に表示合成部19で合成し、表示デー
タとしてディスプレイ20に表示する。音声情報デコー
ダ部18では、設定されたチャンネル番号の音声情報を
復号し、出力用音声データを得て、更新時刻情報と音声
情報中の表示開始時刻を比較し、一致すれば出力用音声
データを音声出力20に出力する。
【0065】以上のようなデコード構成によって、画像
情報と字幕情報の合成画像と時間的に同期した音声情報
を再生する事ができる。
【0066】さらに、本発明の字幕情報の復号化処理に
ついて、図7、図8、図9、図10、図11、図12、
図13を用いて詳細に説明する。
【0067】図7は図6で示した字幕情報デコーダ部1
7の詳細ブロック図である。図7において、101は字
幕復号化処理に対するユーザからの操作情報(図6にお
けるチャンネル番号)、102は字幕ビットマップの字
幕圧縮データと属性データを含む字幕情報、103は復
号されたデータを出力する時に、時間の基準となる更新
時刻情報、104は前述の表示合成部19からの表示タ
イミング制御情報である。106は字幕デコード制御部
であり、字幕情報のユーザデータ部の中の、フィルタ情
報・量子化情報・色情報・サイズ情報・位置情報・表示
時刻情報と格納アドレス情報・更新時刻情報は後述する
符号解読部108・フィルタ部110・量子化部111
・CLUT部112・字幕フレームメモリ制御部113
に設定し、字幕圧縮データは後述するデコード用バッフ
ァメモリ107に設定するなどの字幕復号化処理の制御
を行う。107は字幕復号化処理を行うための字幕圧縮
データを一旦格納するデコード用バッファメモリ、10
8は字幕圧縮データの符号解読処理を行う符号解読部、
109は符号解読部108からビットマップデータを再
生し、字幕伸張データとするパターンデータ再生部、1
10は字幕伸張データに対してフィルタ処理を施すフィ
ルタ部、111はそのフィルタ結果のデータに量子化を
行う量子化部であり、その結果、字幕階調データを生成
する。112は字幕階調データに対して色情報(画像表
示データとの混合比率データを含む)を割り当てるCL
UT(カラールックアップテーブル:Color Lo
ok Up Table)部であり、その結果、字幕表
示データを生成する。114は色情報(画像表示データ
との混合比率データを含む)を割り当てた字幕表示デー
タを一旦格納する字幕フレームメモリ、113は字幕情
報の基本データであるサイズ情報・位置情報・時刻情報
を得て、さらに前述の表示合成部19からの表示タイミ
ング制御情報に基づいて字幕フレームメモリ内の字幕合
成データの表示制御を行い字幕合成データとして取り出
す字幕フレームメモリ制御部である。
【0068】以上の符号解読部108とパターンデータ
再生部109の構成部分を伸張部、フィルタ部110と
量子化部111の構成部分を階調化部とよぶ。
【0069】以下、復号化処理の各々について順番に説
明する。まず伸張部について説明する。
【0070】図8は、図7における伸張部(符号解読部
108とパターンデータ再生部109)の復号化処理に
ついて示した図であり、図9は復号に用いるハフマン符
号化テーブルの例を示した図である。
【0071】図8において、(a)に符号解読部での字
幕圧縮データの1ライン分の符号化データ列、(b)に
再生されたビット列、(c)に字幕伸張データを示す。
図8では、サイズが55×16画素の矩形領域の字幕を
ビットマップデータとして表現しており、その矩形領域
の1ライン単位で圧縮時に符号化処理をしている。字幕
情報の字幕圧縮データは図8(a)に示すような符号化
データ列の集まりであり、符号化データ列を図9に示す
符号化テーブルを参照しながら復号化処理をする。本実
施例において復号化処理の前提条件としては、元になる
字幕の左端のデータはパターンデータではなく、背景デ
ータである。また、背景データとパターンデータは必ず
交互に発生し、特に識別用のデータを付加しない符号化
処理をおこなっているものとする。また、逆ランレング
ス処理においては、ラインごとにライン終了(EOL)
の符号化データを持つものとする。
【0072】以下、パターンデータ再生部での復号化処
理について説明する。復号化処理時には例えば、図8
(a)で示す”1”と”0”の符号化データ列”000
011001100”を1ビットずつ、図9の符号化テ
ーブルとの一致処理をして復号する。この場合は”ラン
長=28”と復号する。続く符号化データ列に同様の復
号を行い、”ラン長=3”、”ラン長=24”と復号す
る。復号結果は図8(b)のようになり、背景データ=
28画素、パターンデータ=3画素、背景データ=24
画素と続き、ライン長に達したのでライン終了となる。
以下同様に字幕圧縮データを全て復号化処理した結果を
図8(c)に示す。このように字幕圧縮データから矩形
領域の字幕伸張データを得る事ができる。
【0073】字幕圧縮データの符号解読処理時におい
て、ファクシミリなどで使用されている符号の木構造を
メモリにマッピングして高速化を図る手法(参考:吹抜
敬彦著「FAX,OAのための画像の信号処理」日刊工
業新聞社)が応用できる事はあきらかである。
【0074】次に階調化部(フィルタ部110と量子化
部111)について説明する。図10はフィルタ部11
0のフィルタ処理で使用するフィルタの係数マトリック
スの例を示した図である。
【0075】字幕伸張データはフィルタ部110で、縁
取りデータ生成および階調処理を施すフィルタ処理をお
こなう。フィルタの係数マトリックスの例を図10に示
す。このフィルタは字幕のパターンデータに対して、エ
ッジを”ぼかす”処理を行うフィルタであり、その結果
として、パターンデータの階調処理を行うとともに、非
零の画素を含めるとパターンデータ自体の太線化処理と
縁取りデータ生成をする。
【0076】図11は、階調化部(フィルタ部・量子化
部)について示した図である。図11において、(a)
に字幕伸張データ(パターンデータ)を示し、(b)に
フィルタ処理後の字幕階調データと量子化処理について
示す。説明の簡単化のために、パターンデータには8と
いう値を、背景データには0の値を割当るとし、フィル
タ処理後は0〜128の129レベルの値とし、量子化
後は0〜4の5レベルの値にする。
【0077】以下、フィルタ処理と量子化処理について
説明する。図11(a)に示すパターンデータに対し
て、図10に示す”ぼかす”処理のフィルタを施すと、
(b)にしめすパターンデータの中心をピークにしてす
そ野を拡げたようなデータを得る事ができる。フィルタ
結果に色情報を割り当てるための量子化処理で、図11
に示すK1,K2,M1,M2,M3の領域に分割す
る。領域の分割が即ち量子化のテーブル、図12であ
る。
【0078】図12は量子化部111内のフィルタ処理
後のデータに対する量子化処理に使用する量子化テーブ
ルの例を示した図である。図12の量子化値と図11の
領域との対応関係は、図11のK1領域が量子化値4、
K2領域が量子化値3、M1領域が量子化値2、M2領
域が量子化値1、M3領域が量子化値0である。
【0079】以上の処理で字幕伸張データから字幕階調
データが生成できる。次に字幕階調データから字幕表示
データ(表示合成部19では字幕合成データ)を生成す
るCLUT部112について説明する。
【0080】図13は量子化結果に色情報を割り当てる
CLUTの例を示した図である。図13において、Yは
輝度レベル、Cr,Cbは色差レベル、混合比率データ
α(αは0〜100までの数値)は画像表示データとの
混合比率を示し、混合比率データの値が大きいほど、画
像表示データの表示比率が高い事を示す。この事を、画
像表示データをA、字幕合成データをB、表示データを
Cとして式で表すと、 C = A×α/100 + B×(1−α/100) (式1) である。すなわち、量子化値0は、画像表示データのみ
