JPH08239934A - 床スラブ上面段差構造 - Google Patents

床スラブ上面段差構造

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JPH08239934A
JPH08239934A JP7464695A JP7464695A JPH08239934A JP H08239934 A JPH08239934 A JP H08239934A JP 7464695 A JP7464695 A JP 7464695A JP 7464695 A JP7464695 A JP 7464695A JP H08239934 A JPH08239934 A JP H08239934A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、床スラブの施工性及び構造性能を損
なうことなく、床スラブ上面を部分的に低くすることが
できる床スラブ上面段差構造を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は、建物の大梁及び/又は耐力壁で囲ま
れた小梁のない鉄筋コンクリート床スラブの全面内部に
中空部を設けてスラブ厚を大きくすることにより該床ス
ラブの上面を高くした床スラブ構造において、前記床ス
ラブの中空部を部分的に省略してスラブ厚を小さくする
ことにより該床スラブの上面を部分的に低くして床スラ
ブ上面に段差を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床スラブ上面段差構造に
関し、詳しくは床スラブの上面に段差を設けて低い部分
を形成し、床スラブ下面は段差を設けずに平面とした構
造に関する。
【0002】
【発明の背景】個人の住居に限らず、マンション・ホテ
ル等においても床仕上げ面の高さを揃えて同一平面とす
ることは、快適な住環境を得るためには極めて重要な要
素である。
【0003】床仕上げ面の高さを揃えるには、床下に配
管スペースを必要とする浴室・洗面所・便所等の床スラ
ブの上面に段差を設けて、即ち、水回り部分の床スラブ
を低く形成することが行われており、具体的には、下記
するような構造が採られている。
【0004】図10に示すように、床スラブ1下面を
形成するスラブ型枠(図示せず)に段差D´を付け、且
つ床スラブ1上面は止め型枠(図示せず)により段差D
を付け、コンクリートを打設する構造。この場合、床ス
ラブ上面の高い部分も低い部分も床スラブの厚みは一定
である。
【0005】図11に示すように、前記のスラブ型
枠の代わりにプレキャストコンクリートパネル2を用
い、該プレキャストコンクリートパネル2を分割して段
差を設けて敷き込み、且つ床スラブ1上面は止め型枠
(図示せず)により段差Dを付けた後、コンクリートを
打設する構造。この場合も前記と同様、床スラブ1上
面の高い部分Hも低い部分Lも床スラブの厚みは一定で
ある。
【0006】図12に示すように、水回り部分Lの床
スラブ1上面を低くするのではなく、その他の部分Hの
床スラブ1上面を増しコンクリートCを打設することに
より高くした構造。この場合、床スラブ1上面の高い部
分Hの厚みは増しコンクリートCを打設した分、低い部
分Lよりも厚くなる。
【0007】図13に示すように、前記のスラブ型
枠の代わりにプレキャストコンクリートパネル2を用い
た構造。この場合も前記と同様、床スラブ1上面の高
い部分Hの厚みは増しコンクリートCを打設した分、低
い部分Kよりも厚くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記では、スラブ型
枠及び止め型枠の段差付けに手間がかかるだけでなく、
スラブ鉄筋は、上下筋共に段差部内での折曲げ及び定着
に手間がかかるため、施工性が低いという欠点を有して
いる。
【0009】また上記では、に加えてプレキャスト
コンクリートパネル2の部材数及び加工手間が増加する
だけでなく、支保工の設置作業が煩雑になるため、施工
性が低いという欠点を有している。
【0010】更に上記及びでは、下階の天井又は天
井懐に部分的に低い部分ができるため、内部のプラン等
が制約され易くなるという欠点を有している。
【0011】上記及びでは、コンクリート打設が二
回となるので施工性が低いだけでなく、たとえ軽量コン
クリートを用いたとしても増しコンクリートCを打設し
た分だけ床スラブ1の重量が相当大きくなるので構造的
に不利及び不都合が多いという欠点を有している。
【0012】さらに上記及びの増しコンクリートC
の代わりに合成樹脂材料や木材による床を組むことによ
って上面高さを調整する構造もあるが、造作の手間や材
料費が増加するという欠点を有している。
【0013】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、床スラブの施工
性及び構造性能を損なうことなく、床スラブ上面を部分
