JPH0824025A - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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Publication number
JPH0824025A
JPH0824025A JP6180419A JP18041994A JPH0824025A JP H0824025 A JPH0824025 A JP H0824025A JP 6180419 A JP6180419 A JP 6180419A JP 18041994 A JP18041994 A JP 18041994A JP H0824025 A JPH0824025 A JP H0824025A
Authority
JP
Japan
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school
school bag
storage
edge
edges
Prior art date
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Pending
Application number
JP6180419A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Sonobe
照夫 薗部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKYO SOGYO KK
Original Assignee
SANKYO SOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANKYO SOGYO KK filed Critical SANKYO SOGYO KK
Priority to JP6180419A priority Critical patent/JPH0824025A/ja
Publication of JPH0824025A publication Critical patent/JPH0824025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランドセル本体内壁面と学用品との衝撃を緩
和させて、ランドセルや学用品の摩耗損傷を防止すると
ともに、そのランドセルを背負う小学生の体に悪影響を
与えないようにする。 【構成】 ランドセル本体1が、底版6の前辺縁及びこ
の底版6の左右に連続して一体な左右大襠3,4の前辺
縁と、大仕切版5の底辺縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫
着するとともに、上記底版6及び左右大襠3,4の各後
辺縁と、背版2の底辺縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫着
することによって形成されている。また、背版2、左大
襠3、右大襠4又は大仕切り版5のうちの少なくとも1
つの内面に、学用品を収納する収納部12を形成した収
納体9が着脱自在に装着されており、その収納部12に
は、ランドセル本体1内に収納する学用品との当接面に
緩衝材14が封着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小学生が通学に使用する
ランドセル、特にそのランドセル本体と、これに収納し
た教科書や文房具等の学用品(以下、「学用品」とい
う)との衝突に伴う衝撃を緩和させるランドセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ランドセルは、一般に小学生が1年生か
ら6年生までの6年間を通して使用するが、低学年から
高学年になるに従って使用する学用品が増える。このた
め、ランドセル本体は高学年になったときでも使用でき
る容量に予め作られている。従って、ランドセル本体に
収納した学用品が少ないときには、学用品とランドセル
本体内壁面との間あるいは学用品間に空間ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ランドセル本体内壁面
と学用品との間あるいは学用品間に空間ができている状
態でそのランドセルを背負って走ると、学用品がランド
セル本体内壁に繰り返し衝突し、学用品やランドセル本
体内壁が互いに摩耗したり破損しやすい。
【0004】さらに、ランドセル本体内壁面に衝突する
学用品の衝撃が、そのランドセル本体を介して体に伝わ
り、発育途上にある小学生に悪影響を与えるおそれがあ
る。
【0005】ランドセル本体の容量を小さくして、少な
い学用品を入れても上記のような空間ができない程度に
小さくすれば学用品からの衝撃を弱めることはできる
が、そのような小さい容量のランドセルでは、多くの学
用品を入れることができなくなり、特に使用する学用品
が増える高学年の児童が使用するのには不便になる。
【0006】本発明は、これら種々の課題を解決したラ
ンドセルの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、次の通
りである。ランドセル本体1が、底版6の前辺縁及びこ
の底版の左右に連続して一体な左右大襠3,4の前辺縁
と、大仕切り版5の底辺縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫
着するとともに、上記底版6及び左右大襠3,4の各後
辺縁と、背版2の底辺縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫着
することによって形成されている。
【0008】また、背版2、左大襠3、右大襠4又は大