が表示され、字幕合成データは表示されない事を示し、
量子化値1は半々の混合表示を行い、量子化値2〜4
は、画像表示データの表示は行わず、Y,Cr,Cbで
示される色情報で字幕合成データを表示するのである。
量子化値2では縁取りの色情報を、量子化値3ではパタ
ーンデータの半輝度の色情報、量子化値4ではパターン
データ自体の色情報を示している。すなわち、図11に
示すように、フィルタ処理後のすそ野のデータ部分を
(図においては、フィルタ処理後の値のピーク値の約半
値以下の部分である、M1・M2の領域部分)を縁取り
データとし、さらに、その縁取りデータの部分を画像表
示データと混合表示する部分と縁取りデータのみを表示
する部分に分割しているのである。このことによって、
パターンデータの周辺に縁取りデータを生成すると共
に、縁取りデータと画像データの間に発生する可能性の
あるフリッカについても軽減する事が可能である。ま
た、フィルタ処理値の半値以上のデータ領域(K1,K
2)をパターンデータとし、さらに、そのパターンデー
タ部分に階調処理を施すために、K1の領域でパターン
データを表示し、K2の領域、すなわちK1の周辺領域
で輝度をさげたパターンデータを表示するのである。こ
のことによって、階調をもつパターンデータを表示する
ことになり、字幕表示で、発生する可能性のあるフリッ
カを軽減する事ができるのである。
【0081】以上のように字幕階調データにCLUT部
112で色情報を割り当てる事で、縁取りを含んだ字幕
表示データを得る事ができる。CLUT部112によっ
て変換されたY、Cr、Cb、αの各々1バイトの情報
をもつ字幕表示データを、字幕フレームメモリ制御部1
13を経由して、字幕フレームメモリ114に一旦格納
する。
【0082】次に字幕表示データを格納し、字幕合成デ
ータを表示する表示合成部19について説明する。
【0083】字幕フレームメモリ114に格納された字
幕表示データを表示合成部19からの表示制御タイミン
グ情報と、字幕デコード制御部106からの位置情報と
表示時刻情報を基に、字幕フレームメモリ制御部113
において、字幕フレームメモリ114からの字幕合成デ
ータの読み出しを制御し、字幕合成データを表示合成部
19に出力する。表示合成部19では、画像データと字
幕フレームメモリ制御部113からの字幕表示データの
混合比率データαにより、前述した(式1)に従って合
成し、表示データとして出力する。
【0084】字幕フレームメモリ114は少なくとも画
素数分の字幕の色情報としてY、Cr、Cbとその画素
に対応する混合比率データαを格納できるメモリ容量を
有するものとする。すなわち、字幕情報を表示画面上の
領域全てに表示する場合にも対応できる構成を有するも
のとする。
【0085】次に字幕フレームメモリ制御部113につ
いて、具体的な構成例を説明する。第1の字幕フレーム
メモリ制御部113の構成例を図14に示す。図14に
おいて、150は字幕表示データを字幕フレームメモリ
114内におくための格納アドレス情報であり、字幕デ
コード制御部106から設定する。151は字幕デコー
ド部106からの情報であり、字幕表示データの表示時
の画面上の位置情報・サイズ情報と表示時刻情報及び更
新時刻情報、152はCLUT部からの字幕表示デー
タ、153は表示タイミング制御情報であり、字幕フレ
ームメモリ114に格納された字幕表示データを読み出
すタイミング情報である。154は合成表示するための
字幕合成データ、155は字幕フレームメモリ114の
入出力データ、156は字幕フレームメモリ114への
書き込み/読み出しアドレス、158は表示時刻情報の
開始時刻/終了時刻と更新時刻情報を比較し、表示期間
中なら字幕表示データの表示時の位置情報・サイズ情報
から、字幕表示データの表示画面上の字幕表示データの
表示領域を確定し、表示タイミング制御情報153のタ
イミングで検出データを表示状態で出力する幕表示領域
検出部である。表示期間でないなら、検出データを非表
示状態で出力する。157は字幕フレームメモリ114
に格納している各字幕表示データに対応する字幕フレー
ムメモリ用のアドレスを生成するアドレス生成部であ
り、格納アドレス情報150を保持する。まず、CLU
T部112から字幕表示データ152を字幕フレームメ
モリ114に格納する場合には、格納アドレス情報15
0を書き込みアドレスとして字幕フレームメモリ156
に出力する。さらに字幕表示領域検出部158からの検
出データが表示状態の場合(字幕表示をする)、格納ア
ドレス情報を読み出しアドレスとして字幕フレームメモ
リ156に出力する。159は字幕表示領域検出部15
8からの検出データが表示状態の場合には字幕フレーム
メモリ114内の混合比率データαを出力し、非表示状
態の場合にはその混合比率データαを出力せず、画像デ
ータを表示するようにαの値を100として出力するデ
ータマスク制御部、160は字幕フレームメモリのデー
タの入出力バッファである。
【0086】以下、図14を用いて字幕表示データの表
示処理を説明する。字幕フレームメモリ114内の字幕
表示データの格納位置情報及び字幕フレームメモリ11
4内の空き領域情報については、字幕デコード制御部1
06が管理する。字幕デコード制御部106は、サイズ
情報から必要なメモリ量を計算し、このメモリ量をもと
に次々と字幕フレームメモリ114上の格納アドレス情
報を決定する。そして、表示時の画面上の位置情報と終
了時刻情報とメモリ量と格納アドレス情報の組を管理す
る。更新時刻情報と複数の終了時刻情報を比較し、もし
一致すれば対応する格納アドレスからのメモリ量が空き
領域として使用でき、同時にこの組を削除する。CLU
T部112から出力する字幕表示データの字幕フレーム
メモリ114内の格納アドレス情報150、及び表示時
刻情報と表示時の画面位置情報151はすでに字幕フレ
ームメモリ用のアドレス生成部157、字幕表示領域検
出部158に設定しているものとし、更新時刻情報15
1は継続して供給するものとする。また、字幕表示デー
タは表示すべき時刻、すなわち表示時刻情報より、早い
時刻にCLUT部112から出力するものとする。
【0087】字幕フレームメモリ用アドレス生成部15
7は、字幕フレームメモリ114に書き込みアドレスを
指定し、CLUT部112からの字幕表示データ152
を入出力バッファ160を経由して、字幕フレームメモ
リ114に格納する。
【0088】字幕表示領域検出部158は、字幕表示デ
ータの表示時刻情報に更新時刻情報が到達してないの
で、検出データは非表示状態を出力する。このとき、字
幕フレームメモリ用アドレス生成部157は字幕表示デ
ータを表示するための読み出しアドレスを字幕フレーム
メモリに出力しないように制御する。また、データマス
ク制御部159では、字幕表示領域検出部158の検出
データが非表示状態のため、混合比率データαを出力せ
ず、表示はされない。
【0089】更新時刻情報が、字幕表示データの表示時
刻情報に到達したら、字幕表示領域検出部158は検出
データを表示状態にする。このとき、字幕フレームメモ
リ用アドレス生成部157は読み出しアドレスの出力を
し、データマスク制御部159は混合比率データαの出
力を設定する。この制御により、字幕フレームメモリ用
のアドレス生成部157からの表示領域に対応した字幕
フレームメモリ114への読み出しアドレスが発生さ
れ、対応する字幕データが読み出される。データマスク
制御部159では、混合比率データαを出力する事にな
り、字幕フレームメモリ114から、字幕表示データを
読み出し、字幕合成データ154として出力する。
【0090】また、更新時刻情報が字幕表示データの表
示終了時刻になれば、字幕表示領域検出部158では再