的に低くすることができる床スラブ上面段差構造を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 1.建物の大梁及び/又は耐力壁で囲まれた小梁のない
鉄筋コンクリート床スラブの全面内部に中空部を設けて
スラブ厚を大きくすることにより該床スラブの上面を高
くした床スラブ構造において、前記床スラブの中空部を
部分的に省略してスラブ厚を小さくすることにより該床
スラブの上面を部分的に低くして床スラブ上面に段差を
形成したことを特徴とする床スラブ上面段差構造、
【0015】2.前記中空部を有する床スラブと中空部
を省略した床スラブとの境界部に、前記中空部を有する
床スラブと同厚で且つ中空部を省略したボーダー部を設
け、該ボーダー部内において、中空部を有する床スラブ
の上側鉄筋と中空部を省略した床スラブの上側鉄筋とを
連続的に配筋した構成であることを特徴とする前記1記
載の床スラブ上面段差構造、
【0016】3.前記中空部が、発泡樹脂の如き軽量材
により構成されていることを特徴とする前記1又は2記
載の床スラブ上面段差構造、
【0017】4.前記床スラブの上面を低くした部分
が、床スラブ全面の内、隅角部に接した部分であること
を特徴とする前記1〜3の何れかに記載の床スラブ上面
段差構造、
【0018】5.前記床スラブの上面を低くした部分
が、床スラブ全面の内、周辺の一辺に接した部分である
ことを特徴とする前記1〜3の何れかに記載の床スラブ
上面段差構造、
【0019】6.前記床スラブの上面を低くした部分
が、床スラブ全面の内、略中央部分であることを特徴と
する前記1〜3の何れかに記載の床スラブ上面段差構
造、
【0020】7.前記床スラブの下部がプレキャストコ
ンクリートパネルを用いて構成されていることを特徴と
する前記1〜6の何れかに記載の床スラブ上面段差構
造、
【0021】8.前記中空部を省略してスラブ厚を小さ
くすることにより床スラブの上面を部分的に低くした部
分において、前記中空部よりも薄い中空部を形成したこ
とを特徴とする前記1〜7の何れかに記載の床スラブ段
差構造、の各々により達成される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面に基
づき説明する。図1は本発明の床スラブ上面段差構造の
一実施例を示す説明斜視図、図2は本発明の床スラブ上
面段差構造の他の実施例を示す説明斜視図、図3は図2
の施工途中を示す説明斜視図、図4及び図5はボーダー
部内の上側鉄筋の他の実施例を示す部分断面図、図6〜
図8は床スラブの上面を低くした部分を示す平面図、図
9は本発明の床スラブ上面段差構造の他の実施例を示す
説明斜視図、図10〜図13は床スラブ上面段差構造の
従来例を示す説明側面図である。
【0023】図1において、1は建物の大梁及び/又は
耐力壁で囲まれた小梁のない鉄筋コンクリート床スラブ
(単に床スラブという)であり、該床スラブ1の下面は
段差がなく実質的に平面に形成されている。
【0024】本発明は、前記床スラブ1において、床下
配管スペースを必要とする浴室・洗面所・便所等の水回
り部分の床スラブ1の上面を低くするために、該水周り
部分以外の床スラブ1の内部に中空部3を設けることに
より、スラブ重量を増大させることなくスラブ厚を大き
くして、前記水回り部分以外の床スラブ1の上面を高く
した所謂中空スラブとして構成する。この床スラブ1の
上面が高い部分をHとして示す。
【0025】高い部分Hの床スラブ1の中空部3を形成
する手段としては、スラブ型枠を設置し、スラブ鉄筋を
配筋する際に、中空部3を形成する位置に中空部用型枠
(図3の符号6参照)を設置し、コンクリートの打設を
行う方法を採ることができる。中空部用型枠としては、
コンクリート打設に際してコンクリート硬化までその寸
法を維持できると共に軽量であればよく、例えば、発泡
樹脂製の箱体、内部が空の合成樹脂製の箱体、ダンボー
ル等の紙製の箱体や薄肉鉄板製の缶状の筒体等が挙げら
れ、好ましくは、エスレンボイド等の発泡樹脂製の矩形
体である。
【0026】そして、前記水回り部分の床スラブ1は、
前記中空部3を省略することによりスラブ厚を小さくし
て、水回り部分の床スラブ1の上面を低くした所謂一般
スラブとして構成している。この床スラブ1の上面が低
い部分をLとして示す。
【0027】図1において、Dは高い部分Hと低い部分
Lによって形成された段差部分である。
【0028】前記中空部3を有する床スラブ1である高
い部分Hと中空部3を省略した床スラブ1である低い部
分Lとの境界部には、高い部分Hの床スラブ1と同厚で
且つ中空部3を省略した概ね巾50cm程度以下の帯状
のボーダー部Bを設ける。該ボーダー部Bは、高い部分
Hから低い部分Lへの、或いは低い部分Lから高い部分
Hへの力の流れをスムーズにする機能を有することによ
り、厚さの異なる二種類のスラブ(高い部分Hと低い部
分L)を構造力学上、一種類(一枚)のスラブとして成