仕切り版5のうちの少なくとも1つの内面に、学用品を
収納する収納部12を形成した収納体9が着脱自在に装
着されており、その収納部12には、ランドセル本体1
内に収納する学用品との当接面に緩衝材14が封着され
ている。
【0009】
【作用】上記構成を備えた本発明の作用は、次の通りで
ある。背版等に収納体を装着したランドセル本体内に学
用品を収納すると、それらの学用品同士や学用品と収納
体との間の間隙を減少させあるいはそれを無くすことが
できる。すなわち、学用品と収納体等との間に間隙があ
る場合、ランドセルを背負って走ると、該学用品は収納
体に繰り返し衝突するが、それらの衝突による衝撃は間
隙を減少させたことで弱められるとともに、収納体の緩
衝材によって緩和される。また、学用品と収納体等との
間に間隙が無い場合、ランドセルを背負って走っても、
該学用品はランドセル本体内で遊動せず、衝撃は発生し
ない。
【0010】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。1
は皮革、合成皮革,合成紙等で形成したランドセル本体
である。このランドセル本体1は、背版2、左右大襠
3,4、大仕切り版5及び底版6により上面を開口した
筐体状をなしている。
【0011】背版2は、合成紙等の芯材の内外面に皮
革、合成皮革等からなる表版,裏版を重合したものであ
る。また、背版2の外面には一対の背負いバンド7(一
方のものは図示していない)が取り付けられている。そ
の背版2の底辺縁及び左右辺縁には、底版6及びその左
右に連続して一体に形成された左右大襠3,4の後辺縁
がそれぞれ縫着されている。
【0012】左右大襠3,4及び底版6は、合成紙等の
芯材の表裏面に皮革、合成皮革等からなる表版,裏版を
それぞれ重合したものであり、これらの前辺縁には大仕
切り版5の左右辺縁及び底辺縁が縫着されている。
【0013】8は皮革或いは合成皮革で所要の幅員に形
成した細長い一連の補強片で、左右大襠3,4及び大仕
切り版5の上端縁にU字状に被せ、外側の端部を内側裏
面に折り返して端ふせ縫にし、左右大襠3,4及び大仕
切り版5に縫着している。
【0014】上述したランドセル本体1内には、図2に
示すような収納体9が装着されている。収納体9は、皮
革,合成皮革或いは合成紙等で形成した第1の基材10
と、同じく皮革,合成皮革或いは合成紙等で形成した第
2の基材11とを縫着してなる。
【0015】第1の基材10と第2の基材11とは、そ
れらの左右辺縁同士と下辺縁同士とを袋縫いして縫着し
ており、これにより上面を開口した収納部12を形成し
ている。この収納部12の容量としては、たとえば所定
の大きさの筆箱等の学用品を想定して設定すればよい。
【0016】収納体9には、第1の基材10を収納部1
2の上側に延出させた装着片10aが形成され、この外
側面に係合部としてのベルベットファスナー13が縫着
されている。
【0017】装着片10aは、その左右辺縁が上辺縁に
向けて狭くなる台形状となっている。その内側面には第
1の基材10の一部を装着片10aと同形状に切り出し
て形成した補強片10bが折り返して接着され、装着片
10aと補強片10bとの左右辺縁と上辺縁とを糸S1
で縫着している。
【0018】収納部12の学用品との当接面、すなわち
第2の基材11には緩衝材14が封着されている。緩衝
材14は、合成樹脂,ゴム等のスポンジからなる方形板
状のもので、第2の基材11の内面11aに接着されて
いる。そして、その緩衝材14を皮革,合成皮革あるい
は合成紙等で形成した裏当て材15によって被覆して重
合してある。
【0019】裏当て材15は、緩衝材14よりも一回り
大きな方形状のもので、その左右辺縁と上下辺縁を第2
の基材11の内面11aに接着し、緩衝材14を密封し
ている。また、第2の基材11の上辺縁11bを裏当て
材15の上辺縁15aに折り返して重合接着し、さらに
それらの上辺縁11b,15a、裏当て材15の左右辺
縁及び下辺縁と第2の基材11とを糸S2で縫着してい
る。
【0020】背版2、大仕切り版5、左右大襠3,4の
各内面の上辺縁には、上記収納体9のベルベットファス
ナー13に係合する被係合部としてのベルベットファス
ナー16乃至19がそれぞれ接着あるいは縫着されてい
る。
【0021】20は、大仕切り版5の前側に設けた前ポ
ケット部で、それは皮革,合成皮革或いは合成紙等で形
成した小襠21乃至24、小仕切り版25,26、前版
27及び底版28等により、上側を開口した前後3つの
空室を区画形成している。これら各空室は、前よりも後
のものが順次高くなっているとともに、最前の空室の開
口にはファスナー29を取り付け、その他の空室の開口
は開放している。
【0022】30は同じく皮革,合成皮革或いは合成紙
等で形成した主蓋版で、その基端縁を背版2の上端縁に
取り付け、遊端部に磁性材製の掛止板(図示しない)を
取り付けている。
【0023】また、前記底版6には永久磁石を内蔵し、
かつ係止杆を有する公知の錠止体(図示しない)を設け
てあり、これに上記掛止板を錠止し、主蓋版30により
ランドセル本体1及び前ポケット部20の開口と前面を
覆うようになっている。
【0024】収納体9のベルベットファスナー13を、
背版2のベルベットファスナー16に押し当てて両者を
係合して背版2に収納体9を装着した後、たとえば筆箱
等の文房具Pをその収納部12に収納する。
【0025】次に、教科書Qをランドセル本体1内に収
納するが、少ない量の教科書Qを収納した場合でも、収
納体9の装着によって教科書Qと該収納体9あるいは大
仕切り版5との間や教科書Q同士の間隙が無くなるか、
その間隙を減少させることができる。
【0026】すなわち、上記収納体9を背版2に装着し