び非表示状態のなり、字幕フレーム用アドレス生成部1
57では読み出しアドレスを出力せず、またデータマス
ク制御部159は混合比率データαを出力しないため、
字幕表示データは字幕合成データとして出力されず表示
画面から消える事になる。さらに字幕デコード制御部1
06では、その字幕表示データが格納されていた字幕フ
レームメモリ114の領域を空き領域として、次の字幕
表示データの格納用の領域とするのである。
【0091】次に字幕の復号化処理手順(ステップ)に
ついて、図16の時刻の流れに沿った動作を示している
図と図15の処理のフローチャートを用いて詳細に説明
する。以下の説明において、ユーザ操作として、再生音
声としては英語(チャンネル番号2)、再生字幕として
は日本語(チャンネル番号1)を選択し、再生操作を行
っているものとする。また、図16を用いて、具体的に
動作を説明する。図では、字幕情報である”日本語A”
と”日本語B”は表示時刻「A+3」から「A+6」ま
で、表示する事を示し、”日本語C”は表示時刻「A+
7」から[A+9」まで、表示する事を示し、その字幕
情報の復号化処理はそれらの表示時刻前に、復号化処理
A、復号化処理B、復号化処理Cとして、行う事を示し
ている。本実施例では、1つの字幕圧縮データの復号化
処理の時間は1単位時間以内とする。
【0092】(S401)システムデコーダ部14から
の字幕情報が再生すべきチャンネル番号であるかどうか
を字幕デコード制御部106が判断する。すなわち、こ
こでは日本語の字幕再生が指示されているので、英語の
字幕圧縮データの場合は、(S408)の処理手順に進
み、字幕圧縮データは廃棄される。日本語の字幕圧縮デ
ータであれば、次の処理手順(S402)を行う。
【0093】(S402)字幕圧縮データの基本データ
である開始時刻・終了時刻の表示時刻情報と更新時刻情
報と復号処理にかかる時間から、表示すべき時刻に復号
処理を終了できるかどうかを判断し、表示開始時刻前に
復号化処理が完了できれば、次の処理手順(S403)
を行う。
【0094】すなわち、図16において、”日本語A”
と”日本語B”を、表示時刻の「A+3」から「A+
6」の時刻に表示するには、復号時間の1単位時間前の
時刻、すなわち、字幕圧縮データが「A+5」の時刻に
字幕情報デコーダ部17に到着しない場合は、処理手順
(S406)に進み、字幕圧縮データは廃棄され、到着
した場合は、開始時刻に間に合うように復号処理が終了
できるので次の処理手順(S403)を行う。
【0095】(S403)復号開始時に、字幕フレーム
メモリ114内に復号処理で得た字幕表示データを格納
できるメモリ容量が残っているかどうかを判断する。
【0096】復号化処理で得た字幕表示データを格納す
るだけのメモリ領域がなければ、(S407)の処理手
順において、字幕圧縮データの復号化処理は開始せず、
既に字幕フレームメモリ114内で、格納可能なメモリ
領域になるまで、復号化処理を待つ事になる。すなわ
ち、既に字幕フレームメモリ114内の字幕表示データ
の表示時刻が過ぎて、その字幕表示データが無効にな
り、字幕フレームメモリ114内の格納可能なメモリ領
域が増加し、復号する字幕表示データを格納できる領域
が得られるまで監視する事になる。
【0097】字幕フレームメモリ114内の復号化処理
する字幕表示データを格納するだけのメモリ領域があれ
ば、次の処理手順(S404)を行う。
【0098】(S404)字幕情報の属性データを各処
理部に設定する。例えば、フィルタ係数はフィルタ部1
10に、量子化テーブルは量子化部111、色情報のC
LUTデータはCLUT部112に、サイズ情報・位置
情報・表示時刻情報は、字幕フレームメモリ制御部11
3に設定する。
【0099】(S405)各処理部への属性データに基
づき、字幕圧縮データを符号解読部108に転送し、復
号を開始する。字幕復号データはパターンデータ再生部
109、フィルタ部110、量子化部111、CLUT
部112、字幕フレームメモリ制御部113を経由し
て、字幕フレームメモリ114に字幕表示データを格納
する。字幕フレームメモリ制御部113では、前述した
第1および後述する第2の構成例の説明で示した処理手
順によって、表示時刻に到達したら、字幕フレームメモ
リ内の字幕表示データを表示合成データとして出力し、
表示時刻を過ぎたら、字幕表示データを字幕合成データ
として出力しないように制御するのである。
【0100】以上のような手順により、図7における第
1の実施例で、1つの字幕圧縮データの復号化処理を行
う事ができる。字幕圧縮データの処理は再び同じ処理フ
ローを辿り、復号化処理を行う。本実施例において、図
16における、”日本語C”の復号化処理について、字
幕フレームメモリ114内に復号した字幕表示データを
格納するだけの容量があれば、”日本語A”、”日本語
B”が表示中にもかかわらず、字幕フレームメモリ11
4内に、復号処理した字幕表示データを格納できる容量
があれば、復号処理を行い、字幕を設定された開始時刻
に表示する事ができるのである。
【0101】以上のような構成及び処理手順により、本
発明における復号化が実現できるが、字幕フレームメモ
リ制御部113の第1の構成例の字幕フレームメモリ用
アドレス発生部157において、表示すべき字幕表示デ
ータを含む領域のみを常に、表示用のアドレスとなるよ
うに制御する事により、データマスク部159は不要で
ある。
【0102】次に本実施例でのフィルタ部110の高速
化回路について、図17を用いて、簡単に説明する。こ
の高速化回路の例では、フィルタの係数マトリックスの
値は全て、2のべき乗で表しているものとして説明す
る。また、本実施例では9×9のフィルタ処理とし、字
幕伸張データの横方向の最大長さを720画素とする。
【0103】図17の(a)は9×9のフィルタ演算を
行うための720×9ライン分のシフトレジスタであ
り、字幕伸張データは、図の右上端からライン方向を7
20ドットに拡張して入力する。その内の左端部の9×
9の字幕伸張データについては、ビットデータを得て、
9画素分の行方向の加算データ得るのである。図17
(b)にその9画素分の行方向の加算データ演算部の詳
細を示してある。図17(b)において、画素をシフト
するシフトレジスタ、画素値にフィルタ係数の値を乗ず
る代わり、各画素毎にシフトする事で、2のべき乗値と
するためのシフタとその結果を加算する加算器で構成さ
れる。各シフタはそのシフト値を設定できるレジスタを
有し、フィルタ係数値を2のべき乗値に置き換えて設定
するのである。そのシフタ値を加算器により加算し、行
方向の加算結果を得るのである。それらの行合計をさら
に列加算器で加算する事で、9×9のフィルタ結果を得
る事ができる。
【0104】また、上記シフトレジスタに対する入力が
任意の位置から可能な構成にする事によって、復号した
ビットマップデータが720画素に満たない場合でも、
720画素に拡大する事なく、画素を入力する構成も実
現できる。
【0105】このような構成にすることにより、フィル
タ処理はほぼ表示処理と同等な速度で実現可能である。
また、この処理につづく量子化処理はフィルタ処理結果
のデータをアドレスとする量子化テーブルROM、ま
た、この処理につづくCLUT部の処理は、その量子化
ROMの出力値をアドレスとするCLUTのROMで実
現できる事から、これらの処理をパイプライン処理する
事が可能である。また、符号解読処理についても、高速
化の手法を使用する事で、最大でも符号化ビット数のク
ロックで符号解読、パターンデータ再生部109におい
ても、ラン長は画面の最大ライン長であるので復号化処
理は表示処理と同等な速度で実現できる事はあきらかで
ある。
【0106】また、字幕デコード制御部106あるいは