立させるものである。従って、一点(片持ち梁の場合)
又は二点(通常の梁の場合)の支持点をもち、該支持点
に力を流す梁とは異なる機能を有するものである。
【0029】また、高い部分Hの床スラブ1の上側鉄筋
4Hと低い部分Lの床スラブ1の上側鉄筋4Lとの連続
性を確保して鉄筋の強度低下を防ぐために、ボーダー部
B内において、上側鉄筋4Hと上側鉄筋4Lとを結束・
結着・溶接等の手段により継手して連続的に配筋する。
尚、図1において、5は下側鉄筋である。
【0030】ボーダー部B内における上側鉄筋4Hと上
側鉄筋4Lとの連続的配筋としては、連続的に配筋され
て強度を維持できる手段であれば上記に限らず、下記す
る他の実施例の他、種々の手段を採ることができる。
【0031】図4は、ボーダー部Bを鉄筋コンクリート
梁と見做し、上側鉄筋4Hと上側鉄筋4Lとを肋筋7を
介して連続的に構成し、該肋筋7内に上端筋8と下端筋
9とを配筋することにより、上側鉄筋4Hと上側鉄筋4
Lとを連続的に配筋した構成である。
【0032】図5は、上側鉄筋4Hと上側鉄筋4Lとを
一本で構成し、ボーダー部B内で段差部分Dに合わせて
曲げた構成である。この構成の場合、曲げた部分が段差
部分D方向へはらむのを防止する対策が必要である。
【0033】以上説明した図1に示す床スラブ1は、例
えば、下記に示す手順によって構築される。 先ず、フラットなスラブ型枠を組み立てる。 下側鉄筋5を配筋する。 中空部3形成位置に中空部用型枠6を設置する。 上側鉄筋4H・4Lを配筋する。 段差部分D形成位置に段差用止め型枠を組み立てる。 コンクリートを打設する。 コンクリート硬化後、段差用止め型枠及びスラブ型枠
を取り外して完成する。
【0034】次に図2及び図3に基づき本発明の他の実
施例について説明する。図2に示す床スラブ1は、該床
スラブ1の下部をプレキャストコンクリートパネル2に
より構成した態様であり、プレキャストコンクリートパ
ネル2をスラブ型枠の代わりに用いることができるの
で、スラブ型枠の組立て及び床スラブ1完成後のスラブ
型枠の取外しを省くことができるので施工性が向上す
る。中空部用型枠6は図3に示すようにプレキャストコ
ンクリートパネル2の上部所定位置に取り付ける。該中
空部用型枠6は、プレキャストコンクリートパネル2の
架設前に予め取付け済であることが好ましい。
【0035】次に図6〜図8に基づき本発明の適用位置
について説明する。図6〜図8において、Tは建物の大
梁及び/又は耐力壁を示す。
【0036】図6は、床スラブ1の上面が低い部分L
が、床スラブ1全面の内、隅角部に接した部分に形成さ
れた態様を示すものである。
【0037】図7は、床スラブ1の上面が低い部分L
が、床スラブ1全面の内、周辺の一辺に接した部分に形
成された態様を示すものである。尚、図7において仮想
線10は、プレキャストコンクリートパネル2を用いた
態様の場合の継ぎ目を示すものであり、同図に示すよう
に段差部分Dは継ぎ目10の位置に拘らず形成すること
ができるが、継ぎ目10の位置に段差部分Dの一辺ない
し複数辺を一致させてもよい(図6及び図8についても
同様)。
【0038】図8は、床スラブ1の上面が低い部分L
が、床スラブ1全面の内、略中央部分に形成された態様
を示すものである。
【0039】以上説明した図1〜図8に示す本発明の実
施例では、中空部3を全く形成しないことによりスラブ
厚を小さくして床スラブ1の低い部分Lを形成している
が、床スラブ1の低い部分Lも含めて床スラブ1全体の
厚みをより厚くする要請のある場合には、図9に示すよ
うに低い部分L内に前記高い部分H内の中空部3よりも
薄い中空部3´を形成することができる。高い部分H内
の中空部3に対して低い部分L内の中空部3´を薄く設
けることにより、当該低い部分Lを形成することができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、床下配管スペースを必
要とする浴室・洗面所・便所等の水回り部分以外の床ス
ラブの内部に中空部を設けることによりスラブ重量を増
大させることなくスラブ厚を大きくして該床スラブの上
面を高くし、前記水回り部分の床スラブは中空部を省略
することによりスラブ厚を小さくして水回り部分の床ス
ラブの上面を低くした構成を有するので、下記するよう
な効果を奏する。従って、床スラブの施工性及び構造性
能を損なうことなく、床スラブ上面を部分的に低くする
ことができる床スラブ上面段差構造を提供することがで
きる。
【0041】床スラブ下面には段差を形成する必要がな
いので、手間のかかるスラブ型枠の段差付け及び段差部
における下側鉄筋の折曲げが不要となるだけでなく、下
階の間仕切りや天井等の施工性が損なわれない。
【0042】また、床スラブ下部をプレキャストコンク
リートパネルで構成する場合においても下面の段差の手
間が不要となるので施工性が向上する。
【0043】さらに、コンクリート打設が一回で済むだ
けでなく、増しコンクリートを打設した場合の重量増加