た状態において、教科書Qと該収納体9との間に間隙が
ない場合には、そのランドセルを背負って走ったとして
も該教科書Qが遊動しないので、衝撃は発生しない。
【0027】一方、上記収納体9を背版2に装着した状
態において、教科書Qと収納体9との間あるいは大仕切
り版5との間等に間隙がある場合には、教科書Qが大仕
切り版5あるいは収納体9に衝突はするが、その衝撃は
間隙を減少させたことによって弱められるとともに、収
納体9の緩衝材14が弾性変形して吸収して緩和され
る。なお、本発明は前述した実施例に限るものではな
く、その要旨の範囲内で様々な変形実施が可能である。
【0028】前記実施例では、緩衝材14を第2の基材
11と裏当て材15との間に密封したものについて説明
したが、その第2の基材11又は裏当て材15に通気孔
を形成してもよく、第2の基材11又は裏当て材15の
一部又は全部をメッシュ状に形成してもよい。
【0029】このような通気孔あるいはメッシュ状に形
成した場合には、第2の基材11と裏当て材15の間の
空気を内外に自由に流通させることができるので、緩衝
材14の弾性変形を迅速に行なわせることができる。
【0030】緩衝材として合成樹脂等のスポンジを例と
して説明したが、ゴム等の弾性材を袋状に形成し、これ
に空気等を充填したものとしてもよい。
【0031】前記実施例では、収納体を背版に装着した
ものについて説明したが、大仕切り版、左右大襠に装着
してもよい。さらに、2つ以上の収納体を同一部材、た
とえば背版等に装着してもよく、2つ以上の収納体をそ
れぞれ異なる部材、たとえば背版と大仕切り版、大仕切
り版と左大襠等に装着するようにしてもよい。
【0032】収納部としては、前記筆箱等の他、定規,
竪笛等の学用品を収納するようしてもよく、さらにその
収納部をいくつかに仕切って、それらの学用品等を収納
しやすくしてもよい。
【0033】前記実施例では、収納部に筆箱等の学用品
を収納した状態について説明したが、空の状態でも使用
することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。
【0035】背版、左大襠、右大襠又は大仕切り版のう
ちの少なくとも1つの内面に、学用品を収納する収納部
を形成した収納体を着脱自在に装着するとともに、その
収納部の学用品との当接面に緩衝材を封着したので、学
用品の衝突に伴う衝撃を緩和しあるいはその衝撃を無く
すことができる。従って、ランドセルや学用品の摩耗損
傷を防止でき、さらに、そのランドセルを背負う小学生
の体に伝わる衝撃を低減させあるいは無くすことができ
る。
【0036】収納部に筆箱,定規等の学用品を収納でき
るので、ランドセル本体内で遊動しやすい学用品を一定
位置に保持させておくことができる。
【0037】ランドセル本体に収納する学用品の多少に
拘らず、学用品の衝撃を軽減しあるいは無くせるので、
ランドセル本体の容量を大きく設定しておくことができ
る。従って、たとえ高学年になって使用する学用品が増
えたときにも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ランドセルの一部を切欠して示す外観斜
視図である。
【図2】収納体の斜視図である。
【図3】その部分拡大断面図である。
【図4】収納体をランドセル本体に装着した状態を示す
要部平面図である。
【符号の説明】
1 ランドセル本体 2 背版 3,4 左右大襠 5 大仕切り版 6 底版 9 収納体 13 係合部としてのベルベットフ
ァスナー 14 緩衝材 16,17,18,19 被係合部としてのベルベット
ファスナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランドセル本体が、底版の前辺縁及びこ
    の底版の左右に連続して一体な左右大襠の前辺縁と、大
    仕切版の底辺縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫着するとと
    もに、上記底版及び左右大襠の各後辺縁と、背版の底辺
    縁及び左右辺縁とをそれぞれ縫着することによって形成
    されていること、背版、左大襠、右大襠又は大仕切り版
    のうちの少なくとも1つの内面に、学用品を収納する収
    納部を形成した収納体が着脱自在に装着されているこ
    と、その収納部には、ランドセル本体内に収納する学用
    品との当接面に緩衝材が封着されていることを特徴とす
    るランドセル。
  2. 【請求項2】 背版、左大襠、右大襠又は大仕切り版の
    うちの少なくとも1つの内面に被係合部を止着するとと
    もに、収納体には被係合部と係合する係合部を止着し
    て、収納体をランドセル本体に着脱自在とした請求項1
    記載のランドセル。
JP6180419A 1994-07-11 1994-07-11 ランドセル Pending JPH0824025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5054240B1 (ja) * 2012-02-29 2012-10-24 株式会社マルヨシ ランドセル用仕切具
CN112312796A (zh) * 2018-06-20 2021-02-02 株式会社西播 学生背包

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085474A (ja) * 1983-10-18 1985-05-14 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置のヘツド位置決め装置

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