デコーダ主制御部13あるいは字幕フレームメモリ制御
部113などに含まれるマイクロプロセッサを用いて、
符号解読処理、逆ランレングス処理、フィルタ処理、量
子化処理、色情報の設定処理の一部あるいは全部を行う
事でも本発明は実現できる。
【0107】上記実施例のフィルタ処理は2のべき乗で
説明したが、任意の値でも構わず、ハードウェア規模は
大きくなるが、高速処理が可能である事はいうまでもな
い。
【0108】また、上記第1の実施例において、字幕情
報102に含まれる属性データとして、字幕デコード制
御部106から各処理ブロックに設定されるものとして
は、パターンデータ再生部109には拡大率を設定でき
る。例えば2倍拡大が設定されていれば、パターンデー
タ再生時において、横方向において、ラン長を符号化テ
ーブルで得た値を2倍して、再生し、縦方向において
は、2回同一ラインの再生を行う事で実現できる。
【0109】また、量子化部111、CLUT部11
2、フィルタ部110には、量子化テーブルの値、CL
UTデータの値、フィルタの係数マトリックスの値があ
る。例えば、その階調化データの設定によっては、フィ
ルタ部110、量子化部111、CLUT部112にお
いては、縁取り幅の大きさを変化させる事も可能であ
る。例えば、縁取り幅をより大きくするためには、本実
施例では量子化部111において、量子化値0とするフ
ィルタ出力値を0〜3、量子化値1とするフィルタ出力
値を4〜7としているが、フィルタ出力値0のみを量子
化値0、フィルタ出力値1のみを量子化値1とするよう
に設定すれば、量子化値2、すなわち縁取りデータ色を
表示する領域を拡大する事ができる。また、CLUTデ
ータの値において、量子化値1及び量子化値0の混合比
率データαを0に設定する事によっても、縁取りデータ
色を拡大する事が出来る。当然ながら、フィルタの係数
マトリックスのサイズを大きくする事によっても、縁取
り幅を大きくする事ができるのである。
【0110】また、フィルタの係数マトリックスを図1
8のように、係数マトリックスの重みづけの位置を変化
させたフィルタを用いると、図19(b)に示すように
縁取りが不均等につくことになり、図19(a)に示し
た従来の字幕と較べて、いわゆる”飛び出す”字幕の効
果を出す事もできる。
【0111】以上のような、あらかじめ情報記録媒体に
格納している階調化データのフィルタ係数の値、量子化
テーブルの値、CLUTデータの値を用いるだけではな
く、ユーザ操作情報12を基に、デコード主制御部13
あるいは字幕デコード制御部106において、あらかじ
め設定された規則で、上記階調化データを変換させる
事、例えば、CLUTの情報の混合比率データαを1秒
程度の時間間隔で、0から100に変化させる事で、字
幕情報のフェードアウト処理が可能であり、逆に100
から0の方向に変化させる事で、フェードイン処理など
を本発明の復号化方法及び装置においては可能である。
【0112】なお、圧縮字幕データが2値の値をとる場
合を説明したが、3値以上の値をとってもよい。
【0113】3値の値をとる場合の伸張部を説明する。
図20において、(a)に字幕圧縮データの1ライン分
の符号化データ列、(b)に再生されたビット列、
(c)に字幕伸張データを示す。図20では、サイズが
55×16画素の矩形領域の字幕を3値のビットマップ
データとして表現しており、その矩形領域の1ライン単
位で圧縮時に符号化処理をしている。字幕情報の字幕圧
縮データは図20(a)に示すような符号化データ列の
集まりであり、符号化データ列を図9に示す符号化テー
ブルを参照しながら復号化処理をする。本実施例におい
て、ラン長を符号化した符号化データの各先頭に、3値
の領域(背景データと縁取りデータとパターンデータ)
を識別するための識別データを付加した符号化処理をお
こなっている。
【0114】図20(a)に示したように、符号化デー
タ列の1つのラン長を示す符号化データは、下線を施し
ている背景データと縁取りデータとパターンデータとを
識別する識別データ(00=背景データ、01=縁取り
データ、10=パターンデータ)とラン長を示す符号化
データで構成する。このような構成にする事で、3値以
上の値のランレングスの圧縮処理をおこなっている。第
1の実施例と同様に図9の符号化テーブルをもとに、こ
の字幕圧縮データを1ライン分伸張した結果が図20
(b)である。また、字幕情報全体を伸張した結果が図
20(c)である。図20(c)で示したように符号化
データを伸張する事で、3値(背景データ値、縁取りデ
ータ値、パターンデータ値)を表現した字幕伸張データ
を得る事ができる。
【0115】さらに、パターンデータのある画素は例え
ば、”16”の値とし、パターンデータがなく、縁取り
データのみある画素には”1”のデータを設定し、その
他の画素データには”0”を設定しフィルタ部110で
処理する。フィルタの係数マトリックスはフィルタ処理
により縁取りデータを生成する必要がないので、第3の
実施例と同様な3×3の係数マトリックスで行う事がで
きる。
【0116】次に3値以上の圧縮字幕データでの復号化
方法及び復号化装置の第2の実施例について図21〜図
23を用いて説明する。情報記録媒体は図3の構成とす
る。
【0117】伸張部と階調化部(マージ処理部含む)の
構成以外は、第1の実施例と同じなので伸張部と階調化
部のみを説明する。
【0118】図21において、200は再生データ、2
01は符号解読部、202はCLUT部112に出力さ
れる量子化データ、203はパターンデータ再生部、2
04はパターンデータに対してフィルタ処理を行うフィ
ルタ部、205はそのフィルタ処理結果に対して量子化
処理を行う量子化部、206は復号データから縁取りデ
ータを生成する縁取りデータ生成部、207はその縁取
りデータに対してフィルタ処理を行うフィルタ部、20
8はフィルタ処理結果に対して量子化処理を行う量子化
部、209は量子化処理結果をマージするマージ処理部
である。マージ処理部209には、縁取りデータとパタ
ーンデータとのマージ処理時に、縁取りデータとパター
ンデータとのマージ位置をずらす事が可能な構成となっ
ているものとする。
【0119】第1の実施例では、2値以上の圧縮字幕デ
ータからパターンデータを伸張し、フィルタ処理と量子
化処理を施して縁取りデータを同時に生成したが、第2
の実施例では、3値以上の圧縮字幕データの再生データ
200からパターンデータと縁取りデータを生成する。
【0120】第2の実施例の伸張部の動作を説明する。
第2の実施例の伸張部は、パターンデータと縁取りデー
タで各々伸張する点が特徴である。
【0121】図22において、(a)に符号解読部での
字幕圧縮データの1ライン分の符号化データ列、(b)
に再生されたビット列、(c)に字幕伸張データを示
す。図22では、サイズが55×16画素の矩形領域の
字幕を3値のビットマップデータとして表現しており、
その矩形領域の1ライン単位で圧縮時に符号化処理をし
ている。字幕情報の字幕圧縮データは図22(a)に示
すような符号化データ列の集まりであり、符号化データ
列を図9に示す符号化テーブルを参照しながら復号化処
理をする。本実施例において、ラン長を符号化した符号
化データの各先頭に、3値の領域(背景データと縁取り
データとパターンデータ)を識別するための識別データ
を付加した符号化処理をおこなっている。
【0122】図22(a)に示したように、符号化デー
タ列の1つのラン長を示す符号化データは、下線を施し
ている背景データと縁取りデータとパターンデータとを
識別する識別データ(00=背景データ、01=縁取り
データ、10=パターンデータ)とラン長を示す符号化
データで構成する。このような構成にする事で、3値以
上の値のランレングスの圧縮処理をおこなっている。縁