の問題がなくなるので、構造的な不利及び不都合がな
い。
【0044】さらに、床スラブ1の大部分が中空スラブ
として構成されるので、小梁なしで広い面積のスラブを
確保することができる。
【0045】さらにまた付随的効果として、水回り部分
以外、即ち、居室や廊下となる部分は遮音性能の高い中
空スラブとなるので、快適な住環境を得ることができ
る。
【0046】特に請求項3に示すように発泡樹脂の如き
軽量材によって中空部を構成すれば、施工が容易となる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床スラブ上面段差構造の一実施例を示
す説明斜視図である。
【図2】本発明の床スラブ上面段差構造の他の実施例を
示す説明斜視図である。
【図3】図2の施工途中を示す説明斜視図である。
【図4】ボーダー部内の上側鉄筋の他の実施例を示す部
分断面図である。
【図5】ボーダー部内の上側鉄筋の他の実施例を示す部
分断面図である。
【図6】床スラブの上面を低くした部分を示す平面図で
ある。
【図7】床スラブの上面を低くした部分を示す平面図で
ある。
【図8】床スラブの上面を低くした部分を示す平面図で
ある。
【図9】本発明の床スラブ上面段差構造の他の実施例を
示す説明斜視図である。
【図10】床スラブ上面段差構造の従来例を示す説明側
面図である。
【図11】床スラブ上面段差構造の従来例を示す説明側
面図である。
【図12】床スラブ上面段差構造の従来例を示す説明側
面図である。
【図13】床スラブ上面段差構造の従来例を示す説明側
面図である。
【符号の説明】
1 床スラブ 2 プレキャストコンクリートパネル 3 中空部 4H 上側鉄筋 4L 上側鉄筋 5 下側鉄筋 6 中空部用型枠 7 肋筋 8 上端筋 9 下端筋 10 継ぎ目 B ボーダー部 C 増しコンクリート D 段差部分 D´ 床スラブ下面の段差部分 H 床スラブ上面の高い部分 L 床スラブ上面の低い部分 T 建物の大梁及び/又は耐力壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の大梁及び/又は耐力壁で囲まれた小
    梁のない鉄筋コンクリート床スラブの全面内部に中空部
    を設けてスラブ厚を大きくすることにより該床スラブの
    上面を高くした床スラブ構造において、前記床スラブの
    中空部を部分的に省略してスラブ厚を小さくすることに
    より該床スラブの上面を部分的に低くして床スラブ上面
    に段差を形成したことを特徴とする床スラブ上面段差構
    造。
  2. 【請求項2】前記中空部を有する床スラブと中空部を省
    略した床スラブとの境界部に、前記中空部を有する床ス
    ラブと同厚で且つ中空部を省略したボーダー部を設け、
    該ボーダー部内において、中空部を有する床スラブの上
    側鉄筋と中空部を省略した床スラブの上側鉄筋とを連続
    的に配筋した構成であることを特徴とする請求項1記載
    の床スラブ上面段差構造。
  3. 【請求項3】前記中空部が、発泡樹脂の如き軽量材によ
    り構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の床スラブ上面段差構造。
  4. 【請求項4】前記床スラブの上面を低くした部分が、床
    スラブ全面の内、隅角部に接した部分であることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の床スラブ上面段差
    構造。
  5. 【請求項5】前記床スラブの上面を低くした部分が、床
    スラブ全面の内、周辺の一辺に接した部分であることを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の床スラブ上面
    段差構造。
  6. 【請求項6】前記床スラブの上面を低くした部分が、床
    スラブ全面の内、略中央部分であることを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載の床スラブ上面段差構造。
  7. 【請求項7】前記床スラブの下部がプレキャストコンク
    リートパネルを用いて構成されていることを特徴とする
    請求項1〜6の何れかに記載の床スラブ上面段差構造。
  8. 【請求項8】前記中空部を省略してスラブ厚を小さくす
    ることにより床スラブの上面を部分的に低くした部分に
    おいて、前記中空部よりも薄い中空部を形成したことを
    特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の床スラブ段差
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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