取りデータ生成部206での縁取りデータの伸張は、縁
取りデータを識別データ”01”と”10”で示すデー
タとし、背景データを識別データ”00”で示すデータ
として伸張する。またパターンデータ再生部でのパター
ンデータの伸張は、パターンデータを識別データ”1
0”で示すデータとし、背景データを識別データ”0
0”と識別データ”01”で示すデータとして伸張す
る。第1の実施例と同様に図9の符号化テーブルをもと
に、この字幕圧縮データを1ライン分伸張した結果が図
22(b)である。また、字幕情報全体を伸張した結果
が図22(c)である。図22(c)で示したように符
号化データを伸張する事で、2値の縁取りデータ(背景
データと縁取りデータ)と2値のパターンデータ(背景
データとパターンデータ)を表現した字幕伸張データを
得る事ができる。
【0123】図23に、階調化部(パターンデータと縁
取りデータそれぞれのフィルタ処理と量子化処理)を説
明した図を示している。
【0124】縁取りデータ生成部206で得られた縁取
りデータは、パターンデータと同様にフィルタ処理、フ
ィルタ結果の量子化処理を行い、図23(d)で示した
ように、M1,M2,M3の領域で量子化したような画
像データとの混合が可能な縁取りデータを得る事ができ
る。得られた縁取りデータはフィルタ部207でフィル
タ処理される。フィルタの係数マトリックスは、図23
(e)に示すような3×3のフィルタを用いる。説明の
簡単化のために、パターンデータ、縁取りデータには4
という値を、背景データには0の値を割当るとし、フィ
ルタ処理後は0〜8の9レベルの値とし、量子化後は0
〜4の5レベルの値にする。図23(c)に生成された
縁取りデータを示し、図23(d)にフィルタ処理後の
データを示す。図にしめすように、縁取りデータのフィ
ルタ処理後のデータから領域M1、M2、M3の領域に
図13に示すCLUTデータの量子化値2、量子化値
1、量子化値0となる量子化処理を行う。
【0125】また、パターンデータはパターンデータ再
生部203により得て、そのパターンデータに対して階
調処理を施すためのフィルタ処理をフィルタ部204で
行う。この時のフィルタの係数マトリックスは第1の実
施例のフィルタのように、縁取りデータの生成を含めた
ものではなく、図23(e)に示すような3×3のマト
リックスで十分である。フィルタ部204で得られたフ
ィルタ結果に対して、量子化部205で量子化処理を行
い、パターンデータの階調表示データを生成するのであ
る。この処理は図23で示したパターンデータの階調処
理であるK1,K2領域に図13に示すCLUTデータ
の量子化値4、量子化値3となる量子化処理を行うので
ある。図23におけるK3の領域はパターンデータとし
て扱わないデータ領域となる。
【0126】このように得られた、パターンデータと縁
取りデータをマージ処理部209によって、マージ処理
を行う。このマージ処理部209では、パターンデータ
が存在する画素にはパターンデータ表示に相当する量子
化値4あるいは量子化値3を設定し、パターンデータが
存在しない画素には、縁取りデータに相当する量子化値
2、量子化値1、量子化値0を設定する。このマージ処
理部209の処理の結果、第1の実施例と同様に字幕の
パターンデータと縁取りデータを含む量子化値を得るこ
とができる。
【0127】以上のように本実施例によれば、第2の実
施例は第1の実施例と比較して、大きいサイズの係数マ
トリックスを用意する必要がなく、ハードウェア規模を
軽減できる。
【0128】第2の実施例において、各処理ブロックに
設定する属性データとしては、パターンデータ再生部2
03、縁取りデータ生成部206には第1の実施例と同
様に、拡大率を設定できる。パターンデータ再生時にお
いては、第1の実施例と同様な処理で、例えば、2倍拡
大の処理は、横方向において、ラン長を符号化テーブル
で得た値を2倍して、再生し、縦方向においては、2回
同一ラインの再生を行う事で拡大処理を行う事ができ、
縁取りデータ生成時には、横方向においては、縁取り生
成のために得たラン長を2倍して、再生し、縦方向にお
いては、2回同一ラインの再生を行う事で縁取りの2倍
拡大データの生成が実現できる。
【0129】また、マージ処理部209に縁取り位置変
位情報として、マージ位置をずらし、すなわち縁取りデ
ータとパターンデータをマージ処理時に通常の順序と変
えてマージするのである。そのような処理により、図1
9(b)に示すように、例えばパターンデータ位置を中
心からずらす事を行う事により、第1の実施例で説明し
た”飛び出す”字幕を同様に実現できる。
【0130】また、フィルタ部204及び207は第1
の実施例と同様に、図17と同様構成要素をもち、3ラ
イン分のシフトレジスタとシフタと加算器により、高速
回路が実現できる事はあきらかである。
【0131】次に複数の2値の圧縮字幕データでの復号
化方法及び復号化装置の第3の実施例について図24を
用いて説明する。情報記録媒体は図4(a)あるいは図
4(b)の構成とする。
【0132】第2の実施例では、3値以上の圧縮字幕デ
ータの再生データ200からパターンデータと縁取りデ
ータを生成したが、第3の実施例では、2値の複数の圧
縮字幕データの再生データ200から順次パターンデー
タと縁取りデータを生成する。
【0133】伸張部の動作以外は、第2の実施例と同じ
なので図21を用いて伸張部のみを説明する。
【0134】複数の2値の値をとる場合の伸張部を説明
する。この場合、複数の2値の圧縮字幕データの再生デ
ータであるパターンデータと縁取りデータを順次符号解
読し、各々パターンデータと縁取りデータを生成する。
【0135】図24において、(a)に符号解読部での
字幕圧縮データの1ライン分の符号化データ列(パター
ンデータ)、(b)に再生されたビット列(パターンデ
ータ)、(c)に字幕伸張データ(パターンデータ)を
示す。さらに、(d)に符号解読部での字幕圧縮データ
の1ライン分の符号化データ列(縁取りデータ)、
(e)に再生されたビット列(縁取りデータ)、(f)
に字幕伸張データ(縁取りデータ)を示す。
【0136】図24では、サイズが55×16画素の矩
形領域の字幕を複数の2値のビットマップデータとして
表現しており、その矩形領域の1ライン単位で圧縮時に
符号化処理をしている。字幕情報の字幕圧縮データは図
24(a)あるいは(d)に示すような符号化データ列
の集まりであり、符号化データ列を図9に示す符号化テ
ーブルを参照しながら復号化処理をする。復号化処理時
には例えば、図24(a)で示す”1”と”0”の符号
化データ列”000011001100”を1ビットず
つ、図9の符号化テーブルとの一致処理をして復号す
る。この場合は”ラン長=28”と復号する。続く符号
化データ列に同様の復号を行い、”ラン長=3”、”ラ
ン長=24”と復号する。復号結果は図24(b)のよ
うになり、背景データ=28画素、パターンデータ=3
画素、背景データ=24画素と続き、ライン長に達した
のでライン終了となる。以下同様に字幕圧縮データを全
て復号化処理した結果を図24(c)に示す。このよう
に字幕圧縮データからの矩形領域のパターンデータを得
る事ができる。
【0137】次いで、図24(d)で示す”1”と”
0”の符号化データ列”00001101010”を1
ビットずつ、図9の符号化テーブルとの一致処理をして
復号する。この場合は”ラン長=26”と復号する。続
く符号化データ列に同様の復号を行い、”ラン長=
6”、”ラン長=23”と復号する。復号結果は図24
(e)のようになり、背景データ=26画素、縁取りデ
ータ=6画素、背景データ=23画素と続き、ライン長
に達したのでライン終了となる。以下同様に字幕圧縮デ
ータを全て復号化処理した結果を図24(f)に示す。
このように字幕圧縮データからの矩形領域の縁取りデー
タを得る事ができる。
【0138】次に複数の2値の圧縮字幕データでの復号
化方法及び復号化装置の第4の実施例について図25と
図26を用いて説明する。情報記録媒体は図5の構成と
する。
【0139】階調化部(マージ処理部含む)の構成以外
は、第2の実施例と同じなので階調化部のみを説明す
る。
【0140】図25において、300は再生データ、3
01は符号解読部、302はCLUT部112に出力さ
れる量子化データ、303はパターンデータ再生部、3
04はパターンデータに対してフィルタ処理を行うフィ
ルタ部、305はそのフィルタ処理結果に対して量子化
処理を行う量子化部、306は復号データから縁取りデ
ータを生成する縁取りデータ生成部、307は縁取りデ
ータとパターンデータの量子化処理結果をマージするマ
ージ処理部である。マージ処理部307には、縁取りデ
ータとパターンデータとのマージ処理時に、縁取りデー
タとパターンデータとのマージ位置をずらす事が可能な
構成となっているものとする。
【0141】第4の実施例は第3の実施例と同様に、2
値の複数の圧縮字幕データの再生データ300から順次
パターンデータと縁取りデータを生成するが、フイルタ
・量子化情報はパターンデータのみ持つ場合を示す。
【0142】第4の実施例の階調化部の動作を説明す
る。第4の実施例の階調化部は、パターンデータのみ階
調化する点が特徴である。
【0143】図26に、階調化部(パターンデータのフ
ィルタ処理と量子化処理)を説明した図を示している。
【0144】図26(c)に生成された縁取りデータを
示す。図にしめすように、縁取りデータの領域に図13
に示すCLUTデータの量子化値2を、背景の部分には
量子化値0となる量子化処理を行う。
【0145】また、パターンデータはパターンデータ再
生部303により得て、そのパターンデータに対して階
調処理を施すためのフィルタ処理をフィルタ部304で
行う。この時のフィルタの係数マトリックスは第1の実
施例のフィルタのように、縁取りデータの生成を含めた
ものではなく、図23(e)に示すような3×3のマト
リックスで十分である。フィルタ部304で得られたフ
ィルタ結果に対して、量子化部305で量子化処理を行
い、パターンデータの階調表示データを生成するのであ
る。この処理は図26で示したパターンデータの階調処
理であるK1,K2領域に図13に示すCLUTデータ
の量子化値4、量子化値3となる量子化処理を行うので
ある。図26におけるK3の領域はパターンデータとし
て扱わないデータ領域となる。
【0146】このように得られた、パターンデータと縁
取りデータをマージ処理部307によって、マージ処理
を行う。このマージ処理部307では、パターンデータ
が存在する画素にはパターンデータ表示に相当する量子
化値4あるいは量子化値3を設定し、パターンデータが
存在しない画素には、縁取りデータに相当する量子化値
2、量子化値0を設定する。このマージ処理部307の
処理の結果、第1の実施例と同様に字幕のパターンデー
タと縁取りデータを含む量子化値を得ることができる。
【0147】以上のように本実施例によれば、第4の実
施例は第3の実施例と比較して、縁取りデータのフィル
タ・量子化情報を持つ必要がない。
【0148】なお、以上に説明した復号化装置及び復号
化方法においては、CLUT部の処理後の色情報及び混
合比率データを得た後に、字幕表示データとして一旦字
幕フレームメモリに格納する表示形態を説明したが、C
LUT部の処理前、すなわち量子化処理後のデータ、例
えば、4ビットのデータを一旦格納するフレームメモリ
を有し、表示タイミング制御情報の出力と同時に、その
量子化後データ4ビットを読み出し、CLUT部でのそ
の量子化後のデータに対応する色情報及び混合比率情報
に変換し、字幕合成データを得る構成でも、本発明を実
施する事が可能である。
【0149】
【発明の効果】以上のように本発明の情報記録媒体は、
各画素が2値以上の値を持つビットマップデータを圧縮
した圧縮データに加えて、前記圧縮データを伸張した伸
張ビットマップデータの各画素の値をフィルタ情報で変
化させ、得られた値を量子化情報で量子化することで、
より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生成す
るためのフィルタ情報と量子化情報を持つものである。
【0150】あるいは情報記録媒体が、各画素が3値以
上の値を持つビットマップデータを圧縮した圧縮データ
に加えて、前記圧縮データを伸張し、少なくともパター
ンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを示
すビットマップデータとを得て、各々のビットマップデ
ータの各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた
値を量子化情報で量子化し、量子化結果をマージして、
より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生成す
るために、少なくともパターンデータと縁取りデータの
フィルタ情報と量子化情報を持つものである。
【0151】あるいは情報記録媒体が、少なくともパタ
ーンデータと縁取りデータを示す、各画素が2値の値を
持つビットマップデータを各々圧縮した複数の圧縮デー
タに加えて、前記圧縮データを伸張し、少なくともパタ
ーンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを
示すビットマップデータとを得て、各々のビットマップ
データの各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られ
た値を量子化情報で量子化し、量子化結果をマージし
て、より多値の値を持つ階調化ビットマップデータを生
成するために、少なくともパターンデータと縁取りデー
タのフィルタ情報と量子化情報を持つものである。
【0152】またビットマップデータ復号化装置は、圧
縮データを伸張した伸張ビットマップデータに対して、
各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
化ビットマップデータを生成する階調化手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0153】あるいはビットマップデータ復号化装置
が、圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
ップデータとに対して、各々のビットマップデータの各
画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子
化情報で量子化するために、少なくともパターンデータ
と縁取りデータに対する各々の階調化手段と、量子化結
果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビットマッ
プデータを生成するためのマージ手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0154】またビットマップデータ復号化方法は、圧
縮データを伸張した伸張ビットマップデータに対して、
各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
化ビットマップデータを生成する階調化ステップを備え
たことを特徴とするものである。
【0155】あるいはビットマップデータ復号化方法
が、圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
ップデータとに対して、各々のビットマップデータの各
画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子
化情報で量子化するために、少なくともパターンデータ
と縁取りデータに対する各々の階調化ステップと、量子
化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビット
マップデータを生成するためのマージステップとを備え
たことを特徴とするものである。
【0156】上記の構成により、 A)キャラクタROMを使用せずに、テキスト(字幕)
全体を圧縮したビットマップデータを媒体上に持ち、こ
の圧縮したビットマップデータに伸張と階調化をするこ
とで、多数のフォントのタイプフェイス・サイズや多数
の言語の文字や任意のグラフイックスなどの多彩なテキ
スト(字幕)を扱え、ハードウェアも増加しない。 B)圧縮したビットマップデータを制御するので、媒体
上の情報量を小さくでき、複数の言語のテキスト(字
幕)が持てる。 C)縁取りの生成と階調化をし、生成したテキスト(字
幕)と画像との混合比率をコントロールすることでフォ
ント周辺部をマスクせずに自然な階調表示ができる。ま
たシーンに応じた表現ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の実施例における情報記
録媒体の領域構成図
【図2】本発明の情報記録媒体の第1の実施例における
テキスト情報(字幕情報)のデータ構造図
【図3】本発明の情報記録媒体の第2の実施例における
テキスト情報(字幕情報)のデータ構造図
【図4】本発明の情報記録媒体の第3の実施例における
テキスト情報(字幕情報)のデータ構造図
【図5】本発明の情報記録媒体の第4の実施例における
テキスト情報(字幕情報)のデータ構造図
【図6】本発明の復号化装置・方式の実施例の復号化方
法及び復号化装置の構成図
【図7】本発明の復号化装置・方式の第1の実施例の字
幕情報デコーダ部のブロック図
【図8】本発明の復号化装置・方式の第1の実施例の伸
張部の説明図
【図9】本発明の復号化装置・方式の実施例のハフマン
符号化テーブルの例を示す図
【図10】本発明の復号化装置・方式の実施例のフィル
タの係数マトリックスの例を示す図
【図11】本発明の復号化装置・方式の第1の実施例の
階調化部の説明図
【図12】本発明の復号化装置・方式の実施例の量子化
テーブルの説明のための図
【図13】本発明の復号化装置・方式の実施例のCLU
Tの説明のための図
【図14】本発明の復号化装置・方式の実施例の字幕フ
レームメモリ制御部の構成図
【図15】本発明の復号化装置・方式の実施例の復号化
処理手順のフローチャート
【図16】本発明の復号化装置・方式の実施例の時刻の
流れに沿った動作の説明図
【図17】本発明の復号化装置・方式の実施例のフィル
タ部の高速化回路図
【図18】本発明の復号化装置・方式の実施例のフィル
タの係数マトリックスの説明のための図
【図19】本発明の復号化装置・方式の実施例のフィル
タの結果の説明のための図
【図20】本発明の復号化装置・方式の第1の実施例の
伸張部の説明図
【図21】本発明の復号化装置・方式の第2の実施例の
伸張部・階調化部の構成図
【図22】本発明の復号化装置・方式の第2の実施例の
伸張部の説明図
【図23】本発明の復号化装置・方式の第2の実施例の
階調化部の説明図
【図24】本発明の復号化装置・方式の第3の実施例の
伸張部の説明図
【図25】本発明の復号化装置・方式の第4の実施例の
伸張部・階調化部の構成図
【図26】本発明の復号化装置・方式の第4の実施例の
階調化部の説明図
【符号の説明】
10,500 情報記録媒体 501 セクタ 502 ファイル記録領域 503 ファイル管理領域 504 識別部 505 ユーザデータ部 506 エラー訂正符号部 510 AVファイル 520 ファイル制御情報 521 ファイルエントリ 530 基本データ 531、533、535、537、539、541 階
調化データ 532、534、536、538、540、542 字
幕圧縮データ 11 情報記録媒体制御部 12 ユーザ操作情報 13 デコーダ主制御部 14 システムデコーダ 15 基準クロック制御部 16 画像情報デコーダ 17 字幕情報デコーダ 18 音声情報デコーダ 19 表示合成部 20 ディスプレイ部 21 音声出力部 101 操作情報 102 字幕情報 103 更新時刻情報 104 表示タイミング制御情報 106 字幕デコード制御部 107 デコード用バッファメモリ 108 符号解読部 109 パターンデータ再生部 110 フィルタ部 111 量子化部 112 CLUT部 113 字幕フレームメモリ制御部 114 字幕フレームメモリ 153 表示タイミング制御情報 154 字幕合成データ 155、156 字幕フレームメモリ 157 字幕フレームメモリ用アドレス生成部 158 字幕表示領域検出部 159 データマスク制御部 160 入出力バッファ 200 再生データ 201 符号解読部 202 量子化データ 203 パターンデータ再生部 204、207 フィルタ部 205、208 量子化部 206 縁取りデータ生成部 209 マージ処理部 300 再生データ 301 符号解読部 302 量子化データ 303 パターンデータ再生部 304 フィルタ部 305 量子化部 306 縁取りデータ生成部 307 マージ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/03 H04N 7/13 Z 7/035 7/24 (72)発明者 石原 秀志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素が2値以上の値を持つビットマップ
    データを圧縮した圧縮データに加えて、 前記圧縮データを伸張した伸張ビットマップデータの各
    画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子
    化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調化
    ビットマップデータを生成するためのフィルタ情報と量
    子化情報を持つことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】各画素が3値以上の値を持つビットマップ
    データを圧縮した圧縮データに加えて、 前記圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
    示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
    ップデータとを得て、各々のビットマップデータの各画
    素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化
    情報で量子化し、量子化結果をマージして、より多値の
    値を持つ階調化ビットマップデータを生成するために、
    少なくともパターンデータと縁取りデータのフィルタ情
    報と量子化情報を持つことを特徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】少なくともパターンデータと縁取りデータ
    を示す、各画素が2値の値を持つビットマップデータを
    各々圧縮した複数の圧縮データに加えて、 前記圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
    示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
    ップデータとを得て、各々のビットマップデータの各画
    素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化
    情報で量子化し、量子化結果をマージして、より多値の
    値を持つ階調化ビットマップデータを生成するために、
    少なくともパターンデータと縁取りデータのフィルタ情
    報と量子化情報を持つことを特徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】各画素が3値以上の値を持つビットマップ
    データを圧縮した圧縮データに加えて、 前記圧縮データを伸張し、少なくともパターンデータを
    示すビットマップデータと縁取りデータを示すビットマ
    ップデータとを得て、各々のビットマップデータの各画
    素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化
    情報で量子化し、量子化結果をマージして、より多値の
    値を持つ階調化ビットマップデータを生成するために、
    パターンデータのみのフィルタ情報と量子化情報を持つ
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  5. 【請求項5】少なくともパターンデータと縁取りデータ
    を示す、各画素が2値の値を持つビットマップデータを
    各々圧縮した複数の圧縮データに加えて、前記圧縮デー
    タを伸張し、少なくともパターンデータを示すビットマ
    ップデータと縁取りデータを示すビットマップデータと
    を得て、各々のビットマップデータの各画素の値をフィ
    ルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子化
    し、量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調
    化ビットマップデータを生成するために、パターンデー
    タのみのフィルタ情報と量子化情報を持つことを特徴と
    する情報記録媒体。
  6. 【請求項6】圧縮データを伸張した伸張ビットマップデ
    ータに対して、 各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
    子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
    化ビットマップデータを生成する階調化手段を備えたこ
    とを特徴とするビットマップデータ復号化装置。
  7. 【請求項7】圧縮データを伸張し、少なくともパターン
    データを示すビットマップデータと縁取りデータを示す
    ビットマップデータとに対して、 各々のビットマップデータの各画素の値をフィルタ情報
    で変化させ、得られた値を量子化情報で量子化するため
    に、少なくともパターンデータと縁取りデータに対する
    各々の階調化手段と、 量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビ
    ットマップデータを生成するためのマージ手段とを備え
    たことを特徴とするビットマップデータ復号化装置。
  8. 【請求項8】圧縮データを伸張し、少なくともパターン
    データを示すビットマップデータと縁取りデータを示す
    ビットマップデータとに対して、 パターンデータのビットマップデータの各画素の値をフ
    ィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子
    化するパターンデータ階調化手段と、 縁取りデータを示すビットマップデータと量子化結果を
    マージして、より多値の値を持つ階調化ビットマップデ
    ータを生成するためのマージ手段とを備えたことを特徴
    とするビットマップデータ復号化装置。
  9. 【請求項9】圧縮データを伸張し、少なくともパターン
    データを示すビットマップデータと縁取りデータを示す
    ビットマップデータとに対して、 パターンデータのビットマップデータの各画素の値をフ
    ィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子
    化するパターンデータ階調化手段と、 パターンデータ以外のビットマップデータの各画素の値
    を予め決定しているフィルタ情報で変化させ、得られた
    値を予め決定している量子化情報で量子化する各々の階
    調化手段と、 量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビ
    ットマップデータを生成するためのマージ手段とを備え
    たことを特徴とするビットマップデータ復号化装置。
  10. 【請求項10】圧縮データを伸張した伸張ビットマップ
    データに対して、 各画素の値をフィルタ情報で変化させ、得られた値を量
    子化情報で量子化することで、より多値の値を持つ階調
    化ビットマップデータを生成する階調化ステップを備え
    たことを特徴とするビットマップデータ復号化方法。
  11. 【請求項11】圧縮データを伸張し、少なくともパター
    ンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを示
    すビットマップデータとに対して、 各々のビットマップデータの各画素の値をフィルタ情報
    で変化させ、得られた値を量子化情報で量子化するため
    に、少なくともパターンデータと縁取りデータに対する
    各々の階調化ステップと、 量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビ
    ットマップデータを生成するためのマージステップとを
    備えたことを特徴とするビットマップデータ復号化方
    法。
  12. 【請求項12】圧縮データを伸張し、少なくともパター
    ンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを示
    すビットマップデータとに対して、 パターンデータのビットマップデータの各画素の値をフ
    ィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子
    化するパターンデータ階調化ステップと、 縁取りデータを示すビットマップデータと量子化結果を
    マージして、より多値の値を持つ階調化ビットマップデ
    ータを生成するためのマージステップとを備えたことを
    特徴とするビットマップデータ復号化方法。
  13. 【請求項13】圧縮データを伸張し、少なくともパター
    ンデータを示すビットマップデータと縁取りデータを示
    すビットマップデータとに対して、 パターンデータのビットマップデータの各画素の値をフ
    ィルタ情報で変化させ、得られた値を量子化情報で量子
    化するパターンデータ階調化ステップと、 パターンデータ以外のビットマップデータの各画素の値
    を予め決定しているフィルタ情報で変化させ、得られた
    値を予め決定している量子化情報で量子化する各々の階
    調化ステップと、 量子化結果をマージして、より多値の値を持つ階調化ビ
    ットマップデータを生成するためのマージステップとを
    備えたことを特徴とするビットマップデータ復号化方
    法。
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